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概要

 クラス:ラスワ八獄と冠していますが、キーカード「耽溺の咎人・セフィー」の枚数、使い方が勝利への第1歩であるとDr.セフィーによって唱えられました。セフィーの枚数がそのままデッキパワーの底上げに繋がる、セフィーのためのデッキタイプ。
 あくまでも八獄、ラスワ周りのカードはその実験体(補助や代役)として尽くすのが正道だというのが、ドクトルの新説です。ラスワ、八獄関連のカードは全てドクトルに捧げること。この教えを守り、実証を繰り返し勝利に臨みましょう。遅くとも8ターン目にはリーサルを心掛けたい。

もうちょっと詳しい話

  1. 一番強い勝ち筋「セフィーぶん回し」のゲームプランを狙います。しかし毎度できるかというのは別なお話。ラスワやキャントリを駆使し序盤から補給と展開を繰り返し積極的にデッキを回し、セフィーを引き込みたい。セフィーで1コスの実験体(特に条件達成後の1/5/5突進)を投げるのが強い動きです。
  2. 中盤に最終的なゲームエンドプランを描きましょう。セフィーを含めた疾走で〆るのか、トートやクリストフの盤面勝負、バーンに臨むかはケースバイケース結局は両方組み合わせたりするけどね。7ターン目(フィニッシュターン)には、セフィー、ラスワ両条件を満たしていることもあります。
  3. セフィーは強力ですが、融合する関係上手札消費が激しい没頭の実験体以外のドローソースを用意しておきたいところ。2pickのルール上、手札の少なさは敗北に直結します。幸いにもあふれるなら融合すればいい、それだけの話。

特徴

 高めのデッキ回転率と展開力、隙のないゲームメイクからキーカードの条件達成後の爆発力が魅力。守るより攻めるのが得意なクラス。その分手札管理がシビアであることに注意したい。

強い所

  • アグロ〜ミッドレンジプランで序盤から攻勢に出れる
 コスト通りに序盤から動ける。そのため、プレイ自体は素直。低コスト帯に優秀なものが多い。更にキャントリや展開できるカードも豊富。
  • いらないカードは融合、実験体へ
 臨機応変なプレイが可能。手札で腐るカードが少なく、邪魔なカードは融合素材へ変換。
  • 分かりやすいpick方針
 原則キーカードはセフィーが提示された方をpick。リーサルに絡むカードはセフィーを含めたキーカードであることが多い。
 プールA、B共に八獄、ドローに関するものを優先すれば形にはなる。
  • 序盤から終盤まで隙が無い。安定性と爆発力
    1. 序盤は豊富なキャントリ持ちの1コスや実験体(融合も含む)で後続を確保しつつ展開。
    2. 中盤も引き続き条件達成に向け展開しよう。5ターンからpick番長ナイトメアイーターが控える。大体アイツなら何とかなる。
    3. 終盤はセフィーおよびラスワの条件達成し、圧倒的な火力でフィニッシュ。セフィーは1枚で10点もっていくぞ!ただし個人的に純ラスワのパワーは一段落ちる、といったところか。

弱い所

  • 手札管理が激しい
 手札が命の2pick。考えなしの融合は自分の首を絞める。この点が後述するプレイ難易度に響く。
  • プレイ難易度
 使いやすい側面はあるが、アドリブ要素を求められ定石パターンがない。フルパワーを発揮するにはある程度の理解と練度がいる
 試合展開によっては共存がセフィールートか、ラスワルートか分岐し時に片方を放棄する必要がある。セフィーを含めた融合素材の選出は慎重に
  • 防御が弱い
 疾走にはクリストフやデモンビーターで何とかなるが、守護が少ないのでバーンを含め守備力が低め。特に守護も無力なバーンダメージに注意したい。財宝の海賊旗、ディスカのキーカードたちが該当する。
 そうくるならこちらは最終兵器セレスト・マグナ。1枚はお守りpickしてもいい。その1ターンが勝敗を分けることも。

pick方針

 セフィーを中心にそれを補助するカード(八獄ウィッチ、イステンデッドetc)で埋めていく、そんな感覚でpick。プールA、B共に、後続を維持できる1コスキャントリ札は特に気にしなくとも集まってくるだろう。使いにくいカードも融合すれば無問題。
 これは八獄ラスワに限った話ではないが、pickの節目に必ず取ったカードを確認すること。そんなデッキに仕上げるか、しっかり検討したい。

サンプルデッキ


5勝デッキです。参考にどうぞ。鍵であるセフィーは2枚pickが理想、というか狙え。2枚あると5勝が狙える。上振れを期待して何が悪い。

キーカード

セフィー>ケルベロス≧ナイトメアイーター、クリストフ、トート>鎖杖

 とにかく、セフィーかその他。最初はセフィーが提示された方を脳死で取るでいいと思います。他のカードもまあまあ強いので。ケルベロスはいつでも仕事するので評価を少し上げ、鎖杖はセフィーの存在を考えて下げました。
 繰り返すが強欲にセフィーは2枚は狙いたい。3枚目はならデッキと相談。3枚取るなら幅を広くといった感覚で。

プールA

没頭の実験体>1コスキャントリ札、忘我の才媛>倒壊の襲撃者、死門を繋ぐ者、枕元の不吉、セレスト・マグナ>その他八獄

 没頭の実験体は何枚でもほしい。次点で1コスキャントリ、忘我の才媛か。
 その下の4枚は独自の性能を持つカードたち。ランプの倒壊、展開の死門、ドローの不吉、刺さる時に刺さるセレスト。取り過ぎには注意だが避けるカードではないだろう。

プールB

熱中の研究者、イステンデッド>1コスキャントリ札、奈落の軍曹>看守>その他たくさん>フェザーズリザード

 熱中の研究者はドロソにもなるので脳死で取りたい1枚。そしてシナジーありまくりの過労死枠イステンデッド。この2枚は複数枚欲しい。特にイステンデッドにしかできない仕事がある。唯一避けたいのがフェザーズリザード。卵が邪魔。

各カード解説、評価

 大方の評価は既に記載済みなので細かいことをまとめていく。セフィーを中心にした個人的な評価を付けました。
 5段階評価でセフィーだけ特別評価です(当たり前)。5点がマストpick。基本的に横が弱くても絶対にとる。4点強い、3点普通、2点弱い、1点不要。2点や1点のカードでも実験体に志願できるのであまり点数は意識しない、己の感覚で選んでOK。ドクトルの懐は実験志願者に対しては大海原のように広い。人らしくあれ。

キーカード

カード名点数個人評価
耽溺の咎人・セフィー10主役。6コス10点。2枚混ぜて1コストの実験体を生み出していく。片方が八獄カードなら1PPで実験体を生み出すのが重要。プレミに注意。
冥焔の獄犬・ケルベロス4.5何時でも仕事をする番犬。繋ぎ、フィニッシャーとしても優秀。ただ5点ではないかな。
ナイトメアイーター42pick番長。進化を必要としない処理、制圧が強力。過信はできないが回復ソースになりえる。墓地は全てコイツに食わせる感覚で。
トート4フィニッシュ補助。セフィーが選べない場合、評価は1段上がるか?任意のタイミングで削れないのが難点。クリストフがセットで欲しくなる。
人外魔境・クリストフ4トートと組むことでのもう1つの勝ち筋となるが、盤面担当の域を出ない。とはいえ、討ち漏らして1ターン稼ぐなら上々。
鎖杖のネクロマンサー3セフィーとの比較が苦しい...3コス5点。2点にしようかと思ったけど1ドローできるから3点。

 セフィーはコンセプトなのでこの評価。セフィーの処理は2コス使う前提で処理されるので、残り1PPでは実験体が生成されないので注意。ルムマでもいいので1度プレイすることをお勧めする。ついでに手札消費の激しさを体験しておこう。
 トートとクリストフはお互い手札にある前提で運用をしたい。飛び道具のない相手はクリストフで一時しのぎの盤面を形成し後ろの疾走に繋ぐ使い方が可能。
 序盤から隙を見つつ顔を狙い、疾走打点圏内を見据る、そんなプレイを心掛けよう。

プールA

カード名点数個人評価
没頭の実験体5何枚でも欲しい。説明いる?セフィーの条件達成後なら2コス5/5突進、セフィー召喚で疾走になることも覚えておく。
忘我の才媛4実験体を出しつつ後続の八獄カードを加える(融合時)。ただし手札は増えない。進化で実験体にドレインを付与できるが進化権を個人的には切りたくない。
辺境の騎士見習い41/1/1ラスワドローで連携8なら突進。1コスキャントリ1。手札を減らさずppの隙を埋める、いい子。
倒壊の襲撃者4条件付きだがランプと突進が魅力。ただしセフィー、ラスワの両カウントが遅れることに注意。使い方が難しいカード。でもランプが熱いんだよね。
死門を繋ぐ者4進化込みで3面展開。実験体が出るとおいしい。トートが出たら運が悪かったと思え。なくても何とかなる。
枕元の不吉4ソルコン。融合出来ないので注意。手札枯渇を気にするなら2枚は欲しい。
セレスト・マグナ4対スペル最終兵器。詳細後述。メタカードであるので評価を落として3点でもいいかも。
冥府の中尉3後4では文句なし。でもそれ以外では腐り気味。今回は墓場肥やしは微妙。融合素材か。
デモンビーター3ラスワを稼ぐという意味では強い。2コスで使うのが主な用途か。守護の多面展開とはいえ体力1では頼りない。シルバーにこれ以上求めるのは酷か...
空想する死神・ミーノ3ラスワ5で1コス5/5突進、コスパよし。
猛襲の特攻隊長2八獄カードであることがこの点数。融合が主な使い先か。ハンドが減るのも厳しい。
遊猟の咎人・アンテマリア2ノイズっぽいが八獄カードだから2点。このカードはセフィー、ラスワ両カウントに貢献しないためこの評価。とはいえ8点パンチ+ドレインの詰め性能は強烈。
  • セレスト・マグナについて
 真の沈黙の絶傑。タイミングが合えば、あらゆるスペルが絡むバーストを1ターン拒否できる。スペブはもちろん、様々なデッキに対して遅延の可能性を生み出す。特にAグループ、A決勝で相手をするであろう、財宝、ディスカ、トークン(エリカ)のフィニッシュの妨害が見込める。
 このクラスは1ターンの遅延で打点が5点伸びる(セフィーの1PP実験体生成)。このことを評価し4点とした。同じ理由で強力な守護盤面を形成し遅延が見込めるクリストフも評価をあげた。
 セレマグ、クリストフ両者ともに貫通の可能性がある。しかし、こちらは次ターンにリーサルが見込める可能性は大きいので諦めずに粘りたい。爆発力はあるので耐えれば勝ちを拾える試合も多い。
  • プールA雑感
 個人的には明確な外れカードがない印象を持つAグループ。どのカードにも仕事があるといった印象。バランスよく様々なカードをpickしたい。不吉やセレマグといったカードは人によって評価が分かると思うので、気軽にコメントを残して貰えると嬉しいです。

プールB

カード名点数個人評価
熱中の研究者5何枚でも欲しい。2でも仕事はするが一番の強いのは先4か。ドローにも繋がり、目に見えて選択肢が増加する。
勅令の咎人・イステンデッド5いつでも仕事する過労死枠。2コスできってもいいし、進化で盤面処理、ラスワ10で全てを吹き飛ばすAOE。隙が無い潤滑油。
亀裂の盗人41コスキャントリ2。手札の減らない1/1/1。突進で小回りが利くのがポイント。
ハーモニックウルフ41コスキャントリ3。コイツも手札が減らない1コスト。自傷を気にせず1ターン目から投げてテンポを取りたい。
奈落の軍曹4癖のない2コス。ハンドの減らない八獄カードと優秀。
芳気の看守31コスキャントリ4。場に残らないのがネック。7コスの本体は悪くはないのだが、そのころにはセフィーで殴りに行きたいのが本音。本体出しは注意を払い相手を選ぼう。
友魂の少女・ルナ2弱いカードではないのだが、強く使いにくいといったところ。
記憶の軌跡2ドロソ。あってもいいがコレも使いにくい印象。融合できないのもマイナス。ただ回復できることを考えると1点あげてもいいかも。
オミナスタイラント2運用は本体出しのAOEか。先後2で置いてもいいが今回は自壊カードが少なく扱いにくいことに注意。
カオティックドゥーム21コスのランダムラスワ稼ぎ。6コスト払うころにはリーサルを見据えた動きをしたいと思ったのでこの点数に。
深淵の大佐2正直ノイズ。強く使えるビジョンが浮かびにくい。八獄なので1点加点した。
フェザーズリザード1だから卵が邪魔なんだって。
  • プールB雑感
 強い弱いが分かれているそんな印象のBグループ。正確にはカードパワーは高めではあるが、主軸となるセフィーとの相性の悪さが足を引っ張っている、といった表現が適切か。個人的にグループA、B共に八獄カードでないカードは軒並み評価を落とすことに。それだけセフィーに寄せる価値があると考えている。

プレイング、マリガン

マリガン

 余程偏ったpickをしなければ1コス、2コスは充分あり初手から動ける。そこでセフィーを全力で探しに行く。シンプルisベスト。セフィーがあれば当然キープ。1コス、2コス、そしてドロソとなるものを探しに行く。

プレイング

 いずれもデッキタイプを相手にしても戦い方は同じで差異はない。横に展開盤面制圧を狙い、隙を見て顔を削る、アグロ〜ミッドレンジ戦法をとる。同時にドローをまわし、デッキを回転させることを常に意識しよう。
 盤面を制圧できれば、勝利が近づく。地道にリーサルラインを下げることを意識し、できるだけ攻勢を維持したい。このとき同時にラスワと実験体のカウントを進めていく。pick内容によるが基本的に実験体を優先したい。
 pick方針にも書いたがセフィーは2枚体制のはず。事故が起きない限り中盤には手札に1枚は来ているはずだ。しかしながら、ラスワカウントも並行して稼ぎ続けることも意識したい。セフィー1枚では10点。先の削りや後続(ケルベロス、トート)を意識しておく。
倒壊の襲撃者
 使うのが難しいので個別項目を。しかも戦略に関わる部分なのでこちらで紹介。とりあえず、ランプ札が偉いのはディスカが証明済みだろう。このカードはよりセフィーを強力に扱える1枚である。
 しかし、このデッキの実験体、ラスワ両カウントを進めない諸刃の剣であることを忘れないでほしい。このカードを上手く扱えるようになれば、戦術も広がり1人前だろう。
リーサル
 盤面残り+疾走でリーサルを狙う。熟練プレイヤーには今更だが、どのカードが1枚で何点出せるか整理しておこう。20点を分割して削っていくことになる。
 主に決定打を打ち込むのは以下の4枚。アンテマリアは条件付きだが守護を無視できる。このとき地道に顔を削っているであろうか。描いた通りの試合展開になることは少ない。しかしこちらも勝ちにいくので、リーサルラインを意識し、殺意マシマシに動きたい。後半になるほど理不尽が湧いてくるのはお互い様。
  1. セフィー 6コス10点、2枚あれば7コスで15点(ランプや1ターンしのぐ重要性が伝わるだろうか)
  2. ケルベロス 2コス5点(ラスワ込み7点)
  3. トート フォロワー破壊で2点バーン、ラグが気になる
  4. アンテマリア 7コス8点(直前のターンに八獄カードをプレイしたとき)
進化権
 進化権を行使することで、強みが出るカードには当然進化させるのが定石。特に後4では進化で巻き返しを図りたい。イステンデッド、死門がこれに該当するだろう。しかしながら出来る限り先攻後攻問わず、進化権は温存したい。

 幸い優秀な突進持ちもカードプールには存在する。ナイトメアイーターを筆頭にケルベロスやミーノ、セフィーの条件達成後の実験体や熱中の研究者などを用いてなんとか進化権を温存する方法を検討しよう。

 進化がリーサルに絡むのは打点向上だけでない。セフィーなら2面処理をしつつ10点パンチをぶち込む。また守護が多い対面ではアンテマリアの無慈悲な進化10点も検討の価値がある。評価は高くないアンテマリアだがフィニッシャー及び回復ソースとしての性能は申し分ない。

各クラス所感と対策

 繰り返しになりますが戦い方はデッキをまわし、横に広げ盤面有利状況を作り6PPから本格的な攻勢を仕掛けていきたいところ。私は不器用なのでこの戦法しか取れない。困ったら最終兵器セレスト・マグナ。

プレイ枚数

 BANリーダー。私には難しすぎた。しかしながら爆発力は全クラスでも最上位。試合数が少ないので情報求。
 フィニッシュを担えるキーカードは扱いやすいリノセウスか爆発力の万緑の回帰・ラティカ、その中間の剪定の咎人・マガチヨ、さすがに生命の宴は軸にするには微妙か。
 継続的に攻めて手札を消費させ常に有利状況を作る。危ないと思ったら守護や、セレマグで誤魔化そう。ただし、Aグループおよび決勝で当たったら相手はおそらく自信のある格上プレイヤー。あえて選んでくるので気を引き締めたい。

財宝

 空絶の簒奪・オクトリス出航の咎人・バルバロス大海の征服者・ロジャーの3枚、システムフォロワーの潮流の砲手、スペル「旋律の海賊旗」で攻めてくる。今のローテの財宝ロイヤルが更に強くなった印象。7ターン過ぎにバルバロスを含めた一斉攻撃が脅威。とはいえ、入手したの財宝カードを確認できるので戦いやすいマッチ。
 幸いにも打点の多くはスペル、つまりセレマグで延命可能。展開力と制圧力ならこちらが勝る。脅威となるのは荒波の副船長くらい。守護もいないので殴り勝てるはず。

 ピースキーパー・ヴィンセントに要注意。ドローの大半をラスワに依存しているこのクラスの天敵となるカード。動き始めると盤面処理しながらラスワも消滅される。無策ではあっという間に何もできなくなる。
 財宝のテーマでは罠くさいカードだと認識していたが想像以上に強かった。癖の強いカードであるが評価がひっくり返った1枚。ノイズでは決してない。横展開に弱い財宝クラスを補う優良カード。

スペルブースト

 個人的なBANリーダー候補1。対戦回数が少ないので同じく情報求。
 キーカードで怖いのは、癖のない大事な妹、アルマジ究明の魔術師・イザベル、盤面破壊ウーシンマスター・クオン、小回りの利く決意の予言者・ルーニィの4枚か。手札内で勝手に準備されるのでスペブの進行状況の判断が難しい。そのため明確な対策を取りにくいのが実情。
 幸いにも実験体の仕様上虹の輝きは怖くない。ガンガン展開して攻めるが吉か。セレマグは見えないけど確実に仕事する。

ディスカード

 波濤のプレシオサウルス金色の威信・リュミオールの双璧を軸に、その他のキーカードで打点補助して後半にほぼOTKを決めてくる。過去の相手にブン回りされたイメージが先行しがちだが、十分勝てる相手。
 これも手札内で完結するタイプであり明確な対策が取れない。先に述べたようにこちらはバーンに無力、やられる前にやれ。中盤まで展開すらしてこないことも。
 こちらも倒壊を駆使し、ランプアップしてさっさとセフィーで終わらせたい。受けに回ってはダメ。AOE、回復も少ない。そして輝くセレスト・マグナ。相手が6PPを超えたらプレシオケアで体力3のフォロワーを盤面に残すことを意識したい。

八獄ラストワード(ミラー)

 弱みは守護が少ない=守備力が低い。セフィーカウントを達成した方が勝つ。

進化

 ふたを開けてみたら一番ヤバいと感じたクラス。後攻でも強く総合力が高い印象。明確な格上(不利対面)マッチ。そもそもスケルトンレイダーがいるクラスが弱いわけない。いなくても強い。こちらが2枚セフィーを確保しているように向こうもレイダーが2体いる可能性は十分考えらえる。ロングゲームは死あるのみ。
 とはいえ盤面も強く使命の妖精姫・アリア封印の凶狼・シグナブルーミングダンサーといった進化前に進化するカードで暴れられると手が付けられない。中盤のなめた行動はシャイニングヴァルキリーとかにお仕置きされる。
 とりあえず進化が可能になる後4、先5までに、こちらがどれだけアドを稼げるかにかかっている。攻撃の手を休めず相手の的を作る、5/5の実験体や進化置きで圧を掛けたい。このマッチはやはり後半になるほどきついのでランプを駆使してセフィールートでの早期決着を狙う
 相手の進化回数も覚えておこう。流石にレイダーの予想はできないが1体は飛んでくると思え。2体出てきたら割り切る。お祈りしかねぇ。ゴメン、マジで誰か対策教えて。

守護

 個人的なBANリーダー候補2。ただ相手にすると本当に守りが固いのが面倒。ただしデッキの回転率はこちらが上。どんどん回して攻め続けること。
 相手の有用なドロソはホーリーエンチャンターしかない。個人的には山上10枚で戦うはめになるクラスなので、付け入る隙はある。流石に神託の旅立ち・ジャンヌからホーリーセイバーに繋げられると敗色濃厚。また、旧ウィルバートを安着されるとゲームの流れが向こうに持っていかれる。

トークン

 忠義の剣士・エリカの攻撃力がエグい攻撃的なクラス。攻撃に関しては最強だろう。先行だと更に手ごわい。連携数と手札に抱えた人形の数はキープすること。攻撃力はピカイチだが、守備に関してはもろい印象。こちらも守備が不得意なところがあるので、先に盤面と体力有利をとりたい。できる範囲で面ロックも視野に。
 ただ問題なのが、ビクトリーブレイダー英傑の学園長・ガルドルの持ち物検査。詰みを作れる壁。幸いこいつらが壁として登場するのは、7PPと後半。ならばイステンデッドで吹き飛ばせ。その後のエリカに備えてクリストフで強固な守護盤面を形成したい。トート起動後ならさらにヨシ。もちろん、リーサルするのがベストではある。こいつらが出てきたら延命狙い。しっかり対処したい。後ろがレーディエルだった?知らんがな
 やっぱり倒壊でランプしてセフィーで早めに詰めるに限る。

ラスワについて

 コメントにラスワ(特にトート)について少しあったので、個人的な考えを。ラスワ稼ぎをおろそかに、そして放棄する戦い方を推奨するつもりもありません。セフィーの生み出す実験体は1コス2/2のラスワ持ちです。自ずとカウントも進みます。

 ハンド状況によりますが、序盤にトートを混ぜる動きは決していい動きではないかと。結局デッキテーマは八獄ラスワ。トートの起動はセフィー(疾走)のケアかバーン対策かを迫れる強烈な2択です。この2択を押し付けるのがこのクラスの強みではないでしょうか。

 フィニッシュ補助、とある通りトートのバーンの有用性は疑う余地はありません。ただ、トート単体ではフィニッシュが難しいので、補助という形で書きました。私個人の考えとして一番太い勝ち筋はセフィーのぶん回しであるという認識。

 しかし、セフィー1枚で勝ち切れるとは思ってません。当然状況に応じてラスワ関連のカードをプレイするので、「もうちょっと詳しい話」を目を通していただけると幸いです。ラスワ10達成はイステンデッドのAOEの発動にも繋がります。更地にしてケルベロスを通しましょう。

終わりに

 セフィーにしろ、ケルベロスにしろ相手はこちらが疾走で最後の一押し、勝利を狙うのは分かり切ったことなので、ラスワの強カードでバックアップができる体制を整えるのが大事なのではないでしょうか。コメントに「両刀出来るようにピックするのが1番」とあります。

 長々と書きましたが、私もこの意見に賛成です。この記事は、セフィーの魅力、爆発力に取りつかれたプロでもないドクトル学閥派の記録、考えだと思っていただけると嬉しいです。
 
 最後にこのクラスはBANリーダーでなく、5勝を狙えるクラスだと考えています。決勝を含め、出番があるクラスなので考え方の共有に使ってください。

コメントも大歓迎ですが、画面先の人のことを考えた温かいコメントをお待ちしています。

決勝にて待つ...

このページへのコメント

↓そんなに真正面から否定されるとは...長い個人的な補足を入れさせて。

まず、進化はトートでも厳しい。ドロソ、回復、盤面処理に打点、どれをとっても高水準。明確な不利対面。そこでトートのバーンを頼るのはいいと思う。

でも20点全部削るのは無理だから他に頼りたい。じゃあどうしようかという話。そこでトート全力には待ったを掛けさせてくれ。

まずクラスの強いところと弱いところって何だろうか。どんな相手であろうと強い動きで相手に処理、受けに回らせるのが一番だ。八獄カード+セフィーが追加されたということは、実験体を上手く使って勝利してねってことだろう。

 実際5/5の実験体はどんな相手でも脅威。このセフィーを含めた八獄&ドローカードでデッキを回転(不要なら融合)させてキーカードでさっさとフィニッシュを狙うって感じ。幸い元がネクロだし盤面展開も取れるところも利点。これが強み。

 逆に守りが薄い。守護が少なく疾走に弱い。バーンも厳しい。だから余計に早めに決着を付けたいよねって話。これが弱み。

 盤面展開が得意だが、1コスのフォロワーの貧弱さはつらい。これらでの盤面勝負は避けたい。とにかく圧がないので、怖くない。そんな貧弱ボードで終盤に行けるか怪しい。

 そこで1コスで2/2の実験体を出せるセフィー。実験体が5/5になれば相手は基本処理にリソースを吐いてくれる、ライフを保ちながらこちらは攻めの姿勢を維持できる。これがセフィーを用いた太い勝ち筋。意識して動きたい。

 また、条件達成は手札次第。しかし進化を相手にしたとき面押しは進化置きも含めて、一歩も譲らん覚悟と圧がいる。幸いそのためのカードがデッキプールにいる。

 どんな対面であろうとがんばって5/5の実験体を投げることを意識する。更に余裕があれば同時に進化置きや横並べをしたい。攻撃は最大の防御。

 上に記した強みと弱みを理解して立ち回ろう。こちらが何を通して相手の何を通さないか、あらゆるカードを腑分け勝利に臨もう。

 そこで当然、トート全力が正解のときもあるし、セフィー回しが正しい時もある。あるいは両刀かもしれないのだ。

 注意したいのがセフィーの融合は2:1交換。考えなしでやったら手札が枯渇してあっさり負けてしまう。幸いラスワの屋台骨はしっかりしている。だから、厳しい時はそっちで補助してねって話。不吉や軌跡も使いたい。

 そこで下コメントの「何よりセフィルート行くために仕方なく序盤にトートやイーターを混ぜる動きが弱過ぎる」に触れる。

 じゃあ、弱いと分かっているトートやイーターをなんで短絡的に融合に回す?それも序盤に。流石にそれは自滅に近い行動だと思う。特に複数展開し突進しつつ回復もできるイーターは巻き返しに必要な1枚だ。

 また、その2枚を混ぜることを検討しなければいけないってことは、深刻な手札事故だからセフィーが悪いわけではないのが私の考え。これはケルベロス以外のキーカードでも同じ。

 序盤にこれらを融合してセフィールートを狙うのは考えもの。いずれにしろ厳しい戦いなのは、事実だが。勝機を見出したいもの。


 私なら、トートがあれば1枚だろうとトートを切る。ドローを進めるのが大事。幸い結果的に手札は減らないし、最低限1/2が立つ。セフィー融合で2枚消費するよりいい。山上から神の1枚があるのが、特殊フォーマット。

 また、進化権については温存したいと本文に書いた。しかし、十分補ってくれるカードもある(イステンやアンテマリア)。残った盤面をセレマグで遅延、保護しつつ疾走で狙うのもアリ。セレマグ割ったら実験体が出てきたら熱い。

 また、進化権のあるうちに条件達成済みセフィーを進化し強固な盤面を押し付けて、後続に備える動きも強力。また、EPがなくても十分に詰められる方法、カードはしっかりプールに十分存在している。

 フィニッシュへのどうつなぐか、しっかり考えてプレイしたい。爆発力は上位陣に引けを取らない。

3
Posted by  hebizou618 hebizou618 2023年09月23日(土) 01:50:27 返信

進化多くてセフィじゃ勝てんくなって来た。アグロ通じないし、EP切れたらリーサル取れへんの流石に弱く感じる。後何よりセフィルート行くために仕方なく序盤にトートやイーターを混ぜる動きが弱過ぎるわ。実験体じゃなくて普通に1コスラスワ取りまくってトート全力が正解や

0
Posted by 名無し(ID:lIe1eqfZtg) 2023年09月22日(金) 00:17:34 返信

再誕…ナーフ前のお前で実験体を出したかった…

0
Posted by 名無し(ID:blqDzcPleg) 2023年09月21日(木) 23:31:57 返信

多分自分が下手なだけなんだろうけど途中で手札が無くなってジリ貧になるんだよね
枯渇せずに上手く回せる人尊敬するわ

1
Posted by 名無し(ID:ndCjGYic2w) 2023年09月21日(木) 22:53:53 返信数(1) 返信

 手札が枯れてジリ貧ということは、裏を返せば攻める意識が強すぎて、守りがおろそかなのかも。逆に「序盤の動きとして受けにいくパターン」意識をしてはどうだろう。あまりお勧めしたくないが、序盤なら顔で受けるも手(回復ソースに自信があるのであれば)。

 PPは全部使いたいけど我慢のタイミングもあるはず。幸い後半の爆発力ならどんなデッキとも戦うパワーはある。

 pickの2回目キーカード提示以降は、カードバランスを見てこの先どんなカードが欲しいか考える。特に守護の少ないクラス。守護、回復といった守りのカードを意識したい(個人の点数評価は八獄カードでないため評価が下がっているのでその辺を理解してもらえると)。
 
 手札が細くなる中盤は5/5の実験体を囮にしつつ補給する。いればナイトメアイーターを投げてもいい。リーサルでない限り時間を稼ぐ。放置できないデカブツを盾に補給を。

 pickの提示によるけど十分ドロソはある。必要に応じてルナや軌跡とかも全然選んでOK。デッキが完成したら、補給のイメージを立ててから試合に臨もう。がんばれ!

0
Posted by  hebizou618 hebizou618 2023年09月22日(金) 00:53:31

下の方でEPが枯れたら守護に弱いって話出てたけど
セフィー優先でいくらか回してみた感じ、実験体・ナイトメアイーター・イステンデッドと進化権使わずに盤面処理する手段が多いからEP温存が余裕でできると思いました

1
Posted by 名無し(ID:AuoVUp1iGw) 2023年09月20日(水) 14:44:28 返信

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