おんJシャドバ部

一生を、一枚に。

記憶の軌跡
コスト:1	スペル
クラス	ニュートラル
レアリティ	ブロンズ
タイプ	-
パック	暗黒のウェルサ
CV
イラストレーター
カードを１枚引く。 自分のフォロワー2体は「ラストワード 自分のリーダーをランダムに1回復か2回復」を持つ。 (2体を選択できるなら、プレイできる)

第20弾カードパック「暗黒のウェルサ」にて登場したブロンズのニュートラル・スペル。

フォロワーにラストワードを付与できるカード。単純にラスワ数を参照するネクロと相性がいい他、連携ロイヤルのような展開の強いデッキでは回復ソースとして期待ができる。

注意点として、知恵の光とは違い、自分の場にフォロワーが2体以上いないとプレイすることができない。

環境では主にネメシスとネクロを中心に、アグロ対策及びラスワ稼ぎを中心に細々と採用されてきた。
この2クラスはコンボ性が強いため1PPのロスがそこまで気にならず、かつトークンを中心に対象の選択先に困らないことが大きい。
ロイヤルも相性がよさそうだがロイヤルは1PPのロスすら惜しむ速攻か、マナカーブ通りに動きたいミッドレンジが多いのであまり採用されない。
お互いのライフが削れてきた中盤くらいでそっと出てきて、見えつつあったリーサルを遠のかせるカードであり、流れに与える影響は小さくない。

このカードのトリッキーな点は回復の数値が1と2でなんとランダムで2倍も回復量が変わる運ゲー仕様。
ランダム要素のあるカードは基本的に最悪を考えたいので、極論を言うと「自分で使うときは2回復、相手が使うときは4回復」するカードになってしまう。期待値では3回復なのだが……。

プライズ版のフレーバーテキストは、アニメ2期12話「生徒会は撮らせたい」の台詞の1つである。
大切な思い出の写真が入った携帯電話を壊してしまい落ち込むかぐやだったが、生徒会のみんながそれぞれ撮っていた写真を持ち寄ることで、再び思い出を手にすることができたというお話。

そしてイラストにされているのは2年の生徒会活動が終わった後の片付け&振り返りの話。まとめてしまっていた謎グッズの山が思い出とともに出てくる。白銀は次期生徒会長は受験もあるためやる気はないということを話していて、かぐやも勉学に集中すべきと納得し、一度は賛成する*1。しかし、かぐやの個人的な「白銀に会長でいてほしい」「私が白銀を会長と呼びたい」という一生に一度の理不尽なお願いに、「根性見せる」と白銀が男らしく決意するシーンはかぐや様の中でも結構な名シーンである。（ワイ調べ）


ともかく二つとも「思い出」の関係のあるエピソードと関連していて、まさにカードとぴったりのなかなか粋な趣向である…のだがコラボカードにしてはかなり珍しくボイスがついていない。なんで？