おんJシャドバ部

耽溺の咎人・セフィー
コスト:5		フォロワー
クラス		ウィッチ
レアリティ		レジェンド
タイプ		八獄
パック		八獄魔境アズヴォルト
CV		水瀬いのり
イラストレーター		おにねこ
進化前
攻撃力	5	体力	5
融合；フォロワー これに1回で2枚以上融合 したとき、自分の残りPPが2以上なら、2消費して、没頭の実験体 1体を出す。八獄・フォロワーを融合 していたなら、2消費ではなく1消費。 ---------- ファンファーレ 没頭の実験体 1体を出す。Xが5以上なら、自分の没頭の実験体 すべては疾走 を持つ。Xは「(この能力で出たフォロワーを含めず)このバトル中に場に出た自分の没頭の実験体 の数」である。
進化後
攻撃力	7	体力	7
進化時 相手のフォロワー1体を没頭の実験体 に変身させる。

囚人番号：S‐24I‐ST15E42R 　諸人を解体し、 　真理への贄とした咎人。 　万術手套・「烏ノ涅」で 　外界へ至る道を拓く。

第27弾カードパック「八獄魔境アズヴォルト」にて登場したレジェンドのウィッチ・フォロワー。


新タイプである「八獄」を持つフォロワーの1体。

融合はフォロワーであれば何でもいいというゆるゆる条件を持っており、同時に2枚以上融合していると2PPあれば2PP消費して没頭の実験体が出てくる。
さらに、融合しているフォロワーに1体でも八獄・フォロワーがいれば、1コストで出てくるようになる。
ただし、1コストで出す場合もPPが2以上余っている必要があるため、無駄に手札を消費して生き恥を晒さないようにしよう。


本体も没頭の実験体に特化しており、バトル中に5体以上出ていれば没頭の実験体に疾走を付与する。
同条件を満たしていれば実験体が自身の能力で5/5になっているため、単純に4体並べれば一気に20ダメージを飛ばせる。
さらに、進化時には相手のフォロワーを没頭の実験体に変身させることができ、守護をどかす役割も持てる。
総じて、新規次第ではあるがウィッチの新機軸のデッキとして注目したいカードである。

事前評価では実験体を出すカードが少なすぎる、その割にセフィー確定サーチもない、手札消費が不安と囁かれていたが実装されると評価は一転。
忘我の才媛やフレイアによって思いのほか八獄カードが集めやすく、また実験体によりドローもできるため非常に安定感のあるデッキであることが判明した。
特にカウントをすっとばして強化できる熱中の研究者のエンハンスは強力で、セフィーはEAA期開始直後から大活躍することに。

戦い方としてはコントロールしながら実験体カウントを進め、最終的には仲間や自身すら融合して実験体を並べて疾走するという勝ち方が基本。また試合が長引けば真理の大文豪・ユキシマが蓋をしてくるという二段構え。
また要らなければ融合すれば良いという、ディスカのような理論でメタカードを積む余裕もあったため非常に堅実かつ強固であった。

......と最盛期は間違いなく強かったのだが、EAAアディショナルを期に一気にその数を減らしてしまい、以降は見かける回数も減ってしまった。

というのもアディで化けた八獄ネメシスやラスワネクロが猛威を奮ったほか、次弾のAOA期以降は干絶の飢餓・ギルネリーゼがローテ落ちして耐久力が低下。おおよそ7~8ターン目には蓋をしてくる高速環境も逆風であった。

また八獄はEAA限定と明言されていた通り他に没頭の実験体を出すフォロワーも追加されず、タイプ:学園持ちなどフレイアのサーチにかかるカードが多かったため強化は一切無し。HORの実装によりユキシマも落ちると、強みの蓋性能すら無くなってしまった。

一応その後は融合すると1枚引ける支配の魔女や、カオティックエンジェルと組み合わせることでユキシマのような蓋性能を実現したアニマステイマーが供給されたものの、使用率に大きな変化はなかった。
一瞬で巨大盤面を築いてくる回復ビショップや、上振れで規格外のスタッツを展開するバフドラゴンなど、盤面勝負になると実験体では力不足になりがちなのも原因か。

テーマ内で打点は確保されているので決して戦えないデッキではない。とはいえ他の八獄が強化を受けて環境に返り咲いたことを考えると、インフレにおいていかれてしまった感は否めないか。

「耽溺（たんでき）」とは、1つのことに熱中して他を顧みないことを意味する。
多くの場合はお酒やエッチなことに対して使われる。
セフィーちゃんはノンケでも構わず食っちまう女だった・・・？

『耽溺は色欲・・・』

一連のフレーバーテキストで、彼女の記憶を垣間見ることができる。
「人道から外れるな」との教えの真意を理解できずに成長した彼女は、
病める妹を救う為という人道的な大義を手に入れ人道を外れた怪物となった。

「人道を外れるな」
この教えを守り、彼女は実証を繰り返す。

この行為は正しい道であり、自らは正しく人なのだから。








……お前は穢れた人でなしだ。

前:異術の看守← →始まり:没頭の実験体

Shadowverse Invitational 2023決勝では、山芋選手による2ターン目にセフィーにセフィー2枚融合という荒業を決め話題になった。

　　↓これには対戦相手のぱらちゃん選手もこの表情


山芋選手はこの時点でリーサルを真理の大文豪・ユキシマのエンハンス9に絞っており、融合しなかったメタトロンのPPブースト、箱庭の追憶・オリヴィエ＆シルヴィアでの盤面処理も合わせて見事優勝を勝ち取った。

問題のシーンは2:49:50〜
両選手のプレイングも上手くて実況の様子も面白いのでアーカイブを見てない人はぜひ見てほしい。見ろ(豹変)

こう見えて実験体は可愛がるタイプ

第31弾カードパックリサージェント・レジェンズアディショナルにてリーダースキンが実装。
7周年1位スキンであるため豪華演出に加えホーム背景も付属している。
お姉様、姉様と合わせ、今期のリーダースキンは全て姉で揃った。
他の咎人とは異なり部下との集合絵ではないが、それも自身の研究に耽溺しているセフィーらしい。
また、彼女の武器である「烏ノ涅」は「うのくろつち」と読むことが判明。進化演出ではメスのようなものを飛ばしているため、やはり解剖に使うものなんだろうか。

• 挨拶 …新しい検体か。
• 感謝 …参考にしよう。
• 謝罪 …改善しよう。
• 称賛 …採取しておこう。
• 驚き …解剖の価値がある。
• 思考中 …どの実験にするか。
• 決め台詞 …腑分けて漬けろ、烏ノ涅。

• 選択時 …清く、正しく実証する。
• 開始 …骨も腸も道義の敷石。
• ミラー …鳴らして開くは真理の道石。
• 進化 …烏ノ涅。
• 進化2 …身を刻む。
• 進化3 …万術、切開。
• 勝利 …実証終了。
• 敗北 …尊い行為だ。
• リタイア …道は途切れない。