おんJシャドバ部

第28弾カードパック「遥かなる学園」にて登場したレジェンドのロイヤル・フォロワー。

守護2体+突進1体にダメカの乗った強固な面を展開し、リーダーのあらゆるダメージを2軽減するダメカを1ターン限りで付与してくれる7コス。
高コスの本体のみでアクセラや結晶はないという、なんとも漢らしい1枚である。

7コスのダメカ付きファッティということでビクトリーブレイダーを彷彿とさせるが、こちらはアクセラがない分耐久性能が格段に上がっている。
自分が死んでもダメカが残る点が何よりも優秀で、半ばバクチ気味だったビクブレと違い投げればほぼ確実にターンが返ってくるという安心感がある。

発表当初は「アクセラのない7コスは重すぎィ！」「進化権なしで1面しか処理できないのはアカンすよ」「回復がないと結局貫通されるよ、意味ないよ」などと懐疑的だったホモたちだったが、環境での活躍（後述）を目の当たりにして「流石はガルドル先生や！」と熱い掌返しをしたとかしてないとか。

構築戦ですら通用する単体パワーのガルドル先生だが、それ以上に2pickでは尋常じゃない強さを誇り、こいつ1枚で勝ててしまうような試合もままある。
7ターン目にこいつを投げて蓋をしてしまえば、あとは飛躍の双剣使いやら何やらで一気にリーサルまで持って行ってしまうなんてこともよくあり、ロイヤルが強クラスと呼ばれる一因となった。

遥かなる学園環境においては、どいつもこいつもチクチクバーンダメージを与えてくるようなデッキばかりだったためガルドル先生がぶっ刺さった。
アクセラなし高コスというリスクを抱えてでも3投されるほどの活躍を見せた。

特に時の環境トップだった【狂乱ヴァンプ】に対しての刺さりがよく、紅き血の女王・ヴァンピィやデモンディーヴァの小粒バーンをシャットアウトしつつ、お供の守護と顔へのバリアで羅刹の咎人・ガロダートの特大パンチにも耐えるという鉄壁っぷり。
それ以外にも【マーズヒーローロイヤル】に対してはヴァリアントフェンサーのリーサルを凌ぎ切ってみせ、【ディスカードドラゴン】相手でも金色の威信・リュミオールによるバーンから延命するなど、その防御性能は環境にもしっかり刺さっていた。

アディショナルでは連携稼ぎ・回復・面処理を担ってくれるミカエルが追加され、これまでの課題だった自身の処理能力の低さも改善。コントロール能力により一層磨きがかかった。
新たに台頭した【葬送ネクロ】に対しても、滅屍の執行者・ミロエルによく刺さり、バーンをぴったりシャットアウトしてくれる。あちらが対策として亡き街の大幽霊を入れるようになるなど、環境にも一定の影響をもたらした。

とまあここまで強いところばかり書いてきたが、やはり7コスと重い点は問題。ロイヤル全体に蔓延るドロソ不足も相まって動きの再現性が低く、環境トップとまでは行かずせいぜい中堅どころなのが現実である。
とはいえ、それでもそのスペックの高さは疑いようもないので今後に期待といったところか。

オーダーシフト期に開催されたクロスオーバーでは、このカードが環境トップメタの一角を担っている。
その理由となったのが、ドラゴン/ロイヤルでの採用であり、このカードの欠点であるコストの重さがドラゴンのランプ戦術によって解決されたこと、この戦術を【ディスカードドラゴン】に組み込み、採用するロイヤルのカードをガルドル、清白の騎士、部隊の投入に絞ることでディスカ回数を稼ぎつつガルドルを確定サーチする戦術が確立された。
特にこのクロスオーバー環境では無謬の偶像・ライルから生成されるライルの人形を多数のバウンスカードで使い回すアグロデッキの【ライルエルフ/ネメシス】がおり、このデッキは確かにアグロ速度は速いがガルドル1枚で詰むという大きすぎる弱点を抱えており、このデッキに対して強く立ち回れるのが強みとなっている。
さらに、この【ディスカードドラゴン/ロイヤル】はガルドルがそれほど刺さらない相手には【ディスカードドラゴン】のパワーで押しきれるという点も強みであり、どっちがサブプランかわからないような強力なデッキのキーカードとなっており、特殊フォーマットとはいえ大躍進を果たした。

オスケモ乳首バンド部部長の作品だが、卑劣なヘイト企業サイゲームズの淫棒により乳首バンドを隠される検閲が入っている。
だが誇り高き部長は反骨精神を忘れずにスゴイ・モッコリをチラ見せさせている。執念のなせる業といえよう。