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シャドバリリース後はしばらく混沌とした環境が続いていたが、ある有名プレーヤーが開発したコンボデッキ「冥府エルフ」がSNSにて広まり、その攻防の隙の無さから大増殖。あっという間に環境を支配した。あまりにも強かったのでドローエンジンの収穫祭がシャドバ史上初のナーフ処分を受けることとなる。
次点でベータ時代からの人気デッキのミッドロ、決着が早くデッキも安めなアグロネクロが続いた。ぶっちぎり最弱はウィッチ。秘術ウィッチはパワー不足、スペル軸も当時の手札上限8枚制限ですぐに手札が溢れてしまい非常に回りにくかった。
初の新パック追加で盛り上がった環境でまず注目されたのはビショップ。STD期はパワーの低さから冷や飯を食ってたクラスであったが各方面に大幅な強化を受け躍進。安くて速い疾走ビショップ、対アグロに抜群の粘り強さを発揮したエイラビショップ、シャドバ初の特殊勝利を搭載したセラフビショップが環境を席捲(後にエイラとセラフは合体した形が主流になる)。「ビショップだけでメタが回ってる」と称されるほどビショップだらけだった。
ビショップブームが落ち着くと、同じく新カードで大幅強化されたテンポエルフ・アグロヴァンパイアも流行。
一方で前期ランクマでは1番人気だったアグロネクロは天敵ビショップの増加によって壊滅。以降ROB末期までネクロは環境の底辺をさまようこととなる。
11月に初の全国大会「RAGE」が開催された影響もあり、徐々にSTD期の強デッキたちの再評価が進んでいく。特にミッドレンジロイヤルは構築がほぼSTDから変わらず目新しさが無かった為か前半戦は不人気だったが、なお他を圧するデッキパワーを有しており、テンポエルフと入れ替わるように勝率・使用率ともに最上位へ舞い戻った。前期の覇者冥府エルフもややパワーを落としたものの環境上位へ君臨。
なおDRK期はシャドバ史上唯一、環境途中でのナーフ・新カード追加が無かったので一切環境自体は変わらなかった。にもかかわらずここまで大きくメタが動いたのはまさにメタゲームの賜物と言える。
新カードのパワーが全体的に旧来よりアップ・1ターンで大ダメージを与えたり大展開が出来たりするデッキが増え大きく環境が変わった。
新時代の旗手になったのは次元の魔女・ドロシーを擁する新軸「ドロシー(テンポ)ウィッチ」と、リノセウスへの安定アクセスを可能にすることによってコンボが格段に強力になった「OTKエルフ」。
2月末に両デッキの主要パーツであるルーンの貫き、ミニゴブリンメイジがナーフされるまでこの2強体制が続いた。
他クラスはバハムートなどを取り入れたコントロールデッキでこれに対抗。ヴァンパイア、ドラゴン、ビショップはドロシーに、ロイヤル、ネクロはOTKに強いのが特徴。
一方で、黎明期から環境トップを走り続けてきた冥府エルフは拡張性の乏しさが仇となり新環境に対応できず姿を消す。ミッドロも従来の乙姫セージコンボ型が通用しなくなり大幅な構築変更を余儀なくされた。
貫きとミニゴブがナーフされ、特に大幅な構築変更が必要になったOTKエルフは立ち位置を落とすことに。代わりに有名プレイヤーぱんだ氏が公開した、アルベールをメイドリーダーで確定サーチする新機軸のミッドロ、通称「ぱんだロイヤル」が大流行。従来よりアグロに寄せた戦い方が出来ることもあり1番人気のデッキとなった。
またDRK期で散々だったルナちゃんが、シャドウリーパーがめちゃめちゃヤバいことが知れ渡り始め高勝率をマーク。終盤はメジャーデッキの一角に食い込んだ。またネフティスネクロは大型単体で勝負するドラゴンに対し超が付くほどの有利でありローウェンはルナちゃんとマッチングしただけでリタイアボタンに手が伸びるほどだった。今思えばこの後起こる悪夢の前触れだったのかもしれない。
シャドウバースではほぼ唯一と言える強すぎ、弱すぎなクラスのない環境であったため、このROB後期を最高の環境と評価するプレイヤーも多い。
前提として明言するが、この時代はネクロドラゴンが後期も通して環境トップである。次点に復讐ヴァンパイアがいた事は注目すべきだが、使用率勝率共にこれら2つに追従していた事は否定しようがない。
さて、当時のネクロを形容するならば「展開の鬼」、ドラゴンは「回復の鬼」だろう。シャドウリーパーと骨の貴公子の爆発力は今の安定性を極めたミッドネクロとは対照的な、圧倒的な上振れ力を誇った。
そして、ランプドラゴンは水竜神の巫女を初めとする豊富な回復リソースで対戦デッキの甘えたムーブを狩り、バハムートやウロボロスで処理を強要させる、ゼルを使ったコンボで一気に相手の体力をバーストさせると言った従来のミッドレンジの戦術からコントロール寄りの戦術にシフトした。
さらにニュートラルの風の軍神・グリームニルが非常に強力でどのデッキにも採用されていたので、今環境はそれらのAoEカードをお互いに連打し合うメンコバースとも言われた。
ちなみにオリカとの悪評高いライトニングブラストだが、実際のところはバハムートで事足りるという点や、サハイスラを搭載することが主流だったドラゴンからすれば多大な事故要員になりうることを考慮され、基本0~2枚程しか搭載されてなかった、
それでもナーフされたのはネフティスネクロやレオニダスロイヤルなどのドラゴン以外のコントロールデッキが1枚で詰みに近い状況に追い込まれる可能性が高かったからである。
また、前述の通り、ネクロドラゴン以外にも中盤からカオスシップなどで展開する復讐ヴァンパイアもこの時期誕生した。そしてあの旅ガエルロイヤルも
一方でこれらのインフレしたAoEに対応しきれなかった前環境の覇者ドロシーウィッチ・ミッドロは大きく数を減らすこととなった。
一応便宜的にT2も記載してるがT1とT2デッキの間には天と地ほどの差があった。更に言えばドラゴンはネクロに対して不利がついていたので実質はネクロ1強環境であった。
骨の貴公子、ゼル、ライブラがナーフされたことにより、ネクロドラゴンは後退……することも無かった。
正確に言えば、ネクロは貴公子のナーフで序盤が弱体化、ドラゴンはゼルのナーフで火力低下など、幾らかダメージを受けたことに変わりはない。しかし、ネクロは貴公子を連打すればそれでもなお強力な盤面を押し付けられる上に、ドラゴンの本領はその圧倒的な回復力なので、結果として致命傷は避けていたのだ。
特にネクロはドラゴンより傷が浅かったのでむしろネクロの1強の様相が強まったか。これを受けて環境終了時にシャドウリーパーが追加で処された。
変化をもたらしたと言えるのはこれまで産廃呼ばわりされてた復讐軸のヴァンパイアデッキ。ベルフェゴールの登場で大幅に強化されており、ナーフでドラネクが落ちてきたことによりトップメタへ食い込んだ。
阿鼻叫喚のドラネクメンコバースを潜り抜けてきた屈強なホモたちの前に現れたのは、またしても頭ワンダーランドの地獄だった。
アリスらパックテーマにもなったニュートラル軸強化と、しれっと実装されたヴァンパイアのやべー奴らが合体した結果、シャドバ史上最強デッキとも言われる「ニュートラルヴァンパイア」が誕生。圧倒的1強として2017年7月環境を真っ赤に染めた。
他クラスのN軸も強力だったが、Nヴが上位互換になっていたのでこの期間内はあまり見かけなかった。ヴァンパイアの各カードがナーフされた8月以降その本領を発揮することとなる。ちなみに最初の3日くらいはニュートラルロイヤルの天下だった。一瞬でヴァンパイアに駆逐されたが。
その他の新顔としてはずっとマイナーデッキだった秘術ウィッチ。若レヴィというパワカを得てアグロ寄りのデッキとして完成した。またリーパーをナーフされたミッドネクロも今度はデーモンイーターと不死の大王を取り入れより後半戦に強い戦型へ切り替え、相変わらずの強さを誇った。
また、スノーホワイトプリンセスは2コストを一方的に倒せる2コストとして活躍し、ビショップもヴァンパイア以外の多くのデッキに有利に戦えていた。このカードのナーフと同時にビショップが姿を消したことからもこのカードの重要さがわかるだろう。
Nヴの主要パーツたちがナーフされ従来の型は消滅したが、カラボスやファントムキャットをフィニッシャーに据えたアグロヴァンパイアや復讐ヴが再評価され相変わらずヴァンパイアは強く、何故か一人だけナーフを逃れたミドネクも高使用率を誇っていた。
この頃からドラゴンも息を吹き返し始め魔海の女王を用いた一撃コンボもこの時期に成立。
そんな中頭一つ抜けた勝率を上げていたのがプリス率いるNウィッチ。疾走・バーンを多数持ってたほかテンポを取る力にも優れ安定性が非常に高く、8月期を平均55%を超える高勝率で駆け抜けた結果剛拳緋色ヘクターなどのパワカと共にプリスがナーフされた。
8月の上位3デッキがナーフされた結果、今度は黄金郷の獅子をフィニッシャーに据えたNビショップが一躍ナンバーワンデッキとなった。他のNデッキと比べやや不安定なところはあったがブン回った時の圧力はすさまじく、真正面から止められるデッキは無かった。
またTOGから不遇だったロイヤルが、N軸の横並べと旅ガエルら潜伏フォロワーをからめたアグロデッキを編み出し久々に環境上位へ。旅ガエルは前環境からマイナーながら非常に嫌われていたデッキであり、また極端に先攻有利なカードであったので月末にあえなくナーフされた。
そして黄金獅子と、今環境を終始引っ掻き回し続けたアリスが全ての責任をかぶるようにナーフされ、頭ワンドリ環境は幕を閉じた。
久々に突出したデッキが無く、多くのデッキタイプが高勝率を記録した良環境になった。上記に書ききれないがアグロエルフなど次代に環境トップになるデッキたちも頭角を現しつつある。新クラス「ネメシス」の実装、ローテーション・アンリミテッドの分離などが発表されたこともあり今後への期待感が芽生えた時期。
また、ランクマではあまり見かけなかったが大会では「白狼エルフ」が非常に人気が高く、世界大会優勝者も使用していた。
そんなロイヤル除く全クラスが環境デッキを所持した中で最終的に勝率一位を飾ったのは疾走ビショップ。
RAGEでも優勝を果たし、主要カードのローテ落ち直前に有終の美を飾ることができたと言えよう。
シャドウバースの転換点となったローテーション実装。
前評判としてはSTDとDRK落ちの被害が薄くROB〜WLDに強力なカードを多数有するミッドレンジネクロ、ランプドラゴン、秘術ウィッチが強いだろうと予想されておりその見通し通りの環境が展開されることに。
この3つについてはスカルリング、竜剣の少女・アイラ、静寂の実験室などローテ落ちしたカードの後釜が実装され前環境のデッキをほぼ変えず使用できたのも大きいと思われる。
研究が進むにつれ他クラスもニュートラルヴァンパイアや白狼エルフなど強力なデッキを開発していき最終的にはネメシスとロイヤルを除いた6クラスが環境に残った。
この環境の特徴としてミッドレンジネクロ>ランプドラゴン>秘術ウィッチ>ミッドレンジネクロといった三竦みが成立しており時期によってこの3つの使用率が大きく変化していった点がある。
全体的な勝率としてはT1のデッキ全てと互角に立ち回ることの出来るイージスビショップが1位だった。
前期の3強デッキの使用率の高さ及びミッドレンジネクロの先行勝率の高さを理由として上記3枚が能力変更。
これにより秘術ウィッチとミッドレンジネクロは強みを削がれる形となったがランプドラゴンはバハムートと無謀なる戦のシナジーを獲得。
苦手なデッキが弱体化し急激に増えたドロシーウィッチと並び2強として時空転生環境を最後まで牛耳ることになった。
しかしこの二つは使用率の割には勝率が伸び悩み、勝率トップの座は除去回復守護を兼ね備えたニュートラルエルフに譲ることになる。
環境終了と共にランプドラゴンの中核カードでもあった魔海の女王が「今後のカードデザインに影響を与える」として大幅な能力変更を受ける。
このタイミングでの能力変更はユーザーに3500エーテルと共に大きな疑問を残すことに。
アンリミテッド環境の初期は新カードによって強化されたOTKエルフと攻撃的なヴァンパイアが流行しており、この2つのリーダーの2強環境だった。またローテで猛威を振るっていたデッキとしては秘術ウィッチが復讐ヴァンパイアに有利が取れて流行していたが、ランプドラゴンとミッドレンジネクロに関してはOTKエルフに不利なことからアンリミテッドで見ることは少なかった。
実装から約1ヶ月後の1月24日に導きの妖精姫・アリアとブラッドウルフの1枚制限カード指定が発表された。
この2つのカードはプレイした際の勝率への寄与度が特に高かったとされている。
導きの妖精姫・アリアとブラッドウルフの1枚制限直後に台頭したのがスペルウィッチ。先のOTKエルフをも凌ぐ使用率を残し超越ウィッチとドロシーウィッチの両方のデッキタイプが強かった為、相手に二択を迫れる点でも強力だった。
当然ナーフされることになるのだがなんと今回のスペルウィッチは緊急性が考慮され1週間足らずでナーフされることになった。内容としてはマナリアの知識が1枚制限カードとなった。
復讐ヴァンパイア、スペルウィッチはナーフ後も流行していたが他のリーダーも見るようになってきた。
公式発表によると、使用率があまり高くないニュートラルエルフやOTKエルフが勝率トップだったり、使用率の高かったスペルウィッチが勝率は高くないなど、隠れた強デッキを発見する楽しみもあった。
なお復讐ヴァンパイアは使用率、勝率共に高かった為にナーフが実施された。
バハムート降臨のスタン落ちと共に前環境トップのドロシーウィッチはデッキそのものが消滅、ランプドラゴンとNエルフもサハクィエルやバハムートを失った事により環境から姿を消した。
当初は前評判通りに白と黒の決闘や空の指揮官・セリアなどで強化を受けた騎士王・アーサーを中心としたミッドレンジロイヤルが流行し、ミラー用で円卓の騎士・ガウェインがまさかの輝きを見せたりしていたが盤面に何も無い時にまともに打点が出せないという弱点を見抜かれ対策として加速装置からのAF連打で盤面処理に長けたAFネメシスが流行する。しかしAFネメシスも茨の森を出されるとAFが機能停止するため茨をひたすら維持してジャングルの守護者などでのフィニッシュを狙うコントロールエルフが環境に出てくる。
また頂きの教会からのヘヴンリーナイトの疾走を狙う教会ビショップも出てきたが、安定性の欠如から環境トップには遠く、これらの3デッキの3竦みを中心とした環境が出来上がっていたがバハムートのスタン落ちによりメンコが不可能となったのを好機とばかりにジンジャーがまさかの環境入りを果たす。
実際ジンジャーからのイスラゼウス連打は返すのがほぼ不可能であり返せても幻影使いなどでまた出てくる為環境の低速化もあり非常に強力なデッキであった。
ちなみにネクロの勝率使用率の振るわなさを見かねた運営がシャドバ史上初のカードのバフを行なったが結局の所そこまで強くはなれなかった。かなしい
シャドバ史上初となるアディショナルカードにて銀氷のドラゴニュート・フィルレインや歴戦の鷹匠などの強力なカードが追加された。
前評判ではこれでもミッドレンジロイヤルの牙城を打ち倒すには足りないと言われていたが、フィルレインの追加によってランプドラゴンや原初ドラゴンなどが復活し、特に原初ドラゴンは進化置きした時にロイヤルで取る手段が乏しかった事から猛威を奮った。
歴戦の鷹匠の追加により前寄せのエルフも強化され、アディショナル後はこの2デッキを中心とする環境と言えるものになった。
またミッドレンジロイヤルは以前からの問題だった盤面を抑えられた時の弱さを解消するために援護射撃の採用を始める。前環境では不遇だったネクロとヴァンパイアも人狼の王・ヴァルツや幽霊支配人・アーカスの追加によって少しではあるが息を吹き返し、RAGEでは7クラスが採用されて決勝戦でのクラス被りが無しという快挙を達成した。
目立った新カードは多くなく、前期から強かった面々がそのまま環境に登場する形となった。
躍進したのはミッドレンジロイヤルで、新カードによってパワーが上がっただけでなく、守護や突進を多く積める点によってアグロに強く出られた為、環境で少し活躍した。
神々の騒乱のスタン落ちにより水竜神の巫女や援護射撃、ビートルウォーリアーなどがスタン落ち。多数のデッキが弱体化し、特にドラゴンはまた環境から姿を消してしまった。
前弾のアディショナルでさりげなく強化されていた天狐の社を軸とした天狐ビショップがレフィーエなどで超強化され大流行。それへの対策として天狐を置かれる前に倒し切るアグロエルフや天狐のダメージを黒の女王・マグナスやシャルロッテで全て無効化して魔導狙撃士・ワルツで天狐を消せるミッドレンジロイヤルが環境に出てくる。
色々なカードで強化された人形ネメシスや聖獅子ビショップなどもいたが、前者は天狐に絶対的に不利なこと、後者は天狐以外に不利が多いことから勝率はあまり振るわずパック実装から20日という異例の速さで上位3デッキのナーフが決行。封じられた法典はしばらくの間最速ナーフ記録を誇っていた。
ちなみにスレやSNSなどでは天狐ビショップへの文句ばかりだったが実際は勝率使用率共にミッドレンジロイヤルがトップだった模様。うーんこの
アディショナルカードでは環境的に弱い立場にあるネクロやヴァンパイアの救済があるのだと思われていたがあろうことか既に最強クラスのパワーを持っている人形ネメシスにイマイチ決まらなかったオートマタナイトの他の3コス枠にピッタリハマるククルを実装してしまった。
ポセイドンや邪眼の悪魔などの強カードも他にあったが以前のtier1には既存の軸からズレたカードしか渡されず、人形ネメシスの一強状態となってしまった。
以前から有利だった天狐ビショップやギガキマウィッチやアグロエルフなどでメタを貼ろうとするが結局勝ちきれず、グレモリーによって超強化されたアーカスネクロなども出てきたが結果は人形ネメシスの勝率57.8%という結果で終わり、立ち上がりし鋼の戦士・シロウと復讐の人形遣い・ノアの2枚がナーフされた。また、ロイヤルとヴァンパイアの使用率があまりに低かったため魔導狙撃士・ワルツとプルソンの2枚がバフされた。なんでこんなテストプレイしなくても分かるレベルの暴挙をしてしまったんですかね……
天狐の社がナーフされた後は、能力が戻った魔将軍・ヘクターや、新カードの心眼の双葬女・レディ・グレイを中心とするミッドレンジネクロと、揺らぎの斬姫・ナルメアが追加された復讐ヴァンパイアが頭角を表した。
アグロ戦術を得意とする秘術ウィッチも、天狐ビショップのナーフで動きやすくなったが、それに対してランプドラゴンは相変わらずあまり強くなかった。
グレモリーククルの悪夢の中発表されたこのパック、絶傑という当時は珍しかったシャドバオリジナルキャラが十人も発表され、当時の環境の酷さもあり期待されていた。しかし、2番目に発表された不殺の絶傑・エズディアのクソつまらない効果で絶傑への期待は消え、フラウロスや冥界の番犬・ケルベロスなどのオリカとしか思えないようなカードの発表によって実装前から蝙蝠ネクロバースとの予想が多かった。
だがスコルピオや姦淫の信者などを簒奪の蛇剣で返しフラウロスのラストワードを簒奪の絶傑・オクトリスで奪いつつアーサーで姦淫の絶傑・ヴァーナレクでも返せない盤面を作り上げて進化を切らせるミッドレンジロイヤルがメタとして台頭した事によって環境は動いた。
耐久力と盤面処理に優れたミッドロのメタとしてアーカスで盤面を放棄し幽想の少女・フェリでOTKを決めるネクロが流行り更にそのメタとしてベレヌスやケルベロスの効果を侮蔑の絶傑・ガルミーユの効果で逆に利用する侮蔑ドラゴンが増え、それを蝙蝠が狩るといった感じに4強によるメタゲームが形成されていた。
進化の切り先が重要になる蝙蝠や長ロングゲームを仕掛けて粘り勝ちするミラーでは下手するとデッキ切れまで縺れると言われた程のミッドレンジロイヤルなどによって単なる運ゲーという風潮が払拭され始めた時期でもある。
しかし月末にフラウロス 闇喰らいの蝙蝠 騎士王・アーサー 侮蔑の絶傑・ガルミーユ グレモリーの5枚がナーフされユグドラシル 神の盾・ブローディアが上方修正されるというローテーション始まって以来の大型調整が来ることによってこの環境は終わりを迎えることになる。
ちなみに勝率1位はかなり僅差ではあるがまたしてもロイヤルだった模様
5枚のナーフがされ、バフまでされたエルフやビショップも出てくると思われたが環境には出てこれず、結果的にはナーフによって軸が使いものにならなくなったロイヤルだけが落ちネクロドラゴンヴァンパイアの3強という形になった。
特にネクロは他の7コストがナーフされた事によりアーカスが置きやすくなり詰みレベルで辛いムーブだった先2フラウロスも無くなりケルベロスの効果をガルミーユに逆利用される事もなくベレヌスをデッキに入れられるようになったといった感じでかなり追い風が吹いていたため、2コスフェリグレモリーのOTKの代用として霊魂orルリアフェリグレモリーorギルネリーゼというコンボを組み込み環境で暴れていた。
2連打がかなりしにくくなりフィニッシュターンも遅くなったことでコントロール寄りの構築になった蝙蝠ヴァンパイアや原初ドラゴンなども使われていたが及ばずアーカスネクロは勝率59.1%というシャドバ史上最高の高勝率を叩き出した。ちなみにこの環境はシャドバの歴史でも唯一のナーフのみによって勝率が悪化した環境である。*1アンリミでも暴れてたこともありアディショナル実装と同時に中心カードのスカルリングがナーフされた。
スカルリングが申し訳程度にナーフされたがそれだけでは止まらんやろと思われていたが暴竜・伊達政宗の追加によりドラゴンが復権。アーカスを出した後は盤面放棄するとはいえポセイドンのケツデカや原初のランダムバラマキが辛くネクロは環境からやや落ちた立場となった。
そして蝙蝠ヴァンパイアも復権しファイナリストの全員が全く同じ構築という不思議な出来事も起こった。
蝙蝠はドラゴンやマナリアに有利が付いていたためこの環境のトップと言えるだろう。
そしてアディショナルで追加されたグレアによってマナリアが遂に環境入り。コールチェインやオーウェンのサーチを絞った型でレジェンドが一切必要ないという安さもあり環境を荒らし回った。
世界大会も行われ、あの1億円のポセイドンはこの環境の試合である。
マナリアの魔導姫・アンを軸として大量展開とアンの大魔法でのバーストという2つの強みを持ったマナリアウィッチ、そして氷獄の王・サタンの早出しにのみ勝ち筋を特化させたランプドラゴンが首位を争奪した。その他のデッキも「終盤に強烈なバーストを持つミッドレンジ」といった型が多くなったためメタが動きにくく、群雄割拠の様相のまま環境が硬直した。
しかし、白翼の戦神・アイテールや月の刃・リオード、炎獅子の大将軍を得てさらに強化されたミッドレンジロイヤルが1ターン目から動き続けるアグロムーブをしつつアイテールで必要なカードをサーチしたりリオードで顔を詰めながら大量に展開し、最後はレイサムを出してからの炎獅子の大将軍で圧殺するというアグロミッドレンジコントロール全ての要素を持ったデッキになり一気に流行りだした。
その結果実装から僅か15日で炎獅子の大将軍、光魔法の教師・ミラ、忌まわしき紫竜の3枚がナーフでコストに+1され翠嵐の斧使いのコストが-1されるという修正が発表され衝撃を与えた。
当時はロイヤルのナーフに対してマナリアのナーフが甘すぎるとも言われていたが当時のロイヤルの勝率はまさかの57.5%。事故が起こらないという事がどれだけ強いのかをホモ達に知らしめたのであった。
大方の予想通りロイヤルが大きく弱体化、一方のマナリアウィッチはT1の地位を守った。しかしデッキのエンジンであるミラのナーフは確実に効いており、勝率も50%近くまで低下。以後マナリアはズルズルと衰退の道をたどることになる。
ロイヤルと入れ替わるように台頭してきたのがミッドレンジ(アーカス軸)のネクロ。元々の中盤戦の強みに加え、禁絶の腕・ニコラの登場でイージーウィンも狙えるようになり勝率が安定。他にもCGSローテ落ちを前に成熟期を迎えたAFネメシス、サタン特化のみならず異界を統べる者でテンポを取りに行くランプドラゴンも流行し、前期より格段に環境の幅は広がったと言える。
アのカードでは特に粛清の英雄・メイシアの影響が大きい。最も恩恵を受けたリーシェナネメシスは環境初期に大流行し、初のTier1の地位に輝いたが、対面による有利不利が激しく徐々に数を減らした。代わりに人気が上がっていったのが聖獅子ビショップ。元々完成度の高いデッキであったが楽園の聖獣の追加で戦いの幅が広がり、アグロ勝利も狙えるようになったのが大きい。またミッドレンジロイヤルも炎獅子ナーフから立ち直り構築が洗練されたことで勝率を伸ばし、代わりにネクロが減少。その隙を突いてアグロエルフが流行するなど、非常に良くメタゲームが動いた期となった。
新カードの炎獅子の大将軍を得たミッドレンジロイヤルが台頭、0コスで突進するセージコマンダーが出てくるようになり、ミッドレンジネクロとも盤面で張り合えるようになった。
また、真実の狂信者が追加されたドロシーウィッチも増加。疾走するだけでも強力なのだが、ゲイザーと違い体力が5あるおかげで、魔将軍・ヘクターのゾンビにもワンパンされない。盤面の強さもある。
セラフビショップにはいにしえの聖域が追加され、アグロに対する脆さが大きく改善された。
めぼしい新カードのなかった自傷ヴァンパイアや、スカルリング(と骸の王)を失ったミッドレンジネクロ、ヒッポグリフの乗り手を失ったフェイスドラゴンもまだまだ健在。
プレイ難易度が高いために数は少ないが、OTKエルフも環境に一定数存在しており、クラス間バランスはかなりよかった。(ネメシスを除く)
新カードタイプである機械が数多く追加され主にロイヤル、ヴァンパイア、ネクロ、ビショップでは機械カードを主軸にしたデッキが流行り始める。ALT期のサタンドラゴンにドラゴニック・コアやドラゴン牧場を足したデッキも初期にこそ流行るものの安定性のなさから徐々に衰退していった。
そして環境の研究が進むにつれ、ミッドレンジロイヤル、アーカスネクロ、蝙蝠ヴァンパイアが頭角を表し3強としてトップメタに君臨することになる。
それぞれ前期からの変更点としてロイヤルでは強力な除去カードであり、月の刃・リオードと特に相性の良い白刃の剣舞、スカイセイバー・リーシャ。ネクロでは死の夢の少女と強力なトークンカードを加える永遠の花嫁・セレス。ヴァンパイアでは優秀なドローカードである悪夢の始まりが採用されている。そして、この3デッキはロイヤル<アーカス<蝙蝠<ロイヤルといった三竦みを呈していたことが特徴である。
5月上旬の大会でミッドレンジロイヤルの対アーカスネクロが必ずしも不利マッチとは言い切れないことや、安定性が周知。爆発的に増加する。そして三竦みの均衡が崩れたことにより、蝙蝠ヴァンパイアの数も激減した。
そして前期から一定数の数を見せていた聖獅子ビジョップも構築の洗練に伴い大きく数を増やした。
その中、蝙蝠ヴァンパイアでは悪夢の始まりによって手札に加わるフラウロスでは強さを発揮できないと考え、フラウロスの投入枚数を減らすまたは採用しないプレイヤーも現れた。
アで追加された魔術の王・ソロモンによってスペルウィッチが大躍進。バーン混合など構築にも幅があり、ロイヤルともタメを張る活躍を見せた。またケルベロス、ボンドロを3積みしてミッドレンジを厚くしたアーカスネクロが再評価され、RAGE決勝ベスト4では全員がネクロを持ち込むなどいくらか環境の多様化が見られるようになった。
前述の通り、AFはアグロ系デッキに対しての勝率が低いという意識が浸透。AFは大きく数を減らす。しかし、ローテーションフォーマットと対照的なのは、AFネメシスの数が減ってもネクロの数はそれほど戻らなかったことだろう。
そうした中、ヴァンパイアに2デッキタイプが考案される。コントロール寄りの復讐を絡め、フラウロスを非採用とした蝙蝠ヴァンパイアと、自傷軸に寄らない吸血姫・ヴァンピィなどを起用した純アグロヴァンパイアである。双方の発想の起点となったのはやはり、悪夢の始まりとフラウロスの相性の悪さだろう。
しかし、両方ともT2レベルには数を見るものの、フェイスドラゴン程に流行しているとは言い難いというのが正直なところだ。
アディショナルカードにアンリミテッドでも採用を考えられるものは特になく、変化は無かった。
そして、この環境の終わり、次弾の「リバースオブグローリー」の実装と同時に、ダークドラグーン・フォルテが制限カード指定を受ける。60%近い勝率を不健全と考えられた為であった。これにより、AFネメシスとスパルタクスロイヤルが次弾は躍進すると考えられていたが─────
多くのホモが戦々恐々としていた通り、復讐ヴァンパイアとエイラビショップが環境を席捲。2強体制に。さらに直接対決で有利がつき、パワーが抜きんでた復讐ヴが飛び出して徐々に1強へ移行していった。
その他ではBOS期以来ローテ環境で沈んでいたエルフがオムニスなど多くのパワカを手にしたことで一線級に返り咲いたほか、バーンカードでアザゼルを牽制するスペルウィッチが流行。また全般的に機械ギミックが新カード追加を受けてSTR期より多く見られるようになった。しかしそれらも復讐ヴの圧倒的パワーには及ばず、メタの回転は停滞。一般ユーザーのみならず有名配信者やプロも早期ナーフを叫んでいた。
※機械ヴァンプは復讐軸・進化軸混合含む
絢爛のセクシーヴァンパイア、哀切の悪鬼、清純なる祈り・エイラのナーフ、そして憤怒の竜帝・乙姫を始めとした6枚のカードへのバフを経てようやくの実装となった。
2強の一角、復讐ヴァンパイアはセクヴァンと悪鬼が再起不能のナーフを受けたが、機械軸と合体することでTier1をキープ。エイラビショップも上振れ力自体は落ちたものの、ほぼそのままの形でtier1を堅守した。
そんな2強に挑むべく多数のデッキが台頭。機械の加速兵の上方修正を受けたネメシス、ローテーションでも豪風のリノセウスが牙を剥きはじめた豪風OTKエルフ、トップランカーがレシピを公開したことから爆発的に増加した潜伏ロイヤル。
そんな中tier1まで上り詰めたのが機械ウィッチ。マシンブックソーサラー等のカードパワーが認知されるにつれてシェアを伸ばし、大会での好成績を経て最終的にはヴァンパイアビショを勝率使用率で上回って環境のトップへと上り詰めた。
一方、環境下位はドラゴン、ネクロの2弱と言われた。
原因はドラゴンはドロソ不足だとか中盤を支えるカードの不足など色々言われてはいる。ネクロはアーカスのローテ落ちによる盤面を無視してのリーサル力がなくなり、代わりのフィニッシャーとなったハデスやアイシャ軸のパワー不足ともいわれる。また機械デッキの台頭により機械ネクロの切り札、ギガントスカルが機能しないことが多いのも向かい風だった。
ついでに機械神のアクセラレートや聖弓の使い手・クルトの多面処理の台頭でフォロワーを並べて圧力をかけるデッキが駆逐されたことも大きい。これによりフェイスドラゴンなどの型も苦しい戦いを強いられることになる。
かといってどちらのクラスも戦えないわけではない(感想に個人差あり)が、下位クラスになったことで強い構成とされるものがより出回らなくなる負の連鎖もありクラス勝率はどちらも40パーセント強にまで落ち込んだ(Shadoeverce Log参考)
アでの環境変化が期待されたが、結論としてはほとんど変わらなかった。強いて言うなら進化軸を織り込んだ復讐ヴァンパイアがエイラにかなり優位を取れることがわかり増加。大会シーンでもよく採用されるようになった。
そんな中でやはり突出していたのは機械ウィッチ。圧倒的な盤面処理能力、細かいバーン・疾走でとにかく隙が無く、RAGEファイナルでも採用率100%を記録するなど、今期の最終的な覇権デッキと言われるようになった。
ローテに負けず劣らず混沌とした環境に。アンリミでは強力なバーンを持つ旧クルトが復讐ヴをやや上回るか。
また豪風のリノセウスをフィニッシャーにした新生OTKエルフが長年活躍し続けてきた旧リノセウスを駆逐してしまった。
そしてエイラが従来まで環境を高速化させていた(エイラ自体が6Tぐらいに勝負を決めることがあるのはさておき)アグロ系デッキを押さえつけたことによりなんと長らく地をはい回っていたランプドラゴンが復権。バハムートや水竜神の巫女といった中盤以降の強力なカードが刺さった事やハルクドラゴニュートという新たな蓋カードを手に入れることで被リーサルを伸ばすことができたのがプラスになった。
ドロシーウィッチは双刃の魔剣士を獲得したことでより疾走フォロワーのみで回すことが可能に、魔法剣も相対的に使いやすくなった。
新OTKエルフ(ドロシーウィッチ)の圧倒的なリーサル力とリーサルターンの早さ、エイラの圧倒的な盤面力に押されAFネメシスやフェイスドラゴンが勢力を落としたが、とくにヘクターを切り札としていたミッドレンジネクロは前期より厳しい戦いを強いられ大きくシェアを落とした。
ローテーションと同じくナーフの影響はあったもののヴァンパイアとビショップがtier1を維持、そこに豪風OTKエルフを加えた3強体制となった。ただナーフ前から兆しはあったが復讐ヴァンパイアへの対策が進んだのと、アザゼルやベルフェゴールでの復讐入りが多くなったことから旧クルトでのカウンターでリーサルをもらうケースが増加した。
ただしローテーションと比べメタの流動は小さく、特筆点と言えば加虐の独房を加えてフラウロスの連続直接召喚やヴァーナレクのファンファーレ条件を早期に満たす自傷アグロヴァンパイアの増加くらいのものだろうか。
邪眼の悪魔や姦淫の絶傑・ヴァーナレクなどによってエイラに有利気味に立ち回れる自傷ヴァンパイアが大きく増加、その反動で豪風エルフが大幅に減少した。ドロシーウィッチもこのころ、豪風リノセウスに匹敵、ときに凌駕するリーサルターンの速さや復讐ヴァンパイアへの有利から増加していった。またエイラも微減、代わりに復讐ヴァンパイアは自傷を意識したアグロ寄りの構築に変遷しつつ増加した。(運営の言葉で表すならば『復讐ヴァンパイア・《カオスシップ》なし』)
また、エイラによって自傷以外のアグロが減っていることと、機械の加速兵がコスト逓減によってアンリミでも採用圏内になったAFネメシスがエイラメタとしての役割をより強くした
逆に不利デッキの増加によってランプドラゴンは激減、クラス内のシェアは庭園ドラゴンに移っていく。
アディショナルカード?知ら管
今期は初めてプレリリースが実施され、本実装前に新カードで遊ぶことが出来た為スタートからある程度前評判が固まっていたが、本実装後に想定以上の圧倒的な力を発揮したのが自然ビショップ。アニエスを中心にした強力な疾走打点と、自然デッキ特有の継戦能力がマッチしたことや、黄金都市の直接召喚を利用しエクセスプリースト結晶を2コスト消滅とし相手の大型を対処するなど隙の無いデッキとなり、1強に君臨。RAGE予選ファイナルでは採用率100%を記録した。
次点でネガティブな前評判を優秀な新カード群で跳ね返したネクロ、対空射撃の再録により他の追随を許さない豪風エルフが続く形に。
逆に前評判の高かったドラゴンはその期待ほどは活躍しなかった。また前環境の覇者の機械ウィッチ、というかウィッチ全般が疾走、バーンでのリーサルの多い環境に合わないことからついていけなくなり、勝率30〜40%と悲惨なことになっている。
勝率もさることながら10T目を迎えることがなくメイシアOTKというわかりやすい武器が働きにくくなったAFネメシスなど、勝ちパターンの見えづらくなったネメシスクラスは使用率でダントツの最下位、シャドログのデータだが一時は2%を記録した。
トップにいた自然ビショップのキーカードである黄金都市が大幅ナーフ。即効性の無くなったエクセスプリーストと合わせてデッキに採用しづらくなり抜けた穴を神鳥の修道女などでカバーすることでTier1をキープしている。但し以前よりスピードは落ちており、その隙を突いてナーフ前のTier2デッキが台頭した形になった。特に研究の進んだ自然ドラゴンが攻防ともにバランスよく、大きく地位を上げた。
またマーキュリーイージス・シオンのアクセラレートの全体バフがコスト5→3になりAFネメシスの爆発力が増加。安定性には欠けるが5〜6ターン目に相手盤面を更地にしつつ中型フォロワー級のスタッツを4体並べるようなえげつない展開も以前より狙いやすくなっており、中堅程度には持ち直している。
総じて前期の自然ビショ1強からはかなり改善されたと言える。ただウィッチは相変わらず浮上の気配が見えない点と、先後勝率がかなり先攻に偏っている点は今後の課題か。
ちなみに自然ビショップの低速化で効果を十全に発揮しやすくなったためかシヴァを採用するデッキが急増。全体的に疾走フォロワーでの削りあいになりがちな現環境で守護・回復・4点ダメージを1枚でこなせるシヴァの需要は非常に高く、多くのデッキに1枚か2枚採用されている。
UCL第1期は式神ウィッチ、妖怪ネクロがやや抜け出しているものの、Tier2以降は非常に混沌とした群雄割拠状態となっている。とりあえず上記のデッキを記載しているが、他にも進化/自然/レヴィオンの各ロイヤル、コントロールネメシス等油断出来ない実力を持つデッキが多数。Tier1の2デッキの弱点をつけるデッキもあるためメタゲームが現在進行形で回っており、近年では一番の拮抗した環境と言えるだろう。
反面、リリース前にTier1最右翼と評されながら環境についていけなかったビショップ、フィニッシャー不足にあえぐヴァンパイアは下位で苦しんでいる。もっともこれらのクラスも有力な新カードは得ているので、今後の研究やテコ入れで一気に評価を逆転する可能性も秘めている。
1/27アップデートでヴァンパイアの2枚のカードが上方修正されたが、結論としてこれらが直接環境に影響を与えることは無かった。
したがって大きな環境の変化は無かったが、それぞれデッキの洗練が進んでいき、初期環境にいた一部デッキが淘汰されることとなった。
特に環境の中心に居たのはこの4デッキ。
・式神ウィッチ:ほぼテンプレート構築が固まる。
・妖怪ネクロ:受けを重視した構築(いわゆるヘリオ抜き)が一時流行したが、ドラゴンへの相性悪化も有り勝率が低下。またヘリオ入りに回帰した。
・自然ドラゴン:低コストフォロワーを増量した攻撃的な構築が流行。
・コントロールエルフ:豪風のリノセウスをフィニッシャーにした型にほぼ一本化された。
ランクマでの数を基にしているのでここではコンエルをTier2に置いているが、大会環境では文句なしのTier1として大活躍していた。
上記以外にもビショップで「スロットエイラ」と呼ばれるタイプの構築が発見され急激に数を増やすなど、調整によらない環境変化が起こっており、おおむね良環境と評価されている。
ただランクマ環境で言えば式神ウィッチが多すぎる(これはデッキの安さ・ゲームスピードの速さも理由と思われる)のと、反面ヴァンパイア・ネメシスの使用数が極端に低下していた点は不満の声もあった。
アディショナルカード実装での大きな影響は進化軸のミッドロと密林エルフの躍進だろう。ロイヤルはア前から地力はあると評されていたが、新カード2枚がいずれも強力であり覚醒。エルフは新カードによって、安定性と除去力が大幅に改善された。これは目新しさもあって大増加し、メジャーデッキの一角となった。また自然ドラゴンもかなり強化を受けており、元々高かった評価が更に上昇して式神ウィッチと入れ替わる形で環境最大勢力になった。
ア前の強豪・式神ウィッチと妖怪ネクロはあまり強化を受けておらずまた単純に飽きてた人も多かったので数を減らすこととなった。もっともパワーは健在で勝率は高水準を維持している。
また、ランクマッチ環境では数が少なかったものの、大会ではコントロールエルフも大活躍。今環境最強デッキの一角とされていた。
総評するとア前の4強から5強に変化し、より混沌の様相を呈しているのがUCLア後環境と言えるだろう。
一方でヴァンパイア・ネメシス・ビショップは使用率勝率ともにこれらの5クラスと水をあけられており、クラス間格差が解消しなかったという点では不満の声もあった。
※3/2~3/15のJCGは非公開性のため掲載なし
アンリミ環境も大きな変動を迎えた。なんと言っても超越ウィッチが、新機軸の式神セットと合体することでオールレンジデッキとして復権を果たしたことだろう。そしてROG期以来アンリミを牛耳ってきたエイラビショップは勝率使用率ともに大幅に低下。トップ環境から姿を消した。
それに呼応するようにエイラに封じ込まれていたアグロデッキたちも復活。特に新カードで爆発力の増したアマツエルフ、アグロネクロ、アグロヴァンパイアがウィッチを打倒すべく急増。
またランクマではそれほど多くないが、ウィッチに大きく有利がつくペインレスロイヤルも大会シーンでは多く採用が見られる。
ローテと同じくこちらもカード調整の影響は無く、メタゲームにより環境が動いた。
まず単純にパワーが高く、ブン回れば不利がつかないアマツエルフの使用率・勝率の上昇に伴い環境が高速化。結果"やられる前にやる"殺意マシマシのアグロデッキが大量発生。
オールレンジデッキと持て囃された式神超越でさえ「序盤戦に若干弱い」「超越を絡めなければバーストダメージを出しにくい」という僅かな隙が嫌われ、ランクマッチ、大会ともに疾走ウィッチへと回帰していった。
前述のアマツエルフと疾走ウィッチ、お手軽で先攻で回れば簡単に勝てるアグロヴァンパイア、優秀なUCL組に支えられたアグロネクロ、そしてそんなアグロ勢を刈り取らんと再び環境に帰ってきたエイラビショップが血で血を洗う戦いを繰り広げ、環境はいよいよ先鋭化。
デッキの1枚1枚まで吟味し、メタゲームを征さんと日々洗練されていくローテ環境を尻目に、先攻を祈り、マリガンを祈り、トップデックでまた祈るアンリミ環境をしてあるプレイヤーはこう評した。
"右手光ったもん勝ち"と。
アディショナルカード追加によるアンリミ環境への影響は少なく、メタゲームにより環境が変動していった。
総じて大きな変化は無かったが、2期では使用率の下がった式神超越が再び増加。疾走型と合わせて環境トップをウィッチが占めるようになった。反面アマツはやや数を減らした。(と言っても多かったのだが。)
アグロヴァンパイアはイオの加入で他アグロとの対面で優位に立ち、アグロ代表として環境の一角を占め続けた。それに対抗するようにエイラビショップも一定の数を保つこととなった。
プレリリースで危惧されていた通り、ダミアンを中心とした【機械エルフ】が大暴れ。プレリ期間中に構築洗練が進んでいたこともあってあっという間に1強環境になった。
これからどうなるのか…とシャドバ民が騒いでいた環境3日目の4/1正午になんと緊急カード調整実施を発表。勝率61.2%・使用率31.5%という未曽有の成績を叩き出した機械エルフからダミアンと鉄扇のエルフが、その陰で55.8%の勝率を挙げていた【ディスカードドラゴン】から波濤のプレシオサウルスが4/2付で緊急ナーフと相成った。もちろん史上最速である。
ここまで早期のナーフに踏み切れたのはある意味プレリの功績ではあったが、UCLで持ち直していたシャドバ民の運営への信用は再び急降下したのであった。
また発表日がよりによって4/1であったため、「エイプリルフールなのでは?」という騒ぎもありKMRが直々にジョークではない旨を発信したりした。
むしろこの環境自体が運営からの手の込んだエイプリルフールであった可能性も微粒子レベルで存在するかもしれない。
史上最高勝率と史上最速ナーフ記録同時更新という波乱の幕開けとなったWUP環境。続いて環境トップとなったのは鋼鉄と大地の神を軸としたデッキ群であった。鋼鉄と大地の神のカードパワーは非常に高く、このカードとの相性がデッキの強さを決めると言っても過言ではないレベルである。特に相性の良い【機械ヴァンパイア】、【機械ビショップ】が大躍進し、一躍Tier1となった。
一方UCL期で活躍したネクロとロイヤルは今一つ神ブームの波に乗れず、一気に数を減らすこととなった。前環境の覇者・【式神ウィッチ】もインフィニットウィッチ・ドロシーなど優秀な新規こそ得たものの、環境の高速化について行けず【自然ウィッチ】共々Tier2へ陥落した。
最速ナーフを受けたエルフ・ドラゴンの2クラスは方針転換を余儀なくされた。とはいえエルフはアウェイキングガイアを採用した【コントロールエルフ】、ドラゴンはゴブリンスクラムを採用した【進化ドラゴン】(通称「ワクワクゼウス」)と、それぞれ環境での地位を保った。
特にPPブーストによる神の早出しと展開力を活かした【自然機械ドラゴン】は、その強さが広まるとともに一気に数を増やし環境トップに躍り出た。
また自然カードによる渇望ギミックを中心に魔獣の女帝・ネレイアの安定着地によりフォーカスした【ミッドレンジヴァンパイア】(バーンヴァンパイア、AVヴァンパイア、自然ヴァンパイアとも)が大会で結果を残したことをきっかけに急速に流行したが、デッキタイプが知られるにつれて振るわなくなりすぐに数を減らした。ネメシスでは【AFネメシス】が旧来のデッキにAFを埋める戦法から脱却したことで久々に環境上位へ食い込んでいる。
環境初期は機械ヴァンパイアとバーンヴァンパイアを要するヴァンパイアが最強かと思われたが、ネレイアへの対策が進んで来たことにより数を減らし、どのデッキよりも早く神を出せる上に対応力も高くフィニッシュも安定している機械自然ドラゴンがトップとなった。
RAGEでは前述の【自然機械ドラゴン】が中心となる環境になると思われていたが、リモニウムによって神の先出しが可能な上に機械自然ドラゴンの弱点とも言える確定除去の少なさを突いていける【機械エイラビショップ】が大躍進。前評判では【コントロールエルフ】に不利との声が大きかったがそのコントロールエルフが機械自然ドラゴンに弱く数を減らしていたことや、不安定で言われているほど詰みマッチでは無かったことが追い風となった。
また【AFネメシス】も、チャクラムオフィサーの不採用など構築やプレイングが洗練されたことにより立場が向上し、最終的にはTier1に名を連ねるまでになった。
このように計6クラスが環境上位で鎬を削る環境となり、クラス間バランスは比較的良い状態と言えるか。そのため月末・ア導入時点でのナーフは入らなかった。代わりに低迷しているロイヤル・ネクロに上方修正が入った。
アディショナルの追加・ネクロ、ロイヤルの4カードのアッパー調整を経て、環境は大きく動いた。
一番の変化は何と言ってもネクロの躍進だろう。アディショナルカード・上方修正された紫紺の抵抗者・エンネアらがいずれも非常に優秀かつ既存のデッキにガッチリ噛み合った結果、前期の2弱から一気に環境トップに絡むように。【自然ネクロ】【機械ネクロ】さらにそれに冥府が加わったものなどデッキタイプの読み辛さも武器になり、RAGEファイナルでは【冥府ネクロ】が3名に使用され、優勝デッキにもなるなど見事に名誉挽回した。
もう一つ新顔として【機械ネメシス】が大幅に増加した。ターミネイトマシンベアの追加により中盤の強さが補強され、この時期のネメシスといえば【AFネメシス】ではなく【機械ネメシス】といわれるほどアディショナル後の大きな変化を産んだ。
tier1である機械ヴァンパイアは天地の侵略者・ベルフォメットを返す手段に乏しく、相性上tier1に有利がつくことが人気を呼んだ。
逆に【機械ビショップ】【式神ウィッチ】【自然ウィッチ】は苦手な対面が増えたことでかなり数を減らした。と言っても実力のあるデッキではあり、引き続き混沌とした環境となっている。
そんな中でやはり【機械ヴァンパイア】、【自然ドラゴン】は頭一つ出た強さを保ち続けた。ヴァンパイアはアディショナルの背徳の狂獣によって7ターン目の神からシームレスに攻めに移行できるようになり、ドラゴンは安定したランプ戦術で他クラスより高知神を強力に使えた優位性が最後まで活きた形か。特にヴァンパイアはRAGEファイナルでは採用率100%となり、今期の覇権を結論付けた結果ともいえる。
なおWUP第1期にネクロと一緒に沈んでいたロイヤルは、純鉄の英雄・ヨハンなどのバフを受けた【機械ロイヤル】が結局活躍できず、今ひとつシェアを伸ばせなかった。決して勝てないというほどでは無いのだが、中盤以降のカードパワーで他クラスに大きく引けを取っているのが現状と言えるか。環境終盤にはかなりアグロに寄せた【レヴィオンロイヤル】が注目されたが、ついに地雷の域を脱するまでには至らなかった。
エイプリルフールイベントも終わり、正式リリースされたナテラ崩壊のアンリミテッドでは前環境から更に強化された【アグロヴァンパイア】と【AFネメシス】、更に新カードで強化された【教会ビショップ】に押され【超越ウィッチ】が若干減り、その影響でまた【エイラビショップ】が復権し始め地味に強化された【疾走ウィッチ】も暗躍し…という感じでメタゲームが進み混沌とした環境となっていた。
また新規カードで強化が入らなかった【アマツエルフ】は前期とは打って変わって激減していった。
アマツの減少によってUCL期より若干であるが環境が遅くなり、ヨルムンガンドの修正により全くの別デッキへと姿を変えた【ヨルムンガンドヴァンパイア】などロングゲームを見据えるデッキも多くなっていた。
その他Tier表には入っていないが十分な実力を持つデッキも多数存在しており、総じて多種多様なデッキが活躍する戦国時代状態であり、パワーインフレに目をつむればまずまずの良環境となっている。
しかしヨルムンデッキがアグロプランを捨て回復とバーンによるダメージレースでの勝利一本に絞ることによってアグロヴァンパイアや疾走ウィッチはほとんどいなくなり、それを狩っていたエイラなどのデッキもほとんど見なくなった。結果的に今は【AFネメシス】【超越ウィッチ】【ヨルムンガンドヴァンパイア】【教会ビショップ】の4デッキが環境を支配している形となっている。
しかしヨルムンデッキへの対策としてミントネクロや超越が増えた事によりヨルムンは数を減らし、アグロヴァンパイアにヨルムンだけを入れた構築が増えている。なおTier2以上の全てのデッキに不利が付いたエイラビショップは無事死亡したもよう。悲しいなぁ
アディショナルカードの中で環境に影響を及ぼしたと言えるのは王墓の骸、背徳の狂獣、博愛の翼人、森を彩る者・エルフクイーン辺りだろうか。
初日は【背徳ヴァンパイア】が大流行したが、横に広げるデッキに対しての打点の出にくさや、デッキ枚数に依存した打点の上限などから、数を減らしていった。しかしヨルムンガンドと混ぜたりしながら環境には残っている。
博愛の翼人はもともと層が薄かった【教会ビショップ】の2コスト枠として、森を彩る者・エルフクイーンは【コンボエルフ】(OTKエルフ)の盤面処理としてそれぞれ採用されたが、どちらもデッキの地位を押し上げることはできなかった。
結局環境を支配したと言えるのは、高い火力と安定性を両立した【ヨルムンヴァンパイア】(特にアグロ寄せ)と【ミントネクロ】の2デッキか。
ミントネクロは前シーズンまで事故率の高い地雷デッキという立ち位置であった。しかし、回復とドローと墓地肥やしという理想的な能力を持った王墓の骸が追加により劇的に地位を上げトップメタに食い込んだ。
【ミントネクロ】の強化によって再び環境は高速化し、その影響で、【ヨルムンガンドヴァンパイア】もバーン効果を持つカードや疾走カードを多く搭載したアグロ寄りの型が多くなっていった。従来のミッドレンジ〜コントロールタイプに関しても、新旧ユリウスなど、序盤から攻められるようなカードの採用率が上がっている。
ウィッチも同様に超越が減少して、疾走型の割合が多くなってきた。
また、前半は最強と思われた【AFネメシス】もミントネクロが不得手だったことと、事故率や1戦1戦の長さから敬遠されるようになり、ランクマッチではかなり数を減らした。また上述した環境の先鋭化により、序盤が弱点の【超越ウィッチ】【疾走スペルウィッチ】はかなり数を減らすことになった。
前評判通り、新キーワード能力である連携と相性がよい【連携ロイヤル】と【葬送ネクロ】が頭一つ抜けて強い印象を受ける。ネクロは対応するカードこそ天覇風神・フェイランのみだが、《恋人》・ミルティオなどの葬送効果によりフェイランの早期降臨に貢献している。幽暗の墓守を絡めた5Tの超展開も強力。
ロイヤルはダイヤモンドパラディンなどを採用し後ろに寄せた【進化ロイヤル】、ネクロは冥府型とリアニメイト型など、多彩なデッキタイプも登場している。
また、アダマンタイトゴーレムや猫の奇術師などといった強力なカードが追加された【秘術ウィッチ】、新たな1コストスペルエクステンドマジックを得た【魔道具ウィッチ】は、強化がほぼ皆無に等しい【式神ウィッチ】とは裏腹に環境上位に食い込んだ。
ドラゴンは前弾からフィーチャーされていたディスカード軸が大量に追加されたため、これを主軸とした【ディスカードドラゴン】が成立するに至った一方で、VEC環境より環境に君臨し続けた【自然ドラゴン】はローテ落ちの影響こそ薄いものの大きく数を減らしている。
一方でプレリリース時点でそれなりに注目を集めていた【アクセラレート(密林)エルフ】や【コントロールネメシス】・【自傷ヴァンパイア】などはいまいち活躍できていない。
連携ロイヤルと葬送ネクロの増加に対し、その両方に魔獣の女帝・ネレイアが刺さる【コントロールヴァンパイア】が登場。往年の自然渇望ギミックはもちろん、《世界》・ゼルガネイアがデッキと強くかみ合ったのも追い風となった。
さらには秘術ウィッチの中から、猫耳の魔法使い・キャルや《愚者》・リンクルを採用したタイプが流行。【魔道具ウィッチ】に近い蓋性能でコントロールデッキに圧倒的有利だが、連携ロイヤルなどの序盤の攻勢には脆いか。
結果、環境初期にもかかわらず三竦みでメタが回る稀有な事態となっている。
そんな中、高い勝率を出したロイヤルからオネストシーフと君臨する猛虎がナーフされることとなった。
環境開始から1週間弱で緊急ナーフが入り、波乱のスタートを迎えたFOH環境。
猛虎のアクセラ削除が響き【連携ロイヤル】は衰退。世界猛虎OTKまで見て後ろに寄せた【進化ロイヤル】が取って代わったが、環境での立ち位置は一気に下がることになった。
対して【秘術ウィッチ】や【魔道具ウィッチ】は相性の悪かった【連携ロイヤル】の零落により一転して環境トップに躍り出た。特に、【魔道具ウィッチ】はプロリーグで使用されるまでに至り、実装当初からは考えられないほどの大出世を果たした。
【秘術ウィッチ】は上述した所謂「リンクルキャル型」が本格的に流行。以前通りの禁約の黒魔術師一本のプランではなく、相手の体力の最大値を削ることで回復を許さず禁約の黒魔術師やアダマンタイトゴーレムでのリーサル圏内まで持っていくプランが主流。除去と手札交換を兼ねるでたらめな接合の採用も増えている。
【連携ロイヤル】の陰に隠れてナーフを免れた【葬送ネクロ】も相変わらずの展開力で猛威を振るっている。ナーフ前の環境は冥府を搭載した冥府型とフェイタルオーダーを搭載した疾走リアニメイト型の2つのタイプの【葬送ネクロ】がいたが、デッドメタルスターや冥守の頂点・アイシャなどの疾走カードをリアニメイトする疾走型の方が主流となっている。
ネクロ・ロイヤルに相性が良い【コントロールヴァンパイア】は今期も健在。リアニネクロの増加に合わせ燃え盛る抵抗を積み堕落の決意を減らしたり、不利対面(ウィッチ)を捲るために鋭利な一裂き・背徳の狂獣などのバーンカードを積むなど、自在な調整も人気の理由か。
また、【連携ロイヤル】のナーフによる環境の低速化により、波濤のプレシオサウルス以降の強さが際立つ【ディスカードドラゴン】が環境上位に参戦。
また、守護が少なく処理に長けた【魔道具ウィッチ】へのメタデッキとして、手札から打点を出せる【アマツエルフ】【異形エルフ】が増加。特にRAGE予選以降は頂きの闘技場を採用し6〜7Tで勝負を決める型の【異形エルフ】が一気に数を増やした。
こうしたメタデッキの開発と、ピンポイント気味なラブソングシンガーの流行も響き【魔道具ウィッチ】は再び数を減らした。毎日のようにメタが環境の中でぐるぐるしている。
プロリーグでは【エイラビショップ】【AFネメシス】が注目を集める。
聖なる守り手・ユカリが今環境で非常に強いことが広まり、エイラで作った盤面をユカリUBでカッチカチにすると大抵のリーダーが爆発する。
流行りの魔道具やリンクルキャルに対しても自然とメタが張れるため、プロリーグの中ではほぼ全対面有利とまで評価された。
AFネメシスは解放とシオンが落ちたもののパラダイムシフトの数が増えてコスト詐欺性能継続のまま。さらに疾走AFとアブソリュート・モデスト、ヴァーテクスコロニーのバーンで9T目に倒したり、10T目ならばゼルガネイアとラグナアウェイクでOTKができるなど幅広い戦い方ができるところが注目されている。
激動の一か月が過ぎ、8月に入ると環境は急速に落ち着いた。
ウィッチの主流は秘術でデッキを回転させつつ相手の体力上限を削り、真理の術式や禁約の黒魔術師でリーサルを取る【リンクルキャルウィッチ】へと完全に移行。魔道具ウィッチは一時期に比べて大きく数を減らした。
また、プロリーグや大会での活躍を受け、そこそこの確率で先6OTKを狙える【異形エルフ】が一気に増加。守護二面という決して簡単ではない要求を相手に押し付けるだけでなく、《吊るされた男》・ローフラッドなどのサブプランも無理なく仕込めるのが大きな強みである。
一方、型を変えつつFOH期に君臨し続けてきた【葬送ネクロ】は、フェイタルオーダーやデッドメタルスターを用いるリアニメイト軸に死期を視るもの・グレモリーとレジェンダリースケルトン・酒呑童子のPP回復組を仕込んだ構築が流行。環境トップの地位を確固たるものとした。
こうした実情を反映して、ネクロの幽暗の墓守・エルフの地を裂く異形にナーフが入った。特に【異形エルフ】は使用率4位ながら勝率は【葬送ネクロ】を凌ぎ1位であり、イメージ以上の安定感があったことが伺える。
8/20からアディショナルカード追加と同時にナーフが入り、前環境トップの【異形エルフ】は完全に絶滅。【葬送リアニネクロ】も大きく数を減らした。
まず注目されたのは、新カードによって強化された【AFネメシス】と【式神ウィッチ】だろう。
特に式神ウィッチは新カード・ルーニィによって回復・バーン・リソースを一気に克服。もはや別物レベルに強化された。
また【進化ロイヤル】は、戦争商人・アルヤスカの登場により盤面構築・盤面処理の両水準が一気に上昇。苦手としていたエルフ・ネクロの減少もあって環境トップに返り咲いた。
一方、【リンクルキャル(秘術)ウィッチ】は唯一ナーフを避けたTier1として環境トップが予想されていたが、式神に不利がつくうえに同じウィッチということでシェアを奪われ予想と裏腹に激減することになる。
その他、エターナルホエールを軸とした【エターナルホエールドラゴン】及び【ディスカードドラゴン】、光輝の顕現・ラーをフィニッシャーに据えてAF・式神対策に消滅カードをガン積みした【コントロールビショップ】、トートと《恋人》・ミルティオによるOTKを狙う【妖怪ネクロ】などが三々五々に流行したが、どれも一過性のものに終わった。
一方で、バアルを活用した【背徳バアルヴァンパイア】はRAGEファイナルで大きな戦果を挙げて流行したが、以降もランクマッチでその地位を保っている。
環境のこうした変化の中、遺物の番人・ルチルの追加で当初Tier1候補と目されていた【AFネメシス】だったが、その先攻依存・事故率・他Tierデッキとの相性の悪さが浮き彫りとなりその数を減らすことになった。
大型スタッツを序盤に強引に出せる幽魂の棺の追加で【骸ネクロ】がまさかの復権。【ミントネクロ】も依然環境に残っており、二種類の両極端なデッキを持つことが大きな強みにもなる。
しかしアーティファクトスキャンという意味不明超強力な新規を得た他、骸ネクロ特有の大型を序盤から並べるムーブに唯一対抗可能な【AFネメシス】が復活。【ミントネクロ】【骸ネクロ】の両方に刺さる虚数物体の採用が増え、冥府への道の早期起動すら安定するようになった結果、ほぼ一強と言っていい状況に突入した。
ネクロとネメシスのトップ2が超加速した結果、他のデッキは苦しい状況におかれている。
【骸ネクロ】復活の結果、基本的にその理不尽ムーブを対処できない【ヨルムンヴァンパイア】や【教会ビショップ】などは立場を落とした。【超越ウィッチ】及び【疾走スペルウィッチ】は虹の輝きや炎の握撃で対処可能な場面も無くはないが厳しいことに変わりはない。
森林の狼で【新リノエルフ】も大きく強化されたが、環境上位に食い込むには至っていない。
元々ロイヤルがいなかったのでナーフの影響は全く無し。
しかし環境と構築が洗練されるうちに【AFネメシス】が圧倒的であることが知られ、ついに単独でTier1の座に就いた。
加速や解放とアナエンシェを組み合わせ、盤面を制圧しながら手札もPPも減らさない流れを軸とし、あわよくば複数のレディアントアーティファクトによるOTKや最速3ターン目のシオンで勝敗を決めるムーブの対処は非常に難しい。さらに冥府への道といったサブプラン、虚数物体やミュニエによるメタ性能、同調やスキャンによって対応の幅も広げ『TierGOD』と言って差し支えないレベルにまで達してしまった。
ただし使用率は1強という程はは伸びなかった。その理由に高いプレイングスキルを試される点を挙げられることは多い。
しかしながら下を見ると今まで以上に群雄割拠。
相変わらずな【ミントネクロ】【骸ネクロ】【教会ビショップ】に加え、【アグロヴァンパイア】や【新リノエルフ】が見直されている。またそのほかにもでたらめな接合を引っ提げ、従来の構築とはかけ離れた【冥府ウィッチ】は一過性ながら人気を博していた。さらにtier2に満たない存在ながらも【コントロールヴァンパイア】は上記の【AFネメシス】に唯一有利を取れるとされ、こちらも見過ごせない存在だった。
ローテで【式神ウィッチ】を復権させたルーニィだが、アンリミテッドにおいても【疾走ウィッチ】を復権させた。
その実力はあのAFネメシスに対して微有利という声もあり、【AFネメシス】1強体制が揺らぐほど。ただし、多くの中堅デッキからは【AFネメシス】よりは【疾走ウィッチ】相手の方が戦いやすいという声が多く、その相性でAFネメシスのトップは保たれている状況だろう。
逆に幽暗の墓守のナーフによって弱体化した【骸ネクロ】は立場を落としている……のだが、その立場はナーフ前から徐々に落ちてきており、このナーフがtier2陥落の瞬間となったのかは怪しい。
また、メタゲームとは関係ないが、聖獅子の神殿と崇拝の実現を組み合わせた無限ループにより相手アプリに処理落ち負荷をかけ、強制的に切断負けさせるというデッキが登場。実際に8月に行われたアンリミグランプリでこれを使って優勝した者も居たらしく、物議をかもした。詳細はこちら→【処理落ちOTK】
結果、9/3付にて神殿が無期限の使用制限処分を受けることとなった。
環境最初に注目を浴びたのは【守護ビショップ】であった。双砲の神罰・アンヴェルトを筆頭とする大量の強化パーツを手に入れ大幅にパワーアップ。グラマス一番乗りも達成し、新環境の覇権に名乗りを挙げた。
しかし他デッキも黙ってはいない。前期からのTier1で前評判も高かった【進化ロイヤル】、新カードストレイホロウ・イルガンノと暗獄の遣い・ジャスパーで強化された【AFネメシス】も増加。またそれらをメタるように最速後8OTKが可能な【コントロールネメシス】、トリニティモンスターズという切り札を得た前期からのロイヤルキラー【葬送ネクロ】もそれらを追って環境に数を増やしていった。
一時期は圧倒的な勢力を誇った守護ビショップだったが、知名度の上昇により多方面からメタられ数を減らした。とはいえ上位層自体は変わらず、【守護ビショップ】>【AFネメシス】>【進化ロイヤル】>【守護ビショップ】の三竦みかつ三強という形で落ち着いた。
その他では前期のコントロールビショの系譜を受け継いだ【清浄の領域ビショップ】、庭園ギミックを加え上振れ力が増した【ディスカードドラゴン】も比較的環境で見受けられる。
そうした一方、エルフは長年の柱豪風のリノセウスがローテ落ちし、新ギミックロキサス軸エルフがいまひとつ通用しなかったため環境で戦えるデッキがなく、1つ沈んで最下位クラスとなってしまっている。
またローテ落ちの影響こそ少なかったものの、新カードによる強化が薄くインフレに取り残された【式神ウィッチ】【バアルヴァンパイア】を擁するウィッチ・ヴァンパイアの両クラスもかなり厳しい立ち位置にある。
守護ビショの減少もあって「ビショネメロイ」の三強環境になりつつあったが、そこに待ったをかけたのが新たに開発された【葬送ネクロ】だった。
死期を視るもの・グレモリーとトリニティモンスターズの強烈な相性に着目し、高速でデッキを掘り進めての早期グレモリー直接召喚から冥界への霊道などまで絡めてトリニティモンスターズの多重展開を狙う【葬送ネクロ】はもはや【グレモリーネクロ】と呼ばれ、ロイヤルにガン有利・ネメシスに五分以上という立ち位置もあってロイヤルを食って急増。
そうした環境の変化に加え、構築研究の進展もあり、消滅カードを積んで後ろに寄せる形でビショは再び盛り返した。
そうして環境は一時的に「ビショ・ネク・ネメ」の三強へと移行したが、守護ビショに対して不利が付き、かつグレモリー下のトリモン展開に有効な解答を持たない【AFネメシス】が凋落。特にBO3環境は【守護ビショップ】【葬送ネクロ】の二強、一歩譲って【AFネメシス】【進化ロイヤル】が続く形になった。
一方、こうしたビショネク二強という環境の変化に伴い立場を上昇させたデッキもある。
トップメタの守護ビショに有利が付く【コントロールネメシス】、【庭園自然ドラゴン】に、ネクロの序盤の隙をつきつつもつれたらローフラッドで別ゲーを仕掛ける【アグロエルフ】、ネクロとビショップの両方に刺さるピースキーパー・ヴィンセントを搭載した【式神ウィッチ】など、以前はあまり見られなかったデッキが数を増やした。
特に当初1弱かと思われたエルフの躍進は目覚ましく、RAGEやJCGでも結果を残して下馬評を覆すことに成功した。
これでネクビショ二強に収束しかけた環境に微妙に変化が見えた。
そして10/28の月末メンテにて大規模な能力調整が行われることが決定。環境の激変は間違いないであろう。ほんとぉ?
守護ビショップ・葬送ネクロ・AFネメシスにナーフが入る。またFOH期から環境を定義してきたゼルガネイアの弱体化は大きな影響を与えた。
ナーフ組の中では特に打点が大幅に減少したネクロは数を大きく減らし、その隙間を縫ってネクロに弱かった【進化ロイヤル】が再び増加。またゼルガネイア弱体化により【アグロエルフ】などの乗り物を使った速いデッキも増加した。【AFネメシス】【守護ビショップ】はそれらに優位に戦えたこともあり、ナーフを受けながらも立場を守ることに成功したと言える。便宜的に上記のTier表を分けたが各デッキに大きな差はなく、JCGベスト16に全クラスが顔を出すこともあり、環境は再び戦国時代へ戻っていったと言えるだろう。
そんな中、ネメシスの【コントロール】【連携】の2アーキタイプが大きく勢力を伸ばした。コンネメは構築の洗練によりかなり幅広い相手に対応できることが知られ始め、特に競技シーンではAFより採用率が高くTier1と言って差し支えのない活躍をしていた。(ランクマ向きではないためここではTier2としている)
また人形ギミックを活用した連携ネメシスも徐々に注目を集めた。中盤の盤面戦で押し切る戦い方と、終盤のアイシィ連打によるコントロールが両立できることで安定した戦いができ、また新鮮なアーキタイプということもあって特にランクマでは激増した。
11/19にアディショナルカードが実装された。
アディショナルにより特に大きく強化を受けたのは【連携ネメシス】と【バアルヴァンパイア】だろう。特に連携ネメシスはア前からTier1の地位にあり、より立場を強固にしたと言えるだろう。
【ロキサスエルフ】は大きな強化は無かったものの、ゼルガネイアの高コスト化、守護・除去を備えた天敵ともいえるトリニティモンスターズ型ネクロが激減したメタ環境の変化を受けて、結果大会・プロリーグで結果を出すようになり、ランクマでも人気デッキへ浮上した。またこれら連携ネメ・ロキサスエルフに比較的優位に戦える【清浄ビショップ】の地位も向上してるようだ。
反面、不利を取っている【リアニメイト(グレモリー)ネクロ】は一時激減したが、デスブリンガーを活用したコントロール寄りの構築がロキサスに有利で少しずつ増えていた。
そうこうしてるうちに12/7にて緊急ナーフが入り、ストレイホロウ・イルガンノが流動性で処刑されることとなった。
連携ネメシスが多かったことと、他のネメシスデッキにも3積み必須カードとなっており単純にカードパワーが高すぎたのが原因と思われる。
イルガンノのナーフに伴い【連携ネメシス】は激減。環境上位から姿を消した。
前期のTier1【ロキサスエルフ】はそのままに、連携ネメに立場を取られ気味だった【背徳バアルヴァンパイア】【アグロネクロ】などの高速デッキが流行。更にそれらに対抗してアグロ耐性の高い【清浄ビショップ】やデスブリンガーをリアニメイト先とした【グレモリーネクロ】が増加するという流れになっていった。
特に2つのデッキタイプが流行したネクロはまた立場を取り戻し、RAGEファイナルでもアグロネクロが優勝デッキに入った。何気にUCL期以来4期連続でネクロ採用者が優勝したことになる。
まず注目を浴びたのは【アグロネクロ】。2/2/1で自身もアグロ要因になれるソウルガイド、3/3/2突進しながら2点を飛ばせるスカルフィッシュがSOR産のアグロパーツに加わり圧倒的な速度を取得。トップの一角に君臨した。
また、当弾の新キーワード『奥義』の恩恵を受けた進化ロイヤルもシェアを伸ばす。起動は8ターン目と遅いものの強烈なボード制圧力を誇るオクトーが蓋となりミッドレンジを駆逐。盤面を返せるコントロールデッキか、出される前に勝利するアグロデッキかの二分化が進んでいる。
次いで環境を狙うのは庭園を足掛かりに古今独歩の大拳豪・ガンダゴウザや始原の竜・バハムートで大打点を叩き込む【ランプドラゴン】である。また、神魚・ディズレスタンとガブリエルと組み合わせ20点を叩き込むディズレスタンOTKも生み出され、クラスによってはオクトー以上に警戒しなければならない相手として存在感を放っている。
また序盤の盤面形成と後半の大きめの打点を兼ね備えたアクセラレートエルフと狂乱ヴァンパイアがそれらを睨んでいる形となっている。
ビショップはユカリを持っているという優位を活かしてコントロールビショが多い印象か。
ウィッチはアグロに弱い点が難点でネメシスは全体的にカードパワーが低いので今後に期待と言ったところ。
進化ロイヤルは最初こそ使われていたが環境に不利なデッキが多くなってきたので大会などでは数を減らしており、ウィッチネメシスよりはちょっとマシ程度に落ち着いた。
高速デッキであるアグネク・乗り物ドラゴンに対抗すべく、【清浄ビショップ】、【連携ビショップ】などコントロールに長けたデッキが急増。特に継戦力に問題があったアグロネクロは大きく数を減らした。
そんな中、欠点が少なくパワーの高い中速デッキとして【グレモリーネクロ】【アクセラレートエルフ】の評価が徐々に高まるようになった。その他上記に記載のないデッキでも侮れない実力の構築が多数出現しており、かなり多様性のある環境となっている。
月例調整では久々にローテのカードにナーフは無く、代わりにウィッチとネメシスから1枚ずつ上方修正が入った。
アクセルヒーロー・マイザーがもはや別物レベルでアッパー調整を受けたことで環境が激変。
マイザーを活かした各ウィッチデッキが開発される中、間もなく【式神ウィッチ】がトップメタに割り込むことに。横並べへの防御力が格段に増し、クオン・ルーニィのスピードが上昇するなど攻防ともにパワーアップし、ラストシーズンに殴り込みをかけてきた。
そんな中少しずつ構築開拓が進み評価を上げていったのが前期の覇者【ロキサスエルフ】。自然パーツを失い回転力は落ちたが、テンポムーブで攻める構築が広まった結果アクセラのシェアに追いつき追い越し、Tier1の座に返り咲いた。
そしてロキサスエルフに対抗すべく、デスブリンガーネクロなどの防御力の高いデッキも採用されるようになった。
アディショナルカードが追加され、環境がさらに変化。
葬送と回復を同時にこなし、ファンファーレでフィニッシャーまでこなすボーンドミネーターの追加により、【グレモリーネクロ】が急増。
さらに、プレイ数さえ稼げれば安定したダメージを出せる閃光のエルフ・アルバータを獲得した【ロキサスエルフ】もまた環境トップの座を維持し続けている。
その反面アディショナルカードが弱いウィッチは若干立場が悪くなっていた。
アディショナルカード追加から一発目のJCGではなんと予選でのネクロの使用率が6割、決勝トーナメントに至っては9割と驚異の使用率を誇っている。
一応補足しておくと、9割というのはグレモリーネクロだけではなくデスブリネクロやアグロネクロを勘定に入れた数。
それでもグレモリーネクロだけで計算しても8/15で5割ちょっとであり、驚異的な数ではある。
マイナーなものだとネフティスを採用した型などもありネクロの構築の幅が広すぎて全てをメタることが不可能という一時期の原初ドラゴンのようになっている。
ドラゴンはティアマト・マグナによって強化された庭園ドラゴンが多くなっている。
しかし環境の高速化についていけない部分もあり、乗り物ドラゴンもまだまだ健在といったところ。
清浄ビショップは前評判ではトップ間違いなしといった感じだったが環境の変化によって予想されていた程にはなっていない。
コロッサス・マグナの追加によって進化ネメシスがやっとデッキとして完成してきたり灰白の豹・アイルとシェムハザで強化された上に純グレモリーネクロをメタれることで背徳バアルが復活するなど、下位クラスの救済もされたが進化ロイヤルはゲームを終わらせるのが11~14ターン目と周回遅れにも程がある遅さになっており、ヴァルフリートロイヤルは強化こそされたもののヴァルフリートを進化させるムーブが隙になることや先攻だと動きが遅れることなどの根本的な問題点が解決しておらず、ロイヤル1弱の環境となっていた。(RAGE決勝の持ち込みが唯一0、JCG決勝進出も1回のみなど)
また、アストラルダンサーによって強化された乗り物(ヴィンセント)ウィッチや、フリッグが追加されたカウントビショップなどアディショナルによる多様性は見られるものの、今弾の目玉であった「十天衆」が環境であまり活躍出来なかったこと*3や、グレモリー対ロキサスの頂上決戦にバアルと清浄が割り込む形というSOR期のメタゲームから大きく変動はしなかったことに批判の声も上がっている。
SOR期からデッキの研究が進んだ結果、セリーナ教会ビショップとスカルフェインビショップが融合した、「教会スカルフェインビショップ」が誕生。
アンヴェルトとカームフェザーフォルクによるアグロ耐性と教会のスピード性、安息の領域による大ダメージ耐性が組み合わさった万能デッキとして圧倒的Tier1として環境に君臨している。
その他では、石英の魔女の追加によりスペルウィッチも躍進。水晶の魔剣士の条件を早期に満たしやすくなった他、全体的に爆発力と安定性が増した。
その裏で、前期トップだったAFネメシスはかなり数を減らした。考えられる理由としては、FOH期から構築が大きく変わることが無かったため、プレイヤーに飽きられてしまった事などが挙げられる。
また、Tier外では骨魚の追加で強化されたアグロネクロなどの速攻デッキがあるものの、アンヴェルトのアグロ耐性が高すぎる為、早めに出てこない事を祈るしかない状況になっている。
JCGではほとんどのプレーヤーがフェインビショップを持ち込むなど、あまりに1強が過ぎたためかついに1/26付けにてスカルフェインがナーフを受けることに。環境激変は必至だろう。
スカルフェインがナーフされた結果環境からAOEが大幅に減り、アグロネクロが幅を効かせていた。
またマイザーのアッパーによって疾走ウィッチの盤面処理能力と火力が大幅に上がり環境トップへと上がった。
Tier外では連携ロイヤルやアグロウィッチやアグロエルフなどの乗り物などで押すアグロデッキが流行している。
そして一応環境外の存在ではあったものの、ひそかにエイラが徐々に数を増やしていた。
各デッキの中心パーツを多く有したUCLが落ち、環境の大きな変動が予想される中で開幕。
まず注目を集めた新顔としては【セッカエルフ】だろう。瘴気の妖精姫・アリアに進化を切れた時の破壊力はかなりのものがあり、前期覇権の【ロキサスエルフ】が相変わらず人気の中、大会環境でもエルフ内のシェアの半分、ランクマではセッカの方が多いという状況になっている。
さらに新カードで強化された【乗り物(ライド)ドラゴン】、【AFネメシス】、虚無ノ哭風・グリームニルのフィニッシュ力に着目した【進化ヴァンパイア】も強デッキとして地位を築く。また上記表以外にも【マナリアウィッチ】,【カウントダウンビショップ】など上位陣を食えるパワーを持つデッキがひしめいており、また同デッキ内でも構築の幅が広いため、多様なデッキ・カードが活躍する戦国時代となっている。
アディショナルとバフで大きく強化されたネクロが環境に舞い戻り、同じくアディショナルと上方修正の両方で強化されたネメシスと共に二強環境となっている。
ネメシスは盤面戦において無敵と言えるほどパワーがずば抜けている上に始原の竜・バハムートや反逆の命・ミリアムによるOTKも有しており、ネクロはセレスト・マグナの詰ませ性能の高さによって環境トップに君臨し多くのデッキを環境から駆逐した。
ネクロとネメシスの強さの序列は意見が分かれるところだが、JCGやRAGEファイナルでの採用数は常にネクロ>ネメシスとなっていた。
エルフと進化ヴァンパイアはネメシスとネクロにパワー負けして勝てないため環境から落ちてしまった。
アブディエルを採用した守護ビショップや更に消滅に特化したビショップなどがなんとかメタろうとしたが有利を取るまでにはいかず、バアルヴァンパイアや乗り物ドラゴンで先に轢く方が多い。
またアブソリュート・トレランスの追加によって進化ネメシスが復権し、7〜9ターン目、酷い時には6ターン目にOTKしてくるというとんでもない上振れデッキとなっている。
ウィッチはスペルブーストに一切強化が入らなかった上にU20軸が強化されても尚強力なデッキとは言い難いのでイマイチ振るわない現状。
ロイヤルは連携デッキが強化され勝てる対面も増えてきたもののネクロとネメシスに勝てないのでやはり厳しい。このロイヤルとウィッチはここ最近の不遇期間が大分長いので次パックに期待といったところだろうか。
とか言ってたらRAGEにてファイナリストのShimon選手がまさかのロイヤルを採用。圧倒的速度のアグロによって使用された3試合の全てで勝利していた。
BO5でアグロ全振りデッキへのガードが弱くなっていた特殊な環境においてのことだが最後の最後にロイヤル再評価の流れがきている。
DOVリリースによりアンリミ環境で躍進を遂げたのはやはりウィッチとネメシスだろう。
グリモアソーサラーの獲得やU20要素が強化された事により超越ウィッチを始めとする【スペブウィッチ】が大幅に強化され、超越ウィッチは安定して6ターン上振れれば5ターン超越まで見える所まで高速化しTier1へと躍り出た。
【AFネメシス】も終末の番人・スピネによってアクセラレート1で直接AFを出せるようになった。初期デッキ40枚の中に最初から低コストAFが埋まってるようなもので、得意の盤面処理やアグロムーブなどデッキ全体の安定性などが大きく向上した。
この2つが環境を二分しているような状態だがその他のクラスは付け入る隙がある超越を狩ろうとするデッキが多い。
【教会ビショップ】や【アグロネクロ】に【狂乱ヴァンパイア】のような各種アグロ、最速超越のために握撃などの除去が減った隙を付ける【エイラビショップ】などが続いている。また、【接近ドラゴン】や【骸ネクロ】などの自分の右手との戦いをするデッキも一定数存在している。
特に特定デッキへのテコ入れは無かったので環境は大して変わっていない。
しかし輪廻の女神という強力なメタカードの追加によって環境デッキ同士のパワーバランスや意識すべきプレイングは何気に変わっている。
DOVの第一線で戦ってたAFネメシス、グレモリーネクロは主要パーツを複数失いデッキの再構築を余儀なくされ本命不在のような雰囲気での開幕だったが蓋を開けてみたら二つのデッキが猛威を奮った。
一つは【ヤテランビショップ】。ナテラの大樹を初めとした低コストでのサーチ・ドローアミュレットが大量に追加されアミュレットが場に出た・破壊された回数を参照するカード達が大幅強化。特に栄華の加護神・ヤテラントゥのライフアド・ボードアドをひっくり返す力は凄まじく、7ターン目以降はヤテラントゥを置き続けるだけでほとんどのデッキに勝ち越せてしまうような有様だった。
もう一つは【ラティカエルフ】。事前情報では困難と思われていた万緑の回帰・ラティカの12プレイ16点疾走が英雄の覚悟等のプレイ回数を水増しするカードによって5ターンや6ターンには比較的安定して発動できてしまうことが発覚、ローテとしては圧倒的な速度と安定性を備えたOTKが生まれてしまった。例えOTKが難しい状況でも生命の宴で深き森の異形2体を並べつつ英雄の覚悟のバフ効果で圧倒的な布陣を形成するサブプランもばっちりである。
これらの動きは他のデッキが同コストでできることと比べても明らかにパワーが抜きんでていた上コンボの過程でどんどん手札が充実していく為、一度始まってしまえば巻き返すことは非常に困難。完全な2強体制を作り上げた。
相性的にはエルフ以外全有利のビショップ、コンボが始まるまでの序盤の数ターンさえ乗り切れば全クラスに有利を取れるエルフ、その他6クラスと言ったところか。
あんまり暴れすぎた為か、英雄の覚悟、ヤテラントゥ、パニッシュメントスナイパーが下方修正。
久しぶりにリリース1週間での緊急ナーフと相成った。
ナーフにより【ヤテランビショップ】と【ラティカエルフ】の2強体制が崩れる。
ナーフ当初は抑え込まれてた【機械ネクロ】や【進化ウィッチ】などコントロールデッキが多く見られたが、環境が進むにつれてコントロールに有利な機械ネメシスが台頭して人気が低迷。
機械ネメシスの対抗策として【ラストワードネクロ】や【撤退ロイヤル】など、中盤にバーストダメージを叩きこめる構築が提案され、後に続く形として【マナリアウィッチ】や【アクセラレートエルフ】も環境に現れた。
その後は【ラストワードネクロ】【撤退ロイヤル】【機械ネメシス】がtier1として環境が固まりつつあったが、「消滅」「回復」「大型守護」が対策となることから【自然ドラゴン】や【アミュレットビショップ】がJCG、RAGEなどの大会環境を主戦場として持ち込まれるようになる。
遅いデッキが環境に現れたことから【機械ネクロ】や【進化ウィッチ】も環境に姿を見せつつあり、ゲーム環境としては一巡した形になる。
OTKや上振れムーブが強力であり、先行有利な環境ではあったものの、ヴァンパイア以外の7クラスが活躍する環境となっており、流動性は確かにあったといえるだろう。
カードの流行としては追憶の大天使、ラミエル、恒久の天使、母なる慈愛などニュートラルのメタカードに活躍の機会が与えられている。
新たなデッキタイプとして【イザベルウィッチ】、マグナゼロを軸とする【共鳴ネメシス】が環境入り。しかしトップメタは依然としてJCG Openでも採用例が多い【ラストワードネクロ】と【撤退ロイヤル】か。どちらも自由枠の多いので環境に合わられる柔軟な構築が高使用率・高勝率に結びついていると考えられる。
9月中旬に迎えたRAGEではファイナリスト8人のデッキのうちアクセラレートエルフ5、撤退ロイヤル5、マナリアとイザベルで合わせてウィッチ5、清浄ビショップ1、そして何よりも全プレイヤーが【ラストワードネクロ】を採用と完全に勝ち組クラスとそうでないクラスで分割される形となった。各デッキ共に構築が洗練されデッキのほぼ全てが固定枠として確定しており、完全に環境は煮詰まったと言ってもいいだろう。
デモンディーヴァの追加によって狂乱ヴァンパイアが環境に入ってきた以外は前期と同じような環境となっている。
しかしリオードやベイリオンなどのパワーカードの追加や比較的オーソドックスなデッキであること、AFトップメタのヤテラントゥビショップに有利と見られたこと、みんなが飽きてAFを回さなくなったことなどの要因もあって連携ロイヤルが何気に勢力を伸ばしつつある。
その一方でドラゴンはアンリミで有効な強化が入らなかった上に天敵の連携ロイヤルが増えつつあるので相対的に厳しい立場となっている。
また、流行度ではTier外であるが、ラティカエルフでのグラマス達成者や連勝報告が出ており、今後の躍進が期待され(るはずだっ)た。
ローテのナーフのとばっちりによってビショップのデッキ二種が大幅な弱体化を受けた。
教会は西風神型などが生き残っているがヤテラントゥは壊滅的な被害を受けた。
もちろんラティカエルフもTier外のデッキと化してしまった。
ヤテラントゥに不利だった疾走ウィッチやAFネメシスが増え、連携ロイヤルにとって向かい風の環境に逆戻りしてしまった。
しかし、ここにきて計8枚ものカードのナーフ解除・制限解除が発表され、アンリミ界隈を揺るがした。
ナーフ解除/制限解除を受けたカードの環境への影響は少なくなかった。
まず、最も期待された波濤のプレシオサウルス搭載のディスカードドラゴンであるが、
以前のような強さを期待したためかランクマ環境ではあまり見られなかったものの、次第にAFメタとして評価され、特にJCGで活躍した。
また、報復の白き刃・アニエスを搭載した(自然)教会ビショップが躍進。
パニッシュメントスナイパーはもちろん、ヤテラントゥを搭載した型も散見され、ナーフを受けたカードが救われる形となった。
そして、以前から徐々に評価され始めていたラストワードネクロがまさかの覚醒。
骸の王、セレスト・マグナ、黒き死の騎士などの各流行デッキのメタカードが搭載されており、安定感を見せている。
さらに、Tier2.5くらいの位置に、清純なる祈り・エイラを搭載したエイラビショップや、ローテーションのものを少しいじった撤退ロイヤル、数は減らしたものの一定数残っているロキサスリノや疾走ウィッチ等様々なデッキが台頭している。
アンリミJCGで史上初めて予選使用率が全クラスで10%を超えたこと、ETA環境以来初めて全クラスが決勝進出したことも、この雑多環境を裏付ける証拠といえるだろう。
究明の魔術師・イザベルによってただでさえ強かった超越ウィッチと疾走ウィッチが超強化され、アグロ耐性が高くなった結果狂乱などのアグロはほぼ死滅した。
AFネメシスは最初こそウィッチに押されていたが次元の超克者・ユアンの追加によって安定性と火力の両方を手に入れたので未だにアンリミのトップとなっている。
マスターコックを得たエイラやルナで骸起動が楽になったラスワネクロ、エリカで火力が向上した連携ロイヤルなどのデッキもあるがAFと超越が強すぎるせいで日の目を見ていない。
RSC環境トップメタだったラストワードネクロがローテ落ちの被害が一番少ない点、また先行公開されるレジェンドとゴールドのカードに重いもしくはパワー不足に見えるという事前評価のカードが多かった為か、前期のラストワードネクロがそのまま環境トップを維持するのでは無いかという雰囲気での開幕だったが、初日にスタートダッシュに成功したのは新弾のカードをふんだんに使用しテンポラリーデッキでも配布された【狂乱ヴァンパイア】。銅銀金虹と大量のカードが追加され序盤中盤終盤と隙が無く、あまりの遭遇率の高さに初日からミラーを意識した構築をされたほど。
しかし確実な勝利ターンが夜天の吸血鬼の10ターンと遅いことなどの弱点も早々に露呈。イザベル筆頭に回復とバーンの多い【U20ウィッチ】と【スペルウィッチ】が台頭した。
これらは前期の構築をほぼ引き継いでおり、そうなればそれに強い【ラストワードネクロ】は当然対抗馬として環境に躍り出る。前期で対抗馬の一つだった【撤退ロイヤル】はわがままな呼び出しのローテ落ちにより安定性を欠きカウンターマジックも辛く環境から大きく数を減らしたものの、代わりにアグロ要素を増やしてウィッチとロイヤルの準備が整う前に顔を削り切れる【連携ロイヤル】が環境に顔を出す事となった。もちろん類い稀なるカードパワーを持つ光耀の標・ミストリナ&ベイリオンも採用される。
そのラスワネクロ、連携ロイヤルに対し消滅と回復を持つユピテルを軸とした各クラスの進化デッキが開発された。母なる慈愛を採用しやすい【自然進化ドラゴン】やアグロ耐性の特に高い【進化守護ビショップ】なども顔を見せたが、フラワリングマジシャン・マリーや清澄の蒼・テトラなど序盤から進化を稼げ後半の火力も高い【進化ウィッチ】が最有力候補となった。
事前評価の停滞ぶりの危惧よりも遥かに環境の流動や構築の変化は多かったものの着地点としては大きく変わりはなく、10/17開催のRAGE2次予選では多角的な攻めを持ることから明確な不利が少なく引き次第でどのデッキにも勝てる【ラストワードネクロ】が23/24という高い採用率を誇った。次点でウィッチが16、ロイヤル7。
エルフとヴァンパイアが入れ替わったくらいで前期に引き続き勝ち組クラスとそうでないクラスで大きく分かれており、特に1コストバウンスカードが落ち新規カードが既存にデッキに入りにくく新軸としてもパッとしないエルフは非常に辛い立ち位置に立たされた。
流石にこれはまずいと見たか、上位クラスのネクロロイヤルウィッチヴァンパイアにはナーフが、下位クラスのドラゴンエルフビショップネメシスにはアッパーが入ることとなった。
特に常闇の花嫁・セレスと究明の魔術師・イザベルというデッキの勝ち筋に関わるカードに手が加えられることで、環境は大きく動くと思われる。
全クラスに能力調整が入るという前代未聞の事態から始まったこの環境、3週間と短い期間の中で複数の大型大会などがあり環境が目まぐるしく変化した。
まず流行したのは上方修正を受けた竜槍の戦士・ローウェンを採用した【自然ドラゴン】【乗り物ドラゴン】だった。バーンや疾走でライフを詰めるデッキとローウェンの相性は抜群で環境入りを果たした。
そんな環境序盤にいわゆるTier1となったのは【進化ウィッチ】と【セッカエルフ】だった。
前期の環境上位デッキがナーフによって軒並み弱体化を受けた中で進化ウィッチは一切の影響を受けておらず、無数の回復とバーンダメージで環境を牛耳った。
原始の悪神の能力調整によって台頭したセッカエルフは環境2〜3日目までは進化ウィッチに押され気味だったものの、エレメントスラッシュと疾走札を絡めた早期疾走プランを確立し、進化ウィッチと並んでTier1となった。
新環境が始まり約1週間が経った頃、2強環境に待ったをかけるように【機械ネメシス】が環境へと躍り出た。
アブソリュート・トレランスのバースト力、通称トレランスケアによるプレイの制限、フドー・蹂躙の触手・コロッサスマグナによるバーンの多さなどを武器に環境上位デッキとして名を連ねた。
この間に【人形進化ネメシス】や【フリッグ守護ビショップ】なども開発されたがパワーや安定性の不足などから環境入りすることはできなかった。
環境が始まってから10日後の11/7に行われたRAGE・GFでは8人全員がエルフ・ウィッチ・ネメシスの持ち込みであり、勝ち組クラスとそうでないクラスがはっきり分かれた形となった。
またこの頃から進化ウィッチ・機械ネメシスに明確な有利がつく【AFネメシス】が流行の兆しを見せたほか、エルフはアグロを主軸としたセッカエルフから万緑の回帰・ラティカに寄せた【ラティカエルフ】やセッカとラティカを両採用した【ハイブリッドエルフ】が主流となっていった。
ここからさらにメタが周り、輪廻の女神を採用したデッキが見受けられたり、エルフ系統に有利がつく【ラストワードネクロ】、8tにOTKを決める【オクトーOTKロイヤル】が密かに流行していた。
JCGでは【バフドラゴン】【進化ドラゴン】【マグナゼロネメシス】などこれまで見なかったデッキが優勝したり、
11/13・14に開催されたWGP(=世界大会)ではTier1デッキ中心ではあったものの7クラス12アーキタイプが存在し、多様性の高い環境であった。
アディショナルカードの追加があり、環境にも変化があった。
前期、競技シーンではラティカを採用したハイブリッド型が多く見られたエルフだが、奇跡の実りやアイヴィーキングの追加によって安定性が向上した【セッカエルフ】が台頭した。
セレスのナーフ以降数を減らしていた【ラストワードネクロ】は、ニュートラルに追加された導く鐘・ベルエンジェルとの相性が良く再び最上位クラスへと返り咲いた。
しかしながら環境が進むにつれ、カースメーカー・スージーとケルヌンノスを採用した【進化ネクロ】という新しいアーキタイプが環境に現れ一気にTier1へ登り詰めた。その結果【ラストワードネクロ】はみるみる数を減らしていった。
環境中盤に入ると7t目に守護貫通OTKを狙える【アクセラレートエルフ】の台頭もあり、強いクラスに複数のアーキタイプが存在する環境となっている。
そのほかでは、ブルータルドラゴニュートによって打点が増えたドラゴンやセイクリッドレオ採用の【守護ビショップ】、進化ネクロに対して有利な【清浄アミュレットビショップ】など新カードを組み込んだデッキも数多く見られる。
新弾で夜天の吸血鬼、ダークオーダーなどが追加され、アグロ性能と直接召喚の安定度が増した【狂乱ヴァンパイア】が環境に台頭。
闇喰らいの蝙蝠のナーフ解除もあり前期から大幅な強化を受けた。
その【狂乱ヴァンパイア】に対して五分以上を取れる【AFネメシス】も引き続き環境のトップであり、新弾で追加されたジェネシスアーティファクトが採用された型や、ミラーや対狂乱ヴァンパイアに対しての回復量を意識した反逆の命・ミリアムの採用、冥府やカイザーインサイトを強く使うための宿願の二刀の採用など自由枠での対応力の高さを見せつけた。
【超越ウィッチ】は今期も健在で、新たに追加されたカウンターマジックで元々有利のついていた【AFネメシス】に対してより優位に立ち回れるようになった。
その分【狂乱ヴァンパイア】のアグロムーブに対しては基本的に対抗出来ず、狂乱、AFに比べると明確に落ちる立ち位置となった。
Tier2以下ではデッドリーエルフを採用したアグロ気味の【フェアリーエルフ】や安息の領域を活かした【協会ビショップ】、【アミュレットビショップ】【ダゴンOTKドラゴン】等も見られた。
10/28に実施された能力調整により、環境上位デッキでは【超越ウィッチ】【疾走ウィッチ】【狂乱ヴァンパイア】が弱体化を受けた。
もともと1強気味であった【AFネメシス】がより抜きんでた環境になり、能力調整後に行われたアンリミJCGでは約77%の人がAFネメシスを持ち込んだ。
最近ではジェネシスアーティファクトの能力をいかすため、アーティファクトの種類を増やした種類型のAFネメシスも多くみられる。
Tier2以下では安息の領域を活かしAFネメシスのプレイを縛りながら戦う【アミュレットビショップ】【協会ビショップ】、
弱体化を受けたものの理不尽を押し付けることのできる【超越ウィッチ】【狂乱ヴァンパイア】、
前期よりひそかに注目されていた【フェアリーエルフ】、そのほかにも【ダゴンOTKドラゴン】や【ロキサスエルフ】【アックステイカーロイヤル】【グレモリーネクロ】など、多種多様なデッキが存在しBO3の大会では混沌な環境となっている。
11/3にはアンリミ初となるJCGスイスドロー大会が開催され、決勝トーナメントでは【AFネメシス】の採用率が82%と圧倒的で、3名の優勝者はいずれもジェネシスアーティファクト採用型だった。
FOH環境より(一部肩を並べるデッキがいたものの)約1年半以上Tier1に君臨し続けた【AFネメシス】だが、上記のJCG大会の使用率もあってか11/18より主要パーツである加速装置が1枚制限になることが発表され、Twitterのトレンドに載るほどに注目を集めた。
加速装置の制限により【骸ネクロ】や【狂乱ヴァンパイア】の序盤の強力な盤面形成を返す手段が限られるため、環境が流動すると思われる。
アディショナルカードの追加とともに【AFネメシス】の根幹を支えていた加速装置が1枚制限となり、環境は始まった。
前期の上位デッキでは序盤の加速装置に苦戦を強いられていた【狂乱ヴァンパイア】が一気に増加、それに伴って【超越ウィッチ】の立ち位置が悪くなり数を減らしていった。
【AFネメシス】は従来型から種類型に完全にシフトし、アーティファクトインパルス、音速の機構・ララミア、多腕のアーティファクト等で破壊種類数を稼ぎながら序盤を凌ぎ豊富な打点と盤面で相手を圧倒する動きが強力で、依然としてTier1に君臨している。
そんなAFネメシスに対して消滅で動きを阻害しながら戦える【アミュレットビショップ】も存在し混沌な環境となっている。
新カードを採用したデッキでは、DOCで優秀な低コストが追加され1コスト5点疾走のスペリオルコントラクターが強力な【秘術ウィッチ】や、アイヴィーキングの追加によりデッキが回しやすくなった【アクセラレートエルフ】も見られるようになった。
加速装置の制限によって盤面デッキも少し戦える様にはなったものの、3tに強力な盤面を形成できないと手札から打点を出すデッキより優位に立つのは難しい環境である。
新弾のレジェンド・ゴールドにパワーや速度不足が見られDOCから猛威を奮っていた2デッキにナーフが入らなかったため、大方のユーザーの予想通りに【進化ネクロ】が覇権を握った。
スタン落ちの影響がないどころか、霊体の侵入という進化・ネクロマンス消費・打点を1枚で賄うカードが追加され前期よりもパワーが高くなった。
共に前環境を牛耳っていた【セッカエルフ】だが、シャムシャマのスタン落ちの影響で疾走プランを通しづらくアリアへの依存度が高くなり環境トップから退いた。
カーリーやブラッドロード・ユヅキの追加によってブラッディデーモンの早期直接召喚が現実的となった【進化ヴァンパイア】や、キャントリが複数追加され課題だったリソース面を解消した【守護ビショップ】、盤面に触る手段が増え隙を埋めやすくなった【AFネメシス】なども多く見られる。
1/6に再誕とグリームニルにナーフが入ることが決定し、この環境最初で最後となった1/5のJCGでは【進化ネクロ】の採用率は81.25%にも達した。
圧倒的使用率と勝率を誇っていた【進化ネクロ】に能力調整が入った。
グリームニルのナーフは他クラスにも影響し、進化ヴァンパイアは死亡、元々環境にはいなかったとはいえ進化ロイヤルも壊滅する形となり、進化ネクロへのナーフとしてはやや的外れな形となった。
そんな環境序盤において躍進を見せたのが【セッカエルフ】と【守護ビショップ】だった。
【セッカエルフ】はリバースブレイダー・アマツによって7ターン目のセッカワンショットが現実的となり、再びトップへと返り咲いた。
【守護ビショップ】はテンポラリーデッキによる生成のしやすさと扱いやすさから人気のデッキタイプとなった。上述のセッカエルフに対しても守護を複数面並べることである程度の耐性があり、強さも申し分なかった。
主要カード2枚がナーフを受けた【進化ネクロ】も、スケルトンレイダーの存在から【守護ビショップ】や【セッカエルフ】に対して有利を取れるため再び環境トップへと戻り、エルフとネクロの二強状態が続いた。
そしてその2クラスへのメタとして、ブルータルローウェンを要した【バーンドラゴン】、【混沌ウィッチ】なども増えていた。
環境中期に入ると【セッカエルフ】にラティカを入れた【ハイブリッドエルフ】が流行り始めた。
アリアやセッカへの依存度が下がり、どこをとっても強いデッキとなった。
環境が高速化した結果、クリストフを抜きスケルトンレイダーを入れることで構築自体を前に寄せた【ラスワネクロ】が台頭した。
荒天の雷神やカオティックドゥーム、2コスト結晶によってラスワ破壊カウント10を早々に達成でき、7ターン目のリーサルも多く見られた。
エルフメタの方向性にも変化があり、【混沌ウィッチ】が減りドラゴンにはブリザードハート・フィルレイン、【狂乱ヴァンパイア】にはイモータルペインなども採用されるようになってきた。
これまでと違い、2ヶ月目頭からアディショナルカードが実装された。
環境への影響としては烈絶シリーズによって強化された【バーンドラゴン】が一番大きく、現状一強状態の進化ネクロに唯一抗えるデッキとなっている。
愛絶シリーズや、悠久の絶望、絶望の安息・マーウィンで【狂乱ヴァンパイア】と【回復ビショップ】も強化されたが、環境ではイマイチ振るわない様子。
新カード怨讐の絶叫を採用し、セレスやファイアゾンビなどの組み合わせによってワンショットを狙う【OTKネクロ】が台頭したが、段々と進化ネクロに回帰していった。
ロイヤルは空絶の崇拝者、空絶の簒奪・オクトリスなどの追加や撲滅の兵団長のアッパーにより強化され、環境にやっと姿を現した。
環境中盤に入るとプロ選手の影響もあり【進化ウィッチ】が増加。新カードの採用は選択枠の干絶の飢餓・ギルネリーゼに限られるもののギルド会議を始めとする大量の回復によってラスワネクロや進化ロイヤル、ドラゴン系統に有利がついた。
同じくプロ選手の影響でゴールデンウォーリアーで銃士の誓いを確定サーチにした【連携アグロロイヤル】もみるみる数を増やしていった。
スイスドロー大会ではエルフ・ネクロが大半を占めたものの優勝者6名中3名が【連携アグロロイヤル】を使用していた。
アディショナルによってエルフが減少したことで進化ネクロが更に勢力を拡大し、JCGではナーフ前すら超える分布率となっている。
決勝進出の16人中16人全員がネクロを使うという事態にもなっていたが、月末にはナーフが無かったのでおそらくランクマッチでは適正な範囲に収まっているのだと思われる。
前期に躍進を見せた【ラスワ骸ネクロ】だったが再誕のナーフが効いたのか、ランクマッチではほとんど見られなくなった。
取って代わって環境に出てきたのがベレロフォンを主軸にした【安息回復ビショップ】だった。
安息の領域のダメージカットと攻撃不可は元々強力であったが、細かな回復が合わさったことで【アミュレットビショップ】よりもコントロール性能が高まり一気にTier1となった。
その影響もありコントロールキラーの【超越ウィッチ】も増加→有利な【狂乱ヴァンパイア】が増加と熾烈なメタゲームが繰り広げられている。
その他環境デッキ(仮設)
新フォーマットにおいてまず環境の中心となったのは【葬送連携】だった。
ネクロマンサーの連携加速能力と老練なる教鞭によって確定サーチが可能なフィニッシャー・忠義の剣士・エリカが噛み合い、5、6ターン目にはリーサルを取れるアグレッシブなデッキが環境を支配した。
アグロに対して耐性の薄い混沌系統のデッキは【葬送連携】が確立されて以降数を減らしていった。
それに対しベレロフォンとビショップ特有の回復量の多さにてアグロに耐性のある【ランプベレロフォン】は一定数存在している。
ただしエリカ2枚で貫通されたり、ベレロフォンが引けないといった問題も抱えている。
またマリシャスウォールや導く鐘・ベルエンジェルで対策をするデッキも見られたが【葬送連携】側もデスキャットリーパーなどで対処するなどメタゲームが始まっている。
その他環境デッキ
プレリリースが終わり忠義の剣士・エリカが制限を飛び越して禁止カードに指定された。
環境を牛耳っていたアグロデッキが衰退したことで勢力を伸ばしたのは【スペブラティカ】だ。
スペルブーストカードやハリケーンゴーレムで0コストを生成することで最速4ターン目、遅くとも6ターン目にはOTKが可能なデッキとなっている。
そしてエリカを失った【葬送連携】だがジェノを採用することでTier1の座を維持している。
またカゲミツをリアニメイトで使い回すカゲミツネクロも流行っている。
環境序盤、まず流行したのは【連携ロイヤル】と【AFネメシス】だった。
【連携ロイヤル】は前期から強力なデッキながらローテ落ちの影響がなく、新カード華の大将・タケツミの追加によってパワー・安定感が増したことで多くのプレイヤーが使用していた。
【AFネメシス】はギガスファクトリーがローテ落ちをしたものの、フルブラストガンナーや無情の侵食によって中盤の盤面形成で戦えるデッキとなり、ロイヤルと並んで環境に蔓延した。
新規軸では【ハンドレスヴァンプ】や【ユキシマウィッチ】が環境序盤に流行を見せた。
【ハンドレスヴァンプ】は前期最強と謳われていた【ラスワ進化ネクロ】に対し有利がつき、アグレッシブなデッキのためランクマッチでは特に人気のデッキタイプとなった。
他にも全てのクラスで複数のデッキタイプが散見されるほどの雑多環境となっていった。
環境序盤こそ【連携ロイヤル】【ハンドレスヴァンプ】などのアグレッシブなデッキが流行をみせていたものの、それらを対策した【連携進化ロイヤル】などの中速のデッキが増え環境全体が低速化した。
それに伴って今まで数を減らしていた【ラスワ進化ネクロ】や【スペブウィッチ】などのデッキも多く見られるようになり、なかでもランクマッチで流行したのが【バフドラゴン】だった。
新カードのトロピカルマーメイドが潤滑油となり、強固な盤面を押し付けるテンポ型と後半にバーンダメージで押し勝つランプ型で議論が行われるなど悲願の環境入りを果たした。
【スペブウィッチ】も採用カードが人によって大きく異なるなど多様性を見せており、同じアーキタイプの中でも意見が大きく割れる環境となっていった。
環境開始からおおよそ1ヶ月が経とうとしていた頃、今まで環境で見ることもなかった【フラグラネクロ】が突如環境に現れTier1となった。
盤面で有利を取るデッキにはルルナイが回答になり、ギルネリーゼ、記憶の奇跡、天使の恩寵などの回復によって延命しながら双極の生命・フラム=グラスによるOTKを狙うデッキで、競技シーンなどのBO3環境では【ラスワ進化ネクロ】と共にネクロマンサー1色で染め上げた。
既存の環境デッキにおいてもある程度テンプレ化が進んでおり、上述のネクロ2種と【連携ロイヤル】、【スペブウィッチ】が環境の中心となっていった。
アディショナルカードの追加があったもののカードパワーが軒並み低く環境はほとんど変わらなかった。
ランクマッチでは【秘術ウィッチ】がアストラルシャーマン・ライリーの追加によって注目され使用するプレイヤーも多く見られた。
競技シーンではセレスティアルアーティファクトでデッキの核となるカードをサーチしやすくなった【AFネメシス】が環境に食い込んだ。
既存軸の強化が続いていたアンリミ環境だったが、今弾で追加されたカードによる新たな軸【ハンドレスヴァンプ】が環境を蹂躙した。
0コスカードやショーダウンデーモンの存在により2,3ターン目のパラセリゼの直接召喚が容易であり、アグロデッキであることから大流行を見せた。
既存軸では【超越ウィッチ】が一世の探究、天使の恩寵、チャクラムウィザードによって大幅強化され、上述のハンドレスヴァンプに対して虹の輝きがかなり有効なメタカードとして機能することからハンドレスヴァンプと並んで環境トップとなった。
そのほか、化かし女将・ホズミによるOTKを狙う【ホズミエルフ】や1コス葬送カードが多数追加された【葬送ネクロ】といった新規軸が環境入りするなど前期からかなり大きく環境が変化したシーズンとなった。
既存のデッキにおいても【回復ビショップ】に清浄の領域の採用なども見られメタゲームが進行している。
アディショナルカードセレスティアルアーティファクトの追加によって【AFネメシス】が多少増加したものの、それ以外で環境に食い込めるカードが皆無だったため環境はほとんど変わらなかった。
【ハンドレスヴァンプ】【超越ウィッチ】の2デッキが抜けて強く、一方に対して有利なデッキでももう一方に対しては不利なデッキがほとんどであり、環境が動かない要員の一つにもなっている。
前期活躍したデッキの主要パーツがローテ落ちし、環境も大きく変化した。
環境の覇者だった【フラグラネクロ】は記憶の軌跡が落ち回復量が減ったものの霊魂の統率の追加によってデッキの回転率とライフを詰める手段を獲得し依然としてTier1となった。
環境2日目には解放の少女・ローザ、勇気の少年・カシムによってライフ・盤面で優位を取りながらデッキを回し、フラムグラスによってフィニッシュする【共鳴フラグラネメシス】が次いでTier1となった。
【秘術ウィッチ】は工房の錬金術師・ノノ、遥かなる叡智・レヴィの追加で安定性とバーン性能を得た他、天敵だったネクロは回復量が落ち、スペブウィッチは主要パーツが落ちたため相対的に環境上位へと食い込んだ。
OTKデッキが減ったことやジャイアントハッピーピッグによる体力上限の増加によって【バハエルフ】も一定数流行した。
その他、環境初日は【人形ネメシス】【守護ビショップ】【ラスワ(進化)ネクロ】などが流行しており、【共鳴フラグラネメシス】が増えてからは対抗勢力として【狂乱ヴァンプ】も少なからず存在していたが・・・・・・
7月6日に緊急ナーフが決定し環境はまた0からのスタートとなった。
Tier1の2デッキに共通して入っていたフラムグラスがナーフを受け、環境は流動した。
唯一【秘術ウィッチ】はナーフを受けておらず、ナーフ後53時間のデッキ提出期限で行われたRSPTでも16人中14人が持ち込み、ランクマなどでも大流行を見せた。
【バハエルフ】を初めとするコントロール系統のデッキも増えたことでOTKデッキが見られるようになり、弱体化を受けたもののパワー健在の【フラグラネクロ】や【モノヴァンプ】なども増加した。
また、【共鳴ネメシス】が弱体化されたことでカシムローザに虐げられていた【連携進化ロイヤル】【守護ビショップ】などのデッキも見られるようになり、ドラゴンを除く全てのクラスが活躍できる環境となっていった。
そんな【共鳴ネメシス】は外界の審判者・ノルン、終焉の地、アルティメットバハムートなどを搭載した後ろ寄りのデッキとなり、豊富なダメージカットや回復を生かしてふたたび環境に舞い戻った。
今期は融合・ディスカード・葬送・デッキに戻す等で手札の取捨選択をするデッキが多くプレイ難度が高い環境となっており、ランクマッチと競技シーンでの乖離も激しい環境となっている。
環境で落ち込んでいたドラゴンクラスの調整として、独尊龍・スーロンがアッパーされた。
その影響もありJCGで【インフレOTKドラゴン】が優勝するなど活躍を見せたがTier上位に食い込むとはとても言い難く、環境は第2期とほとんど変わらなかった。
プレイヤーの環境理解度が高まったことでアルティメットバハムートを採用するデッキが減少し、【フラグラネクロ】【秘術ウィッチ】の2デッキは安定した使用率を維持した。
そのほかではRAGE配信卓でGF進出を決めた有名プレイヤーが使用した【モノヴァンプ】が増加し、末期にはアマ界隈で話題となりプロ選手も使用した【共鳴人形ネメシス】や【回復(守護)ビショップ】も一定数見られた。
アディショナルカードに派手な効果のカードが多く、聖緑の輝き・カーバンクルで0コストを大量に生成しOTKを目指す【ラティカエルフ】、カイザーフォートレスをフィニッシャーに据えた【指揮官ロイヤル】、マナリアの双姫・アン&グレアから手に入る双姫の大魔術でOTKを決める【マナリアウィッチ】など、1〜3期では見られなかったデッキが数多く見られた。(こいつらOTKばっかしてんな)
既存デッキも、盤面を並べて打点を出す【連携進化ロイヤル】や【人形ネメシス】などは三相の女神・バイヴカハを新たに採用し、序盤のビートダウン・終盤のフィニッシュの双方で強化を受けた結果、増加していった。
しかしながらJCGなどの競技シーンのデータを見る限り、【連携進化ロイヤル】が多少増え【秘術ウィッチ】が減った第3期とほぼ変わらない環境かと思われたが、9/4に開催されたRSPT3rdSeason予選では【ラティカエルフ】が最大母数というまさかの結果になった。
単純なキルターンの速さ・守護がベルエンジェルくらいしか立たない・バウンスや潜伏で当たり先が殆ど出ないことから【フラグラネクロ】に対して有利が付き、絶命パーツのロック性能やヒーリングフェアリーの回復で他対面も戦えることが最大母数の要因となった。
プロツアーのデッキ公開以降はJCGで【ラティカエルフ】が爆増し、その対策としてアビスドゥームロードでリーサルを阻害しOTKを決める【モノヴァンプ】が増加、【秘術ウィッチ】には潜伏対策&盤面圧をかけるため極冠の幻想獣の採用、【連携ロイヤル】にはロック対策として戴冠の儀の採用などが見られ、【フラグラネクロ】の使用率が大きく落ち込むなど、環境に大きな影響を与えた。
ランクマッチ・競技シーンの双方で複数のアーキタイプが散見され、明確な1強が存在しない甲乙つけ難い環境となっている。
(Tier表は9/2のRSPTデッキ公開以降の環境(ラティカエルフが本格的に流行)を反映させているが、これ以前と以降で大きく環境が変わっている。)
前期の【ハンドレスヴァンプ】【超越ウィッチ】環境からガラリと変わった今期、新カード勇気の少年・カシム、メカニカルドッグを採用した【共鳴AFネメシス】が圧倒的Tier1となった。
メカニカルドッグは事前発表の段階でアンリミプレイヤーから「やばい」との声が多数あり、案の定環境を破壊した。
上振れると2、3ターン目に決着がつくだけでなく勇気の少年・カシムを進化し解放の少女・ローザ出すことで回復し、カシムの盤面処理も相まってアグロ系のデッキにもワンチャンスを作らせないほどのデッキーパワーを誇った。
フォースバリア、抑圧の関門などで対策を講じるデッキも見られたが、前者はユアンに貫通されメカニカルドッグの盤面形成が返せず、後者は盤面を開けるのに利用されまともな対策はなかった。
某氏が主催する120人規模のアンリミのBO3大会でも使用率9割を叩き出し、その結果機構の解放の一枚制限となり、多くのアンリミプレイヤーが哀歓に至った。
その他新規デッキでは神速のクイックブレーダーによるOTKを狙う【神速クイブレロイヤル】が(ネメシスが多すぎて見る機会はさほどなかったが)見られた。
【AFネメシス】が制限を受け、前期と同じく【超越ウィッチ】【ハンドレスヴァンプ】の2強環境に戻ると思われたが、意外にも多様性のある環境へと変貌を遂げた。それを齎したのは【共鳴ネメシス】の登場であった。
ローテ環境で猛威を奮っていた共鳴ギミックだったが、アンリミには1コス1共鳴カードが複数あり、機構の解放を絡めた上ブレも相俟って再びTier1デッキとして環境入りを果たした。
【共鳴ネメシス】が高い回復性能と降誕する干絶、永久の盾・シオンを有していることから【ハンドレスヴァンプ】の立ち位置がかなり悪化した。しかしながら早期の決着手段が乏しいため【超越ウィッチ】には若干不利が付き、【ホズミエルフ】、【テイカーネクロ】などが増える環境となった。
共鳴ギミックの手札入れ替えによってデッキの安定度も高かったせいか、7/26のメンテナンスにてカシム・ローザがそれぞれ1枚制限になることが発表された。
便宜上3デッキをTier1として一括りにしているものの、1ヶ月の中で2回の制限を受けた【共鳴ネメシス】が頭一つ抜けた環境であったことが伺える結果となった。
2度の制限を受けたネメシスが一気に環境から減少し、多数のデッキが見られるようになった。
久々に開催されたJCGでは【ハンドレスヴァンプ】が最大勢力、次いで【超越ウィッチ】や【狂乱ヴァンプ】【回復ビショップ】となった。
そんな中、【秘術ウィッチ】が高い決勝進出率を叩き出し、ヴァンプ系統に有利がつくことから環境トップデッキとなった。
アディショナルカードの追加によってもっとも強化を受けたデッキは【終焉ラピスビショップ】で、廃滅のスカルフェインの追加により1枚でセラフのカウントを最後まで進められるようになり、デッキの枠の問題やカウントを進めるカードを手札に溜め込まないとならなかった問題を一気に解消した。
しかし速度・安定感の問題により環境を動かすほどのデッキとはならず、第3期とほぼ変わらない環境が続いた。
前期より話題になっていたメタ重視の【連携コントロールロイヤル】が多少増え、マギサ採用型の【秘術ウィッチ】、ヴァンピィ採用型の【ハンドレスヴァンプ】、崇拝の実現採用型の【回復ビショップ】などの構築の変化が見られた。
また、多数の疾走で打点を押し付ける【フラグラ骸ネクロ】が新たに出てきたりと、毎月JCGが開催されるようになった影響(?)で環境の研究が活発になっている。
RSCのローテ落ちで多数のパワーカードが環境から消えアニメに合わせた新軸が多数追加された今弾は、皮肉にも新軸の追加が唯一無かったネメシスが環境を牛耳った。(アーク?知らんなぁ)
【人形ネメシス】は高い盤面処理能力に加え、アブソリュート・チェイストによる盤面強化・リソース回収を手に入れ、カシム神器鳴動時空の掌握者などの単体性能の高いパワーカードを駆使しTier1に君臨した。
また【AFネメシス】は人造の代弁者・ヴァーミディアで6種達成の速度向上・課題だった回復を手に入れ、デウスエクスマキナの絡んだ上振れ〜OTKによって【人形ネメシス】と並んで環境トップとなった。
前期から主要カードが落ちていない【秘術ウィッチ】【ハンドレスヴァンプ】もそれなりにいるものの、環境の構図はネメシスvsネメシスメタが基本となり【進化ヴァンプ】や【回復ビショップ】なども見られた。
環境が進むにつれネメシスは少しずつ数を減っていき、(とは言ってもTier1は揺るがないほど多かったが)【スペブウィッチ】が台頭した。
そんな中、10月5日に能力調整が行われることが発表され【人形ネメシス】【ハンドレスヴァンプ】は弱体化を余儀なくされた。
圧倒的な使用率を誇っていた【人形ネメシス】の主要パーツがナーフされ、 環境に変化があった。
この環境の中心となったのは能力調整前から強いとされていた【AFネメシス】だった。
能力調整直後のJCGでは決勝トーナメントに進出した16人のうち15人、PSPTでも同じく16人中15人が使用するなど高い使用率となった。
そんな【AFネメシス】に対抗するデッキとして出てきたのは【テンポエルフ】だった。
能力調整前は【人形ネメシス】が天敵で数を伸ばせなかったデッキだったが、【AFネメシス】が序・中盤の横並べに対して脆く、盤面をフルブラストガンナーやアストロウィング・ララミアといった効果ダメージでの処理に依存しているため紅葉のリーフマンが大きく刺さり、盤面を処理しないとアーティファクトインパルスやキャノンアーティファクトでリーダーにダメージを与えることができない等、優位に戦えるデッキとして環境に蔓延った。
また【結晶ビショップ】もジュエルシュラインとジェムストーン・ウィンギーが能力調整を受け環境入りを果たした。
【AFネメシス】に対しては消滅カードで6種達成を阻害し、【テンポエルフ】に対しては序盤にフォロワーを出さないためハーフロックで動きを制限しながら中盤以降にギルネリーゼや廃滅のスカルフェインでの回復・多数の守護による盤面制圧で一気に捲るといった、上位デッキに対してもある程度戦える要素を持っていることが環境入りできた要因だと言える。
【結晶ビショップ】が大きく数を伸ばしたことで【テンポエルフ】が激減し、【連携進化ロイヤル】が台頭した。
【連携進化ロイヤル】はビクトリーブレイダーで【AFネメシス】に対してのメタを有して五分を付け、多くのプロが【結晶ビショップ】に対して有利ということから競技シーンを中心に大きく数を伸ばした。
環境中期以降では神速のクイックブレーダーとゴールデンウォーリアーを中心とした【クイブレ威光ロイヤル】が競技シーンを中心に数を伸ばした。連携進化ロイヤル同様、対【AFネメシス】へのビクトリーブレーダーが強く機能し、多数の守護によって守護裏に隠すこともできることやアグロ気味に動けるため、デウスエクスマキナ着地の返しに大きな打点を通しやすいことが流行の要因だと言える。
また、【ラスワゴーストネクロ】もRSPTやRAGEといった競技シーン・ランクマッチの双方で数を伸ばした。
11/2にはレートでの使用率が9割にも達した【AFネメシス】の核であるジェネシスアーティファクトのナーフが決行され、複数枚のバフもあるため環境の流動に期待したい。
【AFネメシス】の弱体化に伴い、多様なデッキが環境に蔓延った。
特に能力調整以前から競技勢を中心に強いと言われていた【クイブレ威光ロイヤル】、同クラスだったことで使用率が伸びていなかった【人形ネメシス】の2デッキが台頭する形となった。
また、【回復ビショップ】などのコントロールデッキも見られ、それに有利な【スペブウィッチ】も多く散見された。
全体的に環境の速度が落ちたことでアルティメットバハムートを蓋にしたデッキが増え、前期まで一定数見られた【テンポエルフ】や【ハンドレスヴァンプ】といった序盤の盤面から打点を出す必要のあったデッキは【人形ネメシス】の再流行により大きく数を減らした。
【金貨ロイヤル】や【狂乱ヴァンプ】は上方修正があったものの上位デッキにはなれず、日を追うごとに数を減らしているが、狂乱ヴァンプは月下の狼王・ヴァルツ+月下の跳躍を組み込んだ形が主流となり一定数環境で姿を見せた。
競技シーンでは【スペブウィッチ】やビショップ2種をターゲットとした【セブンズウィッチ】が流行し、RAGEプレーオフの配信卓でも複数見られた。
アディショナルカードの追加があり、強化されたデッキと既存デッキが入り混じる環境となった。
新たな軸としては銀色の清純・アルジャンテと金色の威信・リュミオールが追加された【ディスカドラゴン】が登場し、一気にTier1へと上り詰めた。
特にリュミオールから10PP状態の黒白の乱舞・ノール&ブラン進化早期着地の盤面は返すことのできるクラスが限られている。
【ディスカドラゴン】が増えた結果ミラーが多発し、グランスエンジェルやインフィニットフレイムドラゴンを採用した構築も数多く見られた。
そんな【ディスカドラゴン】も序盤のディスカ・ランプに隙があるため、早いデッキがふたたび環境で見られるようになった。
なかでもRGW期以来鳴りを潜めていた【秘術ウィッチ】はアストロジカルソーサラーの追加によって数を伸ばし、アディショナル追加直後のJCGでも優勝を果たすなど存在感を放った。
環境が進むにつれて【ディスカドラゴン】の数は落ち着き、【威光ロイヤル】【人形ネメシス】【結晶ビショップ】を始めとした前期までの環境デッキが徐々に増えていった。
後半になるとベネディクションエルフを採用した【コンシードエルフ】が徐々に流行り始めた。
体力上限値の上昇させることでOTKや分割リーサルの要求値を引き上げ、それが特に刺さる【結晶ビショップ】や【人形ネメシス】は数を減らし、逆に有利をとれる【ディスカドラゴン】がふたたび数を増やしていった。
Tier表は諸説
序盤の盤面処理と回復を手に入れ、6種達成の速度も向上した【AFネメシス】が再び環境に復帰した。
また【ホズミエルフ】は前期までの課題だった5tOTKの再現性の低さを大きく改善させるセラフィックレオ・ガルエルの追加があり、4tOTKの理不尽さも伴って環境トップメタへと上り詰めた。
メタ性能の高い優秀なN2コスフォロワーを無理なく積めるようになったことで、不利対面であった【ハンドレスヴァンプ】への相性も多少改善され、【AFネメシス】が増えた影響で【ハンドレスヴァンプ】が減ったのも追い風となった。
全ての対面に対して平均以上に立ち回れる【AFネメシス】が復活した影響もあり、前期その立ち位置だった【秘術ウィッチ】が減少し、代わりに万能の奇跡・メルティーナが追加された【超越ウィッチ】が多少増加した。
【ハンドレスヴァンプ】はメタが増えたものの、高いデッキパワーと上振れの強さによっていまだにトップメタとして存在していたが、10月5日の能力調整によってドアマンバットが弱体化することで、今後の環境の変遷についていけるかが注目される。
ドアマンバットのナーフにより【ハンドレスヴァンプ】は弱体化を余儀なくされ、立ち位置が良くなった【AFネメシス】【ホズミエルフ】が大きく数を伸ばした。
特に【AFネメシス】はギガスファクトリーを採用した型が増え、ナーフを受けた神器鳴動は採用枚数を減らした。
【ホズミエルフ】が数を伸ばしたことで各デッキに極光の天使・輪廻の女神・カウンターマジック・安息の領域・虚数物体などメタカードの採用が増え、徐々に数を減らしていった。
【AFネメシス】は《運命の輪》・スロースの採用も一部で見られるほど【ホズミエルフ】には向かい風が吹いていた。
環境中期に入るとマスカレードゴーストを採用した【骸ネクロ】が流行し、JCGでも【AFネメシス】とほぼ同数の決勝抜けを果たし*7、環境での存在感を放った。
【ハンドレスヴァンプ】はナーフを受けたドアマンバットの代わりにレヴィオンデューク・ユリウスが採用され、【ホズミエルフ】【骸ネクロ】【AFネメシス】などに強く機能した。
そのほかでは【共鳴ネメシス】なども一定数見られた環境となった。
11/2に、ローテーション環境で【AFネメシス】が猛威を振るっていた影響によってジェネシスアーティファクトが致命的なナーフを受け、【AFネメシス】の明日が心配される。
Tier意見募集中
能力調整により【AFネメシス】の決定力が低下したことで環境が変化し、前期から密かに注目されていた【共鳴ネメシス】がより見られるようになった。
制限カードらが絡んだ上振れが強いのはもちろんのこと、[[虚数物体]やワールドブレイクといったメタカードが環境デッキに刺さりやすく、7tのマグナゼロの蓋まで耐え切れる環境になったことも増加の要因といえるだろう。
また、【AFネメシス】はアブソリュート・モデストを採用した型が見られ、未だ環境に存在している。
これらのデッキに、以前から見る【骸ネクロ】【ホズミエルフ】【超越ウィッチ】【ハンドレスヴァンプ】【狂乱ヴァンプ】で環境は回っており、【共鳴ネメシス】が増加したことで【庭園ドラゴン】や【連携ロイヤル】等の立ち位置はますます悪化した。
フレイアが追加されたことで【ホズミエルフ】がさらなる強化を受けた。
その分ヘイトを買い各デッキにメタカードが多く積まれるようになったが、それでもメタカードを引く余裕もないほどのキルターンの早さで一段と評価を上げた。
そんな【ホズミエルフ】に対して禁約の黒魔術師のダメカや、新たに追加されたアストロジカルソーサラーによるデバフでメタる【秘術ウィッチ】が大流行した。
その両デッキに対して5分以上で戦える【回復ビショップ】も増加し、アディショナル追加直後のJCGでは予選突破数最多となった。
また、ローテーション同様にアンリミテッドでも【ディスカドラゴン】が環境入りを果たした。
ローテーションと違い、ディスカ時にドローできるカードが3種類・1コスディスカも実質3種類あることで高い再現性があり、リュミオール+新たなる運命によるコンボなどで大きなバーストダメージを出すことができた。それらによって環境初期こそ注目されたものの、環境上位デッキに不利対面が多いこともありTier1とはならなかった。
【ホズミエルフ】は今まではほとんどシンシア型しか見られなかったが、今期は幻獣の遣い型も少なからず見られるようになった。
9か月ぶりの開催となったクロスオーバー、前回活躍したロストサムライ・カゲミツがサブクラス限定の一枚制限に指定され環境がスタートした。
まず注目を集めたのは【人形ホズミ】で、操り人形や改良実験などの0コストカードを活用し、早期のホズミ着地で勝負を決めるというコンセプトで流行した。
また、前回は制限カードだった竜の託宣が今回は制限がなく、案の定ドラゴンをメイン・サブクラスに採用したデッキが環境に蔓延した。
なかでもローテーション環境で強力なドラゴンのディスカードギミックにヴァンパイアの優秀なディスカ札を組み合わせた【ディスカ】、ランプしながらアグロをし、パルクールウルフや月下の跳躍で〆る【ハンドレス】と、ドラゴンとヴァンパイアを組み合わせたデッキも数多くみられた。
他にもランプから高コストカードを投げるデッキが多数存在し改めてランプカードの強さを知らしめた。
ホズミに対しては絶望の安息・マーウィンやデスサイズハウンド、ディスカに対しては永久の盾・シオンなど対策カードを積んだデッキも見られるようになってはいるものの、それらのデッキは速度が遅いことが多く、そもそもメタカードを引けずに貫通されたり【カラミティ】などが厳しいこともありそれほど多くは見られなかった。
環境で多くみられたデッキから合計8枚のカードが禁止・制限となり、環境はガラリと変化した。
制限の6.5時間後に開催されたJCGではエルフのバウンスカードで打点を底上げする【バウンス秘術】、ブレードレインと神速のクイックブレーダーを組み合わせてOTKを狙う【スペルクイブレ】等が多く見られた。
なかでもビショップの結晶カードとパズズを組み合わせた【結晶パズズ】が最高使用率を出し、優勝も果たした。
2回目のJCGではデッキの開発が進み、インペリアルセイントを軸にした【リアニメイト進化】が台頭、また環境デッキが序盤の横並べに弱いことから【威光】も大きく数を伸ばし、この2デッキを握ったプレイヤーが優勝を果たした。
その他のデッキでは改良実験や百獣獅子王・グライアス等の0コストで絶尽の崇拝者を強化し大ダメージを与える【スペブ崇拝者】やアグロ系のデッキ、ランクマッチでも人気の【葬送カラミティ】など多岐に渡るデッキが見られた。
まさかの2度目の制限があり、ゴールデンウォーリアーが禁止、その他5枚のカードが制限となり、さらなる環境の変化を齎した。
そんな環境で活躍を魅せたのは【スペブ崇拝者】だった。
前期終盤より注目されていたデッキであり、制限の影響が一切ないことで制限直後にあったJCGでも最多持ち込みとなり優勝も果たした。
ウィッチクラスの制限がなかったため【ユキシマクイブレ】などのウィッチクラスをメイン・サブにしたデッキが多く蔓延した他、ロイヤル・ネクロ・ネメシスなどを組み合わせた連携軸のアグロ・テンポデッキも少なからず見られた。
1弾で完成させると銘打って登場した八獄カード達、シナジーやパワーの高いカードが多く前期と環境は一変し、まず流行ったのは【スぺブウィッチ】だった。
クロスオーバー後半でも見られた絶尽の崇拝者と0コスカードの組み合わせが破式の執行者・シュマエルやクラッシュレインの追加によってローテーションでも実現し、5,6ターン目でのOTKや盤面圧殺で猛威を振るった。
そんな【スぺブウィッチ】が序盤からの攻めに弱いことから【狂乱ヴァンプ】や【武装ドラゴン】などの早いデッキが流行する形となった。
早いデッキのなかでも【財宝ロイヤル】【ラスワネクロ】の2デッキはテンポラリーデッキで配布されていたのもありそれなりに見られた。
他にも早いデッキに対して戦える【実験体ウィッチ】やスぺブウィッチに対して有利(諸説)な【ディスカドラゴン】等、多様なデッキが見られた。
絶尽の崇拝者と大いなる意志という主に【スペブウィッチ】で採用されていたカードのナーフがあったものの、それによって空いた枠を管弦の魔術師などが埋め、引き続き最高使用率を維持した。
アグロデッキに対しては大型ドレインでのライフゲインが特に強力で回復量は前期よりも上がり、残り枠にはウーラノスかクオンのどちらを採用するかプレイヤーの中で意見が分かれた。
とはいえ以前のような早期ターンでのOTKは決めづらくなっており、【ディスカドラゴン】や【コントロールネメシス】も競技環境では見られるようになってきていた。
環境が進むと【財宝ロイヤル】が徐々に増加、出航の咎人・バルバロスをエンハンスではなく1コスト確定除去で使うようなプレイングも広まり数を伸ばした。
それに伴って【スペブウィッチ】は大きく減少し、【実験体ウィッチ】や弾哭の執行者・キルザエルを採用した【人形ネメシス】、ギルネリーゼを採用した【ラスワネクロ】などが増加傾向にある。
RAGE二次予選前後では【財宝ロイヤル】【実験体ウィッチ】【ラスワネクロ】による3強環境が固まった。
3強環境でも変化はあり、【ラスワネクロ】を意識して【実験体ウィッチ】に荒天の雷神が積まれたり、その他のデッキでも【ホズミエルフ】がマガチヨでのフィニッシュを見据えた八獄型とタムリン型に分岐、【武装ドラゴン】も【純武装】とディスカにタッチした【武装ディスカドラゴン】に派生するなど様々な変遷が見られた。
INV前後では【ラスワネクロ】の評価が落ち3強環境は2強環境となり、【実験体ウィッチ】に対して有利な【結晶ビショップ】が大きく増加するなどの動きが見られた。
アディショナルカードの追加と合計5枚の能力調整があり、環境にも変化があった。
なかでもこの環境を象徴するほどに見られたのは万物の目撃者・ジュディスが追加された【八獄ネメシス】だった。
コントロール展開を支えるダメカ・回復・確定除去が非常に強力であり、耐えた先に待っている機鋒の咎人・カットスロートやジェットパックガンナーなどの高打点カードは防ぐ手段が限られている。
そんな【八獄ネメシス】の序盤が(比較的)脆いことから、早い展開で打点を押し付ける【狂乱ヴァンプ】も台頭した。
追加された虚飾の炎熱による3,4ターン目での守護裏フラウロス展開からハウリングデーモンや羅刹の咎人・ガロダート、アッパー調整を受けた愛絶の姦淫・ヴァーナレクなどの疾走フォロワーを連打し、勝ち切れるデッキとなった。
前環境2強デッキの【実験体ウィッチ】は【狂乱ヴァンプ】に対して序盤の猛攻を凌ぎながら実験体カウントを進めるのが難しいため回復と処理が中盤以降でないと両立しづらく、【八獄ネメシス】に対しては5/5の実験体を複数立てる動きができればネメシス側は処理が難しいものの、メインプランの一つであったオリシル+ユキシマのリーサルがダメカによって防がれるため大きく数を減らした。
【財宝ロイヤル】は健在で、特に【狂乱ヴァンプ】に対して有利に立ち回れるものの【八獄ネメシス】対面ではダメカによって打点を通す要求値が上がっており、前期と比べると使用率は下がっている。
構築は多少変化しており、【狂乱ヴァンプ】の序盤に対抗するために戦技斬刀の採用や、確定枠とされていた千金武装の大参謀を0枚にした構築も見られた。
3月前半にあった地方大会では各地区の優勝者6名のうち5名が【狂乱ヴァンプ】と【八獄ネメシス】を持ち込んいた。
JCG使用率でもこの2デッキは抜けており、それに追随する形で【財宝ロイヤル】【スペブウィッチ】が存在する環境となっている。
特に【スペブウィッチ】に関しては崇拝者ナーフ以降、【実験体ウィッチ】がトップシェアだったためあまり見られなかったが、今期は反転する翼という強化を受け、フレイアからシュマエルを確定サーチする構築がメジャーとなり安定性が増したことが増加の要因と言える。
前期からの変更点として、強化を受けた【骸ネクロ】が新たに環境へと姿を見せた。
【骸ネクロ】といえば今までは疾走打点が足らず強固な盤面を形成して勝つデッキだったが、今期は深淵の大佐が追加されたことにより従来の盤面形成プランとOTKを併せ持つデッキとなった。
ネクロマンサーフォロワーを3種(あるいは2種*8)に絞ることで百鬼夜行から骸の王をサーチしやすくなっており、残りの枠は【ホズミエルフ】同様にガルエル、フレイア等のニュートラルカードを上手く活用し環境上位へと食い込んだ。
【ホズミエルフ】【骸ネクロ】系統のデッキに対しダメカなどで対策をする【秘術ウィッチ】も健在で、今期は群青の魔女の追加により1スタック1ドローカードが3種類となり安定感が向上したが、ホズミエルフと違い骸ネクロには盤面を返された後でもネクロインパルスや霊体の侵入、2回目の骸展開等があることで相対的な立ち位置が向上したとはハッキリ言い難い。
また前期までそれらのデッキとメタゲームを繰り広げていた【回復ビショップ】は従来のクルトOTK構築の他に、新カードの不可侵の教会などを採用したメタ寄りのデッキもそれなりに見られた。
今期は【骸ネクロ】への対策としてワールドブレイク・極光の天使などが各クラスから飛んでくる環境となった。
長きに渡ってアンリミネクロを支えていた骸の王と追加カードにより着実に強化されてきた【秘術ウィッチ】のキーパーツであるオリハルコンゴーレムが下方修正を受け、環境は動いた。
【骸ネクロ】は展開が1ターン遅くなったのが致命傷であり大きく数を減らした。
代わりに環境に出てきたのは悪魔の笛吹きとバイオレントスクリームが追加された【狂乱ヴァンプ】だった。
3ターン目のフラウロス+煉獄のダークナイトによる盤面形成から紅き血の女王・ヴァンピィによる疾走連打は強力で、ランクマッチ・大会の双方で高い使用率を誇った。
能力調整の影響があったものの【秘術ウィッチ】は健在で、前述した狂乱ヴァンプの盤面形成を容易に返せるため依然として上位に位置するデッキとなっている。しかしながらスタック消費速度が低下したことでライリーやアストロジカルなどの起動が遅くなり、その隙をつく展開も少なくはない。
また、前環境でも上位に位置していた【回復ビショップ】は今環境でも強く、前述の2デッキと肩を並べている。
【ホズミエルフ】に関してはシンシア型と幻獣型とパメラ型で議論が繰り広げられているが、1月末に行われたJCG予選ではシンシア型が6人予選抜けしたのに対して幻獣型は全滅している。
他にも【ディスカドラゴン】などが存在しており、調整直後のJCGではこれと【ホズミエルフ】を握ったプレイヤーが優勝している。
※今期はJCG等の大型大会がないためTier表はあくまでも諸説
ランクマッチの現状を鑑みて狂乱ヴァンプを単独Tier1としたがアンリミ大会の結果的にTier2の2デッキは検討の余地あり。
(大会結果を見るなら骸ネクロを入れるべき などの意見もあって良さそう)
大幅な能力調整と禁止指定が行われ、前期までのデッキのほとんどが影響を受けた。
【秘術ウィッチ】は多大な役割を担っていた星見の望遠鏡が禁止指定となったことで大きく減少した。
【ホズミエルフ】もガルエルのナーフによって速度・安定性の双方が落ち、環境から姿を消した。
一方で不穏なる闇の街が禁止指定となった【狂乱ヴァンプ】だったが、愛絶の姦淫・ヴァーナレクの上方修正の影響が大きく、一気にトップシェアへと上り詰めた。
また、上位デッキが軒並み陥落した影響で能力調整の影響を受けていない【回復ビショップ】や【AFネメシス】もふたたび台頭した。
BO1のランクマッチではそれほど数が多いとは言えないもののBO3などのルールでは人気のデッキとなっている。
過去最多43枚のナーフ解除が行われ、アンリミ環境にも変化があった。
天界への階段が1コスに戻ったことで【骸ネクロ】は安定感を取り戻しふたたび環境トップに返り咲いた。
構築も従来の型から派生した、双魂の久遠・ケリドウェン+ダラダラ天使・エフェメラ採用型の骸ネクロなども見られた。
また、【ハンドレスヴァンプ】も絢爛のセクシーヴァンパイアがナーフ解除され実質0コストカードが増えた他、自由を駆ける漢・スカルなどの上振れ要素を手に入れたことにより環境上位に浮上した。
学園を軸にしたテーマが多数追加されたものの、軒並みパワーが低く既存軸のリペアが環境上位を占める形となった。
特に【ディスカドラゴン】は流浪の指揮者やフィルレインのローテ落ちにより安定感の低下が危ぶまれていたものの、リリウムなどの強力なカードの追加によってCDB環境以来のトップティアとなった。
また、上方修正を受けたブレイズフレア・マーズを中心にヒーローを組み込んだ【ヒーローマーズロイヤル】が次いで2位の使用率となった。
Tier2以下では全8クラスが犇く環境とはなったものの前述したとおり既存アーキのリペアばかりだった影響か、環境が始まってわずか4日で8枚のナーフが決行される事態となった。
環境トップだった【ディスカドラゴン】はウーラノス、黒白の乱舞・ノール&ブランがナーフされたことで一度は数を減らしたものの、他アーキもナーフの影響を受けていたため依然として環境デッキの一角を担った。
ナーフ後より注目されたデッキは【復讐ヴァンプ】で、復讐ギミックを絡めた大小様々な打点とアビスドゥームロードによるバリアを擁し、前述の【ディスカドラゴン】とともにJCGで活躍した。
しかし、【狂乱ヴァンプ】の台頭によって【復讐ヴァンプ】はみるみる数を減らしていった。
【狂乱ヴァンプ】は虚飾の炎熱がナーフを受けたもの、数多い回復カードで【復讐ヴァンプ】の大味な展開に耐えながらリソースゲームに持ち込める点や、新カード魅惑の狂想曲から加わるデモンディーヴァによってOTK並みの打点を手札に溜め込むプランを取ることが可能な点が評価され、環境最多母数であった【ディスカドラゴン】を上回りTier1に躍り出た。一方の【復讐ヴァンプ】は【狂乱ヴァンプ】に完全にシェアを奪われてしまった。
【復讐ヴァンプ】の減少と【狂乱ヴァンプ】の台頭によって環境デッキが変化し、選別の教員・ヴァイスや英傑の学園長・ガルドルなどのメタカードを中心に戦う【コントロールロイヤル】、双姫の大魔術によるOTKを目指す【マナリアウィッチ】、前期から安定した強さを誇る【スペルウィッチ】などが増加傾向であった。
4つのデッキタイプにアッパー調整が入ったが、トップメタは相変わらず【狂乱ヴァンプ】であった。前期終盤に注目を集め使用率を伸ばしていた【マナリアウィッチ】の核であるマナリアの双姫・アン&グレアがなぜかアッパーされ、前期1強状態となっていた【狂乱ヴァンプ】に追随する使用率となり、2強環境となった。
また、ヴァイスソウルハンターが強化されたことにより、滅屍の執行者・ミロエルを主軸とした【葬送ネクロ】が次第に数を伸ばしていった。
なお、同じくアッパー調整があった【回復ビショップ】や【機械ネメシス】は依然として環境デッキとは言い難い立ち位置となってしまっている。
元々減少傾向にあった【ディスカドラゴン】は不利対面である【マナリアウィッチ】の台頭により立ち位置が悪くなり、大幅に減少した。JCGでは【マナリアウィッチ】のメタとして【セブンズウィッチ】が増加傾向にあった。
アディショナルカードが追加され、元々使用率を伸ばしていた【葬送ネクロ】が霊床震脚とミカエルの追加でなぜか強化され、1強環境となった。
前期のトップメタデッキであった【狂乱ヴァンプ】は、【葬送ネクロ】がミカエルを手に入れたことにより回復力が上がり、滅屍の執行者・ミロエルの着地が安定するようになったため、相性が逆転してJCGでは大幅に使用率を落とした。一方、【マナリアウィッチ】は不利対面であった【ヒーローマーズロイヤル】や【セブンズウィッチ】が【葬送ネクロ】の台頭により姿を消したため、依然として安定した使用率となっている。前期下火だった【ディスカドラゴン】も、【葬送ネクロ】が【ディスカドラゴン】の不利だったデッキを駆逐したため、相対的に立ち位置が上がっている。
【狂乱ヴァンプ】が減少したことにより【復讐ヴァンプ】が再び台頭した他、Tier3以下で【結晶ビショップ】や【ウヌエルビショップ】などのデッキも見られた。
御宿の幽霊犬がナーフされたものの、【葬送ネクロ】は相変わらずトップシェアを維持し続けた。【ディスカドラゴン】は【葬送ネクロ】に次ぐ使用率となり、AOA環境初期以来のトップメタデッキに返り咲いた。
一方、ナーフ後に台頭されると予測されていた【マナリアウィッチ】は、使用率が伸びるどころかむしろ減少し、プロツアーでも持ち込み数はわずか2名に留まった。
ナーフ後に台頭してきた注目デッキは、翼天の執行者・ウヌエルや、廃滅のスカルフェインを中心としてアミュレットを駆使して戦う【ウヌエルビショップ】で、JCGでは高い予選抜け率を誇りプロツアーでも上位の成績を残した。
また、環境外と言われていたエルフだったがレート杯で32名中唯一【マガチヨエルフ】を持ち込んだプレイヤーが優勝を果たすなど、環境に爪痕を残した。
【ハンドレスヴァンプ】に復讐軸の新カードが追加され、絢爛のセクシーヴァンパイアが絡んだ際の爆発力に拍車がかかる形となった。
また、【回復ビショップ】がベルディリア率いる学園シナジーを手に入れ、ジャスティーに次ぐ新たな融合回復を得たことで、自然ギミック採用型・不採用型の他、学園ギミック採用型など構築に幅が見られた。
【ハンドレスヴァンプ】の火力が上がったことにより元々不利がついていた【狂乱ヴァンプ】の減少等の変化はあったが、デッキの強さを大きく上げるカードや新たなデッキの台頭はなく、依然として強い【骸ネクロ】が最速グラマスとなるなど前期とほぼ変わらない新弾環境となった。
じつに4ヶ月ぶりとなるアンリミJCGが開催されたほか、有志主催の大会も複数開催され、賑わいのある環境となった。
トップティアは依然として【復讐ハンドレスヴァンプ】と【回復ビショップ】となっており、その下に【超越ウィッチ】【ディスカドラゴン】【葬送ネクロ】【骸ネクロ】【狂乱ヴァンプ】【AFネメシス】などのデッキが連なった。
【回復ビショップ】は、上方修正を受けたオーキッドの試験場の採用が見られるようになり、学園ギミックを採用した構築が流行。また、以前にも増して【葬送ネクロ】が流行し、相性が有利な【骸ネクロ】の増加が見られた。
そのほか、母数が少ないデッキの活躍も見られ、JCGでは【混沌ウィッチ】、110人規模の某大会では【共鳴ネメシス】が優勝した。
増加傾向にあった【葬送ネクロ】にアディショナルカードで霊床震脚が追加され安定度が向上した他、5t開始時にグレモリー直接召喚の上振れが現実的になりTier1へと昇華した。
従来のデスタイラントでの6tリーサルを基本に沿えた構築や5tリーサルを強く見た死竜の暴食採用型のリスト、5tリーサルを見つつスペル枚数を増やさないララデスタ型など様々な構築が見られた。
【葬送ネクロ】の立ち位置が向上したことで【復讐ハンドレスヴァンプ】はやや下火になり、ランクマッチではそれなりに見られたものの大会では大きく数を減らした。
また、【葬送ネクロ】に対して比較的有利に立ち回れる【骸ネクロ】や【ディスカドラゴン】が増加した。
前期の上位デッキを支えていたカードの数多くがローテ落ちをし、特に天使の恩寵が落ちた影響が大きく先攻有利が顕著な環境となった。
環境の中心となったのは【ゴーストネクロ】。リリース前の段階ではそれほど注目されていなかったデッキであったが、リリース後すぐにプロを中心にその強さが広まった。
【ゴーストネクロ】に追随していたのが【結晶ビショップ】で、新弾で追加された神託の旅立ち・ジャンヌのパワーの高さと廃滅のスカルフェインが絡んだ上振れが非常に強力であった。
一方で、ローテ落ちの影響が全くないという点からリリース前は環境デッキとの予想も多かった【狂乱ヴァンパイア】だが、ゴーストネクロの台頭などが痛くみるみる数を減らし消えてしまった。
環境開始から1週間ほど経ち、【ゴーストネクロ】はフレイアでレジェンドティーチャー・ルシウスを確定サーチする型が主流となり、1強と呼べるほどの使用率となった。
そんな【ゴーストネクロ】に対抗するデッキとして【進化ネメシス】が台頭した。新カードの混沌の終幕・シンは条件の進化10回が流石に遅いだろうという下馬評であったが、実際にはそんなことはなく、上振れれば先攻6t後攻5tに達成することができるほどの速度を持つデッキであり、先攻有利な環境の中、後攻で戦える要素を持ったデッキとして環境デッキと渡り合い、Ratingsのクラス使用率ではネクロをも上回った。
また【ゴーストネクロ】へのメタデッキとして【ウヌエルビショップ】の台頭もあった。メタカードである不可侵の教会やセイクリッドシープを採用し、8PPから白翼の慈愛・アイテール+翼天の執行者・ウヌエル+雷導の神鳥でOTKを狙うコンセプトであり、これによって【ゴーストネクロ】の使用率は大きく減少した。
【進化ネメシス】がトップメタとなったことで環境に出てきたのが【スペルマナリアウィッチ】で、恩寵や探究のローテ落ちが大きく響いてはいるものの、新たに1コストスペルの祝祭の饗宴や双華の結束が追加されており、マナリアフォロワーを絞りフレイアで確定サーチすることで失ったドロー力を補い7tリーサルの再現性を保ち、【進化ネメシス】 や【ウヌエルビショップ】よりも早くリーサルを取れることから使用率を伸ばしていた。
【ゴーストネクロ】が環境トップとなった影響で【結晶ビショップ】は一度は減少したものの、上述の【進化ネメシス】がトップメタとなったことで再び環境上位へと返り咲き、数週間で使用率トップとなった。
そんな【結晶ビショップ】が先攻アグロに比較的弱いことから【ゴーストネクロ】が再び使用率を伸ばし始め、【復讐アグロヴァンプ】といったデッキも出てくるなどの変遷が見られた。
↓RAGE DAY2及びプレーオフ(8/12)以降
前期沈んでいた3クラスにそれぞれ1枚ずつアッパーが入ったものの、依然として【結晶ビショップ】の評価が右肩上がりであり、JCGやレートにおいては使用率約8割、RAGEではファイナリストに残った全員が使用と、まさに結晶1強環境となっていた。
それに追随する形で前環境Tier1の【ゴーストネクロ】【進化ネメシス】が存在し、ほとんど第1期と変わらない環境が続いた。
しかし調整から2週間ほどで徐々に【ゴーストネクロ】の評価が落ち使用率が減少していき、それに伴って安らぎの女神・プルメリアがアッパーを受けた【進化エルフ】が環境入りを果たした。
1強状態だった【結晶ビショップ】が序盤からテンポを取り顔を詰める展開を苦手とすることから【進化エルフ】は徐々に増加し、RAGEの配信卓ではプロ選手が使用したこともあって大きく使用率を伸ばした。
また、前述のエルフの増加などや環境上位のデッキに対して選別の教員・ヴァイスでの明確な詰ませパターンがあることから【コントロールロイヤル】もじわじわと数を伸ばしていた。
最終的には環境上位と下位の差が大きく縮まり、種々雑多な環境であった。
↓ PRO TOUR 23-24 3rd Seasonデッキ公開(9/1)以降
パワーの高いアディショナルカードの追加によって環境にも大きく変化があった。
その筆頭はEAA期以降鳴りを潜めていた【財宝ロイヤル】で、大海の征服者・ロジャーとラブロマンスレディの追加によってデッキパワーが大きく向上し一躍Tier1へと躍進。前期から1強状態となっていた【結晶ビショップ】とともに環境の中心となった。
また、アディショナル前より数を伸ばしていた【フェアリーエルフ】も新芽の風・メイの追加がありじわじわと増加していった。
Tier2以下ではロストメモリー・ジャスパーの追加によって【進化AFネメシス】が一時的に注目されたが環境に定着することはなかった。
プロツアーデッキ公開前後では、上述のメイの他新たに追加されたシャインクリスタリア・リリィが無理なく採用でき、早ければ6ターン目からのOTKが狙える【マガチヨエルフ】が環境入りを果たした。プロツアーのデッキ公開でだーよね選手がカーバンクル入りのリストを使用したことで研究が進み、大量の守護の存在から不利対面と言われていた【結晶ビショップ】がリリィによってロックされることで相性関係が逆転しついにTier1入りを果たした。
【結晶ビショップ】は対策への対策として均衡の天恵を採用したリストも多くみられるようになったり、RAGEGFではギミックレオン入りの【進化ネメシス】最後まで変遷し続けた環境であった。
総評として最終的にTier1となった3デッキはいずれも扱うのが難しく練度の差が顕著に出る環境だった。
新弾で遺物の同調とゲートリベレーター・ラズリが追加され、1枚制限カードである機構の解放が確定サーチできるようになった結果、案の定【AFネメシス】の1強環境となった。
ラズリのサーチのためアーティファクトの同調やアーティファクトスキャンといったこれまで当たり前に入っていたカードが抜かれる事態となり、ラズリを確保するための古代の自動機械やアーティファクトコールなど、今まであまり採用率の高くなかったカードが採用されるようになった。
機構の解放だけでなく、ラズリで埋める1コストのレディアントアーティファクトが非常に強力で、4tや5tにマーキュリーイージス・シオンを絡めた8点+6点+6点のOTKが頻繁に決まるようになった。安息の領域などのダメカや極光の天使などの疾走デバフで対応しようにも、メカニカルドッグでを稼いだ進化回数で虚無ノ哭風・グリームニルの10点ダメージも捻出可能であるなど、多様なフィニッシュプランで対策不能の強さを見せた。
当然のごとく機構の解放がアンリミテッド3枚目の禁止カードとなり、1強環境は幕を閉じた。
新たなキーワード能力融合変身が登場しそれを持つカードが多く実装された今環境だったが、そのほとんどはリソースの消費が激しく環境デッキとはならなかった。
環境の中心となったのは前環境からTier1の一角だった【財宝ロイヤル】で、小回りの利くカード2種を失ったものの新たに追加された気鋭の一蹴が非常に強力であり、環境トップとなった。
環境当初は流麗なる竜人の追加があった【武装ドラゴン】も数多く見られたが、武装カウント止めや不利なデッキの増加により大きく数を落としていった。
また、アーティフィシャルエデンの追加により、【機械ネメシス】がランクマッチで41連勝するなど一時的に注目されたが、環境に定着することはなかった。
財宝ロイヤルに次いで環境2番手となったのは【回復ビショップ】で、ミュースの料理人の追加によってパワー・安定感の双方が強化された。一方で漆黒の使徒を採用し対策を講じるデッキも見られたが、天敵だった【進化ネメシス】がローテ落ちの影響をモロに受けていたこともあり2番手の座を確固たるものにしていた。
また、事前評価の段階からシルバースナイプや眷属の飼育、ディアボロス・ヘドネなどの追加によって注目されていた【狂乱ヴァンプ】だったが、予想に反して数が伸びず環境上位とはならなかった。しかしながら環境1週間が経過した頃、それらに復讐軸のカードやバロン・グレートフィールを組み合わせゲームレンジを前に倒した【アグロヴァンプ】が台頭し、JCGで優勝を飾るなど変遷が見られた。
JCGでは【財宝ロイヤル】の決勝使用率93%を記録するなど、まさに財宝1強環境となっていた。
↓ RAGE DAY2及びプレーオフ以降
圧倒的な使用率を誇った【財宝ロイヤル】のパーツがナーフされたが、【財宝ロイヤル】が環境トップから落ちることはなく、環境に大きな変化はなかった。
気鋭の一蹴はナーフされたものの、極彩の美剣士や気高き落涙などでカバーし、能力調整直後のJCGでもナーフ前と変わらず高い使用率を誇っている。
また、能力調整前から注目されていた【回復ビショップ】も徐々に使用率を伸ばしていき、Tier1入りを果たした。
RSPT予選では16人全員が【財宝ロイヤル】使用という事態となり、セカンドデッキも12人が【回復ビショップ】と2強状態となっていた。
そんな2デッキに強く出られるデッキが研究される中で環境に出てきたのが【マガチヨエルフ】と【進化ヴァンプ】だった。
【マガチヨエルフ】は豪風の襲来などのローテ落ちが大きく響いていたものの、環境に守護が少なく7t目でのOTKの再現性が高いことから使用率を伸ばしていった。
【進化ヴァンプ】はRSPT予選でSHG|Atomが唯一使用し、好成績を収めたところから流行し始めRAGEプレーオフでも多くのプレイヤーが持ち込むほど流行した。
上述した2デッキの流行もあり【回復ビショップ】の使用率は大きく落ちたが【財宝ロイヤル】はやや減少傾向にありながらも高い使用率を維持した。
環境下位に沈んでいたクラスにアッパーが入り環境は大きく変化した。
緋色の貴公子・ディオンが強化されたことによって安定感とパワーの双方で強化を受けた【バフドラゴン】は一気にTier1となり、JCGでも最多使用率となるなど増加した。
また、マルチプルウィザードとエンペラーゴーレムの2枚がアッパーを受けた【秘術ウィッチ】も使用率を伸ばし前述のバフドラゴンと併せて環境を支配し、この2つのデッキに前環境からTier1の【財宝ロイヤル】を加え3強環境となった。
11月4日に行われたプロツアー本戦では6選手全員が財宝・秘術・バフという全く同じ構成を持ち込み、これはプロツアー本戦史上初の出来事となった。
環境がしばらくすると【バフドラゴン】の防御方面の脆さや安定感のなさが露呈し徐々に数を減らしていき、【秘術ウィッチ】と【財宝ロイヤル】の2強環境となった。
しかしながらこの両デッキは難しく【秘術ウィッチ】は生成コストが高いことから、それらより簡単に扱え生成コストも安い【バフドラゴン】はランクマッチでは依然として多く見られた。
【秘術ウィッチ】の使用率が8割を超えてきたことでメタとして【回復ビショップ】もじわじわと増えていた。一方でネクロマンサーはRatingsの使用率が0%になる日があるなど苦しいシーズンとなった。
アディショナルカードが追加されたものの、その多くは環境入りを果たせなかった。
唯一アディショナルカードを用い環境上位に返り咲いたのは【マガチヨエルフ】で、これまで弱点だった中盤の盤面に対して新カードのドゥルガーが回答となり、それをサーチする野生の目覚めの採用も見られた。またドゥルガーほどの採用率はないものの真相究明によってリーサルターンの多面守護突破手段も手に入れて数を伸ばしたがTier1には及ばなかった。
【マガチヨエルフ】の台頭により相性上不利な【財宝ロイヤル】の使用率はやや低下傾向となり、対して下降傾向だった【バフドラゴン】は再び増加の兆しを見せていた。そんな【バフドラゴン】従来の進化型からブルーミングダンサーを抜き竜の託宣やクロードラゴニュートを採用したランプ型も一定数見られた。
前環境最高使用率の【秘術ウィッチ】は【マガチヨエルフ】に対して絶大なメタとなるアストロジカルソーサラーを有しており、今環境でもTier1に居座った。そんな【秘術ウィッチ】に対して有利だと前環境終盤より評価を上げていた【回復ビショップ】は今環境もそれが健在なことで使用率を伸ばしていた。
そんななかアディショナルカードがほとんど使われてない影響か、はたまた比較的簡単で廉価なためランクマッチで人気だったためか、【バフドラゴン】の核であった竜人のストライカーにナーフが入り、この環境はわずか1週間もせず幕を閉じた。
竜人のストライカーのナーフがあり、【バフドラゴン】は競技環境からはほぼ姿を消した。
また【回復ビショップ】は有翼の光明採用型が主流となり、【秘術ウィッチ】の強みであるエンペラーゴーレムや燦爛の巫女・パメラの盤面形成に対処しながらゲームをし、後ろのゲームにはアポストルアームズでのフィニッシュも持つという構築へと変化していった。
【回復ビショップ】の立ち位置が向上したことで【マガチヨエルフ】も再び環境へと復帰。【回復ビショップ】は不退転の乙女・キーラの採用枚数が減っていることもありそれに有利なデッキとして環境に居座った。
【秘術ウィッチ】は攻防のバランスが良く、アストロジカルソーサラーの存在から【マガチヨエルフ】に対して大きく有利を付けており今環境もトップだった。
一方で環境上位に位置していた【財宝ロイヤル】は【マガチヨエルフ】に対して不利が付いており、【回復ビショップ】も大翼の灯火によるハーフロック進行によって連携・財宝カウントが進まず急に強い展開を押し付けられやすくなったことから環境での立ち位置が悪化し前期より大幅に減少した。
実際にBO5のルールが用いられるRAGEGFでは8人中6人が「マガチヨ/秘術/回復」という持ち込みで、RSPT本戦では6人全員が同構成になるなど結論構成と言って差し支えないほど構成が固まった環境だった。その分上記3デッキはどれも難しくハイレベルな試合が繰り広げられた。
元々環境デッキの一角だった【葬送ネクロ】が悪辣の残滓の追加を受け強化され環境トップとなった。
また、多数の強化を貰った【狂乱ヴァンプ】もふたたび環境入りを果たした。
前者に対しては【骸ネクロ】、後者には【復讐ハンドレスヴァンプ】が有利であり、それらも環境で見られた。
前環境から評価の高かった【葬送ネクロ】と【秘術ウィッチ】は今環境も健在で、他にも複数種のデッキが犇めく雑多環境となった。
特に【秘術ウィッチ】はマルチプルウィザードがアッパーされたことによってエクステンドマジックを実質6枚積んでいる状態となり、安定感が向上した。
【秘術ウィッチ】はコントロール気味の構築が流行っていたため、それに対するメタとして【超越ウィッチ】や【回復ビショップ】、【コンシードビショップ】なども環境デッキの一角となった。【秘術ウィッチ】側もそれに対抗するためにオリハルコンゴーレムの採用などが見られメタゲームが進行していた。
なかでも【AFネメシス】は【秘術ウィッチ】に対してかなりの有利が付いており、環境的な立ち位置も相まってJCGでは優勝を果たした。
JCG後は貫通力の高い【狂乱ヴァンプ】が評価を上げ、不利対面がそこそこある【秘術ウィッチ】の評価がやや落ちるなど環境にも動きがあった。
その他【ディスカドラゴン】や【ララ魔海ネクロ】、【財宝ロイヤル】【ホズミエルフ】など他クラス多種のデッキがメタとして環境を構成していた。
3回目の開催となったクロスオーバー。
「華麗なる淑女・エルヴィーラ+気高き落涙」とのコンボを危惧してかアドバンスロードと複数の効果が発動するレジェンドティーチャー・ルシウスが禁止、機鋒の咎人・カットスロートが1枚制限で環境が開始された。
初日注目されたのは【ランプディスカ(D/R)】で、1コスディスカである部隊の投入とそれからサーチされる清白の騎士によってディスカカウントの進行が安定し、ランプによる英傑の学園長・ガルドルが早期着地とその後の金色の威信・リュミオールが強力で人気となった。
それと並んで注目を受けたのが【バウンスライル(E/Nm)】だった。
無謬の偶像・ライルから加わるライルの人形によってバウンスカードすべてが実質2点疾走+1プレイ増加なり、早さも相まって蔓延った。
環境が進むと、ディスカを基盤としネメシスのパワカを投げる【ランプディスカ(D/Nm)】が流行。前述の【ランプディスカ(D/R)】のガルドルに対して複数の回答があるためそれに取って代わる形で環境トップとなった。特にアーティフィシャルエデンの偶数時効果によりリュミオールやディスカ札のコストを下げることでディスカの課題だったOTKが狙えるようになったのが大きな強みだった。
そのほかエイルによってデミゴッド・ギルガメッシュをリアニメイトする【スペブ(W/Nc)】や、ゴーストによって連携を稼ぎ極彩の美剣士や飛躍の双剣使いで打点を出す【連携ゴースト(Nc/R)】などが多く見られた。
環境終期にはルビーファルコンでアーティフィシャルエデンを疾走させる【ルビコンエデン(B/Nm)】もリストが固まってきたことで台頭した。
12日に予告通りの調整が行われ、エイル、アルジャンテ、ライル、エデンの4枚が制限となった。これにより上位デッキが軒並み消え、その下にいたデッキが繰り上がる形で増加した。
今環境では1回のみではあるがJCGの開催があったため、それについて記載する。
Tier1の筆頭となったのはネクロマンサーの連携稼ぎ能力とロイヤルの連携達成後のパワーカードを組み合わせた【連携ゴースト(Nc/R)】だった。早ければ5tや6tに連携15を達成し飛躍の双剣使いによるリーサルを叩き込めることが強みで使用率最多となった。また、メインクラスとサブクラスを反転させた【連携(R/Nc)】も多く、決勝トーナメントではこちらを使うプレイヤーの方が多かった。
次いで多かったのが【ランプ回復(B/D)】で、ローテーションの回復ビショップのギミックをランプカードによって早期に叩きつけるのが強力だった。
他にも注目されたデッキは数多くあるが、なかでもランプカードによってダムネーションポータルの早期起動からデビルマタドール+疾走やバーンでOTKを目指す【八獄ダムポOTK(D/V)】などはクロスオーバーらしいコンボで輝きを見せた。
この環境の覇者となったのは【マナリアウィッチ】だった。
マナリアをプレイすることでコストダウンのするカードが多数あり、序盤から横並べで押し込みつつ中盤以降は規範の生徒会長・ハンナとそれを増やすランペイジワード・ジンジャーによるバーンダメージで押し切るのが非常に強力であった。また大量の打点を抱え込むことも可能で、御伽の姫・アマリリスを用いて1ターンに50点超えの打点を出すこともでき、コントロールデッキに対しての蓋をも有していた。
Tier2以下の筆頭は【ラスワネクロ】で、早期のラスワカウント達成から守護で止まりにくい闇色の童話・ダークアリスによる疾走打点でのフィニッシュが強力であった。
【ラスワネクロ】に対してシャインクリスタリア・リリィが刺さることから、新カードはほとんど入らないものの【カステルエルフ】も主にBO3環境で勢力を伸ばした。
そのほかランクマッチでは実質2種類目の託宣であるドラゴンシュラインや高コストの強力なドラゴンフォロワーが追加された【ランプドラゴン】が人気を集めた。
【融合ネクロ】に有利な【バフドラゴン】の評価が上がり続けJCG等でも使用率1位になるなど紛れもなくTier1となった。
【融合ネクロ】の使用率低下に伴ってそれらをメタっていたデッキも減少し上位3デッキ環境が固まっていった。
細部の構築の変化では【融合ネクロ】が【バフドラゴン】の地位上昇に伴ってギルガメを意識した形に寄っていき、レリックハンターなどが消えゴーストパレスの採用がメジャーとなっていった。
【カステルエルフ】は従来のアスシオ型の他、若芽の組員と葉脈の舎弟頭採用型、使命の妖精姫・アリア採用型、孤独の共振・ミツェル採用型など多岐に渡った。
【バフドラゴン】はクロードラゴニュート、絆の証明、竜の真恵などで自由枠がバラついていた。
万物の目撃者・ジュディスがナーフ解除を受けた【八獄ネメシス】はBO3環境ではあまり見られなかったが、この時期にあった大学生リーググランドファイナルやプロツアーチャンピオンシップなどの5デッキ採用ルールではほぼ確定で採用されるデッキとして環境に存在した。
一方で酷虐の悪魔・ミルナードが上方修正を受けた【U10ヴァンプ】だったが環境で見られることはなかった。
新カードやナーフ解除による影響はあまりなく、前環境から引き続いて【秘術ウィッチ】、【狂乱ヴァンプ】が環境のトップであった。
BO3大会においては【秘術ウィッチ】に狙いを定めた【超越ウィッチ】や【AFネメシス】、【幻獣ホズミエルフ】などの持ち込みも見られ結果を残した。
新たなアーキタイプとして注目されたのは【ガルラウヌエルビショップ】で、黄金都市のナーフ解除や友愛の翼の追加によって5ターン目のOTKの再現性が向上し一定数環境でも見られた。
またローテ同様に【融合ネクロ】も見られ、ナーフ解除された双極の生命・フラム=グラスをリアニメイトしOTKをするデッキとなっていた。
このページは各時期におけるメタゲームの変遷、つまりデッキの流行り廃りを記録するページです。
環境に対する考察が不十分なこともあろうとは思いますがご容赦ください。
シャドウバース チャンピオンズバトルの方はこっち
環境に対する考察が不十分なこともあろうとは思いますがご容赦ください。
シャドウバース チャンピオンズバトルの方はこっち
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Tier1 | 冥府エルフ | ミッドレンジロイヤル | アグロネクロ |
Tier2 | ランプドラゴン |
次点でベータ時代からの人気デッキのミッドロ、決着が早くデッキも安めなアグロネクロが続いた。ぶっちぎり最弱はウィッチ。秘術ウィッチはパワー不足、スペル軸も当時の手札上限8枚制限ですぐに手札が溢れてしまい非常に回りにくかった。
上記のTier表はあくまでトップ環境のもので、この頃はみんなシャドバ始めたばかりで資産も揃っておらず、出来合いのデッキでワイワイ遊んでた人が実際のところは大半だろう。
そんなカオスな環境で特に強かったのがサタン。試合が長引きやすかったこともありサタンの決定力は非常に強力で、なおかつニュートラルカードなのでどのデッキからもサタンが飛んできた。この頃の環境を「サタンゲー」と呼ぶ人が多いのはそのためだろう。
そんなカオスな環境で特に強かったのがサタン。試合が長引きやすかったこともありサタンの決定力は非常に強力で、なおかつニュートラルカードなのでどのデッキからもサタンが飛んできた。この頃の環境を「サタンゲー」と呼ぶ人が多いのはそのためだろう。
第1期 | ||
---|---|---|
JCG優勝 | サタンビショップ | 冥府エルフ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 冥府エルフ |
JCG優勝 | アグロネクロ | ランプドラゴン |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 冥府エルフ |
第2期 | ||
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 冥府エルフ |
第2期 | ||
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | アグロネクロ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | アグロネクロ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | ランプドラゴン |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 冥府エルフ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 冥府エルフ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | アグロロイヤル |
JCG優勝 | 冥府エルフ | アグロネクロ |
JCG優勝 | 冥府エルフ | ミッドレンジロイヤル |
JCG優勝 | 超越ウィッチ | 冥府エルフ |
JCG優勝 | 冥府エルフ | ランプドラゴン |
JCG優勝 | 冥府エルフ | 超越ウィッチ |
JCG優勝 | テンポエルフ | アグロネクロ |
Tier1 | 疾走ビショップ | アグロヴァンプ |
テンポエルフ | ||
Tier2 | 冥府エルフ | 超越ウィッチ |
御旗ロイヤル | エイラビショップ |
ビショップブームが落ち着くと、同じく新カードで大幅強化されたテンポエルフ・アグロヴァンパイアも流行。
一方で前期ランクマでは1番人気だったアグロネクロは天敵ビショップの増加によって壊滅。以降ROB末期までネクロは環境の底辺をさまようこととなる。
Tier1 | ミッドレンジロイヤル | 疾走ビショップ |
冥府エルフ | 超越ウィッチ | |
Tier2 | テンポエルフ | アグロヴァンパイア |
エイラセラフビショップ |
なおDRK期はシャドバ史上唯一、環境途中でのナーフ・新カード追加が無かったので一切環境自体は変わらなかった。にもかかわらずここまで大きくメタが動いたのはまさにメタゲームの賜物と言える。
このようにメタもよく回り、ナーフも無かったのでシャドバ屈指の良環境期と言えるのだがプレイヤーからの評判はわりと悪い。
シャドバ史上最悪の遅延デッキ「エイラセラフビショップ」とそれを狩る超越ウィッチがいずれもストレッサーなデッキであり、それらが環境に多かったのと、コントロール・コンボデッキVSアグロデッキの二極化が進み、盤面軽視の空中戦になりがちだったことが要因と思われる。でも最後にミッドロがトップに立ったのでやはりバランスとしては良い期だったのは事実。
また看板カードのダークエンジェル・オリヴィエはコストの重さが祟って構築戦では地味だったが、2pickでは「引ければ勝ち」とまで言われる超パワーカードとして君臨した。
シャドバ史上最悪の遅延デッキ「エイラセラフビショップ」とそれを狩る超越ウィッチがいずれもストレッサーなデッキであり、それらが環境に多かったのと、コントロール・コンボデッキVSアグロデッキの二極化が進み、盤面軽視の空中戦になりがちだったことが要因と思われる。でも最後にミッドロがトップに立ったのでやはりバランスとしては良い期だったのは事実。
また看板カードのダークエンジェル・オリヴィエはコストの重さが祟って構築戦では地味だったが、2pickでは「引ければ勝ち」とまで言われる超パワーカードとして君臨した。
第1期 | ||
---|---|---|
JCG優勝 | セラフビショップ | ミッドレンジロイヤル |
JCG優勝 | テンポエルフ | 超越ウィッチ |
JCG優勝 | テンポエルフ | アグロヴァンプ |
JCG優勝 | 疾走ビショップ | ミッドレンジロイヤル |
JCG優勝 | 冥府エルフ | 疾走ビショップ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 疾走ビショップ |
JCG優勝 | テンポエルフ | 疾走ビショップ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | 冥府エルフ |
JCG優勝 | エイラビショップ | テンポエルフ |
第2期 | ||
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | テンポエルフ |
JCG優勝 | テンポエルフ | 秘術ウィッチ |
JCG優勝 | エイラセラフビショップ | ミッドレンジロイヤル |
JCG優勝 | エイラセラフビショップ | テンポエルフ |
JCG優勝 | セラフビショップ | 超越ウィッチ |
JCG優勝 | フェイスドラゴン | 冥府エルフ |
JCG優勝 | エイラセラフビショップ | フェイスドラゴン |
RAGE優勝 | 冥府エルフ | ミッドレンジロイヤル |
エイラビショップ | ||
JCG優勝 | 超越ウィッチ | ミッドレンジロイヤル |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 疾走ビショップ |
JCG優勝 | 超越ウィッチ | 冥府エルフ |
JCG優勝 | 超越ウィッチ | 冥府エルフ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 冥府エルフ |
JCG優勝 | 冥府エルフ | 超越ウィッチ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 冥府エルフ |
JCG優勝 | 冥府エルフ | 超越ウィッチ |
JCG優勝 | 冥府エルフ | ミッドレンジロイヤル |
JCG優勝 | 冥府エルフ | ミッドレンジロイヤル |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 超越ウィッチ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 冥府エルフ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | テンポエルフ |
JCG優勝 | 冥府エルフ | 超越ウィッチ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 疾走ビショップ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | エイラセラフビショップ |
JCG優勝 | 超越ウィッチ | ミッドレンジロイヤル |
JCG優勝 | 超越ウィッチ | 冥府エルフ |
JCG優勝 | 疾走ビショップ | テンポエルフ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 冥府エルフ |
JCG優勝 | テンポエルフ | 超越ウィッチ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | セラフビショップ |
Tier1 | ドロシーウィッチ | OTKエルフ |
Tier2 | アグロヴァンプ | 超越ウィッチ |
新時代の旗手になったのは次元の魔女・ドロシーを擁する新軸「ドロシー(テンポ)ウィッチ」と、リノセウスへの安定アクセスを可能にすることによってコンボが格段に強力になった「OTKエルフ」。
2月末に両デッキの主要パーツであるルーンの貫き、ミニゴブリンメイジがナーフされるまでこの2強体制が続いた。
他クラスはバハムートなどを取り入れたコントロールデッキでこれに対抗。ヴァンパイア、ドラゴン、ビショップはドロシーに、ロイヤル、ネクロはOTKに強いのが特徴。
一方で、黎明期から環境トップを走り続けてきた冥府エルフは拡張性の乏しさが仇となり新環境に対応できず姿を消す。ミッドロも従来の乙姫セージコンボ型が通用しなくなり大幅な構築変更を余儀なくされた。
Tier1 | ミッドレンジロイヤル | ドロシーウィッチ | |
Tier2 | アグロヴァンプ | 超越ウィッチ | アグロネクロ |
またDRK期で散々だったルナちゃんが、シャドウリーパーがめちゃめちゃヤバいことが知れ渡り始め高勝率をマーク。終盤はメジャーデッキの一角に食い込んだ。またネフティスネクロは大型単体で勝負するドラゴンに対し超が付くほどの有利でありローウェンはルナちゃんとマッチングしただけでリタイアボタンに手が伸びるほどだった。今思えばこの後起こる悪夢の前触れだったのかもしれない。
シャドウバースではほぼ唯一と言える強すぎ、弱すぎなクラスのない環境であったため、このROB後期を最高の環境と評価するプレイヤーも多い。
大会などのトップ環境ではイマイチだったが、安くて速いアグロヴァンパイアは前期に引き続きランクマッチでは高い使用率を誇った。
以後SFL期までアグロデッキの代名詞として環境中位くらいの地位を保つことになる。
またROB期の全国大会「ファミ通カップ」ではふぇぐ氏がロイヤル対策のために全くメタに無い「ミッドレンジヴァンパイア」を使用して優勝したのも面白い現象と言える。
以後SFL期までアグロデッキの代名詞として環境中位くらいの地位を保つことになる。
またROB期の全国大会「ファミ通カップ」ではふぇぐ氏がロイヤル対策のために全くメタに無い「ミッドレンジヴァンパイア」を使用して優勝したのも面白い現象と言える。
第1期 | ||
---|---|---|
JCG優勝 | OTKエルフ | ランプドラゴン |
JCG優勝 | ミッドレンジヴァンプ | ネフティスネクロ |
JCG優勝 | 超越ウィッチ | OTKエルフ |
JCG優勝 | OTKエルフ | ドロシーウィッチ |
JCG優勝 | ドロシーウィッチ | ミッドレンジロイヤル |
JCG優勝 | 疾走ビショップ | OTKエルフ |
JCG優勝 | ドロシーウィッチ | アグロヴァンプ |
JCG優勝 | ドロシーウィッチ | アグロヴァンプ |
JCG優勝 | セラフビショップ | ドロシーウィッチ |
JCG優勝 | OTKエルフ | ミッドレンジヴァンプ |
JCG優勝 | OTKエルフ | ドロシーウィッチ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | ドロシーウィッチ |
JCG優勝 | OTKエルフ | アグロロイヤル |
JCG優勝 | ドロシーウィッチ | セラフビショップ |
JCG優勝 | テンポエルフ | ドロシーウィッチ |
JCG優勝 | ミッドレンジヴァンプ | ドロシーウィッチ |
JCG優勝 | セラフビショップ | ドロシーウィッチ |
JCG優勝 | ドロシーウィッチ | セラフビショップ |
JCG優勝 | 白銀白狼エルフ | 超越ウィッチ |
JCG優勝 | テンポエルフ | アグロロイヤル |
JCG優勝 | ランプドラゴン | ミッドレンジビショップ |
JCG優勝 | アグロロイヤル | ドロシーウィッチ |
JCG優勝 | ミッドレンジネクロ | OTKエルフ |
JCG優勝 | OTKエルフ | ドロシーウィッチ |
JCG優勝 | OTKエルフ | アグロネクロ |
JCG優勝 | テンポエルフ | ドロシーウィッチ |
JCG優勝 | 白銀白狼エルフ | ネフティスネクロ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | ミッドレンジビショップ |
JCG優勝 | OTKエルフ | ドロシーウィッチ |
JCG優勝 | ミッドレンジネクロ | OTKエルフ |
JCG優勝 | OTKエルフ | ドロシーウィッチ |
JCG優勝 | セラフビショップ | OTKエルフ |
第2期 | ||
JCG優勝 | ドロシーウィッチ | アグロロイヤル |
JCG優勝 | 白銀白狼エルフ | ドロシーウィッチ |
JCG優勝 | ドロシーウィッチ | OTKエルフ |
JCG優勝 | ドロシーウィッチ | フェイスドラゴン |
JCG優勝 | ミッドレンジヴァンプ | ドロシー超越ウィッチ |
JCG優勝 | 白銀白狼エルフ | ランプドラゴン |
JCG優勝 | 白銀白狼エルフ | ドロシーウィッチ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | ドロシーウィッチ |
JCG優勝 | ドロシーウィッチ | ランプドラゴン |
JCG優勝 | コントロールヴァンプ | ドロシーウィッチ |
ファミ通カップ 優勝 | OTKエルフ | ドロシーウィッチ |
復讐ヴァンプ |
Tier1 | ミッドレンジネクロ | ランプドラゴン |
Tier2 | イージスビショップ | 復讐ヴァンパイア |
前提として明言するが、この時代はネクロドラゴンが後期も通して環境トップである。次点に復讐ヴァンパイアがいた事は注目すべきだが、使用率勝率共にこれら2つに追従していた事は否定しようがない。
さて、当時のネクロを形容するならば「展開の鬼」、ドラゴンは「回復の鬼」だろう。シャドウリーパーと骨の貴公子の爆発力は今の安定性を極めたミッドネクロとは対照的な、圧倒的な上振れ力を誇った。
そして、ランプドラゴンは水竜神の巫女を初めとする豊富な回復リソースで対戦デッキの甘えたムーブを狩り、バハムートやウロボロスで処理を強要させる、ゼルを使ったコンボで一気に相手の体力をバーストさせると言った従来のミッドレンジの戦術からコントロール寄りの戦術にシフトした。
さらにニュートラルの風の軍神・グリームニルが非常に強力でどのデッキにも採用されていたので、今環境はそれらのAoEカードをお互いに連打し合うメンコバースとも言われた。
ちなみにオリカとの悪評高いライトニングブラストだが、実際のところはバハムートで事足りるという点や、サハイスラを搭載することが主流だったドラゴンからすれば多大な事故要員になりうることを考慮され、基本0~2枚程しか搭載されてなかった、
それでもナーフされたのはネフティスネクロやレオニダスロイヤルなどのドラゴン以外のコントロールデッキが1枚で詰みに近い状況に追い込まれる可能性が高かったからである。
また、前述の通り、ネクロドラゴン以外にも中盤からカオスシップなどで展開する復讐ヴァンパイアもこの時期誕生した。そしてあの旅ガエルロイヤルも
一方でこれらのインフレしたAoEに対応しきれなかった前環境の覇者ドロシーウィッチ・ミッドロは大きく数を減らすこととなった。
一応便宜的にT2も記載してるがT1とT2デッキの間には天と地ほどの差があった。更に言えばドラゴンはネクロに対して不利がついていたので実質はネクロ1強環境であった。
Tier1 | ミッドレンジネクロ | |
Tier2 | ランプドラゴン | 復讐ヴァンパイア |
骨の貴公子、ゼル、ライブラがナーフされたことにより、ネクロドラゴンは後退……することも無かった。
正確に言えば、ネクロは貴公子のナーフで序盤が弱体化、ドラゴンはゼルのナーフで火力低下など、幾らかダメージを受けたことに変わりはない。しかし、ネクロは貴公子を連打すればそれでもなお強力な盤面を押し付けられる上に、ドラゴンの本領はその圧倒的な回復力なので、結果として致命傷は避けていたのだ。
特にネクロはドラゴンより傷が浅かったのでむしろネクロの1強の様相が強まったか。これを受けて環境終了時にシャドウリーパーが追加で処された。
変化をもたらしたと言えるのはこれまで産廃呼ばわりされてた復讐軸のヴァンパイアデッキ。ベルフェゴールの登場で大幅に強化されており、ナーフでドラネクが落ちてきたことによりトップメタへ食い込んだ。
第1期 | ||
---|---|---|
JCG優勝 | 白銀白狼エルフ | 超越ウィッチ |
JCG優勝 | 超越ウィッチ | ランプドラゴン |
JCG優勝 | ミッドレンジネクロ | 復讐ヴァンプ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | OTKエルフ | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | OTKエルフ | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | イージスビショップ |
JCG優勝 | OTKエルフ | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | イージスビショップ |
JCG優勝 | ミッドレンジネクロ | イージスビショップ |
JCG優勝 | ミッドレンジネクロ | イージスビショップ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | アグロヴァンプ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | ミッドレンジネクロ |
第2期 | ||
JCG優勝 | ランプドラゴン | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | ディスカドラゴン | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | ミッドレンジネクロ |
RAGE優勝 | ランプドラゴン | ミッドレンジネクロ |
アグロヴァンプ | ||
JCG優勝 | ランプドラゴン | イージスビショップ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | ミッドレンジネクロ | アグロヴァンプ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | イージスビショップ |
Tier1 | ニュートラルヴァンプ | |
Tier2 | ランプドラゴン | ミッドレンジネクロ |
秘術ウィッチ | イージスビショップ |
阿鼻叫喚のドラネクメンコバースを潜り抜けてきた屈強なホモたちの前に現れたのは、またしても頭ワンダーランドの地獄だった。
アリスらパックテーマにもなったニュートラル軸強化と、しれっと実装されたヴァンパイアのやべー奴らが合体した結果、シャドバ史上最強デッキとも言われる「ニュートラルヴァンパイア」が誕生。圧倒的1強として2017年7月環境を真っ赤に染めた。
他クラスのN軸も強力だったが、Nヴが上位互換になっていたのでこの期間内はあまり見かけなかった。ヴァンパイアの各カードがナーフされた8月以降その本領を発揮することとなる。ちなみに最初の3日くらいはニュートラルロイヤルの天下だった。一瞬でヴァンパイアに駆逐されたが。
その他の新顔としてはずっとマイナーデッキだった秘術ウィッチ。若レヴィというパワカを得てアグロ寄りのデッキとして完成した。またリーパーをナーフされたミッドネクロも今度はデーモンイーターと不死の大王を取り入れより後半戦に強い戦型へ切り替え、相変わらずの強さを誇った。
また、スノーホワイトプリンセスは2コストを一方的に倒せる2コストとして活躍し、ビショップもヴァンパイア以外の多くのデッキに有利に戦えていた。このカードのナーフと同時にビショップが姿を消したことからもこのカードの重要さがわかるだろう。
Tier1 | ニュートラルウィッチ | ミッドレンジネクロ |
アグロヴァンプ | ||
Tier2 | ランプドラゴン | 復讐ヴァンプ |
Nヴの主要パーツたちがナーフされ従来の型は消滅したが、カラボスやファントムキャットをフィニッシャーに据えたアグロヴァンパイアや復讐ヴが再評価され相変わらずヴァンパイアは強く、何故か一人だけナーフを逃れたミドネクも高使用率を誇っていた。
この頃からドラゴンも息を吹き返し始め魔海の女王を用いた一撃コンボもこの時期に成立。
そんな中頭一つ抜けた勝率を上げていたのがプリス率いるNウィッチ。疾走・バーンを多数持ってたほかテンポを取る力にも優れ安定性が非常に高く、8月期を平均55%を超える高勝率で駆け抜けた結果剛拳緋色ヘクターなどのパワカと共にプリスがナーフされた。
Tier1 | ニュートラルビショップ | |
Tier2 | ニュートラル(潜伏)ロイヤル | ランプドラゴン |
8月の上位3デッキがナーフされた結果、今度は黄金郷の獅子をフィニッシャーに据えたNビショップが一躍ナンバーワンデッキとなった。他のNデッキと比べやや不安定なところはあったがブン回った時の圧力はすさまじく、真正面から止められるデッキは無かった。
またTOGから不遇だったロイヤルが、N軸の横並べと旅ガエルら潜伏フォロワーをからめたアグロデッキを編み出し久々に環境上位へ。旅ガエルは前環境からマイナーながら非常に嫌われていたデッキであり、また極端に先攻有利なカードであったので月末にあえなくナーフされた。
そして黄金獅子と、今環境を終始引っ掻き回し続けたアリスが全ての責任をかぶるようにナーフされ、頭ワンドリ環境は幕を閉じた。
ニュートラル一色と思われがちな頭ワンドリ環境だが、シャドログなどのデータを紐解くと意外とクラスカードを軸に戦うデッキも好成績を挙げていることがわかる。ただ全体的にアグロデッキが多く、アリスのイメージも相まって「先攻ゲーの横並べバース」であったことは否めない。
またランプドラゴンはずっと勝率負け越しにもかかわらず、終始一定数環境に存在していた。何故だ。
またランプドラゴンはずっと勝率負け越しにもかかわらず、終始一定数環境に存在していた。何故だ。
実は環境初日からニュートラルヴァンパイア一色だったわけではなく、環境初日はなんとニュートラルロイヤルが環境を席巻した。
その流行ぶりはtwitterトレンドにものるほど。もっともその日の終わりにはあまり強くないことが知られ一日天下で終わった。
圧倒的な強さを誇るニュートラルヴァンパイアに対し何とかして有利をとろうと主に昏きに対し様々な無駄なメタが開発される。代表的なものでビショップのノイシュでダメージ軽減してからの神魔やテミスで昏きを破壊するもの。ウイッチの冬の女王の気まぐれで昏きを変身させるもの。ネクロのカムラでダメージを相殺するもの。こうしたデッキは正直メタれたとは言えないものの、いかにヴァンパイアに親を殺されたニキが多かったかを物語るものであろう。
その流行ぶりはtwitterトレンドにものるほど。もっともその日の終わりにはあまり強くないことが知られ一日天下で終わった。
圧倒的な強さを誇るニュートラルヴァンパイアに対し何とかして有利をとろうと主に昏きに対し様々な無
第1期 | ||
---|---|---|
JCG優勝 | ニュートラルロイヤル | ランプドラゴン |
JCG優勝 | ランプドラゴン | イージスビショップ |
JCG優勝 | ニュートラルヴァンプ | イージスビショップ |
JCG優勝 | ニュートラルヴァンプ | イージスビショップ |
JCG優勝 | ニュートラルヴァンプ | イージスビショップ |
JCG優勝 | ニュートラルヴァンプ | ニュートラルビショップ |
JCG優勝 | ニュートラルヴァンプ | イージスビショップ |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | ニュートラルヴァンプ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | ニュートラルヴァンプ |
JCG優勝 | ミッドレンジネクロ | ニュートラルヴァンプ |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | ニュートラルヴァンプ |
JCG優勝 | ミッドレンジネクロ | セラフビショップ |
JCG優勝 | ミッドレンジネクロ | ニュートラルヴァンプ |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | ニュートラルヴァンプ |
JCG優勝 | ミッドレンジネクロ | ニュートラルヴァンプ |
第2期 | ||
JCG優勝 | ミッドレンジネクロ | ニュートラルヴァンプ |
JCG優勝 | ミッドレンジネクロ | ニュートラルヴァンプ |
JCG優勝 | ニュートラルウィッチ | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | ミッドレンジネクロ | ニュートラルヴァンプ |
JCG優勝 | ミッドレンジネクロ | ニュートラルヴァンプ |
JCG優勝 | リノOTKエルフ | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | ミッドレンジネクロ | ニュートラルヴァンプ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | イージスビショップ |
JCG優勝 | ミッドレンジネクロ | 復讐ヴァンプ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | ミッドレンジネクロ | コントロールヴァンプ |
JCG優勝 | アグロロイヤル | アグロヴァンプ |
第3期 | ||
JCG優勝 | ニュートラルウィッチ | ランプドラゴン |
JCG優勝 | ランプドラゴン | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | アグロロイヤル | ニュートラルビショップ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | ネフティスネクロ |
JCG優勝 | ニュートラルロイヤル | ニュートラルビショップ |
JCG優勝 | 超越ウィッチ | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | 超越ウィッチ | 復讐ヴァンプ |
JCG優勝 | ニュートラルロイヤル | 超越ウィッチ |
RAGE優勝 | ランプドラゴン | ミッドレンジネクロ |
コントロールヴァンプ | ||
JCG優勝 | ニュートラルロイヤル | ニュートラルウィッチ |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | ニュートラルビショップ |
JCG優勝 | ニュートラルロイヤル | ニュートラルウィッチ |
JCG優勝 | アグロネクロ | 復讐ヴァンプ |
JCG優勝 | ニュートラルロイヤル | ニュートラルビショップ |
ドラネクバースや頭ワンドリを経て、カードの月例修正や極端なテコ入れパワカの廃止を運営が宣言。そして発表された新カードたちはいくぶんパワーが抑えめになったように見えた。これで健全な環境になる・・・と淡い期待を抱いたホモたちの幻想は、あっさり打ち砕かれた。
え、何これは・・・(困惑)
事前評価は低かったもののよく読むとおかしなことしか書いてない原初の竜使いを軸とした「原初ドラゴン」が大暴れ。新ドロソの天界への階段も相まって非常に安定性も高かったので圧倒的1強として君臨した。そしてちょっと下がってアグロロイヤル。円卓会議とダラダラ天使・エフェメラのコンボを組み込み異次元の速さで顔面を削っていく。
この2デッキ以外はほとんど負け越しだったのである意味ワンドリよりバランスが崩壊した環境に。前期からのストレスが爆発し引退者も多く出た暗黒期になってしまった。
Tier1 | 原初ドラゴン |
Tier2 | アグロロイヤル |
え、何これは・・・(困惑)
事前評価は低かったもののよく読むとおかしなことしか書いてない原初の竜使いを軸とした「原初ドラゴン」が大暴れ。新ドロソの天界への階段も相まって非常に安定性も高かったので圧倒的1強として君臨した。そしてちょっと下がってアグロロイヤル。円卓会議とダラダラ天使・エフェメラのコンボを組み込み異次元の速さで顔面を削っていく。
この2デッキ以外はほとんど負け越しだったのである意味ワンドリよりバランスが崩壊した環境に。前期からのストレスが爆発し引退者も多く出た暗黒期になってしまった。
Tier1 | 復讐ヴァンプ | 秘術ウィッチ |
Tier2 | アグロヴァンプ | ミッドレンジネクロ |
ランプドラゴン |
久々に突出したデッキが無く、多くのデッキタイプが高勝率を記録した良環境になった。上記に書ききれないがアグロエルフなど次代に環境トップになるデッキたちも頭角を現しつつある。新クラス「ネメシス」の実装、ローテーション・アンリミテッドの分離などが発表されたこともあり今後への期待感が芽生えた時期。
また、ランクマではあまり見かけなかったが大会では「白狼エルフ」が非常に人気が高く、世界大会優勝者も使用していた。
そんなロイヤル除く全クラスが環境デッキを所持した中で最終的に勝率一位を飾ったのは疾走ビショップ。
RAGEでも優勝を果たし、主要カードのローテ落ち直前に有終の美を飾ることができたと言えよう。
第1期 | ||
---|---|---|
JCG優勝 | ネフティスネクロ | イージスビショップ |
JCG優勝 | アグロロイヤル | ランプドラゴン |
JCG優勝 | 超越ウィッチ | イージスビショップ |
JCG優勝 | アグロロイヤル | 原初ドラゴン |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | 原初ドラゴン |
JCG優勝 | アグロロイヤル | 原初ドラゴン |
JCG優勝 | 原初ドラゴン | 骸ネクロ |
JCG優勝 | アグロロイヤル | 原初ドラゴン |
JCG優勝 | アグロロイヤル | 原初ドラゴン |
JCG優勝 | アグロロイヤル | 原初ドラゴン |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | 原初ドラゴン |
JCG優勝 | 骸ネクロ | コントロールヴァンプ |
JCG優勝 | ニュートラルエルフ | 原初ドラゴン |
JCG優勝 | 原初ドラゴン | コントロールヴァンプ |
JCG優勝 | アグロロイヤル | 原初ドラゴン |
JCG優勝 | アグロロイヤル | 原初ドラゴン |
JCG優勝 | ニュートラルエルフ | 原初ドラゴン |
JCG優勝 | 超越ウィッチ | 原初ドラゴン |
第2期 | ||
JCG優勝 | ミッドレンジネクロ | 復讐ヴァンプ |
JCG優勝 | 白狼リノエルフ | 原初ドラゴン |
JCG優勝 | 原初ドラゴン | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | 超越ウィッチ | 原初ドラゴン |
JCG優勝 | アグロエルフ | 超越ウィッチ |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | アグロヴァンプ |
JCG優勝 | 超越ウィッチ | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | 超越ウィッチ | 復讐ヴァンプ |
JCG優勝 | 超越ウィッチ | ランプドラゴン |
第3期 | ||
JCG優勝 | ミッドレンジネクロ | エイラ天狐ビショップ |
JCG優勝 | リノエルフ | 秘術ウィッチ |
JCG優勝 | リノエルフ | ランプドラゴン |
JCG優勝 | ニュートラルエルフ | 秘術ウィッチ |
RAGE優勝 | アグロエルフ | アグロヴァンプ |
疾走ビショップ | ||
JCG優勝 | ランプドラゴン | エイラ天狐ビショップ |
JCG優勝 | コントロールヴァンプ | エイラ天狐ビショップ |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | ランプドラゴン |
JCG優勝 | リノエルフ | 疾走ビショップ |
JCG優勝 | リノエルフ | エイラ天狐ビショップ |
WGP優勝 | コントロールエルフ | ランプドラゴン |
コントロールヴァンプ | ||
JCG優勝 | 超越ウィッチ | エイラ天狐ビショップ |
JCG優勝 | 超越ウィッチ | 復讐ヴァンプ |
JCG優勝 | リノエルフ | ランプドラゴン |
JCG優勝 | ミッドレンジネクロ | 疾走ビショップ |
JCG優勝 | アグロエルフ | 秘術ウィッチ |
ローテーション
Tier1 | ミッドレンジネクロ | ランプドラゴン |
秘術ウィッチ | ||
Tier2 | イージスビショップ | 白狼エルフ |
ニュートラルヴァンプ |
シャドウバースの転換点となったローテーション実装。
前評判としてはSTDとDRK落ちの被害が薄くROB〜WLDに強力なカードを多数有するミッドレンジネクロ、ランプドラゴン、秘術ウィッチが強いだろうと予想されておりその見通し通りの環境が展開されることに。
この3つについてはスカルリング、竜剣の少女・アイラ、静寂の実験室などローテ落ちしたカードの後釜が実装され前環境のデッキをほぼ変えず使用できたのも大きいと思われる。
研究が進むにつれ他クラスもニュートラルヴァンパイアや白狼エルフなど強力なデッキを開発していき最終的にはネメシスとロイヤルを除いた6クラスが環境に残った。
この環境の特徴としてミッドレンジネクロ>ランプドラゴン>秘術ウィッチ>ミッドレンジネクロといった三竦みが成立しており時期によってこの3つの使用率が大きく変化していった点がある。
全体的な勝率としてはT1のデッキ全てと互角に立ち回ることの出来るイージスビショップが1位だった。
Tier1 | ドロシーウィッチ | ランプドラゴン |
Tier2 | 秘術ウィッチ | ミッドレンジネクロ |
ニュートラルエルフ |
前期の3強デッキの使用率の高さ及びミッドレンジネクロの先行勝率の高さを理由として上記3枚が能力変更。
これにより秘術ウィッチとミッドレンジネクロは強みを削がれる形となったがランプドラゴンはバハムートと無謀なる戦のシナジーを獲得。
苦手なデッキが弱体化し急激に増えたドロシーウィッチと並び2強として時空転生環境を最後まで牛耳ることになった。
しかしこの二つは使用率の割には勝率が伸び悩み、勝率トップの座は除去回復守護を兼ね備えたニュートラルエルフに譲ることになる。
環境終了と共にランプドラゴンの中核カードでもあった魔海の女王が「今後のカードデザインに影響を与える」として大幅な能力変更を受ける。
このタイミングでの能力変更はユーザーに3500エーテルと共に大きな疑問を残すことに。
第1期 | ||
---|---|---|
JCG優勝 | ランプドラゴン | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | ランプドラゴン |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | 白狼エルフ | ランプドラゴン |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | 協会ビショップ |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | ランプドラゴン |
JCG優勝 | ランプドラゴン | アグロヴァンプ |
第2期 | ||
JCG優勝 | アグロエルフ | ニュートラルヴァンプ |
JCG優勝 | ドロシーウィッチ | アグロヴァンプ |
JCG優勝 | アグロエルフ | 無謀ドラゴン |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | 復讐ヴァンプ |
JCG優勝 | ドロシーウィッチ | ランプドラゴン |
JCG優勝 | 白狼エルフ | 無謀ドラゴン |
JCG優勝 | ドロシーウィッチ | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | ニュートラルエルフ | 無謀ドラゴン |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | 無謀ドラゴン |
JCG優勝 | ニュートラルエルフエルフ | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | ギガキマウィッチ | 復讐ヴァンプ |
JCG優勝 | 白狼エルフ | ドロシーウィッチ |
JCG優勝 | 無謀ドラゴン | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | 無謀ドラゴン | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | 白狼エルフ | 無謀ドラゴン |
JCG優勝 | ドロシーウィッチ | 復讐ヴァンプ |
JCG優勝 | ドロシーウィッチ | 無謀ドラゴン |
JCG優勝 | 無謀ドラゴン | 復讐ヴァンプ |
JCG優勝 | 白狼エルフ | ニュートラルネクロ |
RAGE優勝 | ギガキマドロシーウィッチ | 無謀ドラゴン |
ミッドレンジネクロ | ||
JCG優勝 | ギガキマドロシーウィッチ | 無謀ドラゴン |
アンリミテッド
Tier1 | OTKエルフ | 復讐ヴァンプ |
Tier2 | 秘術ウィッチ | ドロシーウィッチ |
アンリミテッド環境の初期は新カードによって強化されたOTKエルフと攻撃的なヴァンパイアが流行しており、この2つのリーダーの2強環境だった。またローテで猛威を振るっていたデッキとしては秘術ウィッチが復讐ヴァンパイアに有利が取れて流行していたが、ランプドラゴンとミッドレンジネクロに関してはOTKエルフに不利なことからアンリミテッドで見ることは少なかった。
実装から約1ヶ月後の1月24日に導きの妖精姫・アリアとブラッドウルフの1枚制限カード指定が発表された。
この2つのカードはプレイした際の勝率への寄与度が特に高かったとされている。
Tier1 | 超越ウィッチ | ドロシーウィッチ |
Tier2 | アグロヴァンプ | 復讐ヴァンプ |
導きの妖精姫・アリアとブラッドウルフの1枚制限直後に台頭したのがスペルウィッチ。先のOTKエルフをも凌ぐ使用率を残し超越ウィッチとドロシーウィッチの両方のデッキタイプが強かった為、相手に二択を迫れる点でも強力だった。
当然ナーフされることになるのだがなんと今回のスペルウィッチは緊急性が考慮され1週間足らずでナーフされることになった。内容としてはマナリアの知識が1枚制限カードとなった。
Tier1 | 復讐ヴァンプ | 超越ウィッチ |
ドロシーウィッチ | 骸ネクロ | |
フェイスドラゴン | ||
Tier2 | ニュートラルエルフ | OTKエルフ |
アグロヴァンプ |
復讐ヴァンパイア、スペルウィッチはナーフ後も流行していたが他のリーダーも見るようになってきた。
公式発表によると、使用率があまり高くないニュートラルエルフやOTKエルフが勝率トップだったり、使用率の高かったスペルウィッチが勝率は高くないなど、隠れた強デッキを発見する楽しみもあった。
なお復讐ヴァンパイアは使用率、勝率共に高かった為にナーフが実施された。
期待された新クラスネメシスだったが、主要デッキのアーティファクト軸は目新しさで結構使われたにもかかわらず、初週35%という異次元の低勝率を叩き出し無事底辺に沈んだ。完全に新しいデッキだったので構築もプレイングもみんな手探りだった故に起こった悲劇ともいえる。その後戦い方が定着しいくらか持ち直したがそれでも40%前後をウロウロする有様だったので、そもそも1パック分のカードだけで歴戦の他クラスたちと戦うことに無理があったと言える。
またもう一つの主軸操り人形軸はパーツが無さ過ぎてそもそもデッキとして成立してなかった。人形軸がトップ環境に顔を出すのはBOS期まで待つこととなる。
またもう一つの主軸操り人形軸はパーツが無さ過ぎてそもそもデッキとして成立してなかった。人形軸がトップ環境に顔を出すのはBOS期まで待つこととなる。
第1期 | ||
---|---|---|
JCG優勝 | 復讐ヴァンプ | 疾走ビショップ |
JCG優勝 | リノOTKエルフ | 超越ウィッチ |
JCG優勝 | アグロエルフ | 復讐ヴァンプ |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | アグロヴァンプ |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | 復讐ヴァンプ |
第2期 | ||
JCG優勝 | アグロエルフ | 超越ウィッチ |
第3期 | ||
JCG優勝 | ドロシーウィッチ | 復讐ヴァンプ |
JCG優勝 | ニュートラルエルフ | コントロールヴァンプ |
JCG優勝 | コントロールヴァンプ | 協会ビショップ |
JCG優勝 | フェイスドラゴン | アグロヴァンプ |
JCG優勝 | 超越ウィッチ | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | アグロエルフ | 超越ウィッチ |
JCG優勝 | リノOTKエルフ | アグロヴァンプ |
JCG優勝 | ニュートラルエルフ | 復讐ヴァンプ |
JCG優勝 | ドロシーウィッチ | ランプドラゴン |
JCG優勝 | リノOTKエルフ | ドロシーウィッチ |
JCG優勝 | ドロシーウィッチ | ※BO1大会 |
ローテーション
Tier1 | ミッドレンジロイヤル | AFネメシス |
コントロールエルフ | ジンジャーウィッチ | |
Tier2 | ミッドレンジエルフ | 教会ビショップ |
バハムート降臨のスタン落ちと共に前環境トップのドロシーウィッチはデッキそのものが消滅、ランプドラゴンとNエルフもサハクィエルやバハムートを失った事により環境から姿を消した。
当初は前評判通りに白と黒の決闘や空の指揮官・セリアなどで強化を受けた騎士王・アーサーを中心としたミッドレンジロイヤルが流行し、ミラー用で円卓の騎士・ガウェインがまさかの輝きを見せたりしていたが盤面に何も無い時にまともに打点が出せないという弱点を見抜かれ対策として加速装置からのAF連打で盤面処理に長けたAFネメシスが流行する。しかしAFネメシスも茨の森を出されるとAFが機能停止するため茨をひたすら維持してジャングルの守護者などでのフィニッシュを狙うコントロールエルフが環境に出てくる。
また頂きの教会からのヘヴンリーナイトの疾走を狙う教会ビショップも出てきたが、安定性の欠如から環境トップには遠く、これらの3デッキの3竦みを中心とした環境が出来上がっていたがバハムートのスタン落ちによりメンコが不可能となったのを好機とばかりにジンジャーがまさかの環境入りを果たす。
実際ジンジャーからのイスラゼウス連打は返すのがほぼ不可能であり返せても幻影使いなどでまた出てくる為環境の低速化もあり非常に強力なデッキであった。
ちなみにネクロの勝率使用率の振るわなさを見かねた運営がシャドバ史上初のカードのバフを行なったが結局の所そこまで強くはなれなかった。かなしい
Tier1 | ミッドレンジエルフ | ミッドレンジロイヤル |
ランプドラゴン | ||
Tier2 | コントロールエルフ | 教会ビショップ |
ジンジャーウィッチ | AFネメシス |
シャドバ史上初となるアディショナルカードにて銀氷のドラゴニュート・フィルレインや歴戦の鷹匠などの強力なカードが追加された。
前評判ではこれでもミッドレンジロイヤルの牙城を打ち倒すには足りないと言われていたが、フィルレインの追加によってランプドラゴンや原初ドラゴンなどが復活し、特に原初ドラゴンは進化置きした時にロイヤルで取る手段が乏しかった事から猛威を奮った。
歴戦の鷹匠の追加により前寄せのエルフも強化され、アディショナル後はこの2デッキを中心とする環境と言えるものになった。
またミッドレンジロイヤルは以前からの問題だった盤面を抑えられた時の弱さを解消するために援護射撃の採用を始める。前環境では不遇だったネクロとヴァンパイアも人狼の王・ヴァルツや幽霊支配人・アーカスの追加によって少しではあるが息を吹き返し、RAGEでは7クラスが採用されて決勝戦でのクラス被りが無しという快挙を達成した。
第1期 | ||
---|---|---|
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | ギガキマウィッチ |
JCG優勝 | ギガキマウィッチ | AFネメシス |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | ギガキマウィッチ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | AFネメシス |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | 協会ビショップ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | AFネメシス |
JCG優勝 | アグロロイヤル | AFネメシス |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 秘術ウィッチ |
JCG優勝 | ミッドレンジエルフ | AFネメシス |
JCG優勝 | ジンジャーウィッチ | AFネメシス |
JCG優勝 | ジンジャーウィッチ | AFネメシス |
JCG優勝 | アグロエルフ | 原初ドラゴン |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | ジンジャーウィッチ |
JCG優勝 | アグロエルフ | ミッドレンジロイヤル |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | AFネメシス |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | AFネメシス |
JCG優勝 | アグロエルフ | ギガキマウィッチ |
JCG優勝 | アグロエルフ | AFネメシス |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | AFネメシス |
JCG優勝 | ランプドラゴン | 協会ビショップ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 協会ビショップ |
JCG優勝 | アグロエルフ | AFネメシス |
JCG優勝 | アグロエルフ | ギガキマウィッチ |
第2期 | ||
JCG優勝 | ジンジャーウィッチ | 協会ビショップ |
JCG優勝 | ジンジャーウィッチ | 原初ドラゴン |
JCG優勝 | アグロエルフ | ジンジャーウィッチ |
JCG優勝 | アグロエルフ | 秘術ウィッチ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | ランプドラゴン |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 原初ドラゴン |
RAGE優勝 | ミッドレンジエルフ | ギガキマウィッチ |
ランプドラゴン | ||
JCG優勝 | ミッドレンジエルフ | ミッドレンジロイヤル |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 原初ドラゴン |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 協会ビショップ |
アンリミテッド
Tier1 | ドロシーウィッチ | 超越ウィッチ |
OTKエルフ | アグロヴァンプ | |
Tier2 | アグロエルフ | ニュートラルエルフ |
ミッドレンジロイヤル | 骸ネクロ |
目立った新カードは多くなく、前期から強かった面々がそのまま環境に登場する形となった。
躍進したのはミッドレンジロイヤルで、新カードによってパワーが上がっただけでなく、守護や突進を多く積める点によってアグロに強く出られた為、環境で少し活躍した。
光闇はカードのバフ、アディショナルカードの追加、以前行われたナーフの解除など新しい取り組みを行ったパックであり、前述の通りRAGE決勝でのクラス被り無しという事も達成したパックであるため、ユーザーからの評価も高い傾向にある。
ちなみにシャドウバース史上で唯一のお互いの全てのフォロワーを破壊又は消滅させるカードが存在しないパックでもある。
ちなみにシャドウバース史上で唯一のお互いの全てのフォロワーを破壊又は消滅させるカードが存在しないパックでもある。
第1期 | ||
---|---|---|
JCG優勝 | リノOTKエルフ | ドロシーウィッチ |
JCG優勝 | リノOTKエルフ | ドロシーウィッチ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | リアニメイトネクロ |
JCG優勝 | リノOTKエルフ | ドロシーウィッチ |
JCG優勝 | ドロシーウィッチ | ランプドラゴン |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | リアニメイトネクロ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | ドロシーウィッチ |
JCG優勝 | 超越ウィッチ | リアニメイトネクロ |
JCG優勝 | リノOTKエルフ | アグロロイヤル |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | ドロシーウィッチ |
JCG優勝 | ドロシー超越ウィッチ | リアニメイトネクロ |
JCG優勝 | アグロエルフ | アグロロイヤル |
第2期 | ||
JCG優勝 | ドロシー超越ウィッチ | リアニメイトネクロ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | ドロシーウィッチ |
JCG優勝 | アグロロイヤル | ドロシーウィッチ |
JCG優勝 | 超越ウィッチ | リアニメイトネクロ |
JCG優勝 | アグロロイヤル | フェイスドラゴン |
JCG優勝 | ニュートラルエルフ | ※BO1大会 |
ローテーション
Tier1 | ミッドレンジロイヤル | 天狐ビショップ |
アグロエルフ | ||
Tier2 | 聖獅子ビショップ | 人形ネメシス |
神々の騒乱のスタン落ちにより水竜神の巫女や援護射撃、ビートルウォーリアーなどがスタン落ち。多数のデッキが弱体化し、特にドラゴンはまた環境から姿を消してしまった。
前弾のアディショナルでさりげなく強化されていた天狐の社を軸とした天狐ビショップがレフィーエなどで超強化され大流行。それへの対策として天狐を置かれる前に倒し切るアグロエルフや天狐のダメージを黒の女王・マグナスやシャルロッテで全て無効化して魔導狙撃士・ワルツで天狐を消せるミッドレンジロイヤルが環境に出てくる。
色々なカードで強化された人形ネメシスや聖獅子ビショップなどもいたが、前者は天狐に絶対的に不利なこと、後者は天狐以外に不利が多いことから勝率はあまり振るわずパック実装から20日という異例の速さで上位3デッキのナーフが決行。封じられた法典はしばらくの間最速ナーフ記録を誇っていた。
ちなみにスレやSNSなどでは天狐ビショップへの文句ばかりだったが実際は勝率使用率共にミッドレンジロイヤルがトップだった模様。うーんこの
Tier1 | 人形ネメシス | |
Tier2 | 天狐ビショップ | ミッドレンジエルフ |
ギガキマウィッチ | アーカスネクロ |
アディショナルカードでは環境的に弱い立場にあるネクロやヴァンパイアの救済があるのだと思われていたがあろうことか既に最強クラスのパワーを持っている人形ネメシスにイマイチ決まらなかったオートマタナイトの他の3コス枠にピッタリハマるククルを実装し
ポセイドンや邪眼の悪魔などの強カードも他にあったが以前のtier1には既存の軸からズレたカードしか渡されず、人形ネメシスの一強状態となってしまった。
以前から有利だった天狐ビショップやギガキマウィッチやアグロエルフなどでメタを貼ろうとするが結局勝ちきれず、グレモリーによって超強化されたアーカスネクロなども出てきたが結果は人形ネメシスの勝率57.8%という結果で終わり、立ち上がりし鋼の戦士・シロウと復讐の人形遣い・ノアの2枚がナーフされた。また、ロイヤルとヴァンパイアの使用率があまりに低かったため魔導狙撃士・ワルツとプルソンの2枚がバフされた。なんでこんなテストプレイしなくても分かるレベルの暴挙をしてしまったんですかね……
第1期 | ||
---|---|---|
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 天狐ビショップ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 天狐ビショップ |
JCG優勝 | アグロエルフ | 人形ネメシス |
JCG優勝 | 聖獅子ビショップ | AFネメシス |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 天狐ビショップ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 天狐ビショップ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 天狐ビショップ |
JCG優勝 | 聖獅子ビショップ | AFネメシス |
第2期 | ||
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 協会ビショップ |
JCG優勝 | ミッドレンジエルフ | アグロロイヤル |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 人形ネメシス |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 人形ネメシス |
JCG優勝 | 協会天狐ビショップ | 人形ネメシス |
JCG優勝 | 協会天狐ビショップ | 人形ネメシス |
JCG優勝 | ミッドレンジエルフ | 協会天狐ビショップ |
JCG優勝 | ギガキマウィッチ | 協会天狐ビショップ |
JCG優勝 | ミッドレンジエルフ | 暗黒ウィッチ |
JCG優勝 | ミッドレンジエルフ | 聖獅子ビショップ |
JCG優勝 | ミッドレンジエルフ | ミッドレンジロイヤル |
JCG優勝 | ミッドレンジエルフ | ギガキマウィッチ |
第3期 | ||
JCG優勝 | ギガキマウィッチ | 人形ネメシス |
JCG優勝 | ギガキマウィッチ | ランプドラゴン |
JCG優勝 | ギガキマウィッチ | 協会天狐ビショップ |
JCG優勝 | ギガキマウィッチ | 協会天狐ビショップ |
JCG優勝 | ミッドレンジエルフ | ランプドラゴン |
JCG優勝 | 協会天狐ビショップ | 人形ネメシス |
JCG優勝 | ミッドレンジエルフ | 協会天狐ビショップ |
JCG優勝 | ミッドレンジエルフ | 協会天狐ビショップ |
JCG優勝 | ミッドレンジエルフ | 人形ネメシス |
JCG優勝 | ミッドレンジエルフ | 人形ネメシス |
RAGE優勝 | ギガキマウィッチ | アーカスネクロ |
人形ネメシス | ||
JCG優勝 | ミッドレンジエルフ | 人形ネメシス |
JCG優勝 | ランプドラゴン | 人形ネメシス |
JCG優勝 | ミッドレンジエルフ | ギガキマウィッチ |
JCG優勝 | ミッドレンジエルフ | 協会天狐ビショップ |
アンリミテッド
Tier1 | ミッドレンジネクロ | 復讐ヴァンプ |
Tier2 | OTKエルフ | 超越ウィッチ |
天狐の社がナーフされた後は、能力が戻った魔将軍・ヘクターや、新カードの心眼の双葬女・レディ・グレイを中心とするミッドレンジネクロと、揺らぎの斬姫・ナルメアが追加された復讐ヴァンパイアが頭角を表した。
アグロ戦術を得意とする秘術ウィッチも、天狐ビショップのナーフで動きやすくなったが、それに対してランプドラゴンは相変わらずあまり強くなかった。
第1期 | ||
---|---|---|
JCG優勝 | リノOTKエルフ | 天狐ビショップ |
JCG優勝 | アグロロイヤル | 復讐ヴァンプ |
JCG優勝 | リノOTKエルフ | 復讐ヴァンプ |
JCG優勝 | リノOTKエルフ | 天狐ビショップ |
第2期 | ||
JCG優勝 | 暗黒秘術ウィッチ | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | アグロロイヤル | 秘術ウィッチ |
JCG優勝 | ドロシーウィッチ | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | 無謀ドラゴン | 天狐ビショップ |
JCG優勝 | リノOTKエルフ | 超越ウィッチ |
第3期 | ||
JCG優勝 | リノOTKエルフ | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | リノOTKエルフ | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | 超越ウィッチ | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | リノOTKエルフ | 超越ウィッチ |
JCG優勝 | リノOTKエルフ | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | リノOTKエルフ | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | リノOTKエルフ | ※BO1大会 |
ローテーション
Tier1 | ミッドレンジロイヤル | 侮蔑ドラゴン |
ミッドレンジネクロ | 蝙蝠ヴァンプ |
グレモリーククルの悪夢の中発表されたこのパック、絶傑という当時は珍しかったシャドバオリジナルキャラが十人も発表され、当時の環境の酷さもあり期待されていた。しかし、2番目に発表された不殺の絶傑・エズディアのクソつまらない効果で絶傑への期待は消え、フラウロスや冥界の番犬・ケルベロスなどのオリカとしか思えないようなカードの発表によって実装前から蝙蝠ネクロバースとの予想が多かった。
だがスコルピオや姦淫の信者などを簒奪の蛇剣で返しフラウロスのラストワードを簒奪の絶傑・オクトリスで奪いつつアーサーで姦淫の絶傑・ヴァーナレクでも返せない盤面を作り上げて進化を切らせるミッドレンジロイヤルがメタとして台頭した事によって環境は動いた。
耐久力と盤面処理に優れたミッドロのメタとしてアーカスで盤面を放棄し幽想の少女・フェリでOTKを決めるネクロが流行り更にそのメタとしてベレヌスやケルベロスの効果を侮蔑の絶傑・ガルミーユの効果で逆に利用する侮蔑ドラゴンが増え、それを蝙蝠が狩るといった感じに4強によるメタゲームが形成されていた。
進化の切り先が重要になる蝙蝠や長ロングゲームを仕掛けて粘り勝ちするミラーでは下手するとデッキ切れまで縺れると言われた程のミッドレンジロイヤルなどによって単なる運ゲーという風潮が払拭され始めた時期でもある。
しかし月末にフラウロス 闇喰らいの蝙蝠 騎士王・アーサー 侮蔑の絶傑・ガルミーユ グレモリーの5枚がナーフされユグドラシル 神の盾・ブローディアが上方修正されるというローテーション始まって以来の大型調整が来ることによってこの環境は終わりを迎えることになる。
Tier1 | アーカスネクロ | |
Tier2 | 原初ドラゴン | 蝙蝠ヴァンプ |
5枚のナーフがされ、バフまでされたエルフやビショップも出てくると思われたが環境には出てこれず、結果的にはナーフによって軸が使いものにならなくなったロイヤルだけが落ちネクロドラゴンヴァンパイアの3強という形になった。
特にネクロは他の7コストがナーフされた事によりアーカスが置きやすくなり詰みレベルで辛いムーブだった先2フラウロスも無くなりケルベロスの効果をガルミーユに逆利用される事もなくベレヌスをデッキに入れられるようになったといった感じでかなり追い風が吹いていたため、2コスフェリグレモリーのOTKの代用として霊魂orルリアフェリグレモリーorギルネリーゼというコンボを組み込み環境で暴れていた。
2連打がかなりしにくくなりフィニッシュターンも遅くなったことでコントロール寄りの構築になった蝙蝠ヴァンパイアや原初ドラゴンなども使われていたが及ばずアーカスネクロは勝率59.1%というシャドバ史上最高の高勝率を叩き出した。ちなみにこの環境はシャドバの歴史でも唯一のナーフのみによって勝率が悪化した環境である。*1アンリミでも暴れてたこともありアディショナル実装と同時に中心カードのスカルリングがナーフされた。
Tier1 | 蝙蝠ヴァンパイア | ランプドラゴン |
Tier2 | マナリアウィッチ | アーカスネクロ |
スカルリングが申し訳程度にナーフされたがそれだけでは止まらんやろと思われていたが暴竜・伊達政宗の追加によりドラゴンが復権。アーカスを出した後は盤面放棄するとはいえポセイドンのケツデカや原初のランダムバラマキが辛くネクロは環境からやや落ちた立場となった。
そして蝙蝠ヴァンパイアも復権しファイナリストの全員が全く同じ構築という不思議な出来事も起こった。
蝙蝠はドラゴンやマナリアに有利が付いていたためこの環境のトップと言えるだろう。
そしてアディショナルで追加されたグレアによってマナリアが遂に環境入り。コールチェインやオーウェンのサーチを絞った型でレジェンドが一切必要ないという安さもあり環境を荒らし回った。
世界大会も行われ、あの1億円のポセイドンはこの環境の試合である。
第1期 | ||
---|---|---|
JCG優勝 | ギガキマウィッチ | 蝙蝠ヴァンプ |
JCG優勝 | 原初ドラゴン | 蝙蝠ヴァンプ |
JCG優勝 | 蝙蝠ヴァンプ | 人形ネメシス |
JCG優勝 | 侮蔑ドラゴン | 蝙蝠ヴァンプ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 蝙蝠ヴァンプ |
JCG優勝 | ギガキマウィッチ | アーカスネクロ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 原初ドラゴン |
JCG優勝 | ギガキマウィッチ | 原初ドラゴン |
JCG優勝 | アーカスネクロ | 蝙蝠ヴァンプ |
第2期 | ||
JCG優勝 | ミッドレンジエルフ | アーカスネクロ |
JCG優勝 | アーカスネクロ | 蝙蝠ヴァンプ |
JCG優勝 | アーカスネクロ | 蝙蝠ヴァンプ |
JCG優勝 | ミッドレンジエルフ | 蝙蝠ヴァンプ |
JCG優勝 | 原初ドラゴン | アーカスネクロ |
JCG優勝 | 原初ドラゴン | 蝙蝠ヴァンプ |
JCG優勝 | アーカスネクロ | 蝙蝠ヴァンプ |
RAGE優勝 | 原初ドラゴン | 蝙蝠ヴァンプ |
AFネメシス | ||
JCG優勝 | 原初ドラゴン | 蝙蝠ヴァンプ |
第3期 | ||
JCG優勝 | ミッドレンジエルフ | 蝙蝠ヴァンプ |
JCG優勝 | ミッドレンジエルフ | 蝙蝠ヴァンプ |
JCG優勝 | 原初ドラゴン | 蝙蝠ヴァンプ |
JCG優勝 | 原初ドラゴン | 蝙蝠ヴァンプ |
JCG優勝 | アーカスネクロ | 蝙蝠ヴァンプ |
JCG優勝 | 原初ドラゴン | 蝙蝠ヴァンプ |
JCG優勝 | マナリアウィッチ | ランプドラゴン |
WGP優勝 | マナリアウィッチ | 原初ドラゴン |
蝙蝠ヴァンプ | ||
JCG優勝 | アグロエルフ | 蝙蝠ヴァンプ |
JCG優勝 | マナリアウィッチ | ランプドラゴン |
JCG優勝 | マナリアウィッチ | 蝙蝠ヴァンプ |
JCG優勝 | アーカスネクロ | 蝙蝠ヴァンプ |
JCG優勝 | マナリアウィッチ | 蝙蝠ヴァンプ |
アンリミテッド
冥界の番犬・ケルベロスを筆頭に、侮蔑の絶傑・ガルミーユ、侮蔑の炎爪、黄金都市などアンリミテッドでも通用するカードが多く追加され、環境も大きく変化した。
中でも姦淫の信者や、フラウロスといった強力な自傷カードを得た闇喰らいヴァンパイアが、特に高い使用率であった。
中でも姦淫の信者や、フラウロスといった強力な自傷カードを得た闇喰らいヴァンパイアが、特に高い使用率であった。
第1期 | ||
---|---|---|
JCG優勝 | フェイスドラゴン | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | フェイスドラゴン | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | リノOTKエルフ | フェイスドラゴン |
JCG優勝 | フェイスドラゴン | ミッドレンジネクロ |
第2期 | ||
JCG優勝 | ミッドレンジネクロ | 天狐ビショップ |
JCG優勝 | ミッドレンジネクロ | セラフビショップ |
JCG優勝 | フェイスドラゴン | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | アグロロイヤル | 蝙蝠ヴァンプ |
第3期 | ||
JCG優勝 | フェイスドラゴン | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | ミッドレンジネクロ | 天狐ビショップ |
JCG優勝 | リノOTKエルフ | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | ミッドレンジネクロ | 天狐ビショップ |
JCG優勝 | アグロエルフ | ミッドレンジネクロ |
JCG優勝 | リノOTKエルフ | ミッドレンジネクロ |
ローテーション
Tier1 | 炎獅子ロイヤル | マナリアウィッチ |
ランプドラゴン | ||
Tier2 | ミッドレンジネクロ |
マナリアの魔導姫・アンを軸として大量展開とアンの大魔法でのバーストという2つの強みを持ったマナリアウィッチ、そして氷獄の王・サタンの早出しにのみ勝ち筋を特化させたランプドラゴンが首位を争奪した。その他のデッキも「終盤に強烈なバーストを持つミッドレンジ」といった型が多くなったためメタが動きにくく、群雄割拠の様相のまま環境が硬直した。
しかし、白翼の戦神・アイテールや月の刃・リオード、炎獅子の大将軍を得てさらに強化されたミッドレンジロイヤルが1ターン目から動き続けるアグロムーブをしつつアイテールで必要なカードをサーチしたりリオードで顔を詰めながら大量に展開し、最後はレイサムを出してからの炎獅子の大将軍で圧殺するというアグロミッドレンジコントロール全ての要素を持ったデッキになり一気に流行りだした。
その結果実装から僅か15日で炎獅子の大将軍、光魔法の教師・ミラ、忌まわしき紫竜の3枚がナーフでコストに+1され翠嵐の斧使いのコストが-1されるという修正が発表され衝撃を与えた。
当時はロイヤルのナーフに対してマナリアのナーフが甘すぎるとも言われていたが当時のロイヤルの勝率はまさかの57.5%。事故が起こらないという事がどれだけ強いのかをホモ達に知らしめたのであった。
Tier1 | マナリアウィッチ | ミッドレンジネクロ |
ランプドラゴン | AFネメシス | |
Tier2 | ミッドレンジロイヤル |
大方の予想通りロイヤルが大きく弱体化、一方のマナリアウィッチはT1の地位を守った。しかしデッキのエンジンであるミラのナーフは確実に効いており、勝率も50%近くまで低下。以後マナリアはズルズルと衰退の道をたどることになる。
ロイヤルと入れ替わるように台頭してきたのがミッドレンジ(アーカス軸)のネクロ。元々の中盤戦の強みに加え、禁絶の腕・ニコラの登場でイージーウィンも狙えるようになり勝率が安定。他にもCGSローテ落ちを前に成熟期を迎えたAFネメシス、サタン特化のみならず異界を統べる者でテンポを取りに行くランプドラゴンも流行し、前期より格段に環境の幅は広がったと言える。
Tier1 | 聖獅子ビショップ | ランプドラゴン |
アグロエルフ | ミッドレンジロイヤル | |
Tier2 | リーシェナネメシス | AFネメシス |
マナリアウィッチ | 秘術ウィッチ |
アのカードでは特に粛清の英雄・メイシアの影響が大きい。最も恩恵を受けたリーシェナネメシスは環境初期に大流行し、初のTier1の地位に輝いたが、対面による有利不利が激しく徐々に数を減らした。代わりに人気が上がっていったのが聖獅子ビショップ。元々完成度の高いデッキであったが楽園の聖獣の追加で戦いの幅が広がり、アグロ勝利も狙えるようになったのが大きい。またミッドレンジロイヤルも炎獅子ナーフから立ち直り構築が洗練されたことで勝率を伸ばし、代わりにネクロが減少。その隙を突いてアグロエルフが流行するなど、非常に良くメタゲームが動いた期となった。
第1期 | ||
---|---|---|
JCG優勝 | 聖獅子ビショップ | アーカスネクロ |
JCG優勝 | マナリアウィッチ | ランプドラゴン |
JCG優勝 | 炎獅子ロイヤル | マナリアウィッチ |
JCG優勝 | 炎獅子ロイヤル | マナリアウィッチ |
JCG優勝 | マナリアウィッチ | ランプドラゴン |
JCG優勝 | 炎獅子ロイヤル | アーカスネクロ |
JCG優勝 | バーンウィッチ | アーカスネクロ |
JCG優勝 | 炎獅子ロイヤル | マナリアウィッチ |
JCG優勝 | 炎獅子ロイヤル | マナリアウィッチ |
第2期 | ||
JCG優勝 | アーカスネクロ | AFネメシス |
JCG優勝 | アーカスネクロ | AFネメシス |
JCG優勝 | アグロエルフ | マナリアウィッチ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | ランプドラゴン |
JCG優勝 | マナリアウィッチ | AFネメシス |
JCG優勝 | バーンウィッチ | AFネメシス |
JCG優勝 | マナリアウィッチ | アーカスネクロ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 聖獅子ビショップ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | アーカスネクロ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | AFネメシス |
JCG優勝 | マナリアウィッチ | ランプドラゴン |
JCG優勝 | マナリアウィッチ | アーカスネクロ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | バーンウィッチ |
第3期 | ||
JCG優勝 | マナリアウィッチ | AFネメシス |
JCG優勝 | バーンウィッチ | ランプドラゴン |
JCG優勝 | ランプドラゴン | 聖獅子ビショップ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | 聖獅子ビショップ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | AFネメシス |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | ランプドラゴン |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | AFネメシス |
JCG優勝 | 聖獅子ビショップ | AFネメシス |
JCG優勝 | ランプドラゴン | AFネメシス |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | アーカスネクロ |
RAGE優勝 | マナリアウィッチ | ランプドラゴン |
聖獅子ビショップ |
アンリミテッド
Tier1 | ミッドレンジネクロ | フェイスドラゴン |
ドロシーウィッチ | ミッドレンジロイヤル | |
黄金都市セラフビショップ |
新カードの炎獅子の大将軍を得たミッドレンジロイヤルが台頭、0コスで突進するセージコマンダーが出てくるようになり、ミッドレンジネクロとも盤面で張り合えるようになった。
また、真実の狂信者が追加されたドロシーウィッチも増加。疾走するだけでも強力なのだが、ゲイザーと違い体力が5あるおかげで、魔将軍・ヘクターのゾンビにもワンパンされない。盤面の強さもある。
セラフビショップにはいにしえの聖域が追加され、アグロに対する脆さが大きく改善された。
めぼしい新カードのなかった自傷ヴァンパイアや、スカルリング(と骸の王)を失ったミッドレンジネクロ、ヒッポグリフの乗り手を失ったフェイスドラゴンもまだまだ健在。
プレイ難易度が高いために数は少ないが、OTKエルフも環境に一定数存在しており、クラス間バランスはかなりよかった。
新カードのうち、特に環境で使われたのが舞い踊る刃・ディオネである。
除去スペルとして使えるだけでなく、抜刀術との組み合わせで10点出せるため、スパルタクスだと踏んで盤面のフォロワーを無視してきた相手に、手痛い反撃を浴びせることができる。
このカードの登場を機に、空の指揮官・セリア等のミッドレンジで使われるカードを組み込み、特殊勝利だけでなくビートダウンでの勝利も狙える型が登場し、猛威を振るった。
除去スペルとして使えるだけでなく、抜刀術との組み合わせで10点出せるため、スパルタクスだと踏んで盤面のフォロワーを無視してきた相手に、手痛い反撃を浴びせることができる。
このカードの登場を機に、空の指揮官・セリア等のミッドレンジで使われるカードを組み込み、特殊勝利だけでなくビートダウンでの勝利も狙える型が登場し、猛威を振るった。
終わってみればナーフも初月の3枚だけで済み、比較的対戦バランスが良かった時代と言えるが、ヴァンパイアにとっては非常に苦しい期だった。ローテでの環境デッキが自傷軸の一本槍であり、それがSFLローテ落ちの影響で振るわなくなってしまったためである。この状況を見てか、ヴァンパイアは以後ドロソの充実、機械軸の登場、そして復讐軸の再建と次々にテコ入れがなされていくこととなる。
ローテーション
Tier1 | アーカスネクロ | ミッドレンジロイヤル |
蝙蝠ヴァンパイア |
新カードタイプである機械が数多く追加され主にロイヤル、ヴァンパイア、ネクロ、ビショップでは機械カードを主軸にしたデッキが流行り始める。ALT期のサタンドラゴンにドラゴニック・コアやドラゴン牧場を足したデッキも初期にこそ流行るものの安定性のなさから徐々に衰退していった。
そして環境の研究が進むにつれ、ミッドレンジロイヤル、アーカスネクロ、蝙蝠ヴァンパイアが頭角を表し3強としてトップメタに君臨することになる。
それぞれ前期からの変更点としてロイヤルでは強力な除去カードであり、月の刃・リオードと特に相性の良い白刃の剣舞、スカイセイバー・リーシャ。ネクロでは死の夢の少女と強力なトークンカードを加える永遠の花嫁・セレス。ヴァンパイアでは優秀なドローカードである悪夢の始まりが採用されている。そして、この3デッキはロイヤル<アーカス<蝙蝠<ロイヤルといった三竦みを呈していたことが特徴である。
Tier1 | ミッドレンジロイヤル | 聖獅子ビショップ |
5月上旬の大会でミッドレンジロイヤルの対アーカスネクロが必ずしも不利マッチとは言い切れないことや、安定性が周知。爆発的に増加する。そして三竦みの均衡が崩れたことにより、蝙蝠ヴァンパイアの数も激減した。
そして前期から一定数の数を見せていた聖獅子ビジョップも構築の洗練に伴い大きく数を増やした。
その中、蝙蝠ヴァンパイアでは悪夢の始まりによって手札に加わるフラウロスでは強さを発揮できないと考え、フラウロスの投入枚数を減らすまたは採用しないプレイヤーも現れた。
Tier1 | ミッドレンジロイヤル | スペルウィッチ |
聖獅子ビショップ | ||
Tier2 | アーカスネクロ |
アで追加された魔術の王・ソロモンによってスペルウィッチが大躍進。バーン混合など構築にも幅があり、ロイヤルともタメを張る活躍を見せた。またケルベロス、ボンドロを3積みしてミッドレンジを厚くしたアーカスネクロが再評価され、RAGE決勝ベスト4では全員がネクロを持ち込むなどいくらか環境の多様化が見られるようになった。
JCGなどの大会環境ではミッドレンジロイヤルとネクロとヴァンパイアに強い聖獅子ビショップが高い使用率を誇っている。
特にミッドレンジロイヤルはアクセラレートやエンハンスを持っているカードが多く別名オールレンジロイヤルとも呼ばれるほどに高い安定性を持っている。5月1日開催のJCGでは決勝トーナメント進出者の使用率が100パーセントになるなど、少なくとも大会環境ではロイヤルが一強またはそれに近い状態であると認められている。
特にミッドレンジロイヤルはアクセラレートやエンハンスを持っているカードが多く別名オールレンジロイヤルとも呼ばれるほどに高い安定性を持っている。5月1日開催のJCGでは決勝トーナメント進出者の使用率が100パーセントになるなど、少なくとも大会環境ではロイヤルが一強またはそれに近い状態であると認められている。
第1期 | ||
---|---|---|
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 機械進化ヴァンプ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | アーカスネクロ |
JCG優勝 | アーカスネクロ | 蝙蝠ヴァンプ |
JCG優勝 | アーカスネクロ | 蝙蝠ヴァンプ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 蝙蝠ヴァンプ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 蝙蝠ヴァンプ |
JCG優勝 | アーカスネクロ | 蝙蝠ヴァンプ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | アーカスネクロ |
JCG優勝 | アーカスネクロ | 蝙蝠ヴァンプ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 聖獅子ビショップ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 蝙蝠ヴァンプ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 聖獅子ビショップ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | アーカスネクロ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 聖獅子ビショップ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | アーカスネクロ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 聖獅子ビショップ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | アーカスネクロ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | アーカスネクロ |
第2期 | ||
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | アーカスネクロ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | アーカスネクロ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 聖獅子ビショップ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 聖獅子ビショップ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 聖獅子ビショップ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 聖獅子ビショップ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 聖獅子ビショップ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 聖獅子ビショップ |
第3期 | ||
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 聖獅子ビショップ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | アーカスネクロ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | 聖獅子ビショップ |
RAGE優勝 | ミッドレンジロイヤル | ソロモンウィッチ |
アーカスネクロ | ||
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | ソロモンウィッチ |
JCG優勝 | ミッドレンジロイヤル | バーンウィッチ |
アンリミテッド
STR以前の環境では活躍出来なかったAFネメシスがメカニカルガンナーや機構の解放の追加、マキナの5コスト化により一気にパワーアップ。盤面制圧の鬼となり長らくtier1であったミッドレンジネクロをtier2に追い出すまでに至った。ネクロ側も旧セレス、信者などの起用で対抗を試みるも、イマイチ有効打にならず(寧ろセレスに至ってはメイシア7Tキルに逆利用されることさえある)、対ネメシスの勝率自体は奮わずT2に転落。とはいえアグロに対しての勝率は相変わらずかなり良いので、そちらを餌として一定数存在していることに変わりはない。
また、対抗策としては先に書いた防御系の物だけではなく、ファントムハウルを起用したバーストダメージを伸ばす攻撃的な亜種デッキも増えたことは考慮すべきである。
フェイスドラゴンはフルメタルドラグーン・バイロンや慈愛の竜戦士の追加でアグロデッキでありながら後攻でも捲りやすいという強さを得て相変わらずのトップメタ。AFネメシスに強いのもポイントだろう。
OTKエルフは何と言ってもアリアの釈放だろう。アイツのせいで制限されたのに何故か復活し一気にtier1に躍り出た。(補足すれば、制限されていても確定サーチ自体は出来た為どちらかと言うとデッキの自由度が上がったことが大きい。)更にアリアの旋風で横に並べてくるデッキやバロンに対しての解答も手に入れ安定した強さが魅力であった。
しかし、ランクマッチにおいては「非常にプレイ難度が高く、集中力が勝率に直結すること」、「このデッキ専用のレジェンドが多すぎる(他のエルフデッキには基本的に起用されないレジェンドが多すぎる)」などの理由から使用率はそのポテンシャル、能力に比べて明らかに低いという特徴があった。
一部のプレイヤーからは、BOS最終期のNエルフの立ち位置を想起させたものも多い。
また、対抗策としては先に書いた防御系の物だけではなく、ファントムハウルを起用したバーストダメージを伸ばす攻撃的な亜種デッキも増えたことは考慮すべきである。
フェイスドラゴンはフルメタルドラグーン・バイロンや慈愛の竜戦士の追加でアグロデッキでありながら後攻でも捲りやすいという強さを得て相変わらずのトップメタ。AFネメシスに強いのもポイントだろう。
OTKエルフは何と言ってもアリアの釈放だろう。アイツのせいで制限されたのに何故か復活し一気にtier1に躍り出た。(補足すれば、制限されていても確定サーチ自体は出来た為どちらかと言うとデッキの自由度が上がったことが大きい。)更にアリアの旋風で横に並べてくるデッキやバロンに対しての解答も手に入れ安定した強さが魅力であった。
しかし、ランクマッチにおいては「非常にプレイ難度が高く、集中力が勝率に直結すること」、「このデッキ専用のレジェンドが多すぎる(他のエルフデッキには基本的に起用されないレジェンドが多すぎる)」などの理由から使用率はそのポテンシャル、能力に比べて明らかに低いという特徴があった。
一部のプレイヤーからは、BOS最終期のNエルフの立ち位置を想起させたものも多い。
Tier1 | フェイスドラゴン | OTKエルフ |
前述の通り、AFはアグロ系デッキに対しての勝率が低いという意識が浸透。AFは大きく数を減らす。しかし、ローテーションフォーマットと対照的なのは、AFネメシスの数が減ってもネクロの数はそれほど戻らなかったことだろう。
そうした中、ヴァンパイアに2デッキタイプが考案される。コントロール寄りの復讐を絡め、フラウロスを非採用とした蝙蝠ヴァンパイアと、自傷軸に寄らない吸血姫・ヴァンピィなどを起用した純アグロヴァンパイアである。双方の発想の起点となったのはやはり、悪夢の始まりとフラウロスの相性の悪さだろう。
しかし、両方ともT2レベルには数を見るものの、フェイスドラゴン程に流行しているとは言い難いというのが正直なところだ。
Tier1 | フェイスドラゴン | OTKエルフ |
アディショナルカードにアンリミテッドでも採用を考えられるものは特になく、変化は無かった。
そして、この環境の終わり、次弾の「リバースオブグローリー」の実装と同時に、ダークドラグーン・フォルテが制限カード指定を受ける。60%近い勝率を不健全と考えられた為であった。これにより、AFネメシスとスパルタクスロイヤルが次弾は躍進すると考えられていたが─────
ローテーション
Tier1 | 復讐ヴァンプ | |
Tier2 | エイラビショップ | 機械ウィッチ |
多くのホモが戦々恐々としていた通り、復讐ヴァンパイアとエイラビショップが環境を席捲。2強体制に。さらに直接対決で有利がつき、パワーが抜きんでた復讐ヴが飛び出して徐々に1強へ移行していった。
その他ではBOS期以来ローテ環境で沈んでいたエルフがオムニスなど多くのパワカを手にしたことで一線級に返り咲いたほか、バーンカードでアザゼルを牽制するスペルウィッチが流行。また全般的に機械ギミックが新カード追加を受けてSTR期より多く見られるようになった。しかしそれらも復讐ヴの圧倒的パワーには及ばず、メタの回転は停滞。一般ユーザーのみならず有名配信者やプロも早期ナーフを叫んでいた。
Tier1 | 機械ウィッチ | 機械ヴァンプ |
エイラビショップ | ||
Tier2 | 潜伏ロイヤル | リーシェナネメシス |
絢爛のセクシーヴァンパイア、哀切の悪鬼、清純なる祈り・エイラのナーフ、そして憤怒の竜帝・乙姫を始めとした6枚のカードへのバフを経てようやくの実装となった。
2強の一角、復讐ヴァンパイアはセクヴァンと悪鬼が再起不能のナーフを受けたが、機械軸と合体することでTier1をキープ。エイラビショップも上振れ力自体は落ちたものの、ほぼそのままの形でtier1を堅守した。
そんな2強に挑むべく多数のデッキが台頭。機械の加速兵の上方修正を受けたネメシス、ローテーションでも豪風のリノセウスが牙を剥きはじめた豪風OTKエルフ、トップランカーがレシピを公開したことから爆発的に増加した潜伏ロイヤル。
そんな中tier1まで上り詰めたのが機械ウィッチ。マシンブックソーサラー等のカードパワーが認知されるにつれてシェアを伸ばし、大会での好成績を経て最終的にはヴァンパイアビショを勝率使用率で上回って環境のトップへと上り詰めた。
一方、環境下位はドラゴン、ネクロの2弱と言われた。
原因はドラゴンはドロソ不足だとか中盤を支えるカードの不足など色々言われてはいる。ネクロはアーカスのローテ落ちによる盤面を無視してのリーサル力がなくなり、代わりのフィニッシャーとなったハデスやアイシャ軸のパワー不足ともいわれる。また機械デッキの台頭により機械ネクロの切り札、ギガントスカルが機能しないことが多いのも向かい風だった。
ついでに機械神のアクセラレートや聖弓の使い手・クルトの多面処理の台頭でフォロワーを並べて圧力をかけるデッキが駆逐されたことも大きい。これによりフェイスドラゴンなどの型も苦しい戦いを強いられることになる。
かといってどちらのクラスも戦えないわけではない(感想に個人差あり)が、下位クラスになったことで強い構成とされるものがより出回らなくなる負の連鎖もありクラス勝率はどちらも40パーセント強にまで落ち込んだ(Shadoeverce Log参考)
Tier1 | 機械ウィッチ | エイラビショップ |
Tier2 | 機械復讐ヴァンプ | 復讐進化ヴァンプ |
潜伏ロイヤル |
アでの環境変化が期待されたが、結論としてはほとんど変わらなかった。強いて言うなら進化軸を織り込んだ復讐ヴァンパイアがエイラにかなり優位を取れることがわかり増加。大会シーンでもよく採用されるようになった。
そんな中でやはり突出していたのは機械ウィッチ。圧倒的な盤面処理能力、細かいバーン・疾走でとにかく隙が無く、RAGEファイナルでも採用率100%を記録するなど、今期の最終的な覇権デッキと言われるようになった。
第1期 | ||
---|---|---|
JCG優勝 | 復讐ヴァンプ | 人形ネメシス |
JCG優勝 | バーンウィッチ | 復讐ヴァンプ |
JCG優勝 | レヴィオンロイヤル | 復讐ヴァンプ |
第2期 | ||
JCG優勝 | 機械ヴァンプ | 機械エイラビショップ |
JCG優勝 | 機械エイラビショップ | AFネメシス |
JCG優勝 | 機械ヴァンプ | AFネメシス |
JCG優勝 | 進化ヴァンプ | AFネメシス |
JCG優勝 | 機械ウィッチ | 進化ヴァンプ |
JCG優勝 | 機械ウィッチ | AFネメシス |
JCG優勝 | 機械ウィッチ | AFネメシス |
JCG優勝 | 機械ウィッチ | AFネメシス |
JCG優勝 | 機械ウィッチ | AFネメシス |
JCG優勝 | 機械ウィッチ | 機械エイラビショップ |
第3期 | ||
JCG優勝 | 機械ウィッチ | 機械エイラビショップ |
JCG優勝 | 機械エイラビショップ | AFネメシス |
JCG優勝 | リオードロイヤル | 機械ウィッチ |
JCG優勝 | 機械ウィッチ | AFネメシス |
JCG優勝 | 機械エイラビショップ | AFネメシス |
JCG優勝 | 機械ウィッチ | 機械エイラビショップ |
JCG優勝 | 機械ウィッチ | AFネメシス |
JCG優勝 | 機械ウィッチ | 機械エイラビショップ |
RAGE優勝 | 機械ウィッチ | 復讐進化ヴァンプ |
機械エイラビショップ |
アンリミテッド
Tier1 | エイラビショップ | 復讐ヴァンパイア |
豪風OTKエルフ | ||
Tier2 | ランプドラゴン | ドロシーウィッチ |
ローテに負けず劣らず混沌とした環境に。アンリミでは強力なバーンを持つ旧クルトが復讐ヴをやや上回るか。
また豪風のリノセウスをフィニッシャーにした新生OTKエルフが長年活躍し続けてきた旧リノセウスを駆逐してしまった。
そしてエイラが従来まで環境を高速化させていた(エイラ自体が6Tぐらいに勝負を決めることがあるのはさておき)アグロ系デッキを押さえつけたことによりなんと長らく地をはい回っていたランプドラゴンが復権。バハムートや水竜神の巫女といった中盤以降の強力なカードが刺さった事やハルクドラゴニュートという新たな蓋カードを手に入れることで被リーサルを伸ばすことができたのがプラスになった。
ドロシーウィッチは双刃の魔剣士を獲得したことでより疾走フォロワーのみで回すことが可能に、魔法剣も相対的に使いやすくなった。
新OTKエルフ(ドロシーウィッチ)の圧倒的なリーサル力とリーサルターンの早さ、エイラの圧倒的な盤面力に押されAFネメシスやフェイスドラゴンが勢力を落としたが、とくにヘクターを切り札としていたミッドレンジネクロは前期より厳しい戦いを強いられ大きくシェアを落とした。
Tier1 | エイラビショップ | 自傷アグロヴァンパイア |
豪風OTKエルフ | ||
Tier2 | 復讐ヴァンパイア | ランプドラゴン |
ドロシーウィッチ | AFネメシス |
ローテーションと同じくナーフの影響はあったもののヴァンパイアとビショップがtier1を維持、そこに豪風OTKエルフを加えた3強体制となった。ただナーフ前から兆しはあったが復讐ヴァンパイアへの対策が進んだのと、アザゼルやベルフェゴールでの復讐入りが多くなったことから旧クルトでのカウンターでリーサルをもらうケースが増加した。
ただしローテーションと比べメタの流動は小さく、特筆点と言えば加虐の独房を加えてフラウロスの連続直接召喚やヴァーナレクのファンファーレ条件を早期に満たす自傷アグロヴァンパイアの増加くらいのものだろうか。
Tier1 | 自傷ヴァンパイア | エイラビショップ |
復讐ヴァンパイア | ドロシーウィッチ | |
Tier2 | AFネメシス | 豪風OTKエルフ |
邪眼の悪魔や姦淫の絶傑・ヴァーナレクなどによってエイラに有利気味に立ち回れる自傷ヴァンパイアが大きく増加、その反動で豪風エルフが大幅に減少した。ドロシーウィッチもこのころ、豪風リノセウスに匹敵、ときに凌駕するリーサルターンの速さや復讐ヴァンパイアへの有利から増加していった。またエイラも微減、代わりに復讐ヴァンパイアは自傷を意識したアグロ寄りの構築に変遷しつつ増加した。(運営の言葉で表すならば『復讐ヴァンパイア・《カオスシップ》なし』)
また、エイラによって自傷以外のアグロが減っていることと、機械の加速兵がコスト逓減によってアンリミでも採用圏内になったAFネメシスがエイラメタとしての役割をより強くした
逆に不利デッキの増加によってランプドラゴンは激減、クラス内のシェアは庭園ドラゴンに移っていく。
久々の大惨事になったベータテストは置いておくとして、今期の特筆点としては先後勝率だろう。特にローテーションでは先攻勝率が50.2%とほぼ後攻と等しくなり、長らく先攻ゲーと言われてきたシャドバにおいて史上最も先後バランスが良い期であったと言えるだろう。これはアグロ系デッキの低調、後攻が有利なエイラビショップがメタ上位を占めたことが主要因と思われる。
一方で環境初期からヴァンパイア・ビショップ・ウィッチの上位陣の構図が一切変わらず、他のクラスが追随できなかった(特にネクロ・ドラゴンは期を通じて低調だった)クラス間バランスには批判の声が多かった。
一方で環境初期からヴァンパイア・ビショップ・ウィッチの上位陣の構図が一切変わらず、他のクラスが追随できなかった(特にネクロ・ドラゴンは期を通じて低調だった)クラス間バランスには批判の声が多かった。
ローテーション
Tier1 | 自然ビショップ | |
Tier2 | 自然ネクロ | 豪風リノエルフ |
エイラビショップ | 自然エルフ | |
自然ドラゴン |
今期は初めてプレリリースが実施され、本実装前に新カードで遊ぶことが出来た為スタートからある程度前評判が固まっていたが、本実装後に想定以上の圧倒的な力を発揮したのが自然ビショップ。アニエスを中心にした強力な疾走打点と、自然デッキ特有の継戦能力がマッチしたことや、黄金都市の直接召喚を利用しエクセスプリースト結晶を2コスト消滅とし相手の大型を対処するなど隙の無いデッキとなり、1強に君臨。RAGE予選ファイナルでは採用率100%を記録した。
次点でネガティブな前評判を優秀な新カード群で跳ね返したネクロ、対空射撃の再録により他の追随を許さない豪風エルフが続く形に。
逆に前評判の高かったドラゴンはその期待ほどは活躍しなかった。また前環境の覇者の機械ウィッチ、というかウィッチ全般が疾走、バーンでのリーサルの多い環境に合わないことからついていけなくなり、勝率30〜40%と悲惨なことになっている。
勝率もさることながら10T目を迎えることがなくメイシアOTKというわかりやすい武器が働きにくくなったAFネメシスなど、勝ちパターンの見えづらくなったネメシスクラスは使用率でダントツの最下位、シャドログのデータだが一時は2%を記録した。
Tier1 | 自然ビショップ | 豪風リノエルフ |
Tier2 | 自然ネクロ | エイラビショップ |
自然ドラゴン | AFネメシス |
トップにいた自然ビショップのキーカードである黄金都市が大幅ナーフ。即効性の無くなったエクセスプリーストと合わせてデッキに採用しづらくなり抜けた穴を神鳥の修道女などでカバーすることでTier1をキープしている。但し以前よりスピードは落ちており、その隙を突いてナーフ前のTier2デッキが台頭した形になった。特に研究の進んだ自然ドラゴンが攻防ともにバランスよく、大きく地位を上げた。
またマーキュリーイージス・シオンのアクセラレートの全体バフがコスト5→3になりAFネメシスの爆発力が増加。安定性には欠けるが5〜6ターン目に相手盤面を更地にしつつ中型フォロワー級のスタッツを4体並べるようなえげつない展開も以前より狙いやすくなっており、中堅程度には持ち直している。
総じて前期の自然ビショ1強からはかなり改善されたと言える。ただウィッチは相変わらず浮上の気配が見えない点と、先後勝率がかなり先攻に偏っている点は今後の課題か。
ちなみに自然ビショップの低速化で効果を十全に発揮しやすくなったためかシヴァを採用するデッキが急増。全体的に疾走フォロワーでの削りあいになりがちな現環境で守護・回復・4点ダメージを1枚でこなせるシヴァの需要は非常に高く、多くのデッキに1枚か2枚採用されている。
今環境を象徴するデッキは自然ビショップだろう。2度のナーフを受けながら終始Tier1の地位を守り、RAGE FINALと世界大会のいずれでも採用率100%を記録した。ROG期のエイラビショップからビショップの環境上位が続いているため(アンリミでも同様)、その点に不満を抱くユーザーも多かったか。またROGでは改善が見られた先後勝率バランスが、先攻53.8%と再び先攻優位に傾いてしまったのもマイナス。
前期に底辺を這っていたネクロやドラゴンが上位で活躍でき、クラス間バランスの流動は見られたのは救い。一方で前期の覇者ウィッチはいずれのデッキタイプも期を通して振るわず苦しいシーズンになった。
前期に底辺を這っていたネクロやドラゴンが上位で活躍でき、クラス間バランスの流動は見られたのは救い。一方で前期の覇者ウィッチはいずれのデッキタイプも期を通して振るわず苦しいシーズンになった。
第1期 | ||
---|---|---|
JCG優勝 | 自然ロイヤル | 自然ビショップ |
JCG優勝 | 自然ロイヤル | 自然ビショップ |
JCG優勝 | 豪風リノエルフ | 自然ロイヤル |
JCG優勝 | 豪風リノエルフ | 自然ビショップ |
JCG優勝 | 自然ロイヤル | 自然ビショップ |
JCG優勝 | 自然ネクロ | 自然ビショップ |
JCG優勝 | 豪風リノエルフ | 自然ビショップ |
JCG優勝 | 豪風リノエルフ | 自然ビショップ |
JCG優勝 | 自然エルフ | 自然ビショップ |
JCG優勝 | 豪風リノエルフ | 自然ビショップ |
JCG優勝 | 豪風リノエルフ | 自然ビショップ |
JCG優勝 | 豪風リノエルフ | 自然ビショップ |
JCG優勝 | 自然ネクロ | 自然ビショップ |
JCG優勝 | 豪風リノエルフ | 自然ビショップ |
JCG優勝 | 豪風リノエルフ | 自然ビショップ |
JCG優勝 | 自然ドラゴン | 自然ビショップ |
第2期 | ||
JCG優勝 | 自然ロイヤル | エイラビショップ |
JCG優勝 | 自然復讐進化ヴァンプ | 自然ビショップ |
JCG優勝 | 自然ロイヤル | 自然ドラゴン |
JCG優勝 | 豪風リノエルフ | 自然ロイヤル |
JCG優勝 | 自然ドラゴン | 自然ビショップ |
JCG優勝 | 自然ドラゴン | 自然ビショップ |
JCG優勝 | 自然エルフ | 自然ビショップ |
JCG優勝 | 豪風リノエルフ | 自然ビショップ |
JCG優勝 | 豪風リノエルフ | 自然ビショップ |
RAGE優勝 | 自然エルフ | 自然ロイヤル |
自然ビショップ | ||
JCG優勝 | 自然エルフ | 自然ネクロ |
JCG優勝 | 豪風リノエルフ | 自然ビショップ |
第3期 | ||
JCG優勝 | 自然ドラゴン | 自然ビショップ |
JCG優勝 | リオードロイヤル | 自然ビショップ |
JCG優勝 | 自然エルフ | 自然ビショップ |
JCG優勝 | アマツエルフ | 自然ビショップ |
JCG優勝 | 自然エルフ | 自然ビショップ |
JCG優勝 | 自然ロイヤル | 自然ドラゴン |
JCG優勝 | 自然エルフ | 自然ドラゴン |
JCG優勝 | 自然ドラゴン | 自然ビショップ |
WGP優勝 | 自然エルフ | 自然ドラゴン |
自然ビショップ | ||
JCG優勝 | 自然エルフ | リオードロイヤル |
JCG優勝 | 自然ドラゴン | 自然ビショップ |
アンリミテッド
T1……エイラビショップ、ドロシーウィッチ、黄金都市疾走ビショップ
T2……アグロヴァンパイア、アマツ(アグロ)エルフ
アンリミテッドにはプレリリースは無く、環境の定着には少し時間がかかったが、10月1週目の時点ではほぼ環境が固まった。
ホーリーメイジに代わり、バースト火力としてローテでも大暴れしているアニエスやム↓ニャールを引き連れた黄金都市ビショップ、カオスウィザードの追加でぶん回り時に手札の尽きない構築を手に入れたドロシーウィッチや前期に続いてパワーを維持したエイラが環境トップを走り、豪風OTKリノなどリーサルの早いデッキが対抗しているという感じでスタートした。
しかし環境が煮詰まってくるにつれバーストダメージへの対策で一部で安息の領域を積み始めたたエイラビショップ、カオスウィザードのおかげで回転率が上がった結果とうとう次元の魔女・ドロシーが抜かれたいわゆるドロシー抜きドロシーウィッチが台頭。Tier1へ躍り出た。
なお使用者の声として「エイラ使ってるけどドロシー苦手」「ドロシー回してるとエイラに勝てない」と互いが互いを不利と捉える意見が頻出。筆者の考察としては聖弓の使い手・クルト、炎の握撃という互いに刺さるカードを持ち合わせているためデッキの周り次第で戦況をいくらでもひっくり返せるためではないかと考える。
またフェアリーブレイダー・アマツをキーカードとしたアマツエルフが新出。旧来のアグロエルフにアマツでバースト要素を付与しており一部で話題になっていたところなんとRAGEアンリミルールで優勝。一気にその名を轟かせた。
そして前環境で良く見られたAFネメシスや復讐ヴァンパイア等はあまり見られなくなってしまった。
T2……アグロヴァンパイア、アマツ(アグロ)エルフ
アンリミテッドにはプレリリースは無く、環境の定着には少し時間がかかったが、10月1週目の時点ではほぼ環境が固まった。
ホーリーメイジに代わり、バースト火力としてローテでも大暴れしているアニエスやム↓ニャールを引き連れた黄金都市ビショップ、カオスウィザードの追加でぶん回り時に手札の尽きない構築を手に入れたドロシーウィッチや前期に続いてパワーを維持したエイラが環境トップを走り、豪風OTKリノなどリーサルの早いデッキが対抗しているという感じでスタートした。
しかし環境が煮詰まってくるにつれバーストダメージへの対策で一部で安息の領域を積み始めたたエイラビショップ、カオスウィザードのおかげで回転率が上がった結果とうとう次元の魔女・ドロシーが抜かれたいわゆるドロシー抜きドロシーウィッチが台頭。Tier1へ躍り出た。
なお使用者の声として「エイラ使ってるけどドロシー苦手」「ドロシー回してるとエイラに勝てない」と互いが互いを不利と捉える意見が頻出。筆者の考察としては聖弓の使い手・クルト、炎の握撃という互いに刺さるカードを持ち合わせているためデッキの周り次第で戦況をいくらでもひっくり返せるためではないかと考える。
またフェアリーブレイダー・アマツをキーカードとしたアマツエルフが新出。旧来のアグロエルフにアマツでバースト要素を付与しており一部で話題になっていたところなんとRAGEアンリミルールで優勝。一気にその名を轟かせた。
そして前環境で良く見られたAFネメシスや復讐ヴァンパイア等はあまり見られなくなってしまった。
T1……エイラビショップ、ドロシーウィッチ
T2……アグロヴァンパイア、AFネメシス、豪風エルフ
長年形を変えながらアンリミで活躍してきた黄金都市軸がナーフにより環境から消滅。その影響でやや環境が低速化し、エイラとドロシーの2強はそのままに豪風リノエルフが立ち位置をアップ。またドロシーに強く出られるアグロヴァンパイアも増加傾向にある。
またローテ以上に展開の容易なアンリミのAFネメシスにマーキュリーイージス・シオンのバフは大きなインパクトとなり、Tier2へとデッキを押し上げた。
ただ1強体制が崩壊したローテとは異なりTier1の一角が脱落しただけのアンリミは環境の変化に乏しく、新デッキの台頭やレシピの大幅な刷新は殆ど見られなかった。
T2……アグロヴァンパイア、AFネメシス、豪風エルフ
長年形を変えながらアンリミで活躍してきた黄金都市軸がナーフにより環境から消滅。その影響でやや環境が低速化し、エイラとドロシーの2強はそのままに豪風リノエルフが立ち位置をアップ。またドロシーに強く出られるアグロヴァンパイアも増加傾向にある。
またローテ以上に展開の容易なアンリミのAFネメシスにマーキュリーイージス・シオンのバフは大きなインパクトとなり、Tier2へとデッキを押し上げた。
ただ1強体制が崩壊したローテとは異なりTier1の一角が脱落しただけのアンリミは環境の変化に乏しく、新デッキの台頭やレシピの大幅な刷新は殆ど見られなかった。
T1……アマツエルフ、疾走ウィッチ、エイラビショップ
T2……AFネメシス
神鉄圧錬法の追加によってアマツエルフが速度・安定性ともに大幅に強化、Tier1の座に輝いた。それに伴い環境が高速化し、AFネメシスや豪風エルフのような低速デッキは大きく減少した。
その他の新カードではアマツエルフや疾走ウィッチに強い極光の天使も使用率が高く、特にエイラビショップで活躍していた。
疾走ウィッチもやや構築が変化しており、アグロに対して強い上に事故率を低減できるゴーレムアサルトや、エイラなどに対して強い炎の握撃の採用率がさらに上がっているほか、まれに次元の超越も搭載されることもあった。
トーナメントシーンでもアマツエルフ・疾走ウィッチ・エイラビショップの三強という様相を呈してはいたが、AFネメシスが食い下がっており、他にも庭園ドラゴンや自然ロイヤルなどが僅かに結果を残している。
なお、上方修正された魔海の女王と不思議の探求者・アリスはほぼ使用されておらず、下方修正された報復の白き刃・アニエスも黄金都市がナーフされた段階で環境では使用されなくなっていたため、今回の能力変更はほぼ環境に影響を及ぼさなかった。
T2……AFネメシス
神鉄圧錬法の追加によってアマツエルフが速度・安定性ともに大幅に強化、Tier1の座に輝いた。それに伴い環境が高速化し、AFネメシスや豪風エルフのような低速デッキは大きく減少した。
その他の新カードではアマツエルフや疾走ウィッチに強い極光の天使も使用率が高く、特にエイラビショップで活躍していた。
疾走ウィッチもやや構築が変化しており、アグロに対して強い上に事故率を低減できるゴーレムアサルトや、エイラなどに対して強い炎の握撃の採用率がさらに上がっているほか、まれに次元の超越も搭載されることもあった。
トーナメントシーンでもアマツエルフ・疾走ウィッチ・エイラビショップの三強という様相を呈してはいたが、AFネメシスが食い下がっており、他にも庭園ドラゴンや自然ロイヤルなどが僅かに結果を残している。
なお、上方修正された魔海の女王と不思議の探求者・アリスはほぼ使用されておらず、下方修正された報復の白き刃・アニエスも黄金都市がナーフされた段階で環境では使用されなくなっていたため、今回の能力変更はほぼ環境に影響を及ぼさなかった。
ローテーション
Tier1 | 式神ウィッチ | 妖怪ネクロ |
Tier2 | 自然ドラゴン | リオードロイヤル |
コントロールエルフ | 自然ウィッチ | |
アマツエルフ |
UCL第1期は式神ウィッチ、妖怪ネクロがやや抜け出しているものの、Tier2以降は非常に混沌とした群雄割拠状態となっている。とりあえず上記のデッキを記載しているが、他にも進化/自然/レヴィオンの各ロイヤル、コントロールネメシス等油断出来ない実力を持つデッキが多数。Tier1の2デッキの弱点をつけるデッキもあるためメタゲームが現在進行形で回っており、近年では一番の拮抗した環境と言えるだろう。
反面、リリース前にTier1最右翼と評されながら環境についていけなかったビショップ、フィニッシャー不足にあえぐヴァンパイアは下位で苦しんでいる。もっともこれらのクラスも有力な新カードは得ているので、今後の研究やテコ入れで一気に評価を逆転する可能性も秘めている。
Tier1 | 式神ウィッチ | 妖怪ネクロ |
自然ドラゴン | ||
Tier2 | コントロールエルフ | 自然ウィッチ |
1/27アップデートでヴァンパイアの2枚のカードが上方修正されたが、結論としてこれらが直接環境に影響を与えることは無かった。
したがって大きな環境の変化は無かったが、それぞれデッキの洗練が進んでいき、初期環境にいた一部デッキが淘汰されることとなった。
特に環境の中心に居たのはこの4デッキ。
・式神ウィッチ:ほぼテンプレート構築が固まる。
・妖怪ネクロ:受けを重視した構築(いわゆるヘリオ抜き)が一時流行したが、ドラゴンへの相性悪化も有り勝率が低下。またヘリオ入りに回帰した。
・自然ドラゴン:低コストフォロワーを増量した攻撃的な構築が流行。
・コントロールエルフ:豪風のリノセウスをフィニッシャーにした型にほぼ一本化された。
ランクマでの数を基にしているのでここではコンエルをTier2に置いているが、大会環境では文句なしのTier1として大活躍していた。
上記以外にもビショップで「スロットエイラ」と呼ばれるタイプの構築が発見され急激に数を増やすなど、調整によらない環境変化が起こっており、おおむね良環境と評価されている。
ただランクマ環境で言えば式神ウィッチが多すぎる(これはデッキの安さ・ゲームスピードの速さも理由と思われる)のと、反面ヴァンパイア・ネメシスの使用数が極端に低下していた点は不満の声もあった。
Tier1 | 自然ドラゴン | 進化ロイヤル |
式神ウィッチ | 妖怪ネクロ | |
Tier2 | 密林エルフ | コントロールエルフ |
アディショナルカード実装での大きな影響は進化軸のミッドロと密林エルフの躍進だろう。ロイヤルはア前から地力はあると評されていたが、新カード2枚がいずれも強力であり覚醒。エルフは新カードによって、安定性と除去力が大幅に改善された。これは目新しさもあって大増加し、メジャーデッキの一角となった。また自然ドラゴンもかなり強化を受けており、元々高かった評価が更に上昇して式神ウィッチと入れ替わる形で環境最大勢力になった。
ア前の強豪・式神ウィッチと妖怪ネクロはあまり強化を受けておらずまた単純に飽きてた人も多かったので数を減らすこととなった。もっともパワーは健在で勝率は高水準を維持している。
また、ランクマッチ環境では数が少なかったものの、大会ではコントロールエルフも大活躍。今環境最強デッキの一角とされていた。
総評するとア前の4強から5強に変化し、より混沌の様相を呈しているのがUCLア後環境と言えるだろう。
一方でヴァンパイア・ネメシス・ビショップは使用率勝率ともにこれらの5クラスと水をあけられており、クラス間格差が解消しなかったという点では不満の声もあった。
第1期 | ||
---|---|---|
JCG優勝 | 自然ロイヤル | 機械エイラビショップ |
JCG優勝 | 式神ウィッチ | 妖怪ネクロ |
JCG優勝 | コントロールエルフ | 式神ウィッチ |
JCG優勝 | 自然ドラゴン | 妖怪ネクロ |
JCG優勝 | アマツエルフ | 式神ウィッチ |
第2期 | ||
JCG優勝 | コントロールエルフ | 式神ウィッチ |
JCG優勝 | コントロールエルフ | 式神ウィッチ |
JCG優勝 | 式神ウィッチ | 妖怪ネクロ |
JCG優勝 | 式神ウィッチ | 妖怪ネクロ |
JCG優勝 | 自然ウィッチ | 自然ドラゴン |
JCG優勝 | コントロールエルフ | 式神ウィッチ |
JCG優勝 | コントロールエルフ | 自然ドラゴン |
JCG優勝 | コントロールエルフ | 妖怪ネクロ |
JCG優勝 | コントロールエルフ | 式神ウィッチ |
JCG優勝 | コントロールエルフ | 式神ウィッチ |
JCG優勝 | 式神ウィッチ | 妖怪ネクロ |
JCG優勝 | コントロールエルフ | 自然ドラゴン |
JCG優勝 | 式神ウィッチ | 妖怪ネクロ |
JCG優勝 | アマツエルフ | 式神ウィッチ |
第3期 | ||
JCG優勝 | 式神ウィッチ | 自然ドラゴン |
JCG優勝 | コントロールエルフ | 自然ドラゴン |
RAGE優勝 | アマツエルフ | リオードロイヤル |
妖怪ネクロ | ||
JCG優勝 | アマツエルフ | リオードロイヤル |
JCG優勝 | コントロールエルフ | 式神ウィッチ |
JCG優勝 | 進化ロイヤル | 式神ウィッチ |
JCG優勝 | コントロールエルフ | 進化ロイヤル |
アンリミテッド
Tier1 | 式神超越ウィッチ | アマツエルフ |
Tier2 | アグロネクロ | アグロ(自傷)ヴァンパイア |
疾走ウィッチ |
アンリミ環境も大きな変動を迎えた。なんと言っても超越ウィッチが、新機軸の式神セットと合体することでオールレンジデッキとして復権を果たしたことだろう。そしてROG期以来アンリミを牛耳ってきたエイラビショップは勝率使用率ともに大幅に低下。トップ環境から姿を消した。
それに呼応するようにエイラに封じ込まれていたアグロデッキたちも復活。特に新カードで爆発力の増したアマツエルフ、アグロネクロ、アグロヴァンパイアがウィッチを打倒すべく急増。
またランクマではそれほど多くないが、ウィッチに大きく有利がつくペインレスロイヤルも大会シーンでは多く採用が見られる。
Tier1 | アマツエルフ | アグロ(自傷)ヴァンパイア |
疾走ウィッチ | ||
Tier2 | 式神超越ウィッチ | アグロネクロ |
エイラビショップ |
ローテと同じくこちらもカード調整の影響は無く、メタゲームにより環境が動いた。
まず単純にパワーが高く、ブン回れば不利がつかないアマツエルフの使用率・勝率の上昇に伴い環境が高速化。結果"やられる前にやる"殺意マシマシのアグロデッキが大量発生。
オールレンジデッキと持て囃された式神超越でさえ「序盤戦に若干弱い」「超越を絡めなければバーストダメージを出しにくい」という僅かな隙が嫌われ、ランクマッチ、大会ともに疾走ウィッチへと回帰していった。
前述のアマツエルフと疾走ウィッチ、お手軽で先攻で回れば簡単に勝てるアグロヴァンパイア、優秀なUCL組に支えられたアグロネクロ、そしてそんなアグロ勢を刈り取らんと再び環境に帰ってきたエイラビショップが血で血を洗う戦いを繰り広げ、環境はいよいよ先鋭化。
デッキの1枚1枚まで吟味し、メタゲームを征さんと日々洗練されていくローテ環境を尻目に、先攻を祈り、マリガンを祈り、トップデックでまた祈るアンリミ環境をしてあるプレイヤーはこう評した。
"右手光ったもん勝ち"と。
Tier1 | 式神超越ウィッチ | 疾走ウィッチ |
アマツエルフ | ||
Tier2 | アグロ(自傷)ヴァンパイア | エイラビショップ |
アディショナルカード追加によるアンリミ環境への影響は少なく、メタゲームにより環境が変動していった。
総じて大きな変化は無かったが、2期では使用率の下がった式神超越が再び増加。疾走型と合わせて環境トップをウィッチが占めるようになった。反面アマツはやや数を減らした。(と言っても多かったのだが。)
アグロヴァンパイアはイオの加入で他アグロとの対面で優位に立ち、アグロ代表として環境の一角を占め続けた。それに対抗するようにエイラビショップも一定の数を保つこととなった。
ローテ分離後では初めて、ローテ・アンリミ共に下方修正・枚数制限がかからず、いわゆるナーフが一切無かったという意味では実にDRK期以来3年半ぶりの環境であった。
特にローテーションでは環境を通じてメタゲームが展開され続け、様々なデッキタイプをランクマで見ることが出来た。
象徴的なのがRAGE決勝で、「アマツエルフ・潜伏ロイヤル・妖怪ネクロ」VS「コントロールエルフ・ミッドロイヤル・冥府ネクロ」というマッチアップになり、選択クラスが同じなのに全て違うデッキが選出される&ランクマ最大勢力の式神ウィッチ・自然ドラゴンが居ないという珍事になった。研究次第で様々なデッキにチャンスのあった環境と言えるだろう。
課題としては、下位3クラス(ビショップ,ヴァンパイア,ネメシス)が終始トップ環境に絡めなかったことか。(ネメシスだけがUBを貰えなかったことで不満の声も上がったこともあった。)しかし相対的に見て歴代屈指の良環境であったのは間違いないだろう。
一方アンリミテッドではクラス間バランスはまずまずの水準だったが、とにかくゲームスピードが速すぎ・インフレが進みすぎという点でローテよりは批判の声が多かった。「調整放棄」と言われるようにもなっているが、次環境でインフレに歯止めがかかるのか、さらに悪化するのか注目が集まる。
特にローテーションでは環境を通じてメタゲームが展開され続け、様々なデッキタイプをランクマで見ることが出来た。
象徴的なのがRAGE決勝で、「アマツエルフ・潜伏ロイヤル・妖怪ネクロ」VS「コントロールエルフ・ミッドロイヤル・冥府ネクロ」というマッチアップになり、選択クラスが同じなのに全て違うデッキが選出される&ランクマ最大勢力の式神ウィッチ・自然ドラゴンが居ないという珍事になった。研究次第で様々なデッキにチャンスのあった環境と言えるだろう。
課題としては、下位3クラス(ビショップ,ヴァンパイア,ネメシス)が終始トップ環境に絡めなかったことか。(ネメシスだけがUBを貰えなかったことで不満の声も上がったこともあった。)しかし相対的に見て歴代屈指の良環境であったのは間違いないだろう。
一方アンリミテッドではクラス間バランスはまずまずの水準だったが、とにかくゲームスピードが速すぎ・インフレが進みすぎという点でローテよりは批判の声が多かった。「調整放棄」と言われるようにもなっているが、次環境でインフレに歯止めがかかるのか、さらに悪化するのか注目が集まる。
プレリリース(3/26〜3/30)
ローテーション
Tier1 | 機械エルフ | ディスカドラゴン |
プレリリースで危惧されていた通り、ダミアンを中心とした【機械エルフ】が大暴れ。プレリ期間中に構築洗練が進んでいたこともあってあっという間に1強環境になった。
これからどうなるのか…とシャドバ民が騒いでいた環境3日目の4/1正午になんと緊急カード調整実施を発表。勝率61.2%・使用率31.5%という未曽有の成績を叩き出した機械エルフからダミアンと鉄扇のエルフが、その陰で55.8%の勝率を挙げていた【ディスカードドラゴン】から波濤のプレシオサウルスが4/2付で緊急ナーフと相成った。もちろん史上最速である。
ここまで早期のナーフに踏み切れたのはある意味プレリの功績ではあったが、UCLで持ち直していたシャドバ民の運営への信用は再び急降下したのであった。
また発表日がよりによって4/1であったため、「エイプリルフールなのでは?」という騒ぎもありKMRが直々にジョークではない旨を発信したりした。
むしろこの環境自体が運営からの手の込んだエイプリルフールであった可能性も微粒子レベルで存在するかもしれない。
Tier1 | 機械ヴァンプ | 自然機械ドラゴン |
機械自然エイラビショップ | AFネメシス | |
Tier2 | 式神ウィッチ | 自然ウィッチ |
コントロールエルフ | ミッドレンジヴァンプ | |
進化ドラゴン |
史上最高勝率と史上最速ナーフ記録同時更新という波乱の幕開けとなったWUP環境。続いて環境トップとなったのは鋼鉄と大地の神を軸としたデッキ群であった。鋼鉄と大地の神のカードパワーは非常に高く、このカードとの相性がデッキの強さを決めると言っても過言ではないレベルである。特に相性の良い【機械ヴァンパイア】、【機械ビショップ】が大躍進し、一躍Tier1となった。
一方UCL期で活躍したネクロとロイヤルは今一つ神ブームの波に乗れず、一気に数を減らすこととなった。前環境の覇者・【式神ウィッチ】もインフィニットウィッチ・ドロシーなど優秀な新規こそ得たものの、環境の高速化について行けず【自然ウィッチ】共々Tier2へ陥落した。
最速ナーフを受けたエルフ・ドラゴンの2クラスは方針転換を余儀なくされた。とはいえエルフはアウェイキングガイアを採用した【コントロールエルフ】、ドラゴンはゴブリンスクラムを採用した【進化ドラゴン】(通称「ワクワクゼウス」)と、それぞれ環境での地位を保った。
特にPPブーストによる神の早出しと展開力を活かした【自然機械ドラゴン】は、その強さが広まるとともに一気に数を増やし環境トップに躍り出た。
また自然カードによる渇望ギミックを中心に魔獣の女帝・ネレイアの安定着地によりフォーカスした【ミッドレンジヴァンパイア】(バーンヴァンパイア、AVヴァンパイア、自然ヴァンパイアとも)が大会で結果を残したことをきっかけに急速に流行したが、デッキタイプが知られるにつれて振るわなくなりすぐに数を減らした。ネメシスでは【AFネメシス】が旧来のデッキにAFを埋める戦法から脱却したことで久々に環境上位へ食い込んでいる。
環境初期は機械ヴァンパイアとバーンヴァンパイアを要するヴァンパイアが最強かと思われたが、ネレイアへの対策が進んで来たことにより数を減らし、どのデッキよりも早く神を出せる上に対応力も高くフィニッシュも安定している機械自然ドラゴンがトップとなった。
RAGEでは前述の【自然機械ドラゴン】が中心となる環境になると思われていたが、リモニウムによって神の先出しが可能な上に機械自然ドラゴンの弱点とも言える確定除去の少なさを突いていける【機械エイラビショップ】が大躍進。前評判では【コントロールエルフ】に不利との声が大きかったがそのコントロールエルフが機械自然ドラゴンに弱く数を減らしていたことや、不安定で言われているほど詰みマッチでは無かったことが追い風となった。
また【AFネメシス】も、チャクラムオフィサーの不採用など構築やプレイングが洗練されたことにより立場が向上し、最終的にはTier1に名を連ねるまでになった。
このように計6クラスが環境上位で鎬を削る環境となり、クラス間バランスは比較的良い状態と言えるか。そのため月末・ア導入時点でのナーフは入らなかった。代わりに低迷しているロイヤル・ネクロに上方修正が入った。
Tier1 | 機械自然ヴァンプ | 自然機械ドラゴン |
機械ネメシス | ||
Tier2 | ネクロ各種*2 | AFネメシス |
コントロールエルフ | 機械自然エイラビショップ |
アディショナルの追加・ネクロ、ロイヤルの4カードのアッパー調整を経て、環境は大きく動いた。
一番の変化は何と言ってもネクロの躍進だろう。アディショナルカード・上方修正された紫紺の抵抗者・エンネアらがいずれも非常に優秀かつ既存のデッキにガッチリ噛み合った結果、前期の2弱から一気に環境トップに絡むように。【自然ネクロ】【機械ネクロ】さらにそれに冥府が加わったものなどデッキタイプの読み辛さも武器になり、RAGEファイナルでは【冥府ネクロ】が3名に使用され、優勝デッキにもなるなど見事に名誉挽回した。
もう一つ新顔として【機械ネメシス】が大幅に増加した。ターミネイトマシンベアの追加により中盤の強さが補強され、この時期のネメシスといえば【AFネメシス】ではなく【機械ネメシス】といわれるほどアディショナル後の大きな変化を産んだ。
tier1である機械ヴァンパイアは天地の侵略者・ベルフォメットを返す手段に乏しく、相性上tier1に有利がつくことが人気を呼んだ。
逆に【機械ビショップ】【式神ウィッチ】【自然ウィッチ】は苦手な対面が増えたことでかなり数を減らした。と言っても実力のあるデッキではあり、引き続き混沌とした環境となっている。
そんな中でやはり【機械ヴァンパイア】、【自然ドラゴン】は頭一つ出た強さを保ち続けた。ヴァンパイアはアディショナルの背徳の狂獣によって7ターン目の神からシームレスに攻めに移行できるようになり、ドラゴンは安定したランプ戦術で他クラスより高知神を強力に使えた優位性が最後まで活きた形か。特にヴァンパイアはRAGEファイナルでは採用率100%となり、今期の覇権を結論付けた結果ともいえる。
なおWUP第1期にネクロと一緒に沈んでいたロイヤルは、純鉄の英雄・ヨハンなどのバフを受けた【機械ロイヤル】が結局活躍できず、今ひとつシェアを伸ばせなかった。決して勝てないというほどでは無いのだが、中盤以降のカードパワーで他クラスに大きく引けを取っているのが現状と言えるか。環境終盤にはかなりアグロに寄せた【レヴィオンロイヤル】が注目されたが、ついに地雷の域を脱するまでには至らなかった。
第1期 | ||
---|---|---|
JCG優勝 | 機械エルフ | ディスカドラゴン |
第2期 | ||
JCG優勝 | 自然ウィッチ | 機械ヴァンプ |
JCG優勝 | コントロールエルフ | 機械ヴァンプ |
JCG優勝 | コントロールエルフ | 自然機械ドラゴン |
JCG優勝 | コントロールエルフ | 式神ウィッチ |
JCG優勝 | コントロールエルフ | 自然機械ドラゴン |
JCG優勝 | 式神ウィッチ | 自然機械ドラゴン |
JCG優勝 | 自然ウィッチ | 自然機械ドラゴン |
JCG優勝 | 自然ウィッチ | 自然機械ドラゴン |
JCG優勝 | 自然機械ドラゴン | AFネメシス |
JCG優勝 | 自然機械ドラゴン | 機械自然エイラビショップ |
JCG優勝 | 自然ウィッチ | 機械ヴァンプ |
JCG優勝 | 自然機械ドラゴン | 機械自然エイラビショップ |
JCG優勝 | 自然機械ドラゴン | 機械自然エイラビショップ |
JCG優勝 | 式神ウィッチ | 機械自然エイラビショップ |
JCG優勝 | ミッドレンジヴァンプ | AFネメシス |
JCG優勝 | 自然機械ドラゴン | 機械ヴァンプ |
JCG優勝 | 機械自然エイラビショップ | AFネメシス |
第3期 | ||
JCG優勝 | 自然機械ドラゴン | 機械ヴァンプ |
JCG優勝 | 自然機械ドラゴン | 機械ヴァンプ |
JCG優勝 | コントロールエルフ | 機械自然エイラビショップ |
JCG優勝 | 機械自然ヴァンプ | AFネメシス |
JCG優勝 | 自然機械ドラゴン | 機械自然ヴァンプ |
JCG優勝 | 自然機械ドラゴン | 機械自然ヴァンプ |
JCG優勝 | 自然機械ドラゴン | 機械自然ヴァンプ |
JCG優勝 | 自然機械ドラゴン | 機械自然ヴァンプ |
JCG優勝 | レヴィオンロイヤル | 機械自然ヴァンプ |
JCG優勝 | 自然機械ドラゴン | 機械自然ヴァンプ |
RAGE優勝 | 自然機械ドラゴン | グレモリー冥府ネクロ |
機械自然ヴァンプ | ||
JCG優勝 | 自然機械ドラゴン | グレモリー冥府ネクロ |
JCG優勝 | 自然機械ドラゴン | 機械自然ヴァンプ |
アンリミテッド
Tier1 | AFネメシス | 教会ビショップ |
超越ウィッチ | ヨルムンヴァンプ | |
Tier2 | アグロヴァンパイア | 疾走ウィッチ |
ミントネクロ |
エイプリルフールイベントも終わり、正式リリースされたナテラ崩壊のアンリミテッドでは前環境から更に強化された【アグロヴァンパイア】と【AFネメシス】、更に新カードで強化された【教会ビショップ】に押され【超越ウィッチ】が若干減り、その影響でまた【エイラビショップ】が復権し始め地味に強化された【疾走ウィッチ】も暗躍し…という感じでメタゲームが進み混沌とした環境となっていた。
また新規カードで強化が入らなかった【アマツエルフ】は前期とは打って変わって激減していった。
アマツの減少によってUCL期より若干であるが環境が遅くなり、ヨルムンガンドの修正により全くの別デッキへと姿を変えた【ヨルムンガンドヴァンパイア】などロングゲームを見据えるデッキも多くなっていた。
その他Tier表には入っていないが十分な実力を持つデッキも多数存在しており、総じて多種多様なデッキが活躍する戦国時代状態であり、
しかしヨルムンデッキがアグロプランを捨て回復とバーンによるダメージレースでの勝利一本に絞ることによってアグロヴァンパイアや疾走ウィッチはほとんどいなくなり、それを狩っていたエイラなどのデッキもほとんど見なくなった。結果的に今は【AFネメシス】【超越ウィッチ】【ヨルムンガンドヴァンパイア】【教会ビショップ】の4デッキが環境を支配している形となっている。
しかしヨルムンデッキへの対策としてミントネクロや超越が増えた事によりヨルムンは数を減らし、アグロヴァンパイアにヨルムンだけを入れた構築が増えている。なおTier2以上の全てのデッキに不利が付いたエイラビショップは無事死亡したもよう。悲しいなぁ
Tier1 | ヨルムンヴァンプ | ミントネクロ |
Tier2 | 教会ビショップ | 背徳ヴァンプ |
超越ウィッチ | 疾走ウィッチ | |
AFネメシス | コンボエルフ |
アディショナルカードの中で環境に影響を及ぼしたと言えるのは王墓の骸、背徳の狂獣、博愛の翼人、森を彩る者・エルフクイーン辺りだろうか。
初日は【背徳ヴァンパイア】が大流行したが、横に広げるデッキに対しての打点の出にくさや、デッキ枚数に依存した打点の上限などから、数を減らしていった。しかしヨルムンガンドと混ぜたりしながら環境には残っている。
博愛の翼人はもともと層が薄かった【教会ビショップ】の2コスト枠として、森を彩る者・エルフクイーンは【コンボエルフ】(OTKエルフ)の盤面処理としてそれぞれ採用されたが、どちらもデッキの地位を押し上げることはできなかった。
結局環境を支配したと言えるのは、高い火力と安定性を両立した【ヨルムンヴァンパイア】(特にアグロ寄せ)と【ミントネクロ】の2デッキか。
ミントネクロは前シーズンまで事故率の高い地雷デッキという立ち位置であった。しかし、回復とドローと墓地肥やしという理想的な能力を持った王墓の骸が追加により劇的に地位を上げトップメタに食い込んだ。
【ミントネクロ】の強化によって再び環境は高速化し、その影響で、【ヨルムンガンドヴァンパイア】もバーン効果を持つカードや疾走カードを多く搭載したアグロ寄りの型が多くなっていった。従来のミッドレンジ〜コントロールタイプに関しても、新旧ユリウスなど、序盤から攻められるようなカードの採用率が上がっている。
ウィッチも同様に超越が減少して、疾走型の割合が多くなってきた。
また、前半は最強と思われた【AFネメシス】もミントネクロが不得手だったことと、事故率や1戦1戦の長さから敬遠されるようになり、ランクマッチではかなり数を減らした。また上述した環境の先鋭化により、序盤が弱点の【超越ウィッチ】【疾走スペルウィッチ】はかなり数を減らすことになった。
・ローテ
:今期は良くも悪くも鋼鉄と大地の神(以下高知)を中心に回った期であったといえるだろう。環境開幕の【機械エルフ】の暴威に始まり、【機械ヴァンパイア】、【自然ドラゴン】、【機械ビショップ】らがいかに早く・バリューの高い高知を投げるかを競い合う環境となり、高知自体のデザインのランダム性・先投げの圧倒的な優位に理不尽を覚えたプレイヤーからは非難が集中した。
アディショナル後は【機械ネメシス】の上昇とウィッチの激減もありさらに高知環境は加速。とはいえ、高知無しで最後まで環境上位を張り続けた【コントロールエルフ】【AFネメシス】の存在も忘れてはならないだろう。
クラス間バランスで言えば決して悪いものではなかったが、同じカードがどのデッキからも出てくるという光景はかつての頭ワンダーランドのアリスを思い出させるものがあった。
・アンリミ
:前期から【アマツエルフ】が姿を消し、【ヨルムンヴァンパイア】【ミントネクロ】といった上方修正の影響を受けた2デッキが環境を支配した。これまでアンリミにおいて上方修正は何度か行われてきたが、あまり環境に影響を及ぼすことは少なかったため、想定外だったプレーヤーも多いのではないだろうか。今後もこうした調整は行われていくものと予想されるので、注目していきたい。
環境自体も流動性があり、前半最強だと思われた【AFネメシス】がアディショナルの影響で【ミントネクロ】の地位上昇の影響を受け減っていくなど、メタゲームらしい光景も見られた。ローテが不評の声が多かったこともあって「マシになった」との意見もよく聞かれる。
ただ、先攻優位・対面の相性が極端といった問題もまだ残っているが…カードプールの大幅なリセットが見込めない以上、もうこれはアンリミでは割り切っていかないといけないのしれない。
:今期は良くも悪くも鋼鉄と大地の神(以下高知)を中心に回った期であったといえるだろう。環境開幕の【機械エルフ】の暴威に始まり、【機械ヴァンパイア】、【自然ドラゴン】、【機械ビショップ】らがいかに早く・バリューの高い高知を投げるかを競い合う環境となり、高知自体のデザインのランダム性・先投げの圧倒的な優位に理不尽を覚えたプレイヤーからは非難が集中した。
アディショナル後は【機械ネメシス】の上昇とウィッチの激減もありさらに高知環境は加速。とはいえ、高知無しで最後まで環境上位を張り続けた【コントロールエルフ】【AFネメシス】の存在も忘れてはならないだろう。
クラス間バランスで言えば決して悪いものではなかったが、同じカードがどのデッキからも出てくるという光景はかつての頭ワンダーランドのアリスを思い出させるものがあった。
・アンリミ
:前期から【アマツエルフ】が姿を消し、【ヨルムンヴァンパイア】【ミントネクロ】といった上方修正の影響を受けた2デッキが環境を支配した。これまでアンリミにおいて上方修正は何度か行われてきたが、あまり環境に影響を及ぼすことは少なかったため、想定外だったプレーヤーも多いのではないだろうか。今後もこうした調整は行われていくものと予想されるので、注目していきたい。
環境自体も流動性があり、前半最強だと思われた【AFネメシス】がアディショナルの影響で【ミントネクロ】の地位上昇の影響を受け減っていくなど、メタゲームらしい光景も見られた。ローテが不評の声が多かったこともあって「マシになった」との意見もよく聞かれる。
ただ、先攻優位・対面の相性が極端といった問題もまだ残っているが…カードプールの大幅なリセットが見込めない以上、もうこれはアンリミでは割り切っていかないといけないのしれない。
プレリリース(6/25〜6/29)
前回の無制限購入可能が不評だったからか、今回は上限として200パックが設定された。
そのため前よりは完成品のデッキが組みにくく環境が多少読みづらくなったが、とりあえず前回の【機械エルフ】のような明らかにパワーの高いデッキは無さそうというのがプレリを遊んだ人たちの認識になっているようだ。
評判が高いのは新要素である連携を取り入れた【連携ロイヤル】や【葬送ネクロ】、アクセラレートに軸を据えて相性のいいフィニッシャーを手に入れた【(アクセラレート)密林エルフ】、これまた強力なカードを多数得た【秘術ウィッチ】、新レジェンドが必要なく比較的安価に触れやすく相性のいいカードを得た【魔道具ウィッチ】が多く見られた。
そのため前よりは完成品のデッキが組みにくく環境が多少読みづらくなったが、とりあえず前回の【機械エルフ】のような明らかにパワーの高いデッキは無さそうというのがプレリを遊んだ人たちの認識になっているようだ。
評判が高いのは新要素である連携を取り入れた【連携ロイヤル】や【葬送ネクロ】、アクセラレートに軸を据えて相性のいいフィニッシャーを手に入れた【(アクセラレート)密林エルフ】、これまた強力なカードを多数得た【秘術ウィッチ】、新レジェンドが必要なく比較的安価に触れやすく相性のいいカードを得た【魔道具ウィッチ】が多く見られた。
ローテーション
Tier1 | 連携ロイヤル | 葬送ネクロ |
Tier2 | 秘術ウィッチ | ディスカドラゴン |
魔道具専門店ウィッチ | コントロールヴァンプ | |
進化ロイヤル |
前評判通り、新キーワード能力である連携と相性がよい【連携ロイヤル】と【葬送ネクロ】が頭一つ抜けて強い印象を受ける。ネクロは対応するカードこそ天覇風神・フェイランのみだが、《恋人》・ミルティオなどの葬送効果によりフェイランの早期降臨に貢献している。幽暗の墓守を絡めた5Tの超展開も強力。
ロイヤルはダイヤモンドパラディンなどを採用し後ろに寄せた【進化ロイヤル】、ネクロは冥府型とリアニメイト型など、多彩なデッキタイプも登場している。
また、アダマンタイトゴーレムや猫の奇術師などといった強力なカードが追加された【秘術ウィッチ】、新たな1コストスペルエクステンドマジックを得た【魔道具ウィッチ】は、強化がほぼ皆無に等しい【式神ウィッチ】とは裏腹に環境上位に食い込んだ。
ドラゴンは前弾からフィーチャーされていたディスカード軸が大量に追加されたため、これを主軸とした【ディスカードドラゴン】が成立するに至った一方で、VEC環境より環境に君臨し続けた【自然ドラゴン】はローテ落ちの影響こそ薄いものの大きく数を減らしている。
一方でプレリリース時点でそれなりに注目を集めていた【アクセラレート(密林)エルフ】や【コントロールネメシス】・【自傷ヴァンパイア】などはいまいち活躍できていない。
連携ロイヤルと葬送ネクロの増加に対し、その両方に魔獣の女帝・ネレイアが刺さる【コントロールヴァンパイア】が登場。往年の自然渇望ギミックはもちろん、《世界》・ゼルガネイアがデッキと強くかみ合ったのも追い風となった。
さらには秘術ウィッチの中から、猫耳の魔法使い・キャルや《愚者》・リンクルを採用したタイプが流行。【魔道具ウィッチ】に近い蓋性能でコントロールデッキに圧倒的有利だが、連携ロイヤルなどの序盤の攻勢には脆いか。
結果、環境初期にもかかわらず三竦みでメタが回る稀有な事態となっている。
そんな中、高い勝率を出したロイヤルからオネストシーフと君臨する猛虎がナーフされることとなった。
Tier1 | 秘術ウィッチ | 葬送ネクロ |
Tier2 | 異形エルフ | 進化ロイヤル |
魔道具専門店ウィッチ | ディスカドラゴン | |
葬送グレモリーネクロ | エイラビショップ | |
バーンヴァンプ | コントロールヴァンプ | |
AFネメシス |
環境開始から1週間弱で緊急ナーフが入り、波乱のスタートを迎えたFOH環境。
猛虎のアクセラ削除が響き【連携ロイヤル】は衰退。世界猛虎OTKまで見て後ろに寄せた【進化ロイヤル】が取って代わったが、環境での立ち位置は一気に下がることになった。
対して【秘術ウィッチ】や【魔道具ウィッチ】は相性の悪かった【連携ロイヤル】の零落により一転して環境トップに躍り出た。特に、【魔道具ウィッチ】はプロリーグで使用されるまでに至り、実装当初からは考えられないほどの大出世を果たした。
【秘術ウィッチ】は上述した所謂「リンクルキャル型」が本格的に流行。以前通りの禁約の黒魔術師一本のプランではなく、相手の体力の最大値を削ることで回復を許さず禁約の黒魔術師やアダマンタイトゴーレムでのリーサル圏内まで持っていくプランが主流。除去と手札交換を兼ねるでたらめな接合の採用も増えている。
【連携ロイヤル】の陰に隠れてナーフを免れた【葬送ネクロ】も相変わらずの展開力で猛威を振るっている。ナーフ前の環境は冥府を搭載した冥府型とフェイタルオーダーを搭載した疾走リアニメイト型の2つのタイプの【葬送ネクロ】がいたが、デッドメタルスターや冥守の頂点・アイシャなどの疾走カードをリアニメイトする疾走型の方が主流となっている。
ネクロ・ロイヤルに相性が良い【コントロールヴァンパイア】は今期も健在。リアニネクロの増加に合わせ燃え盛る抵抗を積み堕落の決意を減らしたり、不利対面(ウィッチ)を捲るために鋭利な一裂き・背徳の狂獣などのバーンカードを積むなど、自在な調整も人気の理由か。
また、【連携ロイヤル】のナーフによる環境の低速化により、波濤のプレシオサウルス以降の強さが際立つ【ディスカードドラゴン】が環境上位に参戦。
また、守護が少なく処理に長けた【魔道具ウィッチ】へのメタデッキとして、手札から打点を出せる【アマツエルフ】【異形エルフ】が増加。特にRAGE予選以降は頂きの闘技場を採用し6〜7Tで勝負を決める型の【異形エルフ】が一気に数を増やした。
こうしたメタデッキの開発と、ピンポイント気味なラブソングシンガーの流行も響き【魔道具ウィッチ】は再び数を減らした。毎日のようにメタが環境の中でぐるぐるしている。
プロリーグでは【エイラビショップ】【AFネメシス】が注目を集める。
聖なる守り手・ユカリが今環境で非常に強いことが広まり、エイラで作った盤面をユカリUBでカッチカチにすると大抵のリーダーが爆発する。
流行りの魔道具やリンクルキャルに対しても自然とメタが張れるため、プロリーグの中ではほぼ全対面有利とまで評価された。
AFネメシスは解放とシオンが落ちたもののパラダイムシフトの数が増えてコスト詐欺性能継続のまま。さらに疾走AFとアブソリュート・モデスト、ヴァーテクスコロニーのバーンで9T目に倒したり、10T目ならばゼルガネイアとラグナアウェイクでOTKができるなど幅広い戦い方ができるところが注目されている。
Tier1 | リンクルキャルウィッチ | 葬送ネクロ |
異形エルフ | ||
Tier2 | 魔道具専門店ウィッチ | ディスカドラゴン |
葬送グレモリーネクロ | AFネメシス | |
バーンヴァンプ | コントロールヴァンプ |
激動の一か月が過ぎ、8月に入ると環境は急速に落ち着いた。
ウィッチの主流は秘術でデッキを回転させつつ相手の体力上限を削り、真理の術式や禁約の黒魔術師でリーサルを取る【リンクルキャルウィッチ】へと完全に移行。魔道具ウィッチは一時期に比べて大きく数を減らした。
また、プロリーグや大会での活躍を受け、そこそこの確率で先6OTKを狙える【異形エルフ】が一気に増加。守護二面という決して簡単ではない要求を相手に押し付けるだけでなく、《吊るされた男》・ローフラッドなどのサブプランも無理なく仕込めるのが大きな強みである。
一方、型を変えつつFOH期に君臨し続けてきた【葬送ネクロ】は、フェイタルオーダーやデッドメタルスターを用いるリアニメイト軸に死期を視るもの・グレモリーとレジェンダリースケルトン・酒呑童子のPP回復組を仕込んだ構築が流行。環境トップの地位を確固たるものとした。
こうした実情を反映して、ネクロの幽暗の墓守・エルフの地を裂く異形にナーフが入った。特に【異形エルフ】は使用率4位ながら勝率は【葬送ネクロ】を凌ぎ1位であり、イメージ以上の安定感があったことが伺える。
Tier1 | 式神ウィッチ | 進化ロイヤル |
Tier2 | 葬送ネクロ | 葬送グレモリーネクロ |
ディスカドラゴン | 背徳バアルヴァンプ | |
コントロールビショップ | AFネメシス |
8/20からアディショナルカード追加と同時にナーフが入り、前環境トップの【異形エルフ】は完全に絶滅。【葬送リアニネクロ】も大きく数を減らした。
まず注目されたのは、新カードによって強化された【AFネメシス】と【式神ウィッチ】だろう。
特に式神ウィッチは新カード・ルーニィによって回復・バーン・リソースを一気に克服。もはや別物レベルに強化された。
また【進化ロイヤル】は、戦争商人・アルヤスカの登場により盤面構築・盤面処理の両水準が一気に上昇。苦手としていたエルフ・ネクロの減少もあって環境トップに返り咲いた。
一方、【リンクルキャル(秘術)ウィッチ】は唯一ナーフを避けたTier1として環境トップが予想されていたが、式神に不利がつくうえに同じウィッチということでシェアを奪われ予想と裏腹に激減することになる。
その他、エターナルホエールを軸とした【エターナルホエールドラゴン】及び【ディスカードドラゴン】、光輝の顕現・ラーをフィニッシャーに据えてAF・式神対策に消滅カードをガン積みした【コントロールビショップ】、トートと《恋人》・ミルティオによるOTKを狙う【妖怪ネクロ】などが三々五々に流行したが、どれも一過性のものに終わった。
一方で、バアルを活用した【背徳バアルヴァンパイア】はRAGEファイナルで大きな戦果を挙げて流行したが、以降もランクマッチでその地位を保っている。
環境のこうした変化の中、遺物の番人・ルチルの追加で当初Tier1候補と目されていた【AFネメシス】だったが、その先攻依存・事故率・他Tierデッキとの相性の悪さが浮き彫りとなりその数を減らすことになった。
第1期 | ||
---|---|---|
JCG優勝 | 進化ロイヤル | ディスカドラゴン |
JCG優勝 | ディスカドラゴン | コントロールヴァンプ |
第2期 | ||
JCG優勝 | ディスカドラゴン | バーンヴァンプ |
JCG優勝 | 葬送ネクロ | ディスカドラゴン |
JCG優勝 | ディスカドラゴン | バーンヴァンプ |
JCG優勝 | コントロールエルフ | AFネメシス |
JCG優勝 | 葬送グレモリーネクロ | AFネメシス |
JCG優勝 | ディスカドラゴン | 葬送ネクロ |
JCG優勝 | 密林エルフ | 魔道具専門店ウィッチ |
第3期 | ||
JCG優勝 | リンキャル秘術ウィッチ | 葬送ネクロ |
JCG優勝 | ディスカドラゴン | 葬送ネクロ |
JCG優勝 | ディスカドラゴン | 葬送グレモリーネクロ |
JCG優勝 | ディスカドラゴン | AFネメシス |
JCG優勝 | ディスカドラゴン | 葬送ネクロ |
JCG優勝 | リンキャル秘術ウィッチ | 葬送グレモリーネクロ |
JCG優勝 | 異形エルフ | 魔道具専門店ウィッチ |
JCG優勝 | リンキャル秘術ウィッチ | ディスカドラゴン |
第4期 | ||
JCG優勝 | 式神ウィッチ | AFネメシス |
JCG優勝 | 進化ロイヤル | 魔道具専門店ウィッチ |
JCG優勝 | 式神ウィッチ | 葬送グレモリーネクロ |
JCG優勝 | 進化ロイヤル | 式神ウィッチ |
JCG優勝 | 式神ウィッチ | 背徳バアルヴァンプ |
RAGE優勝 | コントロールエルフ | 葬送グレモリーネクロ |
背徳バアルヴァンプ | ||
JCG優勝 | 進化ロイヤル | 式神ウィッチ |
JCG優勝 | 進化ロイヤル | 背徳バアルヴァンプ |
JCG優勝 | 進化ロイヤル | 式神ウィッチ |
JCG優勝 | 式神ウィッチ | ディスカドラゴン |
JCG優勝 | 進化ロイヤル | 葬送グレモリーネクロ |
JCG優勝 | 進化ロイヤル | 式神ウィッチ |
JCG優勝 | 式神ウィッチ | AFネメシス |
アンリミテッド
Tier1 | 骸ネクロ | ミントネクロ |
AFネメシス | ||
Tier2 | アグロヨルムンヴァンプ | 協会ビショップ |
豪風リノエルフ |
大型スタッツを序盤に強引に出せる幽魂の棺の追加で【骸ネクロ】がまさかの復権。【ミントネクロ】も依然環境に残っており、二種類の両極端なデッキを持つことが大きな強みにもなる。
しかしアーティファクトスキャンという
ネクロとネメシスのトップ2が超加速した結果、他のデッキは苦しい状況におかれている。
【骸ネクロ】復活の結果、基本的にその理不尽ムーブを対処できない【ヨルムンヴァンパイア】や【教会ビショップ】などは立場を落とした。【超越ウィッチ】及び【疾走スペルウィッチ】は虹の輝きや炎の握撃で対処可能な場面も無くはないが厳しいことに変わりはない。
森林の狼で【新リノエルフ】も大きく強化されたが、環境上位に食い込むには至っていない。
Tier1 | AFネメシス | |
Tier2 | 骸ネクロ | ミントネクロ |
アグロヴァンプ | 協会ビショップ | |
豪風リノエルフ |
元々ロイヤルがいなかったのでナーフの影響は全く無し。
しかし環境と構築が洗練されるうちに【AFネメシス】が圧倒的であることが知られ、ついに単独でTier1の座に就いた。
加速や解放とアナエンシェを組み合わせ、盤面を制圧しながら手札もPPも減らさない流れを軸とし、あわよくば複数のレディアントアーティファクトによるOTKや最速3ターン目のシオンで勝敗を決めるムーブの対処は非常に難しい。さらに冥府への道といったサブプラン、虚数物体やミュニエによるメタ性能、同調やスキャンによって対応の幅も広げ『TierGOD』と言って差し支えないレベルにまで達してしまった。
ただし使用率は1強という程はは伸びなかった。その理由に高いプレイングスキルを試される点を挙げられることは多い。
しかしながら下を見ると今まで以上に群雄割拠。
相変わらずな【ミントネクロ】【骸ネクロ】【教会ビショップ】に加え、【アグロヴァンパイア】や【新リノエルフ】が見直されている。またそのほかにもでたらめな接合を引っ提げ、従来の構築とはかけ離れた【冥府ウィッチ】は一過性ながら人気を博していた。さらにtier2に満たない存在ながらも【コントロールヴァンパイア】は上記の【AFネメシス】に唯一有利を取れるとされ、こちらも見過ごせない存在だった。
Tier1 | AFネメシス | |
Tier2 | ミントネクロ | 豪風リノエルフ |
アグロヴァンプ | 協会ビショップ | |
疾走ウィッチ |
ローテで【式神ウィッチ】を復権させたルーニィだが、アンリミテッドにおいても【疾走ウィッチ】を復権させた。
その実力はあのAFネメシスに対して微有利という声もあり、【AFネメシス】1強体制が揺らぐほど。ただし、多くの中堅デッキからは【AFネメシス】よりは【疾走ウィッチ】相手の方が戦いやすいという声が多く、その相性でAFネメシスのトップは保たれている状況だろう。
逆に幽暗の墓守のナーフによって弱体化した【骸ネクロ】は立場を落としている……のだが、その立場はナーフ前から徐々に落ちてきており、このナーフがtier2陥落の瞬間となったのかは怪しい。
また、メタゲームとは関係ないが、聖獅子の神殿と崇拝の実現を組み合わせた無限ループにより相手アプリに処理落ち負荷をかけ、強制的に切断負けさせるというデッキが登場。実際に8月に行われたアンリミグランプリでこれを使って優勝した者も居たらしく、物議をかもした。詳細はこちら→【処理落ちOTK】
結果、9/3付にて神殿が無期限の使用制限処分を受けることとなった。
・ローテ
:今期は三か月間を通じて目まぐるしく環境が変化する、稀にみるメタゲーム環境だったと言える。最初に名を挙げた【連携ロイヤル】【葬送ネクロ】だけでなく、後になって開発された【リンクルキャルウィッチ】【異形エルフ】【コントロールヴァンパイア】などが環境に次々と現れメタを回した。アディショナルによる環境変化もかつてない規模であり、【式神ウィッチ】がまさかの復権を果たした。その一方でア前と同様、【コントロールビショップ】を始め様々なデッキが流行り廃りを繰り返した。
総じて全クラスがTier2以上に一度は食い込む群雄割拠であり、クラス間のバランスはかなり良好な環境だったと言えよう。
一方で《世界》・ゼルガネイアや地を裂く異形などの強力な蓋の登場により、先攻有利の傾向が更に悪化してしまったという声も聞かれる。また、【異形エルフ】や【魔道具ウィッチ】など、特定ターンで問答無用のOTKを狙うデッキへの不満の声もかなり高まった。
・アンリミ
:約めて言えば【AFネメシス】が圧倒した三か月だった。アーティファクトスキャンを構え、全期通して一強の座をほしいままにし続けたと言っても過言ではないだろう。一方でその少し下では前期からの【ミントネクロ】、新カードで強化された【骸ネクロ】【疾走ウィッチ】【新リノエルフ】などが高いレベルで拮抗しており、群雄割拠環境という一面も持っていた。
:今期は三か月間を通じて目まぐるしく環境が変化する、稀にみるメタゲーム環境だったと言える。最初に名を挙げた【連携ロイヤル】【葬送ネクロ】だけでなく、後になって開発された【リンクルキャルウィッチ】【異形エルフ】【コントロールヴァンパイア】などが環境に次々と現れメタを回した。アディショナルによる環境変化もかつてない規模であり、【式神ウィッチ】がまさかの復権を果たした。その一方でア前と同様、【コントロールビショップ】を始め様々なデッキが流行り廃りを繰り返した。
総じて全クラスがTier2以上に一度は食い込む群雄割拠であり、クラス間のバランスはかなり良好な環境だったと言えよう。
一方で《世界》・ゼルガネイアや地を裂く異形などの強力な蓋の登場により、先攻有利の傾向が更に悪化してしまったという声も聞かれる。また、【異形エルフ】や【魔道具ウィッチ】など、特定ターンで問答無用のOTKを狙うデッキへの不満の声もかなり高まった。
・アンリミ
:約めて言えば【AFネメシス】が圧倒した三か月だった。アーティファクトスキャンを構え、全期通して一強の座をほしいままにし続けたと言っても過言ではないだろう。一方でその少し下では前期からの【ミントネクロ】、新カードで強化された【骸ネクロ】【疾走ウィッチ】【新リノエルフ】などが高いレベルで拮抗しており、群雄割拠環境という一面も持っていた。
プレリリース(9/24〜29)
今回もパック上限は変わらず200パックまでなのだが、無料でもルピとチケットで30パックまで引けるようになり、ハードルが下がったことで多くの人がプレリリースに参加しやすくなった。
珍しく一つのクラスしか見かけない、なんてことはなくいろいろなクラスを見かける環境で、その中でも比較的ローテ落ちが少なかったドラゴン、ネクロ、ロイヤルが頭一つ抜けて強かった。
特筆すべきはドラゴンはまさかの万華の鳳凰により鳳凰の庭園が復活したことであり、【庭園ドラゴン】をローテで見かけるというある種の異常事態が発生した。進化軸期待の星である虚無の堕天使・ルシフェルやカースドクイーン・ナハト・ナハトを採用した【進化ロイヤル】もある程度の立場を保っていた。
新カードを軸に据えたデッキとしては【アグロネクロ】と【ヴィンセントウィッチ】がいた。どちらにも共通するのが必須な新規レジェンドの少なさが挙げられており、【アグロネクロ】はゴールドラッシュゴースト、【ヴィンセントウィッチ】はピースキーパー・ヴィンセントのみということもあり、構築のハードルが他のデッキと比べて低かったのが要因か。
珍しく一つのクラスしか見かけない、なんてことはなくいろいろなクラスを見かける環境で、その中でも比較的ローテ落ちが少なかったドラゴン、ネクロ、ロイヤルが頭一つ抜けて強かった。
特筆すべきはドラゴンはまさかの万華の鳳凰により鳳凰の庭園が復活したことであり、【庭園ドラゴン】をローテで見かけるというある種の異常事態が発生した。進化軸期待の星である虚無の堕天使・ルシフェルやカースドクイーン・ナハト・ナハトを採用した【進化ロイヤル】もある程度の立場を保っていた。
新カードを軸に据えたデッキとしては【アグロネクロ】と【ヴィンセントウィッチ】がいた。どちらにも共通するのが必須な新規レジェンドの少なさが挙げられており、【アグロネクロ】はゴールドラッシュゴースト、【ヴィンセントウィッチ】はピースキーパー・ヴィンセントのみということもあり、構築のハードルが他のデッキと比べて低かったのが要因か。
ローテ
Tier1 | 守護ビショップ | AFネメシス |
進化ロイヤル | ||
Tier2 | 清浄ビショップ | コントロールネメシス |
庭園ディスカドラゴン | (葬送)グレモリーネクロ |
環境最初に注目を浴びたのは【守護ビショップ】であった。双砲の神罰・アンヴェルトを筆頭とする大量の強化パーツを手に入れ大幅にパワーアップ。グラマス一番乗りも達成し、新環境の覇権に名乗りを挙げた。
しかし他デッキも黙ってはいない。前期からのTier1で前評判も高かった【進化ロイヤル】、新カードストレイホロウ・イルガンノと暗獄の遣い・ジャスパーで強化された【AFネメシス】も増加。またそれらをメタるように最速後8OTKが可能な【コントロールネメシス】、トリニティモンスターズという切り札を得た前期からのロイヤルキラー【葬送ネクロ】もそれらを追って環境に数を増やしていった。
一時期は圧倒的な勢力を誇った守護ビショップだったが、知名度の上昇により多方面からメタられ数を減らした。とはいえ上位層自体は変わらず、【守護ビショップ】>【AFネメシス】>【進化ロイヤル】>【守護ビショップ】の三竦みかつ三強という形で落ち着いた。
その他では前期のコントロールビショの系譜を受け継いだ【清浄の領域ビショップ】、庭園ギミックを加え上振れ力が増した【ディスカードドラゴン】も比較的環境で見受けられる。
そうした一方、エルフは長年の柱豪風のリノセウスがローテ落ちし、新ギミックロキサス軸エルフがいまひとつ通用しなかったため環境で戦えるデッキがなく、1つ沈んで最下位クラスとなってしまっている。
またローテ落ちの影響こそ少なかったものの、新カードによる強化が薄くインフレに取り残された【式神ウィッチ】【バアルヴァンパイア】を擁するウィッチ・ヴァンパイアの両クラスもかなり厳しい立ち位置にある。
Tier1 | 守護ビショップ | グレモリーネクロ |
Tier2 | AFネメシス | コントロールネメシス |
進化ロイヤル |
守護ビショの減少もあって「ビショネメロイ」の三強環境になりつつあったが、そこに待ったをかけたのが新たに開発された【葬送ネクロ】だった。
死期を視るもの・グレモリーとトリニティモンスターズの強烈な相性に着目し、高速でデッキを掘り進めての早期グレモリー直接召喚から冥界への霊道などまで絡めてトリニティモンスターズの多重展開を狙う【葬送ネクロ】はもはや【グレモリーネクロ】と呼ばれ、ロイヤルにガン有利・ネメシスに五分以上という立ち位置もあってロイヤルを食って急増。
そうした環境の変化に加え、構築研究の進展もあり、消滅カードを積んで後ろに寄せる形でビショは再び盛り返した。
そうして環境は一時的に「ビショ・ネク・ネメ」の三強へと移行したが、守護ビショに対して不利が付き、かつグレモリー下のトリモン展開に有効な解答を持たない【AFネメシス】が凋落。特にBO3環境は【守護ビショップ】【葬送ネクロ】の二強、一歩譲って【AFネメシス】【進化ロイヤル】が続く形になった。
一方、こうしたビショネク二強という環境の変化に伴い立場を上昇させたデッキもある。
トップメタの守護ビショに有利が付く【コントロールネメシス】、【庭園自然ドラゴン】に、ネクロの序盤の隙をつきつつもつれたらローフラッドで別ゲーを仕掛ける【アグロエルフ】、ネクロとビショップの両方に刺さるピースキーパー・ヴィンセントを搭載した【式神ウィッチ】など、以前はあまり見られなかったデッキが数を増やした。
特に当初1弱かと思われたエルフの躍進は目覚ましく、RAGEやJCGでも結果を残して下馬評を覆すことに成功した。
これでネクビショ二強に収束しかけた環境に微妙に変化が見えた。
そして10/28の月末メンテにて大規模な能力調整が行われることが決定。環境の激変は間違いないであろう。
Tier1 | 守護ビショップ | 連携ネメシス |
Tier2 | コントロールネメシス | AFネメシス |
進化ロイヤル | グレモリーネクロ | |
アグロエルフ |
守護ビショップ・葬送ネクロ・AFネメシスにナーフが入る。またFOH期から環境を定義してきたゼルガネイアの弱体化は大きな影響を与えた。
ナーフ組の中では特に打点が大幅に減少したネクロは数を大きく減らし、その隙間を縫ってネクロに弱かった【進化ロイヤル】が再び増加。またゼルガネイア弱体化により【アグロエルフ】などの乗り物を使った速いデッキも増加した。【AFネメシス】【守護ビショップ】はそれらに優位に戦えたこともあり、ナーフを受けながらも立場を守ることに成功したと言える。便宜的に上記のTier表を分けたが各デッキに大きな差はなく、JCGベスト16に全クラスが顔を出すこともあり、環境は再び戦国時代へ戻っていったと言えるだろう。
そんな中、ネメシスの【コントロール】【連携】の2アーキタイプが大きく勢力を伸ばした。コンネメは構築の洗練によりかなり幅広い相手に対応できることが知られ始め、特に競技シーンではAFより採用率が高くTier1と言って差し支えのない活躍をしていた。(ランクマ向きではないためここではTier2としている)
また人形ギミックを活用した連携ネメシスも徐々に注目を集めた。中盤の盤面戦で押し切る戦い方と、終盤のアイシィ連打によるコントロールが両立できることで安定した戦いができ、また新鮮なアーキタイプということもあって特にランクマでは激増した。
Tier1 | 連携ネメシス | ロキサスエルフ |
Tier2 | 進化ロイヤル | 清浄ビショップ |
背徳バアルヴァンプ |
11/19にアディショナルカードが実装された。
アディショナルにより特に大きく強化を受けたのは【連携ネメシス】と【バアルヴァンパイア】だろう。特に連携ネメシスはア前からTier1の地位にあり、より立場を強固にしたと言えるだろう。
【ロキサスエルフ】は大きな強化は無かったものの、ゼルガネイアの高コスト化、守護・除去を備えた天敵ともいえるトリニティモンスターズ型ネクロが激減したメタ環境の変化を受けて、結果大会・プロリーグで結果を出すようになり、ランクマでも人気デッキへ浮上した。またこれら連携ネメ・ロキサスエルフに比較的優位に戦える【清浄ビショップ】の地位も向上してるようだ。
反面、不利を取っている【リアニメイト(グレモリー)ネクロ】は一時激減したが、デスブリンガーを活用したコントロール寄りの構築がロキサスに有利で少しずつ増えていた。
そうこうしてるうちに12/7にて緊急ナーフが入り、ストレイホロウ・イルガンノが流動性で処刑されることとなった。
連携ネメシスが多かったことと、他のネメシスデッキにも3積み必須カードとなっており単純にカードパワーが高すぎたのが原因と思われる。
Tier1 | ロキサスエルフ | 清浄ビショップ |
Tier2 | 進化ロイヤル | 背徳バアルヴァンプ |
グレモリーネクロ | アグロネクロ |
イルガンノのナーフに伴い【連携ネメシス】は激減。環境上位から姿を消した。
前期のTier1【ロキサスエルフ】はそのままに、連携ネメに立場を取られ気味だった【背徳バアルヴァンパイア】【アグロネクロ】などの高速デッキが流行。更にそれらに対抗してアグロ耐性の高い【清浄ビショップ】やデスブリンガーをリアニメイト先とした【グレモリーネクロ】が増加するという流れになっていった。
特に2つのデッキタイプが流行したネクロはまた立場を取り戻し、RAGEファイナルでもアグロネクロが優勝デッキに入った。何気にUCL期以来4期連続でネクロ採用者が優勝したことになる。
第1期 | ||
---|---|---|
JCG優勝 | 進化ロイヤル | コントロールネメシス |
JCG優勝 | 葬送グレモリーネクロ | 背徳バアルヴァンプ |
JCG優勝 | 進化ロイヤル | AFネメシス |
JCG優勝 | 進化ロイヤル | AFネメシス |
JCG優勝 | 葬送グレモリーネクロ | 守護ビショップ |
JCG優勝 | グレモリーネクロ | 守護ビショップ |
JCG優勝 | グレモリーネクロ | コントロールネメシス |
JCG優勝 | アグロエルフ | 庭園ドラゴン |
JCG優勝 | 守護ビショップ | AFネメシス |
第2期 | ||
JCG優勝 | 進化ロイヤル | AFネメシス |
JCG優勝 | 進化ロイヤル | 式神ウィッチ |
JCG優勝 | アグロネクロ | 狂乱コントロールヴァンプ |
JCG優勝 | 式神ウィッチ | AFネメシス |
JCG優勝 | 守護ビショップ | AFネメシス |
第3期 | ||
JCG優勝 | 進化ロイヤル | 連携ネメシス |
JCG優勝 | 進化ロイヤル | 連携ネメシス |
JCG優勝 | ロキサスエルフ | 連携ネメシス |
JCG優勝 | ロキサスエルフ | コントロールネメシス |
JCG優勝 | ロキサスエルフ | 連携ネメシス |
第4期 | ||
JCG優勝 | ロキサスエルフ | グレモリーネクロ |
JCG優勝 | アグロエルフ | アグロネクロ |
JCG優勝 | ディスカドラゴン | 背徳バアルヴァンプ |
RAGE優勝 | アグロエルフ | アグロネクロ |
背徳バアルヴァンプ | ||
JCG優勝 | ロキサスエルフ | 清浄ビショップ |
JCG優勝 | ロキサスエルフ | 背徳バアルヴァンプ |
アンリミ
Tier1 AFネメシス
Tier2 ミントネクロ スペルウィッチ
珍しくアンリミテッドで悪用出来るカードがほとんどなかったため、アンリミ環境の上位層では特に変動は起きていない。
ランクマッチでの遭遇率自体は前期よりも下がったものの、デッキパワーという面では【AFネメシス】らが最上位に君臨することに疑いはないだろう。
一方で、SOR期の追加要素を取り入れた既存デッキの強化や新規デッキの追加など、周辺環境の変化を促す要素も多くある。Tier2未満のデッキではFOH期に見られた群雄割拠の傾向はより強くなり、それを変化と捉える声も増えてきている。
具体的には、ローテ同様双砲の神罰・アンヴェルトを構えた【守護ビショップ】、ロイヤルの多彩なバフカードとレヴィールの無法者を組み合わせた【無法者ロイヤル】、開拓のロデオガイ・ロキサスと旧リノセウスを組み合わせた【OTKエルフ】など、一定のパワーを持った新デッキ自体は枚挙にいとまがない。
他【教会ビショップ】【骸の王ネクロ】【コントロールヴァンパイア】などの既存デッキも、新カードを取り入れつつ勢力を維持している。
このように、環境最上位だけを見ると代わり映えしないように思えるが、少し外せばデッキ・クラス選択や構築の幅そのものは広がっているとも言えるだろう。
そして10/28の能力調整にてネメシスの中心カードアーティファクトスキャンがナーフされた。怪文書が無かったため理由は不明である。
アーティファクトスキャンが無かったWUPではミントに若干押されていたが、ナーフ後でも強力なカードであることには変わりはないので環境がどうなるかは未知数である。
Tier2 ミントネクロ スペルウィッチ
珍しくアンリミテッドで悪用出来るカードがほとんどなかったため、アンリミ環境の上位層では特に変動は起きていない。
ランクマッチでの遭遇率自体は前期よりも下がったものの、デッキパワーという面では【AFネメシス】らが最上位に君臨することに疑いはないだろう。
一方で、SOR期の追加要素を取り入れた既存デッキの強化や新規デッキの追加など、周辺環境の変化を促す要素も多くある。Tier2未満のデッキではFOH期に見られた群雄割拠の傾向はより強くなり、それを変化と捉える声も増えてきている。
具体的には、ローテ同様双砲の神罰・アンヴェルトを構えた【守護ビショップ】、ロイヤルの多彩なバフカードとレヴィールの無法者を組み合わせた【無法者ロイヤル】、開拓のロデオガイ・ロキサスと旧リノセウスを組み合わせた【OTKエルフ】など、一定のパワーを持った新デッキ自体は枚挙にいとまがない。
他【教会ビショップ】【骸の王ネクロ】【コントロールヴァンパイア】などの既存デッキも、新カードを取り入れつつ勢力を維持している。
このように、環境最上位だけを見ると代わり映えしないように思えるが、少し外せばデッキ・クラス選択や構築の幅そのものは広がっているとも言えるだろう。
そして10/28の能力調整にてネメシスの中心カードアーティファクトスキャンがナーフされた。怪文書が無かったため理由は不明である。
アーティファクトスキャンが無かったWUPではミントに若干押されていたが、ナーフ後でも強力なカードであることには変わりはないので環境がどうなるかは未知数である。
Tier1 骸ネクロ 教会アミュビショップ アグロエルフ
Tier2 AFネメシス ミントネクロ スペルウィッチ
10月は一強に近かったAFだったが、アーティファクトスキャンのナーフで弱体化し、他デッキの台頭もあって使用率は落ち込んだ。
また、教会ビショップはメルティングシュガー・セリーナと低コストアミュレットを採用した型が大半になった。
他にも強力な新カードを得たアグロエルフ、守護ビショップ、骸ネクロの使用率も上位に食い込んだ。
それ以外では庭園ドラゴン、アグロネクロ、水晶超越ウィッチといったデッキも、新カードによる強化とトップだったAFのナーフによってちらほら見かけるようになった。
Tier2 AFネメシス ミントネクロ スペルウィッチ
10月は一強に近かったAFだったが、アーティファクトスキャンのナーフで弱体化し、他デッキの台頭もあって使用率は落ち込んだ。
また、教会ビショップはメルティングシュガー・セリーナと低コストアミュレットを採用した型が大半になった。
他にも強力な新カードを得たアグロエルフ、守護ビショップ、骸ネクロの使用率も上位に食い込んだ。
それ以外では庭園ドラゴン、アグロネクロ、水晶超越ウィッチといったデッキも、新カードによる強化とトップだったAFのナーフによってちらほら見かけるようになった。
Tier1 スカルフェインビショップ
Tier2 骸ネクロ セリーナ教会ビショップ
シャドウバース チャンピオンズバトルに合わせてスカルフェインの上方修正がされた結果、まさかのスカルフェインガチ環境入りという事態が発生した。
パニッシュメントスナイパーでのOTKやアンヴェルトでアグロも死亡することなど序盤中盤終盤隙がなく、現環境におけるトップデッキとして君臨している。
骸ネクロやセリーナ教会ビショップがなんとか抗っているが、骸は返された時のリーサル手段、教会は盤面の処理能力で遅れをとっている。
なお12/7にストレイホロウ・イルガンノの緊急ナーフが行われたが、アンリミへの影響はほぼ皆無なので期は分けないこととする。
Tier2 骸ネクロ セリーナ教会ビショップ
シャドウバース チャンピオンズバトルに合わせてスカルフェインの上方修正がされた結果、まさかのスカルフェインガチ環境入りという事態が発生した。
パニッシュメントスナイパーでのOTKやアンヴェルトでアグロも死亡することなど序盤中盤終盤隙がなく、現環境におけるトップデッキとして君臨している。
骸ネクロやセリーナ教会ビショップがなんとか抗っているが、骸は返された時のリーサル手段、教会は盤面の処理能力で遅れをとっている。
なお12/7にストレイホロウ・イルガンノの緊急ナーフが行われたが、アンリミへの影響はほぼ皆無なので期は分けないこととする。
ローテではナーフの影響やメタゲームの流動性もあり、かなり変動の激しい対戦環境となった。特に当初1弱と呼ばれるほど評価の低かったエルフクラスが、上方修正もあったとはいえ最後はTier1の座を手にしたことは今季を代表する現象と言える。ウィッチがやや苦しい立場ではあったが、期を通してクラス間バランスはまずまず良好だった。
アンリミではスカルフェインの上方修正で大きく環境が変動。ここ数期アンリミ最強だった【AFネメシス】の牙城を脅かした。
バランス面で動きがあったのはいいことではあるが、余計に世紀末ゲーが加速したという批判も多い。
今期はイラストナーフ騒動など対戦環境外で運営の姿勢を問われることも多かった。競技シーンのバランスだけでなく、カジュアルに遊ぶプレーヤーも楽しめるようにしていくのが今後の課題かもしれない。
アンリミではスカルフェインの上方修正で大きく環境が変動。ここ数期アンリミ最強だった【AFネメシス】の牙城を脅かした。
バランス面で動きがあったのはいいことではあるが、余計に世紀末ゲーが加速したという批判も多い。
今期はイラストナーフ騒動など対戦環境外で運営の姿勢を問われることも多かった。競技シーンのバランスだけでなく、カジュアルに遊ぶプレーヤーも楽しめるようにしていくのが今後の課題かもしれない。
ローテ
Tier1 | アグロネクロ | 乗り物ドラゴン | |
Tier2 | ランプドラゴン | OTKドラゴン | アクセラエルフ |
Tier3 | 狂乱ヴァンプ | 進化ロイヤル | コントロールビショップ |
まず注目を浴びたのは【アグロネクロ】。2/2/1で自身もアグロ要因になれるソウルガイド、3/3/2突進しながら2点を飛ばせるスカルフィッシュがSOR産のアグロパーツに加わり圧倒的な速度を取得。トップの一角に君臨した。
また、当弾の新キーワード『奥義』の恩恵を受けた進化ロイヤルもシェアを伸ばす。起動は8ターン目と遅いものの強烈なボード制圧力を誇るオクトーが蓋となりミッドレンジを駆逐。盤面を返せるコントロールデッキか、出される前に勝利するアグロデッキかの二分化が進んでいる。
次いで環境を狙うのは庭園を足掛かりに古今独歩の大拳豪・ガンダゴウザや始原の竜・バハムートで大打点を叩き込む【ランプドラゴン】である。また、神魚・ディズレスタンとガブリエルと組み合わせ20点を叩き込むディズレスタンOTKも生み出され、クラスによってはオクトー以上に警戒しなければならない相手として存在感を放っている。
また序盤の盤面形成と後半の大きめの打点を兼ね備えたアクセラレートエルフと狂乱ヴァンパイアがそれらを睨んでいる形となっている。
ビショップはユカリを持っているという優位を活かしてコントロールビショが多い印象か。
ウィッチはアグロに弱い点が難点でネメシスは全体的にカードパワーが低いので今後に期待と言ったところ。
進化ロイヤルは最初こそ使われていたが環境に不利なデッキが多くなってきたので大会などでは数を減らしており、ウィッチネメシスよりはちょっとマシ程度に落ち着いた。
Tier1 | グレモリーネクロ | 乗り物ドラゴン |
アクセラエルフ | 連携ビショップ | |
Tier2 | 接近ダゴンドラゴン | グレモリーネクロ |
コントロール(清浄)ビショップ |
高速デッキであるアグネク・乗り物ドラゴンに対抗すべく、【清浄ビショップ】、【連携ビショップ】などコントロールに長けたデッキが急増。特に継戦力に問題があったアグロネクロは大きく数を減らした。
そんな中、欠点が少なくパワーの高い中速デッキとして【グレモリーネクロ】【アクセラレートエルフ】の評価が徐々に高まるようになった。その他上記に記載のないデッキでも侮れない実力の構築が多数出現しており、かなり多様性のある環境となっている。
月例調整では久々にローテのカードにナーフは無く、代わりにウィッチとネメシスから1枚ずつ上方修正が入った。
Tier1 | ロキサスエルフ | 式神ウィッチ |
グレモリーネクロ | 乗り物ドラゴン | |
Tier2 | アクセラエルフ | コントロールウィッチ |
コントロール(清浄)ビショップ | デスブリネクロ |
アクセルヒーロー・マイザーがもはや別物レベルでアッパー調整を受けたことで環境が激変。
マイザーを活かした各ウィッチデッキが開発される中、間もなく【式神ウィッチ】がトップメタに割り込むことに。横並べへの防御力が格段に増し、クオン・ルーニィのスピードが上昇するなど攻防ともにパワーアップし、ラストシーズンに殴り込みをかけてきた。
そんな中少しずつ構築開拓が進み評価を上げていったのが前期の覇者【ロキサスエルフ】。自然パーツを失い回転力は落ちたが、テンポムーブで攻める構築が広まった結果アクセラのシェアに追いつき追い越し、Tier1の座に返り咲いた。
そしてロキサスエルフに対抗すべく、デスブリンガーネクロなどの防御力の高いデッキも採用されるようになった。
Tier1 | ロキサスエルフ | グレモリーネクロ |
Tier2 | 清浄ビショップ | 背徳バアルヴァンプ |
庭園ドラゴン | 乗り物ドラゴン | |
Tier3 | 進化ネメシス | 式神ウィッチ |
乗り物ウィッチ | ||
Tier4 | アミュレットビショップ | 進化ロイヤル |
アディショナルカードが追加され、環境がさらに変化。
葬送と回復を同時にこなし、ファンファーレでフィニッシャーまでこなすボーンドミネーターの追加により、【グレモリーネクロ】が急増。
さらに、プレイ数さえ稼げれば安定したダメージを出せる閃光のエルフ・アルバータを獲得した【ロキサスエルフ】もまた環境トップの座を維持し続けている。
その反面アディショナルカードが弱いウィッチは若干立場が悪くなっていた。
アディショナルカード追加から一発目のJCGではなんと予選でのネクロの使用率が6割、決勝トーナメントに至っては9割と驚異の使用率を誇っている。
一応補足しておくと、9割というのはグレモリーネクロだけではなくデスブリネクロやアグロネクロを勘定に入れた数。
それでもグレモリーネクロだけで計算しても8/15で5割ちょっとであり、驚異的な数ではある。
マイナーなものだとネフティスを採用した型などもありネクロの構築の幅が広すぎて全てをメタることが不可能という一時期の原初ドラゴンのようになっている。
ドラゴンはティアマト・マグナによって強化された庭園ドラゴンが多くなっている。
しかし環境の高速化についていけない部分もあり、乗り物ドラゴンもまだまだ健在といったところ。
清浄ビショップは前評判ではトップ間違いなしといった感じだったが環境の変化によって予想されていた程にはなっていない。
コロッサス・マグナの追加によって進化ネメシスがやっとデッキとして完成してきたり灰白の豹・アイルとシェムハザで強化された上に純グレモリーネクロをメタれることで背徳バアルが復活するなど、下位クラスの救済もされたが進化ロイヤルはゲームを終わらせるのが11~14ターン目と周回遅れにも程がある遅さになっており、ヴァルフリートロイヤルは強化こそされたもののヴァルフリートを進化させるムーブが隙になることや先攻だと動きが遅れることなどの根本的な問題点が解決しておらず、ロイヤル1弱の環境となっていた。(RAGE決勝の持ち込みが唯一0、JCG決勝進出も1回のみなど)
また、アストラルダンサーによって強化された乗り物(ヴィンセント)ウィッチや、フリッグが追加されたカウントビショップなどアディショナルによる多様性は見られるものの、今弾の目玉であった「十天衆」が環境であまり活躍出来なかったこと*3や、グレモリー対ロキサスの頂上決戦にバアルと清浄が割り込む形というSOR期のメタゲームから大きく変動はしなかったことに批判の声も上がっている。
第1期 | ||
---|---|---|
JCG優勝 | ランプドラゴン | コントロールビショップ |
JCG優勝 | 乗り物ドラゴン | グレモリーネクロ |
JCG優勝 | グレモリーネクロ | 清浄ビショップ |
JCG優勝 | 乗り物ドラゴン | 清浄ビショップ |
JCG優勝 | アクセラエルフ | グレモリーネクロ |
JCG優勝 | アクセラエルフ | 清浄ビショップ |
JCG優勝 | アクセラエルフ | グレモリーネクロ |
JCG優勝 | アクセラエルフ | 西風神ビショップ |
JCG優勝 | 乗り物ドラゴン | グレモリーネクロ |
JCG優勝 | ロキサスエルフ | グレモリーネクロ |
第2期 | ||
JCG優勝 | 式神ウィッチ | グレモリーネクロ |
JCG優勝 | ロキサスエルフ | グレモリーネクロ |
JCG優勝 | コントロールウィッチ | 乗り物ドラゴン |
JCG優勝 | 式神ウィッチ | グレモリーネクロ |
JCG優勝 | ロキサスエルフ | 乗り物ドラゴン |
JCG優勝 | ロキサスエルフ | 乗り物ドラゴン |
第3期 | ||
JCG優勝 | グレモリーネクロ | 背徳バアルヴァンプ |
JCG優勝 | ロキサスエルフ | グレモリーネクロ |
JCG優勝 | 乗り物ウィッチ | グレモリーネクロ |
JCG優勝 | ロキサスエルフ | 清浄ビショップ |
JCG優勝 | 庭園ドラゴン | 清浄ビショップ |
JCG優勝 | 乗り物ウィッチ | アグロネクロ |
JCG優勝 | ロキサスエルフ | 清浄ビショップ |
JCG優勝 | 庭園ドラゴン | グレモリーネクロ |
JCG優勝 | ロキサスエルフ | 背徳バアルヴァンプ |
JCG優勝 | グレモリーネクロ | 背徳バアルヴァンプ |
JCG優勝 | ロキサスエルフ | 清浄ビショップ |
JCG優勝 | ロキサスエルフ | 清浄ビショップ |
RAGE優勝 | ロキサスエルフ | グレモリーネクロ |
清浄ビショップ | ||
JCG優勝 | ロキサスエルフ | 清浄ビショップ |
アンリミ
Tier1 | 教会スカフェビショップ | |
Tier2 | 疾走ウィッチ | 超越ウィッチ |
庭園ドラゴン | スカフェビショップ | |
Tier3 | AFネメシス | アグロネクロ |
骸ネクロ |
SOR期からデッキの研究が進んだ結果、セリーナ教会ビショップとスカルフェインビショップが融合した、「教会スカルフェインビショップ」が誕生。
アンヴェルトとカームフェザーフォルクによるアグロ耐性と教会のスピード性、安息の領域による大ダメージ耐性が組み合わさった万能デッキとして圧倒的Tier1として環境に君臨している。
その他では、石英の魔女の追加によりスペルウィッチも躍進。水晶の魔剣士の条件を早期に満たしやすくなった他、全体的に爆発力と安定性が増した。
その裏で、前期トップだったAFネメシスはかなり数を減らした。考えられる理由としては、FOH期から構築が大きく変わることが無かったため、プレイヤーに飽きられてしまった事などが挙げられる。
また、Tier外では骨魚の追加で強化されたアグロネクロなどの速攻デッキがあるものの、アンヴェルトのアグロ耐性が高すぎる為、早めに出てこない事を祈るしかない状況になっている。
JCGではほとんどのプレーヤーがフェインビショップを持ち込むなど、あまりに1強が過ぎたためかついに1/26付けにてスカルフェインがナーフを受けることに。環境激変は必至だろう。
Tier1 | アグロネクロ | 疾走ウィッチ | 超越ウィッチ |
Tier2 | 骸ネクロ | 接近ダゴンドラゴン | 協会ビショップ |
Tier3 | 庭園ドラゴン | ロキサスエルフ | グレモリーネクロ |
AFネメシス | 狂乱ヴァンプ |
スカルフェインがナーフされた結果環境からAOEが大幅に減り、アグロネクロが幅を効かせていた。
またマイザーのアッパーによって疾走ウィッチの盤面処理能力と火力が大幅に上がり環境トップへと上がった。
Tier外では連携ロイヤルやアグロウィッチやアグロエルフなどの乗り物などで押すアグロデッキが流行している。
そして一応環境外の存在ではあったものの、ひそかにエイラが徐々に数を増やしていた。
ローテ
Tier1 | 進化ヴァンプ | ロキサスエルフ |
セッカエルフ | 乗り物ドラゴン | |
Tier2 | AFネメシス | 清浄ビショップ |
庭園ドラゴン | 背徳バアルヴァンプ |
各デッキの中心パーツを多く有したUCLが落ち、環境の大きな変動が予想される中で開幕。
まず注目を集めた新顔としては【セッカエルフ】だろう。瘴気の妖精姫・アリアに進化を切れた時の破壊力はかなりのものがあり、前期覇権の【ロキサスエルフ】が相変わらず人気の中、大会環境でもエルフ内のシェアの半分、ランクマではセッカの方が多いという状況になっている。
さらに新カードで強化された【乗り物(ライド)ドラゴン】、【AFネメシス】、虚無ノ哭風・グリームニルのフィニッシュ力に着目した【進化ヴァンパイア】も強デッキとして地位を築く。また上記表以外にも【マナリアウィッチ】,【カウントダウンビショップ】など上位陣を食えるパワーを持つデッキがひしめいており、また同デッキ内でも構築の幅が広いため、多様なデッキ・カードが活躍する戦国時代となっている。
Tier1 | AFネメシス | グレモリーネクロ |
Tier2 | 乗り物ドラゴン | 守護ビショップ |
セッカエルフ | 進化ネメシス |
アディショナルとバフで大きく強化されたネクロが環境に舞い戻り、同じくアディショナルと上方修正の両方で強化されたネメシスと共に二強環境となっている。
ネメシスは盤面戦において無敵と言えるほどパワーがずば抜けている上に始原の竜・バハムートや反逆の命・ミリアムによるOTKも有しており、ネクロはセレスト・マグナの詰ませ性能の高さによって環境トップに君臨し多くのデッキを環境から駆逐した。
ネクロとネメシスの強さの序列は意見が分かれるところだが、JCGやRAGEファイナルでの採用数は常にネクロ>ネメシスとなっていた。
エルフと進化ヴァンパイアはネメシスとネクロにパワー負けして勝てないため環境から落ちてしまった。
アブディエルを採用した守護ビショップや更に消滅に特化したビショップなどがなんとかメタろうとしたが有利を取るまでにはいかず、バアルヴァンパイアや乗り物ドラゴンで先に轢く方が多い。
またアブソリュート・トレランスの追加によって進化ネメシスが復権し、7〜9ターン目、酷い時には6ターン目にOTKしてくるというとんでもない上振れデッキとなっている。
ウィッチはスペルブーストに一切強化が入らなかった上にU20軸が強化されても尚強力なデッキとは言い難いのでイマイチ振るわない現状。
ロイヤルは連携デッキが強化され勝てる対面も増えてきたもののネクロとネメシスに勝てないのでやはり厳しい。このロイヤルとウィッチはここ最近の不遇期間が大分長いので次パックに期待といったところだろうか。
とか言ってたらRAGEにてファイナリストのShimon選手がまさかのロイヤルを採用。圧倒的速度のアグロによって使用された3試合の全てで勝利していた。
BO5でアグロ全振りデッキへのガードが弱くなっていた特殊な環境においてのことだが最後の最後にロイヤル再評価の流れがきている。
第1期 | ||
---|---|---|
JCG優勝 | セッカエルフ | 庭園ドラゴン |
JCG優勝 | 乗り物ドラゴン | 背徳バアルヴァンプ |
JCG優勝 | ロキサスエルフ | 乗り物ドラゴン |
JCG優勝 | セッカエルフ | 清浄ビショップ |
JCG優勝 | セッカエルフ | AFネメシス |
JCG優勝 | セッカエルフ | 背徳バアルヴァンプ |
JCG優勝 | 庭園ドラゴン | 進化ヴァンプ |
JCG優勝 | ロキサスエルフ | 進化ヴァンプ |
JCG優勝 | ロキサスエルフ | 進化ヴァンプ |
JCG優勝 | スペブウィッチ | 背徳バアルヴァンプ |
JCG優勝 | セッカエルフ | 進化ヴァンプ |
JCG優勝 | スペブウィッチ | アミュレットビショップ |
JCG優勝 | セッカエルフ | 清浄ビショップ |
JCG優勝 | 進化ヴァンプ | AFネメシス |
JCG優勝 | ボルテオヴァンプ | 清浄ビショップ |
JCG優勝 | ロキサスエルフ | 進化ヴァンプ |
JCG優勝 | セッカエルフ | 清浄ビショップ |
JCG優勝 | 乗り物ドラゴン | アミュレットビショップ |
JCG優勝 | ロキサスエルフ | 乗り物ドラゴン |
JCG優勝 | アグロネクロ | AFネメシス |
第2期 | ||
JCG優勝 | ラスワグレモリーネクロ | アグロ碑文ヴァンプ |
JCG優勝 | 乗り物ドラゴン | ラスワネクロ |
JCG優勝 | 庭園ドラゴン | 守護ビショップ |
JCG優勝 | ラスワグレモリーネクロ | AFネメシス |
JCG優勝 | 庭園ドラゴン | 守護ビショップ |
JCG優勝 | 乗り物ドラゴン | AFネメシス |
JCG優勝 | 乗り物ドラゴン | AFネメシス |
JCG優勝 | ラスワグレモリーネクロ | AFネメシス |
JCG優勝 | 乗り物ドラゴン | ラスワグレモリーネクロ |
JCG優勝 | セッカエルフ | ラスワグレモリーネクロ |
JCG優勝 | ラスワグレモリーネクロ | AFネメシス |
RAGE優勝 | 乗り物ドラゴン | ラスワグレモリーネクロ |
AFネメシス | ||
JCG優勝 | ラスワグレモリーネクロ | AFネメシス |
JCG優勝 | ラスワグレモリーネクロ | 背徳バアルヴァンプ |
JCG優勝 | 乗り物ドラゴン | ラスワグレモリーネクロ |
JCG優勝 | 乗り物ドラゴン | AFネメシス |
アンリミ
Tier1 | 超越ウィッチ | AFネメシス |
Tier2 | 教会ビショップ | アグロネクロ |
ヤテラントゥビショ |
DOVリリースによりアンリミ環境で躍進を遂げたのはやはりウィッチとネメシスだろう。
グリモアソーサラーの獲得やU20要素が強化された事により超越ウィッチを始めとする【スペブウィッチ】が大幅に強化され、超越ウィッチは安定して6ターン上振れれば5ターン超越まで見える所まで高速化しTier1へと躍り出た。
【AFネメシス】も終末の番人・スピネによってアクセラレート1で直接AFを出せるようになった。初期デッキ40枚の中に最初から低コストAFが埋まってるようなもので、得意の盤面処理やアグロムーブなどデッキ全体の安定性などが大きく向上した。
この2つが環境を二分しているような状態だがその他のクラスは付け入る隙がある超越を狩ろうとするデッキが多い。
【教会ビショップ】や【アグロネクロ】に【狂乱ヴァンパイア】のような各種アグロ、最速超越のために握撃などの除去が減った隙を付ける【エイラビショップ】などが続いている。また、【接近ドラゴン】や【骸ネクロ】などの自分の右手との戦いをするデッキも一定数存在している。
Tier1 | 超越ウィッチ | AFネメシス |
Tier2 | 教会ビショップ | アグロネクロ |
ヤテラントゥビショ | グレモリーネクロ |
特に特定デッキへのテコ入れは無かったので環境は大して変わっていない。
しかし輪廻の女神という強力なメタカードの追加によって環境デッキ同士のパワーバランスや意識すべきプレイングは何気に変わっている。
ローテ
Tier1 | ラティカエルフ | ヤテランビショップ |
Tier2 | 機械ネクロ | 連携自然ロイヤル |
機械連携ネメシス |
DOVの第一線で戦ってたAFネメシス、グレモリーネクロは主要パーツを複数失いデッキの再構築を余儀なくされ本命不在のような雰囲気での開幕だったが蓋を開けてみたら二つのデッキが猛威を奮った。
一つは【ヤテランビショップ】。ナテラの大樹を初めとした低コストでのサーチ・ドローアミュレットが大量に追加されアミュレットが場に出た・破壊された回数を参照するカード達が大幅強化。特に栄華の加護神・ヤテラントゥのライフアド・ボードアドをひっくり返す力は凄まじく、7ターン目以降はヤテラントゥを置き続けるだけでほとんどのデッキに勝ち越せてしまうような有様だった。
もう一つは【ラティカエルフ】。事前情報では困難と思われていた万緑の回帰・ラティカの12プレイ16点疾走が英雄の覚悟等のプレイ回数を水増しするカードによって5ターンや6ターンには比較的安定して発動できてしまうことが発覚、ローテとしては圧倒的な速度と安定性を備えたOTKが生まれてしまった。例えOTKが難しい状況でも生命の宴で深き森の異形2体を並べつつ英雄の覚悟のバフ効果で圧倒的な布陣を形成するサブプランもばっちりである。
これらの動きは他のデッキが同コストでできることと比べても明らかにパワーが抜きんでていた上コンボの過程でどんどん手札が充実していく為、一度始まってしまえば巻き返すことは非常に困難。完全な2強体制を作り上げた。
相性的にはエルフ以外全有利のビショップ、コンボが始まるまでの序盤の数ターンさえ乗り切れば全クラスに有利を取れるエルフ、その他6クラスと言ったところか。
あんまり暴れすぎた為か、英雄の覚悟、ヤテラントゥ、パニッシュメントスナイパーが下方修正。
久しぶりにリリース1週間での緊急ナーフと相成った。
Tier1 | ラストワードネクロ | 機械ネメシス |
撤退ロイヤル | ||
Tier2 | マナリアウィッチ | アクセラエルフ |
自然ドラゴン | ヤテランビショップ |
ナーフにより【ヤテランビショップ】と【ラティカエルフ】の2強体制が崩れる。
ナーフ当初は抑え込まれてた【機械ネクロ】や【進化ウィッチ】などコントロールデッキが多く見られたが、環境が進むにつれてコントロールに有利な機械ネメシスが台頭して人気が低迷。
機械ネメシスの対抗策として【ラストワードネクロ】や【撤退ロイヤル】など、中盤にバーストダメージを叩きこめる構築が提案され、後に続く形として【マナリアウィッチ】や【アクセラレートエルフ】も環境に現れた。
その後は【ラストワードネクロ】【撤退ロイヤル】【機械ネメシス】がtier1として環境が固まりつつあったが、「消滅」「回復」「大型守護」が対策となることから【自然ドラゴン】や【アミュレットビショップ】がJCG、RAGEなどの大会環境を主戦場として持ち込まれるようになる。
遅いデッキが環境に現れたことから【機械ネクロ】や【進化ウィッチ】も環境に姿を見せつつあり、ゲーム環境としては一巡した形になる。
OTKや上振れムーブが強力であり、先行有利な環境ではあったものの、ヴァンパイア以外の7クラスが活躍する環境となっており、流動性は確かにあったといえるだろう。
カードの流行としては追憶の大天使、ラミエル、恒久の天使、母なる慈愛などニュートラルのメタカードに活躍の機会が与えられている。
Tier1 | ラストワードネクロ | 撤退ロイヤル |
Tier2 | 機械ネメシス | 共鳴ネメシス |
マナリアウィッチ | アクセラエルフ | |
清浄ビショップ |
新たなデッキタイプとして【イザベルウィッチ】、マグナゼロを軸とする【共鳴ネメシス】が環境入り。しかしトップメタは依然としてJCG Openでも採用例が多い【ラストワードネクロ】と【撤退ロイヤル】か。どちらも自由枠の多いので環境に合わられる柔軟な構築が高使用率・高勝率に結びついていると考えられる。
9月中旬に迎えたRAGEではファイナリスト8人のデッキのうちアクセラレートエルフ5、撤退ロイヤル5、マナリアとイザベルで合わせてウィッチ5、清浄ビショップ1、そして何よりも全プレイヤーが【ラストワードネクロ】を採用と完全に勝ち組クラスとそうでないクラスで分割される形となった。各デッキ共に構築が洗練されデッキのほぼ全てが固定枠として確定しており、完全に環境は煮詰まったと言ってもいいだろう。
第1期 | ||
---|---|---|
JCG優勝 | ラティカエルフ | ヤテランビショップ |
JCG優勝 | ラティカエルフ | ヤテランビショップ |
JCG優勝 | ラティカエルフ | ヤテランビショップ |
第2期 | ||
JCG優勝 | 進化ウィッチ | 自然進化ドラゴン |
JCG優勝 | ラスワネクロ | 機械ネメシス |
JCG優勝 | マナリアウィッチ | 機械ネメシス |
JCG優勝 | マナリアウィッチ | 機械ネメシス |
JCG優勝 | マナリアウィッチ | ラスワネクロ |
JCG優勝 | マナリアウィッチ | ラスワネクロ |
JCG優勝 | 撤退ロイヤル | ラスワネクロ |
JCG優勝 | ラスワネクロ | 清浄ビショップ |
JCG優勝 | 撤退ロイヤル | マナリアウィッチ |
JCG優勝 | 撤退ロイヤル | ラスワネクロ |
JCG優勝 | 撤退ロイヤル | 自然ドラゴン |
JCG優勝 | アクセラエルフ | ラスワネクロ |
JCG優勝 | 自然ドラゴン | ラスワネクロ |
JCG優勝 | 撤退ロイヤル | 機械進化ネメシス |
JCG優勝 | 撤退ロイヤル | ラスワネクロ |
第3期 | ||
JCG優勝 | 撤退ロイヤル | 清浄ビショップ |
JCG優勝 | ヤテランビショップ | 機械ネメシス |
JCG優勝 | 撤退ロイヤル | マナリアウィッチ |
JCG優勝 | 撤退ロイヤル | ラスワネクロ |
JCG優勝 | アクセラエルフ | ラスワネクロ |
JCG優勝 | ラスワネクロ | 清浄ビショップ |
JCG優勝 | アクセラエルフ | イザベルウィッチ |
JCG優勝 | ラスワネクロ | 清浄ビショップ |
JCG優勝 | イザベルウィッチ | ラスワネクロ |
JCG優勝 | 撤退ロイヤル | ラスワネクロ |
JCG優勝 | 撤退ロイヤル | ラスワネクロ |
JCG優勝 | 撤退ロイヤル | ラスワネクロ |
RAGE優勝 | アクセラエルフ | 撤退ロイヤル |
ラスワネクロ | ||
JCG優勝 | アクセラエルフ | ラスワネクロ |
JCG優勝 | マナリアウィッチ | ラスワネクロ |
アンリミ*4
Tier1 | AFネメシス | 超越ウィッチ |
Tier2 | 教会ビショップ | ヤテランビショップ |
ロキサスエルフ | 狂乱ヴァンプ |
デモンディーヴァの追加によって狂乱ヴァンパイアが環境に入ってきた以外は前期と同じような環境となっている。
しかしリオードやベイリオンなどのパワーカードの追加や比較的オーソドックスなデッキであること、AFトップメタのヤテラントゥビショップに有利と見られたこと
その一方でドラゴンはアンリミで有効な強化が入らなかった上に天敵の連携ロイヤルが増えつつあるので相対的に厳しい立場となっている。
また、流行度ではTier外であるが、ラティカエルフでのグラマス達成者や連勝報告が出ており、今後の躍進が期待され(るはずだっ)た。
Tier1 | AFネメシス | 超越ウィッチ |
Tier2 | ロキサスエルフ | 狂乱ヴァンプ |
疾走ウィッチ |
ローテのナーフのとばっちりによってビショップのデッキ二種が大幅な弱体化を受けた。
教会は西風神型などが生き残っているがヤテラントゥは壊滅的な被害を受けた。
もちろんラティカエルフもTier外のデッキと化してしまった。
ヤテラントゥに不利だった疾走ウィッチやAFネメシスが増え、連携ロイヤルにとって向かい風の環境に逆戻りしてしまった。
しかし、ここにきて計8枚ものカードのナーフ解除・制限解除が発表され、アンリミ界隈を揺るがした。
Tier1 | AFネメシス | 超越ウィッチ |
Tier2 | 狂乱ヴァンプ | 教会ビショップ |
ラストワードネクロ | ディスカドラゴン |
ナーフ解除/制限解除を受けたカードの環境への影響は少なくなかった。
まず、最も期待された波濤のプレシオサウルス搭載のディスカードドラゴンであるが、
また、報復の白き刃・アニエスを搭載した(自然)教会ビショップが躍進。
パニッシュメントスナイパーはもちろん、ヤテラントゥを搭載した型も散見され、ナーフを受けたカードが救われる形となった。
そして、以前から徐々に評価され始めていたラストワードネクロがまさかの覚醒。
骸の王、セレスト・マグナ、黒き死の騎士などの各流行デッキのメタカードが搭載されており、安定感を見せている。
さらに、Tier2.5くらいの位置に、清純なる祈り・エイラを搭載したエイラビショップや、ローテーションのものを少しいじった撤退ロイヤル、数は減らしたものの一定数残っているロキサスリノや疾走ウィッチ等様々なデッキが台頭している。
アンリミJCGで史上初めて予選使用率が全クラスで10%を超えたこと、ETA環境以来初めて全クラスが決勝進出したことも、この雑多環境を裏付ける証拠といえるだろう。
Tier1 | AFネメシス | 超越ウィッチ |
Tier2 | 疾走ウィッチ |
究明の魔術師・イザベルによって
AFネメシスは最初こそウィッチに押されていたが次元の超克者・ユアンの追加によって安定性と火力の両方を手に入れたので未だにアンリミのトップとなっている。
マスターコックを得たエイラやルナで骸起動が楽になったラスワネクロ、エリカで火力が向上した連携ロイヤルなどのデッキもあるがAFと超越が強すぎるせいで日の目を見ていない。
ローテ
Tier1 | ラストワードネクロ | 連携ロイヤル | スペルウィッチ |
Tier2 | U20ウィッチ | 進化ウィッチ | 狂乱ヴァンプ |
Tier3 | セッカエルフ | 進化ロイヤル | 自然進化ドラゴン |
進化守護ビショップ | 機械ネメシス |
RSC環境トップメタだったラストワードネクロがローテ落ちの被害が一番少ない点、また先行公開されるレジェンドとゴールドのカードに重いもしくはパワー不足に見えるという事前評価のカードが多かった為か、前期のラストワードネクロがそのまま環境トップを維持するのでは無いかという雰囲気での開幕だったが、初日にスタートダッシュに成功したのは新弾のカードをふんだんに使用しテンポラリーデッキでも配布された【狂乱ヴァンパイア】。銅銀金虹と大量のカードが追加され序盤中盤終盤と隙が無く、あまりの遭遇率の高さに初日からミラーを意識した構築をされたほど。
しかし確実な勝利ターンが夜天の吸血鬼の10ターンと遅いことなどの弱点も早々に露呈。イザベル筆頭に回復とバーンの多い【U20ウィッチ】と【スペルウィッチ】が台頭した。
これらは前期の構築をほぼ引き継いでおり、そうなればそれに強い【ラストワードネクロ】は当然対抗馬として環境に躍り出る。前期で対抗馬の一つだった【撤退ロイヤル】はわがままな呼び出しのローテ落ちにより安定性を欠きカウンターマジックも辛く環境から大きく数を減らしたものの、代わりにアグロ要素を増やしてウィッチとロイヤルの準備が整う前に顔を削り切れる【連携ロイヤル】が環境に顔を出す事となった。もちろん類い稀なるカードパワーを持つ光耀の標・ミストリナ&ベイリオンも採用される。
そのラスワネクロ、連携ロイヤルに対し消滅と回復を持つユピテルを軸とした各クラスの進化デッキが開発された。母なる慈愛を採用しやすい【自然進化ドラゴン】やアグロ耐性の特に高い【進化守護ビショップ】なども顔を見せたが、フラワリングマジシャン・マリーや清澄の蒼・テトラなど序盤から進化を稼げ後半の火力も高い【進化ウィッチ】が最有力候補となった。
事前評価の停滞ぶりの危惧よりも遥かに環境の流動や構築の変化は多かったものの着地点としては大きく変わりはなく、10/17開催のRAGE2次予選では多角的な攻めを持ることから明確な不利が少なく引き次第でどのデッキにも勝てる【ラストワードネクロ】が23/24という高い採用率を誇った。次点でウィッチが16、ロイヤル7。
エルフとヴァンパイアが入れ替わったくらいで前期に引き続き勝ち組クラスとそうでないクラスで大きく分かれており、特に1コストバウンスカードが落ち新規カードが既存にデッキに入りにくく新軸としてもパッとしないエルフは非常に辛い立ち位置に立たされた。
流石にこれはまずいと見たか、上位クラスのネクロロイヤルウィッチヴァンパイアにはナーフが、下位クラスのドラゴンエルフビショップネメシスにはアッパーが入ることとなった。
特に常闇の花嫁・セレスと究明の魔術師・イザベルというデッキの勝ち筋に関わるカードに手が加えられることで、環境は大きく動くと思われる。
Tier1 | ラティカエルフ*5 | 進化ウィッチ | |
機械ネメシス | AFネメシス | ||
Tier2 | セッカエルフ | 狂乱ヴァンプ | バフドラゴン |
ラストワードネクロ | オクトーOTKロイヤル | ||
Tier3 | 進化ロイヤル | 自然進化ドラゴン | マグナゼロネメシス |
守護ビショップ | 人形進化ネメシス |
全クラスに能力調整が入るという前代未聞の事態から始まったこの環境、3週間と短い期間の中で複数の大型大会などがあり環境が目まぐるしく変化した。
まず流行したのは上方修正を受けた竜槍の戦士・ローウェンを採用した【自然ドラゴン】【乗り物ドラゴン】だった。バーンや疾走でライフを詰めるデッキとローウェンの相性は抜群で環境入りを果たした。
そんな環境序盤にいわゆるTier1となったのは【進化ウィッチ】と【セッカエルフ】だった。
前期の環境上位デッキがナーフによって軒並み弱体化を受けた中で進化ウィッチは一切の影響を受けておらず、無数の回復とバーンダメージで環境を牛耳った。
原始の悪神の能力調整によって台頭したセッカエルフは環境2〜3日目までは進化ウィッチに押され気味だったものの、エレメントスラッシュと疾走札を絡めた早期疾走プランを確立し、進化ウィッチと並んでTier1となった。
新環境が始まり約1週間が経った頃、2強環境に待ったをかけるように【機械ネメシス】が環境へと躍り出た。
アブソリュート・トレランスのバースト力、通称トレランスケアによるプレイの制限、フドー・蹂躙の触手・コロッサスマグナによるバーンの多さなどを武器に環境上位デッキとして名を連ねた。
この間に【人形進化ネメシス】や【フリッグ守護ビショップ】なども開発されたがパワーや安定性の不足などから環境入りすることはできなかった。
環境が始まってから10日後の11/7に行われたRAGE・GFでは8人全員がエルフ・ウィッチ・ネメシスの持ち込みであり、勝ち組クラスとそうでないクラスがはっきり分かれた形となった。
またこの頃から進化ウィッチ・機械ネメシスに明確な有利がつく【AFネメシス】が流行の兆しを見せたほか、エルフはアグロを主軸としたセッカエルフから万緑の回帰・ラティカに寄せた【ラティカエルフ】やセッカとラティカを両採用した【ハイブリッドエルフ】が主流となっていった。
ここからさらにメタが周り、輪廻の女神を採用したデッキが見受けられたり、エルフ系統に有利がつく【ラストワードネクロ】、8tにOTKを決める【オクトーOTKロイヤル】が密かに流行していた。
JCGでは【バフドラゴン】【進化ドラゴン】【マグナゼロネメシス】などこれまで見なかったデッキが優勝したり、
11/13・14に開催されたWGP(=世界大会)ではTier1デッキ中心ではあったものの7クラス12アーキタイプが存在し、多様性の高い環境であった。
Tier1 | セッカエルフ | アクセラエルフ |
進化ネクロ | ||
Tier2 | ハイブリッドエルフ | 進化ウィッチ |
乗り物ドラゴン | ラストワードネクロ | |
狂乱ヴァンプ | 守護ビショップ | |
清浄アミュレットビショップ | 機械ネメシス | |
Tier3 | 混沌具現化ウィッチ | バフドラゴン |
人形ネメシス | 共鳴ネメシス |
アディショナルカードの追加があり、環境にも変化があった。
前期、競技シーンではラティカを採用したハイブリッド型が多く見られたエルフだが、奇跡の実りやアイヴィーキングの追加によって安定性が向上した【セッカエルフ】が台頭した。
セレスのナーフ以降数を減らしていた【ラストワードネクロ】は、ニュートラルに追加された導く鐘・ベルエンジェルとの相性が良く再び最上位クラスへと返り咲いた。
しかしながら環境が進むにつれ、カースメーカー・スージーとケルヌンノスを採用した【進化ネクロ】という新しいアーキタイプが環境に現れ一気にTier1へ登り詰めた。その結果【ラストワードネクロ】はみるみる数を減らしていった。
環境中盤に入ると7t目に守護貫通OTKを狙える【アクセラレートエルフ】の台頭もあり、強いクラスに複数のアーキタイプが存在する環境となっている。
そのほかでは、ブルータルドラゴニュートによって打点が増えたドラゴンやセイクリッドレオ採用の【守護ビショップ】、進化ネクロに対して有利な【清浄アミュレットビショップ】など新カードを組み込んだデッキも数多く見られる。
第1期 | ||
---|---|---|
JCG優勝 | マナリアウィッチ | 狂乱ヴァンプ |
JCG優勝 | スペブウィッチ | 狂乱ヴァンプ |
JCG優勝 | スペブウィッチ | ラスワネクロ |
JCG優勝 | 連携アグロロイヤル | ラスワネクロ |
JCG優勝 | 狂乱ヴァンプ | 機械ネメシス |
JCG優勝 | スペブウィッチ | ラスワネクロ |
JCG優勝 | 進化ロイヤル | 機械ネメシス |
JCG優勝 | スペブウィッチ | ラスワネクロ |
JCG優勝 | 連携アグロロイヤル | ラスワネクロ |
JCG優勝 | スペブウィッチ | ラスワネクロ |
JCG優勝 | スペブウィッチ | ラスワネクロ |
第2期 | ||
JCG優勝 | 進化ウィッチ | 狂乱ヴァンプ |
JCG優勝 | セッカエルフ | 進化ウィッチ |
JCG優勝 | セッカエルフ | 進化ウィッチ |
JCG優勝 | ラティカエルフ | 機械ネメシス |
JCG優勝 | セッカエルフ | 機械ネメシス |
RAGE優勝 | セッカエルフ | 進化ウィッチ |
機械ネメシス | ||
JCG優勝 | セッカエルフ | バフドラゴン |
JCG優勝 | 進化OTKドラゴン | 共鳴機械ネメシス |
JCG優勝 | 進化ウィッチ | ラスワネクロ |
第3期 | ||
JCG優勝 | セッカエルフ | ラスワネクロ |
JCG優勝 | セッカエルフ | ラスワネクロ |
JCG優勝 | ハイブリッドエルフ | ラスワネクロ |
JCG優勝 | セッカエルフ | ラスワネクロ |
JCG優勝 | アクセラエルフ | 守護ビショップ |
JCG優勝 | アクセラエルフ | 進化ネクロ |
JCG優勝 | セッカエルフ | 進化ネクロ |
JCG優勝 | セッカエルフ | 進化ウィッチ |
JCG優勝 | セッカエルフ | ラスワネクロ |
JCG優勝 | 進化ネクロ | 狂乱ヴァンプ |
JCG優勝 | セッカエルフ | 進化ネクロ |
WGP優勝 | セッカエルフ | 進化ウィッチ |
進化ネクロ | ||
JCG優勝 | セッカエルフ | 進化ネクロ |
JCG優勝 | アクセラエルフ | ラスワネクロ |
JCG優勝 | セッカエルフ | 進化ネクロ |
JCG優勝 | セッカエルフ | 進化ネクロ |
アンリミ
Tier1 | AFネメシス | 狂乱ヴァンプ |
Tier2 | 超越ウィッチ | 疾走ウィッチ |
Tier3 | フェアリーエルフ | ダゴンOTKドラゴン |
アミュレットビショップ | 協会ビショップ |
新弾で夜天の吸血鬼、ダークオーダーなどが追加され、アグロ性能と直接召喚の安定度が増した【狂乱ヴァンパイア】が環境に台頭。
闇喰らいの蝙蝠のナーフ解除もあり前期から大幅な強化を受けた。
その【狂乱ヴァンパイア】に対して五分以上を取れる【AFネメシス】も引き続き環境のトップであり、新弾で追加されたジェネシスアーティファクトが採用された型や、ミラーや対狂乱ヴァンパイアに対しての回復量を意識した反逆の命・ミリアムの採用、冥府やカイザーインサイトを強く使うための宿願の二刀の採用など自由枠での対応力の高さを見せつけた。
【超越ウィッチ】は今期も健在で、新たに追加されたカウンターマジックで元々有利のついていた【AFネメシス】に対してより優位に立ち回れるようになった。
その分【狂乱ヴァンパイア】のアグロムーブに対しては基本的に対抗出来ず、狂乱、AFに比べると明確に落ちる立ち位置となった。
Tier2以下ではデッドリーエルフを採用したアグロ気味の【フェアリーエルフ】や安息の領域を活かした【協会ビショップ】、【アミュレットビショップ】【ダゴンOTKドラゴン】等も見られた。
Tier1 | AFネメシス | |
Tier2 | 超越ウィッチ | アミュレットビショップ |
Tier3 | 狂乱ヴァンプ | 協会ビショップ |
10/28に実施された能力調整により、環境上位デッキでは【超越ウィッチ】【疾走ウィッチ】【狂乱ヴァンパイア】が弱体化を受けた。
もともと1強気味であった【AFネメシス】がより抜きんでた環境になり、能力調整後に行われたアンリミJCGでは約77%の人がAFネメシスを持ち込んだ。
最近ではジェネシスアーティファクトの能力をいかすため、アーティファクトの種類を増やした種類型のAFネメシスも多くみられる。
Tier2以下では安息の領域を活かしAFネメシスのプレイを縛りながら戦う【アミュレットビショップ】【協会ビショップ】、
弱体化を受けたものの理不尽を押し付けることのできる【超越ウィッチ】【狂乱ヴァンパイア】、
前期よりひそかに注目されていた【フェアリーエルフ】、そのほかにも【ダゴンOTKドラゴン】や【ロキサスエルフ】【アックステイカーロイヤル】【グレモリーネクロ】など、多種多様なデッキが存在しBO3の大会では混沌な環境となっている。
11/3にはアンリミ初となるJCGスイスドロー大会が開催され、決勝トーナメントでは【AFネメシス】の採用率が82%と圧倒的で、3名の優勝者はいずれもジェネシスアーティファクト採用型だった。
FOH環境より(一部肩を並べるデッキがいたものの)約1年半以上Tier1に君臨し続けた【AFネメシス】だが、上記のJCG大会の使用率もあってか11/18より主要パーツである加速装置が1枚制限になることが発表され、Twitterのトレンドに載るほどに注目を集めた。
加速装置の制限により【骸ネクロ】や【狂乱ヴァンパイア】の序盤の強力な盤面形成を返す手段が限られるため、環境が流動すると思われる。
Tier1 | 秘術ウィッチ | 超越ウィッチ |
狂乱ヴァンプ | アミュレットビショップ | AFネメシス |
Tier2 | ラストワードネクロ | 教会ビショップ |
Tier3 | アクセラエルフ | フェアリーエルフ |
ダゴンOTKドラゴン | 抜刀ロイヤル | グレモリーネクロ |
アディショナルカードの追加とともに【AFネメシス】の根幹を支えていた加速装置が1枚制限となり、環境は始まった。
前期の上位デッキでは序盤の加速装置に苦戦を強いられていた【狂乱ヴァンパイア】が一気に増加、それに伴って【超越ウィッチ】の立ち位置が悪くなり数を減らしていった。
【AFネメシス】は従来型から種類型に完全にシフトし、アーティファクトインパルス、音速の機構・ララミア、多腕のアーティファクト等で破壊種類数を稼ぎながら序盤を凌ぎ豊富な打点と盤面で相手を圧倒する動きが強力で、依然としてTier1に君臨している。
そんなAFネメシスに対して消滅で動きを阻害しながら戦える【アミュレットビショップ】も存在し混沌な環境となっている。
新カードを採用したデッキでは、DOCで優秀な低コストが追加され1コスト5点疾走のスペリオルコントラクターが強力な【秘術ウィッチ】や、アイヴィーキングの追加によりデッキが回しやすくなった【アクセラレートエルフ】も見られるようになった。
加速装置の制限によって盤面デッキも少し戦える様にはなったものの、3tに強力な盤面を形成できないと手札から打点を出すデッキより優位に立つのは難しい環境である。
第1期 | ||
---|---|---|
JCG優勝 | 疾走ウィッチ | AFネメシス |
第2期 | ||
JCG優勝 | ガルラヤテランビショップ | AFネメシス |
第3期 | ||
開催なし*6 |
ローテ
Tier1 | 進化ネクロ | |
Tier2 | セッカエルフ | 守護ビショップ |
AFネメシス | ||
Tier3 | 進化ヴァンプ | 自然バーンドラゴン |
アミュレットビショップ |
新弾のレジェンド・ゴールドにパワーや速度不足が見られDOCから猛威を奮っていた2デッキにナーフが入らなかったため、大方のユーザーの予想通りに【進化ネクロ】が覇権を握った。
スタン落ちの影響がないどころか、霊体の侵入という進化・ネクロマンス消費・打点を1枚で賄うカードが追加され前期よりもパワーが高くなった。
共に前環境を牛耳っていた【セッカエルフ】だが、シャムシャマのスタン落ちの影響で疾走プランを通しづらくアリアへの依存度が高くなり環境トップから退いた。
カーリーやブラッドロード・ユヅキの追加によってブラッディデーモンの早期直接召喚が現実的となった【進化ヴァンパイア】や、キャントリが複数追加され課題だったリソース面を解消した【守護ビショップ】、盤面に触る手段が増え隙を埋めやすくなった【AFネメシス】なども多く見られる。
1/6に再誕とグリームニルにナーフが入ることが決定し、この環境最初で最後となった1/5のJCGでは【進化ネクロ】の採用率は81.25%にも達した。
Tier1 | ハイブリッドエルフ | セッカエルフ |
進化ネクロ | ラスワネクロ | |
Tier2 | AFネメシス | 狂乱ヴァンプ |
バフドラゴン | 自然バーンドラゴン | |
進化ウィッチ | 守護ビショップ | |
Tier3 | 混沌ウィッチ | マナリアウィッチ |
圧倒的使用率と勝率を誇っていた【進化ネクロ】に能力調整が入った。
グリームニルのナーフは他クラスにも影響し、進化ヴァンパイアは死亡、元々環境にはいなかったとはいえ進化ロイヤルも壊滅する形となり、進化ネクロへのナーフとしてはやや的外れな形となった。
そんな環境序盤において躍進を見せたのが【セッカエルフ】と【守護ビショップ】だった。
【セッカエルフ】はリバースブレイダー・アマツによって7ターン目のセッカワンショットが現実的となり、再びトップへと返り咲いた。
【守護ビショップ】はテンポラリーデッキによる生成のしやすさと扱いやすさから人気のデッキタイプとなった。上述のセッカエルフに対しても守護を複数面並べることである程度の耐性があり、強さも申し分なかった。
主要カード2枚がナーフを受けた【進化ネクロ】も、スケルトンレイダーの存在から【守護ビショップ】や【セッカエルフ】に対して有利を取れるため再び環境トップへと戻り、エルフとネクロの二強状態が続いた。
そしてその2クラスへのメタとして、ブルータルローウェンを要した【バーンドラゴン】、【混沌ウィッチ】なども増えていた。
環境中期に入ると【セッカエルフ】にラティカを入れた【ハイブリッドエルフ】が流行り始めた。
アリアやセッカへの依存度が下がり、どこをとっても強いデッキとなった。
環境が高速化した結果、クリストフを抜きスケルトンレイダーを入れることで構築自体を前に寄せた【ラスワネクロ】が台頭した。
荒天の雷神やカオティックドゥーム、2コスト結晶によってラスワ破壊カウント10を早々に達成でき、7ターン目のリーサルも多く見られた。
エルフメタの方向性にも変化があり、【混沌ウィッチ】が減りドラゴンにはブリザードハート・フィルレイン、【狂乱ヴァンパイア】にはイモータルペインなども採用されるようになってきた。
Tier1 | 進化ネクロ | |
Tier2 | バーンドラゴン | |
Tier3 | 連携ロイヤル | ラティカエルフ |
AFネメシス |
ハイブリッドエルフ | セッカエルフ |
連携進化ロイヤル | 連携アグロロイヤル |
混沌ウィッチ | 進化ウィッチ |
バフドラゴン | ラスワネクロ |
OTKネクロ | 狂乱ヴァンプ |
守護ビショップ | 回復ビショップ |
破壊ネメシス | 機械ネメシス |
これまでと違い、2ヶ月目頭からアディショナルカードが実装された。
環境への影響としては烈絶シリーズによって強化された【バーンドラゴン】が一番大きく、現状一強状態の進化ネクロに唯一抗えるデッキとなっている。
愛絶シリーズや、悠久の絶望、絶望の安息・マーウィンで【狂乱ヴァンパイア】と【回復ビショップ】も強化されたが、環境ではイマイチ振るわない様子。
新カード怨讐の絶叫を採用し、セレスやファイアゾンビなどの組み合わせによってワンショットを狙う【OTKネクロ】が台頭したが、段々と進化ネクロに回帰していった。
ロイヤルは空絶の崇拝者、空絶の簒奪・オクトリスなどの追加や撲滅の兵団長のアッパーにより強化され、環境にやっと姿を現した。
環境中盤に入るとプロ選手の影響もあり【進化ウィッチ】が増加。新カードの採用は選択枠の干絶の飢餓・ギルネリーゼに限られるもののギルド会議を始めとする大量の回復によってラスワネクロや進化ロイヤル、ドラゴン系統に有利がついた。
同じくプロ選手の影響でゴールデンウォーリアーで銃士の誓いを確定サーチにした【連携アグロロイヤル】もみるみる数を増やしていった。
スイスドロー大会ではエルフ・ネクロが大半を占めたものの優勝者6名中3名が【連携アグロロイヤル】を使用していた。
アディショナルによってエルフが減少したことで進化ネクロが更に勢力を拡大し、JCGではナーフ前すら超える分布率となっている。
決勝進出の16人中16人全員がネクロを使うという事態にもなっていたが、月末にはナーフが無かったのでおそらくランクマッチでは適正な範囲に収まっているのだと思われる。
第1期 | ||
---|---|---|
JCG優勝 | 自然バーンドラゴン | 進化ネクロ |
第2期 | ||
JCG優勝 | バフドラゴン | 守護ビショップ |
JCG優勝 | ハイブリッドエルフ | マナリアウィッチ |
JCG優勝 | セッカエルフ | バフドラゴン |
JCG優勝 | ハイブリッドエルフ | ラスワ進化ネクロ |
JCG優勝 | ラスワネクロ | AFネメシス |
JCG優勝 | ハイブリッドエルフ | 進化ネクロ |
JCG優勝 | バフドラゴン | 守護ビショップ |
JCG優勝 | セッカエルフ | バフドラゴン |
JCG優勝 | 混沌ウィッチ | ラスワネクロ |
JCG優勝 | ハイブリッドエルフ | 進化ネクロ |
JCG優勝 | ハイブリッドエルフ | ラスワネクロ |
第3期 | ||
JCG優勝 | 狂乱ヴァンプ | 機械ネメシス |
JCG優勝 | ハイブリッドエルフ | セレスOTKネクロ |
JCG優勝 | ハイブリッドエルフ | 進化ウィッチ |
JCG優勝 | ハイブリッドエルフ | 進化ネクロ |
JCG優勝 | ハイブリッドエルフ | 進化ネクロ |
JCG優勝 | 進化ウィッチ | ラスワ進化ネクロ |
JCG優勝 | 混沌ウィッチ | ラスワ進化ネクロ |
JCG優勝 | バーンドラゴン | ラスワ進化ネクロ |
JCG優勝 | ハイブリッドエルフ | ラスワ進化ネクロ |
JCG優勝 | バーンドラゴン | ラスワ進化ネクロ |
JCG優勝 | ハイブリッドエルフ | ラスワ進化ネクロ |
JCG優勝 | 連携ロイヤル | ラスワ進化ネクロ |
JCG優勝 | バーンドラゴン | ラスワ進化ネクロ |
JCG優勝 | ハイブリッドエルフ | ラスワネクロ |
JCG優勝 | ラスワ進化ネクロ | AFネメシス |
JCG優勝 | バーンドラゴン | ラスワ進化ネクロ |
JCG優勝 | ラスワ進化ネクロ | AFネメシス |
JCG優勝 | バーンドラゴン | ラスワ進化ネクロ |
RAGE優勝 | バーンドラゴン | ラスワ進化ネクロ |
AFネメシス | ||
JCG優勝 | バーンドラゴン | ラスワ進化ネクロ |
アンリミ
Tier1 超越ウィッチ ラスワ骸ネクロ 狂乱ヴァンパイア AFネメシス
Tier2 アグロエルフ 秘術ウィッチ アミュレットビショップ
新弾の追加によって大きな強化を受けたのが【ラスワ骸ネクロ】だ。
純骸の欠点をラスワギミックで補いつつ、新カードのスピリットイーターによって課題だった盤面処理と序盤に失ったライフの回復を克服、さらにはバーンまでもあり一気にTier1へと躍り出た。
そんな強力な盤面を形成される前に削り切ることのできる【狂乱ヴァンパイア】も健在で、盤面を作られても夜天の必殺付与によってある程度なら返すことができるため微有利が付く。
そのほか【超越ウィッチ】は陰陽の秘法と叡智の神鳥によって序盤の処理と速度が向上、
【AFネメシス】はすべての対面を見ることのできるデッキとしてそれぞれ環境上位を維持している。
ローテーションで進化ネクロが暴れすぎた結果、1/6に再誕がナーフを受けることが決定し、大会で結果を残した【ラスワ骸ネクロ】は構築の変更を余儀なくされた。
Tier2 アグロエルフ 秘術ウィッチ アミュレットビショップ
新弾の追加によって大きな強化を受けたのが【ラスワ骸ネクロ】だ。
純骸の欠点をラスワギミックで補いつつ、新カードのスピリットイーターによって課題だった盤面処理と序盤に失ったライフの回復を克服、さらにはバーンまでもあり一気にTier1へと躍り出た。
そんな強力な盤面を形成される前に削り切ることのできる【狂乱ヴァンパイア】も健在で、盤面を作られても夜天の必殺付与によってある程度なら返すことができるため微有利が付く。
そのほか【超越ウィッチ】は陰陽の秘法と叡智の神鳥によって序盤の処理と速度が向上、
【AFネメシス】はすべての対面を見ることのできるデッキとしてそれぞれ環境上位を維持している。
ローテーションで進化ネクロが暴れすぎた結果、1/6に再誕がナーフを受けることが決定し、大会で結果を残した【ラスワ骸ネクロ】は構築の変更を余儀なくされた。
Tier1 | 超越ウィッチ | 純骸ネクロ |
アグロ狂乱ヴァンパイア | 蝙蝠狂乱ヴァンパイア | |
従来型AFネメシス | 種類型AFネメシス | 安息回復ビショップ |
Tier2 | アグロエルフ | ラスワ骸ネクロ |
ディスカードドラゴン | アミュレットビショップ | 秘術ウィッチ |
取って代わって環境に出てきたのがベレロフォンを主軸にした【安息回復ビショップ】だった。
安息の領域のダメージカットと攻撃不可は元々強力であったが、細かな回復が合わさったことで【アミュレットビショップ】よりもコントロール性能が高まり一気にTier1となった。
その影響もありコントロールキラーの【超越ウィッチ】も増加→有利な【狂乱ヴァンパイア】が増加と熾烈なメタゲームが繰り広げられている。
アディショナルカードの追加があったものの環境はほとんど変化せず、既存のトップデッキが順当に強化を受ける形となった。
【狂乱ヴァンパイア】は愛絶の姦淫・ヴァーナレクの追加のよって細かい打点が増え、もともと不利だった【安息回復ビショップ】に対してもある程度戦えるようになった。
【安息回復ビショップ】は自由枠ではあるもの絶望の安息・マーウィンや悠久の絶望の採用も見られた。
【AFネメシス】は舞い戻る奏絶が盤面を埋めずに破壊種類数を稼げる点や、墓地加速によって冥府への道を起動するなど多彩な使い方が見られた。
【狂乱ヴァンパイア】は愛絶の姦淫・ヴァーナレクの追加のよって細かい打点が増え、もともと不利だった【安息回復ビショップ】に対してもある程度戦えるようになった。
【安息回復ビショップ】は自由枠ではあるもの絶望の安息・マーウィンや悠久の絶望の採用も見られた。
【AFネメシス】は舞い戻る奏絶が盤面を埋めずに破壊種類数を稼げる点や、墓地加速によって冥府への道を起動するなど多彩な使い方が見られた。
クロスオーバー
Tier1 | 葬送連携(Nc/R) |
その他環境デッキ(仮設)
ランプベレロフォン(B/D) |
スペブラティカ(W/E) |
新フォーマットにおいてまず環境の中心となったのは【葬送連携】だった。
ネクロマンサーの連携加速能力と老練なる教鞭によって確定サーチが可能なフィニッシャー・忠義の剣士・エリカが噛み合い、5、6ターン目にはリーサルを取れるアグレッシブなデッキが環境を支配した。
アグロに対して耐性の薄い混沌系統のデッキは【葬送連携】が確立されて以降数を減らしていった。
それに対しベレロフォンとビショップ特有の回復量の多さにてアグロに耐性のある【ランプベレロフォン】は一定数存在している。
またマリシャスウォールや導く鐘・ベルエンジェルで対策をするデッキも見られたが【葬送連携】側もデスキャットリーパーなどで対処するなどメタゲームが始まっている。
Tier1 | スペブラティカ(W/E) |
カゲミツネクロ(Nc/R) | |
葬送連携(Nc/R) |
その他環境デッキ
ランプベレロフォン(B/D) |
自然ランプドラゴンロイヤル(D/R) |
他、混沌系統 |
環境を牛耳っていたアグロデッキが衰退したことで勢力を伸ばしたのは【スペブラティカ】だ。
スペルブーストカードやハリケーンゴーレムで0コストを生成することで最速4ターン目、遅くとも6ターン目にはOTKが可能なデッキとなっている。
そしてエリカを失った【葬送連携】だがジェノを採用することでTier1の座を維持している。
またカゲミツをリアニメイトで使い回すカゲミツネクロも流行っている。
ローテ
Tier1 | フラグラネクロ | ラスワ進化ネクロ |
連携ロイヤル | スペブウィッチ | |
Tier2 | 連携進化ロイヤル | ハンドレスヴァンプ |
バフドラゴン |
環境序盤、まず流行したのは【連携ロイヤル】と【AFネメシス】だった。
【連携ロイヤル】は前期から強力なデッキながらローテ落ちの影響がなく、新カード華の大将・タケツミの追加によってパワー・安定感が増したことで多くのプレイヤーが使用していた。
【AFネメシス】はギガスファクトリーがローテ落ちをしたものの、フルブラストガンナーや無情の侵食によって中盤の盤面形成で戦えるデッキとなり、ロイヤルと並んで環境に蔓延した。
新規軸では【ハンドレスヴァンプ】や【ユキシマウィッチ】が環境序盤に流行を見せた。
【ハンドレスヴァンプ】は前期最強と謳われていた【ラスワ進化ネクロ】に対し有利がつき、アグレッシブなデッキのためランクマッチでは特に人気のデッキタイプとなった。
他にも全てのクラスで複数のデッキタイプが散見されるほどの雑多環境となっていった。
環境序盤こそ【連携ロイヤル】【ハンドレスヴァンプ】などのアグレッシブなデッキが流行をみせていたものの、それらを対策した【連携進化ロイヤル】などの中速のデッキが増え環境全体が低速化した。
それに伴って今まで数を減らしていた【ラスワ進化ネクロ】や【スペブウィッチ】などのデッキも多く見られるようになり、なかでもランクマッチで流行したのが【バフドラゴン】だった。
新カードのトロピカルマーメイドが潤滑油となり、強固な盤面を押し付けるテンポ型と後半にバーンダメージで押し勝つランプ型で議論が行われるなど悲願の環境入りを果たした。
【スペブウィッチ】も採用カードが人によって大きく異なるなど多様性を見せており、同じアーキタイプの中でも意見が大きく割れる環境となっていった。
環境開始からおおよそ1ヶ月が経とうとしていた頃、今まで環境で見ることもなかった【フラグラネクロ】が突如環境に現れTier1となった。
盤面で有利を取るデッキにはルルナイが回答になり、ギルネリーゼ、記憶の奇跡、天使の恩寵などの回復によって延命しながら双極の生命・フラム=グラスによるOTKを狙うデッキで、競技シーンなどのBO3環境では【ラスワ進化ネクロ】と共にネクロマンサー1色で染め上げた。
既存の環境デッキにおいてもある程度テンプレ化が進んでおり、上述のネクロ2種と【連携ロイヤル】、【スペブウィッチ】が環境の中心となっていった。
文章化、追記修正求む(3/30)
・初日数時間、プロ等から【連携ロイヤル】で多数の連勝報告が上がり流行。
・その数時間後、【AFネメシス】も流行を見せる。
・最速GMは途中まで連携ロイヤル、終盤はAFネメシスを使用。
・【ハンドレスヴァンプ】や【ユキシマウィッチ】も多く見られたが環境が進むにつれ前者は安定性の欠如、後者は序盤の脆さにより減少。
・JCGで【進化エルフ】が優勝するも1試合の長さからランクマではほぼ見られず。
・【AFネメシス】は種類数の稼ぎやすさを考慮して多腕、ロイヤルに対してビクトリーブレイダーでの詰みを減らすため宿願の二刀が採用され始める。
・【連携ロイヤル】は進化軸で後ろに寄せた【進化ロイヤル】が主流となっていった。
追記:(4/8)
・【ハンドレスヴァンプ】や前寄せの【連携ロイヤル】が対策され数を減らしたことで環境が低速化し、これまで見られなかった【スペブウィッチ】や【進化ヴァンプ】等のデッキが見られるようになった。
・低速化に伴って【ラスワ進化ネクロ】がまたも環境トップへと返り咲いた。
・【バフドラゴン】
追記:(5/7)
・【フラグラネクロ】が環境へと台頭。
・一時期増加していた【進化ロイヤル】が減り【連携ロイヤル】が再び増加。
・【スぺブウィッチ】がかなり増加。
・初日数時間、プロ等から【連携ロイヤル】で多数の連勝報告が上がり流行。
・その数時間後、【AFネメシス】も流行を見せる。
・最速GMは途中まで連携ロイヤル、終盤はAFネメシスを使用。
・【ハンドレスヴァンプ】や【ユキシマウィッチ】も多く見られたが環境が進むにつれ前者は安定性の欠如、後者は序盤の脆さにより減少。
・JCGで【進化エルフ】が優勝するも1試合の長さからランクマではほぼ見られず。
・【AFネメシス】は種類数の稼ぎやすさを考慮して多腕、ロイヤルに対してビクトリーブレイダーでの詰みを減らすため宿願の二刀が採用され始める。
・【連携ロイヤル】は進化軸で後ろに寄せた【進化ロイヤル】が主流となっていった。
追記:(4/8)
・【ハンドレスヴァンプ】や前寄せの【連携ロイヤル】が対策され数を減らしたことで環境が低速化し、これまで見られなかった【スペブウィッチ】や【進化ヴァンプ】等のデッキが見られるようになった。
・低速化に伴って【ラスワ進化ネクロ】がまたも環境トップへと返り咲いた。
・【バフドラゴン】
追記:(5/7)
・【フラグラネクロ】が環境へと台頭。
・一時期増加していた【進化ロイヤル】が減り【連携ロイヤル】が再び増加。
・【スぺブウィッチ】がかなり増加。
Tier1 | フラグラネクロ | スペブウィッチ |
連携ロイヤル | ||
Tier2 | ハンドレスヴァンプ | ラスワ進化ネクロ |
バフドラゴン | AFネメシス |
ランクマッチでは【秘術ウィッチ】がアストラルシャーマン・ライリーの追加によって注目され使用するプレイヤーも多く見られた。
競技シーンではセレスティアルアーティファクトでデッキの核となるカードをサーチしやすくなった【AFネメシス】が環境に食い込んだ。
第1期 | ||
---|---|---|
JCG優勝 | 進化エルフ | 連携ロイヤル |
JCG優勝 | ラスワ進化ネクロ | コントロールビショップ |
JCG優勝 | スペブウィッチ | コントロールビショップ |
JCG優勝 | セッカエルフ | ラスワ進化ネクロ |
JCG優勝 | セッカエルフ | スペブウィッチ |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | ハンドレスヴァンプ |
JCG優勝 | セッカエルフ | 守護ビショップ |
JCG優勝 | スペブウィッチ | ラスワ進化ネクロ |
JCG優勝 | フラグラネクロ | AFネメシス |
JCG優勝 | 連携ロイヤル | ラスワ進化ネクロ |
JCG優勝 | 連携ロイヤル | ラスワ進化ネクロ |
JCG優勝 | 連携進化ロイヤル | フラグラネクロ |
JCG優勝 | ラスワ進化ネクロ | ハンドレスヴァンプ |
JCG優勝 | スペブウィッチ | フラグラネクロ |
JCG優勝 | 連携進化ロイヤル | ラスワ進化ネクロ |
JCG優勝 | 連携ロイヤル | フラグラネクロ |
JCG優勝 | スペブウィッチ | ラスワ進化ネクロ |
JCG優勝 | バフドラゴン | フラグラネクロ |
JCG優勝 | 連携ロイヤル | フラグラネクロ |
JCG優勝 | 連携ロイヤル | ハンドレスヴァンプ |
第2期 | ||
JCG優勝 | フラグラネクロ | AFネメシス |
JCG優勝 | バフドラゴン | ラスワ進化ネクロ |
JCG優勝 | 連携ロイヤル | フラグラネクロ |
JCG優勝 | 連携ロイヤル | フラグラネクロ |
JCG優勝 | スペブウィッチ | フラグラネクロ |
JCG優勝 | スペブウィッチ | フラグラネクロ |
JCG優勝 | 連携ロイヤル | フラグラネクロ |
JCG優勝 | スペブウィッチ | ラスワ進化ネクロ |
JCG優勝 | 連携ロイヤル | フラグラネクロ |
JCG優勝 | フラグラネクロ | AFネメシス |
JCG優勝 | 連携ロイヤル | フラグラネクロ |
JCG優勝 | 連携ロイヤル | フラグラネクロ |
RAGE優勝 | バフドラゴン | ラスワ進化ネクロ |
AFネメシス | ||
JCG優勝 | 連携ロイヤル | フラグラネクロ |
JCG優勝 | 連携ロイヤル | スペブウィッチ |
JCG優勝 | ハンドレスヴァンプ | フラグラネクロ |
JCG優勝 | スペブウィッチ | フラグラネクロ |
アンリミ
Tier1 | ハンドレスヴァンプ | 超越ウィッチ |
Tier2 | ホズミエルフ | 回復ビショップ |
AFネメシス | 葬送ネクロ |
既存軸の強化が続いていたアンリミ環境だったが、今弾で追加されたカードによる新たな軸【ハンドレスヴァンプ】が環境を蹂躙した。
0コスカードやショーダウンデーモンの存在により2,3ターン目のパラセリゼの直接召喚が容易であり、アグロデッキであることから大流行を見せた。
既存軸では【超越ウィッチ】が一世の探究、天使の恩寵、チャクラムウィザードによって大幅強化され、上述のハンドレスヴァンプに対して虹の輝きがかなり有効なメタカードとして機能することからハンドレスヴァンプと並んで環境トップとなった。
そのほか、化かし女将・ホズミによるOTKを狙う【ホズミエルフ】や1コス葬送カードが多数追加された【葬送ネクロ】といった新規軸が環境入りするなど前期からかなり大きく環境が変化したシーズンとなった。
既存のデッキにおいても【回復ビショップ】に清浄の領域の採用なども見られメタゲームが進行している。
・【ハンドレスヴァンプ】が大流行しランクマクラス別勝率数100位が2位のクラスとほぼダブルスコアをつけて1位。
・【ハンドレスヴァンプ】が流行りすぎるがあまり【狂乱ヴァンプ】が絶滅し、一部のデッキには対策として降誕する干絶が採用される始末。
・【AFネメシス】は無情の侵食により強化を受け環境に生存。
・【回復ビショップ】は環境へのメタとして清浄の領域を採用した型も
・【超越ウィッチ】は一世の探究、チャクラムウィザード等の追加により5超越の再現性が高まると同時に【ハンドレスヴァンプ】に対して強く出ることが出来る虹の輝きにより生存。半ば詰み対面であった【狂乱ヴァンプ】が消滅したのも追い風。
・【秘術ウィッチ】は極冠の幻想獣やルインソーサラーの追加により生存。スペリオルコントラクターのバウンスによる再走に虹の輝きを使用するついでに【ハンドレスヴァンプ】に強く出れるのも追い風
・新規カードを多数もらった【葬送ネクロ】が新たに環境入り。
・5tにOTKを決める【ホズミエルフ】も見られる。(旧シンシア久々に見た)
・その他、早期に回復を可能とするコントロール的デッキ達が【ハンドレスヴァンプ】へのメタとして使用されている、メタゲームの一角に食い込むほどの活躍はまだ見せていないがこれからに期待。
・【ハンドレスヴァンプ】が流行りすぎるがあまり【狂乱ヴァンプ】が絶滅し、一部のデッキには対策として降誕する干絶が採用される始末。
・【AFネメシス】は無情の侵食により強化を受け環境に生存。
・【回復ビショップ】は環境へのメタとして清浄の領域を採用した型も
・【超越ウィッチ】は一世の探究、チャクラムウィザード等の追加により5超越の再現性が高まると同時に【ハンドレスヴァンプ】に対して強く出ることが出来る虹の輝きにより生存。半ば詰み対面であった【狂乱ヴァンプ】が消滅したのも追い風。
・【秘術ウィッチ】は極冠の幻想獣やルインソーサラーの追加により生存。スペリオルコントラクターのバウンスによる再走に虹の輝きを使用するついでに【ハンドレスヴァンプ】に強く出れるのも追い風
・新規カードを多数もらった【葬送ネクロ】が新たに環境入り。
・5tにOTKを決める【ホズミエルフ】も見られる。(旧シンシア久々に見た)
・その他、早期に回復を可能とするコントロール的デッキ達が【ハンドレスヴァンプ】へのメタとして使用されている、メタゲームの一角に食い込むほどの活躍はまだ見せていないがこれからに期待。
Tier1 | ハンドレスヴァンプ | 超越ウィッチ |
Tier2 | ホズミエルフ | 回復ビショップ |
AFネメシス | 葬送ネクロ |
【ハンドレスヴァンプ】【超越ウィッチ】の2デッキが抜けて強く、一方に対して有利なデッキでももう一方に対しては不利なデッキがほとんどであり、環境が動かない要員の一つにもなっている。
ローテ
Tier1 | フラグラネクロ | 共鳴フラグラネメシス |
秘術ウィッチ | ||
Tier2 | バハエルフ |
連携ロイヤル | 連携進化ロイヤル |
スぺブウィッチ | |
ランプドラゴン | |
ラスワ進化ネクロ | |
ハンドレスヴァンプ | 狂乱ヴァンプ |
守護ビショップ | |
人形ネメシス |
前期活躍したデッキの主要パーツがローテ落ちし、環境も大きく変化した。
環境の覇者だった【フラグラネクロ】は記憶の軌跡が落ち回復量が減ったものの霊魂の統率の追加によってデッキの回転率とライフを詰める手段を獲得し依然としてTier1となった。
環境2日目には解放の少女・ローザ、勇気の少年・カシムによってライフ・盤面で優位を取りながらデッキを回し、フラムグラスによってフィニッシュする【共鳴フラグラネメシス】が次いでTier1となった。
【秘術ウィッチ】は工房の錬金術師・ノノ、遥かなる叡智・レヴィの追加で安定性とバーン性能を得た他、天敵だったネクロは回復量が落ち、スペブウィッチは主要パーツが落ちたため相対的に環境上位へと食い込んだ。
OTKデッキが減ったことやジャイアントハッピーピッグによる体力上限の増加によって【バハエルフ】も一定数流行した。
その他、環境初日は【人形ネメシス】【守護ビショップ】【ラスワ(進化)ネクロ】などが流行しており、【共鳴フラグラネメシス】が増えてからは対抗勢力として【狂乱ヴァンプ】も少なからず存在していたが・・・・・・
7月6日に緊急ナーフが決定し環境はまた0からのスタートとなった。
Tier1 | 秘術ウィッチ | フラグラネクロ |
共鳴バハネメシス | ||
Tier2 | バハエルフ | 連携進化ロイヤル |
スぺブウィッチ | モノヴァンプ | |
ハンドレスヴァンプ |
バハエルフ | 進化エルフ |
連携ロイヤル | 連携進化ロイヤル |
秘術ウィッチ | スぺブウィッチ |
ユキシマウィッチ | |
ランプドラゴン | |
フラグラネクロ | ラスワ進化ネクロ |
葬送ネクロ | |
ハンドレスヴァンプ | 狂乱ヴァンプ |
モノヴァンプ | |
守護ビショップ | コントロールビショップ |
共鳴バハネメシス | 共鳴人形ネメシス |
共鳴機械ネメシス | 共鳴フラグラネメシス |
唯一【秘術ウィッチ】はナーフを受けておらず、ナーフ後53時間のデッキ提出期限で行われたRSPTでも16人中14人が持ち込み、ランクマなどでも大流行を見せた。
【バハエルフ】を初めとするコントロール系統のデッキも増えたことでOTKデッキが見られるようになり、弱体化を受けたもののパワー健在の【フラグラネクロ】や【モノヴァンプ】なども増加した。
また、【共鳴ネメシス】が弱体化されたことでカシムローザに虐げられていた【連携進化ロイヤル】【守護ビショップ】などのデッキも見られるようになり、ドラゴンを除く全てのクラスが活躍できる環境となっていった。
そんな【共鳴ネメシス】は外界の審判者・ノルン、終焉の地、アルティメットバハムートなどを搭載した後ろ寄りのデッキとなり、豊富なダメージカットや回復を生かしてふたたび環境に舞い戻った。
今期は融合・ディスカード・葬送・デッキに戻す等で手札の取捨選択をするデッキが多くプレイ難度が高い環境となっており、ランクマッチと競技シーンでの乖離も激しい環境となっている。
Tier1 | 秘術ウィッチ | フラグラネクロ |
Tier2 | 連携進化ロイヤル | |
モノヴァンプ | ハンドレスヴァンプ | |
共鳴バハネメシス | 共鳴人形ネメシス |
環境で落ち込んでいたドラゴンクラスの調整として、独尊龍・スーロンがアッパーされた。
その影響もありJCGで【インフレOTKドラゴン】が優勝するなど活躍を見せたがTier上位に食い込むとはとても言い難く、環境は第2期とほとんど変わらなかった。
プレイヤーの環境理解度が高まったことでアルティメットバハムートを採用するデッキが減少し、【フラグラネクロ】【秘術ウィッチ】の2デッキは安定した使用率を維持した。
そのほかではRAGE配信卓でGF進出を決めた有名プレイヤーが使用した【モノヴァンプ】が増加し、末期にはアマ界隈で話題となりプロ選手も使用した【共鳴人形ネメシス】や【回復(守護)ビショップ】も一定数見られた。
Tier1 | ラティカエルフ | 連携進化ロイヤル |
Tier2 | 秘術ウィッチ | フラグラネクロ |
モノヴァンプ | ハンドレスヴァンプ | |
共鳴人形ネメシス | 共鳴バハネメシス | |
人形ネメシス |
進化エルフ | |
連携進化ロイヤル | 指揮官ロイヤル |
秘術ウィッチ | スぺブウィッチ |
マナリアウィッチ | ユキシマウィッチ |
バーンドラゴン | インフレOTKドラゴン |
コントロールドラゴン | |
フラグラネクロ | ラスワ進化ネクロ |
葬送ネクロ | |
ハンドレスヴァンプ | 狂乱ヴァンプ |
モノヴァンプ | 進化ヴァンプ |
守護ビショップ | コントロールビショップ |
アミュレットビショップ | |
共鳴バハネメシス | AFネメシス |
共鳴機械ネメシス | 共鳴フラグラネメシス |
共鳴人形ネメシス | 人形ネメシス |
アディショナルカードに派手な効果のカードが多く、聖緑の輝き・カーバンクルで0コストを大量に生成しOTKを目指す【ラティカエルフ】、カイザーフォートレスをフィニッシャーに据えた【指揮官ロイヤル】、マナリアの双姫・アン&グレアから手に入る双姫の大魔術でOTKを決める【マナリアウィッチ】など、1〜3期では見られなかったデッキが数多く見られた。
既存デッキも、盤面を並べて打点を出す【連携進化ロイヤル】や【人形ネメシス】などは三相の女神・バイヴカハを新たに採用し、序盤のビートダウン・終盤のフィニッシュの双方で強化を受けた結果、増加していった。
しかしながらJCGなどの競技シーンのデータを見る限り、【連携進化ロイヤル】が多少増え【秘術ウィッチ】が減った第3期とほぼ変わらない環境かと思われたが、9/4に開催されたRSPT3rdSeason予選では【ラティカエルフ】が最大母数というまさかの結果になった。
単純なキルターンの速さ・守護がベルエンジェルくらいしか立たない・バウンスや潜伏で当たり先が殆ど出ないことから【フラグラネクロ】に対して有利が付き、絶命パーツのロック性能やヒーリングフェアリーの回復で他対面も戦えることが最大母数の要因となった。
プロツアーのデッキ公開以降はJCGで【ラティカエルフ】が爆増し、その対策としてアビスドゥームロードでリーサルを阻害しOTKを決める【モノヴァンプ】が増加、【秘術ウィッチ】には潜伏対策&盤面圧をかけるため極冠の幻想獣の採用、【連携ロイヤル】にはロック対策として戴冠の儀の採用などが見られ、【フラグラネクロ】の使用率が大きく落ち込むなど、環境に大きな影響を与えた。
ランクマッチ・競技シーンの双方で複数のアーキタイプが散見され、明確な1強が存在しない甲乙つけ難い環境となっている。
(Tier表は9/2のRSPTデッキ公開以降の環境(ラティカエルフが本格的に流行)を反映させているが、これ以前と以降で大きく環境が変わっている。)
第1期 | ||
---|---|---|
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | ハンドレスヴァンプ |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | ハンドレスヴァンプ |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | フラグラネクロ |
第2期 | ||
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | フラグラネクロ |
JCG優勝 | スペブウィッチ | フラグラネクロ |
JCG優勝 | コンシードエルフ | 秘術ウィッチ |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | フラグラネクロ |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | 共鳴バハネメシス |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | フラグラネクロ |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | フラグラネクロ |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | フラグラネクロ |
JCG優勝 | フラグラネクロ | 共鳴バハネメシス |
第3期 | ||
JCG優勝 | 連携進化ロイヤル | スペブウィッチ |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | 共鳴バハネメシス |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | フラグラネクロ |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | フラグラネクロ |
JCG優勝 | 連携進化ロイヤル | 秘術ウィッチ |
JCG優勝 | ランプドラゴン | モノヴァンプ |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | フラグラネクロ |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | 共鳴バハネメシス |
JCG優勝 | スペブウィッチ | フラグラネクロ |
第4期 | ||
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | ハンドレスヴァンプ |
JCG優勝 | フラグラネクロ | 共鳴人形ネメシス |
JCG優勝 | 連携進化ロイヤル | フラグラネクロ |
JCG優勝 | フラグラネクロ | ハンドレスヴァンプ |
JCG優勝 | 秘術ウィッチ | ハンドレスヴァンプ |
JCG優勝 | 連携進化ロイヤル | フラグラネクロ |
JCG優勝 | 連携進化ロイヤル | モノヴァンプ |
JCG優勝 | 連携進化ロイヤル | 秘術ウィッチ |
JCG優勝 | 連携進化ロイヤル | モノヴァンプ |
JCG優勝 | ラティカエルフ | 連携進化ロイヤル |
JCG優勝 | 連携進化ロイヤル | 共鳴バハネメシス |
JCG優勝 | 連携進化ロイヤル | 秘術ウィッチ |
JCG優勝 | 連携進化ロイヤル | ハンドレスヴァンプ |
JCG優勝 | ハンドレスヴァンプ | 共鳴バハネメシス |
JCG優勝 | ラティカエルフ | 共鳴バハネメシス |
RAGE優勝 | ラティカエルフ | モノヴァンプ |
共鳴人形ネメシス | ||
JCG優勝 | フラグラネクロ | 共鳴バハネメシス |
アンリミ
Tier1 | 共鳴AFネメシス |
ハンドレスヴァンプ | 超越ウィッチ | |
ホズミエルフ | 種類AFネメシス | 葬送(骸)ネクロ |
前期の【ハンドレスヴァンプ】【超越ウィッチ】環境からガラリと変わった今期、新カード勇気の少年・カシム、メカニカルドッグを採用した【共鳴AFネメシス】が圧倒的Tier1となった。
メカニカルドッグは事前発表の段階でアンリミプレイヤーから「やばい」との声が多数あり、案の定環境を破壊した。
上振れると2、3ターン目に決着がつくだけでなく勇気の少年・カシムを進化し解放の少女・ローザ出すことで回復し、カシムの盤面処理も相まってアグロ系のデッキにもワンチャンスを作らせないほどのデッキーパワーを誇った。
フォースバリア、抑圧の関門などで対策を講じるデッキも見られたが、前者はユアンに貫通されメカニカルドッグの盤面形成が返せず、後者は盤面を開けるのに利用されまともな対策はなかった。
某氏が主催する120人規模のアンリミのBO3大会でも使用率9割を叩き出し、その結果機構の解放の一枚制限となり、多くのアンリミプレイヤーが哀歓に至った。
その他新規デッキでは神速のクイックブレーダーによるOTKを狙う【神速クイブレロイヤル】が(ネメシスが多すぎて見る機会はさほどなかったが)見られた。
Tier1 | 超越ウィッチ | ハンドレスヴァンプ |
共鳴ネメシス |
【AFネメシス】が制限を受け、前期と同じく【超越ウィッチ】【ハンドレスヴァンプ】の2強環境に戻ると思われたが、意外にも多様性のある環境へと変貌を遂げた。それを齎したのは【共鳴ネメシス】の登場であった。
ローテ環境で猛威を奮っていた共鳴ギミックだったが、アンリミには1コス1共鳴カードが複数あり、機構の解放を絡めた上ブレも相俟って再びTier1デッキとして環境入りを果たした。
【共鳴ネメシス】が高い回復性能と降誕する干絶、永久の盾・シオンを有していることから【ハンドレスヴァンプ】の立ち位置がかなり悪化した。しかしながら早期の決着手段が乏しいため【超越ウィッチ】には若干不利が付き、【ホズミエルフ】、【テイカーネクロ】などが増える環境となった。
共鳴ギミックの手札入れ替えによってデッキの安定度も高かったせいか、7/26のメンテナンスにてカシム・ローザがそれぞれ1枚制限になることが発表された。
便宜上3デッキをTier1として一括りにしているものの、1ヶ月の中で2回の制限を受けた【共鳴ネメシス】が頭一つ抜けた環境であったことが伺える結果となった。
Tier1 | 超越ウィッチ | ハンドレスヴァンプ |
秘術ウィッチ | 回復ビショップ |
2度の制限を受けたネメシスが一気に環境から減少し、多数のデッキが見られるようになった。
久々に開催されたJCGでは【ハンドレスヴァンプ】が最大勢力、次いで【超越ウィッチ】や【狂乱ヴァンプ】【回復ビショップ】となった。
そんな中、【秘術ウィッチ】が高い決勝進出率を叩き出し、ヴァンプ系統に有利がつくことから環境トップデッキとなった。
Tier1 | 超越ウィッチ | ハンドレスヴァンプ |
秘術ウィッチ | 回復ビショップ |
アディショナルカードの追加によってもっとも強化を受けたデッキは【終焉ラピスビショップ】で、廃滅のスカルフェインの追加により1枚でセラフのカウントを最後まで進められるようになり、デッキの枠の問題やカウントを進めるカードを手札に溜め込まないとならなかった問題を一気に解消した。
しかし速度・安定感の問題により環境を動かすほどのデッキとはならず、第3期とほぼ変わらない環境が続いた。
前期より話題になっていたメタ重視の【連携コントロールロイヤル】が多少増え、マギサ採用型の【秘術ウィッチ】、ヴァンピィ採用型の【ハンドレスヴァンプ】、崇拝の実現採用型の【回復ビショップ】などの構築の変化が見られた。
また、多数の疾走で打点を押し付ける【フラグラ骸ネクロ】が新たに出てきたりと、毎月JCGが開催されるようになった影響(?)で環境の研究が活発になっている。
ローテ
Tier1 | 人形ネメシス | AFネメシス |
スペブウィッチ | ||
その他 | 秘術ウィッチ | ハンドレスヴァンプ |
回復ビショップ |
RSCのローテ落ちで多数のパワーカードが環境から消えアニメに合わせた新軸が多数追加された今弾は、皮肉にも新軸の追加が唯一無かったネメシスが環境を牛耳った。(
【人形ネメシス】は高い盤面処理能力に加え、アブソリュート・チェイストによる盤面強化・リソース回収を手に入れ、カシム神器鳴動時空の掌握者などの単体性能の高いパワーカードを駆使しTier1に君臨した。
また【AFネメシス】は人造の代弁者・ヴァーミディアで6種達成の速度向上・課題だった回復を手に入れ、デウスエクスマキナの絡んだ上振れ〜OTKによって【人形ネメシス】と並んで環境トップとなった。
前期から主要カードが落ちていない【秘術ウィッチ】【ハンドレスヴァンプ】もそれなりにいるものの、環境の構図はネメシスvsネメシスメタが基本となり【進化ヴァンプ】や【回復ビショップ】なども見られた。
環境が進むにつれネメシスは少しずつ数を減っていき、(とは言ってもTier1は揺るがないほど多かったが)【スペブウィッチ】が台頭した。
そんな中、10月5日に能力調整が行われることが発表され【人形ネメシス】【ハンドレスヴァンプ】は弱体化を余儀なくされた。
Tier1 | AFネメシス | |
Tier2 | 結晶ビショップ | 連携進化ロイヤル |
圧倒的な使用率を誇っていた【人形ネメシス】の主要パーツがナーフされ、 環境に変化があった。
この環境の中心となったのは能力調整前から強いとされていた【AFネメシス】だった。
能力調整直後のJCGでは決勝トーナメントに進出した16人のうち15人、PSPTでも同じく16人中15人が使用するなど高い使用率となった。
そんな【AFネメシス】に対抗するデッキとして出てきたのは【テンポエルフ】だった。
能力調整前は【人形ネメシス】が天敵で数を伸ばせなかったデッキだったが、【AFネメシス】が序・中盤の横並べに対して脆く、盤面をフルブラストガンナーやアストロウィング・ララミアといった効果ダメージでの処理に依存しているため紅葉のリーフマンが大きく刺さり、盤面を処理しないとアーティファクトインパルスやキャノンアーティファクトでリーダーにダメージを与えることができない等、優位に戦えるデッキとして環境に蔓延った。
また【結晶ビショップ】もジュエルシュラインとジェムストーン・ウィンギーが能力調整を受け環境入りを果たした。
【AFネメシス】に対しては消滅カードで6種達成を阻害し、【テンポエルフ】に対しては序盤にフォロワーを出さないためハーフロックで動きを制限しながら中盤以降にギルネリーゼや廃滅のスカルフェインでの回復・多数の守護による盤面制圧で一気に捲るといった、上位デッキに対してもある程度戦える要素を持っていることが環境入りできた要因だと言える。
【結晶ビショップ】が大きく数を伸ばしたことで【テンポエルフ】が激減し、【連携進化ロイヤル】が台頭した。
【連携進化ロイヤル】はビクトリーブレイダーで【AFネメシス】に対してのメタを有して五分を付け、多くのプロが【結晶ビショップ】に対して有利ということから競技シーンを中心に大きく数を伸ばした。
環境中期以降では神速のクイックブレーダーとゴールデンウォーリアーを中心とした【クイブレ威光ロイヤル】が競技シーンを中心に数を伸ばした。連携進化ロイヤル同様、対【AFネメシス】へのビクトリーブレーダーが強く機能し、多数の守護によって守護裏に隠すこともできることやアグロ気味に動けるため、デウスエクスマキナ着地の返しに大きな打点を通しやすいことが流行の要因だと言える。
また、【ラスワゴーストネクロ】もRSPTやRAGEといった競技シーン・ランクマッチの双方で数を伸ばした。
11/2にはレートでの使用率が9割にも達した【AFネメシス】の核であるジェネシスアーティファクトのナーフが決行され、複数枚のバフもあるため環境の流動に期待したい。
Tier1 | 人形ネメシス | クイブレ威光ロイヤル |
スペブウィッチ | ||
Tier2 | 結晶ビショップ | 回復ビショップ |
【AFネメシス】の弱体化に伴い、多様なデッキが環境に蔓延った。
特に能力調整以前から競技勢を中心に強いと言われていた【クイブレ威光ロイヤル】、同クラスだったことで使用率が伸びていなかった【人形ネメシス】の2デッキが台頭する形となった。
また、【回復ビショップ】などのコントロールデッキも見られ、それに有利な【スペブウィッチ】も多く散見された。
全体的に環境の速度が落ちたことでアルティメットバハムートを蓋にしたデッキが増え、前期まで一定数見られた【テンポエルフ】や【ハンドレスヴァンプ】といった序盤の盤面から打点を出す必要のあったデッキは【人形ネメシス】の再流行により大きく数を減らした。
【金貨ロイヤル】や【狂乱ヴァンプ】は上方修正があったものの上位デッキにはなれず、日を追うごとに数を減らしているが、狂乱ヴァンプは月下の狼王・ヴァルツ+月下の跳躍を組み込んだ形が主流となり一定数環境で姿を見せた。
競技シーンでは【スペブウィッチ】やビショップ2種をターゲットとした【セブンズウィッチ】が流行し、RAGEプレーオフの配信卓でも複数見られた。
Tier1 | ディスカドラゴン | 秘術ウィッチ |
Tier2 | コンシードエルフ | クイブレ威光ロイヤル |
結晶ビショップ | 人形ネメシス |
アディショナルカードの追加があり、強化されたデッキと既存デッキが入り混じる環境となった。
新たな軸としては銀色の清純・アルジャンテと金色の威信・リュミオールが追加された【ディスカドラゴン】が登場し、一気にTier1へと上り詰めた。
特にリュミオールから10PP状態の黒白の乱舞・ノール&ブラン進化早期着地の盤面は返すことのできるクラスが限られている。
【ディスカドラゴン】が増えた結果ミラーが多発し、グランスエンジェルやインフィニットフレイムドラゴンを採用した構築も数多く見られた。
そんな【ディスカドラゴン】も序盤のディスカ・ランプに隙があるため、早いデッキがふたたび環境で見られるようになった。
なかでもRGW期以来鳴りを潜めていた【秘術ウィッチ】はアストロジカルソーサラーの追加によって数を伸ばし、アディショナル追加直後のJCGでも優勝を果たすなど存在感を放った。
環境が進むにつれて【ディスカドラゴン】の数は落ち着き、【威光ロイヤル】【人形ネメシス】【結晶ビショップ】を始めとした前期までの環境デッキが徐々に増えていった。
後半になるとベネディクションエルフを採用した【コンシードエルフ】が徐々に流行り始めた。
体力上限値の上昇させることでOTKや分割リーサルの要求値を引き上げ、それが特に刺さる【結晶ビショップ】や【人形ネメシス】は数を減らし、逆に有利をとれる【ディスカドラゴン】がふたたび数を増やしていった。
アンリミ
Tier1 | AFネメシス | ハンドレスヴァンプ |
超越ウィッチ | ホズミエルフ |
Tier表は諸説
序盤の盤面処理と回復を手に入れ、6種達成の速度も向上した【AFネメシス】が再び環境に復帰した。
また【ホズミエルフ】は前期までの課題だった5tOTKの再現性の低さを大きく改善させるセラフィックレオ・ガルエルの追加があり、4tOTKの理不尽さも伴って環境トップメタへと上り詰めた。
メタ性能の高い優秀なN2コスフォロワーを無理なく積めるようになったことで、不利対面であった【ハンドレスヴァンプ】への相性も多少改善され、【AFネメシス】が増えた影響で【ハンドレスヴァンプ】が減ったのも追い風となった。
全ての対面に対して平均以上に立ち回れる【AFネメシス】が復活した影響もあり、前期その立ち位置だった【秘術ウィッチ】が減少し、代わりに万能の奇跡・メルティーナが追加された【超越ウィッチ】が多少増加した。
【ハンドレスヴァンプ】はメタが増えたものの、高いデッキパワーと上振れの強さによっていまだにトップメタとして存在していたが、10月5日の能力調整によってドアマンバットが弱体化することで、今後の環境の変遷についていけるかが注目される。
Tier1 | AFネメシス | 骸ネクロ | |
Tier1.5 | ホズミエルフ | 超越ウィッチ | ハンドレスヴァンプ |
ドアマンバットのナーフにより【ハンドレスヴァンプ】は弱体化を余儀なくされ、立ち位置が良くなった【AFネメシス】【ホズミエルフ】が大きく数を伸ばした。
特に【AFネメシス】はギガスファクトリーを採用した型が増え、ナーフを受けた神器鳴動は採用枚数を減らした。
【ホズミエルフ】が数を伸ばしたことで各デッキに極光の天使・輪廻の女神・カウンターマジック・安息の領域・虚数物体などメタカードの採用が増え、徐々に数を減らしていった。
【AFネメシス】は《運命の輪》・スロースの採用も一部で見られるほど【ホズミエルフ】には向かい風が吹いていた。
環境中期に入るとマスカレードゴーストを採用した【骸ネクロ】が流行し、JCGでも【AFネメシス】とほぼ同数の決勝抜けを果たし*7、環境での存在感を放った。
【ハンドレスヴァンプ】はナーフを受けたドアマンバットの代わりにレヴィオンデューク・ユリウスが採用され、【ホズミエルフ】【骸ネクロ】【AFネメシス】などに強く機能した。
そのほかでは【共鳴ネメシス】なども一定数見られた環境となった。
11/2に、ローテーション環境で【AFネメシス】が猛威を振るっていた影響によってジェネシスアーティファクトが致命的なナーフを受け、【AFネメシス】の明日が心配される。
Tier意見募集中
能力調整により【AFネメシス】の決定力が低下したことで環境が変化し、前期から密かに注目されていた【共鳴ネメシス】がより見られるようになった。
制限カードらが絡んだ上振れが強いのはもちろんのこと、[[虚数物体]やワールドブレイクといったメタカードが環境デッキに刺さりやすく、7tのマグナゼロの蓋まで耐え切れる環境になったことも増加の要因といえるだろう。
また、【AFネメシス】はアブソリュート・モデストを採用した型が見られ、未だ環境に存在している。
これらのデッキに、以前から見る【骸ネクロ】【ホズミエルフ】【超越ウィッチ】【ハンドレスヴァンプ】【狂乱ヴァンプ】で環境は回っており、【共鳴ネメシス】が増加したことで【庭園ドラゴン】や【連携ロイヤル】等の立ち位置はますます悪化した。
Tier1 | ホズミエルフ | 秘術ウィッチ |
回復ビショップ |
フレイアが追加されたことで【ホズミエルフ】がさらなる強化を受けた。
その分ヘイトを買い各デッキにメタカードが多く積まれるようになったが、それでもメタカードを引く余裕もないほどのキルターンの早さで一段と評価を上げた。
そんな【ホズミエルフ】に対して禁約の黒魔術師のダメカや、新たに追加されたアストロジカルソーサラーによるデバフでメタる【秘術ウィッチ】が大流行した。
その両デッキに対して5分以上で戦える【回復ビショップ】も増加し、アディショナル追加直後のJCGでは予選突破数最多となった。
また、ローテーション同様にアンリミテッドでも【ディスカドラゴン】が環境入りを果たした。
ローテーションと違い、ディスカ時にドローできるカードが3種類・1コスディスカも実質3種類あることで高い再現性があり、リュミオール+新たなる運命によるコンボなどで大きなバーストダメージを出すことができた。それらによって環境初期こそ注目されたものの、環境上位デッキに不利対面が多いこともありTier1とはならなかった。
【ホズミエルフ】は今まではほとんどシンシア型しか見られなかったが、今期は幻獣の遣い型も少なからず見られるようになった。
クロスオーバー
Tier1 | 人形ホズミ(Nm/E) | |
Tier2 | ディスカ(D/V) | ハンドレス(V/D) |
Tier3 | ランプセブソ(W/D) | ランプロイヤル(D/R) |
葬送カラミティ(Nc/Nm) | ランプ具現化(D/W) |
9か月ぶりの開催となったクロスオーバー、前回活躍したロストサムライ・カゲミツがサブクラス限定の一枚制限に指定され環境がスタートした。
まず注目を集めたのは【人形ホズミ】で、操り人形や改良実験などの0コストカードを活用し、早期のホズミ着地で勝負を決めるというコンセプトで流行した。
また、前回は制限カードだった竜の託宣が今回は制限がなく、案の定ドラゴンをメイン・サブクラスに採用したデッキが環境に蔓延した。
なかでもローテーション環境で強力なドラゴンのディスカードギミックにヴァンパイアの優秀なディスカ札を組み合わせた【ディスカ】、ランプしながらアグロをし、パルクールウルフや月下の跳躍で〆る【ハンドレス】と、ドラゴンとヴァンパイアを組み合わせたデッキも数多くみられた。
他にもランプから高コストカードを投げるデッキが多数存在し改めてランプカードの強さを知らしめた。
ホズミに対しては絶望の安息・マーウィンやデスサイズハウンド、ディスカに対しては永久の盾・シオンなど対策カードを積んだデッキも見られるようになってはいるものの、それらのデッキは速度が遅いことが多く、そもそもメタカードを引けずに貫通されたり【カラミティ】などが厳しいこともありそれほど多くは見られなかった。
Tier1 | 結晶パズズ(B/V) | リアニメイト進化(Nc/B) |
威光(R/Nm) | ||
Tier2 | 秘術(W/E) | スペブ崇拝者(W/Nm) |
ハンドレス(V/D) | 人形威光(Nm/R) | |
Tier3 | クオンスペブ(W/Nm) | 威光(Nc/R) |
葬送カラミティ(Nc/Nm) | アグロゴースト(Nc/Nm) |
環境で多くみられたデッキから合計8枚のカードが禁止・制限となり、環境はガラリと変化した。
制限の6.5時間後に開催されたJCGではエルフのバウンスカードで打点を底上げする【バウンス秘術】、ブレードレインと神速のクイックブレーダーを組み合わせてOTKを狙う【スペルクイブレ】等が多く見られた。
なかでもビショップの結晶カードとパズズを組み合わせた【結晶パズズ】が最高使用率を出し、優勝も果たした。
2回目のJCGではデッキの開発が進み、インペリアルセイントを軸にした【リアニメイト進化】が台頭、また環境デッキが序盤の横並べに弱いことから【威光】も大きく数を伸ばし、この2デッキを握ったプレイヤーが優勝を果たした。
その他のデッキでは改良実験や百獣獅子王・グライアス等の0コストで絶尽の崇拝者を強化し大ダメージを与える【スペブ崇拝者】やアグロ系のデッキ、ランクマッチでも人気の【葬送カラミティ】など多岐に渡るデッキが見られた。
Tier1 | スペブ崇拝者(W/Nm) | ユキシマクイブレ(W/Nm) |
Tier2 | 秘術(W/E) | ランプ具現化(D/W) |
連携ラスワ(Nc/R) | スペブ(W/Nm) |
まさかの2度目の制限があり、ゴールデンウォーリアーが禁止、その他5枚のカードが制限となり、さらなる環境の変化を齎した。
そんな環境で活躍を魅せたのは【スペブ崇拝者】だった。
前期終盤より注目されていたデッキであり、制限の影響が一切ないことで制限直後にあったJCGでも最多持ち込みとなり優勝も果たした。
ウィッチクラスの制限がなかったため【ユキシマクイブレ】などのウィッチクラスをメイン・サブにしたデッキが多く蔓延した他、ロイヤル・ネクロ・ネメシスなどを組み合わせた連携軸のアグロ・テンポデッキも少なからず見られた。
ローテ
Tier1 | スぺブウィッチ | |
その他 | 財宝ロイヤル | 実験体ウィッチ |
武装ドラゴン | ディスカドラゴン | |
ラスワネクロ | 狂乱ヴァンプ |
1弾で完成させると銘打って登場した八獄カード達、シナジーやパワーの高いカードが多く前期と環境は一変し、まず流行ったのは【スぺブウィッチ】だった。
クロスオーバー後半でも見られた絶尽の崇拝者と0コスカードの組み合わせが破式の執行者・シュマエルやクラッシュレインの追加によってローテーションでも実現し、5,6ターン目でのOTKや盤面圧殺で猛威を振るった。
そんな【スぺブウィッチ】が序盤からの攻めに弱いことから【狂乱ヴァンプ】や【武装ドラゴン】などの早いデッキが流行する形となった。
早いデッキのなかでも【財宝ロイヤル】【ラスワネクロ】の2デッキはテンポラリーデッキで配布されていたのもありそれなりに見られた。
他にも早いデッキに対して戦える【実験体ウィッチ】やスぺブウィッチに対して有利(諸説)な【ディスカドラゴン】等、多様なデッキが見られた。
Tier1 | 財宝ロイヤル | 実験体ウィッチ |
Tier2 | ホズミエルフ | 八獄ホズミエルフ |
スぺブウィッチ | ラスワネクロ | |
結晶ビショップ |
絶尽の崇拝者と大いなる意志という主に【スペブウィッチ】で採用されていたカードのナーフがあったものの、それによって空いた枠を管弦の魔術師などが埋め、引き続き最高使用率を維持した。
アグロデッキに対しては大型ドレインでのライフゲインが特に強力で回復量は前期よりも上がり、残り枠にはウーラノスかクオンのどちらを採用するかプレイヤーの中で意見が分かれた。
とはいえ以前のような早期ターンでのOTKは決めづらくなっており、【ディスカドラゴン】や【コントロールネメシス】も競技環境では見られるようになってきていた。
環境が進むと【財宝ロイヤル】が徐々に増加、出航の咎人・バルバロスをエンハンスではなく1コスト確定除去で使うようなプレイングも広まり数を伸ばした。
それに伴って【スペブウィッチ】は大きく減少し、【実験体ウィッチ】や弾哭の執行者・キルザエルを採用した【人形ネメシス】、ギルネリーゼを採用した【ラスワネクロ】などが増加傾向にある。
RAGE二次予選前後では【財宝ロイヤル】【実験体ウィッチ】【ラスワネクロ】による3強環境が固まった。
3強環境でも変化はあり、【ラスワネクロ】を意識して【実験体ウィッチ】に荒天の雷神が積まれたり、その他のデッキでも【ホズミエルフ】がマガチヨでのフィニッシュを見据えた八獄型とタムリン型に分岐、【武装ドラゴン】も【純武装】とディスカにタッチした【武装ディスカドラゴン】に派生するなど様々な変遷が見られた。
INV前後では【ラスワネクロ】の評価が落ち3強環境は2強環境となり、【実験体ウィッチ】に対して有利な【結晶ビショップ】が大きく増加するなどの動きが見られた。
Tier1 | 狂乱ヴァンプ | 八獄ネメシス |
Tier2 | 財宝ロイヤル | スぺブウィッチ |
アディショナルカードの追加と合計5枚の能力調整があり、環境にも変化があった。
なかでもこの環境を象徴するほどに見られたのは万物の目撃者・ジュディスが追加された【八獄ネメシス】だった。
コントロール展開を支えるダメカ・回復・確定除去が非常に強力であり、耐えた先に待っている機鋒の咎人・カットスロートやジェットパックガンナーなどの高打点カードは防ぐ手段が限られている。
そんな【八獄ネメシス】の序盤が(比較的)脆いことから、早い展開で打点を押し付ける【狂乱ヴァンプ】も台頭した。
追加された虚飾の炎熱による3,4ターン目での守護裏フラウロス展開からハウリングデーモンや羅刹の咎人・ガロダート、アッパー調整を受けた愛絶の姦淫・ヴァーナレクなどの疾走フォロワーを連打し、勝ち切れるデッキとなった。
前環境2強デッキの【実験体ウィッチ】は【狂乱ヴァンプ】に対して序盤の猛攻を凌ぎながら実験体カウントを進めるのが難しいため回復と処理が中盤以降でないと両立しづらく、【八獄ネメシス】に対しては5/5の実験体を複数立てる動きができればネメシス側は処理が難しいものの、メインプランの一つであったオリシル+ユキシマのリーサルがダメカによって防がれるため大きく数を減らした。
【財宝ロイヤル】は健在で、特に【狂乱ヴァンプ】に対して有利に立ち回れるものの【八獄ネメシス】対面ではダメカによって打点を通す要求値が上がっており、前期と比べると使用率は下がっている。
構築は多少変化しており、【狂乱ヴァンプ】の序盤に対抗するために戦技斬刀の採用や、確定枠とされていた千金武装の大参謀を0枚にした構築も見られた。
3月前半にあった地方大会では各地区の優勝者6名のうち5名が【狂乱ヴァンプ】と【八獄ネメシス】を持ち込んいた。
JCG使用率でもこの2デッキは抜けており、それに追随する形で【財宝ロイヤル】【スペブウィッチ】が存在する環境となっている。
特に【スペブウィッチ】に関しては崇拝者ナーフ以降、【実験体ウィッチ】がトップシェアだったためあまり見られなかったが、今期は反転する翼という強化を受け、フレイアからシュマエルを確定サーチする構築がメジャーとなり安定性が増したことが増加の要因と言える。
アンリミ
Tier1 | ホズミエルフ | 秘術ウィッチ |
骸ネクロ | 回復ビショップ |
前期からの変更点として、強化を受けた【骸ネクロ】が新たに環境へと姿を見せた。
【骸ネクロ】といえば今までは疾走打点が足らず強固な盤面を形成して勝つデッキだったが、今期は深淵の大佐が追加されたことにより従来の盤面形成プランとOTKを併せ持つデッキとなった。
ネクロマンサーフォロワーを3種(あるいは2種*8)に絞ることで百鬼夜行から骸の王をサーチしやすくなっており、残りの枠は【ホズミエルフ】同様にガルエル、フレイア等のニュートラルカードを上手く活用し環境上位へと食い込んだ。
【ホズミエルフ】【骸ネクロ】系統のデッキに対しダメカなどで対策をする【秘術ウィッチ】も健在で、今期は群青の魔女の追加により1スタック1ドローカードが3種類となり安定感が向上したが、ホズミエルフと違い骸ネクロには盤面を返された後でもネクロインパルスや霊体の侵入、2回目の骸展開等があることで相対的な立ち位置が向上したとはハッキリ言い難い。
また前期までそれらのデッキとメタゲームを繰り広げていた【回復ビショップ】は従来のクルトOTK構築の他に、新カードの不可侵の教会などを採用したメタ寄りのデッキもそれなりに見られた。
今期は【骸ネクロ】への対策としてワールドブレイク・極光の天使などが各クラスから飛んでくる環境となった。
Tier1 | シンシアホズミエルフ | 秘術ウィッチ |
狂乱ヴァンプ | 回復ビショップ | |
Tier2 | 幻獣ホズミエルフ | ディスカドラゴン |
長きに渡ってアンリミネクロを支えていた骸の王と追加カードにより着実に強化されてきた【秘術ウィッチ】のキーパーツであるオリハルコンゴーレムが下方修正を受け、環境は動いた。
【骸ネクロ】は展開が1ターン遅くなったのが致命傷であり大きく数を減らした。
代わりに環境に出てきたのは悪魔の笛吹きとバイオレントスクリームが追加された【狂乱ヴァンプ】だった。
3ターン目のフラウロス+煉獄のダークナイトによる盤面形成から紅き血の女王・ヴァンピィによる疾走連打は強力で、ランクマッチ・大会の双方で高い使用率を誇った。
能力調整の影響があったものの【秘術ウィッチ】は健在で、前述した狂乱ヴァンプの盤面形成を容易に返せるため依然として上位に位置するデッキとなっている。しかしながらスタック消費速度が低下したことでライリーやアストロジカルなどの起動が遅くなり、その隙をつく展開も少なくはない。
また、前環境でも上位に位置していた【回復ビショップ】は今環境でも強く、前述の2デッキと肩を並べている。
【ホズミエルフ】に関してはシンシア型と幻獣型
他にも【ディスカドラゴン】などが存在しており、調整直後のJCGではこれと【ホズミエルフ】を握ったプレイヤーが優勝している。
Tier1 | 狂乱ヴァンプ | |
Tier2 | 回復ビショップ | AFネメシス |
※今期はJCG等の大型大会がないためTier表はあくまでも諸説
ランクマッチの現状を鑑みて狂乱ヴァンプを単独Tier1としたがアンリミ大会の結果的にTier2の2デッキは検討の余地あり。
(大会結果を見るなら骸ネクロを入れるべき などの意見もあって良さそう)
大幅な能力調整と禁止指定が行われ、前期までのデッキのほとんどが影響を受けた。
【秘術ウィッチ】は多大な役割を担っていた星見の望遠鏡が禁止指定となったことで大きく減少した。
【ホズミエルフ】もガルエルのナーフによって速度・安定性の双方が落ち、環境から姿を消した。
一方で不穏なる闇の街が禁止指定となった【狂乱ヴァンプ】だったが、愛絶の姦淫・ヴァーナレクの上方修正の影響が大きく、一気にトップシェアへと上り詰めた。
また、上位デッキが軒並み陥落した影響で能力調整の影響を受けていない【回復ビショップ】や【AFネメシス】もふたたび台頭した。
BO1のランクマッチではそれほど数が多いとは言えないもののBO3などのルールでは人気のデッキとなっている。
Tier1 | 狂乱ヴァンプ | 復讐ハンドレスヴァンプ |
骸ネクロ | ||
Tier2 | 回復ビショップ | AFネメシス |
過去最多43枚のナーフ解除が行われ、アンリミ環境にも変化があった。
天界への階段が1コスに戻ったことで【骸ネクロ】は安定感を取り戻しふたたび環境トップに返り咲いた。
構築も従来の型から派生した、双魂の久遠・ケリドウェン+ダラダラ天使・エフェメラ採用型の骸ネクロなども見られた。
また、【ハンドレスヴァンプ】も絢爛のセクシーヴァンパイアがナーフ解除され実質0コストカードが増えた他、自由を駆ける漢・スカルなどの上振れ要素を手に入れたことにより環境上位に浮上した。
マイローテ
初開催となった新フォーマット。ランクマッチはなくフリマ・ルムマ・プラクティスなどでのみ遊ぶことができた。
環境を測る指標としてグランプリの開催があったためそれについて記載する。
環境トップとなったのは【ディスカドラゴン(CDB)】だった。
古い期間のデッキにはPPブーストなどのボーナスが与えられていたが、干絶の飢餓・ギルネリーゼの直接召喚によって逆にそれを利用することができ、そこに至るまでもブリザードハート・フィルレインや黒白の乱舞・ノール&ブランなどによる強力な妨害性能で環境を蹂躙した。
また、CDB当時ディスカドラゴンに対抗できた【秘術ウィッチ(CDB)】やボーナスを最大限活かした【超越ウィッチ(SFL)】、【ディスカドラゴン(FOH)】なども多く見られた。
環境を測る指標としてグランプリの開催があったためそれについて記載する。
Tier1 | ディスカドラゴン(CDB) | |
Tier2 | 秘術ウィッチ(CDB) | 超越ウィッチ(SFL) |
ディスカドラゴン(FOH) |
環境トップとなったのは【ディスカドラゴン(CDB)】だった。
古い期間のデッキにはPPブーストなどのボーナスが与えられていたが、干絶の飢餓・ギルネリーゼの直接召喚によって逆にそれを利用することができ、そこに至るまでもブリザードハート・フィルレインや黒白の乱舞・ノール&ブランなどによる強力な妨害性能で環境を蹂躙した。
また、CDB当時ディスカドラゴンに対抗できた【秘術ウィッチ(CDB)】やボーナスを最大限活かした【超越ウィッチ(SFL)】、【ディスカドラゴン(FOH)】なども多く見られた。
ローテ
Tier1 | ディスカドラゴン | |
Tier2 | フェアリーエルフ | ヒーローマーズロイヤル |
武装ドラゴン | ラスワネクロ | |
狂乱ヴァンプ | 八獄ネメシス |
学園を軸にしたテーマが多数追加されたものの、軒並みパワーが低く既存軸のリペアが環境上位を占める形となった。
特に【ディスカドラゴン】は流浪の指揮者やフィルレインのローテ落ちにより安定感の低下が危ぶまれていたものの、リリウムなどの強力なカードの追加によってCDB環境以来のトップティアとなった。
また、上方修正を受けたブレイズフレア・マーズを中心にヒーローを組み込んだ【ヒーローマーズロイヤル】が次いで2位の使用率となった。
Tier2以下では全8クラスが犇く環境とはなったものの前述したとおり既存アーキのリペアばかりだった影響か、環境が始まってわずか4日で8枚のナーフが決行される事態となった。
Tier1 | 狂乱ヴァンプ | |
Tier2 | ヒーローマーズロイヤル | マナリアウィッチ |
ディスカドラゴン |
環境トップだった【ディスカドラゴン】はウーラノス、黒白の乱舞・ノール&ブランがナーフされたことで一度は数を減らしたものの、他アーキもナーフの影響を受けていたため依然として環境デッキの一角を担った。
ナーフ後より注目されたデッキは【復讐ヴァンプ】で、復讐ギミックを絡めた大小様々な打点とアビスドゥームロードによるバリアを擁し、前述の【ディスカドラゴン】とともにJCGで活躍した。
しかし、【狂乱ヴァンプ】の台頭によって【復讐ヴァンプ】はみるみる数を減らしていった。
【狂乱ヴァンプ】は虚飾の炎熱がナーフを受けたもの、数多い回復カードで【復讐ヴァンプ】の大味な展開に耐えながらリソースゲームに持ち込める点や、新カード魅惑の狂想曲から加わるデモンディーヴァによってOTK並みの打点を手札に溜め込むプランを取ることが可能な点が評価され、環境最多母数であった【ディスカドラゴン】を上回りTier1に躍り出た。一方の【復讐ヴァンプ】は【狂乱ヴァンプ】に完全にシェアを奪われてしまった。
【復讐ヴァンプ】の減少と【狂乱ヴァンプ】の台頭によって環境デッキが変化し、選別の教員・ヴァイスや英傑の学園長・ガルドルなどのメタカードを中心に戦う【コントロールロイヤル】、双姫の大魔術によるOTKを目指す【マナリアウィッチ】、前期から安定した強さを誇る【スペルウィッチ】などが増加傾向であった。
Tier1 | 狂乱ヴァンプ | マナリアウィッチ |
Tier2 | ヒーローマーズロイヤル | 葬送ネクロ |
4つのデッキタイプにアッパー調整が入ったが、トップメタは相変わらず【狂乱ヴァンプ】であった。前期終盤に注目を集め使用率を伸ばしていた【マナリアウィッチ】の核であるマナリアの双姫・アン&グレアがなぜかアッパーされ、前期1強状態となっていた【狂乱ヴァンプ】に追随する使用率となり、2強環境となった。
また、ヴァイスソウルハンターが強化されたことにより、滅屍の執行者・ミロエルを主軸とした【葬送ネクロ】が次第に数を伸ばしていった。
なお、同じくアッパー調整があった【回復ビショップ】や【機械ネメシス】は依然として環境デッキとは言い難い立ち位置となってしまっている。
元々減少傾向にあった【ディスカドラゴン】は不利対面である【マナリアウィッチ】の台頭により立ち位置が悪くなり、大幅に減少した。JCGでは【マナリアウィッチ】のメタとして【セブンズウィッチ】が増加傾向にあった。
Tier1 | 葬送ネクロ | |
Tier2 | マナリアウィッチ | ディスカドラゴン |
復讐ヴァンプ |
アディショナルカードが追加され、元々使用率を伸ばしていた【葬送ネクロ】が霊床震脚とミカエルの追加でなぜか強化され、1強環境となった。
前期のトップメタデッキであった【狂乱ヴァンプ】は、【葬送ネクロ】がミカエルを手に入れたことにより回復力が上がり、滅屍の執行者・ミロエルの着地が安定するようになったため、相性が逆転してJCGでは大幅に使用率を落とした。一方、【マナリアウィッチ】は不利対面であった【ヒーローマーズロイヤル】や【セブンズウィッチ】が【葬送ネクロ】の台頭により姿を消したため、依然として安定した使用率となっている。前期下火だった【ディスカドラゴン】も、【葬送ネクロ】が【ディスカドラゴン】の不利だったデッキを駆逐したため、相対的に立ち位置が上がっている。
【狂乱ヴァンプ】が減少したことにより【復讐ヴァンプ】が再び台頭した他、Tier3以下で【結晶ビショップ】や【ウヌエルビショップ】などのデッキも見られた。
Tier1 | 葬送ネクロ | ディスカドラゴン |
Tier2 | マナリアウィッチ | 狂乱ヴァンプ |
復讐ヴァンプ | ウヌエルビショップ |
一方、ナーフ後に台頭されると予測されていた【マナリアウィッチ】は、使用率が伸びるどころかむしろ減少し、プロツアーでも持ち込み数はわずか2名に留まった。
ナーフ後に台頭してきた注目デッキは、翼天の執行者・ウヌエルや、廃滅のスカルフェインを中心としてアミュレットを駆使して戦う【ウヌエルビショップ】で、JCGでは高い予選抜け率を誇りプロツアーでも上位の成績を残した。
また、環境外と言われていたエルフだったがレート杯で32名中唯一【マガチヨエルフ】を持ち込んだプレイヤーが優勝を果たすなど、環境に爪痕を残した。
アンリミ
Tier1 | 復讐ハンドレスヴァンプ | 骸ネクロ |
Tier2 | 狂乱ヴァンプ | 回復ビショップ |
AFネメシス |
【ハンドレスヴァンプ】に復讐軸の新カードが追加され、絢爛のセクシーヴァンパイアが絡んだ際の爆発力に拍車がかかる形となった。
また、【回復ビショップ】がベルディリア率いる学園シナジーを手に入れ、ジャスティーに次ぐ新たな融合回復を得たことで、自然ギミック採用型・不採用型の他、学園ギミック採用型など構築に幅が見られた。
【ハンドレスヴァンプ】の火力が上がったことにより元々不利がついていた【狂乱ヴァンプ】の減少等の変化はあったが、デッキの強さを大きく上げるカードや新たなデッキの台頭はなく、依然として強い【骸ネクロ】が最速グラマスとなるなど前期とほぼ変わらない新弾環境となった。
環境デッキっぽいもの(大会が少なすぎてTierを決めるに不十分なため)
アンリミでは直接能力調整の影響を受けたデッキは【骸ネクロ】に限られるものの、骸ネクロの存在によって使用率の下がっていたデッキ等が増加するなどの変遷が見られた。
その影響が一番顕著に出たのが【AFネメシス】で、新カードの追加は特にないもののヴァンプに対してのコンシードプランと自力の高さでふたたび環境に姿を見せることとなった。
また【復讐ハンドレスヴァンプ】の構築も復讐ギミックが中心の構成に寄りガロムの採用が定番化。リソースカードとして天界への階段を採用した型や、メタカードなどを貫通し得るシェムハザなど構築の多様性があった。
【回復ビショップ】については【骸ネクロ】の弱体化に伴ってマーウィンや安息の領域の不採用が多くなり、空いた枠に学園ギミックの採用などが見られるなど構築に変化があった。
Tier2以下でも【骸ネクロ】の弱体化に伴う影響は大きく、前期ほとんど見られなかった【超越ウィッチ】の復権や【葬送ネクロ】の台頭など様々なデッキが見られた。
復讐ハンドレスヴァンプ | 回復ビショップ |
AFネメシス | 超越ウィッチ |
ディスカドラゴン |
その影響が一番顕著に出たのが【AFネメシス】で、新カードの追加は特にないもののヴァンプに対してのコンシードプランと自力の高さでふたたび環境に姿を見せることとなった。
また【復讐ハンドレスヴァンプ】の構築も復讐ギミックが中心の構成に寄りガロムの採用が定番化。リソースカードとして天界への階段を採用した型や、メタカードなどを貫通し得るシェムハザなど構築の多様性があった。
【回復ビショップ】については【骸ネクロ】の弱体化に伴ってマーウィンや安息の領域の不採用が多くなり、空いた枠に学園ギミックの採用などが見られるなど構築に変化があった。
Tier2以下でも【骸ネクロ】の弱体化に伴う影響は大きく、前期ほとんど見られなかった【超越ウィッチ】の復権や【葬送ネクロ】の台頭など様々なデッキが見られた。
Tier1 | 復讐ハンドレスヴァンプ | 回復ビショップ |
Tier2 | 超越ウィッチ | 葬送ネクロ |
骸ネクロ | AFネメシス |
トップティアは依然として【復讐ハンドレスヴァンプ】と【回復ビショップ】となっており、その下に【超越ウィッチ】【ディスカドラゴン】【葬送ネクロ】【骸ネクロ】【狂乱ヴァンプ】【AFネメシス】などのデッキが連なった。
【回復ビショップ】は、上方修正を受けたオーキッドの試験場の採用が見られるようになり、学園ギミックを採用した構築が流行。また、以前にも増して【葬送ネクロ】が流行し、相性が有利な【骸ネクロ】の増加が見られた。
そのほか、母数が少ないデッキの活躍も見られ、JCGでは【混沌ウィッチ】、110人規模の某大会では【共鳴ネメシス】が優勝した。
Tier1 | 葬送ネクロ | |
Tier2 | 超越ウィッチ | ディスカドラゴン |
骸ネクロ | 復讐ハンドレスヴァンプ | |
回復ビショップ | AFネメシス |
従来のデスタイラントでの6tリーサルを基本に沿えた構築や5tリーサルを強く見た死竜の暴食採用型のリスト、5tリーサルを見つつスペル枚数を増やさないララデスタ型など様々な構築が見られた。
【葬送ネクロ】の立ち位置が向上したことで【復讐ハンドレスヴァンプ】はやや下火になり、ランクマッチではそれなりに見られたものの大会では大きく数を減らした。
また、【葬送ネクロ】に対して比較的有利に立ち回れる【骸ネクロ】や【ディスカドラゴン】が増加した。
環境デッキっぽいもの(大会が少なすぎてTierを決めるに不十分なため)
トップメタだった【葬送ネクロ】は御宿の幽霊犬がナーフされた影響で安定度が大きく落ちたものの環境上位を維持した。
【葬送ネクロ】の影響で減少傾向にあった【復讐ハンドレスヴァンプ】がふたたび増加し、その影響で【回復ビショップ】も増加、そのメタとして【超越ウィッチ】なども再び増加し熾烈なメタゲームが繰り広げられた。
超越ウィッチ | ディスカドラゴン |
葬送ネクロ | 骸ネクロ |
復讐ハンドレスヴァンプ | 回復ビショップ |
AFネメシス |
トップメタだった【葬送ネクロ】は御宿の幽霊犬がナーフされた影響で安定度が大きく落ちたものの環境上位を維持した。
【葬送ネクロ】の影響で減少傾向にあった【復讐ハンドレスヴァンプ】がふたたび増加し、その影響で【回復ビショップ】も増加、そのメタとして【超越ウィッチ】なども再び増加し熾烈なメタゲームが繰り広げられた。
マイローテ
2回目の開催となったマイローテーション、
前回同様ランクマッチはなく、フリマやルムマなど限定で遊ぶことができた。
今回は2年ぶりとなるミリオンカップが同フォーマットで開催されたためその環境について記載する。
なお、当大会は特殊なルールが設けられている変則BO3となっており、1バトル目はデッキ作成時に選択した中で一番新しいカードパックが1〜11弾のデッキ、2バトル目は12弾〜21弾のデッキ、3バトル目は22弾〜27弾までのデッキ、かつ3デッキが異なるクラスである必要があった。
それぞれ前期・中期・後期と表記し記載する。
前期
環境が始まった当初はプルソンをデッキの中心に据えた【プルソンヴァンプ】が環境の中心となった。
PPブーストによって先6t、後5tに高い再現性でOTKをすることができ、唯一の調整環境だったユーザー大会で20勝1敗と圧倒的な戦績を残した。
プルソンが環境の中心となったところから環境が始まり、メタとして虚数物体を有した【AFネメシス】や【人形ネメシス】、安息の領域を有する【安息セラフビショップ】などが台頭した。
プルソンのOTKが先6t、後5tであることから先5tリーサルを見据えた【アグロロイヤル】や【ニュートラルヴァンプ】などデッキも蔓延ることとなった結果、プルソンは環境から姿を消した。
その中でも最終的に所謂結論となったのは【アグロリノエルフ】だった。
アグロやダラダラ天使・エフェメラなどで序盤からライフを削るためダメージカットがあまり効かず、環境に守護がほとんどいないためリノセウスによる高いフィニッシュ性能を持ち、大会ベスト4に残った全員がこのデッキを使用していた。
また、ベスト16人のうち上述の【アグロリノエルフ】と同数残ったのが【ジンジャーウィッチ】だった。
ドロー枚数が多いため呼び覚まされし禁忌の効果起動が容易にでき、特に後手の4t獅子の豪傑、5t言霊遣い・ジンジャーのムーブが非常に強力でエルフが苦手な守護を多く展開できるため結果を残せたものと思われる。
先攻時の強力なムーブがなかったため惜しくもベスト4には残らなかったが、環境ド終盤に出てきたデッキだったためもう少し長く環境が続けば違った結果もあったかと思わせるようなデッキだった。
中期
中期ではナーフのため当時存在しなかった1コスのストレイホロウ・イルガンノが採用された【機械ネメシス】が一番人気となり、次いで【アグロロイヤル】、【ロキサスエルフ】となった。
【機械ネメシス】はPPブーストを活かし極致の創造主・ベルフォメットを出す動きが強力で、ベスト16人のうち11人がこれを使用した。
そのパワーからミラーも多く、《運命の輪》・スロースやカオスルーラー・アイシィレンドリングなどベルフォメットを先に出させないような工夫も見受けられた。また、当時は3枚確定採用だったアブソリュート・トレランスがゲームスピードの向上によって抜いたり減らしたりするプレイヤーも多く、当時とは違った構築が楽しめた。
【アグロロイヤル】は雑多デッキに対して特に強かったものの、前述の【機械ネメシス】に対して不利であり、後期環境でロイヤルが強かったためクラス被り禁止ルールも相まってそれほど数は伸びなかった。
構築も当時とは違い(そもそも当時は【撤退ロイヤル】がメジャーだったため決まった構築が存在しない)PPブーストの恩恵を活かし【機械ネメシス】に対しても強いカードとなる雷滅卿・アルベールの複数枚採用がオーソドックスな形となった。
【ロキサスエルフ】も十分に強いデッキではあったが前期のエルフが強いことや、前述の【アグロロイヤル】に対してルヴァン等を採用してもなお不利なことで数が伸びなかった。
後期
後期環境は当時【財宝ロイヤル】に対抗できていたデッキのほとんどがナーフや制限によって著しくデッキパワーが落ちている中、このデッキはほとんど影響を受けておらず、下馬評通りTier1となった。
前期・中期の研究に時間を割いているプレイヤーが多く、2タテすれば後期のバトルがないこともあってか最後まで財宝1強評価が崩れることはなかった。
ただベスト4には【威光ロイヤル】や【ディスカドラゴン】が残ったため、研究が進んでいなかった可能性も否めない結果となった。
前回同様ランクマッチはなく、フリマやルムマなど限定で遊ぶことができた。
今回は2年ぶりとなるミリオンカップが同フォーマットで開催されたためその環境について記載する。
なお、当大会は特殊なルールが設けられている変則BO3となっており、1バトル目はデッキ作成時に選択した中で一番新しいカードパックが1〜11弾のデッキ、2バトル目は12弾〜21弾のデッキ、3バトル目は22弾〜27弾までのデッキ、かつ3デッキが異なるクラスである必要があった。
それぞれ前期・中期・後期と表記し記載する。
前期
Tier1 | アグロリノエルフ(SFL) | ジンジャーウィッチ(SFL) |
環境が始まった当初はプルソンをデッキの中心に据えた【プルソンヴァンプ】が環境の中心となった。
PPブーストによって先6t、後5tに高い再現性でOTKをすることができ、唯一の調整環境だったユーザー大会で20勝1敗と圧倒的な戦績を残した。
プルソンが環境の中心となったところから環境が始まり、メタとして虚数物体を有した【AFネメシス】や【人形ネメシス】、安息の領域を有する【安息セラフビショップ】などが台頭した。
プルソンのOTKが先6t、後5tであることから先5tリーサルを見据えた【アグロロイヤル】や【ニュートラルヴァンプ】などデッキも蔓延ることとなった結果、プルソンは環境から姿を消した。
その中でも最終的に所謂結論となったのは【アグロリノエルフ】だった。
アグロやダラダラ天使・エフェメラなどで序盤からライフを削るためダメージカットがあまり効かず、環境に守護がほとんどいないためリノセウスによる高いフィニッシュ性能を持ち、大会ベスト4に残った全員がこのデッキを使用していた。
また、ベスト16人のうち上述の【アグロリノエルフ】と同数残ったのが【ジンジャーウィッチ】だった。
ドロー枚数が多いため呼び覚まされし禁忌の効果起動が容易にでき、特に後手の4t獅子の豪傑、5t言霊遣い・ジンジャーのムーブが非常に強力でエルフが苦手な守護を多く展開できるため結果を残せたものと思われる。
先攻時の強力なムーブがなかったため惜しくもベスト4には残らなかったが、環境ド終盤に出てきたデッキだったためもう少し長く環境が続けば違った結果もあったかと思わせるようなデッキだった。
中期
Tier1 | 機械ネメシス(RSC) | |
Tier2 | アグロロイヤル(RSC) | ロキサスエルフ(DOVなど) |
中期ではナーフのため当時存在しなかった1コスのストレイホロウ・イルガンノが採用された【機械ネメシス】が一番人気となり、次いで【アグロロイヤル】、【ロキサスエルフ】となった。
【機械ネメシス】はPPブーストを活かし極致の創造主・ベルフォメットを出す動きが強力で、ベスト16人のうち11人がこれを使用した。
そのパワーからミラーも多く、《運命の輪》・スロースやカオスルーラー・アイシィレンドリングなどベルフォメットを先に出させないような工夫も見受けられた。また、当時は3枚確定採用だったアブソリュート・トレランスがゲームスピードの向上によって抜いたり減らしたりするプレイヤーも多く、当時とは違った構築が楽しめた。
【アグロロイヤル】は雑多デッキに対して特に強かったものの、前述の【機械ネメシス】に対して不利であり、後期環境でロイヤルが強かったためクラス被り禁止ルールも相まってそれほど数は伸びなかった。
構築も当時とは違い(そもそも当時は【撤退ロイヤル】がメジャーだったため決まった構築が存在しない)PPブーストの恩恵を活かし【機械ネメシス】に対しても強いカードとなる雷滅卿・アルベールの複数枚採用がオーソドックスな形となった。
【ロキサスエルフ】も十分に強いデッキではあったが前期のエルフが強いことや、前述の【アグロロイヤル】に対してルヴァン等を採用してもなお不利なことで数が伸びなかった。
後期
Tier1 | 財宝ロイヤル(EAA) |
Tier2 | 八獄ネメシス(EAA) |
後期環境は当時【財宝ロイヤル】に対抗できていたデッキのほとんどがナーフや制限によって著しくデッキパワーが落ちている中、このデッキはほとんど影響を受けておらず、下馬評通りTier1となった。
前期・中期の研究に時間を割いているプレイヤーが多く、2タテすれば後期のバトルがないこともあってか最後まで財宝1強評価が崩れることはなかった。
ただベスト4には【威光ロイヤル】や【ディスカドラゴン】が残ったため、研究が進んでいなかった可能性も否めない結果となった。
ローテ
Tier1 | ゴーストネクロ | 結晶ビショップ |
進化ネメシス | ||
Tier2 | マナリアウィッチ | ウヌエルビショップ |
復讐アグロヴァンプ |
前期の上位デッキを支えていたカードの数多くがローテ落ちをし、特に天使の恩寵が落ちた影響が大きく先攻有利が顕著な環境となった。
環境の中心となったのは【ゴーストネクロ】。リリース前の段階ではそれほど注目されていなかったデッキであったが、リリース後すぐにプロを中心にその強さが広まった。
【ゴーストネクロ】に追随していたのが【結晶ビショップ】で、新弾で追加された神託の旅立ち・ジャンヌのパワーの高さと廃滅のスカルフェインが絡んだ上振れが非常に強力であった。
一方で、ローテ落ちの影響が全くないという点からリリース前は環境デッキとの予想も多かった【狂乱ヴァンパイア】だが、ゴーストネクロの台頭などが痛くみるみる数を減らし消えてしまった。
環境開始から1週間ほど経ち、【ゴーストネクロ】はフレイアでレジェンドティーチャー・ルシウスを確定サーチする型が主流となり、1強と呼べるほどの使用率となった。
そんな【ゴーストネクロ】に対抗するデッキとして【進化ネメシス】が台頭した。新カードの混沌の終幕・シンは条件の進化10回が流石に遅いだろうという下馬評であったが、実際にはそんなことはなく、上振れれば先攻6t後攻5tに達成することができるほどの速度を持つデッキであり、先攻有利な環境の中、後攻で戦える要素を持ったデッキとして環境デッキと渡り合い、Ratingsのクラス使用率ではネクロをも上回った。
また【ゴーストネクロ】へのメタデッキとして【ウヌエルビショップ】の台頭もあった。メタカードである不可侵の教会やセイクリッドシープを採用し、8PPから白翼の慈愛・アイテール+翼天の執行者・ウヌエル+雷導の神鳥でOTKを狙うコンセプトであり、これによって【ゴーストネクロ】の使用率は大きく減少した。
【進化ネメシス】がトップメタとなったことで環境に出てきたのが【スペルマナリアウィッチ】で、恩寵や探究のローテ落ちが大きく響いてはいるものの、新たに1コストスペルの祝祭の饗宴や双華の結束が追加されており、マナリアフォロワーを絞りフレイアで確定サーチすることで失ったドロー力を補い7tリーサルの再現性を保ち、【進化ネメシス】 や【ウヌエルビショップ】よりも早くリーサルを取れることから使用率を伸ばしていた。
【ゴーストネクロ】が環境トップとなった影響で【結晶ビショップ】は一度は減少したものの、上述の【進化ネメシス】がトップメタとなったことで再び環境上位へと返り咲き、数週間で使用率トップとなった。
そんな【結晶ビショップ】が先攻アグロに比較的弱いことから【ゴーストネクロ】が再び使用率を伸ばし始め、【復讐アグロヴァンプ】といったデッキも出てくるなどの変遷が見られた。
Tier1 | 結晶ビショップ | |
Tier2 | ゴーストネクロ | 進化ネメシス |
マナリアウィッチ |
Tier1 | 結晶ビショップ | ゴーストネクロ |
進化ネメシス | ||
Tier2 | 進化エルフ | マナリアウィッチ |
コントロールロイヤル | 回復ビショップ |
前期沈んでいた3クラスにそれぞれ1枚ずつアッパーが入ったものの、依然として【結晶ビショップ】の評価が右肩上がりであり、JCGやレートにおいては使用率約8割、RAGEではファイナリストに残った全員が使用と、まさに結晶1強環境となっていた。
それに追随する形で前環境Tier1の【ゴーストネクロ】【進化ネメシス】が存在し、ほとんど第1期と変わらない環境が続いた。
しかし調整から2週間ほどで徐々に【ゴーストネクロ】の評価が落ち使用率が減少していき、それに伴って安らぎの女神・プルメリアがアッパーを受けた【進化エルフ】が環境入りを果たした。
1強状態だった【結晶ビショップ】が序盤からテンポを取り顔を詰める展開を苦手とすることから【進化エルフ】は徐々に増加し、RAGEの配信卓ではプロ選手が使用したこともあって大きく使用率を伸ばした。
また、前述のエルフの増加などや環境上位のデッキに対して選別の教員・ヴァイスでの明確な詰ませパターンがあることから【コントロールロイヤル】もじわじわと数を伸ばしていた。
最終的には環境上位と下位の差が大きく縮まり、種々雑多な環境であった。
Tier1 | 財宝ロイヤル | 結晶ビショップ |
進化ネメシス | ||
Tier2 | マガチヨエルフ | 進化エルフ |
マナリアウィッチ | 回復ビショップ |
Tier1 | 財宝ロイヤル | 結晶ビショップ |
マガチヨエルフ | ||
Tier2 | 進化エルフ | マナリアウィッチ |
ゴーストネクロ | 回復ビショップ | |
進化ネメシス |
パワーの高いアディショナルカードの追加によって環境にも大きく変化があった。
その筆頭はEAA期以降鳴りを潜めていた【財宝ロイヤル】で、大海の征服者・ロジャーとラブロマンスレディの追加によってデッキパワーが大きく向上し一躍Tier1へと躍進。前期から1強状態となっていた【結晶ビショップ】とともに環境の中心となった。
また、アディショナル前より数を伸ばしていた【フェアリーエルフ】も新芽の風・メイの追加がありじわじわと増加していった。
Tier2以下ではロストメモリー・ジャスパーの追加によって【進化AFネメシス】が一時的に注目されたが環境に定着することはなかった。
プロツアーデッキ公開前後では、上述のメイの他新たに追加されたシャインクリスタリア・リリィが無理なく採用でき、早ければ6ターン目からのOTKが狙える【マガチヨエルフ】が環境入りを果たした。プロツアーのデッキ公開でだーよね選手がカーバンクル入りのリストを使用したことで研究が進み、大量の守護の存在から不利対面と言われていた【結晶ビショップ】がリリィによってロックされることで相性関係が逆転しついにTier1入りを果たした。
【結晶ビショップ】は対策への対策として均衡の天恵を採用したリストも多くみられるようになったり、RAGEGFではギミックレオン入りの【進化ネメシス】最後まで変遷し続けた環境であった。
総評として最終的にTier1となった3デッキはいずれも扱うのが難しく練度の差が顕著に出る環境だった。
アンリミ
Tier1 | AFネメシス |
新弾で遺物の同調とゲートリベレーター・ラズリが追加され、1枚制限カードである機構の解放が確定サーチできるようになった結果、案の定【AFネメシス】の1強環境となった。
ラズリのサーチのためアーティファクトの同調やアーティファクトスキャンといったこれまで当たり前に入っていたカードが抜かれる事態となり、ラズリを確保するための古代の自動機械やアーティファクトコールなど、今まであまり採用率の高くなかったカードが採用されるようになった。
機構の解放だけでなく、ラズリで埋める1コストのレディアントアーティファクトが非常に強力で、4tや5tにマーキュリーイージス・シオンを絡めた8点+6点+6点のOTKが頻繁に決まるようになった。安息の領域などのダメカや極光の天使などの疾走デバフで対応しようにも、メカニカルドッグでを稼いだ進化回数で虚無ノ哭風・グリームニルの10点ダメージも捻出可能であるなど、多様なフィニッシュプランで対策不能の強さを見せた。
当然のごとく機構の解放がアンリミテッド3枚目の禁止カードとなり、1強環境は幕を閉じた。
・主な環境上位デッキ
ローテーション環境を調整するためのアッパーがなされたもののアンリミ環境にはさほど影響はなかったが、遊猟の咎人・アンテマリアが手札の減らない除去カード又はフィニッシャーとして【ディスカドラゴン】への採用が見られるようになった。
今期は久々のJCG開催や有志主催のBO3大会が多く開催された影響もあり、人によって評価するデッキが分かれ、全体として盛り上がった環境となった。
ディスカドラゴン | 復讐ハンドレスヴァンプ |
骸ネクロ | 葬送ネクロ |
回復ビショップ |
ローテーション環境を調整するためのアッパーがなされたもののアンリミ環境にはさほど影響はなかったが、遊猟の咎人・アンテマリアが手札の減らない除去カード又はフィニッシャーとして【ディスカドラゴン】への採用が見られるようになった。
今期は久々のJCG開催や有志主催のBO3大会が多く開催された影響もあり、人によって評価するデッキが分かれ、全体として盛り上がった環境となった。
ローテ
Tier1 | 財宝ロイヤル | |
Tier2 | 回復ビショップ | |
その他 | 機械ネメシス | 武装ドラゴン |
アグロヴァンプ | 進化ヴァンプ | |
カステルエルフ |
新たなキーワード能力融合変身が登場しそれを持つカードが多く実装された今環境だったが、そのほとんどはリソースの消費が激しく環境デッキとはならなかった。
環境の中心となったのは前環境からTier1の一角だった【財宝ロイヤル】で、小回りの利くカード2種を失ったものの新たに追加された気鋭の一蹴が非常に強力であり、環境トップとなった。
環境当初は流麗なる竜人の追加があった【武装ドラゴン】も数多く見られたが、武装カウント止めや不利なデッキの増加により大きく数を落としていった。
また、アーティフィシャルエデンの追加により、【機械ネメシス】がランクマッチで41連勝するなど一時的に注目されたが、環境に定着することはなかった。
財宝ロイヤルに次いで環境2番手となったのは【回復ビショップ】で、ミュースの料理人の追加によってパワー・安定感の双方が強化された。一方で漆黒の使徒を採用し対策を講じるデッキも見られたが、天敵だった【進化ネメシス】がローテ落ちの影響をモロに受けていたこともあり2番手の座を確固たるものにしていた。
また、事前評価の段階からシルバースナイプや眷属の飼育、ディアボロス・ヘドネなどの追加によって注目されていた【狂乱ヴァンプ】だったが、予想に反して数が伸びず環境上位とはならなかった。しかしながら環境1週間が経過した頃、それらに復讐軸のカードやバロン・グレートフィールを組み合わせゲームレンジを前に倒した【アグロヴァンプ】が台頭し、JCGで優勝を飾るなど変遷が見られた。
JCGでは【財宝ロイヤル】の決勝使用率93%を記録するなど、まさに財宝1強環境となっていた。
Tier1 | 財宝ロイヤル | 回復ビショップ |
その他 | マガチヨエルフ | 進化ヴァンプ |
カステルエルフ | アグロヴァンプ |
Tier1 | 財宝ロイヤル | |
Tier2 | 回復ビショップ | マガチヨエルフ |
進化ヴァンプ |
圧倒的な使用率を誇った【財宝ロイヤル】のパーツがナーフされたが、【財宝ロイヤル】が環境トップから落ちることはなく、環境に大きな変化はなかった。
気鋭の一蹴はナーフされたものの、極彩の美剣士や気高き落涙などでカバーし、能力調整直後のJCGでもナーフ前と変わらず高い使用率を誇っている。
また、能力調整前から注目されていた【回復ビショップ】も徐々に使用率を伸ばしていき、Tier1入りを果たした。
RSPT予選では16人全員が【財宝ロイヤル】使用という事態となり、セカンドデッキも12人が【回復ビショップ】と2強状態となっていた。
そんな2デッキに強く出られるデッキが研究される中で環境に出てきたのが【マガチヨエルフ】と【進化ヴァンプ】だった。
【マガチヨエルフ】は豪風の襲来などのローテ落ちが大きく響いていたものの、環境に守護が少なく7t目でのOTKの再現性が高いことから使用率を伸ばしていった。
【進化ヴァンプ】はRSPT予選でSHG|Atomが唯一使用し、好成績を収めたところから流行し始めRAGEプレーオフでも多くのプレイヤーが持ち込むほど流行した。
上述した2デッキの流行もあり【回復ビショップ】の使用率は大きく落ちたが【財宝ロイヤル】はやや減少傾向にありながらも高い使用率を維持した。
Tier1 | 財宝ロイヤル | 秘術ウィッチ |
Tier1.5 | バフドラゴン | |
Tier2 | 回復ビショップ |
環境下位に沈んでいたクラスにアッパーが入り環境は大きく変化した。
緋色の貴公子・ディオンが強化されたことによって安定感とパワーの双方で強化を受けた【バフドラゴン】は一気にTier1となり、JCGでも最多使用率となるなど増加した。
また、マルチプルウィザードとエンペラーゴーレムの2枚がアッパーを受けた【秘術ウィッチ】も使用率を伸ばし前述のバフドラゴンと併せて環境を支配し、この2つのデッキに前環境からTier1の【財宝ロイヤル】を加え3強環境となった。
11月4日に行われたプロツアー本戦では6選手全員が財宝・秘術・バフという全く同じ構成を持ち込み、これはプロツアー本戦史上初の出来事となった。
環境がしばらくすると【バフドラゴン】の防御方面の脆さや安定感のなさが露呈し徐々に数を減らしていき、【秘術ウィッチ】と【財宝ロイヤル】の2強環境となった。
しかしながらこの両デッキは難しく【秘術ウィッチ】は生成コストが高いことから、それらより簡単に扱え生成コストも安い【バフドラゴン】はランクマッチでは依然として多く見られた。
【秘術ウィッチ】の使用率が8割を超えてきたことでメタとして【回復ビショップ】もじわじわと増えていた。一方でネクロマンサーはRatingsの使用率が0%になる日があるなど苦しいシーズンとなった。
Tier1 | 秘術ウィッチ | 財宝ロイヤル |
Tier1.5 | バフドラゴン | 回復ビショップ |
Tier2 | マガチヨエルフ |
アディショナルカードが追加されたものの、その多くは環境入りを果たせなかった。
唯一アディショナルカードを用い環境上位に返り咲いたのは【マガチヨエルフ】で、これまで弱点だった中盤の盤面に対して新カードのドゥルガーが回答となり、それをサーチする野生の目覚めの採用も見られた。またドゥルガーほどの採用率はないものの真相究明によってリーサルターンの多面守護突破手段も手に入れて数を伸ばしたがTier1には及ばなかった。
【マガチヨエルフ】の台頭により相性上不利な【財宝ロイヤル】の使用率はやや低下傾向となり、対して下降傾向だった【バフドラゴン】は再び増加の兆しを見せていた。そんな【バフドラゴン】従来の進化型からブルーミングダンサーを抜き竜の託宣やクロードラゴニュートを採用したランプ型も一定数見られた。
前環境最高使用率の【秘術ウィッチ】は【マガチヨエルフ】に対して絶大なメタとなるアストロジカルソーサラーを有しており、今環境でもTier1に居座った。そんな【秘術ウィッチ】に対して有利だと前環境終盤より評価を上げていた【回復ビショップ】は今環境もそれが健在なことで使用率を伸ばしていた。
そんななかアディショナルカードがほとんど使われてない影響か、はたまた比較的簡単で廉価なためランクマッチで人気だったためか、【バフドラゴン】の核であった竜人のストライカーにナーフが入り、この環境はわずか1週間もせず幕を閉じた。
Tier1 | 秘術ウィッチ | 回復ビショップ |
マガチヨエルフ | ||
Tier2 | 財宝ロイヤル |
竜人のストライカーのナーフがあり、【バフドラゴン】は競技環境からはほぼ姿を消した。
また【回復ビショップ】は有翼の光明採用型が主流となり、【秘術ウィッチ】の強みであるエンペラーゴーレムや燦爛の巫女・パメラの盤面形成に対処しながらゲームをし、後ろのゲームにはアポストルアームズでのフィニッシュも持つという構築へと変化していった。
【回復ビショップ】の立ち位置が向上したことで【マガチヨエルフ】も再び環境へと復帰。【回復ビショップ】は不退転の乙女・キーラの採用枚数が減っていることもありそれに有利なデッキとして環境に居座った。
【秘術ウィッチ】は攻防のバランスが良く、アストロジカルソーサラーの存在から【マガチヨエルフ】に対して大きく有利を付けており今環境もトップだった。
一方で環境上位に位置していた【財宝ロイヤル】は【マガチヨエルフ】に対して不利が付いており、【回復ビショップ】も大翼の灯火によるハーフロック進行によって連携・財宝カウントが進まず急に強い展開を押し付けられやすくなったことから環境での立ち位置が悪化し前期より大幅に減少した。
実際にBO5のルールが用いられるRAGEGFでは8人中6人が「マガチヨ/秘術/回復」という持ち込みで、RSPT本戦では6人全員が同構成になるなど結論構成と言って差し支えないほど構成が固まった環境だった。その分上記3デッキはどれも難しくハイレベルな試合が繰り広げられた。
アンリミ
Tier1 | 葬送ネクロ | 狂乱ヴァンプ |
元々環境デッキの一角だった【葬送ネクロ】が悪辣の残滓の追加を受け強化され環境トップとなった。
また、多数の強化を貰った【狂乱ヴァンプ】もふたたび環境入りを果たした。
前者に対しては【骸ネクロ】、後者には【復讐ハンドレスヴァンプ】が有利であり、それらも環境で見られた。
Tier1 | 葬送ネクロ | 秘術ウィッチ |
Tier2 | 狂乱ヴァンプ | 超越ウィッチ |
AFネメシス |
前環境から評価の高かった【葬送ネクロ】と【秘術ウィッチ】は今環境も健在で、他にも複数種のデッキが犇めく雑多環境となった。
特に【秘術ウィッチ】はマルチプルウィザードがアッパーされたことによってエクステンドマジックを実質6枚積んでいる状態となり、安定感が向上した。
【秘術ウィッチ】はコントロール気味の構築が流行っていたため、それに対するメタとして【超越ウィッチ】や【回復ビショップ】、【コンシードビショップ】なども環境デッキの一角となった。【秘術ウィッチ】側もそれに対抗するためにオリハルコンゴーレムの採用などが見られメタゲームが進行していた。
なかでも【AFネメシス】は【秘術ウィッチ】に対してかなりの有利が付いており、環境的な立ち位置も相まってJCGでは優勝を果たした。
JCG後は貫通力の高い【狂乱ヴァンプ】が評価を上げ、不利対面がそこそこある【秘術ウィッチ】の評価がやや落ちるなど環境にも動きがあった。
その他【ディスカドラゴン】や【ララ魔海ネクロ】、【財宝ロイヤル】【ホズミエルフ】など他クラス多種のデッキがメタとして環境を構成していた。
全体感として大きな変化はなかったがドゥルガーの追加された【ホズミエルフ】が守護突破や打点の向上でやや勢力を伸ばした。
クロスオーバー
Tier1 | バウンスライル(E/Nm) | ランプディスカ(D/Nm) |
その他 | 連携ゴースト(Nc/R) | ランプディスカ(D/R) |
スペブ(W/Nc) | ルビコンエデン(B/Nm) |
マガチヨ(E/Nm) | バウンスライル(E/Nm) |
連携(R/Nc) | バウンス財宝(R/E) |
スペブ財宝(R/W) | |
スペブ(W/Nm) | スペブ(W/Nc) |
ランプディスカ(D/Nm) | ランプディスカ(D/R) |
ランプディスカ(D/Nc) | ランプ八獄(D/R) |
八獄ダムポマタドールOTK(D/V) | |
連携ゴースト(Nc/R) | |
進化(V/E) | 進化(V/Nm) |
進化(V/B) | |
結晶(B/R) | コンシードヴァイス(B/R) |
コントロール進化(B/E) | 回復(B/R) |
ルビコンエデン(B/Nm) | ランプ回復(B/D) |
進化(B/Nm) | |
ランプコントロール(Nm/D) | ランプ八獄(Nm/D) |
3回目の開催となったクロスオーバー。
「華麗なる淑女・エルヴィーラ+気高き落涙」とのコンボを危惧してかアドバンスロードと複数の効果が発動するレジェンドティーチャー・ルシウスが禁止、機鋒の咎人・カットスロートが1枚制限で環境が開始された。
初日注目されたのは【ランプディスカ(D/R)】で、1コスディスカである部隊の投入とそれからサーチされる清白の騎士によってディスカカウントの進行が安定し、ランプによる英傑の学園長・ガルドルが早期着地とその後の金色の威信・リュミオールが強力で人気となった。
それと並んで注目を受けたのが【バウンスライル(E/Nm)】だった。
無謬の偶像・ライルから加わるライルの人形によってバウンスカードすべてが実質2点疾走+1プレイ増加なり、早さも相まって蔓延った。
環境が進むと、ディスカを基盤としネメシスのパワカを投げる【ランプディスカ(D/Nm)】が流行。前述の【ランプディスカ(D/R)】のガルドルに対して複数の回答があるためそれに取って代わる形で環境トップとなった。特にアーティフィシャルエデンの偶数時効果によりリュミオールやディスカ札のコストを下げることでディスカの課題だったOTKが狙えるようになったのが大きな強みだった。
そのほかエイルによってデミゴッド・ギルガメッシュをリアニメイトする【スペブ(W/Nc)】や、ゴーストによって連携を稼ぎ極彩の美剣士や飛躍の双剣使いで打点を出す【連携ゴースト(Nc/R)】などが多く見られた。
環境終期にはルビーファルコンでアーティフィシャルエデンを疾走させる【ルビコンエデン(B/Nm)】もリストが固まってきたことで台頭した。
Tier1 | 連携ゴースト(Nc/R) | ランプ回復(B/D) |
連携(R/Nc) | ||
その他 | マガチヨ(E/Nm) | 八獄ダムポOTK(D/V) |
進化(V/E) | ランプ八獄(Nm/D) |
12日に予告通りの調整が行われ、エイル、アルジャンテ、ライル、エデンの4枚が制限となった。これにより上位デッキが軒並み消え、その下にいたデッキが繰り上がる形で増加した。
今環境では1回のみではあるがJCGの開催があったため、それについて記載する。
Tier1の筆頭となったのはネクロマンサーの連携稼ぎ能力とロイヤルの連携達成後のパワーカードを組み合わせた【連携ゴースト(Nc/R)】だった。早ければ5tや6tに連携15を達成し飛躍の双剣使いによるリーサルを叩き込めることが強みで使用率最多となった。また、メインクラスとサブクラスを反転させた【連携(R/Nc)】も多く、決勝トーナメントではこちらを使うプレイヤーの方が多かった。
次いで多かったのが【ランプ回復(B/D)】で、ローテーションの回復ビショップのギミックをランプカードによって早期に叩きつけるのが強力だった。
他にも注目されたデッキは数多くあるが、なかでもランプカードによってダムネーションポータルの早期起動からデビルマタドール+疾走やバーンでOTKを目指す【八獄ダムポOTK(D/V)】などはクロスオーバーらしいコンボで輝きを見せた。
ローテ
Tier1 | マナリアウィッチ | |
Tier2 | ラスワネクロ | カステルエルフ |
この環境の覇者となったのは【マナリアウィッチ】だった。
マナリアをプレイすることでコストダウンのするカードが多数あり、序盤から横並べで押し込みつつ中盤以降は規範の生徒会長・ハンナとそれを増やすランペイジワード・ジンジャーによるバーンダメージで押し切るのが非常に強力であった。また大量の打点を抱え込むことも可能で、御伽の姫・アマリリスを用いて1ターンに50点超えの打点を出すこともでき、コントロールデッキに対しての蓋をも有していた。
Tier2以下の筆頭は【ラスワネクロ】で、早期のラスワカウント達成から守護で止まりにくい闇色の童話・ダークアリスによる疾走打点でのフィニッシュが強力であった。
【ラスワネクロ】に対してシャインクリスタリア・リリィが刺さることから、新カードはほとんど入らないものの【カステルエルフ】も主にBO3環境で勢力を伸ばした。
そのほかランクマッチでは実質2種類目の託宣であるドラゴンシュラインや高コストの強力なドラゴンフォロワーが追加された【ランプドラゴン】が人気を集めた。
1月初週頃
圧倒的環境トップだった【マナリアウィッチ】から2枚のカードがナーフされ環境から姿を消し、その下で注目されていたデッキが順当にTier1へと上がってきた。
【カステルエルフ】、【ラスワネクロ】は前期同様にその早いリーサルが明確な強みでありプロツアープレーオフでも全3チームが持ち込むに至った。
また【回復ビショップ】は【カステルエルフ】に有利であり、【ラスワネクロ】に対してもラスワカウント10を達成されると厳しいものの、潜伏と回復を用いた盤面ロックからカウントを進めさせずに進行できることから増加し、1/10のJCGでは使用率トップとなった。
その【回復ビショップ】に対して確定破壊やAOE、全体デバフなどを有して優位に戦いやすい【ランプドラゴン】も評価されており増加していった。
1月2週頃
調整から数日が経ちRAGEも近づく中で新たなアーキタイプである【融合ネクロ】が突如として環境入りを果たした。
グランドリッチ・ヘリオからリアニメイトにてデミゴッド・ギルガメッシュを複数体並べOTKをするというデッキであり、当たり先となる盤面を出すデッキは軒並み減少した。特に同クラスでカウント進行のためには盤面を出さざるを得なかった【ラスワネクロ】は大きく減少した。
そのなかで元々盤面を並べない【ランプドラゴン】、潜伏などで当たり先ケアが可能な【回復ビショップ】、繁栄の撒き手やバウンスカードで当たり先を減らせる【カステルエルフ】などは環境に残った。
当たり先ケアされると弱いという明確な弱点を抱えていたため懐疑的な意見も数多くあり序盤は【ランプドラゴン】などに使用率で劣っていたものの、融合カウント6でカースドキングを多面展開したり、ギルガメッシュを落とさず全死の裁定者を早期に着地させるなど立ち回りが研究されていき次第に数を伸ばした。
1月3週以降
【融合ネクロ】の理解が高まったことにより不安定さを抱えていた【ランプドラゴン】が減少。
【融合ネクロ】の盤面展開プランが周知されたことにより各デッキもカースドキングや深淵の大佐の守護盤面で詰まないように対策を講じるようになり、【カステルエルフ】にラグナロクの開幕・オーディン、【回復ビショップ】に断罪の祈り、真相究明を自然に積みやすい【マガチヨエルフ】の台頭など環境に変化があった。
また序盤の処理の弱さや回復の脆さを突く【バフドラゴン】も大幅に増加しており、【融合ネクロ】が扱いの難しさや対策などから若干減少傾向にあることも相まって使用率はほぼ並んでいた。
Tier1 | カステルエルフ | ラスワネクロ |
Tier2 | ランプドラゴン | 回復ビショップ |
圧倒的環境トップだった【マナリアウィッチ】から2枚のカードがナーフされ環境から姿を消し、その下で注目されていたデッキが順当にTier1へと上がってきた。
【カステルエルフ】、【ラスワネクロ】は前期同様にその早いリーサルが明確な強みでありプロツアープレーオフでも全3チームが持ち込むに至った。
また【回復ビショップ】は【カステルエルフ】に有利であり、【ラスワネクロ】に対してもラスワカウント10を達成されると厳しいものの、潜伏と回復を用いた盤面ロックからカウントを進めさせずに進行できることから増加し、1/10のJCGでは使用率トップとなった。
その【回復ビショップ】に対して確定破壊やAOE、全体デバフなどを有して優位に戦いやすい【ランプドラゴン】も評価されており増加していった。
1月2週頃
Tier1 | ランプドラゴン | 融合ネクロ |
Tier2 | 回復ビショップ | カステルエルフ |
調整から数日が経ちRAGEも近づく中で新たなアーキタイプである【融合ネクロ】が突如として環境入りを果たした。
グランドリッチ・ヘリオからリアニメイトにてデミゴッド・ギルガメッシュを複数体並べOTKをするというデッキであり、当たり先となる盤面を出すデッキは軒並み減少した。特に同クラスでカウント進行のためには盤面を出さざるを得なかった【ラスワネクロ】は大きく減少した。
そのなかで元々盤面を並べない【ランプドラゴン】、潜伏などで当たり先ケアが可能な【回復ビショップ】、繁栄の撒き手やバウンスカードで当たり先を減らせる【カステルエルフ】などは環境に残った。
当たり先ケアされると弱いという明確な弱点を抱えていたため懐疑的な意見も数多くあり序盤は【ランプドラゴン】などに使用率で劣っていたものの、融合カウント6でカースドキングを多面展開したり、ギルガメッシュを落とさず全死の裁定者を早期に着地させるなど立ち回りが研究されていき次第に数を伸ばした。
1月3週以降
Tier1 | 融合ネクロ | |
Tier2 | カステルエルフ | マガチヨエルフ |
バフドラゴン |
【融合ネクロ】の理解が高まったことにより不安定さを抱えていた【ランプドラゴン】が減少。
【融合ネクロ】の盤面展開プランが周知されたことにより各デッキもカースドキングや深淵の大佐の守護盤面で詰まないように対策を講じるようになり、【カステルエルフ】にラグナロクの開幕・オーディン、【回復ビショップ】に断罪の祈り、真相究明を自然に積みやすい【マガチヨエルフ】の台頭など環境に変化があった。
また序盤の処理の弱さや回復の脆さを突く【バフドラゴン】も大幅に増加しており、【融合ネクロ】が扱いの難しさや対策などから若干減少傾向にあることも相まって使用率はほぼ並んでいた。
Tier1 | バフドラゴン | 融合ネクロ |
カステルエルフ | ||
Tier2 | マガチヨエルフ | スぺブ秘術ウィッチ |
ラスワネクロ | 回復ビショップ | |
八獄ネメシス |
【融合ネクロ】に有利な【バフドラゴン】の評価が上がり続けJCG等でも使用率1位になるなど紛れもなくTier1となった。
【融合ネクロ】の使用率低下に伴ってそれらをメタっていたデッキも減少し上位3デッキ環境が固まっていった。
細部の構築の変化では【融合ネクロ】が【バフドラゴン】の地位上昇に伴ってギルガメを意識した形に寄っていき、レリックハンターなどが消えゴーストパレスの採用がメジャーとなっていった。
【カステルエルフ】は従来のアスシオ型の他、若芽の組員と葉脈の舎弟頭採用型、使命の妖精姫・アリア採用型、孤独の共振・ミツェル採用型など多岐に渡った。
【バフドラゴン】はクロードラゴニュート、絆の証明、竜の真恵などで自由枠がバラついていた。
万物の目撃者・ジュディスがナーフ解除を受けた【八獄ネメシス】はBO3環境ではあまり見られなかったが、この時期にあった大学生リーググランドファイナルやプロツアーチャンピオンシップなどの5デッキ採用ルールではほぼ確定で採用されるデッキとして環境に存在した。
一方で酷虐の悪魔・ミルナードが上方修正を受けた【U10ヴァンプ】だったが環境で見られることはなかった。
アンリミ
Tier1 | 秘術ウィッチ | 狂乱ヴァンプ |
Tier2 | 葬送ネクロ | ホズミエルフ |
超越ウィッチ |
新カードやナーフ解除による影響はあまりなく、前環境から引き続いて【秘術ウィッチ】、【狂乱ヴァンプ】が環境のトップであった。
BO3大会においては【秘術ウィッチ】に狙いを定めた【超越ウィッチ】や【AFネメシス】、【幻獣ホズミエルフ】などの持ち込みも見られ結果を残した。
新たなアーキタイプとして注目されたのは【ガルラウヌエルビショップ】で、黄金都市のナーフ解除や友愛の翼の追加によって5ターン目のOTKの再現性が向上し一定数環境でも見られた。
またローテ同様に【融合ネクロ】も見られ、ナーフ解除された双極の生命・フラム=グラスをリアニメイトしOTKをするデッキとなっていた。
このページへのコメント
アンリミ4期割愛したけどアで何か変わった??
ドゥルガーでホズミが強くなった
オベロン型が流行ってた印象
とりあえず現状は
Tier1:ゴーストネクロ、結晶ビショ
Tier2:狂乱ヴ、連携ロイ、進化ヴ、アミュビショ
的な感じか?
まあすぐ変わると思うけど
ビショ良かったじゃん
ウヌエルこんなに強かったんだ
学園のローテ第5期のところを編集しようと思ったら間違えて半分以上消してしまいました本当に申し訳ないです…
直せる方いたらお願いします…暫くROMします
履歴から戻せるから安心して!
リナクロ以降ぶっ飛んでるよ
とりあえず戻しときました