編集者を大事にする誠実なwiki

アップデート”夏至”

・DOC期が終わりOOS期が新たに始まったのでそれにおけるデッキ内容の更新
・体裁、文面の整え
・デッキ概要の加筆
・入れ替え枠のカードに関しての追記
・リーサル画像の追加

デッキ使用例

サンプルデッキ


※このデッキはOOS(アディショナル後)のデッキです。

概要(以下茶番)

元来、"ジェネシス"という名を冠する事物は猿の惑星しかりターミネーターしかり相手に感動や親しみを与えてくれるとされているが、今回DOC期において追加された"ジェネシス"はそれだけにとどまらず、なんとちらし寿司と雛霰に飽きつつあった筆者にちまきや柏餅まで教えてくれたのだ。

ちゃんとしたデッキ解説

採用カード(枚数言及がないカードは基本3枚)

新たに加入(〇)、戦力外(×)、採用候補(△)になったカード

音速の突破(△)
進化権の横領を目的として使うなら新旧ララミアかジェネシスにだろう。しかし他のカードを押し退けるほどの役割は果たせないように思える。
機構の技師(×)
1コスでパラダイムシフトを手札に加えることができる1/1のフォロワー。スタッツは貧弱だが1ターン目やppが余った際に出すと特に対アグロにおいては貢献できる。しかし、ラストワードでしか加えられない点やデッキの性質上頻繁に見がちな7〜8ターン目などにトップでこれを引いても使わない点が大きく、惜しくも戦力外となってしまった。これで入手できるアーティファクト:パラダイム3種
多腕のアーティファクト(◯)
maimaiトッププレイヤー。種類数的な観点からピン刺し。ほぼファイターとして余ったppでテキトーに出している。たまに6種類破壊時の効果が刺さるが…。これで入手できるアーティファクト:多腕のアーティファクト
アストロウィング・ララミア(◯)
新規追加された、ララミアのリメイク。旧ララミアに近い使い方ができ、序盤は雑に2/2/2突進として投げれて、さらに6種類破壊時には4点のaoeを放つので中盤以降でもそれ以上の役割を担ってくれる。また、進化すると疾走を持つので事故っている相手にも強く出やすい。これで入手できるアーティファクト: アストロウィング・ララミア
アーティファクトインパルス(◯)
2コス使って1コスフォロワーを出すカードと考えると弱い気もするが、そのフォロワーは1/3/1の突進であるエンシェントアーティファクトなので、ララミアと同じく隙を与えずにシステムフォロワーなどを除去することができる。6種類破壊時には謎6点となり、顔を詰めたりファッティを処理したりするのにも使える。また、現時点での構築ではエンシェントアーティファクトを出すカードが少ないので更なる役割を持つこともできる。これで入手できるアーティファクト:エンシェントアーティファクト
機構の発見(◯)
2ppを使ってアナライズアーティファクトを直接場に出すことができるカード。しかも2枚目以降は突進まで持ってくれる。ラストワードのキャントリが特に偉い。ブロンズなのもあり、3枚入れることを推奨したい。これで入手できるアーティファクト:アナライズアーティファクト
マジックエンジニア(×)
相変わらず使い勝手は良いが、似たようなことをできるカードが増えた上にそれらには終盤での役割という点でも差をつけられてしまった。また使う機会があれば良いのだが…。これで入手できるアーティファクト:アナライズ、エンシェントアーティファクト
コイルデバーサー(×)
本体を使うこともなく、アクセラレートも環境的にかなり悠長で現実的で無くなってしまった。トレースアーティファクト自体は弱くないのだが…。これで入手できるアーティファクト:トレースアーティファクト、攻撃型、防御型ゴーレム、パラダイムシフト
マーキュリーイージス・シオン(◯)
上振れを引き起こすカード。機構の解放やジェネシスと組み合わせて使うことで真価を発揮する。しかし盤面にアーティファクトフォロワーが複数いないとあんまり強い動きにはならないので枚数は要調整である。現時点では2枚。
ワールドブレイク(◯)
現環境で一定数のシェアを誇る骸ネクロをこれ1枚で黙らせることができる。他のクラスに使うことはほとんどないので理想は1枚、引けないのを気にするなら2枚。

主要カード

音速の機構・ララミア
デフォルトでタイプ・アーティファクトを持つのでスピネのアーティファクトでサーチができ、2/2/1の突進というスタッツによりデコレーションデビルなどの2コスのシステムフォロワーを後攻からでも処理することができる。また、終盤には進化時効果でppを6消費してスタッツを大幅に上げながら疾走を持てるようになるので、相手の顔を詰めるのにも貢献することもできる。雑に使える2点として序盤から積極的に出していって後攻時の被害を軽減できるのが大きな強みだ。これで入手可能なアーティファクトカード:ララミア
アブソリュート・モデスト
ジェネシスアーティファクトと新旧ララミアの採用により、かつてはルリア式バリアしか剥がせないことで有名だったアクセラ効果における打点がさらに向上し、レオネルやカルヴァンのような使い方ができるようになった。本体の進化時効果も除去、顔への打点ともに貢献することができ、終盤にエンハンスでの進化により謎リーサルを取れることもある。最近では1コスで5点以上でるので狂乱相手にアクセラ効果をよく使っている。
ジェネシスアーティファクト
本体スタッツが4/2/5と大きめで、進化時に2種の限定アーティファクトを場に出してくれる。これらはともに耐性持ちの守護でジェネシス本体や既に場に出ているフォロワーを残しやすく、ヴァーナレクなどの除去持ち疾走を止めることもできる(相手は複数カードを切らないと突破できない)。そのため疾走フォロワーの多いアンリミテッドで相手の攻撃を凌ぐという重要な役割を担ってくれている。また、6種類破壊達成時に手札に加えてくれるキャノンアーティファクトは本体は疾走持ちで、条件を満たせばバーンを飛ばすこともできる。これらだけで最大13点リーダーに与えることができ、カウンター性能は極めて高いといえる。そして、このカードの真価は機構の解放と組み合わせて使った時に発揮される。先攻5ターン目に機構の解放と合わせて使うことでそのままシオンにまで繋げることができたり、隙を見せずに大量に手札を補充することができたりするのだ。この展開とドローを絡めた強い動きができるかどうかが勝敗に直結するといっても過言ではない。そのためもしこの軸を運用するならば是非とも3枚作っておきたいカードだ。これで入手できるアーティファクト: ジェネシス、キャノン、ガード、ディフェンスアーティファクト
終末の番人・スピネ
基本的にはアクセラレートをメインに使う。アクセラ効果ではアーティファクト数稼ぎとサーチも兼ねたスピネのアーティファクトを出すことができる。ラストワードで必ず何らかのカードを手札に加えられるので、主に潤滑油のような存在として活躍している。本体もやることがない時に投げるには十分強い。これで入手できるアーティファクト:スピネのアーティファクト、パラダイム3種

補助カード

機構の解放
ドローソースになり、ppを無視した展開も行える万能なカード。たまに手札を燃やす要因となるが一回も引けないと終盤に手札切れを起こす可能性が高く、筆者もトップで引けるようによく祈っている。ジェネシスやジャスパーと合わせて使うと特に強い。
アーティファクトの同調
1コスで最速1ターン目から数ターン後の何かしらの動きを見据えたカードを手札に加えることができる。余ったppで適当にパラダイムシフトを手札に加えてるだけでも最低限の役割は果たせるので強い。これで入手できるアーティファクト:アナライズ、トレース、レディアントアーティファクト、パラダイム3種
虚数物体
アンリミではかなり有用なダメカ。4点以上が3点になるので確定数を大きくずらすことができる。リーダー付与ではないので出せば絶対に安全とまではいえないが、狂乱軸の蝙蝠など一部のデッキ相手にはあるかないかで全く話が変わってくることがある。一応念のためにと出すことも少なくない。ただしこのデッキで手札に直接持つことになるアーティファクトは基本的に使い道があるカードで、これを出すためにはそれらを1枚捨てなければならないということに気をつけておかないといけない。
ロボティクスユーザー
シンプルなファンファーレ効果だが、その効果よりもむしろこのフォロワーがファイタースタッツであることの方がこのデッキにおいては重要である。アンリミでは序盤から動けるかどうかが勝敗に直結するので、何らかの効果があるファイタースタッツはそれだけで需要がある。そしてその肝心の効果は、機構の技師とは異なりファンファーレでパラダイムシフトを手札に加えるというもので、パラダイムシフトのより速いコストダウンや本体の消滅ケアができ、それらはこのデッキと相性が良いのだ。これで入手できるアーティファクト:パラダイム3種
ガジェットユーザー
手札の入れ替えを行えるキャントリファイター。進化時効果がメインだが序盤にも手札入れ替えで出すことも少なくない。進化権を使えば2コスで4 + 3の打点が出るのでこれ1枚でフラウロスと煉獄などを見ることもできる。役割的にはアイアンスティンガーに近いか。これで入手できるアーティファクト:エンシェントアーティファクト
スパイデバイス
先攻の申し子。ついでの熾天使で割られないのが偉い。スタッツが3/3なので盤面の取り合いにも強く先攻時ならば顔打点にもそれなりの期待ができる。そしてメイン効果であるパラダイムシフトを手札に加えるというのも、先攻3ターン目におけば2枚はパラダイムシフトを供給してくれるので十分強い。しかしスペルなどであっさり取られることもないわけではないので過度な期待は禁物。終盤に出すのはあんまり強くないのでショットガンアモと同じく1枚で良いのも便利。これで入手できるアーティファクト:パラダイム3種
暗獄の遣い・ジャスパー
後攻の申し子。ジェネシスの参入により立ち位置は厳しくなったかと思われたが、狂乱相手のフラウロスに対してなどやはり2面除去できるかどうかの違いは大きかった。とはいえ総合的なパワーが劣るのは間違いないので、スパイデバイスと同じく基本的には1枚で十分だろう。これで入手できるアーティファクト:攻撃型、防御型ゴーレム
アーティファクトシップ
アクセラ効果によって3ターン目に無難に強い動きができ、さらにそれで出るミスティックは守護を持っているのでアグロ寄りのデッキに対しては特に効果的である。また、本体もファンファーレでレディアントを2体出すので意外と本体でのリーサルも狙えたりする。これで入手できるアーティファクト:ミスティック、レディアントアーティファクト、パラダイム3種

採用検討枠

生命の量産
手札のアーティファクトのコストを1下げ、それと同じアーティファクトを3枚デッキに入れることができる。後攻4ターン目にジェネシスと機構の解放を合わせて使うことができるのでミラーや一部の対面では強い動きができる。しかし、機構の解放の枚数や進化権の都合を考えると1枚、せいぜい2枚で事足りることが多く筆者は採用することに関して少し懐疑的である。
デバイスチューナー
盤面にいる任意のアーティファクトを手札に加えられる。パラダイム3種はコストが下がらず、種類数的にも既に盤面にいるアーティファクトをコピーしたところであまり美味しくはない。
アーティファクトスキャン
種類数の観点から終盤ではこれ1枚で大きなアドが得られなくはないが、ランダム性や既に盤面が埋まってたり手札が溢れたりなどの事故を考慮して不採用。
水銀の遮断
ピンポイントメタカード。ハレゼナなどアンリミのテンポ的にこれでしか処理できないカードが少なくないだけでなく、手札にパラダイムシフトをいっぱい持っていることがよくあるので割とオススメ。テキトーなフォロワーに打つだけでも相手はイヤがったりすることもある。
加速装置
アーティファクトをたくさん出せるだけでなく全てのアーティファクトが突進を持つようになる。盤面を埋めてしまうのが大きなデメリットで、そうでなくてもパラダイム2種や攻撃型ゴーレム、エンシェントアーティファクトなど突進付与を必要としないアーティファクトも多いので不採用。
浄化の輝き・ミュニエ
水銀の遮断以上に相手の妨害ができるが、こちらの効果も消えてしまうので考えて使わないと逆に負け筋となりうる恐れもある。タイプ・アーティファクトは消えないのでパラダイムシフトのコストが下がらないなどという恐れが起きないのは安心。
次元の超克者・ユアン
手札のカードを入れ替えることができ、ガジェットユーザーに役割としては似ている。しかしこちらはドローとより深く関連しており、共鳴回数に応じて除去やバーンを行うことができる。共鳴回数的にスピネのアーティファクトやアナライズを使い回したいので、もしこのカードを採用するならばアーティファクトスキャンも同時に採用した方が良いだろう。これで入手できるアーティファクト:アナライズアーティファクト
鉄翼のエクスプローラー
ファンファーレでアナライズアーティファクトを手札に加える、2/1/2のフォロワー。手札に加えるアーティファクトを選べるわけでもなく、2/2/2のフォロワーに上から取られるスタッツばかりが悪目立ちしてしまう。さらに機構の発見がこれでやりたいことのほぼ全てを奪ってしまった。これで入手できるアーティファクト:アナライズアーティファクト
肉球シュート
3コス3点ランダム2点という変わった性能の除去カード。このカードの真価は後攻中盤に発揮されるが、後攻時には他に進化を切りたいカードが多くそれらとはコスト的に噛み合いが悪い。とはいえ時代に合わなかっただけで純粋なパワーはあるのでピン指ししても良いかもしれない。これで入手できるアーティファクト:エンシェントアーティファクト
アイアンスティンガー
デフォルトでパラダイムシフトを手札に加える上に、進化でエンシェントを出すのでさらに速効性もある。また、スタッツが高いのでファッティ処理には向いているが、終盤の進化権がない時に腐りやすくアイスティーでなくても返せる盤面かアイスティーでも返せない盤面のいずれかが多いので今回は不採用。環境次第では入りうるとは思う。
運命への反逆
もし使うならば基本的にはユアンの憤怒をチョイスする。エンシェント、ミスティックを1枚で出せるのは強いが、4コスでの動きとしては弱く、もう1つのトークンを出してる余裕も手札で持っておくほどの余裕もないことが多いため不採用。
エンシェントブレイダー・ダイン
コスト的な役割が1つしか持てないのが残念。せめてデフォルトで盤面2点を飛ばせたら入る余地もあるだろうが……。エーテル的な観点からも試したことはないが、もしかしたら意外と役に立つのかもしれない。
遺物の番人・ルチル
進化でテンポロスなくレディアントアーティファクトを出せる貴重なカード。トークンもタイプ・アーティファクトを持つため種類軸的には悪くはないのだが、ララミアとジェネシスのサーチに被ってしまうのが致命的な欠点。どちらともに役割が異なるので、求めている時にそうでない方を引いてしまうと負け筋となりうる。
アームメカニック
ダインとは異なりエンハンスがあるが、エンハンス通常効果ともにコスト対効果が見合っていない。最速で出せるのも5ターン目以降なので序盤に引いても役には立たない。
反逆の命・ミリアム
本体効果で一応otkが狙えるが、どちらかというとアクセラ効果がメインか。アンリミでは自分のフォロワーを破壊する余裕がないことも多いので悪くはないが積極的に使いたいとなるようなカードではない。7ターン目などに謎リーサルが取れることもなくはないのでピン指しもありかもしれない。
アーティファクトリメイカー
フリッグ様のパチモン。不敬すぎる。純粋に7コスト以外での役割を持たず、既に破壊されているアーティファクトを再生するため種類数稼ぎに貢献できるわけでもない。またアナライズやミスティックが出てきたら場を埋めるだけなので辛い。この構築ではなく出るアーティファクトを絞るデッキなら使えなくはないのかもしれない。
世界の扉・ティル
ネフティス様のパチモン。傲慢すぎる。ルチルのアーティファクトとララミアとジェネシスが出てくる。デッキに埋めるタイプのアーティファクトデッキではないので今回は不採用。
ヴァーテクスコロニー
結晶は弱く、本体はアンリミで出す機会がないのが厳しいところ。ファンファーレと守護は偉いのだが…。これで入手できるアーティファクト: 攻撃型、防御型ゴーレム
ギガスファクトリー
アンリミで5ターン目にポン置きするのはリスクが高すぎる。また盤面を埋めるのも地味に痛いので出す余裕がないことも多く、本体効果もアンリミでは当然使いにくいので不採用。
アブソリュート・トレランス
モデストとの相性的にも悪くはないが、筆者は宗教上の理由により不採用。フィニッシャー性能はお墨付きなので堕落したい方には是非ともオススメしたい。しかしついにナーフされてしまった。
ラミエル
先攻後攻問わず最低限の役割を持てるカード。しかし後攻時には他に進化権を使いたいカードが多く、相性が良くないので不採用。
マスターコック
エッジアーティファクトの回復幅を増やしてくれるだけでなく、進化時の1枚ドローや2/2/2の守護と低コスト適正スタッツでスペック自体は悪くないのだがわざわざ使いたいかというとビミョーなライン。
熾天使の剣
花園、教会、加速装置とこのカードでしか現実的な処理方法がない環境に多いカードを対策できる。それ以外の場合でも2コスで相手の2コスを見れるので優秀。環境に応じて採用もありうる。
オーバーヒートデーモン
トート様に抵抗したいという方にオススメ。これも環境次第。
安寧の降臨
3コスでフォロワー、アミュレットを除去することができる。正直そこまで破壊数を稼げるデッキではなく、終盤に使ってマスティマを出したところであまり強くないのでエーテル的にも率先して採用するカードではない。
輪廻の女神
1コスを払う代わりにさらに役割を持てるようになったカード。このデッキには他の1コスのカードもあるので熾天使の剣とどちらが使いやすいかは人によると思われる。

マリガン

引けていないとお話にならないカードは全力で探しに行き、手札にある場合のみ序盤の動きを考える。またマリガン時には相手のクラスしかわからないので、複数デッキタイプが予想される場合は気分でマリガンしても構わない。
以下必須カード
エルフ…ジェネシス、虚数物体
ロイヤル…特になし
ウィッチ…ジェネシス
ドラゴン…虚数物体(全力)
ネクロ…ワールドブレイク(全力)
ヴァンプ…突進フォロワー、モデスト(後攻時は特に)
ビショップ…特になし
ネメシス…特になし

プレイング

上記の必須カードを引けていればあとは盤面を意識しながら動くだけで大体なんとかなる。必須カードは複数枚手札にあれば雑に切っても良いが、1枚しか見えていない場合は大事にすること。機構の解放はジャスパー、ジェネシスと合わせて使うとかなり手札を増やすことができる。逆に、手札を減らせるカードは少ないので機構の解放の重ねがけは極力避けた方が良い。盤面での勝負が基本なのでイメージとしては昔のロイヤルや2pickと近いか。とはいえ手札からの打点がないわけではないので、相手が処理し切れずにフォロワーが複数残っている場合はリーサルがないか確認したい。

相性(比較的よく当たるデッキのみ)

対エルフ(豪リノセウス)
有利。エルフ自体がローテで強いのもあり、ミッション関連だとしてもアンリミではほとんど見かけない。先攻5ターン目に3枚飛んできてリーサルを取られたりしない限りは有利である。虚数物体を割ってくる可能性もあるのでプロテクトアーティファクトを立てるようにしたい。
対ロイヤル(連携、抜刀ループ)
こちらもあんまり見ないが連携は微有利、抜刀ループは五分か微不利。盤面戦には強いが、横の除去が新ララミアしかないのでちゃんと除去と回復を意識すること。パラダイムシフトはシークレットスキルを回避するのを忘れないように(1敗)。

抜刀ループに関してはデータ不足感はあるが、もし間に合わないと感じたら虚数物体を置く必要はあるだろう。
対ウィッチ(超越、疾走)
超越は不利、疾走は有利。コントロールデッキの定めではあるが、やはり超越には当たりたくない。先攻4ターン目5ターン目にシオンを絡めた展開ができると押し切れることもあるが、虹の輝きや後攻時など、それもあんまり期待することはできない。

疾走に関してはmaimaiオジサンなどを絡めたotkをされない限りは負けないだろう。握撃やアルティメット・マジックもあるので守護と虚数物体を置くことを忘れなければ大丈夫だと思われる。
対ドラゴン(ディスカ、ダゴン)
ディスカは不利、ダゴンは有利。ビミョーな展開と若干の回復で立ち回るこのデッキでは、プレシオが蘇ってしまうと何も残らなくなってしまう。相手の回復手段はあまりないので、蘇る前にどれだけ盤面を詰めれるかで負ける可能性が変わってくるが事故りにくいデッキということもありこちらともあまり当たりたくない。

ダゴンは中盤に守護を並べて虚数物体を置くだけで元々勝てていたが、ジェネシスの導入によりさらに安定するようになった。基本的には負けないだろう。
対ネクロ(骸)
微有利。ワールドブレイクを握ることができればほぼ勝ちと言ってもいい。守護もそこそこ多く、プロテクトアーティファクトや虚数物体もあるので中盤以降の殴り合いにも強く出ることができる。そもそも相手が骸を引けていないことや1回のワールドブレイクだけで息切れしていることも少なくないが。
対ヴァンプ(狂乱)
基本的には負けないと言えるレベルで有利。当たれば嬉しい。モデストのアクセラで煉獄とフラウロス、新旧ララミアとインパルスのエンシェントでシステムフォロワーを後攻であってもしっかりと処理することができる。ガジェットユーザーやジャスパーなどでも多面処理+αを行え、パラダイムシフトでのエッジアーティファクトで回復もできるので余程のことがない限り押し切られないだろう。ただし顔を詰め切るのが厳しいと判断して蝙蝠でのリーサルを狙ってきそうに感じたら虚数物体を置く必要はあるのでそこは忘れないようにしたい。
対ビショップ
教会、安息クルト共に微不利、守護は五分。教会に関しては、こちらがある程度動くことができればなんとかなるようになった。ジェネシス様様である。

安息クルトはクルトotkをされないかべレロフォンを引かれなければ処理が追いつかなくなるので勝ちやすくなる。理想ムーブをされるとかなり厳しい。安息でフォロワーを守られることによりエッジアーティファクトで回復できなくなるのも派手に痛い。

守護は殴り合いになるが、お互いにバーンを搭載しているため恐らくはより回った方が勝つだろう。ホーリーセイバーの存在も忘れることはできない。
対ネメシス
レディアントotkは不利、ミラーは運。加速装置の制限により、レディアントotkはほとんど見なくなった。しかし、たまに当たると相変わらず苦しい戦いを強いられることは変わっていない。デッキ相性的にも厳しいと言える。

ミラー対面はもしフリーマッチだったら初手リタイアしたいぐらい不毛。都合の良い引きをした側が勝つ。

リーサル一覧

参考程度に、こういったリーサルをちゃんと見落とさないようにとスクショをいくつか上げておきます(パズルのような複雑さはないので悪しからず)。

まとめ

この軸(デッキ)は筆者がかなり早い段階から推していた軸で、それが日の目を浴びていることは喜ばしいがその一方で筆者はミラー対面が大嫌いな上に注目されすぎていると感じる時もあるのでそういう意味では悲しくもある。とはいえアンリミで通用する数少ない(というか他にない気がする)コントロールデッキなので、使っていて楽しいというのは共有したい事実である。相手のデッキを掌握できるレベルでのコントロール力を誇るので、クエストなどの変則デッキとも戦えるだろう。

過去のアップデート内容

アップデート”こどもの日” 2021/09/29〜

今回の1枚


見た目良し、性能良しの良カード。オススメのアミュレットは天球儀宣告ジャイアントマッチセラフの4枚で、オススメのフォロワーは光輝ドラゴンイージスゼウスルシフェルの4枚。

このページへのコメント

舞い戻る奏絶は入れたりしないんですか?1コス葬送で機構の解放とも相性いいと思うのですが

0
Posted by 名無し(ID:qJdWx6bnRA) 2022年02月07日(月) 13:12:51 返信数(2) 返信

破壊数を稼ぐことに特化した軸ではないので、何らかの3、4コスフォロワーを回収する動きができるようになるのは相手の除去力を考えても現実的に7ターン目以降だと考えられます。アンリミでは試合の大勢が決まってることが多く、進化権がないことまで考えると特大強い動きだとは思えません。

種類数という観点からもパワー的にジェネシスを破壊した後にもう1回出して進化をするといった動きになりやすく、1コスで種類数を稼ぐというメリットをあまり活かせません(多腕のアーティファクト以外の2コスのアーティファクトは大体突進も持っているので環境的にも消滅させられることは少ない)。

さらに機構の解放を打った時以外の序盤に引いた際の動きとしては弱く、他に枚数を減らしたいカードもあまりないのでわざわざ優先して入れるほどではないと思っています。

もしそれでも役割があると感じるようでしたら虚数物体と多腕のアーティファクト、ジャスパーあたりの枚数を減らして採用してください。

0
Posted by  cute_liaria cute_liaria 2022年02月07日(月) 17:10:05

参考になりました。ありがとうございます。

0
Posted by 名無し(ID:w/VJJ5h4Nw) 2022年02月08日(火) 10:56:48

書き方が気に入らない箇所は見つけ次第直してますが、もし見落としがあれば教えてください。

多腕のアーティファクトはmaimaiプレイヤーというより千手観音では?と言ったような指摘は受け付けていません。

0
Posted by  cute_liaria cute_liaria 2022年02月07日(月) 01:01:38 返信数(2) 返信

老眼が始まってるワシちゃんみたいなのだと改行なしでぎっしり書かれてたらツラいさんなのだ...
対ビショップの部分みたいな感じにしてくれると嬉しいわね

2
Posted by 名無し(ID:wXC1S7WG5A) 2022年02月07日(月) 03:00:18

ご指摘ありがとうございます。取り敢えずデッキ解説のところは箇条書きにしておいたので少しは見やすくなったかと思われます。

カード説明のところは、当然3積み!説明終わり!!みたいな半ば説明放棄のような解説を筆者は好まないので、多少必要な部分のみに減らしましたがやはり現時点での書き方だと分量的に限界がありそうです。申し訳ございません。

あんまり改善できてないとの声があれば表の形式を変更することに致しますので、遠慮せずにいってもらえるとありがたいです。

0
Posted by  cute_liaria cute_liaria 2022年02月07日(月) 17:45:32

ジェネスシ…

0
Posted by 名無し(ID:eG685/W7eQ) 2022年02月05日(土) 11:58:03 返信

流し雛のシーズンですね

0
Posted by 名無し(ID:AUisXODPgw) 2022年02月05日(土) 10:54:22 返信

正直「三種の神器」で纏められるよりちゃんと個別の解説見たかったから嬉しいわね、嬉しい

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Posted by 名無し(ID:MTxTcSx9UA) 2022年02月05日(土) 09:28:24 返信

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