遥かなる学園環境においては、どいつもこいつもチクチクバーンダメージを与えてくるようなデッキばかりだったためガルドル先生がぶっ刺さった。
アクセラなし高コスというリスクを抱えてでも3投されるほどの活躍を見せた。
特に時の環境トップだった【狂乱ヴァンプ】に対しての刺さりがよく、
紅き血の女王・ヴァンピィや
デモンディーヴァの小粒バーンをシャットアウトしつつ、お供の守護と顔へのバリアで
羅刹の咎人・ガロダートの特大パンチにも耐えるという鉄壁っぷり。
それ以外にも【マーズヒーローロイヤル】に対しては
ヴァリアントフェンサーのリーサルを
凌ぎ切ってみせ、【ディスカードドラゴン】相手でも
金色の威信・リュミオールによるバーンから延命するなど、その防御性能は環境にもしっかり刺さっていた。
アディショナルでは連携稼ぎ・回復・面処理を担ってくれる
ミカエルが追加され、これまでの課題だった自身の処理能力の低さも改善。コントロール能力により一層磨きがかかった。
新たに台頭した【葬送ネクロ】に対しても、
滅屍の執行者・ミロエルによく刺さり、バーンをぴったりシャットアウトしてくれる。あちらが対策として
亡き街の大幽霊を入れるようになるなど、環境にも一定の影響をもたらした。
とまあここまで強いところばかり書いてきたが、やはり7コスと重い点は問題。ロイヤル全体に蔓延るドロソ不足も相まって動きの再現性が低く、環境トップとまでは行かずせいぜい中堅どころなのが現実である。
とはいえ、それでもそのスペックの高さは疑いようもないので今後に期待といったところか。