おんJシャドバ部

第27弾カードパック「八獄魔境アズヴォルト」のアディショナルカードにて登場したレジェンドのドラゴン・フォロワー。キュアマーメイド・ジゼルのリメイク。おっぱい。

6/2/4という貧弱スタッツだが、『自分の場に「元のコスト5以上のアミュレット」が出たとき』に自分のコストを3にする、という一風変わったコスト軽減能力を持つ。
この子が既に手札にいる状態でアミュレットを出さないと軽減効果が働かないので、後引きで腐りがちなのには注意が必要。

肝心の効果はというと、

• エターナルホエール1体を出す
• 自分のPPを2回復
• カードを3枚引く
• 自分のリーダーを4回復

という4種の能力から2種をランダムで働かせるファンファーレを持つ。
ドゥームや掌握者を彷彿とさせる、ランダムな分1つ1つの効果は優秀というカードデザイン。

回復にドローとリソース補充に優れた選択肢が揃うが、本体スタッツが低いこともあって回復2種は6コスの仕事として見ると微妙。やはりコスト軽減した状態で出したいところだ。
そんな中、エターナルホエールを出す効果が一際眼を引く。5/7守護を立てつつ相手の顔に2点と、他の効果と一線を画している🐋
さらにエターナルホエールは場を離れると1コスになったうえで4匹に増えてデッキの中に戻るため、今後のドローのバリューが大幅に上がる。
ディスカドラの欠点だった山札切れ、あるいは相手のアルティメットバハムートの対策にもなりうる。
ただ、そもそもクジラが出るかも運次第なのが辛い。
4種の中から2種働くため、確率はシンプルに50%である。

気になる「元のコスト5以上のアミュレット」についてだが、なんとEAAア前でのローテドラゴンのカードプールでは、素でデッキに入るものは驚きのゼロ。
トークン・結晶を含めても、ドラゴン内で条件を満たしているのは秘湯の山脈竜から湧き出る竜山温泉のみという始末である。
ニュートラルにさえ条件を満たしうるカードは1枚しかないのだが、それがドラゴンと相性の良い終焉の地であることは不幸中の幸いか。
本体がPP回復効果を持つかもしれないこともあり、アルティメットバハムートを軸としたデッキに採用の余地があるかもしれない。

アンリミであれば鳳凰の庭園や連なる咆哮といったアミュレットも存在するが、過酷溢れるアンリミにこの子の席はおそらくない。

……当然そんな状況でこんな効果になるはずもなく、同弾アのゴールドで竜宮城という7コスアミュレットが登場した。
効果の詳細は向こうのページに譲るが、強力なシナジーを持つ明確なデザイナーコンボとなっている。
手札にこのカードを抱えたうえで竜宮城を出し、どうにか返しのターンを生き残ることが出来れば、ファンファーレ重複発動により3コスとは思えないほどのリソース回復力を期待できる。
エターナルホエールが出る確率も75%まで高まり、竜宮城を軸としたデッキのキーカードとなりうるだろう。その軸が成立すれば。

そしてその事前評価通り構築での活躍は微妙であった。そもそも後引きが許されないのが弱く、後半手札で腐ってることもしばしば。またランダム要素も足を引っ張っており、正直将来性の面でも微妙と言わざるをえない。アリーナでは活躍する…こともなくただひたすらにランダムが足を引っ張っている。せめてチョイスさせてくれ

日の出の女神・ミトラ

• 数字で能力を刻んでいる点がちょっと似ているかもしれない。