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無限ギンセツ地獄

サンプルデッキ


※このデッキは(FOH期アディショナル前)のデッキです。

はじめに

アディショナルでめぼしいカードが追加されなかったので初投稿です。
ララが今期でローテ落ちするので今のうちに使ってやってください。

※9/8にアディショナル後のデッキと各デッキとの相性について追記しました

概要

機械軸の半数のカードはおろか永遠を誓ったセレスまでもを失ったFOH期ネクロマンサー。
無敵大ウソの7コス運用が消えたギンセツは7コストを通り越し0コストとなってしまった。
0コストのギンセツやナイトメアイーターを使い倒して盤面を更地にしていく。

採用カード

勝ち筋をトートのバーンに設定しているためラストワード持ちのフォロワーが半数を占める

ラストワードカード

トート2コスキャントリ、そして最大の勝ち筋
欲しいカードの種類が多いため2ターン目に出しデッキを回していく。
スカルクレイン2コス葬送対象確保
百鬼夜行筆頭に葬送の対象となるスケルトンを供給してくれる。王墓の骸も出すと手札が燃えるがそれはそれで墓場が増えるのでアリ。2ターン目に出す理想フォロワー。
黒き死の騎士2コス2回復
スカルクレインしか2/2がいないためもはや頭2なだけで偉い。回復効果のおかげで序盤顔で受ける余裕が生まれ、PPが余るグレモリー後にフォロワーの攻撃では倒せない厄介な敵に対して活躍するエンハンスを持つ。
一ツ尾狐2コス突進守護墓場+1
エルフの撃砕者やネメシスのアーティファクト、ロイヤルの出鼻を挫くことができる。0ギンセツや2~3の動きがないときは思いきって出そう。5コスアクセラレートはリノセウスや異形から顔を守る時やエイラ相手に盤面ロックを仕掛ける役割。
不可侵の死霊・ヘリオ3コス疾走生成墓場+1連携+1
実質疾走のゾンビやリッチを出してくれるため酒呑童子の疾走プランやミルティオの横並べを強化してくれる。序盤に実質2面処理が可能な点や打点が一ツ尾狐裏に隠れやすいのも優秀
王墓の骸3コス2ドロー墓場+3
6コス2ドロー3面展開墓場+6連携+2ラスワ+1
悪夢の始まりもびっくりとまで言われた最強のドローカード。どのプランを取るにしてもコイツで手札と墓場を集めないと始まらない。
ナイトメアイーター5コス回復最大連携+4ラスワ+4
相手の横展開を返し回復してくれるこのデッキの耐久の要。ラスワ発動回数が多くトートの起動にはほぼ絡んでくるため攻めでも重要。ただしグレモリーが出てきてからはどんな盤面でも難なく突破できるようになるため、圧倒的リードを取れたりどうしても使わなければいけない盤面以外では温存したい。グレモリー前に使うならば最初の1回で多く出すほどラスワで墓場が増えて繋がりやすくなるため墓場12以上を目安にしてプレイする。
以下獏と表記する
《恋人》・ミルティオ5コス2ドロー3面展開墓場+4連携+4
唯一安定して3投される新規カード。横展開の押し付け以外にも多く入っているラスワ持ちのフォロワーをリアニメイトしてラスワ回数も稼げる。何が出てもコストに対して強めな展開ができるが一番強いのはラスワの2ドロー。後述の切り札の起動役でもある。
大妖狐・ギンセツラスワ+4連携+4墓場+4突進守護ドレイン×4
疾走トート乗せギンセツ17点バーンあいてはしぬ
0コストで抱え序盤に取られたテンポを重要な要素を稼ぎつつ全て取り返す最強のフォロワー。なんなら疾走で6ターン目に14点ドレインしながら15点以上のダメージを出したりする。回収して即ララを守護裏に隠したりもできるので有利盤面でも大活躍。受けに回る展開なら回収した次のターンに5面使ってフルパワーを発揮してもらいたい。いかに0コスのギンセツを使えるかで勝率が変わるはず。元の9コス運用は疾走してフィニッシュできないのであれば盤面ロックかリソースが尽きた相手への詰めでないと出しにくい。

補助カード

プリンゴースト・ミヤコミルティオやデッドメタルスター、征伐の死帝をバニラにするのが理想。疾走打点として信頼できることやロイヤルネメシスとの序盤の盤面勝負でも活躍してくれる。
レジェンダリースケルトン主なグレモリーのPP回復役。ネクロマンス発動で必殺自動進化で盤面の処理が得意で疾走打点としても信頼できる。ネクロマンスが発動しない序盤でもカーニバルネクロマンサー等システムフォロワーと相打ちをしてアドを稼がれるのを防いでくれる。
以下骨と表記する
死期を視るもの・グレモリーこの娘の効果が発動するとデッキが豹変し、どんな盤面も返しながら強烈な展開をし始める。後攻の時はプレイを歪めてでも呼ぶ価値があるのでドロソを使って山をどんどん燃やそう。0ギンセツや王墓の骸を複数使うことで7ターン目には来てくれるはず。ちなみにこのデッキの最速直接召喚チャレンジしてみたら6ターン目に来てくれた。
ソウルテイカー・ララ強力なファンファーレを持つギンセツ、王墓の骸、獏を回収し0コストで使うのが主なお仕事。0コストのギンセツが圧倒的な性能をしているため特にこのコンボを積極的に狙う。グレモリーが発動した後はOTKの足しにすることができるため何を回収してもえらい。4/4スタッツが普通に優秀だし。
酒呑童子疾走祭りを繰り広げるネクロ屈指のパワーカード。墓場はほぼ獏に回すためコイツのネクロマンスが発動していいのは獏を使い終わってからか、グレモリーが発動してから。ギンセツ等を疾走させて早期決着を目指さなければグレモリー後の進化でも問題はない。特に先攻はミルティオのリアニメイトで無理矢理出すチャレンジも可能。33以外で出るからね(金ゴブ2体出しながら)
イグジストソード・ギルトソルコンおじさん

スペルカード

百鬼夜行1コス葬送2ドロー連携+1
コスパに優れたドロソでララで5ターン目には何でも回収できる。ララギンセツが最強の動きなのでどちらかと共に持っていれば温存推奨。両方いなければ酒呑童子だろうが対象にして使う。
ハングリースラッシュ2コス3点葬送1ドロー連携+1
このカードがないと先2カーニバルネクロマンサーやペインレスサムライ、進化していないドラゴニュートスカラーを取れないため採用。当然6ターン目のララ回収でも活躍する。PPが余っている時に使ってグレモリーを呼びにいくことも。
イグジストソード・ギルト1コス破壊2ドロー
ミヤコに使ったとしても2コストで2ドローしているため初手キープしても使いにくいカード。単純なドロソ以外に無理矢理ドローして山を燃やして墓場を稼ぐこと、ララで0ギンセツ含め自爆できない任意のカードを回収すること、ギンセツや獏をフルパワーで使ったりロック解除をするために自壊するといった目的がある。

採用検討枠

秀才の死神・ミーノ1コス墓場+1
ミルティオのリアニメイト51の価値を上げてくれたり序盤の盤面勝負や早くからたくさんの獏を出せるようになる前寄せな1枚。酒呑童子の効果が乗ればエンハンスで強力な疾走打点になってくれる。
天覇風神・フェイランミルティオや獏で他面展開できるため呼びやすく、それらのフォロワーにバフをかけるのは強い。また0コスでグレモリーカウントを進めてくれる。獏やギンセツの邪魔になりがちなのが目立つため何回も入れては抜いたカード。
ドクロの霊能者・シノブ4コス連携+1墓場+1
進化で2面処理ができ4コストを使う動きでは最強格のフォロワー。UBでAoEも使え顔への打点補助もしてくれる。
堕落の決意骨、王墓の骸、酒吞童子が進化回数を稼いでくれるため2ドロー効果も狙える。そもそも1コス確定除去の時点で強力。ペインレスのような対処の難しいフォロワーを倒せるほか冥府への道を粉砕したり魔道具専門店にワンチャン勝てたりする
絆の共振回復とダメージカット、展開を狙えるカード。主にダメージカット目的での採用になるが、隙を見せないようリアニメイトで強いフォロワーを出せるようにしたい。

サンプルデッキのカード群はギンセツのように3投必至のものもあるが、ララや酒吞童子のように削っても要所で1枚引ければ機能するものやミヤコのようによほどプリンにしたい相手がいるなら増やすものもある。環境や苦手なデッキを考えて調整しよう。

例)環境開始2週間でグラマスになった時のもの。
ネクロがアクセラハデスによって途中で相手の盤面が崩れるためグレモリーが不要だったり、冥府のリーサルから逃れたり異形や世界猛虎、黒魔術師を防げる絆の共振が有効だったりした。

マリガン

基本的には2コス枠でスカルクレイン、2コスとしても使えいつでも活躍可能なギンセツ、手札と墓場の要求量が多いデッキなので王墓の骸はキープしたい。またギンセツ、百鬼夜行、ララのうち2枚揃っていたら両方ともキープして最強ムーブを目指す。
ミルティオは先攻で十分な弾を確保できるカードとのセットであればキープ、後攻でも5ターン目の盤面が弱いヴァンパイアなどには機能する。
エルフやウィッチのような蓋を持つデッキには先攻でも酒吞童子をキープし疾走していく。後攻ならいつでも酒吞童子キープは有効。
ロイヤルやネメシスといった体力の低いフォロワーをたくさん並べてくる相手にはミヤコをキープし処理を目指す。
ネクロのように強力な処理を要求してくる相手にはララをキープして強気に葬送ララギンセツを揃えにいこう。

プレイング

FOH期は様々なデッキに《世界》・ゼルガネイアが搭載され1ターンに1度の疾走では顔を詰めることが困難になってしまった。そこでネクロが得意とする横並べにトートの効果を乗せ1体1体がもつ打点を大幅に伸ばすことで削りきることを目指す。
そこまで試合を繋ぐための回復、処理、ラスワ稼ぎすべての面で0コストのギンセツが最も優れたカードになるため0ギンセツを抱えることが理想ムーブ。特に先攻ネクロの理想ムーブを相手にするなら0ギンセツは必須カードなので酒吞童子の進化を投げ捨ててでもドローしてパーツ回収することも。

1〜4ターン
王墓の骸やトートでドローしたり、スカルクレインが出したスケルトンに百鬼夜行やギルトを使い墓場を稼ぐことを優先する。
あまり強くない盤面を放置したりさらにギルトで弱くしてしまうが中盤に0ギンセツやたくさんの獏を出せれば取られたテンポは取り返せるのでパーツ回収や墓場稼ぎに注力しよう。
5〜7ターン
0コストのギンセツや獏で盤面を制圧していく。ララが絡まずとも獏やミルティオ、エンハンス王墓の骸でそこそこの展開が可能。
5コス付近で獏を消費せず展開できれば自然とグレモリーが駆けつけてくれるはず。逆に酒吞童子はプレイしてはいけない。
盤面処理の必要のないマッチであればグレモリーに拘らずに獏を優先して押し付けたり軽量疾走とラスワ持ちを同時に出してダメージを与えながらトートの準備を進めよう。
グレモリーを直接召喚する場合はトートは8起動、直接召喚しないなら7起動が目安になる。
8ターン以降
グレモリーの効果でPPを大量に使い盤面有利を取り続けたり疾走とトートのバーンを同時に出して顔を詰めていく。
グレモリーが来ない展開になった場合もトート乗せ疾走ギンセツで勝ちを狙える。

勝ち筋は主に3つ。どれを狙うにしてもトートが重要な打点になる。
1 横並べ
基本的な勝ち筋。ミルティオやエンハンス王墓の骸、獏を並べていく。しかし葬送軸ほどの強固な盤面を作ることはできないため、早期に処理不能な盤面を作るのではなく処理できなくなるまで横展開を続けるのがこのデッキである。直接召喚が枯れると展開が難しくなる葬送と違い獏やギンセツといった1枚で大量展開ができ処理も得意なカードが複数あるため息が長い。またトートの効果を乗せれば並べているだけで相手が爆散していくだろう。
相手も強力な盤面を作ってくる時は丁寧に処理を続けたのちグレモリー発動からカウンターで展開をしていきたい。逆にあまり盤面を作らない相手には獏やギンセツを温存せず使い、処理されることで早いうちにトートを起動させたい。
2 疾走
酒吞童子のリーダー付与で疾走するフォロワーで削りきるプラン。
先述の通りゼルガネイア1枚で前寄せ疾走プランはとん挫してしまうため投げられないことを祈りつつ展開と同時に行うか、疾走で即死させるなど工夫が必要。早期決着を狙う際グレモリーもなしに疾走と展開の両立は難しいため当て先を確認しだい0ギンセツを射出するのが丸い。
2枚のギンセツと当て先があれば安全な体力を確保しながら15点以上のダメージを見込めるため前寄せプランでもギンセツは頼もしいカード。
3 ミルティオOTK
ゼルガネイア直接召喚からOTKを狙ったりバーンを相手にだけ押し付けたりと10ターン目を迎えると無事で済む保証のないFOH環境。ならば9ターン目に確実な勝利を掴めばいい。
トートとグレモリーのリーダー付与を発動させ、2体フォロワーをプレイしたのち骨か酒吞童子をプレイしPPを9まで回復、エンハンスでミルティオをプレイしたら相手の盤面を3体以下になるまで除去して完成するOTKが切り札として存在する。
リーダー付与を2つ発動させるのは難しいと思うかもしれないが、グレモリー発動後に1コスで最大5回ラスワが発動する獏のおかげでグレモリーさえ発動させればトートは簡単に起動する。なお0コスのギンセツか獏、ミルティオがいればグレモリーは不要。

どの勝ち方を取るにせよ0ギンセツは最も貢献するカードなので積極的に狙おう。

他のネクロマンサーとの差別点

葬送軸

葬送時に出てくるリッチを添えた理不尽展開とデッドメタルスターをメインにアイシャや酒吞童子を追加した疾走が主な勝ち筋。
相手の受けが成立する前に展開で押しつぶすことができるところと、疾走打点の大きさによるリーサルの早さが魅力。
ただし盤面に干渉する手段が進化と疾走に限られていて、受けに回ってしまうと全処理することができずデッドメタルスターの守護にお祈りする脆さがある。
一方妖怪はギンセツと獏を積極的に使うことで圧倒的な干渉能力と回復能力があり、相手の展開をすべて捌きリソース勝負に持ち込めるデッキ。先攻を取られ受けを強いられても粘りきることができる。
またトートのバーンのおかげで守護を貼られてもリーサルに何の影響もない受け崩し性能も魅力。遅延してゼルガネイア直接召喚は許さない。

自然軸

トートのバーンでの勝利に勝ち筋を絞っているデッキ。
テンポロスせずフォロワーを並べられることとラスワ発動と処理を同時に行えるルベルをいいタイミングで使うことで処理しているだけで勝ちのゲームを作れる強みがある。
ネクロを相手にするとルベルでも全処理できない盤面を作られてしまうようになったことやトートを後半引かなければ絶対に勝てないという欠点があり最近はほぼ見なくなった。
やはり盤面が5面使えることによるギンセツと獏のバリューの高さ、酒吞童子の疾走による打点の高さが妖怪の勝る点。特に疾走はギンセツを走らせることでトートに頼らず勝ちが狙えることや終盤フォロワーを出されずダメージを与えられなくなる弱点を克服している。

アディショナル後デッキ


ネメシスが数を減らしたこととウィッチがクオンを出し渋る様子を確認したためミヤコを解雇。疾走プランがとりにくくなったので酒吞童子も削った(削りたくない)。あとは活躍しそうなフォロワーをRAGE優勝デッキを参考に試験的に投入。スカルクレインは試しに墓守と交換しているが、百鬼夜行で1枚しか引けない場面が明らかに増えているので怪しいし、ハデスは1度も活用できていないのでこちらも怪しい。

新規検討カード

スピリットキュレーター3コス墓場連携+1
3/3/3がえらい。山札を燃やして墓地を稼ぐと上では書いていたが、コイツを出すことで墓場はそのまま燃えるはずだった山札とおまけにもう一枚山札を引くことができる。またミルティオから出る3コスでは一番サイズが大きい。
幽暗の墓守2コス5/5守護墓場+1進化時回復墓場+1
ミルティオがいないと剥けるのが遅くなるが、2コスでできることがあまりにも多いカード。ターン開始時に結晶が割れていればスペルを使わずにララで好きなフォロワーを回収できるのも強い。破壊効果を失ったことで2ターン目に置いて轢かれる試合が増えてそうだが、結晶だからこそ除去の対象にならない利点や5ターン目にミルティオと合わせて強い盤面を作り墓場が溜まるまで相手に盤面の主導権を握られにくくなることが期待できる。
冥界神・ハデス冥府への道が大嫌いなのでそこまで好きなカードではないが、盤面を自ら破壊できるアクセラレートが強いと思われる。グレモリー発動後は盤面をフルで展開しがちだが、盤面でリーサルが取れずゼルガネイア等でフィニッシュが狙えると相手が考えるとロックされることが多い。8PP以上ではソルコンおじさんが役に立たないためどのPPでも盤面を一掃できるハデスが優秀。グレモリー発動前かつ墓場30以下で冥府への道が出ると盤面が狭すぎてほぼ負けるのがネック。中盤で墓場を稼ぎきれないと押し切られる弱点を改善してはくれない。

相性

使用者の少ないデッキタイプなので筆者の得意不得意が反映されてしまっている。でもウィッチへの評価は誰がやってもこうなるはず。
不利と表記していても先攻を取ったり0ギンセツを有効に使うことができれば渡り合うことができる。特に葬送を意識してか守護や回復で粘り勝とうとするデッキには無類の強さを誇るぞ。
※評価はアディショナル後環境準拠
対エルフ
有利
異形とリノセウスの疾走は5ギンセツで止めることができるがそれをしながら顔を詰めることが難しい。両方とも回復がほぼ意味をなさず打点は疾走で出してくるため厳しい戦いを強いられる。
最終的にはトートの乗った一ツ尾狐の壁を貼り突破されたら勝ちの盤面が理想。守る必要のないうちに獏や狐裏アタッカーを押し付けトートの準備もしよう。
まあ結局は相手がいつフィニッシャーを引くか次第。
ローフラッドについては異形とバウンスが進化ターンまで見えなかった場合考慮したい。ローフラッドが来ると思ったなら回復や守護持ちのカードをミルティオで優先して葬送するなどして消費することで相手の手札に渡さないよう準備することができる。この時獏をプレイした返しに真偽の逆転で消されると骨の疾走や獏の展開ができなくなり詰むので注意。

アディショナル後
リノセウスかゼウスをフィニッシャーに添えたアクセラ軸が主流。アルヤスカとクオンのおかげで自然軸では処理が間に合わないと判断されたためと思われる。アクセラ軸はドローが強くないためバウンスやリノセウスを手札に集めにくくなっており、こちらが攻め込む準備が整う前にリノで負けることがほとんどなくなっている。さらにガイアも消えたためギンセツで複数守護を貼ればリーサルを取られにくい。そしてマドロスエルフがおあつらえ向きの当て先を作ってくれるためラストワードや墓場も稼ぎやすい。本当にリノセウスかこれ?というほどにやりやすい相手になってくれた。
ダメージカットもなしに10ターン目を目指す進化寄せには当然ガン有利。招来の大天使でいかに体力を増やそうがミルティオの前には無力。
対ロイヤル
五分
ペインレスサムライ以外は怖くないマッチ。複数体進化を切られてしまったならミルティオOTKでペインレス貫通の勝利が理想。
先攻を取られても進化ロイヤルが動き出すのは8ターン目以降なので、その返しまでにグレモリーを呼んで獏を使い放題にしつつOTKの準備ができていればよいし、ペインレスが来ないならトート乗り疾走9コスギンセツができるためこちらでも勝利できる。先攻ならグレモリー前だろうとフェイランが来る前に獏を使い上から一掃すればほぼ試合が決まる。
連携には先攻を取られるとアグロされるので注意、ミヤコや狐で対抗していこう。

アディショナル後
追加されたアルヤスカの性能上後ろ寄せの進化軸が多い。
アルヤスカは無難に強いカードだがダメージ耐性で困ることはない。ターミナルウェポンが出てくる頃はグレモリーも出ているはずなので全処理され展開されようが全処理しかえして展開、もしくはトートのバーンで勝てるだろう。やることは変わらない。ただし後3カゲミツ後4魔獣使い進化+2コスをされるとララギンセツ以外でテンポを取り返すのが不可能になってしまうのでケアできるのであればしておきたい。こういう時に当て先にならない墓守が優秀。
対ウィッチ
無理(専門店、キャル) 微有利(スペルブースト)
妖怪が一切流行らない元凶。
横展開は境界やキャルで返され、疾走打点はゼルガネイアやゴーレムの回復で通らない。一方こちらの回復は体力最大値減少のせいで一切機能せず、最終手段のミルティオOTKの前に向こうがリーサルを取ってくるという長所をすべて潰されたマッチとなる。
グレモリーを呼ぶ余裕も呼んでやることもないため何度もミルティオや獏を使い進化権が切れるまで横展開を押し付けたり、黒魔術師で防がれる前にギンセツや骨を疾走させてダメージを稼ぎがんばろう。
魔道具専門店はさらに無理なので休息を確認した時点で降参した方が有意義な時間を過ごせる。一応先攻を取ったならミルティオと獏の横展開の後7ターン目の専門店を耐えた返しでトート起動とエンハンス王墓の骸をおくことができれば勝てることもある。

アディショナル後
新規実装のルーニィが足りないものを埋めスペブ軸が再登場。
ルーニィの回復がえげつないためトート以外での勝利が困難。狂信者や魔法剣とは違いバーンカードのコストが下がらないので1ターンに出せる打点に限界がある、ということでギンセツ達で回復することで粘ることが可能。リンクルキャルより圧倒的に戦いやすい相手なのでもっと増えろ。
盤面を担当する式神勢、特にクオンにギンセツをぶつけ処理と回復を同時にしよう。
お互いに殴っては回復を続け、やりたいこととできることを全力でぶつけあえる対戦。
妖怪と式神はズッ友だよ
なお専門店は相変わらず無理な上にグランプリで異常に沸いているので頭を抱えている。ラブソングシンガーは百鬼夜行で引けないことが災いし7tまでに手札にいないため解雇済
対ドラゴン
微不利
進化した聡明のドラゴニュートスカラーを一生取れず、主に疾走でリーサルを狙ってこられるマッチ。エンハンス黒き死の騎士が回復と破壊を同時にできて効果的。
疾走リーサルが飛んでくる前に回復し、回復に使った狐と獏のラストワードでトートを起動、ギンセツの疾走が本命の勝ち筋になる。
0コストの碧竜が絡まない場合10コストで13点のダメージがリーサル圏内になるため目安の一つに。

アディショナル後
1コストになったエターナルホエールのパワーが高く、ディスカード軸に投入されている。ドラゴニュートスカラーとは違い当て先になるため出されて困るカードではないはず、やることは変わらない。グレモリーが来る前に展開されると負けるのは今まで通りなので1コストで出されることよりも、1コストで2ダメージを受けるようになったことを気を付けるべきかもしれない。10PPで進化せずとも14点のダメージが出る。
対ネクロ
微不利
ギンセツと獏で繋ぎ、ミルティオやデッドメタルスター、征伐の死帝をプリンにすることで相手の攻めを耐えきることが要求される。単純にパワーで負けているためどうしても受けに回る必要がある。
直接召喚が枯れるまで耐えることができれば多面展開可能なカードの枚数差でこちらの方が強い盤面が作れるようになり勝ちが見えるはず。
相手側の最終手段である冥府への道が起動するまでにはトートを起動させなければジリ貧になるためグレモリー後は優先的に獏で処理をしよう。

アディショナル後
葬送の中心カードの一枚墓守が重いナーフを受けたことでデッキの性質はほぼそのまま弱体化した。
酒吞童子の必殺で展開されても盤面を多少破壊できるようになり耐えやすくなったことが大きいが、終盤のデッドメタルスター連射が強力かつハデス搭載が増えているためまだまだ苦しいマッチ。処理する必要のあるフォロワーの数を大きく減らしてくれるミヤコが恋しい。
扱える人間がどれだけ増えるかは未知数だがミラーが発生する可能性があるほど注目が集まっていると思うのでそちらも記載すると、ギンセツとグレモリーで攻撃力1の守護を貼ることでターンを稼ぎやすいことがまず大事。トートを発動させることもトートでダメージを出すことも大きく妨害できる、かつこちらは一方的にトートを活用することができる。それでも手札が揃わなかったり、そもそも先攻を取られ先に9t目にOTKされそうになることもあるはず。そういう時は獏と黒き死の騎士を最大展開することが有効。相手のラスワが3回発動する前にこちらのラスワ回復が1回でも発動すれは生き残ることができる。そして返しにギンセツでトドメを刺してやろう。
対ヴァンプ
微有利(昆布) 不利(バアル)
こちらのフォロワーをぶつける先はネレイアくらい。
獏や0ギンセツは温存せず数を稼げる場面になったら雑に使い処理してもらうことでラスワ回数を稼いでいく。
そうしないとフォロワーをプレイされずトートを発動させてもらえなくなり攻めきれなくなる。終盤は焦ってスタッツの低いラスワ持ちを出してもロックされてしまうので中盤からラスワ稼ぎが大事。
ネレイアを出させた後ネレイアを当て先にラスワを稼ぐ手札を意識しよう。

アディショナル後
背徳の狂獣のバーンをバアルで飛ばすアグロ寄りのデッキが誕生。
3コス以下のフォロワーの大量展開によって耐久の準備ができる前に削られることが懸念される。グレモリーは放棄し回復と処理目的で獏を積極的に使うこと、黒き死の騎士進化で大きく回復をすることでリーサルから頑張って逃げるしかない。幸い疾走打点は乏しく盤面も強くないため盤面処理をしっかりすればダメージを抑えられる。それでも大量にドローすることでバーンや疾走を集めやすく、こちらが背徳の打点を吸おうとフォロワーを展開してもイオやバアルのAoEで一掃されてしまうのでかなり厳しいと思われる。願わくば背徳の狂獣にナーフを。
対ビショップ
有利(エイラ) 不利(消滅)
エイラの祈祷を2枚置きエンジエルラットOTKか234ソフィーナでもされない限りは勝てる。
エイラは盤面がよく埋まるためギンセツでロックを仕掛けやすいのも追い風。
序盤フォロワーが弱いうちに墓場を稼いでグレモリーを呼べば勝利は目前。
グレモリーがくればゼルガネイアのバーンが発動していようが耐えられるぞ。盤面はもたないのでユカリバリアが切れた時にミルティオOTKを叩き込もう。

アディショナル後
式神とAFに有効な消滅を軸にラーとゼルガネイアのバーンダメージだけで勝とうとするデッキが増えてきている。ネクロマンサーは元祖消滅に弱いクラスなので非常に当たりたくないデッキが生まれてしまった。
盤面から打点を出そうとしないどころか処理以外でフォロワーを出そうとしないためラスワも墓場も稼ぎにくく、フォロワーをこちらから出しても横に広げないと消滅させられて一切のアドバンテージが取れない。そのため手札を減らすことができる葬送フォロワーを優先して使う、自ら破壊できるできる状況でフォロワー(特にミルティオ)を出すようにして中盤を過ごしていく。10t目相手のゼルガネイアが出てきてからが勝負。毎ターンゼルガネイアのバーンまで喰らっていては体力がもたないためゼルガネイアケアをするのは確定として、巨大な当て先が出てくるためここでトートを発動させ、ユカリバリアが切れたところでOTKを叩き込むことが一番分かりやすい勝ち筋。しかしあえてセルフ盤面ロックになるよう展開し、ロックのためユカリを出さなかったところでアクセラハデスで盤面を崩し、骨の疾走とバーンダメージで勝利することも可能。どちらを狙うにせよバーンを耐え続けるだけの体力が必要なのでギンセツ本体や黒き死の騎士といった大きく回復できるカードは大切に。
対ネメシス
有利
序盤からフォロワーが並ぶためミヤコで対抗していくか0ギンセツで取り返すのが効果的。
パラダイムシフトを連打してくるのが7から8ターン目とこちらのグレモリータイムと噛み合うため序盤のフォロワーの群れに押しつぶされなければ処理が追いつき10t前にミルティオOTKで勝負を決められる。決めるのに失敗しても自滅しながら回復が見込める0ギンセツや獏、ヴィズヤ後ゼルガネイアで倒した瞬間逆リーサルになるトート乗り進化ミルティオがあるため相手の10ターン目にOTKを回避しやすい。
ヴァンパイアとは逆にラスワ持ちを展開して返すときらりんぷいされて勝ち筋を失うため突進で倒れることのできないラスワ持ちを複数出さないようにしてグレモリーを呼ぶことに専念しよう。5ミルティオは後攻なら絶対に出さない。

アディショナル後
優秀なルチルが参戦したことでアーティファクトが強化された。
レディアントが出るようになり顔がもつか怪しくなったマッチだがやることは変わらない。コロニーモデストを黒き死の騎士獏の展開で凌ぐワザップ等を活用しトート乗せの大打点を出せるまで耐えきることが目標。種類参照のバーンで顔を削られすぎないためにスピネ&ルチルを温存させるよう強い盤面を作りすぎない択もある。
可能な限りAF関連のカードだけを投入しパワーを上げようとする構築が増えているのでミルティオにミュニエを出されることが減っている。後攻でもミルティオを出してもいいかも。

まとめ

ミルティオの横展開と酒吞童子の疾走という攻めの要素を残しつつ、ギンセツと獏の回復処理を最大限活用した耐久の後詰めていくことを基本とするコントロール可能なデッキになった。個人的には横展開の押し付けを勝ち筋とする葬送軸より相手の展開に対応していく妖怪の方が使いやすいし、相手をライフでも盤面でも圧倒して勝利する様が楽しい。
ウィッチに当たりさえしなければかなりの勝率でランクマッチやグランプリを戦い抜けるはず。

アディショナル後
異形と墓守がナーフされたことによりエルフとネクロへの相性が改善、もともと有利のついていた相手が有利を取られすぎない程度に強化されたことで立ち位置が大幅に向上。しかしスペブウィッチに強いという触れ込みで専門店や消滅ビショップの生息も確認できアディショナル直後のようなストレスフリーな環境ではなくなりつつある。今のうちに対戦経験を積んで良い立ち回りや有効なメタカードを発見できるようになろう。

今後の展望

ララが落ちてギンセツ本体が隠居する
(現状希望は)ないです
だから今のうちにギンセツと暴れようね!

使用してみた感想、各デッキへの相性改善案のコメントお待ちしています。

このページへのコメント

ラスワ・ネクロマンス・横並べ・自壊利用した踏み倒し、ネクロの楽しいところ全部ぶち込んで有効活用するしカスタマイズ性も高い、めちゃくちゃ面白いデッキ
ラスワと墓場が軸になる以上、相手次第でデッキパワー自体がかなり変わるのが辛いところ

1
Posted by 名無し(ID:sNXUifHMUw) 2020年09月08日(火) 19:05:11 返信

だいたい獏で墓食ってグレモリー起動したことねぇっス

0
Posted by 名無し(ID:zFdbh65f7w) 2020年09月07日(月) 20:30:57 返信数(1) 返信

獏で墓場を使ってもトートは起動するのでそれとギンセツ疾走を合わせた17点ダメージで勝つのがお薦めですかね
進化権を盤面処理に使って進化権を使い切った次のターンにグレモリーが出てくるくらいを理想にして使ってます
ギンセツか獏で大きく回復できるので顔で受ける余裕があるはず
ターン開始時の直接召喚が難しそうなら手札にきたグレモリーを葬送等せずに温存するのも良いかと

0
Posted by  whitesn whitesn 2020年09月08日(火) 00:59:53

おそらく今後に数を増やすであろうデッキ
ナーフにより葬送ネクロが消え、リンクルキャルが沈んだ代わりに式神が上がってくるとか、追い風ビュンビュンですよ

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Posted by 名無し(ID:rymHSE/BIQ) 2020年08月23日(日) 07:46:30 返信

トートと獏採用が面白い
環境がこのナーフで変わるだろうから使ってみる

連携も稼げそうだけれど、フェイラン入れたらバフより盤面邪魔になるデメリットが大きそう?

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Posted by  htkbs htkbs 2020年08月18日(火) 22:02:58 返信数(1) 返信

自然とは違って1コスでそのターン中にラスワ増やせるわけじゃないから1面埋まってラスワ持ちが1体減ると確実にトートが遅れて負け筋になりやすいから抜けました
先攻ならウィッチネクロ以外にはだいぶ強いカードだけどなくても勝てます
後攻はバフかけるフォロワー残す余裕がないです

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Posted by  whitesn whitesn 2020年08月18日(火) 22:22:55

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