おんJシャドバ部

第24弾カードパック「天象の楽土」にて登場したゴールドのニュートラル・スペル。

楽園への来訪以外の宴楽カードを2枚デッキからサーチしてくるスペル。EP参照で実質1コストになるので後攻でも使いやすい。

2コス2ドローを超える2コス2サーチなため、効果自体は破格。
その使いやすい効果から、ネタデッキからガチデッキまで色々なデッキに採用されたりされなかったりした。

これまで無条件・ノーデメリットの2コス2ドローが存在しなかったところに突如現れた2コス2枚サーチなため、発表当初は「宴楽テーマはぶっ壊れになるのでは？」などと騒がれた。

...しかし、魂の岐路・ラカンドウラをデッキに埋めておきたいネクロ、手札を増やしたくないハンドレスゥマ、マグナチェンジリクルートプランを重く見たいネメシスあたりは、宴楽タイプ持ちのカードと相性が悪く採用を見送られてしまう。
そもそもウィッチとヴァンプ以外の宴楽デッキが微妙でこのカード1枚でどうこうできるものではなかった。
というわけで蓋を開けてみればサーチ先が微妙で大半のクラスで普通のカードだったというオチが付いた。

とはいえ例外は存在し、性質上ドローを進めたい宴楽ウィッチにとっては相性抜群の非常に強力なカードであり、真理の大文豪・ユキシマを採用するならセットで採用された。
他の宴楽デッキが微妙なせいで、EOP環境においては唯一このカードを強く使えるデッキだった。

宴楽テーマ自体が微妙だったせいで追加当初の環境では微妙扱いのこのカードだったが、2コス2枚サーチの有用性はやはり高く、その後の環境では随所で確定サーチギミックとして使われた。

憧れの飛躍・イツルギ&ルームサービスデビル(ヴァンパイア)

火力ソースとなるイツルギとルムサの確定サーチで手札を肥やす組み合わせ。
どちらも低コストで扱いやすく、進化ヴ・モノヴ・復讐ヴなど色々なデッキに出張した。
特に復讐系のデッキでは変幻のフェイカーを捨てられるカードとしてルームサービスデビルが重宝された。

一世の探究&管弦の魔術師(ウィッチ)

【スペブウィッチ】において何よりも重要な一世の探求をサーチしつつドローを進める組み合わせ。
管弦はブレードレインのバフ先となり、回復役とサブ打点役を兼ねる。

一世の探究&真理の大文豪・ユキシマ(ウィッチ)

EAAにて新たなる疾走札であるシュマエルが追加されたことを受けて管弦が抜け、そこにユキシマが入ってきた形。
ユキシマは終盤のフィニッシャー、あるいは疾走へのバフ役として活躍した。
のちに研究が進んだ結果、フレイアでシュマエルを確定サーチするためにこれらのギミックを不採用にした型も登場した。

一世の探究&宿帳のフクロウ(ウィッチ)

EOPにて、ローテ落ちを控えたマナリアウィッチで使われた組み合わせ。フラムグラスとその融合素材を採用する都合で強引にデッキを回せる一世の探究が非常に重要だったため、そのサーチが役割のほとんどを占める。
ただしマナリアウィッチがデッキを減らしたい都合で２枚目のサーチ先が欲しかったため、比較的満たしやすい条件で２コス１ドローになれる宿帳のフクロウが相方として選ばれた。

御宿の幽霊犬&大腕の沙汰(ネクロマンサー)

優秀な1コス葬送2枚をサーチしてくる組み合わせ。
ルナ落ちでガタガタになった葬送ネクロが、奔放のグレイブロバーを強く使うために採用した。

独尊龍・スーロン&照明の案内人(ドラゴン)

アッパーによってパワカとなったスーロンを何が何でも引きたい組み合わせ。
来訪→案内人→スーロンで高確率でスーロンを3枚引き切れる。

独尊龍・スーロン&竜山の鳴動(ドラゴン)

アルバハドラゴンで使われた組み合わせ。

万物の目撃者・ジュディス(ネメシス)

【八獄ネメシス】におけるキーカードのジュディスをなるべく引き込むためのセット。
準ハイランダーを要求される【八獄ネメシス】において動きを確定させられるセットアップは非常にありがたく、セレスティアルアーティファクトと合わせてジュディス5枚体制を敷いた。

アンリミにおいては、特定の宴楽カードが喉から手が出るほど欲しいデッキで使われる。他の宴楽カードは最悪手札を圧迫するだけになりかねないため、大抵は1種類だけを確定サーチにして採用されている。

化かし女将・ホズミ(エルフ)

言わずと知れたクソ狸。
来訪とフレイアの計9枚体制によって、ホズミが引けないことはほぼなかった。

一世の探究(ウィッチ)

探究は超越ウィッチにおいても当然優秀。
他の宴楽カードはスペブを進めないため当然入らない。