おんJシャドバ部

序盤からフォロワーによるプレッシャーを与えつつ、土の秘術やらでモリモリ増加した墓地を冥府への道で有効活用するデッキ。
最近になって強化が著しくなり、オリハルコンゴーレムや魔術の一撃の登場でランクマでデイリーミッションを達成できるくらいにはなった。
STRア期では未知の求道者・クラークが追加されて更に強化をされている。
総合的にはかなりスムーズに墓地を肥やせるようになった為、大体8〜9ターン目には安定して冥府が発動するようになった。
また冥府系列でありながらミッドレンジ系の得意とする盤面勝負を好むのがこのデッキの特徴で、奇怪なことをせずに正面から殴り合っていくことが可能。
ただ最終的には冥府に頼るパターンが多く、その辺りのバランスは絶妙になっている。
意外にもメタデッキのような側面もあり、アグロからコントロールに至るまで様々なデッキの対抗手段を持ち合わせている。
序盤の事故も比較的起こりにくく、新たなる運命が必要ない程にデッキの回転率が良かったりと、とにかくストレスフリーに対戦できて楽しい。
その分器用貧乏ではあるので勝率自体はまあまあと言ったところ。

冥府への道	主役。活躍シーンが主に最終盤なので右手力が悲惨でなければ2枚で足りる
オリハルコンゴーレム	核。たった一枚で墓地数をどんどこ増やす有能。スタッツが異様に高いので相手に与える圧力も十分。消滅されると厳しいので注意
精神統一	デッキ回転の要。問答無用で3積み必須。回復に助けられることもある
未知の求道者・クラーク	期待のニューフェイス。除去、バーン、キャントリップ、印補充、墓地肥やし、手札総替えと何でもござれ。これのおかげで終盤になっても冥府が引けない大事故はほぼ完全になくなった
くず鉄の錬成?	数多のアグロとリノセウスを止めてきた英雄。マリガンで引き込んだ際は絶対にキープしたい
魔女の大釜	説明不要
星見の望遠鏡	説明不要。1コスの土有能過ぎィ！
ルーキーアルケミスト	つい最近まで解説ページが作られていなかった哀れな子。影こそ薄いが実用的なカードで、序盤の安定感を確保してくれる
ドワーフアルケミスト	初登場時から長らく土軸を支えてきた縁の下の力持ち。最近は3積みされないことも多くなってきた
ゴーレムアサルト	このデッキではエンハンス効果もよく使う。ルーキーアルケミストの後に使用するとお得
魔術の一撃	待望の2コス3点。これのお陰で除去に困らなくなり、土不足も一気に解消した
聖法の教師・フロウ	光見せたいおじさん。アグロメタやリーサルずらしに命を救われる
殺戮の魔女・ヴェスパー	レジェンダリーマジックミサイル。魔女の大釜によるデッキ回転率向上がメイン。フォロワーとして見ても優秀。回してみた結果必須にしても良いくらいには有用だと判明
開闢の錬金術師・カリオストロ	ヴェスパーと枠を争う。お互いにできることとできないことがあるので枚数調整は環境と好みで
サモンサークル	見かけはあまりパッとしないがこれでも中々機能的。ジャンクゴーレムの存在が身に染みる
大召喚	このデッキの横並べ担当。1枚で墓地数を4増やしてくれる点も魅力。現環境では破砕の禁呪と枠を争う。冥府の早期起動を目指すならこちらがお勧め
破砕の禁呪	相手の横並べに対する最終手段。特にドロシーはこれがないと無理。今は大召喚より刺さる相手が多いのでメタを張るならこちら

炎熱の術式	アグロメタ。今では魔術の一撃という対抗馬がいるが、除去重視であれば両積みもアリ
グランドスピア	痒いところに手が届く除去。他の低コスト除去と違って土を削る
静寂の実験室	フォロワー兼土の印。秘術と印のバランスをよく考えて構成を変える必要がある
お菓子の家	アグロメタ。回復が空回りになることが多い
真理の発見	展開、バフ、除去カード入手と多芸なスペル。静寂の実験室と相性が良い
変成の魔術	消滅と変身を兼ね備えた最強のメタカード。今はセラフを見ないのでサンプルではあえて不採用
禁忌の研究者	命の秘密おじさん。凄まじい盤面制圧力を誇る。盤面を重視したい人向け
偉大なる魔術師・レヴィ	ノーリスクデモンストーム。強いことには間違いないがこれ入れるならアグロでいい
ノノの秘密研究室	墓地肥やしとして優秀。やはり出したターンの隙が大きいので現環境では微妙
呼び覚まされし禁忌	使いこなせるわけないだろいい加減にしろ！

多くの場合は1〜2コストを探すだけでそれなりに動ける。
そもそも1コス土がどれも事故回避(軽減)の要素を持っているので、土軸自体が事故の少ないデッキタイプでもある。
いざという時はアクセラオリゴぶっぱでワンチャン狙うのもひとしお。
ただ安定しやすい分相手の強力なムーブについていけないことがあるので、そこが一番の弱点でもある。
因みにこのデッキ一番の上振れムーブは、1tくず鉄、2tルーキー、3tフロウ、4tゴレアサ＋ガデゴ2枚、5tオリゴ。

.不利
リノセウスは守護で止められない。
今期のOTKエルフは間違いなく最強。

.互角
スパルタクスがまだ多いので盤面を優先しよう。大召喚を採用しているなら多少は有利になる。
基本的に7〜8ターンで終わってしまうので無理な対面…かと思いきや普通に殴り斃すこともあるので諦めてはいけない。
アグロやその他に当たった際も盤面真っ向勝負になる。

.互角
ドロシーの為にマリガン時点から破砕の禁呪を探しにいく。
マナリアと超越ギガントキマイラに当たったら大体は負けてしまうので、常にドロシーだけを意識した方が結果的にストレスが抑えられる。
ドロシー側のフォロワー展開ウェーブは大体2〜3波なので、破砕を集めると同時に冥府の為の墓地肥やしにも注意を向けよう。

.微不利
フェイスドラゴンは守護を突破する力が強いので除去札も一緒に抱えておくと安心。冥府の起動まで耐え抜ければ一転攻勢で大逆転勝利できる。
ダゴンゼルは守護で止めるには限界があるので早めに冥府を起動させたいところ。庭園2枚置きをされたらクラークが超絶コスト詐欺をかますのでそこを利用しよう。

.互角〜微有利
これも序盤は守護で固めるのがベターだが、相手は暫く盤面処理に集中してくれるのでそんなに拘らなくても大丈夫。冥府まで耐えられればこちらが勝利する。
大抵はケルベロスが出てくる辺りで盤面を奪われるが、このタイミングでオリハルコンゴーレムを出すと相手に鋭くぶっ刺さる場合がある。
消滅などの除去択も相手にはないので、マリガンではオリハルコンゴーレムもキープ対象にできる。
破砕の禁呪は十二分な有効打になり得るが、序盤は堅実に動きたいのでマリガンで来た際は返してしまおう。

.微不利〜互角
自傷軸の場合、マリガンではとにかく何でもいいから低コストのカードを寄せ集めよう。序盤からフル回転しないとヴァンプの殺意に対抗できない。
理不尽の代表格であるフラウロスとヴァーナレクは共に変成の魔術が刺さる。
特に5ターン目のカリオストロ進化＋変成の魔術のコンボが有効で、多くの場合カリオストロを残してターンを終わらせることができる。
また、このデッキタイプに限りアクセラオリゴの外れ枠であるバーンダメージの価値が急上昇する。
上手くいけば盤面ガン無視で相手の顔を削りきることも可能。

.互角〜微有利
セラフはあまり見かけない。もし運悪く当たったとしても大召喚を採用している型は普通に顔を削りきることが可能。
黄金都市疾走の場合は2コス確定除去が辛いが、その代わりに詠唱：禁じられた儀式が絶妙に機能しないでくれるのでどっこいどっこいか。
金獅子ビショップはドロシーと同じように破砕の禁呪で一掃してしまおう。
なおオリハルコンゴーレムの活躍は愛と勇気と経験次第。

.不利
リーサルターンも冥府の起動も先を越されている。ずるい。
ただし安定性に関して言えばこちら側に圧倒的な分があり、総合的には完全不利とまではいかない。
また破砕の禁呪で破壊数をちょろまかす小賢しい真似もできることにはできる。