おんJシャドバ部

第31弾カードパック「リサージェント・レジェンズ」にて登場したシルバーのウィッチ・フォロワー。マナリアの竜術士のリサージェントカード。

リメイク前同様、防御に長けた白竜と攻撃に長けた黒竜からチョイスして使える。今回は直接ドラゴンに変身するのではなく一旦手札に抱える形。
竜は共通して6コストだがマナリア・カードをプレイすることでコストが下がる。

竜術師自身は無難な2/2/2。これ自体もマナリアカードなので地道にマナリアをプレイしたカウントを稼ぎつつ戦線を作れる。
戦闘能力はバニラ同然とはいえ、トークンの竜たちが本体のようなものでありながらこちらにも一定の価値があるのは強い。
条件を満たすと白竜と黒竜両方が手に入るようになる。
お得といえばお得だが、後述の通り黒竜は非常に強力なのに対して白竜はそれほどではないので狙うほどのものではない。条件が達成できそうでも、さっさと竜術師をプレイして黒竜だけ手札に加えておくのも手だろう。
また、同時に加える際は白竜→黒竜の順なので、例によって手札が9枚だと黒竜が燃えてしまう。特に今期のマナリアは毎ターン補給される鮮烈の言霊や、規範の生徒会長・ハンナによるリーサルのために溜め込んだマナリアスペルが手札を圧迫しがちであり、手札管理が難しい。プレミでリーサルを逃したりしないよう注意しよう。

体躯を黒く塗り潰す！

フォロワーと顔に3点飛ばし、顔へ圧力をかけつつ盤面をとってくるばかりか更に突進でフォロワーを踏み潰してくる。
これで4/3という決して無視できないスタッツ。

能力は優秀だが、肝心のコストは……2ターン目に手札に加えたこれが4ターン目には平然と0コストになる。
低コストで使えて後続を引き連れてくるマナリアカードがプール上に多いうえ、黒竜同様のコストダウン能力を持つマナリアグリモワールやら魔術指南産の光魔法の教師・ミラなんかとお互いにコストを下げあえるのだ。
ただでさえ普通に展開力が高いマナリアウィッチ。そこに0コストでグリモワールやミラが並んだあげく、更に黒竜が顔を詰めつつ盤面を蹴散らすのだからとんでもない。

相手の体勢が整い、盤面が簡単に除去されるようになる中盤以降のゲームにおいても強力。
突進と合わせて合計7点分の除去になりつつ顔を3点詰め、リーサルを引き寄せてくれる。

またランペイジワード・ジンジャーの複製先としても有力候補。
ジンジャーで複製されると1/1/1の貧弱スタッツになるが、黒竜なら突進で自発的に退場してくれるしファンファーレでは衰えない3点バーンを食らわせてくれる。
他のマナリアカードを使うと即0コストになってくれるのもアピールポイント。


体躯を白く塗り替える！

あまりチョイスされない方。
ドロー、回復、守護とロングゲームにほしいものが全て揃っていて決して弱いわけではない……
が、マナリアウィッチで後ろのターンにもつれこませるメリットがあまりない。そして、デッキ全体の攻撃力が高いので黒竜を投げつけて素早く相手の体力を削りにいく方が早い。
仮に相手がアグロデッキであっても、黒竜が高い盤面処理力を持ってるのであちらはあちらで普通に対アグロ性能が高いのだ。

悪い性能をしているわけではないが、（主に黒竜が強すぎるという理由で）こちらを選ぶべきシチュエーションはあまりないだろう。

条件達成後、黒竜とセットで手札に加わる分にはお得に使える。
最低0コストで3回復にドロー、中型の守護が出るのはやはり弱いわけがない。
試合がグダってリソース勝負になった時、ジンジャーで増やす候補としても中々。