トレーディングカードゲームとは、販売されている専用のカードを用いて行うカードゲームのことである。
元々はその名の通り交換・コレクションして遊ぶためのもの(野球選手カードや絵葉書など)から発達して、カード自体にゲーム性を持たせて、プレーヤーが各自持ち寄ったカードたち(デッキ)を用いて対戦して遊ぶことができるようになっていった。
シャドバなどデジタルカードゲーム(DCG)には、TCGをそのまま電子化した作品も多く、またレアリティ・ライフ・コスト・デッキ・手札…など基本的な概念はTCGから踏襲されていっている。
元々はその名の通り交換・コレクションして遊ぶためのもの(野球選手カードや絵葉書など)から発達して、カード自体にゲーム性を持たせて、プレーヤーが各自持ち寄ったカードたち(デッキ)を用いて対戦して遊ぶことができるようになっていった。
シャドバなどデジタルカードゲーム(DCG)には、TCGをそのまま電子化した作品も多く、またレアリティ・ライフ・コスト・デッキ・手札…など基本的な概念はTCGから踏襲されていっている。
- カード収集の楽しみ
- デジタルと違い、実体としてのカードがあるので、大切に保管すれば半永久的に鑑賞して楽しむことができる。また入手困難になったレアカードにはとんでもない高値がつくことがあり、文字通り資産となることも。
- 対面のぬくもり
- デジタルでも対面して遊ぶことはあるが、やはり同好の士と卓を囲む楽しみはアナログならではだろう。
- お金がかかる
- どれだけやり込むかにもよるが、基本的にデジタルよりお金がかかる。最大の原因は上述したカード価格の変動であろう。必須級のカードが価格高騰で1枚3000円、なんて事態も珍しくなく、文字通り「札束」が無いと組めないデッキもある*1。
- 禁止・制限カード
- 自由にエラッタが出来るデジタルカードゲームとは異なり、一度印刷した効果は容易く変更できないため、使用禁止・枚数制限を用いて環境調整を行うことが多い。そのためお気に入りの1枚が使えなくなったり、大枚をはたいて3枚そろえたカードが1積みしかできなくなったという損害を被ることがある。
- ルールがややこしくなることがある
- デジタルのように勝手に効果処理してくれるわけもなく、カードごとの処理や裁定を覚えておく必要がある。これが原因でプレーヤー同士喧嘩になることも。
- 周りにプレーヤーが居ないと遊べない
- 当然ながら対面して遊ぶ必要があるので、他にそのゲームを遊ぶ人が居なければ対戦できない。友達が飽きて辞めてしまったりすると悲しみを背負うことも…もっとも最近はカメラを使って手元を映すなどでオンライン上で対戦を楽しむ方法もある。
Magic: the Gathering(1993年〜)
通称マジック、M:tG。言わずと知れたトレーディングカードゲームの祖にして、現在もなお世界中で親しまれるタイトルである。
様々な要素がシャドバを含む後続ゲームの礎になったほか、プロプレーヤー・世界大会などカードゲームの競技化にも先鞭をつけた。
詳細は当該項目にて。
様々な要素がシャドバを含む後続ゲームの礎になったほか、プロプレーヤー・世界大会などカードゲームの競技化にも先鞭をつけた。
詳細は当該項目にて。
現在では言わずと知れた怪物コンテンツ・ポケモンのカードゲーム。通称ポケカ。その歴史は非常に古く、原作ゲームの赤・緑版の頃からスタートしており、現存する純国産TCGとしては最古参。
ポケモンバトルを再現したかなり独特なシステムを持っている。他カードゲームではびっくりするような強力ドローソースが充実してることでも有名。
何度かルール刷新を行っており、最近また再ブームが起こるなどまだまだ熱いタイトルだ。
ポケモンバトルを再現したかなり独特なシステムを持っている。他カードゲームではびっくりするような強力ドローソースが充実してることでも有名。
何度かルール刷新を行っており、最近また再ブームが起こるなどまだまだ熱いタイトルだ。
遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム(1999年〜)
略称遊戯王OCG。漫画『遊☆戯☆王』に登場する架空のゲームを実際にカード化したもの。
カードゲームと漫画・アニメなどのメディアを同時に展開していくという現在では当たり前になった手法もここから生まれており、カードゲーム文化に多大な影響を与えている。
デジタルにも参入しており、『遊戯王デュエルリンクス』もカードゲームアプリとしては最大のプレイヤー数を誇る。
詳細は当該項目にて。
カードゲームと漫画・アニメなどのメディアを同時に展開していくという現在では当たり前になった手法もここから生まれており、カードゲーム文化に多大な影響を与えている。
デジタルにも参入しており、『遊戯王デュエルリンクス』もカードゲームアプリとしては最大のプレイヤー数を誇る。
詳細は当該項目にて。
通称デュエマ。タカラトミーが販売。上述のM:tGを生んだアメリカのウィザーズ・オブ・ザ・コースト社が開発に携わり、より子供にも遊びやすいライトなカードゲームを目指して作られた。
マナや色(文明)などM:tGの基盤システムを引き継ぎつつ独自の発展を遂げて、国内では遊戯王と双璧を成す人気カードゲームとなっている。遊戯王派かデュエマ派なのかは、今も昔もカードゲーマー少年たちの議論の的である。
2019年にこちらもデュエプレとしてデジタルに参入している。
マナや色(文明)などM:tGの基盤システムを引き継ぎつつ独自の発展を遂げて、国内では遊戯王と双璧を成す人気カードゲームとなっている。遊戯王派かデュエマ派なのかは、今も昔もカードゲーマー少年たちの議論の的である。
2019年にこちらもデュエプレとしてデジタルに参入している。
ブシロードから発売されているTCG。
これまでのTCGとは一線を画し、様々なアニメはもちろんラノベからエロゲまで幅広いジャンルとタイアップしている珍しいカードゲーム。
これのヒットにより、ブシロードは後のヴァンガードやバディファイトといったカードゲームへと進出していった。
シャドバに関係のある作品だと『Fate/stay night』、『プリンセスコネクト!Re:Dive』などがカード化している。
これまでのTCGとは一線を画し、様々なアニメはもちろんラノベからエロゲまで幅広いジャンルとタイアップしている珍しいカードゲーム。
これのヒットにより、ブシロードは後のヴァンガードやバディファイトといったカードゲームへと進出していった。
シャドバに関係のある作品だと『Fate/stay night』、『プリンセスコネクト!Re:Dive』などがカード化している。
バンダイのTCG。
「コア」と呼ばれる小物を使ったゲームシステムが特徴。
アニメなども同時に展開され、「ライフで受ける!」といった言葉と共にTCGの歴史に名を刻んだ。
「コア」と呼ばれる小物を使ったゲームシステムが特徴。
アニメなども同時に展開され、「ライフで受ける!」といった言葉と共にTCGの歴史に名を刻んだ。
ブシロード社によるTCG。いわゆる萌えカードゲームで実績を積んできた同社が、より低年齢層にターゲットを広げたカードゲームとしてリリースした。リリースと同時にアニメ・コミックなどのメディアミックスを行い、一定の人気を獲得することに成功している。
ブシロード発売のTCG。元祖TCG界のインフルエンサーと呼べる「池っち店長」を原作者とし、コロコロコミックを宣伝媒体として、小学生をターゲットに展開されたTCG。
バディという任意のモンスターカードを指定し、呼び出したときにライフを回復できるシステム、先行でも1度だけ攻撃できる、テキスト文が砕けているなどの特徴を持つ。
2020年に新弾のリリースを終了したが、その後もタイで独自の新規カード・新規ルールが実装されたり、2024年には大型公式大会に合わせて新規カードを販売したりと、今でも根強い人気がある。
なお池っち店長はバディファイトについての契約違反をやらかしている。後述のゲートルーラーでやらかす土壌はあったようだ。
バディという任意のモンスターカードを指定し、呼び出したときにライフを回復できるシステム、先行でも1度だけ攻撃できる、テキスト文が砕けているなどの特徴を持つ。
2020年に新弾のリリースを終了したが、その後もタイで独自の新規カード・新規ルールが実装されたり、2024年には大型公式大会に合わせて新規カードを販売したりと、今でも根強い人気がある。
タカラトミー発売のカードゲーム。ウィクロスと読む。
「ルリグ」というプレーヤーの分身を軸にバトルが進む独特なシステム、登場するカードのほぼ全てが美少女*2なのが特徴。
アニメと同時に展開されていったが、このアニメが「販促する気が無い」と言われるほど鬱展開が多いことで有名。またアニメ劇中でもルールの説明はされない。
コラボレーションも豊富に行っており、「約束のネバーランド」「プリパラシリーズ」「ブルーアーカイブ」などの大手タイトルともコラボしている。
「ルリグ」というプレーヤーの分身を軸にバトルが進む独特なシステム、登場するカードのほぼ全てが美少女*2なのが特徴。
アニメと同時に展開されていったが、このアニメが「販促する気が無い」と言われるほど鬱展開が多いことで有名。またアニメ劇中でもルールの説明はされない。
コラボレーションも豊富に行っており、「約束のネバーランド」「プリパラシリーズ」「ブルーアーカイブ」などの大手タイトルともコラボしている。
コロナ禍の中TCG界を盛り上げるべく、「もう一度あの頃のように仲間と遊ぶカードゲーム」というコンセプトのもとリリースされたタイトル。
カードショップチェーン・カードキングダムの創業者である「池っち店長」が企画・メインデザイナーを務める。
一度TCGを引退してしまった20歳以上をメインターゲットに定め、様々なTCGのシステムを融合させたゲームデザインとなっており、またVTuberなどの近年人気なインフルエンサーの活用、カードゲームショップにて無料デッキを頒布するなど積極的なマーケティングを行っている。
…のだが、当の看板である池っち店長の言動になにかと批判が多く、もろもろの事件もあってリリース前から炎上カードゲームなどと不名誉な形で名を知られていたりする。
カードショップチェーン・カードキングダムの創業者である「池っち店長」が企画・メインデザイナーを務める。
一度TCGを引退してしまった20歳以上をメインターゲットに定め、様々なTCGのシステムを融合させたゲームデザインとなっており、またVTuberなどの近年人気なインフルエンサーの活用、カードゲームショップにて無料デッキを頒布するなど積極的なマーケティングを行っている。
…のだが、当の看板である池っち店長の言動になにかと批判が多く、もろもろの事件もあってリリース前から炎上カードゲームなどと不名誉な形で名を知られていたりする。
2022年春に突如として発表された、本格スマホe-sportsことシャドバのTCG版。
DCG版シャドバのルールを下敷きにしつつも、進化システムを中心に大きく手が加えられている。クラスもネメシスがなく、ゥマとルナが「ナイトメア」に合併されているほか、本家のカードも効果やスタッツなどが大きく変わっていることが多い。
コラボ周りのフットワークが軽く、Vtuberをカード化したり、収録カード全てウマ娘のコラボパックを発売したり、コードギアスとコラボしてルルーシュをフォロワー化したりと、本家とはまた異なる動きを見せている。
スレでの呼称は「シャドエボ」「エボルヴ」「紙エボ」「シャブ」など。昨今のTCGブームや中古市場の活況もあり、当初の不安を尻目にそれなりに盛り上がっている模様。
詳細は個別記事を参照のこと。
DCG版シャドバのルールを下敷きにしつつも、進化システムを中心に大きく手が加えられている。クラスもネメシスがなく、ゥマとルナが「ナイトメア」に合併されているほか、本家のカードも効果やスタッツなどが大きく変わっていることが多い。
コラボ周りのフットワークが軽く、Vtuberをカード化したり、収録カード全てウマ娘のコラボパックを発売したり、コードギアスとコラボしてルルーシュをフォロワー化したりと、本家とはまた異なる動きを見せている。
スレでの呼称は「シャドエボ」「エボルヴ」
詳細は個別記事を参照のこと。
このページへのコメント
ヴァイスシュヴァルツでちいかわがカード化してるやんけ!
トプ画Force of Willなのにリストにいないの地味に草。まあ追記できる人限られそうだししょうがないね
ほんまやよく見たらFoWや
ワイもほんのちょっとしか触ってなかったからなんとも言えんけど
誰か紙シャド追記しろ
この中だとゲートルーラーが一番アツいコンテンツですね
買わなくても楽しませてくれる
ゲートルーラー草