おんJシャドバ部

今期のスペルウィッチは現在2種類の形が存在している。
一つは純構築。さっさと山札掘り進めてマイザー集めてOTKしてやろうという魂胆。
もう一つは土ギミックを搭載した構築。こちらは融合による手札管理のしやすさと、全天のダメージカットによるミラーや対狂乱相手を意識した構築になっている。どちらが強いかは割と一長一短。

マイザーが信念の加速を2枚手札に加えるため、マイザーをプレイする直前に手札を8枚以下にする必要がある。ここが今期のスペルウィッチの難しい所で、意外と手札を減らせるカードが少なかったりする。
純構築の場合はイズニアの発展、ローズパレスメイジ、エイル、旅の調達の融合くらい。土構築の場合はここに天空の掌握が増える。加えるトークン経由で減らせるカードも含めるならもう2種くらいは増える。
その他のカードは基本的に本人だけで手札を減らすのが難しいため、数ターン後の手札枚数を意識してカードをプレイしていく必要がある。
また、基本はマイザー二枚+マイザーorアマリリスでリーサルを作るので、マイザーへの依存度が高い関係上既存のスペルウィッチでまれによく行う山上を燃やす行為が行いずらい。
さらに、ただスペルを回すだけでなく、マイザーと信念の加速がスペブ5刻みのためかなり頭を使う。
リーサル時は信念の加速を必ずしも回収する必要はないため、左の加速→回収した加速→残りの加速の順に使うことになる。信念の加速を回収することに意識を向けすぎてリーサルを逃したなんてことが無いように注意。

登場当初はマナリアパーティーから熟練の教師・ジルを確定サーチさせる構築が主流だったが、狂乱のウェポンテイマーの突進先をわざわざ作ってしまうということで採用が減少。代わりに遅延性能が高い怠惰な使役が採用されるようになった。
さらには優秀なドロー&面処理をしてくれるレヴィールの捜査官も同様の理由で解雇され、空いた枠にマジックミサイルやブリッツが採用されている。どちらもアマリリスの痛苦と併せてウェポンテイマーやハーモニックウルフを処理できる。
ミサイルはアマリリス下でのリーサル時に加速×6の18点と併せて20点を出したりする。
土構築の場合は、この辺りの枠を天空の掌握や使い魔との契約、支配の魔女等が取り合っている。

デッキとしてリーサル札を抱えるまでは受け身のプレイを行う事や、エレノアやイズニアの発展の関係で後攻の方が比較的動きやすいデッキ。進化権は2枚目以降のマイザーやリーサル時のアマリリスに使う。たまにブーストの関係でエイルに使うことも。
スペルブーストするカードとされるカードを細かく使い分けるデッキのためプレイ難易度はかなり高い。

たまに序盤にマイザー3枚引いてスペブが順調に回ると、後は信念の加速を使うだけで相手の盤面と顔がぐちゃぐちゃになってEXウィンする。逆に山底にマイザーが埋まると一生リーサル取れずに敗北する。そのため一部ユーザーから入学しろだのアンドロイド化しろ等言われている。