イディス聖導院にきて2年目。
最初のうちは慣れなかった勉強と淑女作法の両立も慣れてくる頃。友達もできて私はそれなりに充実した日々を送っていた。
今日はクラスメイトと久々のお茶会。新入生の世話で忙しく、ここ最近は開催することができていなかったのだが――。
「まったく……ツイていないですわね……」
たまたま友人たちの予定が重なってしまい、今日のお茶会は急遽中止になってしまった。
だが今は陽ざしがよく暖かい春の昼下がり……しかも私の好きな白い薔薇が咲いていて、この日を逃してしまうのはもったいなく思う。
「たまには一人でお茶を嗜むのも、悪くはないかもしれないですわね……」私はこうして一人でベランダに出た。
かごからティーセットをテーブルの上に広げると、魔力を込めてお茶を沸かす。火の魔法は私の得意分野だ。
庭の方から薔薇の香りが漂っている。それにしてもあたり一面満開の白い薔薇だ。来週から雨の予報だったため、この花たちも近いうちに散ってしまうだろう。これを見逃すなんて、やっぱりもったいない。一人とはいえ、来てみて正解だったようだ。
ふと、この庭は誰が整備しているのだろうか、と気になった。庭の整備は園芸部が担当していると聞いたことがある。きっと、この薔薇のように清らかで美しい生徒が整えているのだろう。
たまには庭を散策してみるのもいいかもしれない。お茶をするのも悪くはないが、せっかく一人なのだからたまには違うことをしてみたくなった。私はポットにつけた火を消すと、庭の奥に向かって歩き始めた。
イディス聖導院の庭はけっこう広い。花壇の奥には小さな森になっており、一年生の時にはたびたび課外授業で訪れていた。
今は授業の時間ではないので人もいなく閑散としている。整備された森の小道を一人で歩いていると心が落ち着いてくるようだ。森の木陰に土のにおい。道のそばでは小川が流れており、小鳥のさえずりが聞こえてくる。
たまには園芸部のみなさんに、いつも花や自然で学園を彩ってくれていることに感謝すべきだな――。そう思って歩いていると奥の方からなにやら「セイッ!」という掛け声が聞こえてきた。
森を整備してくれている園芸部の人だろう。茶色い長髪の少女は一人で木の枝を伐採していた。
その後ろ姿をみるに、体躯からしておそらく1年生だろうか。1年生なのにもう一人で整備をしていることにも驚いたが――もっと驚いたのはその伐採方法だった。
彼女は鋏を使っていない。彼女は自身の指先に魔力を込め、とがった’爪’で、道にはみだしている枝を切り落としていた。彼女の無駄な動きのない手刀に沿って余分な枝が切り払われていく……そして、小さな腕を振るたびにフサフサでおおきい"尻尾"がゆらゆらと揺れる。
その洗練された動きに思わず、「きれい……」と口に出た。
彼女は学園内でも珍しい、「獣人」だった。
彼女の小さな背中がビクッと震える。こちらに気づいてなかったのだろう。
「あっ!その……」彼女は姿勢を正して言った。
「上級生の方にお見苦しいものをお見せして大変申し訳ありません。淑女にあるまじき仕草を見せてしまいました。
鋏を使わず、手癖の悪いところを……お目汚し、失礼いたしました」彼女はぺこりと頭を下げた。
お目汚しだなんて、とんでもない。
「いえ、大変興味深いものを見させてもらいましたわ……。すごく洗練された動きですのね。あなたは1年生?」
「あっ、えっその……!」彼女は童顔を真っ赤にして目を伏せてしまった。
何か気に障ることを言ってしまっただろうか。もしかしたら目上相手に気を張ってしまっているのかもしれない。
まず最初に仲良くなるために、ここイディス聖導院でやることはひとつだ。
「そうだわ!もしあなたがよかったらだけど……一緒にお茶でもどうかしら?」
ティーポットを温めなおしながら彼女のことについていろいろ聞いた。
聞けば彼女は1年生の身でありながら、自然の知識に詳しいことから特別に一人で整備を任されることがあるとのことだった。体よく使われているだけではないのか?とも思ったがどうやらそうでもないらしい。
「この薔薇は今は春なので水分をたっぷり吸って白い花を咲かせるんですが、
秋になると水の吸い上げが少なくなって濃いピンク色になるんですよ♪」彼女は楽しそうに言った。
私は彼女に聞くまでここの薔薇が1年に2回花を咲かすことも知らなかった。種類によるらしい。
私がお茶を淹れなおしている間にも、今咲いている花の名前……ここの花はどういうふうに水の量を調整して育てているのか…もうすぐどんな植物が実を結ぶのか。
この庭園のことについてとても丁寧に説明してくれた。
「詳しいのね」
「私森育ちなので昔からお母さんの手伝いで植物のお世話をしていたんです……あっこのお茶おいしいですっ!」
「ありがとう。私の好きなローズヒップティーよ。なるほど……それであんなに手際よく枝の剪定ができるのですわね」
そう言ったところで彼女の表情が少し不安を帯びたものになる。
「も、申し訳ありませんっ!私の集落ではあの切り方で教わっていて……はしたないですよね。
部活の先輩には注意されていたんですが……」
私はティーカップを置くと彼女の顔をまじまじと見る。普段の園芸部のやり方はよく知らないが、彼女の手さばきは見事なものだった。
「いいえ!そんなこと……次々と枝を切りそろえていくあの動き、とても見事でしたわ。素人の私が言うのもなんですが……きっと、あなたの先輩は見る目がなかっただけのことですわよ!」
せっかくのあの美しい所作を否定された気分になったからか、ついムキになって言ってしまった。
彼女は一瞬きょとん、とするとふふっと顔をほころばせた。
「何がおかしいですのよ!」
「いえ、すいません……先輩がまるで自分のことを悪く言われたみたいに怒って下さったみたいで」
彼女は白い手袋で口元を抑えて笑った。尻尾がパタパタと振れている。どうやら今回は気分を害してはいないようだ。
これが――私と純真の花少女との出会いだった。
こうして知り合った私と純真の花少女は、たまに放課後を一緒に過ごすようになった。
本を交換しあったり、勉強を教えてあげたり…彼女はお返しに部屋に飾るように花を見繕ってくれたりもしてくれた。良い先輩と後輩の関係、というやつだ。
そうこうしているうちに春の季節は終わり、初夏を過ぎて衣替えの季節となっていた。
「朝顔が咲く季節になりましたね」
紫色の花を眺めながら彼女は言った。
「朝顔って、朝と夕方とで色が変化してるのって知ってましたか?朝は青っぽい色を咲かせている子も夕方になるにつれて赤っぽい色になるんですよ」
私の淹れた紅茶を啜りながら彼女は言った。こうして一緒にベランダでお茶をするとき、庭園に咲いている花についていろいろ教えてくれるのが一環となっていた。
そういえば朝学園に行く時はもっと青っぽかった気がする。日常の小さな発見が得られるようになったのも、こうして彼女と知り合うようになってからだ。
彼女の方を見やると、夏服になって露わになった細腕が目に映る。ティーカップを持つ彼女の白い手袋が目に入った。
「そういえばあなたまだその手袋しているのね。日焼け対策?」
「あっいえ……前にお見せした通り、私の爪は尖ってて危ないので……」そう言って彼女は手袋を外してみせた。
彼女のしなやかな手つきが露わになる。確かに人よりもちょっと爪が長めではあるが、別に危ないほどではなかった。剪定時にだけ魔力で一時的に切れ味を増しているのだろう。
それよりも私が気になったのが、手の甲の肌のカサつきだ。彼女の手を握ってみると少し粉がふいているようだ。
「ちょっと、あなた……ちゃんとお肌のケアはしてる?せっかく綺麗な手してるのに……
ああもう、あなた土いじりしてるんだから、暑くてもちゃんと手のケアはしなきゃダメよ」
私は鞄からハンドクリームを取り出すと、自分の手に広げて彼女の手を覆うように塗ってやる。
ほのかにグレープフルーツの香りがした。
「先輩その……恥ずかしいです……」彼女が少し照れたようにいう。
「ダメよ。せっかく白くてきれいな肌してるんだから……これからはちゃんとケアしてあげること!」
塗り終わって手を開放してあげると、彼女は鼻をスンスンして手のにおいをかいだ。彼女の口元が緩んでいる。
どうやらお気に召したようだった。ちょっとはしたないけど。
「先輩は私の手が怖くないのですか?」
「?別に……どうかしたの?」
「私、先生に注意されたんです。爪が危ないからって……でも私たち獣人はある程度爪が長くないと落ち着かないんです」
彼女は自分の手をもじもじさせた。
「けど先生は認めてくれなくて……仕方がないので普段は手袋をして隠してるんです」
彼女は目を伏し目がちに言った。
私は彼女の手をもう一度取った。
華奢で白い手に整えられた爪先。土いじりのせいで肌は荒れていたが今はハンドクリームを塗ったおかげでツルツルしている。
よくみると、爪の先が植物の繊維で少し緑色になっている。手を握ってみると、手のひらの皮が少し固くなっているのがわかる。庭仕事をしている人の手だ。
「こんなに美しい手をしてるのに……貴方の手は確かにちょっと危ないかもしれないけど、これは働く人の手よ。
毎日真面目に庭のお手入れをしていないとそもそもこの手にはならないはずですもの」後輩のちいさな手をいたわるように揉んでやる。
「私は貴方の手を尊敬してますのよ」
彼女のチョコレートの瞳が揺れたような気がした。
「わたし、この学園に来て、周りの人と違うこの手がコンプレックスだったんです……でも……お姉様にそう言っていただけるなら今はこの手がちょっとだけ誇らしいです」
彼女が私のことをお姉様と呼んだのは、これが初めてのことだった。
夏休みが過ぎ去り、イディス聖導院の後学期がはじまる。
まだ日差しは暑かったが、時々吹く涼しい風が秋の訪れを感じさせた。
外で過ごすには悪くない気候だ。ここらでまた庭の散策をするのも悪くない機会なのだが……
「ツイてないですわね……まさかこんなときに熱を出してしまうだなんて……」
季節の変わり目は風邪をひきやすい。昨日夜遅くまで本を読んでいたのが仇となったか。
今はイディスは連休中なので、幸か不幸か授業に遅れるということはない。せっかくの休日がつぶれるのは癪に障るけども。
「ハァ……だるいしもう寝ようかしら……」
ベッドに寝転ぶと身体がズーンと重くなっているのを感じる。
まだ起きたばかりだったがまともに身体を動かす気にならない。その日は食事を適当に済ませてとっとと眠りについた。
2日経ったがなかなか熱が引かない。困った。せっかくの連休がいよいよパーになってしまった。
一人で部屋にこもっているとやることがない。家事も最低限しかやっていないので色々溜まりつつある。だんだん色々なことが億劫になってきた。
ゲホッゲホッと咳をする。時々窓から風が吹いてくる他には、私以外に動くものはない。部屋はシーンと静まり返っていた。
――確か同級生の友達はこの連休で実家に帰ると言っていた。残念ながら、部屋にお見舞いに来てくれるということもないだろう。
仕方がないのでご飯も食べずに再びベッドにこもることにする。ふと、後輩のあの子の顔が思い浮かんだ。
そういえば夏休みはお互い部活で忙しかったから、この連休中に久しぶりに町に一緒に出掛ける約束をしていたんだっけ。
一応園芸部の知り合いに風邪でいけないことは伝えてあるので心配はいらないはず。あの子が悲しそうに耳を垂らしている様子が目に浮かんだ。
夢を見た。幼いころに熱をだして学校を休んでいた時の記憶だ。
家の掃除をしたり洗濯物を干している母をベッドから眺めていた。
普段は学校に行ってて、あまり見ない姿の母を見てなんとなく、不思議な感覚だったのを覚えている。
あの時、暇そうにしている私を見て、喉に効くハーブティーを淹れてもらったっけ……
ピンポーン
突然ドアの鈴が鳴った。ハッと目を開く。寝巻きが汗でぐっしょり濡れている。時計を見ると昼を過ぎたくらいだった。
一体誰だこんなしんどい時に。休日に誰かが部屋を訪れること自体が珍しい。
仕方なく、重い身体を起こしてベッドから起きて玄関にいく。ドアを開けるとモフモフな栗毛の小さな女の子が立っていた。尻尾が心配そうにピンと立っている。
「もしかして寝ていらっしゃいましたか?」純心の花少女は心配そうにこちらを見ている。
「園芸部の先パイからお姉さまが体調を崩しているとお聞きして……もしよかったらお姉さまのお世話をさせてもらえませんか?」
――心配してお見舞いに来てくれるのはとてもありがたい。だが風邪をうつしてしまう可能性がある。
それに、あまり後輩に弱いところを見せないというのが淑女というものだろう。だが心細かったのも事実だ。
私は返答に窮する。
「いえ……たすかるわ。ちょっと散らかってるけどあがってもらえるかしら?」
あんな夢を見たからだろうか。今はなんとなく、誰かに甘えたい気分だった。私は彼女を部屋に上げた。
部屋に上げるとまず彼女に食欲はあるかと聞かれた。
作る気力はないが食べる元気はある。そう答えると彼女はふふっと笑っておかゆを作ってくれた。お鍋を沸かしている間も、たまっていた洗濯物などをてきぱきとこなしている。
一人暮らしには慣れたつもりだったが1年目の私はこんなに手際よく家事ができた記憶がない。
「なんだか慣れてる?」と聞くと彼女は「よく弟と妹の世話をしていたのでこういうことには慣れっこなんです」とはにかんで答えた。普段からよく親の手伝いをしていたんだろうな。
彼女が作ってくれたおかゆを食べる。
温かいおかゆが喉を通ると、お腹の中だけでなく、なにか目の奥がジーンとなるのを感じた。久しぶりのまともな食事に身体だけでなく心が満たされていくのを感じる。
どうやら自分で思っていたよりも心の方が弱っていたらしい。おかゆを食べている私の姿を彼女は慈しむように見ていた。献身的に世話をしてくれる彼女の存在が、今はとてもありがたかった。
おかゆを食べると今度はハーブティーを淹れてくれた。ありがたくいただくことにする。
飲んでみると、鼻にすーっと通るような香りがした。
「これって……」
「このお茶、前にお姉さまが風邪によく効くっておっしゃってたのを思い出して淹れてみたんです……いかがでしたか?」
「ええ……おいしいわ。でもよくそんなの覚えていたわね」
えへへ、と彼女が照れたように笑った。なぜだろうか。彼女が笑っただけでなんとなく、この部屋全体が明るくなったような気がした。
日も傾きかけた頃、身体を拭いて新しい寝巻きに着替えた後再びベッドに入る。今日はなんだか、久しぶりにぐっすり眠れそうな気がした。 あの後彼女には部屋の掃除までしてもらった。至れり尽くせりだ。今度何かふるまってやらないといけないな。
「それではお姉さま、失礼いたします。今日持ってきたお花はここに置いておきますね」
彼女は帰る支度をし始めた。
その時、なんとなく。
なんとなくだが、心がざわついたのを感じた。
部屋がまた寂しいものになってしまう気がしたのだ。
まって。
そう声をかける前に、気づいた時には私は彼女の服の裾をつかんでいた。
「お姉さま?」
換気中の窓から、風が吹いてきてカーテンが揺れた。窓から差し込んだ夕日で彼女の白い肌が、普段よりもきれいな赤みを帯びて見える。彼女の栗色の髪が風に沿ってまばらになびいていた。
夕日を帯びた彼女の瞳が、私を見つめている。私も彼女を見つめ返す。
今この空間には私と彼女の二人しかいない。
ふと、美人だなと思った。
しばらくの静寂。
お互いに見つめ合った後「お姉さま?どうしたんですか」と、彼女に言われる。
そこでようやくはっと意識を取り戻して手を離した。さっきまで掴んでいた右手は手汗をかいていた。
「ごめんなさい、その……ここ最近一人でいて色々と疲れてたから。今日は本当に来てくれてありがとう。嬉しかったわ」
そういうと、なんだか気恥ずかしくなってきて目を伏せた。
彼女の顔が見れない。彼女に背中を向けるようにして布団にくるまった。
彼女の声が背後から聞こえてくる。
「いつものお姉さまも素敵ですけど……今日のお姉さまは、なんだかちょっと甘えん坊さんですね」
彼女の言うとおり、普段の私らしくない。返答に迷った私は、唸るようにして適当に返事をはぐらかした。
部屋に再び静寂が訪れる。今は風が葉っぱを揺らす音だけが聞こえていた。
「お姉さま」
彼女に再び呼ばれて、布団にくるまったまま振り返る。彼女の顔がすぐ目の前にあった。
彼女は私の額にキスをした。
「弟や妹が小さかったころ、寝むれないときによくこうしておまじないをかけていたんです……
おやすみなさい。お姉さま」
時が止まったような気がした。彼女の顔が真っ赤に見えるのは照れているのか、それとも夕日のせいなのか。
彼女は私の頭を撫でて今度こそ部屋を出ていった。しばらく私は固まったままだった。
彼女に先ほど口づけされたところを手で触ってみる。
頭に上る熱が風邪によるものなのか、それとも別の何かによるものなのかはよく分からなかった。
彼女が去っていった玄関の方を見やると、ドア横の花瓶に一本の赤い薔薇がそえてあった。
それは以前、彼女が好きだと言っていた花だった。
あれからようやく熱も下がった。あの子の看病のおかげでなんとか連休明けには回復できた。
ただ、風邪が治って以来まだあの子には会っていなかった。今会うと緊張してまともにあの子の顔を見ることができないような気がしたのだ。
あの子は、なんで私にあの時キスしたんだろうか。あの子は私のことをどう思っているのだろう。
とはいえ、お見舞いのお礼もしなきゃいけないしどうしよう……と授業合間の休憩時間に考えていると、教室の端の方で固まってる集団からなにかキャーキャーと騒いでいるのが聞こえてくる。
「え!?どこの人!?」 「いや別にそんなんじゃないわよ〜」
「ただちょっと気になってるだけよ、それに相手は女の子だし」
「なあんだ女の子かあ……」
どうやら恋バナに花を咲かせているらしい。
私は、どうなのだろうか。遠巻きに彼女たちの話を聞きながら、頬杖をついて思考を巡らせる。
あの子のことが好きなのだろうか。
実際、好きではあるだろう。しかしそれは友人として、という意味であるはずだ。
だって相手は女の子で、しかも後輩だし。ほかに何があるというのだろうか?
あの子も同じ気持ちであるはずだ。多分、私を純粋に慕ってくれているだけのはずなのだ。
唇に指先をあてて思案する。
お見舞いの時のあの子の顔が思い浮かぶ。結局あの時、彼女はどんな顔していたんだろうか。
自分の気持ちを整理する前に、あの子の真意を知るべきかもしれない。ただ直接聞くというのもさすがに恥ずかしい。
どうしようかと考えていると、一つの案を思いつく。思いついたままに私は図書館に足を運んでいた。
私は図書館をよく利用する方の生徒だった。お茶のお供によく本を借りるためだ。
そのためある程度どこの本棚に何があるかは把握している。目的の本を探すのにそう時間はかからなかった。
「――あ、あった。これなら載ってるかしら。」私が見つけてきたのは、いわゆる異文化交流について載っている本だ。
昔ちらっと読んだ程度だが、たしか歴史や食文化のほかに、その地域特有の挨拶や仕草についても載っているはず。パラパラとめくっていくと、
――あった。大きなケモノ耳を頭から生やした母親と子ども二人がハグをしている写真が載っている。獣人について書かれている項目だ。
適当にページをめくっていく。私たち人間にはあまり考えられないような文化について書かれていた。
例えば、仲のいい友達同士で尻尾を絡ませあうハグの仕方、そのほかには親しいもの同士の挨拶で鼻を互いに軽く押し付ける……いった感じだ。
獣人というのは人間よりも意外と距離感が近いのかもしれない。あの子の初対面の時の様子からは想像つかないけれど。
「あ。」探していたページが見つかった。
『額への口づけ』
どうやら親や目上の家族が、子供に対して親愛を込めたおまじない、ということが書いてある。
親愛、という言葉を頭の中で反芻してみる。
額を手で撫でる。たしかに、あの子に対して親愛の念がないということはないだろう。
私はあの子が好きで、あの子もきっと自分を好きなハズだ。でなきゃあんなことしないはず。
親愛。
悪くない響きだった。好きよりもちょっと上というか。
私たちの間には確かにその言葉がぴったりな関係な気がする。
つまりはこういうことか。
あの子は恐らく、普段の学園での生活ではやらないような、自分の文化でのあいさつを私にしてしまったにすぎない。
あの子はただ単に私との距離感を取り違えたに違いないのだ。
彼女が私に向けている感情がどんなものであるかを知ることが出来て安心した。だが、何となく気落ちしたような気もする。
ん?なぜだろうか。
まあいいか。気持ちの整理がついた今なら、あの子に会っても問題ない気がする。
そういえば夏は暑すぎて外にいられないから久しくお茶会も開いていなかったな。最近涼しくなってきたし、久しぶりに『親愛』なる後輩を誘ってみようかしら。
心のわだかまりがとけてすっきりした。今なら純粋な気持ちであの子に会いに行くことが出来そうだ。
授業が終わって庭の薔薇園の前であの子を待っていた。
最近は暑さもすっかり引いて、私の好きな白い薔薇が満開の季節になっていた。
今日は会う約束はしていないが、今までの経験からして今日はあの子がここで整備をする番のはずだ。
そして待っていると――よし。あの子がやってきた。彼女に手を振る。
「この間はお見舞い来てくれてありがとうね」
いつもは私の顔を見るとあの子は小動物のようにパっと笑顔を見せて近づいてきてくれる。だが今日のところは様子がおかしい。
私に気づくと手に持った庭の手入れ用具が入ったかごで顔を隠してしまった。
「え、ちょっと。どうしたのよ」
「あ、えと……」いつもは明るい彼女だが、声音からしてあんまり元気ではなさそうだ。どうしたのだろうか。
突然、意を決したように彼女がこっちをまっすぐ見てきた。目が少し涙目になっていた。
「その……この間はごめんなさいっ!」
「え」
なぜか謝られた。彼女は涙ながらに続ける。
「私たち獣人はちょっと普通の人よりも距離感が近いみたいで……学校に入ったばかりのときも距離感間違えちゃって友達に避けられちゃって……」
「いやそれは分かっ――」
「あれから癖が出ないように注意してたのにあの時はなんでか間違えちゃって……ここでは人に対してやっちゃダメって分かってたのに……お姉さまに嫌われたいわけじゃないのに……ごめんなさい……ごめんなさい……うわあああん!」
彼女は大きな声をあげて泣き出してしまった。
何とかして泣き止んでもらおうとしてもなかなか聞き入れてくれない。もう気にしていないよといっても、彼女は聞く耳持たずだった。
そんなに入学したての頃の失敗がトラウマだったのか。それとも、そんなに私に嫌われたくなかったのか。
「ああもう、わかってるわよ!もう気にしてないって!」
大きな声を出すと彼女はびっくりしてこっちを見てくる。毛を逆立ててはいるが、少しだけ泣き止んだ。
「ぐすっ……でもあの時私はお姉さまに対して失礼なことを……」
「図書館で調べてきたのよ。あなたたちの文化について」
私は図書館について調べてきたことを説明する。あの時の真意が気になって獣人のしぐさについて調べたこと、獣人の距離感が普通の人とは違うこと、あの行為にどういう意味があるかを知った今ではもう気にしてないことを説明する。
「だから、もうあなたも泣かないの!もう全然気にしてないんだから」
「うう〜お姉さまぁ……」
彼女を落ち着けるために抱きしめてやる。彼女の髪から花のような甘い匂いがした。
「ごめんなさいお姉さま……すごい迷惑かけちゃって……うう……」
「はいはい、もういいから」
頭をなでてやると、ひぐっひぐっと泣いて痙攣していた彼女の身体がだんだん落ち着いてきた。
落ち着いてきたところで身体を離して顔を見てみると、彼女の目元が真っ赤になっていた。
「もうあなた、涙で顔がグチャグチャじゃない……はいハンカチ」
落ち着きを取り戻したら今になって恥ずかしくなってきたのか、うう、と唸りながらも渡されたハンカチで目元を拭きだした。グズグズしながらハンカチで顔をぬぐう仕草がちょっとかわいいと思った。
ハンカチを返してもらう。彼女の方を見やると、目元はまだ充血していた。
落ち着いてはいるが、機嫌をうかがうような目線でじっ、とこちらを見つめている。
もう一度頭を撫でてやったらようやくえへへ、と笑顔になってくれた。機嫌がよくなってきたのか耳をパタパタしている。
一瞬まるでほんとのワンちゃんみたいだなと、不埒な考えが浮かんだ。いけないいけない。
まったく。調子のいい後輩なんだから。
「けど今回はほんとに迷惑かけてごめんなさい。お姉さまに嫌われたらどうしようって思って……」
この様子だとまだ気にしているのかもしれない。もうわたしはいいって言ってるのに。
ふと彼女を見ていたら思いついた。あの本には獣人同士の仲直りのしぐさも載っていたはずだ。
この間の意趣返しもこめてせっかくだし、彼女のやり方に合わせてみようかしら。
「ねえ。」
私は再び彼女に向き合う。
「どうしたんです?お姉さま」
彼女が親しげな表情こちらを見つめてくる。彼女の顎に手を添え軽く頬にキスをした。
「はい。もうほんとに気にしてないんだからね」
一瞬、彼女はきょとんとした表情だった。
が、気づいた瞬間、彼女はバッと後ずさりした。
「な、な、なんですかいきなりお姉さま!?」
「え!?いやその、あなたのやり方にちょっと合わせてみようかなって思っただけじゃないのよ!」
「いや人間同士はキスって恋人同士でしかしないものだと聞いてるんですけど!?」
言われてみたら確かにそうだ。冷静に考えてみたらなんで私は後輩の女の子にキスをしているんだ?あまり深く考えずに身体が動いてしまっていたのか?
いやいやいや、けど先に仕掛けてきたのはそっちのはずだ。何を私は焦っているんだ。
「だってあなたもこの前私にキスしてきたじゃないの!あなたたちの間では普通なんでしょう!?なんでされる側になった途端にそんなに照れてるのよ!」
こっちまで照れてきちゃうじゃないの、という言葉をなんとか飲み込む。
彼女は目を伏せ、顔を真っ赤にしながら言った。
「だってお姉さまなんだもん……」
え。
彼女は続けざまに言う。
「だったらなんで、お姉さままで顔が真っ赤になんですか!」
そこまで言われて、自分の頭に昇っている熱にようやく気付いた。
え、いやだって。
親愛なる後輩になんとなく、このあいだと同じやり方返してみようと思っただけで。他意はないはず。
けど私がキスしたのは、間違いなく私が彼女にキスしたいと思ったからで。
「あなたなんて耳まで真っ赤じゃないっ……!」
「だって、その……」
まんざらじゃ、ないですし……
彼女は消え入りそうな声でつぶやいた。今度は私も何も言わなかった。
庭園に静寂が訪れる。
なぜ熱を出した時、思い浮かんだのが彼女の顔だったのか。
どうして彼女が部屋を出ていこうとした時、ものすごく寂しい気持ちになったのか。
彼女にキスされた時、どうしてあんなに頭に熱が昇っているのを感じたのか。
彼女の笑顔を見たとき、どうしてこんなにも愛おしく感じてしまうのか。
なんとなく、分かった気がする。
「お、お姉さま……?」
私は彼女の頬に手を添える。
「あ――」彼女が瞼を閉じる。
私たちは唇を重ね合った。
彼女は拒否しなかった。
部屋の時と同じ、また静寂が流れる。
しばらくそうし合った後、唇を開放した。
「人間の恋人同士はね、キスっていうのはこうやって唇同士を合わせてするものなのよ」
気恥ずかしくて、彼女の目をまっすぐ見ないままで言った。心臓の音がうるさかった。
ちらりと彼女の方を見る。手で必死に、顔がにやけそうなのを隠していた。その仕草もなんだか愛おしく見えてくる。
きっと、私も彼女も今同じ気持ちを抱いているのだろう。
ああそうか。この感情は単なる友情や親愛だけで片付けられるものじゃない。この気持ちは――彼女に対して抱いているこの感情こそが――
自分の胸に焦がれている熱が一体何なのか。ようやく、この時になって私は気づいたのだ。
シャドウバースの世界に百合の花が咲いたので初投稿です。尊いね♡
まあよくみると咲いてるのは薔薇の花なんですけどね
ここでは遥かなる学園パックのビショップの多くのカードの元ネタとなっている「イディス聖導院」のストーリーについて解説する。
キーラ、エルヴィーラたちの元ネタとなっている、神バハのストーリーはこ↑こ↓から読める。
マイページ下部のコンテンツ欄の
イベントメモリーの4項目の
こ↑こ↓の「白刃の教師 花園の乙女たち」から読むことができる。なんとほぼフルボイス。
ちなみにストーリーの内容はエルヴィーラとの姉妹制度を解消されたキーラを、主人公とルシウスが臨時教師となって説得しにいくというもの。
二人はオーキッドたち四蓮姫たちの試練を乗り越え、晴れて再び姉妹に返り咲くことはできるのか!?
一般のソシャゲでいうイベントストーリーのような立ち位置で、そんなに文量も多くないのであっさり読める。
ついでにルシウス先生と神バハ主人公の騎士くんの絡みや、筋トレのしすぎでイディスにだんだん染まっていくルゥちゃんとかも見れるので興味のあるニキはぜひ。
あまりに昔のアプリ過ぎていちいち見に行くのがめんどい?まあ今弾は神バハ推しのパックで運営も神バハのストーリーを読むことを推奨しているツイートをたびたびしていたので多少はね?
神バハのギャグ漫画である4コマのバハムートでもキーラたちのすがたを見ることができる。
ちなみにイディス関連の話は(筆者が確認した限りでは)1487話〜1491話、および1855話。
キーラ、エルヴィーラたちの元ネタとなっている、神バハのストーリーはこ↑こ↓から読める。
マイページ下部のコンテンツ欄の
イベントメモリーの4項目の
こ↑こ↓の「白刃の教師 花園の乙女たち」から読むことができる。なんとほぼフルボイス。
ちなみにストーリーの内容はエルヴィーラとの姉妹制度を解消されたキーラを、主人公とルシウスが臨時教師となって説得しにいくというもの。
二人はオーキッドたち四蓮姫たちの試練を乗り越え、晴れて再び姉妹に返り咲くことはできるのか!?
一般のソシャゲでいうイベントストーリーのような立ち位置で、そんなに文量も多くないのであっさり読める。
ついでにルシウス先生と神バハ主人公の騎士くんの絡みや、筋トレのしすぎでイディスにだんだん染まっていくルゥちゃんとかも見れるので興味のあるニキはぜひ。
あまりに昔のアプリ過ぎていちいち見に行くのがめんどい?まあ今弾は神バハ推しのパックで運営も神バハのストーリーを読むことを推奨しているツイートをたびたびしていたので多少はね?
神バハのギャグ漫画である4コマのバハムートでもキーラたちのすがたを見ることができる。
ちなみにイディス関連の話は(筆者が確認した限りでは)1487話〜1491話、および1855話。
構築について
採用枠
清浄の噴水 | |
1コスで2ドロー、回復ができ、また進化回数を4回達成していれば即座に割れるため旅ジャンヌ等の打点バフに貢献できる。 フォロワーを並べつつ、あまった1コスで置けるため、序盤の盤面戦を維持しつつドローできるカード。 しかしドローが遅すぎるという欠点がある。 最速1ターン目においても割れるのが5ターン目となり、2ターン目で置くと割れるのは6ターン目、3ターン目以降においた場合、進化回数による加速を含めてもドローにできるのは7ターン目くらいになる。 また噴水を置きすぎると盤面が狭くなりがち。中盤の手札不足を見越して早めに置くのかそれとも旅ジャンヌを出すターンに割ってバフするために温存するのかを考える必要がある。 旅ジャンヌ前にルゥを出して進化回数を1回でも稼げていれば旅ジャンヌの攻撃前に進化回数4回は達成できるはずなのでそこを意識すると考えやすいかもしれない。 | |
優雅なる修練・ルゥ | |
1コスで回復を行い、さらにこちらの大型フォロワーを無傷のまま相手のフォロワーを除去できる序中盤の要。 また、手札に2コスのフォロワーが2枚ないときでも、旅ジャンヌと3コスのフォロワーに1コスのルゥくっつけることで7ターン目に走らせることが可能。 ただし、すでにバフされたフォロワーがいないと(諜報員のような場合を除いて、基本的にそのターンに事前に回復を行いバフを行っていないと)ルゥが回復要員になってくれない。 このカードもそうした背景から後々切る機会があるのか、それとも早めに切った方がコスパ的にいいのかを見極める必要がある。 慣れないうちは強く使えるうちに早めに切ってしまってよい。 | |
メタトロン | |
後4にランプし、後5にエルヴィーラ、後6に旅ジャンヌを投げるのが王道の流れ。 また1回復を持っているので、守護を並べつつ回復してバフを行うといった動きが可能。 おかげでこのデッキにおいては終盤にも腐りにくい。ただしルシウス先生等の必殺相手にはランプできないので注意。 | |
煌奏の学徒・アンリエット | |
学園カードが3枚以上必要という制約はあるものの、ちゃんと効果が発動したときのアドバンテージはかなり大きい。 進化さえしてしまえばランプ+2面除去という動きが可能なので、後攻の場合はむやみに学園カードを切らずにパスすることも想定しよう(例外として学び舎とバンブーティは手札の学園の枚数はどうせ変わらないでどんどん切っていこう) また、序盤において、相手のフォロワーを選択して除去を飛ばす手段というのがこのデッキにおいてはとても貴重。 特にネメシスとネクロ相手には、カシムやルシウスのような強力なフォロワーが見えるまでは温存推奨。 | |
大いなる学び舎 | |
アンリエットの項目でも述べたが、学園カードでありながら学園カードをサーチしてくれるのでアンリの条件を気にすることなく序盤から気軽に使うことが出来る。 また、獣耳の少女や令嬢と組み合わせることでエルヴィーラの進化前でも2ドロー、2点AOEが可能。 後攻4ターン目にはメタトロンやアンリエットでブーストしたり、救済ジャンヌで面を返すのが基本だが、そこで1pp以上余らせることで直接召喚の条件を満たし、 次ターンに進化したエルヴィーラを6/6にしたり(体力が6になったことで進化キリエを上から取れたりするので重要なライン)、またバフの条件を満たすことでルゥをくっつけられたり等柔軟な動きが可能。 | |
天昇のプリズムプリースト | |
清浄の噴水を確定サーチできる。2t目プリズムプリーストで加えた噴水なら6ターン目に割れるので旅ジャンヌを引きに行くのに間に合う。 また0コスになった噴水は旅ジャンヌを出すターンにもくっつけやすくて相性がいい。(7ターン目に旅ジャンヌを起動しようとすると基本的に2コスフォロワーを2枚くっつけるので1ppも余らない都合上、0コスにして温存しておいた噴水が相性がいい) | |
戒律の諜報員 | |
現環境は、7ターン目以降の切り札を押し付ける動きが強すぎ そうした相手に待ったをかけ、早期リーサルを取る可能性を持っているのが諜報員である。進化を切ることで諜報員2枚目以降をサーチすることが出来るのも強みで、諜報員諜報員してターンエンドするだけで6/6と4/4が並び、 2人が生き残りさえすれば次ターンにジャンヌを投げるだけで5+6+6の計17点をたたき出せる。そこに1回回復を入れるだけで20点となりOTKすら可能となる。 この動きが刺さる相手も非常に多く、即座に高打点を出せないエルフ、後半の動きがゴーストヴァニッシュとマスカレードゴーストで固定されているネクロ、進化回数を稼ぐまでは打点を出す方法がほぼ皆無の進化ネメに対する特攻札になりうる。 とにかく潜伏を取る手段が限られる相手に滅法つよい。 7ターン目に旅ジャンヌに諜報員を組み合わせる動きも、諜報員に直接進化権を切ることで新たに諜報員を補充つつ旅ジャンヌの条件を満たせたり、単純に潜伏にダメージ無効がついている諜報員が強いとシナジーを形成している。 | |
純真の花少女 | |
1枚で2ドローするのは便利。エルヴィーラに進化を切った後にドロー+盤面の圧要員となってくれる。 エルヴィーラ進化前は学び者やベルディリアと合わせるか、妥協して回復だけの1ドロー、最悪相手目線では絶対除去したくなるフォロワーではあるので雑に投げてデコイとして運用したい。 弱点としてこのカード自体は回復をもっていないこと、盤面戦においては花少女自体はドローするだけのバニラにすぎないので守護持ちや諜報員をバフした方が強い場面もある。これらの理由からア前の構築ではほかにドロソが足りていることもあり2積みにしていた。 | |
不退転の乙女・キーラ | |
アイテールやエルヴィーラをサーチしつつ、守護を活かして序盤の盤面をごまかす役割の他、旅ジャンヌと組み合わせることで、効果ダメージ無効をもつ守護を立てられる。 特に効果ダメ無効の守護フォロワーはゴーストヴァニッシュや、双姫の大魔術に刺さり、 これらのAOEから生き残つつ疾走打点を顔から守ることが出来る。 | |
異端の指導者・ベルディリア | |
0コストで回復する動きはかなり強いが手札消費が激しい。 あまり無計画に融合させすぎるとジャンヌで走らせるフォロワーが手札からいなくなってしまうため注意。 相手のAOEに対するケア(ドラズエルや大参謀等をケア可能な体力6以上あると安心)のラインを意識したり、ルゥや純真の花少女をくっつけることを意識したい。 また、8ターンくらいで今の環境はこちらの勝ち負け関係なく試合が終わるため、手札を消費しきれなそうな場合余らせるまま試合を終えるくらいなら雑に融合しても構わない。 また、長久の導きは非常に強く、これ一枚あれば相手の序盤の盤面はたいがい崩せる。状況が切迫しているときは序盤に切ってしまおう。(ちなみに花少女がいれば突進を付与しつつ2ドローも見込める) | |
救済の聖女・ジャンヌ | |
救済ジャンヌ。(7コスの方は本記事では旅ジャンヌとする) 3コスで使用した場合はただの守護もちキャントリ、エンハンスで使用した場合は回復とAOEに無料進化はつくもののコストの重さでほかのフォロワーを組み合わせられない関係上、あまり回復ビショとシナジーがあるカードとはいえない。 だが序盤最低限顔を守れる守護フォロワーであること、またエンハンスの4点AOEと4回復を両立しつつ守護を立てられるのは今の環境でも安定した択となっており基本的に3投される。 6ppの動きとして玉兎の治療師がアディショナルで実装されたがいまいち玉兎が刺さりそうな仮想敵がいないことから基本的に救済ジャンヌが優先される。 | |
華麗なる淑女・エルヴィーラ | |
このデッキにおけるキーパーソンであり、回復ビショのデッキのコンセプトを一身に背負っている。 ただ、進化後の性能は4/5/5と厳しいものがあり、回復ビショはいかにしてエルヴィーラを出す隙を作るかという問題を抱えているデッキでもある。 進化して相手のフォロワーと相打ちさせてもいいが、うまく生き残ればエルヴィーラが出たターンからいきなり盤面に圧をかけられるので、学び舎で上踏みしたりルゥを駆使してなんとかエルヴィーラの進化ターンをやりすごしたい。 基本的に2枚目以降が腐りがちであり ・キーラでエルヴィーラか、エルヴィーラをリクルートできるアイテールがサーチが可能 ・エルヴィーラを出したあとのキーラがアイテール確定サーチになる といった事情から1枚のみ積んでいる型が主流。 | |
白翼の慈愛・アイテール | |
エルヴィーラ、旅ジャンヌのリクルートが主な仕事。5pp以上でないとエルヴィーラをリクルートできないことには注意したい。後攻4ターン目にアイテールを出して悲しみに暮れる駆け出し回復ビショ使いが後を絶たない(3敗) 7ジャンヌの項目で後述するが進化5回の制約に注意する必要がある。 | |
神託の旅立ち・ジャンヌ | |
このデッキの切り札。7にジャンヌを投げて8にジャンヌを投げる。 進化回数5回を達成することでアイテールで実質0コスで出せるシナジーが有名だが、このデッキは基本的に進化回数を5回稼ぐのに旅ジャンヌが必要であるため、(一応ルゥやエンハ3ジャンヌ、玉兎等で稼げはするがそれだけでは進化回数5回を達成するのは難しい) 横に添えるフォロワーに注意。(ビショップフォロワーしか進化しないため、適当にニュートラルフォロワーを添えると思わぬ数え間違いする可能性がある(N敗)) ルゥを考慮しなかった場合、後攻の場合はEP3なので進化回数を7t旅ジャンヌで2回稼げばいいが、先行の場合はEPが2しかないため7t旅ジャンヌでビショップフォロワーを3体進化させなければならない。 |
イラストレーターは正式には公開されていない...が、絵柄からしてほぼ間違いなく、伊藤ハチ先生のイラストなのは確定的に明らかだろう。
伊藤ハチ先生といえばおねロリとケモ耳に特化した作風で有名である。
繊細なタッチで描かれる百合漫画はあなたのその心を魅了してくれるだろう。
— 伊藤ハチ (@itou8) November 2, 2021
いい匂いしそう。
https://comic-action.com/episode/48560013611333919...
あとここからなら今なら「いなりの結婚」という伊藤ハチ先生の新連載が3話まで読めるのでまだ読んでない方は読みましょう。
内容は、ぼんやりしているけどクールで強い妖力をもつ白狐の「シロ」と、幼馴染で野狐の生まれのちいさい「いなり」の新婚生活を描く、【人外×新婚×百合】モノの作品である。
めおとの契りを境にただの幼馴染だった二人の距離はだんだん近くなって...
まあとにかく読みましょう。
ア前に採用していたカード
基本的に使用するのはバンブーティだが様々な使い方ができるカード。
学園タイプでしかもドロソとして使えるチョイスがあるのでアンリエットが手札にあっても使いやすい。
ア前は天昇のプリーストと噴水を使用していない型でデッキを組んでいたため採用していたが、この2つと試験場を採用すると天昇のプリーストのサーチ先が濁ってしまうため、現在は採用していない。
各チョイス毎に解説する。
このデッキの数少ない、能動的な除去札だがあまり使う機会はない。
基本的にエルヴィーラ進化前までは相手の盤面戦に付き合う必要がない。後から回復やAOEをして巻き返せられるからだ。
例外としてネメシスの勇気の少年・カシムや主にネクロから出てくるレジェンドティーチャー・ルシウスは顔を削る能力が高すぎるため除去しなければならないが、
ランダムなのが非常に使いにくい。手札も細くなりがちなのでベルディリアのトークンやアンリに除去を任せたい。
ただ、このカードも悪いところばかりではなく、3ターン目にこのアミュレットを置いておくことで5t目にエルヴィーラを着地させる際にちょうどランダムで3点飛ばしてくれるためある程度隙を消すことができる。
例えば対マナリアのような相手の5ターン目の動きがわかりきっているデッキ相手の場合、マムのラスワ3点を進化済み7/7のグレアンに飛ばしてエルヴィーラで下から相打ちといった動きができるので
環境を読んで相手の2ターン後の動きを想定した運用を心掛けたい。
学園タイプでしかもドロソとして使えるチョイスがあるのでアンリエットが手札にあっても使いやすい。
ア前は天昇のプリーストと噴水を使用していない型でデッキを組んでいたため採用していたが、この2つと試験場を採用すると天昇のプリーストのサーチ先が濁ってしまうため、現在は採用していない。
各チョイス毎に解説する。
このデッキの数少ない、能動的な除去札だがあまり使う機会はない。
基本的にエルヴィーラ進化前までは相手の盤面戦に付き合う必要がない。後から回復やAOEをして巻き返せられるからだ。
例外としてネメシスの勇気の少年・カシムや主にネクロから出てくるレジェンドティーチャー・ルシウスは顔を削る能力が高すぎるため除去しなければならないが、
ランダムなのが非常に使いにくい。手札も細くなりがちなのでベルディリアのトークンやアンリに除去を任せたい。
ただ、このカードも悪いところばかりではなく、3ターン目にこのアミュレットを置いておくことで5t目にエルヴィーラを着地させる際にちょうどランダムで3点飛ばしてくれるためある程度隙を消すことができる。
例えば対マナリアのような相手の5ターン目の動きがわかりきっているデッキ相手の場合、マムのラスワ3点を進化済み7/7のグレアンに飛ばしてエルヴィーラで下から相打ちといった動きができるので
環境を読んで相手の2ターン後の動きを想定した運用を心掛けたい。
3コストと少々重いが、エルヴィーラに進化を切った後は回復しつつ2点AOEを飛ばせる強力なカード。
また、エンハ8は重いが1枚で複数回回復+AOEが出来るのは貴重で、前のターンに生き残った諜報員をバフしつつ盤面を更地にして殴り勝つケースも多々あった。
好みや環境によって採用枚数が変わる印象がある。ア後の環境ではコストの重さとエルヴィーラ前のAOEが貧弱なこと、また令嬢が刺さりそうな仮想敵があまりいないことから採用は少し厳しいか。
ちなみに回復ビショの最後の手段として、
8pp以降にアイテール×2で旅ジャンヌを2体だし、浄化の令嬢をエンハ8で投げることで盤面に計20点のAOEが炸裂させつつ、ジャンヌが2体10点疾走となってOTKが可能。ただし、
・必要札がアイテール×2と浄化の令嬢の計3枚
・アイテールで出すための旅ジャンヌが2枚デッキに存在すること
・進化回数を5回稼いでること(基本的に旅ジャンヌで稼がないと達成できないので旅ジャンヌは1枚"だけ"引いておく必要がある)
これらの条件を満たさなければならないので、狙える時だけ意識するくらいの気持ちでいよう。
逆に言えばこれらの条件さえ満たしさえすれば勝てるので、この動きが手札で見えているなら2枚目以降の旅ジャンヌを引かないために不用意にドローを回さない選択もあり。
不採用
エンハンスが打点が分散しがちな財宝ロイヤルや進化ヴに刺さりやすい。
また、旅ジャンヌに合わせやすい2コスでビショップの守護持ちフォロワーの選択肢の中ではこのカードが一番強いか。
学園カードが減りがちであんまり効果を発動できる機会が奪われがちなアンリエットと入れ替えたりするのがいいだろうか。
また、旅ジャンヌに合わせやすい2コスでビショップの守護持ちフォロワーの選択肢の中ではこのカードが一番強いか。
学園カードが減りがちであんまり効果を発動できる機会が奪われがちなアンリエットと入れ替えたりするのがいいだろうか。
アディショナル枠
立ち回り
エルヴィーラ進化前は適当に顔を殴るよりもとにかく相手のフォロワーを頑張って除去しに行くことが大事。
エルヴィーラ進化の隙をとにかくなくすこと、また、エルヴィーラを進化させた後はとりあえずデカスタッツを押し付けて勝つのが基本なのでまり顔打点を気にしなくていいからである。
清浄の噴水は1枚目はすぐに置いていいが、2枚目以降は旅ジャンヌやエルヴィーラにアクセスできるカード等がそろっている場合は温存してもいい。
特に天昇のプリーストで0コスになっている噴水は使用用途をよく考えること。基本的に諜報員か旅ジャンヌでしかリーサルを見れないデッキであり、逆に言えばその2つのカードと、最低限の除去と盤面さえ整えられる手札がそろっているならむやみに噴水を使ってカードを引く必要はない。
エルヴィーラを進化させるときが最もこのデッキにおける最も大きい隙となる。なんとかしてエルヴィーラを生き残らせて相手に処理を強要させるか最低限相打ちにもっていくこと。
エルヴィーラ進化後はこのデッキの本領発揮。旅ジャンヌにくっつけるフォロワーを相手のクラスや相手の打点、自分の手札と相談する。
旅ジャンヌにくっつけて強いフォロワーは打点の観点でみれば諜報員、顔を守る役割ならキーラ。また進化回数を4回達成して噴水を即割れるようになる天昇のプリーストも悪くない。
純真の花少女は実はくっつけても盤面戦においてはバニラなのでそこまで強くはない。メタトロンも回復とバーンを飛ばせるがニュートラルフォロワーなので進化しないことに注意。
救済ジャンヌは守護をもっているが3コスなので残りのppに注意。
最後になるが、手札を絶対に溢れさせないことが大事。
仮にデッキに1枚しかないエルヴィーラが燃えたら目も当てられないし、旅ジャンヌ等のこのデッキの貴重な勝ち筋が燃えてしまったら目も当てられない。
噴水や花少女が重なると手札が多くなりがちだがそこにだけは注意。
エルヴィーラ進化の隙をとにかくなくすこと、また、エルヴィーラを進化させた後はとりあえずデカスタッツを押し付けて勝つのが基本なのでまり顔打点を気にしなくていいからである。
清浄の噴水は1枚目はすぐに置いていいが、2枚目以降は旅ジャンヌやエルヴィーラにアクセスできるカード等がそろっている場合は温存してもいい。
特に天昇のプリーストで0コスになっている噴水は使用用途をよく考えること。基本的に諜報員か旅ジャンヌでしかリーサルを見れないデッキであり、逆に言えばその2つのカードと、最低限の除去と盤面さえ整えられる手札がそろっているならむやみに噴水を使ってカードを引く必要はない。
エルヴィーラを進化させるときが最もこのデッキにおける最も大きい隙となる。なんとかしてエルヴィーラを生き残らせて相手に処理を強要させるか最低限相打ちにもっていくこと。
エルヴィーラ進化後はこのデッキの本領発揮。旅ジャンヌにくっつけるフォロワーを相手のクラスや相手の打点、自分の手札と相談する。
旅ジャンヌにくっつけて強いフォロワーは打点の観点でみれば諜報員、顔を守る役割ならキーラ。また進化回数を4回達成して噴水を即割れるようになる天昇のプリーストも悪くない。
純真の花少女は実はくっつけても盤面戦においてはバニラなのでそこまで強くはない。メタトロンも回復とバーンを飛ばせるがニュートラルフォロワーなので進化しないことに注意。
救済ジャンヌは守護をもっているが3コスなので残りのppに注意。
最後になるが、手札を絶対に溢れさせないことが大事。
仮にデッキに1枚しかないエルヴィーラが燃えたら目も当てられないし、旅ジャンヌ等のこのデッキの貴重な勝ち筋が燃えてしまったら目も当てられない。
噴水や花少女が重なると手札が多くなりがちだがそこにだけは注意。
マリガン・キープ
先攻後攻両キープ:清浄の噴水、不退転の乙女・キーラ、天昇のプリースト
先行キープ:アイテール
後攻キープ:メタトロン、煌奏の学徒・アンリエット
後攻の場合はアイテールやエルヴィーラはキープしなくてよい。どうせ後から引けるし、何よりメタトロンやアンリエットでランプすることを意識したい。
学び舎もわざわざキープするほどのカードパワーがあるとは言い難いのでマリガンしてよい。先行でなおかつ、序盤からフォロワーを並べてこないウィッチ、ドラゴン等ならギリギリキープしてもいいくらい。
先行キープ:アイテール
後攻キープ:メタトロン、煌奏の学徒・アンリエット
後攻の場合はアイテールやエルヴィーラはキープしなくてよい。どうせ後から引けるし、何よりメタトロンやアンリエットでランプすることを意識したい。
学び舎もわざわざキープするほどのカードパワーがあるとは言い難いのでマリガンしてよい。先行でなおかつ、序盤からフォロワーを並べてこないウィッチ、ドラゴン等ならギリギリキープしてもいいくらい。
対エルフ
フェアリー進化エルフが主流で序盤から顔を削ってくる。エルヴィーラ進化前までの隙が大きいためバトル後半に捲りきれず押し切られかねない危険な相手。
とはいえ守護が相手目線かなり辛いはずなので、毎ターン守護を貼っておくことを意識したい。
また後攻は採用しているなら、浄化の令嬢をキープしておくと安心。基本的には有利な相手のはず。
とはいえ守護が相手目線かなり辛いはずなので、毎ターン守護を貼っておくことを意識したい。
また後攻は採用しているなら、浄化の令嬢をキープしておくと安心。基本的には有利な相手のはず。
対ロイヤル
以前はヴァイスを入れたコントロールロイヤルが主流だった。ヴァイスを出されるとつらいのでオーレリアのケア、およびヴァイスを出されないように盤面を意識しておきたい。
アディショナル後は財宝ロイヤルが多い。海賊旗の連打とバルバロスによるバーストに警戒して相手の海賊旗が何枚手札に入りそうかを都度確認しておきたい。
連携が10達成していないor大参謀をもっていない場合の財宝ロイヤルは除去はあまり強くない。そのため旅ジャンヌよりも前のエルヴィーラ着地時等にうまく強めの盤面を作れると返しきれないこともあるので意識したい。
7t目以降はバルバロスが走ってくる。守護を2枚貼っておけば顔には来れないはずなのでうまくいなしたい。そうそううまくいかないし、こちらの狙いを読まれて大抵海賊旗を貯めてOTKするプランに移行されるが相手の手札次第では受けきることも可能。
アディショナル後は財宝ロイヤルが多い。海賊旗の連打とバルバロスによるバーストに警戒して相手の海賊旗が何枚手札に入りそうかを都度確認しておきたい。
連携が10達成していないor大参謀をもっていない場合の財宝ロイヤルは除去はあまり強くない。そのため旅ジャンヌよりも前のエルヴィーラ着地時等にうまく強めの盤面を作れると返しきれないこともあるので意識したい。
7t目以降はバルバロスが走ってくる。守護を2枚貼っておけば顔には来れないはずなのでうまくいなしたい。そうそううまくいかないし、こちらの狙いを読まれて大抵海賊旗を貯めてOTKするプランに移行されるが相手の手札次第では受けきることも可能。
ウィッチ
アディショナルで一応秘術やスペブに強化が入ったが基本的にマナリアが流行っているはず。
5ターン目にマナリアの双姫・アン&グレアに進化を切ってくるので、こっちの盤面を更地にされた後7/7の処理を強要される。
エルヴィーラを進化当てするだけでは取れないので注意すること。
また、双姫の大魔術でこっちのリーサルを狙ってくる。ジャンヌでバリアを貼っておいた守護持ちのキーラを立てたり、旅ジャンヌの体力を6以上にしてて対策しておきたい。
基本的に双姫の大魔術さえ打たせてしまえばガス欠になるのでそれをいかにしていなすかを意識すること。
クレイグはいるが、諜報員を除去する手段が乏しいので諜報員で勝つプランもある。
5ターン目にマナリアの双姫・アン&グレアに進化を切ってくるので、こっちの盤面を更地にされた後7/7の処理を強要される。
エルヴィーラを進化当てするだけでは取れないので注意すること。
また、双姫の大魔術でこっちのリーサルを狙ってくる。ジャンヌでバリアを貼っておいた守護持ちのキーラを立てたり、旅ジャンヌの体力を6以上にしてて対策しておきたい。
基本的に双姫の大魔術さえ打たせてしまえばガス欠になるのでそれをいかにしていなすかを意識すること。
クレイグはいるが、諜報員を除去する手段が乏しいので諜報員で勝つプランもある。
ドラゴン
アルバハドラゴン、バフドラゴンなど様々。
特にアルバハはこのデッキの天敵。なんとかしてアルバハを直接召喚される前にとにかく強力な盤面を押し付け続けて決着をつけるしかないがドラズエルがとにかくきつい。
ドラズエルをケアできる体力6以上を意識したい。正直アルバハが今後さらに増えるようなら回復ビショは握らない方がいいかもしれないまあ来期でローテ落ちするけどなガハハ
バフドラゴンもドラズエルに要警戒。特にドラズエルの体力が大きすぎて取れなくなることがある。とはいえそれ以外に除去手段はあまりなく、旅ジャンヌバリアをはがす手段はドラズエル以外にないはずなので有利な相手。
特にアルバハはこのデッキの天敵。なんとかしてアルバハを直接召喚される前にとにかく強力な盤面を押し付け続けて決着をつけるしかないがドラズエルがとにかくきつい。
ドラズエルをケアできる体力6以上を意識したい。正直アルバハが今後さらに増えるようなら回復ビショは握らない方がいいかもしれない
バフドラゴンもドラズエルに要警戒。特にドラズエルの体力が大きすぎて取れなくなることがある。とはいえそれ以外に除去手段はあまりなく、旅ジャンヌバリアをはがす手段はドラズエル以外にないはずなので有利な相手。
ネクロ
序盤から顔を攻めてくるゴーストネクロがけっこうきつい。
マスカレードゴースト、ゴーストヴァニッシュが相手の切り札だが他に警戒しなければならないのがレジェンドティーチャー・ルシウス。
前のターンから生き残っていたルシウスに進化されて顔を殴られるだけで計11点ライフを削られてしまう。
ルシウスは絶対に除去したいのでアンリエットで除去したい。最悪他のフォロワーは無視していい。
また生き残らなければランプすることができないメタトロンは、序盤のゴーストの打点を吸うことはできるが必殺もちのルシウスを取ることはできないので注意。
マスカレードゴーストが出てきたら救済ジャンヌで除去したいので序盤は安易に切らないこと。ファイトコープスドッグは最近はあまり採用されてないが、出されたら泣いていい。
7以降はゴーストヴァニッシュがとんでくる。逆に言えばゴーストヴァニッシュ以上の打点はついでに走ってくるゴーストと、余ったppで魔炎の斬撃がついてくるとき以外に存在しない。
旅ジャンヌのバリアを貼ったフォロワーならゴーストヴァニッシュのAOEは耐えられるし、ネクロ側からバリア下のフォロワーをまとも除去する手段は持ち合わせていない。
自リーダーがヴァニッシュ+etc.の打点さえ耐えられる体力を保てていれば負けることはない。
マスカレードゴースト、ゴーストヴァニッシュが相手の切り札だが他に警戒しなければならないのがレジェンドティーチャー・ルシウス。
前のターンから生き残っていたルシウスに進化されて顔を殴られるだけで計11点ライフを削られてしまう。
ルシウスは絶対に除去したいのでアンリエットで除去したい。最悪他のフォロワーは無視していい。
また生き残らなければランプすることができないメタトロンは、序盤のゴーストの打点を吸うことはできるが必殺もちのルシウスを取ることはできないので注意。
マスカレードゴーストが出てきたら救済ジャンヌで除去したいので序盤は安易に切らないこと。ファイトコープスドッグは最近はあまり採用されてないが、出されたら泣いていい。
7以降はゴーストヴァニッシュがとんでくる。逆に言えばゴーストヴァニッシュ以上の打点はついでに走ってくるゴーストと、余ったppで魔炎の斬撃がついてくるとき以外に存在しない。
旅ジャンヌのバリアを貼ったフォロワーならゴーストヴァニッシュのAOEは耐えられるし、ネクロ側からバリア下のフォロワーをまとも除去する手段は持ち合わせていない。
自リーダーがヴァニッシュ+etc.の打点さえ耐えられる体力を保てていれば負けることはない。
ヴァンプ
進化ヴァンパイアが主流。
バロンダブルフィール等で序盤から攻めてくるのが意外と得意なクラスなので警戒すべき相手。
ヴァンピィの必殺やシグナのAOEが強力で意外とこちらの盤面を崩すことは苦手ではないので注意。
相手が調子に乗って序盤からシグナを出して来たら救済ジャンヌやベルディリアでお仕置きしたい。
基本的にOTKできるタイプのデッキタイプではないはずなので自リーダーの体力を高めに保っておくことを意識して立ち回りたい。
バロンダブルフィール等で序盤から攻めてくるのが意外と得意なクラスなので警戒すべき相手。
ヴァンピィの必殺やシグナのAOEが強力で意外とこちらの盤面を崩すことは苦手ではないので注意。
相手が調子に乗って序盤からシグナを出して来たら救済ジャンヌやベルディリアでお仕置きしたい。
基本的にOTKできるタイプのデッキタイプではないはずなので自リーダーの体力を高めに保っておくことを意識して立ち回りたい。
ビショップ
結晶ビショップが主流。
こちらが高スタッツの盤面を形成してもダイマスで全部返されてしまうので苦手。
とはいえ相手も何枚もダイマスの疾走セットを用意できるとは限らないので、6ターン目くらいに適当にそこそこの盤面を作ってダイマスを相手に切らせて、
次のターン以降の本命の旅ジャンヌを通すのが基本的な勝ちプランとなるか。
回復ビショミラーに関しては除去が得意なデッキタイプではないため、たいてい旅ジャンヌを出す前に勝負が決まる。
旅ジャンヌ前の除去は浄化の令嬢や救済ジャンヌ等でせいぜい4点AOEが関の山なので体力5以上を並べつつ、相手の盤面を更地にできた方が勝つ。
玉兎で展開したり、ルゥやベルディリアを駆使して旅ジャンヌ前にはうまく相手を詰ませてしまいたい。
こちらが高スタッツの盤面を形成してもダイマスで全部返されてしまうので苦手。
とはいえ相手も何枚もダイマスの疾走セットを用意できるとは限らないので、6ターン目くらいに適当にそこそこの盤面を作ってダイマスを相手に切らせて、
次のターン以降の本命の旅ジャンヌを通すのが基本的な勝ちプランとなるか。
回復ビショミラーに関しては除去が得意なデッキタイプではないため、たいてい旅ジャンヌを出す前に勝負が決まる。
旅ジャンヌ前の除去は浄化の令嬢や救済ジャンヌ等でせいぜい4点AOEが関の山なので体力5以上を並べつつ、相手の盤面を更地にできた方が勝つ。
玉兎で展開したり、ルゥやベルディリアを駆使して旅ジャンヌ前にはうまく相手を詰ませてしまいたい。
ネメシス
進化ネメシス、機械ネメシスがいる。
進化ネメシスは混沌の終幕・シンでこちらの強化した盤面を捌きつつリーサルまでもっていってしまう苦手な対面。
回った進化ネメシス相手にまともに付き合っても勝てないのでこの対面は諜報員を通す一点だけに意識したい。
幸い相手は進化を稼ぐまではまともに顔を攻める手段が乏しく、また盤面をロック気味にできるので進化回数を稼がせないことにもつながり有利に進められる。
機械ネメシスも当たり先がないと機械学園フォロワーの破壊数を増やせないので諜報員が刺さりやすい。ただしグライアスの威光には注意。
AFも一定数いるが、当たり先がいないとAFを自爆特攻がしにくく、やはり諜報員が刺さる。勝ち筋諜報員しかねーじゃねえかお前んちィ!
進化ネメシスは混沌の終幕・シンでこちらの強化した盤面を捌きつつリーサルまでもっていってしまう苦手な対面。
回った進化ネメシス相手にまともに付き合っても勝てないのでこの対面は諜報員を通す一点だけに意識したい。
幸い相手は進化を稼ぐまではまともに顔を攻める手段が乏しく、また盤面をロック気味にできるので進化回数を稼がせないことにもつながり有利に進められる。
機械ネメシスも当たり先がないと機械学園フォロワーの破壊数を増やせないので諜報員が刺さりやすい。ただしグライアスの威光には注意。
AFも一定数いるが、当たり先がいないとAFを自爆特攻がしにくく、やはり諜報員が刺さる。
このページへのコメント
素晴らしいですわ〜濃密な人と人との触れ合いからしか得られない栄養素があるんですの。あたくしも執筆に精進してまいりますわ〜
わたくしもここまで真剣に読んでくださる方がいてくれるとは思っていなかったのでとても嬉しいですわ。感謝いたします。
これからわたしも何か書くという趣味は続けてみようかしら…
こういうのって大抵ほんぺん(デッキ紹介)をおまけ扱いするんだけど、これはちゃんとはんぺんがほんぺんなんですね
ちゃんとデッキも書いたつもりなのでよければ参考にしてみてください
けどやっぱりSSの方の感想をもらえるとうれしいです(本音)
素晴らしい文芸
ありがとう。
ありがとうね…<(_ _)>
3はまだですの?あくしてくださいな
こういうの書くの初めてなので待っててくれる人がいてくれるのはとてもうれしいですね
頑張って書かせていただきます(o_ _)o
浄火×花園アツアツ百合SSから浄火不採用でちょっと笑っちゃった
真面目に組んだデッキを紹介するとなるとどうしても今の環境には合わないから抜かざるを得ない(苦悶の表情)
ただ弱いカードでは無いので来期にはまた復帰すると思います
とりあえずア前にグラマスになった際にはイディスの生徒を全員連れて行けたのでよかったです(隙自語)