おんJシャドバ部

第25弾カードパック「極天竜鳴」にて登場したレジェンドのニュートラル・フォロワー。

ラミエルに次ぐ、全クラスが使えるランプ札。
PPブーストの条件が同じである他、2コストの守護であることも共通しているが、あちらが能力ダメージ耐性持ちだった一方、こちらは1/4というスタッツを持ち、交戦に強い上、ファンファーレで擬似的に1点ドレインを行える。

序盤から出しても壁として優秀である上、ファンファーレのバーンも軽微ではあるものの、カウンターマジックに代表される1回限定のバリアを手軽に剥がせるなど、有用な場面があるため、低コストフォロワーを出したついでに出る分には強力だと言える。

ランプの有用性は言わずもがな。
こちらは進化後に3/6と場残りしやすいため、フォロワーを殴り倒してブーストという動きがラミエルよりやりやすくなっている。

ラミエルと同じく、どのクラスでもランプ戦術ができるのは強力であるため、どんなデッキにもとりあえず採用できるポテンシャルを持っている。

まさにラミエル互換といった能力のこのカードだが、フレテキやボイスもかなり似通っている。
運営もラミエルの互換的なポジションとしてデザインしたようだ。

◆＝ラミエル、◆＝メタトロン

メタトロンとは、ユダヤ教における天使の一人。
旧約聖書、新約聖書、コーランといった聖典では特に言及されず、ユダヤの民間伝承やカバラ、旧約偽典などに登場する。

「契約の天使」「天の書記」「神の代理人」「小YHWH*1」「炎の柱」など複数の異名を持ち、その数は72通りに及ぶとされる。これらの要素はシャドバにおけるフレーバーテキストやボイスにも反映されている。

容姿は世界と等しいクソデカで、36対の翼と36万5千個の目を持つ。流石に目が多すぎる。あと王冠とマントを身に着けているらしい。

エノク書とは旧約聖書の儀典の一つ。偽典とはユダヤ教やキリスト教において、聖典として採用されなかった諸文のこと。
このエノク書はエノクという人物の啓示について書かれている。天界や地獄、最後の審判、ノアの大洪水などの予言や、天使、堕天使、悪魔などが多く登場する。
このエノク書によると、エノクは天に召されメタトロンに変容したそうな。

さてこのエノクだが、英語ではEnochと書く。Enoch…72通りの名前…どこかで聞いたような…






















El Shaddaiの主人公・イーノックはEnochの英語読み。なんとメタトロン、元ネタはイーノックと同一人物なのである。
当然元ネタは男性。またサイゲが女体化させてる…*2