おんJシャドバ部

ローテAFの手練、スピネとルチル。ヤテラントゥを待ち伏せした二人の内、ルチルは環境に真っ二つにされて絶命した。
しかし、スピネはパートナーの死と引き換えに、現環境のトップに迫るチャンスを掴んだのだった。


どばす
生成エーテル45,950（テンポラリーなし）

コイルデバーサー	ロボティクスユーザー、デバイスチューナー、同調、ララミア……WUPローテ落ちで失ったものはあまりにも大きく、新たに得たものは彼女のみ。その取り回しの健全さから今季ローテAFは絶望的かと思われており、事実その通りであった。 しかし、ﾔの徹底したナーフにより消滅メンコは消え失せ、盤面を取り合う世界が戻ってきた。そこでは実質3/4/4のトレースの部分はともかく、2アクセラの隙だらけの挙動はやはり致命的な欠点かに見える。ただそれは単体で見た時の話であり、後述のもう1枚の新規と合わせることによりむしろ利点とすることができたのであった……。 正しく使えば先後問わず2t最強の動きのため、マリガン前に残っている場合は確定キープするほど。過労死させてソウルガイド枠で人気投票にねじこもう。
トレースアーティファクト	と、そのもう１枚の新規の前にデバーサーが持ってくるトレースくんについて。 単体で実質3/4/4という良質な性能もさることながら、特筆すべきは現ローテのAFパーツとの相性の良さである。シフトのコストを1枚で2下げられるのはもちろん、ギガス下では実質1コストに2ドロー。 これがDOV期までは同調で意図的に持ってこなければならなかったが、今季はデバーサーが持ってきて3t目に置くという自然な流れが作れるため、今季はAF6種が明らかに早く確実に達成されるようになった。フルパワースピネもスキャンも容易であるし、ギガス下で0トレースを確保できたときはもう宇宙である。
戦慄の侵略	もし後2の相手がデバーサーアクセラでターンを返してきたらあなたはどうするだろうか？ 大抵の人はこれを好機と見て展開を行うだろう。特に生き残れば多大なアドバンテージを稼ぐエンネアや糸切り＋巻き巻きおじさんを展開するチャンスと考えるのが普通だ。それに強烈なカウンターパンチを返すのがこのカードである。 盤面勝負がメインになりつつある現ローテで先2・3で並べたウィニーを1枚で流せるのはアドバンテージの面で大変美味しく、そしてそのような展開を促すのが2tデバーサーであった。（事実、これに気がつくまでかなり採用を躊躇い肉球シュートを優先していたし、かなりMPを溶かした） 仮に侵略が警戒されてだらしない盤面が帰ってきた場合はトレースを気兼ねなく置けばよく、この2択を迫れるのが偉い。 エンハンスも強いため3・5・7tと奇数ターンならどこで使ってもだいたい強いし、機械フォロワーサーチ部分は腐ることになるが、むしろギガス下では手札を確実に減らせる点が光る。進化を使わずに盤面を荒らせるため、メイシアまで進化権を温存しやすくなる点も見逃せない利点だ。
粛清の器・メイシア	元祖ラスボス眼鏡のOTKお姉さんがもちもちになってローテに帰ってきた！ 機械ネメシスならベルおじ後の10PP目の保険、特化してもディメンションドミネーターというあからさまな準備が必要だが、AFにそのような回りくどさは不要だ。ギガスを活用してアドバンテージを稼いでいれば、8t目にはいきなり叩きつける準備ができているだろう。序盤が苦しく進化権を早々に使い切ってしまった場合も、中盤にファンファーレが10点以上飛ばすことが普通で、これによりトレランスが遅れてきても一気にプレイできるところまで持っていくのも容易い。

機構の技師	🐘。まずはコレ！👈
アーティファクトシップ	金の船。3tアクセラの強さは御存知の通り、本体も0トレランスと同時に顔面を容赦なく削り取っていく。
アームメカニック	シフトとAFを1枚で揃えるという構造そのものの強さを知らしめた1枚。 シップほど取り回しは良くないものの、エンシェントで最低限の即時干渉ができる点と展開量が偉い。ギガス下だと一瞬で手札があふれるので注意。
反逆の命・ミリアム	許さない……の方はフィニッシャーがデカすぎるため今季はあまり使わず、シフトを補充できるソルコンとしての運用が主。ローテネクロは持っていない確定盤面開けスペルをなぜネメシスが持っているのか。もちろん本体でのOTK自体も健在のため、常に想定して回そう。
暗獄の遣い・ジャスパー	逃さない……中盤までの盤面処理と展開を行う。DOV期までとは一転、4コスは渋滞どころかこれのみになってしまったため、先4にそのまま出しても構わない。意外とジャスパー本体がそのまま帰ってきたりする。
終末の番人・スピネ	逃さないで……いつ来ても強いオールレンジなパワーカード。速攻・追撃・回復・守護なんでもござれ。組み合わせ方は慣れよう。
ガジェットユーザー	ローテAFの欲張りな採用の仕方を助ける影の立役者。手札を整えつつ、進化でエンシェントを確保し7点トレランスを進めるネメシスの銀
ギガスファクトリー	全知。これさえあれば不可能も可能になる。盤面と手札が非常に狭くなるが、このデッキはフィニッシャーを兼ねる札が非常に多いため、1枚手元に残ってくれればいいといった感覚で盤面を掌握し切るまではガンガン燃やして構わない。サーチも無ければデッキ切れまで粘る気もないこのデッキでは、燃えた札は底に埋まっていたのと変わらない（検索避け）という例の理論だ。
アーティファクトスキャン	無からAFを取得。抽選法の関係上、基本トレースが当たりやすいことは留意。

アブソリュート・トレランス	ローテAFすべての最終目標。このデッキでは引いたターンに30点下げればいいので、マリガンでは返そう。
狭間の生成	0コス。手札が溢れそうなときに捨てられるブレブレ。とはいえ攻撃力もちゃんと奪ってくれるので処理しきれない時にもとりあえずで撃てる。

このデッキは事故らなければかなり柔軟に立ち回れるので、トレランスキープといった勝ちを求めるマリガンより、序盤PPを残さないようにするマリガンを心がけよう。また、AFネメシスは典型的なA/Bメカニズム（正常に機能するために2種類のカード群が必要になる構造。例えばローテAFならパラダイムシフトだけを得るカードとAFを数撒くだけカード、いずれか片方ばかり来ても十全には機能しない）なデッキなので、序盤に同じカードばかりが貯まらないように気をつけよう。ガジェットユーザーの出番だ。

■確定キープ
　コイルデバーサー
　機構の技師
　終末の番人・スピネ
　アーティファクトシップ
基本はこれらの内からPP無駄がなく動けるように残していく。

■先後による
　ガジェットユーザー（後手）
　暗獄の遣い・ジャスパー（後手）
　アームメカニック（先手）
特に先手でガジェットユーザーを残すと手札がかなり苦しくなるので気をつけよう。

■対面による
　戦慄の侵略（対ネメシス・ロイヤル・ネクロ）
　狭間の生成（対ヴァンプ）
　アブソリュート・トレランス（対ネメシス）

■絶対返す
　アーティファクトスキャン
　粛清の器・メイシア
　反逆の命・ミリアム
　ギガスファクトリー

とにかく展開負けをしないように、そして残尿しないようにが目標。5t開始時点で5コスト前後のシフトを2枚ぐらい確保できていると以後が動きやすいため、そのあたりを目指しつつ、盤面を捌き顔を守る。相手の顔はワンショットで2-30点持ってくのでここでは気にしないで良い。

徐々に攻勢に出たい時間帯。シフトはなるべく0で撃ちコスト詐欺ムーブで盤面を掌握したいが、負けては元も子もないので適宜エッジでリーサル圏から逃げたりプロテクトを置いて備えよう。
隙を見てギガスの設置に成功したのならば宇宙。溢れんばかりというか溢れて困るリソースで盤面をむちゃくちゃにしフィニッシャーを手元に確保しよう。

ここからギガス下でのメイシアシュートやアーティファクトシップ本体によるマキシマムメタルゴリラが解禁される。ド迫力の大型疾走軍団を顔面に発射してやろう。本デッキが取れるリーサルプランは
　メイシア
　ミリアム＋大量のAF
　トレランス+トレランス or シップ
と複数存在するため、現在の手札でどれが一番早く揃えられるかを考えつつ盤面を破壊しよう。リーサルターン以外は残り体力と先置き守護の枚数の確認も忘れずに。

微有利
レタス=サンの覚悟が揺らいだため、常に守護を置けるこのデッキではそこまで驚異ではない……とはいえツモれば20点を一気に持って行くのは相変わらずなため、常に守護1枚以上・体力20を維持し続けよう。

微不利
アリア特化でセッカがリーサルなタイプのデッキはろくに盤面を形成してくれないため、一転してやりづらい。エンハ侵略からの2種の触手がよく刺さるため、これで対抗しつつトレランスやメイシアを先に投げる機会を待とう。

有利
程よく展開される盤面は餌であるので、養分とさせてもらおう。ターン毎に繰り出せる最大火力が計算しやすいので、体力と盤面は常にそれに合わせるように。その計算を崩してくるバニバロおよびデスペラートショットには注意。また、直接召喚される兵団長のせいで盤面を落とし切れないことの無いよう、相手の連携数は常に確認しよう。

微不利
リオードやジェノやアルベールばかり飛んできた挙げ句ガルヴァンしてくるやつ。
ただ真っ直ぐに顔を狙ってくるので守護を置きガルヴァン圏外まで回復する他ないが、リオードが大変迷惑。相手のリソースが尽きるまで粘ろう。

微有利
先述の通り、最速エンネアを侵略でまとめて流せると一気にこちらに傾く。盤面以外からのリーサルは基本禁絶+ネクロインパルス程度なので、相手のどんぐりを見つつ先に〆られるようにしよう。ただ後4にエンネア+ディガー+ボーンドローンみたいな並びから5にマンマルされるとたまにキツイので気をつけよう。

微有利
こちらは完全に盤面デッキなので、ギガスを設置できればすべての壁は糧と化す。ただあまりだらだらしてるとクリスが乗った状態でセレスト・マグナが出てきて封殺される場合があるため、なるべく早くトレランスの発射準備を整えよう。

微有利
1マイザー2馬マイザーとかされない限りはそこまで驚異ではない。対象を取るスペルを数打つことも目標としているため、7tまでは盤面壊すだけ壊したらなるべく空けておこう。8t以後は一転してグリームニル*2の20点リーサルの時間のため、濃密な盤面で圧殺しよう。その前にリーサルできるならそのほうが良い。

基本的に有利
大型フォロワーを多数抱えるこのデッキでなら、混沌はめんどくさいものの致命的な被害を受けることは少ない。それらの殆どがアクセラも持ち合わせるため。むしろ恩恵を受けることすらできる。ただ、完全に運次第なので9! 10! 9! 9! 8!みたいなことになる可能性も当然あるため本当に、うん。
ギガスが結晶も本体も混沌に強いため、怪しいと思ったら早めに設置しよう。
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劇的！ビフォーアフター

微有利
OTKをしてくるようなことはほとんどないため、逐次回復ができれば安全。ティアマト結晶が厄介なため、中盤にはメイシアを握っておきたい。
プロテクトが有効に見えるが、実際はガンダゴウザがﾊｧｯ!したあとに死んでこちらが回復するための当て先がなくなってしまうため、絶対に置いて返してはいけない。

互角
おやつでは？と疑問に感じるかもしれないが、今季のケツは序盤から育ったフォロワーを引き込むのがうまく、更にロマロニアが育ちそこねたフォロワーたちを後から育てるため、育った高スタッツが最序盤に並び始めるのも稀ではなくなった。いくら盤面処理の鬼のAFといえど、準備が整う前にタフな連中が大挙して訪れると手に負えない。特にラスティナは非常に痛い。反面、打点自体は中盤までは（比較的）平凡なので、なるべく早く、無理矢理にでもギガスを設置しよう。

そもそもすくない

有利
リーサルターンがあまりにもあからさまなため、その前にプロテクトをしておくだけで勝てる。ハレゼナだけは厄介なので、初手で狭間かメイシアを掘りにいってもよい。

微有利
細かくバーンダメージを積み重ねるデッキなので、こちらもこまめにエッジで回復すればOK。シスによる死だけは怖いが、こちらもプロテクトの必殺でしっかり止まるので対策を怠らなければ万全。

有利
これも盤面デッキなので、逐次盤面を返しつつギガスなどでどこかで捲くり返せばそのままズルズルと勝てるだろう。
トレランスが顔まで届かないこともあるので、ミリアム√がおすすめ。
アブディエルに咎められるので、添えるAFもなしに5tギガス結晶ポン置きは厳禁。

微有利
こちらも空中戦力に乏しめの盤面。逐次盤面を片付けていればよい。
ただ後4-先5にかけて回復3回で一気に盤面を作られると処理が間に合わないことがあるので気をつけよう。その時にメイシアが刺さりにくいのも少し痛い。

互角
機械ミラーならばラミエルの分後手有利だそうだが、本デッキはギガスという別角度からの速度勝負を仕掛けるため、先にどちらがトレランスを投げられるかの勝負となる。なので、相手のベルおじの融合状況を常に確認し、蹂躙が飛んでこないタイミングはなるべく場を空けて宛先を減らしておこう。滅多に対象を取らないため蹂躙のデコイ効果でリーサルをずらされることは殆どない（走るつもりのメイシアのファンファーレが吸われてが蹂躙される事はある）が、遮断がの回復を忘れて走ったら4点足りなかったなどということにはならないように計算はしっかり。

AF好きはそこら中にいるから誰か書くやろと思ったけどそうはならずに2日経過したため初投稿です。
消滅がとにかく辛かっただけなので、それらが極端に減った現在ならまあまあ行けるんじゃないでしょうか。
パラダイムシフト軸の利点はとにかくその対応力の高さなので、可能な限り全体面を見て負けない戦いをしたいというコントロールフリークに片足突っ込んでる人にはおすすめです。