サービス開始から6周年を超え、今なお増え続けているシャドバのカード。
環境で活躍する者、強すぎてナーフされたもの、様々なカードの存在と荒れた環境の中で、使い時のない「クソカード」と呼ばれるカードたちがいる。
ここはクソカード治療所。クソカードの病状を解明しながら、なんとか使い道を考える。そんなページである。
本日の患者を紹介するぞ…どうぞ
秘湯の山脈竜くん。
第24弾カードパック「天象の楽土」にて登場したレジェンドのドラゴン・フォロワー。
早速効果を見ていこう。
- コスト6 タイプ:宴楽
- 突進
- これの攻撃力か体力を能力で+したとき、カードを1枚引く。
- ファンファーレ 竜山温泉1つを出す。
竜山温泉
- カウントダウン 10
- 能力によって破壊されない。
- 自分の場にフォロワーが出るたび、このカウントダウンを1進める。
- 自分のターン終了時、自分のフォロワーすべてを+1/+1する。このカウントダウンが5以下なら、+1/+1ではなく+2/+2する。
- ラストワード 相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに5ダメージ。
なるほどこれは
重症だな。
本体は6コストと少々重いがドラゴンのPPブーストがあれば4-5ターン目に設置が可能で、突進とターン終了時のドローはなかなか優秀だ。
しかし、トークンの
バフをするタイミングとラストワードが問題だ。
盤面を展開してバフをする動きとカウント加速して相手への5点ダメージがうまく噛み合っておらず、両方の恩恵を得るのが難しいのだ。
ではどちらの能力を取るか。
そもそもカウントダウン10と長く見えるが実際には、
亀裂の盗人や
双竜の導き手などの小型フォロワーをプレイしていけば容易にカウントを進められる。そして、バフを受けるために盤面を展開しても+2/+2のバフはせいぜい2回ぐらいしか発動出来きず遅延に不向き。ラストワード狙いだとやはり、疾走フォロワー等で攻めていきたいがバフがターン終了時の為かなり相性が悪い。
結局どっちつかずかと思われてしまうが、バフとラスワを両立できるカードが存在する。
それが、
送迎の走竜・
堅殻のドラゴスネーク、
貫禄のドラゴニュート・ガンベインだ。
走竜とドラゴスネークはターン終了時のバフ後にフォロワーを出して更にカウントを進めるため正に特効薬といっても過言では無いだろう。ガンベインはラストワードで復活する為相手に取らせることで温泉の5点をお見舞いさせる強力な動きが可能だ。
しかし、ここで新たな問題が見つかってしまう。
バフとラスワの両立の為にプレイした走竜等が出すフォロワーはバフが受けられずそもそものスタッツが低く、相手にとって対して脅威にならないのだ。ガンベインは6コストと重く、ついでに置くフォロワーにかなりの制限がかかってしまう。更に復活出来るかは相手依存なのも手痛い。何よりも温泉を爆破するのは8ターン目かそれ以降なので勝負を仕掛けたいのに肝心のフィニッシャー不足になってしまう。
そこでもっと強力なフォロワーを出せるキーワード能力
直接召喚を持った
輪廻の統治者・ゼラエルだ。
ゼラエルの直接召喚はターン終了時に発動するため、上記の走竜等と同じくバフ→召喚→カウント加速が可能になる。
直接召喚が出るターンに
禁牙の執行者・ドラズエルを置いておけば最大9/12の破壊耐性守護とファンファーレ+温泉のラストワードの実質10点AOEで相手の盤面を消しながら、ゼラエルを召喚出来てしまう。盤面だけでも強力だが、ドラズエルが取られてもゼラエル進化で十二分に勝利へと導いてもらえるのでフィニッシャー不足が解決する。
ここまでゼラエルを連呼しているがもう1体の直接召喚を持つ
アルティメットバハムートでも可能どころか2体とも採用して、どちらでも召喚できデッキの柔軟性がより上がるだろう。
ゼラエルを採用するにあたって外せないのが
円環の看守だが、これのコストを下げる条件が「
八獄・フォロワーやスペル・アミュレットをプレイしたとき」である。八獄フォロワーをプレイすれば温泉のカウントを不要に加速してしまうのでそれを防ぐために、PP回復・除去スペル等を多めに採用してテンポよくゼラエル召喚まで狙おう。
このページへのコメント
某診療所に触発されている書き方でとても見やすい
流石だと言いたいが、流石だ
ええ記事やこれは、一週間ぶりに風呂に入りたくなった
画像滅茶苦茶分かりやすくていい記事だ……
ちょっとランクマで♨入ってくるわ