おんJシャドバ部

記憶を失った謎の少年。全裸で意識不明のところをカノンに助けられ、以降ディラク村にてマルク達と共に暮らすこととなる。
マルク曰く剣の筋が良いとのことだが、本人は争いごとよりはアミュレット作りなどの家庭的な仕事を好んでいる模様。
しかしカノンら大切な家族を守れるようにと剣の技術を学び、作中では歴戦の戦士であり師匠であるマルクを模擬戦で倒しているほどの高い実力を見せている。
騎士の力を結晶化した【騎士の欠片】を宿した魔物を倒す事ができ、かつその欠片を取り返す事が出来た唯一の存在。(力を持たない物は倒す事さえ不可能)
序盤ではその欠片を宿した魔物に成すすべ無く破壊されていたディラク村(カノン達が住む場所)を突如現れたシンの力(とエミリアから貰った不思議なアミュレットの力)を借り、なんとか事態を乗り切った。
シンはキリエに言う。「外界の理と呼ばれる存在がミスタルシアの騎士の力を奪いこの世界を滅ぼそうとしている。【騎士の欠片】を集め騎士を復活させ、外界の理を倒せばミスタルシアは救われる…」と。
キリエは自身を【天人】と名乗るシンと、キリエを見捨てては居られないカノンと共にミスタルシアを救う戦いへと身を投じていく…。

神撃のバハムートの主人公である救世の騎士の欠片を体内に宿した少年。
騎士は外界の理に敗れてその力を結晶化され、騎士の欠片として複数に分裂してしまうのだが、シン君がすかさずその一つを回収。
天人の秘法を使って肉体を作り、それに欠片を入れて生まれたのがキリエである。
キリエが過去を思い出せなかったのは、記憶喪失ではなく、元々記憶が無かったため。

最後の騎士の欠片を探す途中、シンはキリエに隠していた事実を告げる。
それは「騎士を復活させたら、キリエは騎士と一体化してこの世から消えてしまう」というものだった。
キリエにとってそれは自分の未来が無いこと、また大切な家族の元へ帰れないことを示されたも同義であり、絶望以外の何物でもなかった。
更に追い打ちをかけるようにキリエの前に最後の欠片を持った魔物が出現。シンが転移魔法でカノンを呼び出したことで一時的に敵を退けるが、不意打ちを喰らいカノンが意識不明の重傷を負ってしまう。
魔物を倒し、騎士の欠片を集めはしたものの、カノンの状態を見て焦るキリエ。
そこに、一筋の光が現れキリエを導く。そこには封印されていた騎士の身体があった。カノンを助けるには外界の理を倒すしかなく、外界の理を倒すには救世の騎士を復活させるしかない。
キリエはカノンを助けるために覚悟を決める。
「お願い、騎士様。カノンを助けて」
キリエは騎士の中へと戻り、騎士が復活。騎士はカノンをエミリアに託し、外界の理へと挑むのであった。

皆の力を集結させ、外界の理に挑む騎士。満身創痍の中最後に繰り出した技は、マルクから教わった剣術、キリエの記憶に基づくものだった。
それを見たシンは、キリエと騎士が一体化していないこと、騎士の中に二人の魂がいる状態であることを告げる。
キリエの自我を確立し、その魂を回収すればキリエは家族に会えるかもしれない。
騎士は自己の中にいるキリエと剣を交え、彼の記憶を思い出させていく。
やがて「僕は救世の騎士じゃない。僕はディラク村のキリエだ！」とキリエの自我を確立させることに成功。
シンがキリエの魂を回収し、天人の秘法によって作った肉体にキリエの魂を入れた。
ちなみに、このときシンが「僕と君（騎士）との間に生まれた命」と言ったことから、ファンから『騎士とシン君の子供』と呼ばれるようになった。


それからしばらくした頃。カノンは今日もキリエを探しに、最初に出会った場所へ赴いていた。
そこに転移の魔法陣が現れる。
そして出てきたのは、相変わらず全裸のキリエだった。

「もう！だからどうしてあなたはすっぽんぽんなの！？ほら、巻き巻きして......！」

「おかえりっ！」

意識不明のキリエを助けた第一人者。
キリエという名前は記憶を失っていた彼に対しカノンが付けた名前。
剣の握り方を知ったばかりのキリエと共に狼の撃退をしており、かなり戦える模様。訓練してるとはいえ、少女が狼を撃退できるとかミスタルシア魔境過ぎだろ
キリエとカノンのやり取りは砂糖のように甘々なのでそういうのが好きなホモは必見。

カノンの住む村、ディラク村のシェラリー一家の一人。
カノンにとっては義兄でありレインにとっては夫。記憶喪失のキリエを家族として受け入れ稽古を付けている。
魔物との戦いで病や怪我が治らない呪いを受けてしまっている。

カノンの実の姉でありマルクの妻。マルクと同じくキリエを家族として受け入れる。アミュレット作りが趣味。
序盤で前述の魔物に襲われ倒れてしまった。
実は子供を身籠っていたが最初の魔物との戦いで子孫を断つ呪いを受け、その影響で体に負荷が掛かり倒れてしまった。呪いを解くには外界の理を倒さなければならず、彼女自身の命にも関わってくる

突然キリエ達の前に現れた謎の少年。
キリエの正体を知っているような素振りをする。