編集者を大事にする誠実なwiki

962: ↓名無し:23/08/07(月) 00:51:29 ID:lg.wh.L6
なんかお題くれ
>>970
 
970: ↓名無し:23/08/07(月) 00:51:57 ID:Cl.mn.L29
バルバロスの下で働く大参謀

1日目

2日目

3日目


231: ↓名無し:23/10/13(金) 23:59:47 ID:6S.yz.L8
 始めのうちは苦労した肉体労働も今では慣れたものだ。心を無心にして作業をこなすと、気付けば夕暮れになっている。このところは他のクルーからの嫌がらせも減った。そのおかげで心もいくらか軽い。多少の疲れは残っているが、万全と言って良い状態だろう。
 決戦の夜はすぐそこまで迫っていた。

 何事もなく夜は訪れ、今は船長室の扉の前に立っている。これまでのように部屋から話し声は全く聞こえない。廊下の静寂と合わさって、妙な緊張感が生み出されている。大丈夫…今日はしっかり対策をしてきた。
 扉の先にいるであろうバルバロスを見据え、ゆっくりと扉を開いた。

「待ってたよ、約束通りだね。」
 どうやら本当にバルバロス一人のようだ。寝具に腰掛けて足を組んでいる。他の船員が寝具の下にいる可能性もあるが…杞憂だろうか。
「心配しなくても今日は二人っきりだよ。朝まで交わろう。」
 またも心の内を読まれた。なんてことないはずなのに、一本取られたかのような敗北感が身を襲う。周囲を露骨に観察しすぎた。見透かされて当然だ。
「こっちに来て、服は脱がなくていいよ。」
 抗う心を忘れてしまうほどの蠱惑的な声。思わず従いたくなるようなカリスマ性がある。これは命令、と言い聞かせながら足を運んだ。
「座って。」
 ポンポン、と寝具を叩きながら告げられた。
 バルバロスの目は薄っすらと細められ、妖しい雰囲気を纏っている。危うく虜になりかけ視線を外す。震える身体を抑えながら命令通り隣に腰掛けた。
「こっち向いて。」
 顎を手で掬い上げられるようにして強制的に顔を向けられる。唇が触れかねないほどの位置にバルバロスがいた。
「ちゃんと目を見なよ。」
 その言葉で泳いだ視線が瞳に吸い込まれる。端正な顔に垂れ気味の目、そして金色の瞳。その全てが美しい。心臓は激しく鼓動し、思考はまとまらない。ただ顎に触れられているだけだと言うのに、身体は蕩けてしまう。
「……ッ!ちょ、ちょっと待って…!」
 振り絞った理性で手を払い除けた。奴隷という立場を忘れて強引な手を取ってしまう。だと言うのにバルバロスはニコニコと笑っている。
 動悸が収まらない。耳が焼けそうなほど熱い。まだ裸にもなっていないのに、秘部にも触れられていないのに…。

615: ↓名無し:23/10/14(土) 23:59:58 ID:hE.ck.L8
「そう怖がるなよ、こっち向いて。」
 息も付かぬ間にバルバロスが迫ってきた。奴の素足が私の太ももに重なって落ち着かない。憎いはずの面相が近くにあるというのに心は安堵を求めている。
「楽しもうぜ。」
 そう囁き、奴の口が私のそれを塞いだ。

「ンッ…ン……」
 脳裏にちゅっ…ちゅっ…と水音が反響している。奴の舌が私の口腔を優しく撫でる度に多幸感が溢れ出してしまう。目を開ければバルバロスが視界を埋め尽くし、かと言って目を閉じれば接吻の快感が脳を支配してしまう。
「ンッ……ッ…気持ちいいかい?」
 なすがまま快楽を流し込まれ、最早口内は性感帯かそれ以上にふやけてしまった。一片の理性も取り払われ、身体はもう出来上がっている。
「脱がしていくね。」
 一つ一つボタンが外され、窮屈だった身体と共に心まで解放されていくかのようだ。これまでは自分の意志で脱衣していたが、他者に委ねながら脱がされていくこの感覚が悪くないようにも思える。
 手際良く脱がされもう残っているのは下着だけ。バルバロスは手を止めこちらをジッと見つめている。言外に「それだけは自分の意志で外しなよ。」と暗に示されているかのようだ。
「あ……ッ……」
 これを脱いでしまえば、本格的にバルバロスの攻めが始まるだろう。だがもう勝てない、勝てるはずがない。扉の前で固めた決意はもう崩れ落ちている。
 なのに手は止まらなかった。フックに手を掛け乳房を露わにし、少し湿った下着をずり下げて足から通した。一糸纏わぬ姿でバルバロスの眼前に立つ。
「綺麗だよ。」
 たった一言。その言葉で幸せが駆け上る。もう理解している。そんなはずはないと何度も打ち消し、可能性からも排除していた思い。その事実にようやく目を向けられた。
 私は、バルバロスのことが好きなんだ。

79: ↓名無し:23/10/16(月) 00:00:03 ID:I3.mr.L8
「おいで。」
 バルバロスは私の心中を察したかのように腕を広げた。聖母の如き光景へ飛び込むことに、もう躊躇はなかった。
「〜〜〜〜ッッ!」
 抱きつき抱き返された瞬間、多幸感が脳で弾ける様を確かに感じ取った。心が洗われていく。忘れたい記憶も嫌な気持ちもここにはない。ただ幸せだけが繰り返される。
 彼女の体温が心地良い。守られているかのような優しい抱擁、恋しい相手がすぐそばにいる事実。その全てが心に染みていく。
「素直になるのって最高だろう?」
 気持ちいい……好き。好き。大好き。
「好き…!好き…!愛してる…!」
 胸の内を素直にさらけ出すことがこんなに気持ちいいだなんて思いもしなかった。もっと伝えたい。もっと近づきたい。この思いを彼女に知ってほしい。

 しかしその思い反して、心は耐えきれなかった。
「好き……ぅ…、っ…好き、なのになんで…」
 気付けば、目からは大粒の涙が溢れていた。鼻の奥は鈍い痛みが走り、喉からは途切れ途切れの声が漏れ出てしまう。
「ぅ…、あっ…止ま、らない…っ…いや…な、んで…」
 必死で堪えても嗚咽は治まらない。零れた涙はバルバロスの衣服に降り掛かっている。それでも彼女は気にする素振りを見せない。
「大丈夫さ、もっと泣こうよ。たくさん泣いて泣いて自由になろう。」
 憎い存在だったのに、奴隷になるよう要求してきたのに、どうしてここまで優しくするのか。武器を向けたのに、副船長との行為を強制したのに、どうして好きになってしまったのだろうか。
 わからない、わからない。心に留めていた思いが涙と一緒に溢れてしまう。

このページへのコメント

どう考えてもなんかお題くれってノリで書く内容じゃないんだよなぁ……

9
Posted by 名無し(ID:v0asZ8+cMA) 2023年10月16日(月) 19:58:04 返信

一度欲求を満たすと弱い刺激では満足出来なくなる。だから弱い刺激をとり続けて満足する。強い刺激を知ることは不幸なことだ。性に関しては俺は凡人のソリューションを選んでいるとも言える。言うならば性の社畜。
──あるじ(Shadowverse元プロ選手)

17
Posted by 名無し(ID:tMA3xP6+cA) 2023年10月16日(月) 18:41:47 返信

ちょっと惜しかったな(猛蹴ナーフ)

3
Posted by 名無し(ID:XV3SjPbjoA) 2023年10月10日(火) 21:06:38 返信

可能性低いけど今の財宝弱体化の為に大参謀ナーフされたらこの話のオチとしては完璧だな
散々使われた挙句ボロ雑巾のように切り捨てられるっていう

13
Posted by 名無し(ID:zjayFyBtVQ) 2023年10月02日(月) 09:46:38 返信

なんだこれ(文才)よぉ(歓喜)

4
Posted by 名無し(ID:bcEgKR/cQw) 2023年09月21日(木) 19:33:21 返信

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