上図は大乱闘スマッシュブラザーズの招待制大会、｢EPI｣本選のトーナメント表。シャドバのダブルエリミの大会知らないし、トーナメント表として分かりやすかったので引用。
中図は優勝者がZackrayに決まった後の本選トーナメント表。画質がジャギジャギなのはお兄さんゆるして〜
下図は便宜上置かせてもらうが、EPIの予選表。シングルエリミネーショントーナメント（通常の勝ち上がりのトーナメント）。左の順位は結果ではなくJPR、日本でのランキング。
概要 
トーナメント（勝ち上がり）の方式の1つ。
通常のトーナメントをシングルエリミネーションと呼び、それと区別する。
端的に説明すると、｢2回負けられるトーナメント｣。1度敗北した人は｢敗者側トーナメント｣に落ち、そこからさらにトーナメントを昇っていく。そして、順位は｢敗者側で負けた場所｣で決まる。
格闘ゲームの大会などでよく使われる方式であり、まあ完成度が高いやり方だと思う。僕はね。
通常のトーナメントをシングルエリミネーションと呼び、それと区別する。
端的に説明すると、｢2回負けられるトーナメント｣。1度敗北した人は｢敗者側トーナメント｣に落ち、そこからさらにトーナメントを昇っていく。そして、順位は｢敗者側で負けた場所｣で決まる。
格闘ゲームの大会などでよく使われる方式であり、まあ完成度が高いやり方だと思う。僕はね。
ダブルエリミのいいとこ
- 選手が活躍するとこが長く見れる。
- スイスドローしかり、総当たり然り、選手の健闘が何回も見れるのはファンには嬉しいことだろう。また、これはBO3、BO5とBO1*1の違いにも言えることだが、何回も試合ができるという事で運の要素をなるたけ減らした実力に忠実な結果を残せるというのもある。
- トーナメント特有の負けたら終わり感もある
- まぁ一応総当りでもスイスドローでも｢ここで負ければリザルト入りを逃す｣という場面はもちろんあるのだが、やはりトーナメントはそういった緊張感がとてもわかりやすい。ウィナーズ、ルーザーズの配信両方にエンターテインメントとしての雰囲気が出る。
- 3位決定戦をする必要が無い
- あまり言及されないが、シングルエリミとの何気に大きな違いである。準決勝が終わり、決勝進出者が決まった後（ないしは優勝者）の、バリバリにヒートアップした中でやる3位決定戦はなんというか……前座というか余韻感が出てしまいがちである。（勿論そんな中でも名勝負は出るのだが）
ダブルエリミの場合だと敗者側決勝の敗者が自然と3位になるので楽だし、シームレスに決勝戦に入れる。まあ正確に言えば敗者側決勝が事実上の3位決定戦なのだが、3位と4位を決めるか、決勝進出者と3位を決めるかのこのニュアンスの違いを感じて欲しい。
ダブルエリミでよく聞く言葉
- 勝者側/敗者側決勝
- ウィナーズファイナル、ルーザーズファイナル。勝者側と敗者側の違いは先述した。というか勝者側敗者側の意味を知っていれば何となく想像がつくとは思うが、勝者側敗者側トーナメントの各決勝のことである。この決勝を勝ち抜いた2人が名誉と自らの魂を賭けた全力全霊の勝負を行う。激アツ。そしてこの2人の戦いは純粋に決勝、グランドファイナルと呼ばれる。
上記の図で言うと勝者側決勝がザクレイvsあばだんご、敗者側決勝が勝者側決勝で負けたあばだんごvsKEN、ということになる。
- リセット
- これが多分ダブルエリミで1番ややこしい所。ダブルエリミは｢2回負けられるトーナメント｣なので、グランドファイナルで勝者側の勝者が敗者側の勝者に1度負けても、まだもう1回負けられる。よってさらにもう1度マッチをやり直す。これをリセット、という。なんでリセットというかは知らん。
あと、主流では無いと思うがリセット無しの大会もあるにはあるらしい。
EPIの場合はザクレイが敗者側のあばだんごをストレートで破ったため、リセットは発生せずそのままザクレイが優勝した。
- ルーザーズラン
- トーナメントの宿命として、強者同士が序盤にぶつかって早期に……あるいはアップセットが起きて敗者側に早々に落ちることはままある。そんな中無敗で敗者側決勝まで登り詰め、執念でリセットまで食らいつき、最後の1戦まで勝ち切るというドラマチックな優勝が起きることもままある。ここまでいかずとも予選などで敗者側でスタートした人がリザルト入りするまで勝ち上がった場合もルーザーズランと呼ばれる。
EPIの場合は4回戦ということもあり、そこまでゴリゴリ昇ってる感は薄いかもしれないが、2回戦でじゃがいも選手に敗れたKEN選手が、3位まで取っているのがルーザーズランに当てはまる……かな？ - アップセット
- ｢大物食い｣のこと。期待の新人や、ランキングで大きく下回る選手が格上の選手を倒すことをアップセットという。EPI本選では特にそう言ったことは起きなかったが、予選ではJPR66位の真央さんが11位のT選手を倒したり、96位のキシル選手が17位のうめき選手を倒すなど様々な名勝負が見られた。
総括
よくわかんねぇって人がいたらコメント下さい。追記するので。
このページへのコメント
リセットの部分、「もう一回負けられる」だと二回負けてもまだチャンスがあるみたいにも読めるから、「もう一回負けるまでは敗北が確定しない」みたいにしたらどうかな？
新カードかと思いました(池沼)