このお話はフィクションです
そして時系列を完全に無視しています
タケ、イツ、災は大蜘蛛前、アン、ミズ、スーは異変解決後の想定です
数年前に書いたルナとエンネアと+αのスクラップ＆ビルディング奮闘記のリメイク？です
あっちは四苦八苦する物語ですが今回はその部分はサクっと終わらせてどちらかというとデッキ構築における理論的な話をしていきます
この理論は完全に主観によるものなので、変な奴が変なこといってらあくらいに捕えてください
#N/A
そして時系列を完全に無視しています
タケ、イツ、災は大蜘蛛前、アン、ミズ、スーは異変解決後の想定です
数年前に書いたルナとエンネアと+αのスクラップ＆ビルディング奮闘記のリメイク？です
あっちは四苦八苦する物語ですが今回はその部分はサクっと終わらせてどちらかというとデッキ構築における理論的な話をしていきます
この理論は完全に主観によるものなので、変な奴が変なこといってらあくらいに捕えてください
プロローグ タケツミの部屋にて
イツルギーいるかー？
タケツミさん！おかりえなさいですー！
相変わらずうるせえなあ…イツルギ、次の宴が決まったぞ！
本当ですか！わふー！
次の宴ではな、面白い催しがあるんだ。お前、シャドウバースはできるよな？
はい！グランドマスター3までやってます！
ああ面白いゲームだよな！それを使った大会を開くんだ！名付けて「楽しければなんでもいいじゃねえかファンデッキ大会！」
「ファンデッキ大会？」
ああ！ランクマという過酷溢れる世界を忘れて楽しいプレイだけできる、ワイワイ楽しむ大会だ！みんなわけのわからんコンボや謎のカードを使って楽しむぞ！」
タケツミさん、僕ランクマしかやったことないです…」
なにそうなのか？
デッキ作ったこともないですし…みんなから教えてもらったものしか使ったことありませんし」
なにぃ〜しょうがねえなあ！分かった、俺が一肌脱いでファンデッキ構築論を教えてやる！
わふー！タケツミさんから教わるの楽しみですー！
そうと決まれば作成…といいたいところだが…
大前提の話
お前どういうデッキ使いたいんだ？
え？
まずそこからなんだよな。ファンデッキっていうのは明確な定義が人によって分かれるほどに曖昧だ。ならそこにあるのは自分らしさ、自分のやりたい事しかねえ
やりたいこと…
好きなカードを活躍させたい、周りを驚かせたい、わけのわからんコンボをしたい…理由はどうあれそこにはファン…楽しみがあるはずだ
タケツミさん！わかりません！
最初はまずそれだ！ずばりイツルギ、お前は何がしたいのかまずはそれを探すことだ！
はい！
これに関しては俺にもどうにもできねえ！イツルギ、まずはてめえのやりたいことを探してこい！
わかりました！わふー！
やりたい事の模索
やりたい事…やりたい事…
イツルギさん！
あ、アンサージュさん！おはようございまーす！
おはようございます、何か考え事をしていらしたように見えましたけど
実はですね〜カクカクシカジカ
なるほど、やりたい事ですか
そうなんです、それがわからないです
単純に考えればイツルギさんのご自由にされればいいんでしょうけど…なにかなさりたいことはないんですか？
周りを驚かせたいです！でも…
でも?
それだけじゃタケツミさんのいうような好きなカードを活躍させたいとかに合わないような気がして…
いいんじゃない…でしょうか。イツルギさんの周りを驚かせたいという気持ち、それを大事にすればどうしてもって必要はないと思いますよ
うーん…
どうしてもっていうのでしたら、宴楽タイプのカードを活かすデッキにしてみたらいいんじゃないでしょうか？イツルギさん、アメツチは好きですよね？
大好きですー！
あまり深く考える必要はないと思いますよ。もし違うなって思ったらもう一回作り直せばいいんですから
大切なのは挑戦する気持ちだと思いますよ
ありがとうございますー！わふー
スーロンとミズチの「デッキ構築論」（このページの主題）
宴楽の面白いカード…
あらイツルギさん。こんにちは
ミズチさん！スーロンさん！こんにちは！
犬ッコロではないか、何を考えこんでおる、普段は呼んでもないのに勝手に来る癖に
えーと実は…カクカウシカジカ
小さいことで悩んでおるな
スーロン、もうイツルギさんにとっては小さいことじゃないんですよ
犬ッコロ、妾からはファンデッキを組むうえで常に考えておきたいことを経験上から教えてやる。心して聞くがよい
ほかのカードでいい にならないこと
もっとも重要にして大切なこと、それは「ほかのカードでいい」にならないことじゃ。
例えば無理に弱いカードを使おうとしたところで他人からは「ほかのカードでいい」と思われるじゃろう。自分で使ってさえそう思うはずじゃ
これはどうしてもそのカードを使いたいと言う時であれば強要しないが、しかしそれでも意識はせねばならん。
つまりどうあっても救えないカードというのが存在するのは事実なのじゃ。そういったカードはそもそも最初の選択肢に入れるべきではない。もちろん無理に使うのも勝手じゃし止めはしないが事実は捻じ曲げてはならんのじゃ
そんな極端な…
例えばこのカードを見てみろ
はっきりいってこのカードを使う価値はない。それは強い弱いではなく「ほかのカードでいい」の要素が強すぎるからじゃ
毎ターン終了時にフェアリーを手札に加える、能力だけみたら別にそこまで使えないほどではないのでは？
脳力だけみればの。だがこのカードには似た効果を持った競合カードが存在する。フェアリーをターン終了時に回収したいなら、大量に回収したいならほかの選択肢があるなかで、あえてこのカードを選ぶには疑問が残る。
このカードが他のカードでよくならないデッキを作ればいいんじゃないですか？例えばこのカードは永続的に能力を発動しますし、デッキスペースを取りませんし
ここからは論理的にこのカードを否定するがの。
永続的に能力が発動する点、この点に関してはこのカードの魅力じゃ。だがこのカードで永続的に回収できるとして一体何ターン目になったら元が取れるのじゃ。もちろんデッドリーエルフに30枚融合するので33ターン目までゲームをしたいというなら知らんが
普通に考えてどんなに長くても15ターン目くらいには終わるじゃろうこのゲームは。その場合このカードで回収できるフェアリーは10枚程度じゃ
10枚程度、わざわざこのカードで10ターンもかけて回収するほどでもない。5枚程度なら現実的に回収できるかもしれんがの。しかし「それしか回収しないなら」それこそ「ほかのカードでいい」のじゃ。
なるほど
コストの重さ、とりまわりの悪さ、最速起動前提、設置隙の重さ、そもそも5枚なら悪戯な妖精をバウンスして設置しなおせば同じ3コスの分割で回収できること等。たくさんの理由から「ほかのカードでいい」という理由をぬぐうことはできない。それこそ33ターン目までゲームをするような…もはや何かの検証かと思うかのデッキじゃ
もちろん「好きで使いたい」というなら否定はせん。「それでもこのカードを意地でも使いたい」なら使えばよい。弱いカードの愛好家もおるからの。だが特に深い思い入れもないならこういった、いうならばユニークさのないほかのカードでいいカードは最初に選ぶべきではない。自分も相手も「これじゃなくていい」という感情を抱のは間違いないからの。
デッキの強さは関係ない
次にデッキ強さは関係ないということじゃ。
関係ないんですか！
まあ厳密にいえば求めるなら違うがの。基本的にコンセプトに沿って組むことを目的としているなら強さよりそのコンセプトを完遂することを選ぶべきじゃ。結果として強くなったりすることはあるじゃろうがの。
極論をいうが「勝ちたいならTier1以外に価値はない」のじゃ（語弊承知）
楽しみたいなら強さを求めすぎないことじゃ
完成度の話
勘違いしてほしくないのは「強さ」と「完成度」は違うということじゃ。
完成度ですか
まあ…なんで入っているんだろうとか、入れない方がいいだろうとは思うでしょうね
同じ事じゃ。ガチデッキであれば完成されたレシピがあるから不純物が分かりやすいだけで、同じ疑問、状態はファンデッキにも存在する。いかにファンデッキといえど、不純物、コンセプトに沿わないカードがあるのは「完成度が低い」のじゃ
「強い、弱い」という概念と「完成度が高い、低い」という概念は全く違う方向性にある。いかな理由であろうと「クオリティが低い」デッキはまだまだ改良していく必要があるのじゃ
目的は達成せよ
クオリティが低いという話と少しつながる部分もあるんじゃがの「目的が達成できなければそれはデッキではなく紙束」なのじゃ
また強い言葉を使って…
勝ちたいなら勝ちに、驚かせたいなら驚かせるなりに、トンデモコンボを狙うなら狙うなりに、楽しみたいなら楽しみたいなりに、負けたいなら負けたいなりにそのデッキが狙うべき「目標」があるはずじゃ
それを達成できないデッキにははっきり言って価値など微塵もない。まだデッキとは呼べない状態じゃ
目的…やりたい事…
ガチデッキと比較してどうしても「強さ」という話にもっていくと弱くありがちなファンデッキは毎回目標を達成するのは難しいかもしれん。だがそれでも1％でもその目標に達成に近づける努力はするべきじゃ。
厳しいことをいうようじゃが、目標を一切達成できないようなら紙束じゃ。達成率がその「目標、自分のやりたい事」にたいしてあまりにも少ないならば「クオリティの低さ」「デッキコンセプトの見直し」などをする必要があるかもしれぬな。
カードのユニークさ
結構難しいです…奥深いんですねファンデッキって
ファンデッキの、というよりはデッキ構築の基本じゃの。これに関しては何度も作り、改造し、意見を聞いてを繰り返していくしかない。地道な作業じゃ
じゃあイツルギさん、私からもちょっとしたアドバイスをしましょう。カードのユニークさについてです
#N/A
「ほかのカードでいい」こうならないためにもっとも簡単なことは「唯一無二の効果を持つカードを選ぶ」ことです。こうすれば絶対に○○でいいよね、といわれることはありません。
分かりやすいところで言うと外界の理なんかがそうですね。強い弱いでいうとはっきりいってとんでもなく弱いですがやれることは唯一無二なので他のカードでいい、ということにはなりません
あー確かにそうですねー！
逆にいうと単純な除去能力、盤面展開、共通トークンの回収、リソースの確保などは非常に選択肢が豊富です。わざわざ「それ」でないとできないことは非常に薄いでしょう。ただし「尖っている」場合は別です。
例えば神秘の獲得書いてあることはただのリソース補給ですが引ける枚数に上限がありません。山札を大量に墓地に叩き落とす手段として用いることができます。デッキ枚数を一気に減らすカードとしても運用できます。これほどまでに「尖っている」ならば十分に運用できるでしょう。
つまり「唯一無二」「尖っているカード」は使い道を考察できる、ということでしょうか。
そうなります。ではここで例題です。以下のカードのうち唯一無二性を見いだせるのはどれでしょうか
難しいです…環境採用率を考えると天使の恩寵ですか？
人によって意見は違うと思いますが…私は「魔胴の番人」を選びます
わふ！？
「強さ」というベクトルと「完成度」というベクトルは違う…という話は先ほどスーロンがしましたが、同じように「強さ」と「ユニークさ」は違うのです。
天使の恩寵は強力ですが、やっていることはドローと回復です。たしかにその内容は強いかもしれませんが、主軸になるユニークな効果とは言えません。仮になかったとしても、ファンデッキであれば別のカードを入れれば事足りるでしょう。
尽忠の看守もほぼ同様です。結晶は面白いですが、やはりこれを主軸にするほどのコンセプトではない。本体も進化2面というここからデッキを作ろうというには少し難しい効果です。
でも魔胴の番人もフォロワーを3体破壊するだけの効果です…代替が聞きそうなきがします」
ええもし「相手のフォロワーを3体破壊したい」ならとてもユニークな効果とはいえませんね。それこそ恩寵看守以上にユニークさに欠けます。
ですが「自分のフォロワーを3体破壊する」なら。このカードは途端にユニークな効果を持ったカードとなります。なにかの火をつけるコンボパーツ足りえるでしょう
…
あまり納得できていらっしゃらない様子。まあ私も今すぐじゃあ何ができるといわれたら何も思いつきませんし、コンボするにはコストが高すぎるし使いにくいだろうなとは思います。
しかしユニークさというのはこういったところからも生まれるのです。常識という枠を外れたところに、思いがけない答えが眠っていることがあります。この例はあまりにも極端すぎますけどね。
まとめ
どうじゃ犬っころ、少しはファンデッキについてわかったか？
ちょっとだけ分かったような気がします！
ならよかったですけど…なんか難しいいちゃもんしか言ってないようにも聞こえましたが大丈夫でしたか？
結局のところ当人の満足が一番じゃ。当人がどんなに意味のわからないデッキをつかっていても満足していれば他人が口出ししても面白くなかろう。
あなたはあなたのデッキを作ればいいんですよ。私たちがいったことなんて気にせず、自由につくっても誰も咎めませんから
わかりました！わふー！
デッキ構築編
おうイツルギィ！どうだファンデッキに使いたいカード決まったか？
タケツミさん！こんにちわー！
おやおや、イツルギ様。お待ちしておりましたよ
げ、災の字なんでここに
僕が呼んだんですー！デッキ作るなら頼れる人は多い方がいいですから！
とのことです。大人が子供を導くのは当然のことですからね。
わかったわかった、お前の偉そうな話は聞きたくねえ。イツルギ、最初の話だが何をメインに据えることにした？
はい、このカードです
警策の翼人ですか…宴楽カードの中でもこれは面白い。カードが消滅するたびに自身の攻撃力を上げるカード…となればイツルギ様、このカードでのOTKを狙うのですか？
それが理想です！そのためにちょっとしたコンボというか相性のいいカードも考えてきました！わふ！
ほう、確かにジュエルシュラインなら1コストで1枚ドローしつつ1枚消滅することができるな。
翼人と8枚のジュエルシュラインで10PPで9点だせます！
…
…
あれ、どうしました
いやまてイツルギ、それでどうやってOTKをする？それほどのコストを使いながら9点は流石にコンボとして弱い
仮に翼人を2体、シュラインが6枚の10PPだとして…出せる打点は14点、やはり足りませんねえ
しかも手札要求値も死ぬほど高いしな…とても現実的な案とは思えねえ
そんなあ…
落ち込むなイツルギ、発想自体はよかったぞ。だが冷静になって考えてみるとシュラインが1コス1点ではエンジェルスナイプでいい、2点からは強いカードになってくるが増やす手間があまりにも大きすぎる
ええ、ジュエルシュラインにもいいところはあります。それはボードのスペースを取らないことです。3枚の翼人を並べることができます。6枚消滅させればOTKですが…やはり現実的には思えませんね
それじゃあ警策の翼人は無理ということですか…？
そんなこたあねえ！確かに「ジュエルシュライン」は難しいかもしれねえ！だったら！別の手段を考えればいいだけじゃあねえか！
とりあえずまずは「シャドウバースポータル」で「消滅」でキーワード検索するぞ！
カードプールの把握はデッキ構築の基本ですからね
どうだイツルギ、いいカードあったか？
いいのがありました！タケツミさん、災籐さん、見てください！
このカードは攻撃力の増加をしながら、自分を消滅させることができます！攻撃力を実質3上げることが可能です！
なるほど、これはいい。警策の翼人が持つ攻撃力増加能力をもっとも活かしやすい一枚といえるでしょう。トークンプールのカードですがよくお見つけになりましたね。
このカードを使えば攻撃力の上昇量は間違いねえぜ
でもこのカードだけでは攻撃力3アップにしかなりません…もっと上昇させる方法を考えないと
分かっているだろうタケツミ。あのカードだ
いいかイツルギ！災の字が「カードプールの把握はデッキ構築の基本」そういってたろ！頭ん中にカードプールがありゃあこういうとき、どういうモンがありゃいいのか検索できるんだよ！
手前が見つけた起動二輪車、1枚で足りねえんなら…増やしちまえばいいじゃねえか！
わふー！？なんですかこの変なカードは！
これで起動二輪車を4枚に増やせば出せる打点は（2+1）×4＝12が加算されて13点だ！しかも崇拝の実現を使うターンと警策の翼人を使うターンを分ければOTKも夢じゃないぜ！
それじゃあ、あとの7点をだせればいいんですね！仮に5ターン目に崇拝の実現、6ターン目に警策を使うとして…残りの4PPで7点…できるでしょうか
ふふ…実は前職の都合で環境デッキ考察一級士を取得しておりまして…そのときに見つけているのですよ、4、いえたった3コストで7点をだすコンボを
このカードたちを使えば最速6ターン目にOTKすることができますね！
その通りですイツルギ様。ただし…そのためには結晶カウントを5にしなければなりません。
結晶カードをデッキに多く積む必要がある、そういうことですね！
ええ、その通りです
細かいところだが結晶カードによってあらかじめ盤面を埋めておくことで起動二輪車で盤面が埋まる危険性を回避できるぜ。カウントアミュか堕天などを別途必要とせず自然に採用できるのはいいな。
ただ逆にいうと結晶カードで盤面が埋まってしまうと起動二輪車を4枚置くスペースがなくなってしまいます。こればっかりはご自身で管理するしかありませんね。
具体的にデッキ構築
とりあえずどのカードが必要でしょうか
今回はやることが単純だからさほど難しく考えず、メインコンボパーツ→結晶カード→余ったら相性のいいカード くらいの気持ちでいいとおもうぜ
ではまずメインパーツから
楽園への来訪はサーチカードとして今回採用していますが…最終的には枚数調整、もしくは抜ける枠になるでしょうね。これは「あくまで」私の結晶デッキの知識ですが…ドローを多く回すことができるので、1枚だけあればいい警策をサーチする必要はないように思います。
とはいえ今の段階ではメインカードのサーチ札、とりあえず突っ込んでおくに越したことはねえ。
そうなんですか？最終的に抜けてしまうことが分かってしまうなら別に今から抜いておいても一緒じゃないですか？
先に可能性を消しちまうのとあとから消すんじゃ天地の差があるんだよ。あとから考えなおした時に見落とす可能性も排除できないしな。まあ今は難しく考えずそういうものだとでも思っておけば時期に体が覚えるようになる。
では次は結晶カードと参りましょうか
イツルギ、結晶カードの採用基準としてはどういうのがあげられる？
えーと…とりあえずドローできるカードでしょうか
正解だがそこに至るプロセスが欲しいな。もっともこんなことは毎回毎回考えずにもいいんだが…今回は念入りに解説しておくぜ
今回のデッキの結晶に求められているものは「回数」だ。それがジェムストーン・ウィンギーの効果の発動条件だからな。つまり「回数」、質よりも量が求められるってわけだ。
そうなるとまず脱落するのは「フォロワーを出すタイプの結晶」だ。こっちは量ではなく質を意識している。それゆえにカウントダウンが遅かったりコストが重かったりする。これは少し今回の趣旨とはずれるな。
調整できるレベルのリスクですが、フォロワーが勝手に出てしまう都合上起動二輪車を奪ってしまうことはあるでしょうね。
回数を求めるとならば必然「大量に手札を消費する」。そりゃそうなんだが、手札を消費しないと結晶はおけないからな。ターン開始時のドローが1枚なのに複数のカードを消費すればみるみる手札は消えていく。
であれば「手札を欠かすことなく結晶カウントを稼げる」カードでなければすぐにガス欠を起こすだろうな。だからこそ必要なのは「ドローやサーチができる結晶だ」
ちょっと理解が追い付かないですー
今俺が言ったことは通常であれば当然のように通り過ぎる思考だ。それをあえて言葉にしたらこれだけ冗長になっただけで意識する必要はねえ。ただ一応、こういうプロセスを踏んでいるということを理解してもらう必要があった。
少々分量が多すぎましたね、タケツミ
ではドローの他にはどうでしょうか
はい！除去だと思います！
へぇーその心は？
結晶カウントを進めるということはその間無防備ですから…除去できる結晶があるといいなと思いました
やればできるじゃねえかイツルギ！いうこと殆どドローと同じだから割愛するが…この除去を疎かにすると簡単に体力がなくなるリスクがある。ゆえにここも欲しい部分だな
ではとりあえずそういったカードをいれていきましょう！
では私から一つだけアドバイス。今回のデッキの都合上、カウントダウンが短いものと結晶コストが低いものを選ぶとよいでしょう。カウントが長いと場に残ってしまいますし、コストが高いと5回の達成が遠のきますからね
まあとりあえずこんなものでしょうか
悪くないな。ピックアップするのはこんなもんでいいと思うぜ。じゃあ次の段階、相性のいいカードだな
それならもともと考えていたカードがありますー！
一コストで場のカードを2枚消滅できるカードです！ウィンギーと相手の守護を消滅させれば、ウィンギー分の打点が減りますがその分警策の打点が上がるのでOTKできます！さらにもともと3コス使っていたところにちょうどはまる1コストです！スカルフェインは単純に結晶ギミックとの愛用もいいです！
いいじゃあねえか！よしじゃあ信仰の一撃も組み込んで、こっからカードを40枚に減らしていくぞ！
とりあえず来訪はいらねえんじゃねえか？
どちらにしてもドローが多く回りそうな構築ですからねえ。もっともそういうことは回してから判明することも多いですが…今回は私の経験上そう言えると思います。引けないようでしたら後からデッキ構築を見直しましょう。
…
どうしました、タケツミさん
この2枚…はっきりいってどっちが正しいのかわからねえ。
どちらもやれることは除去とドロー。そのタイミングが少々違うだけでその内容はほぼ変わらない、このデッキにおいては「相互互換」と呼ばれる存在になるでしょうね。
どっちをとっても裏目はあるし、どっちをとっても正解と言える気がする。俺の個人的な話をするならば即座に除去が撃てるアストルフォのほうが好みだが…ラグがあるからこそ強いという話も、ドローが早い代行者がいいという話もある。
一概にここは判断できませんねえ…とりあえずアストルフォにして回してみましょうか。イツルギ様、もし気になるようでしたらどちらも試してみてください
はいー
ほおーなんでだ？
いいんじゃねえか？ワイルドリザードは多少使いにくさもあるカードだからな。いいチョイスだと思うぜ
私も1枠はそちらでよろしいかと。
ではこれで完成です！わふー！
きまらないですー
どうして決まらないと思う？
必要なパーツが揃わないです！それと回していて欠点に気が付きました
欠点とは？
遅いターンになってくると結晶ではなく本体でしかカードを使えなくなってしまうのでスカルフェインのアクセラレートが使用できなくなったり、フォロワーを出さざるを得なくなって起動二輪車が消えてしまいました！
なるほど
あとどうしても防御力が弱いです…仕方のないことかもしれないですけど…
まあ欠点ってのは何とかして直すもんだ！よしじゃあカードリストを見直して欠点を埋めれるカードを探すぞ！
あ、うまくいきました！
いいんじゃねえかあ？あとは好きなように微調整をするかどうかってところだな。まあそれに関してはイツルギィ、手前で回してみてすきにやってみろ
はい、タケツミさん！
それでいいタケツミ、それでこそ大人というものだ
エピローグ ネタデッキ大会にて
わふー！すごいコンボですー！
だからよ、俺様のコンボは最強ってわけだ
アメツチの人達からは面白いコンボの匂いがしますー！
オイオイ、よく知ってるじゃぁねえか
さあ坊主、踊れよ
楽しませろって言ってんだよ！
僕のターン！きた！ギルネリーゼのカード！
このターン、あなたに勝ちます！
オイオイ、俺様の体力20が見えねえってのかよ
これによって翼人の攻撃力は+8！さらに魔導二輪車4枚の消滅によりさらに+4！これで攻撃力は13です！
お、おい何だ！
さらに冠絶の飢餓・ギルネリーゼ、ジェムストーンウィンギーをプレイ！ウィンギーの効果で二体のフォロワーは疾走を持ち、さらにギルネリーゼを進化！自身の攻撃力を2あげる！これにより打点の合計は13+6+1＝20点！
何をしやがった！
これでジャストキルです！
ガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ
対戦、ありがとうございました！
オイオイ、よくできてるデッキじゃあねえか
そちらこそそんなコンボ思いつきもしなかったです！
目がいいんだよ、目がなぁ！
どうだあイツルギ！楽しんでるか？
はい、タケツミさん！僕とっても楽しいです！ファンデッキって面白いですね！
ああ！なにも勝つことだけがカードゲームの醍醐味ってわけじゃねえ！自分の好きなことをやるのだってカードゲームの楽しみ方だ！
どっちがいいとか優れてるとかよお、無粋はよせよせ、宴としようやぁ！
はい、タケツミさん！わふー！
このページへのコメント
クロスオーバーでイツルギにマグナセイバー乗せるみたいなもんだろ？
ちなみに楽しかった
マジで参考になった
あと、言われたことを素直に吸収できるイツルギがかわいい
ウッドくんアメツチ楽しんでるな
アメツチメンバーが和気藹々としてて涙がで、出ますよ
イツルギくんが正気を保ったままグラマス3まで行っててブルッちまったよ