入学2日目にして無断欠席をした
アリシアの謎を追っていたところ、「アリシアは昨日付で自主退学した」と言うヴァイスが現れ、そして「学園長コルネリウスからベルディリアに依頼がある」と告げられる。
コルネリウスからの、依頼という名の命令に拒否権がないと感じたベルディリアは、ヴァイスを訝りつつも依頼を引き受ける。
その依頼とは、「『学園』きっての問題児2人を教室に集め授業をし、彼らに認定試験を突破させること」であった。
1人は、不可視の魔法で教師を1対1で打ち負かした、『無謬の偶像』と呼ばれる生徒派のリーダー、
ライル。
もう1人は、入学以降全ての授業を欠席し、『御伽の姫』と噂話で語られる異端児、
アマリリス。
ベルディリアは早速、2人の問題児と、不可解な退学をしたアリシアの行方を捜しに行くのだった。
西棟に向かう
問題児の1人であるライルを見つけ、教室への勧誘を持ちかけるベルディリア。
ライルはその転入に対し無理難題な条件を取り付けて突っぱねる。
勝利に対して凄まじい拘りを見せるライルにベルディリアは、彼の転入を賭けての勝負を提案する。
ライルもこれを承諾し、決闘が始まる・・・かと思いきや、ベルディリアはライルの情報を探るため勝負を後日に回す。
その後、ライルと学園長コルネリウスが親子だと突き止めたり、ライルの魔法が本当に見えないのか探りを入れて、ついにライルと対面。
彼の語気の荒い本性を暴き、次に会う時に決着をつけると決める。
噂話を聞く
噂話に詳しい生徒から聞いた噂を頼りに、この世のものでない、「もう1つの図書室」にたどり着くベルディリア。そこには、禍々しい魔力を放つ少女、アマリリスがいた。
ベルディリアに、「騎士様」であるかどうか問うアマリリス。突然現れた巨大な竜。訳のわからないまま竜に攻撃され、もう1つの図書室から追い出されたベルディリアは、アマリリスが口にした、生徒会長リリウムに話を聞きに行く。
リリウムと会話し、彼女とアマリリスが幼馴染であると知ったベルディリアは、リリウムから渡された絵本をヒントに、再びアマリリスのもとへ向かう。無事、アマリリスの「騎士様」として教室に勧誘することに成功したベルディリア。
しかし、外へ連れ出そうとした瞬間にアマリリスの体調が悪化。それと同時に何故かベルディリアも苦しみ始める。アマリリスは諦めたように自らを「呪われたお姫様」と称し、ついていく事はできないと断った。
またしても追い出されてしまったベルディリアは、リリウムに改めて会いに行き、彼女の創造魔法が、あの図書室を作っていることと、そこに閉じ込められているアマリリスを救うヒントを自分に与えたことの矛盾を指摘する。それに対しリリウムは、「アマリリスの呪いが『感覚を共有するもの』であること閃いた」、「騎士様がお姫様を救うことこそが『ハッピーエンド』に必要であること」を伝える。
アマリリスを理解するためには、リリウムを理解する必要がある。そう悟ったベルディリアは、次の行動を思索し始める。
アリシアについて探る
不自然な退学をしたアリシアについて、他の教師に尋ねるベルディリア。教師は「初日に彼女と特に仲の良かった
カステルに話を聞いてみては」と提案する。
カステルという名前を聞き、ベルディリアはひどく動揺する。
一方、カステルもまた、学園に来て初めての友達であるアリシアを捜していた。アリシアのいるはずであるクラスに行き、アリシアについて先輩の生徒に尋ねるカステル。生徒は「今日来るはずだったが来ていないとベルディリア先生が言っていた」と答える。
ベルディリアという名前を聞き、驚くカステル。そこにベルディリアが偶然来て、姉妹である二人は再会を果たす。
学園に来たカステルに、「誰の手引きでどうやって来た」のか強く問い詰めるベルディリア。カステル曰く、「『学園』の人が森に来て、連れて来てもらった」という。
学園に実質的に妹を人質に取られている状況にベルディリアは憤っていると、カステルから、「お姉ちゃんが
持って行っちゃった巡りの神樹」について聞かれる。その話は思い出したくない、と語気を強めて言うベルディリア。
その後はお互いの調子やアリシアについて話し、今度一緒に食事をすることを約束し、お互いの授業と仕事にに戻っていく。
このページへのコメント
今まで丸眼鏡付けてるように見えてたけど無いんすね
付けて欲しかった
技がカッコいい
「神の力を使えるだけの寿命」って言ってたから、あんなことしなくても死ぬまで神の力を使えるわけではなかったんじゃないかな。エルフだし普通の人間並みにはまだ生きれそう
寿命を使い果たした感じだったけどあの場でまだ生きてたのは端数みたいな感じなのかな
前回の時点でどうやって事態収拾するのかなって思ってたけど自分の器空っぽにして横取りは流石に思いつかなかったな〜 これ以降の話で時飛ばしチートを使えない理由付けにもなるしライターの人の発想がすごい