──運命の時。粛清の刻。
彷徨える心に、救いを与え賜え。
愚かなる我らに、罰を与え賜え。
御身が意志に従い、我らは彼方へ飛び立つ。
いずれ来たる、再生の日まで──。
アシュレイとの出会い
────アシュレイ────。
うん!
キレイな名前!
あははっ!
体はそんなにドロドロなのにね!
崖から転がり落ちたアシュレイの目の前に現れる。かわいいね。
その後2人仲良く狼に襲われるが、アシュレイに《ゲルプ》を注いで強化し撃退。
アシュレイと共に森を出る。
その頃、村はクラトス一行に襲撃されていた。
村に駆けつけたアシュレイとエレナは、クラトスに捕まっているリディアを発見する。
クラトスは「隔絶の調べ」でリディアをどこかに飛ばしたところで、激高したアシュレイがクラトスに襲い掛かる。
アシュレイを圧倒するクラトス。エレナが彼の視界に入る。
「……ああ、なるほど。君もそうなのか?
参ったね。まさか2人もいたなんて」
その後、クラトス一行は本国の都合で帰還してしまう。
村に転がる死体をあらかた埋め終えた後、アシュレイは使命を果たすため旅に出ることを決意する。
エレナも、アシュレイにどこまでもついていくことを決めるのだった。
ポリュー村
旅を続けるアシュレイとエレナは、森の中にあるというポリュー村を探していた。
一向に村が見つからず戸惑うアシュレイに、エレナは汚ー染村の祭具を手に取るよう提案する。
アシュレイとエレナが手を重ね祭具を握ると、何かが起こりアシュレイ達は村に辿り着くことが出来た。
村に飛び込んだエレナは第一村人を発見し、体をつつきまわす。
あははははははっ!
ブヨブヨ〜!
ほれほれ〜。
ブヨンブヨン〜♪
こんなことをしていたので覇王軍(クラトスの軍勢)ではないかと怪しまれる。かわいいね。
結局誤解は解けたのだが、ポリュー村も覇王軍に見つかり襲撃にあってしまう。
次々と積みあがる屍の山に、怒りに震えるアシュレイ。
「アシュレイなら、きっと変えられるよ!」
アシュレイに《ゲルプ》を注ぐエレナ。
アシュレイは圧倒的な力で覇王軍を撃退するのであった。
危機が去ったことを祝い、盛大な宴を催すポリュー村の人々。
エレナはその中に混じっておいしい食べ物をたくさん食べていた。かわいいね。
一方、アシュレイはエレナが《ルベスヴェナル》を為すための『器』であることを村長から伝えられるのであった。
南の砦
ポリュー村からは同行するものも増え賑やかな旅となる。
道中、覇王軍の気配なく進めることに訝しみつつ、一行は覇王軍に抵抗するための砦に辿り着いた。
しかし砦は既に覇王軍の手に落ちており、一行は包囲されてしまう。
ポリュー村のものたちが囮となり、エレナとアシュレイは砦の中に進む。
だが、それは覇王軍の幹部ドラグラムの罠であった。
「守りたいもの」のために戦うと、ドラグラムに立ち向かうアシュレイ。
エレナは《ゲルプ》を注ぎ、アシュレイを強化。
アシュレイの斬撃は、ドラグラムの防御を打ち破るほどになった。
「ッ……。
わが守りを破るほどの斬撃……
いや、事象そのものを削り取り、消し去るかのように……!
そうか……これが──!
《粛清》の力か……ッ!!」
それでも、ドラグラムは強かった。
アシュレイはドラグラムの攻撃を受け倒れてしまう。
諦めずに《ゲルプ》を注ぐエレナ。
しかし、アシュレイの体は徐々に崩れ落ちていくのであった。
アシュレイは「代償」で斃れると告げるドラグラム。
「アシュレイだけだった。
アシュレイがきてくれた。
アシュレイが手を握ってくれた。
アシュレイが笑ってくれた。
アシュレイが約束してくれた
そう……そうだよ。
きっと、アシュレイは──!」
エレナの叫びを都合の良い望みと切り捨てるドラグラム。
それでも──
「この世界は、アシュレイが変える。
アシュレイは選ばれたんだ。
届かないものなんてない。
だって、それが──。
──私とアシュレイの運命だもん!」
エレナの思いに応えるようにアシュレイはもう一度立ち上がる。
《ゲルプ》の力で渾身の一撃必殺を叩き込み、ドラグラムを打ち破るのだった。
その後、ポリュー村のものたちが駆けつけ、
「落ち着け、死ぬような怪我じゃない。
とはいえ、自然再生が追い付いてないな……。
手持ちの薬が足りるといいが」
といってアシュレイのために薬を取りに行こうとしたところ、
謎の攻撃を受けアシュレイごとまとめて始末されてしまう。
サンタテレサとの戦い
「息絶えていますよ。核を貫きましたから」
意味不明なことを言い、エレナを冷たくあしらうサンタテレサ。
アシュレイの死を否定するエレナは、アシュレイの亡骸に《ゲルプ》を注ぐ。
すると、アシュレイは生き返った。
「瞳を曇らせた妄信ほど、度し難いものはありませんね」
サンタテレサの攻撃により、徐々にアシュレイの真の姿が顕れていく。
それは異形だった。
エレナのこれまでの冒険は「大切な人と世界を救う…という幻想」だった。
そして、さらにサンタテレサはこう告げた。
「貴方は選ばれたのですよ。
この世界を粛清するための、ネルヴァの『器』に。
救いではなく、滅びを与える使者として」
困惑するエレナ。とっさにアシュレイに助けを求めるが…
アシュレイだったモノはただ呻き声を上げるだけ。
「……おぞましいでしょう?
侵された貴方には、自分を迎えに来てくれた素敵な王子様に見えていたかもしれません。
おそらくソレ自身も、そう思い込んでいたのでしょう」
「同情はしません。
ただ私たちが尊重すべき世界のため……ここで終わりなさい」
エレナを始末しようとするサンタテレサ。
そこに、「管理者」の声が語り掛ける。
…………目覚メよ。
エレナは元アシュレイの剣を抜き、サンタテレサに切りかかった。
それは《粛清》の力。
サンタテレサは驚きつつも、南の森で待つと言い残し姿を消した。
なおアシュレイはいろいろあって自害した模様。
南の森
サンタテレサも『器』として選ばれた過去があった。
彼女は『器』として汚染されきる前にクラトスに助けられたと語る。
なお元村人を盾とし、兵士の死体をサンタテレサに攻撃させて動揺を誘うことで『器』ミラーに勝った模様。
ちなみにスキンの決め台詞は「わたしはあなたを粛清する」だったりする。
覇王城
《ゲルプ》の力でアシュレイを復活させるため、ただ突き進むエレナ。
森に閉じ込められ、ずっと孤独だったエレナ。
《ゲルプ》に侵されて壊れ、ある日目の前に現れた「アシュレイ」を運命のヒトと呼び、ひたすら縋る。
すべては、アシュレイのために。
「会いたい。
ただ、キミに会いたい。
だから、今度こそ。
これで全部、悲しいのは終わりにしよう────」
そして、エレナはついにクラトスのもとに辿り着いた。
だが、クラトスは何者かに斬られていた。
粛清
クラトスは入手した《ゲルプ》をリディアに注ぎ、ネルヴァが下りてきたところを斬ろうとしていた。
しかし、嫉妬のあまり世界を消そうと思ったリディアはスキを見てクラトスを始末してしまった。
そして、エレナが持っていた《ゲルプ》をすべて奪ってしまう。
その後なんやかんやあってリディアがネルヴァになって世界は消えてしまったのだ。
世界が消える直前、エレナはクラトスから最後の力を託された。
「君を待つのは、きっと永く苦しい旅。
ここで終わったほうが良かったと、思えるほどに。
それでも………みんなの希望を、頼む」
かくしてエレナはただ一人、ネルヴァを追いかけて次元を飛ぶのであった。
このページへのコメント
主人公を呼び出せる
イメージカラーが近い
髪飾り→胸元の飾り
後のフローゼスなんでは?
粛清編見て改めてこのゲームのストーリーについて公式が「ダークファンタジー」って銘打ってるのに納得した
エレナちゃん可哀想すぎる、つらい
ブニブニとか、1年前とか。伏線が凄い数あって驚いた。あとエレナの精神状態が心配すぎる
見事に髪形のミスリードに引っかかった一人←
仮にカード化するなら村人無理やり動かしてたしリアニメイト持ちにされそう
村人が操り人形みたいなトークンになりそう