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|>|>|>|center:禁絶の光・ニコラ|
|>|!center:コスト:2|>|center:フォロワー|
|>|!center:クラス|>|center:ネクロマンサー|
|>|!center:レアリティ|>|center:ゴールド|
|>|!center:タイプ|>|center:[[機械>タイプ:機械]]|
|>|!center:パック|>|center:[[ヒーローズ・オブ・シャドウバース>ヒーローズ・オブ・シャドウバースのカード一覧]]|
|>|!center:CV|>|center:逢坂良太|
|>|!center:イラストレーター|>|center:[[風篠>イラストレーター一覧#kazashino]]|
|>|>|>|!center:進化前|
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|>|>|>|相手の能力で選択できない。~~''[[ファンファーレ]]'' (これを含めず)自分の手札の機械・カードが3枚以上なら、「''[[ラストワード]]'' ''禁絶の光・ニコラ''1枚を手札に加える」を持つ。|
|>|>|>|!center:進化後|
|center:攻撃力|center:3|center:体力|center:3|
|>|>|>|相手の能力で選択できない。~~''[[進化時]]'' ''禁絶の圧倒''1枚を手札に加える。|
|}
[+]フレーバーテキスト

【進化前】
あのさ……やめといた方がいいよ。
オレ、化け物だから。お前のこと壊しちゃうと思うし。
……それでもいいなら、別にいいけど。
壊れたっていいことないぞ……?

【進化後】
ふわぁ……。
あ、ごめん……寝てた。
そろそろ、オレも本気出した方がいいよな。
あんまり痛くないように……壊してやる。
[END]
[+]トークン
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|center:w(50%)|center:w(50%)|c
|>|禁絶の圧倒|
|!コスト:2|スペル|
|!クラス|ネクロマンサー|
|!レアリティ|ゴールド|
|!タイプ|[[機械>タイプ:機械]]|
|!パック|トークン|
|!CV|逢坂良太|
|!イラストレーター|[[風篠>イラストレーター一覧#kazashino]]|
|||c
|>|''[[融合]]'' ; 機械・カード~~----------~~相手のフォロワ―すべてにXダメージ。Xは「自分の場の機械・カードの数」である。これに[[融合]] していたなら、相手のリーダーにXダメージ。|
|}
[+]フレーバーテキスト
――『廻れ命が如く、噛み付け蛇の如く』
『摂理の逆転、楔の機構』
『我こそは相反する奇跡』――。
[END]
[END]
*概要
第32弾カードパック「[[ヒーローズ・オブ・シャドウバース>ヒーローズ・オブ・シャドウバースのカード一覧]]」にて登場したゴールドのネクロマンサー・フォロワー。[[禁絶の腕・ニコラ]]の[[リサージェントカード]]。

リサージェント前と比べると、2/1/1というスタッツは据え置き、そちらは後に追加されたタイプである[[機械>タイプ:機械]]タイプを、こちらは最初から持つ。
能力は、なぜか[[相手の能力で選択できない]]を持ち、[[モヤシ>無限リソース]]の条件がファンファーレになった。現状主流のネクロの構築で併用することはないと思うが、[[リアニメイト]]で出た際は手札に帰らなくなる。

そして進化時には''禁絶の圧倒''という専用トークンを加える。
禁絶の圧倒は、[[融合]];機械カードを持ち、プレイすると「自分の場の機械・カードの数」をXとし、相手のフォロワ―すべてにXダメージを与える。融合していた場合は相手のリーダーにもXダメージが飛ぶ。
融合を持つため、手札で嵩張った機械カードをゴミ箱としてそちらにぶち込めるようになるのが嬉しいポイント。

ニコラ本体は、リサ前より受け継いだモヤシ能力によって、今回の機械ネクロのテーマである「機械・カードをプレイした枚数」を稼ぎやすいデザインを担う。
進化可能ターンを迎えるまではモヤシによってリソースを節約し、進化ターンを迎えたら、進化することで禁絶の圧倒を加えつつ盤面を作り、準備が整ったら禁絶の圧倒をプレイすることで盤面で優位に立ち、バーンダメージと盤面でじわじわと攻める。

ゴールドレアではあるものの、HOS環境のトップメタである【機械ネクロマンサー】の顔として、[[環境で存在感を見せているキーカードである>フラウロス]]。















''なら良かったんやけどなぁ……。''


*ふわぁ……。あ、ごめん……寝てた。
【機械ネクロマンサー】がHOS初期環境時点のトップであること自体は[[事実であるが>真実の狂信者]]、禁絶の光・ニコラはそれには''ほとんど採用されないカード''なのである。
そこには、禁絶の光・ニコラをカードとして運用するうえで''数多くの問題点''があった。

***問題点その1・スタッツが低い。
[+]2/1/1じゃあなぁ……。
これはリサ前から共通する事項なのだが、2/1/1というスタッツは序盤の攻防においてはやはり心細いものである。
リサ前はラストワードで攻撃力がアップするため使い回せば最低限のトレードに参加できる場合もあったが、こちらのニコラは謎の選択不可を得た代償として、ラストワードで手札に戻った際も2/1/1である。
これでは序盤の盤面の取り合いに貢献できるとは言い難く、使い回そうもんなら盤面不利で後に苦しい展開にもつれ込むだろう。せめて1コスならばまだ取り回しがよかったのだろうが……。
これでは序盤の盤面の取り合いに貢献できるとは言い難く、使い回そうもんなら盤面不利で後に苦しい展開にもつれ込むだろう。せめて1コスならなばまだ取り回しがよかったのだろうが……。

ただし序盤にプレイしづらいのであればプレイしなければいい話であり、進化前提のフォロワーと割り切ればこの点に関してはまだマシな課題である。
しかし、禁絶の光・ニコラにはまだ問題点が存在する。
[END]

***問題点その2・進化権が競合する。
[+]同弾にライバルが……。
そんな感じであるためニコラの本領を発揮するには、進化時で加わる''禁絶の圧倒''の存在が不可欠である。
……が、ここで一つ問題点が出てくる。

それは''[[再生の親愛・ルベル]]''の存在である。
そちらは一見すると機械の要素は存在しないためニコラとは無関係と思われるかもしれないが、登場時点での実際の【機械ネクロ】は[[ネクロマンス]]軸と折衷する構築が中心となっている。
なぜならば、機械ネクロは[[プロダクトマシーン]]などのトークンを多用することで墓場が貯まりやすく、ネクロマンス軸の強力なカードを採用しやすいからである。

ルベルはフルパワーで使うことで、''4コスト13点分の疾走''というイカれたパフォーマンスの打点を出すことが可能なフォロワー。ではそのルベルのパワーを発揮するにはどうするのか。
そう、進化権である。

ご存知の通り進化時能力は1ターンに1回しか働かせることができないため、ルベルのもう一つの条件であるネクロマンスを働かせるための墓場が温まった後は、進化権は大体ルベルに回すと言っていいのである。
そのためニコラに進化を切る余裕と言ったら、せいぜいルベル用の墓場が貯まる前の4〜5ターン目に限定されてしまうため、手札で腐りやすくなってしまう。

こちらは進化権というよりはルベルと併用した際の話だが、そちらと併用するとリボーンアニマルズのラストワードの回収能力に引っかかってしまう可能性も出てくる。しかもニコラはプレイしても延々と手札に戻ってくるため、禁絶の圧倒がなければもう手札中ニコラまみれになる可能性も考えられるようになる。

この問題を無視してデッキに入れようとしても、次の問題点がまた曲者である。
[END]

***問題点その3・サーチと競合する。
[+]ニコラを運用するうえでのおそらく''最大の問題点''が……。
機械ネクロの機械の部分を安定させるための最も強力と言ってもいいカードが''[[意思の共有]]''である。
意思の共有は「''コスト2以下の機械・フォロワーをランダムに2種類を1枚ずつ、自分のデッキから手札に加える。それらのコストを0にする。''」という能力を持つスペル。[[リクルート]]ではなくわざわざデッキからサーチして0コストにするため、ニコラのファンファーレを働かせたうえでコスト踏み倒しを行えるようになるのだが、実際はそのようには運用しない。

現状は2種類のフォロワーを確定サーチする運用が主流であり、その一つが[[紫紺の創造者・エンネア]]。
詳しくは割愛するが、そちらは機械カウントが貯まることで非常に強力な能力を発揮する''機械ネクロの真の看板''であり、【機械ネクロ】として構築するならば、エンネアを確定サーチから外すという選択肢は皆無である。

もう一つは[[フロートライダー]]。
そちらはファンファーレで「''機械・カードをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。''」能力を持つ。他の機械サーチカードとなる[[アイアロンルイン]]は「機械・フォロワー」のみしかサーチしないため、フロートライダーは重要カードである意思の共有をサーチできる可能性がある唯一のカードとなる。
また、フロートライダーと意思の共有は''お互いがお互いをサーチし合う関係''となるため、併用すれば「プレイした自分の機械・カード」の数が一気に安定するようになる。そのためフロートライダーをサーチから外すという選択肢も存在しない。

つまり上記2種類のフォロワーが重要すぎるため、同じく意思の共有のサーチ対象となるニコラは、1枚でも採用したらむしろ''デッキの安定感を阻害することになってしまう''。
イラストには写ってるのになんとも皮肉な……。
[END]

*総括
このように禁絶の光・ニコラは問題点が山積みなカードであるため、【機械ネクロ】の顔の一つと見せかけて実際はほとんどのデッキリストから抜けてしまったという不憫なカードである。
一応トークンの禁絶の圧倒に関してはそこそこ強く、特にAOEによって機械ネクロミラーで優位に立てるポテンシャルはあるのだが、いかんせん上記の問題(特にその3)の壁が大きく、採用するにしてもピン刺し程度となっている。

これらの問題点は事前公開の時点である程度指摘された懸念点だったため、その形が悪い意味でそのまま出てしまったとも言える。
果たして今後、上記のような評価が覆る可能性はあるのだろうか……。
果てして今後、上記のような評価が覆る可能性はあるのだろうか……。

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