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全部せるなんだから!


サンプルデッキ


※このデッキはRSC期アンリミのデッキです。

概要

9割方ごくごく一般的なアンリミにおける【撤退ロイヤル】の記事です。そこにほんの遊び心で援護射撃を入れてみたらこれが意外と普通に強かったので記事としてまとめておきます。
前作S!S!S!ロイヤルはあくまで「円卓会議から月光の執行者・リオード出したら強いんじゃね?」みたいなノリで適当に作ったデッキであり、グラマス到達まで使い込んだこっちの方がより洗練された内容になってるんじゃないかと思います。

ローテーションの【撤退ロイヤル】との違いについて

まずローテの【撤退ロイヤル】は名前から勘違いされがちですが、アレは光耀の標・ミストリナ&ベイリオン6PP7PPと連続で投げつけるデッキであって、劇的な撤退によるOTKないしそれに準ずるダメージはメインのリーサル手段ではありません(個人の主張)。

しかし対するアンリミでは次の3つの点において大きく事情が違います。
1つ目は相手のクラスによっては7PPが回ってくる確率が著しく低く、先攻6ターン目若しくは後攻5ターン目に削り切る必要がある点です。
もう1つは劇的な撤退に頼らずとも分身の術飢餓の輝きによって打点が伸びるという点。
最後はサーチカードである優雅なもてなしナテラの大樹生成カードであるブレイブ・マナの存在です。
まず優雅なもてなしは単純に撤退後のサーチ手段として非常に優秀なだけでなく、後攻5ターン目に使うと光耀の標・ミストリナ&ベイリオンを5コスで確保出来るというのがとても大きい。ラミエル3枚にプラスしてもう3枚の合計6枚の後攻捲りカードがあるというのローテとの大きな違いと言えます。またラミエルと違い1PPしか使わないので、残りの3PPでリオードを進化置きする動きが非常に強力です。
そしてブレイブ・マナ。これは実質0コスでナテラの大樹を生成出来るというのがあまりにも優秀。ミズベイを撤退させてサーチをしてもナテラが無い、という事態を大きく減らす事ができます。
またこれらは次に述べる指揮官・フォロワーの採用枚数にも関わってきます。

採用カード

指揮官・フォロワーの採用枚数について


まず月光の執行者・リオードはピンです。理由は3つ。
1つ目は進化置きを出来るタイミングが非常に限られるという点。ミスベイを投げる前のターンか、ミスベイ連打プランを取る際に余った3PPで出して進化させるか、この2つぐらいです。
2つ目は多いとミスベイのサーチの邪魔になるという点。6PP到達時にミスベイを投げないと話にならず、また撤退させた後に確実にサーチするためにもあまり多くは採用したくない。
3つ目ですが、まずこう思うホモもいるだろう。「そもそもリオードいる?」と。これに対する回答は「いる(鋼の意思)」です。
先に述べたとおり、アンリミにおける【撤退ロイヤル】は分身の術や飢餓の輝きで打点を伸ばす事が可能です。リオード進化置きで3点+3点=6点、ミスベイ進化で8点、撤退サーチ若しくは分身or飢餓でさらに4点。これで合計18点出ます。予め戦果のオークションでも使って顔に2点飛ばしておけば20点削り切る事が出来ます。
リオードが無いと別の手段で6点出す必要があり、分身と飢餓では4点しか伸びないので撤退+サーチが必須となるわけです。サーチ手段の無い劇的な撤退に依存するのは可能ならば避けたいのでリオードを採用しないというのは無しというわけです。
上記を総合してピンでの採用です。

次に光耀の標・ミストリナ&ベイリオンの採用枚数について。
まず上記の通り7PPが回ってくるか微妙なので3枚は多いです。絶対に1枚腐りますし、撤退させた後のサーチの邪魔になります。かと言って必ずしも後5先6で殺し切る必要があるわけでもなく、超越だとかロキサスだとか接近ダゴンだとかの明らかな蓋ターンがあるデッキ以外には連打して勝つというプランも残しておきたい。というわけで本デッキでは2枚採用しています。

援護射撃いる?


いる。

まずこのデッキ、先攻5ターン目にやる事があんまり無いです。リオードの進化置きぐらい。そこで選択肢を増やすという意味で援護射撃は大いに有りです。
次に援護射撃の設置に対するリターンについて。従来のアンリミにおける援護射撃というと「実質5パスのくせに天界の門程大きなリターンがあるわけでもなく、6ターン目に削り切る事は不可能」といった感じでした。しかし光耀の標・ミストリナ&ベイリオンの登場によって事情は大きく変わります。
そもそもこのデッキは何と呼ばれているか?そう、【撤退ロイヤル】です。劇的な撤退で光耀の標・ミストリナ&ベイリオンを1ターンに何度も投げつけるというプランを持つデッキです。指揮官をいっぱい場に出すんです。多少の守護やダメージカットを貫通して顔を削れるので案外このデッキの弱点の補完にもなっていたりする。「プレイした時」ではなく「場に出た時」なので分身でもちゃんと飛ぶし、5援護射撃6ミスベイと綺麗に繋がるのもヨシ。最悪捨ててしまえばいいと至れり尽くせりです。
ただ2枚も置いている余裕は無いのと、別になくてもいいっちゃいいので置ければいいな程度で1枚のみの採用。

その他採用カードについて

1コスのサーチカード類
全て3積み。合計9枚
老練なる教鞭 アームドバトラー
それぞれ2枚ずつ採用。理由としては
・指揮官が合計で3枚のみである事
・優雅なもてなしその他サーチカードがあるのでバトラーを出す前に指揮官を引ききってしまう可能性がある事
・多いと撤退させた時の(以下略)
の3点が主に挙げられます。
思わぬ躓き
2枚採用。ドローしながら盤面3点飛ばせるのはなんだかんだ大きい。音声バグは直ったぽい。
戦果のオークション
これも3枚。先述の通りリーサルに絡む2点を飛ばせるカードであると同時に回復で逆にリーサルをずらす事も可能。デッキ内に指揮官と兵士がそれぞれ何枚あるかは把握しといた方がいい。
威風の団結
序盤に盤面処理しながらナテラの大樹を確保する用。3枚。
ラミエル
忘れちゃいけない後攻捲りカード。実は先2に置いて3ターン目に飢餓の輝きを使って6点パンチするのがとても強い。当然3枚採用。
熾天使の剣
虚数物体とか加速装置とか頂きの教会を割ってあげましょう。虚数を割るのが多分一番多かったと思う。
3枚入れてもそんなに使わないしな〜って感じなので2枚での採用です。

マリガン

教鞭があったらキープしときましょう。後攻ならラミエルと優雅なもてなしもキープ。他は1コスサーチスペルがあれば1枚はキープしときたい。これらのカードがなければ全部戻しちゃって構わないと思いまする。

相性

工事中

おしりに


というわけでなんだかんだ今期のアンリミもロイヤル単騎でグラマス登頂完了です。SSRロイヤルはもうダメだ。メタ対象だったウィッチにすら勝てるか怪しい。
来期はローテもアンリミも連携ロイヤルが戦えるようになると嬉しいですね。FOH産の連携パーツもローテ落ちするのでどかっと強化が欲しい所さん。

ローテの撤退とはかなり使用感が違う。ミスベイ進化飢餓で12点パンチすると気が狂うほど気持ちいい。ローテのがアンリミの劣化にしか思えなくて使う気失せるのは欠点と言えるかもしれない。

実は援護射撃を使ってローテのマスターに到達したので、またこのアミュレットをガチデッキに採用出来たのは結構嬉しい。まさかグラマスまで持ってこれるとは思ってなかったが。

みんなも援護射撃、使おう!

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