（履歴） - おんJシャドバ部

サンプルデッキ

デッキデータ

必要作成エーテル 43,550

デッキコードはこちらから(Shadowverse Portal URL)

概要

従来の秘術ウィッチのような土印に大きく依存する型や、スペル軸と混ぜて疾走とバーンを重視する軸とは少し違い、ラブリー★モニカを採用し軸とすることで、盤面展開力を底上げした秘術ウィッチになります。
現在のウィッチは多様性に恵まれているだけに、新しいデッキタイプを作る場合「ミラーを制するにはどうしたら良いのか」ということをまず念頭に置かなければならないクラスになっています。

その中で今回は……

メルヴィを起点とした5t前後のフィニッシュを目指すアグロ展開
マギサを起点とした6tごろの中盤フィニッシュを目指すテンポ展開
オリゴを起点とした7～8tフィニッシュを目指すバーン軸
それらと盤面展開+処理を結びつけ、ある程度の継戦力を確保できる★モニカ

の4つを特に意識して作りました。
エイラナーフという追い風と型の多いウィッチならではの悟られにくさ、上振れが多数ある構築なだけに、
7000～8000MP帯を12-2、勝率切り捨て85%という驚異的な数字に加え、

他クラスの構築考察の際にドバドバ溶かしたMPを14連勝でチャラにしたりと、ハマってしまえばアホみたいに盛り続けることができるデッキだと思います。

採用カードについて

秘術軸の採用カード

くず鉄の練成	ローコストで守護を張れるため、フィニッシャーを疾走にしている機械ゥマ等によく刺さる他、先行でだせれば2コスが2回顔を殴れることもあり有能。マギサやオリゴとは若干相性が悪いですが、それ以上にヴェスパーやモニカとの相性が良く、文句なしの採用になりました。
魔女の大釜	文句なしのドロソ、マギサを走らせる際にはヴェスパー分も合わせて1～2枚消費できると継戦力もグッと上がります。
ラビットメイジ	クソ雑魚の烙印を押されていましたがアグロとなれば話は別。また条件こそあるものの2コスフォロワーでファンファーレ土印出しはよくよく考えれば頭のおかしい性能です。本デッキはメルヴィを採用してることもあり、枠として然程辛くないのもグッド。
魔術の一撃	汎用処理スペル。優秀を極める打点と土印を持ってこれるのはえらいですのよー。
滅拳の魔女・マギサ	フィニッシャー。メルヴィを用いたアグロルートの場合のみ1消費、他の場合は処理に使う2消費か強力なフィニッシャーと化す4消費が基本。アクセラオリゴ4消費に比べ打点が安定し、盤面も強くなるのがポイントです。
笑顔の魔女・エミル	なかなかの壊れ性能。先3エミルからヴェスパーでケツ3を2体残す動きは特にミラー対面で重要になってきます。バーン効果は「場に出た土印」に反応するため、ヴェスパーの火力が二倍になるのもポイント。
殺戮の魔女・ヴェスパー	なんでもござれフォロワー。場に残ったモーラを喰わせて巨大化させたり、守護裏に置いてヘイトを溜めさせたりと使い方によっては打点にもなり、ケアにもなる良カードです。
オリハルコンゴーレム	対アザゼル用。エンシュを積んでいる可能性が高い(ファッティ処理力が低い、またリーシェナに対し不利がつく)デッキ相手には本体を出さずにアクセラのみで起用していくことや、ランダムの変換先を活用していく等、柔軟な対応力が試されます。
老練の大魔術師・エラスムス	秘術にあるまじき高スタッツから有利交換を許さず、そもそもの処理ができなくなってしまう可能性もあるほどに優秀。バーンダメージも1消費4点と破格のコスパ。テンポ型の秘術にはフィニッシャーとして十分な採用価値があります。ピンの理由は本デッキがコンボ主体のため手札でダブついてほしくないことから。
未知の求道者・クラーク	優秀なバーンスペル生成に加え、土印生成もオリゴと、特にマギサにシナジーがあります。またアクセラは場が埋まっている状態でも使用可能なため、オリゴラスワでうっかり盤面ロックも回避することが可能。

テンポ軸

プリンセスウィッチ・メルヴィ	上振れ製造ちゃん。進化前は体力のみ+1、進化後は体力に加え攻撃力も+2されます。中盤に進化を切り対処不可能な状況までヘルスアップ、処理されなかったところをバーンと合わせて削りきること可能です。というか純粋にヘルスアップが強く、先行で置ければ機械ゥマ等の小粒デッキに対し延々とマウントを取り続けられます。

プリンセスウィッチ・メルヴィ

上振れ製造ちゃん。進化前は体力のみ+1、進化後は体力に加え攻撃力も+2されます。中盤に進化を切り対処不可能な状況までヘルスアップ、処理されなかったところをバーンと合わせて削りきること可能です。というか純粋にヘルスアップが強く、先行で置ければ機械ゥマ等の小粒デッキに対し延々とマウントを取り続けられます。

のびーる、のびーる！

ルーキーマジシャン・サミー	2/2/2 1ドローと考えればテンポロスなどどこにもないフォロワー。基本的に相手が対処できるようになる前に削りきることを念頭に置いたデッキのため、コンシードする必要のない本デッキにおいてはサミーのデメリットよりもメリットの方が大きいです。
ジェットウィッチ	メルヴィやモニカとの相性の良さ、2/2に対し有利交換を申し込めるチョイス先と存分にテンポを活かしきれるカード。プロマシを選択する場合はモニカと合わせて打点アップ、またメルヴィを隙間なくヘルスアップさせたいとき。それ以外はリペアを選んだ方が腐りにくいです。
ラブリー★モニカ	今環境になって、ようやく構築で普通に見かけるようになった優秀フォロワー。くず鉄の裏に隠しつつ進化を切ったり、モーラでキーパーツが揃うまで継戦したり、アクセラ進化権回復ではメルヴィをフィニッシャーにしたり、オリゴを進化させて殴らせたりと汎用性の塊です。

ちなみに今回採用を見送らせていただいたカードたち

眠れる災厄獣	最後の詰めが欲しいなら。個人的にはAoEの打点と速さとして機能しにくいと思うのでエラスムス派です。
マジックソードガール	1コス土。スペブと合わせない限り微妙の一言に尽きます。

プレイングゥ…ですかね

マリガンについて

先キープ

大釜、メルヴィ、ラビメ>サミー=ジェット、エミル、ヴェスパー、オリゴ、(土印が十分かつ大釜があるなら)マギサ

後キープ

大釜、サミー=ジェット>ラビメ、いちげき、エミル、モニカ

1コス土印はオリゴマギサの消費役がいる場合にキープ。
序盤からの有利交換を許さないようにマリガンを工夫してあげます。

動きについて

1～4t

まず許してはいけないのが有利交換です。
2面以上を取れるカードはいくつかありますが、それが何度も引けるわけではなく、基本的にどの対面もオリゴを置いていけるようにしなければならないため、5tの盤面は1on1の状況に持っていきたいところ。
そのため、先行であれば積極的に顔を狙いにいってもテンポロスのツケを迎える前に削りきれますが、特に後攻は無理に詰めずモニカに繋がるような盤面を作っていきます。無理な攻めはしないように、唯一メルヴィを活用して進化ターンに残りそうな場合のみ顔を狙いにいく……くらいがいいと思います。
ただ、明らかな盤面1-1処理の状況で自分から処理にいくのは打点不足に繋がるので、「相手に処理させる」こともなるべく念頭に置いて展開を作っていきます。

5～6t

このターンに取ることができ、打点に繋がる強い択は、
①オリゴ置き→アクセラ
②土4消費マギサ
③エラスムス着地
の三つ。

①は真理を貰えた場合とバーンに行った場合はバーンで顔を削りきる方面にシフト、ゴーレムが出てきた場合は出来ればモニカを出して有利交換を申し込んでいくと強いです。
②はこの一動作のみで相手の顔を半分ほど削ることができるため、一番リーサルまでの形に持っていきやすい動きです、投げる時はなるべくマギサのファンファーレで相手の盤面を掃除できるような場面がベスト。本体に進化を切ってヘイトを溜めさせたいです。
③は安定択、ピンのため引けたら使ってやろうくらいの気持ちで運用していきます。この場合はなるべく盤面を制圧していき、エラスムスを処理できない状況で着地させるか、①～②を行った上で詰めに使うかの2パターンで用いることが多いです。
ちなみにエラスムスは最速置きも十分強いですが、7tにくず鉄と置いてあげると機能しやすいです。

7t～

手札にある真理やマギサで削りきることを念頭に、モーラがあるならキーパーツを引けるまである程度遅延しつつ盤面を作ってあげたりします。
ここら辺からは正直お祈りポイントです。打点になるカードがトップで引けるかどうかも念頭に置き、ある程度盤面を放置して顔を削りにいくのも一考。

有利・不利について

対エルフ

対ロイヤル

対ウィッチ

対ドラゴン

対ネクロ

対ヴァンプ

対ビショップ

対ネメシス

おまけ

ローテ環境においてここまでリーサルターンの早いデッキも珍しいと思うので、耐久に飽きてきた兄貴は是非触ってみてくれや。
このデッキから唐突にアグロ調になっただけに慣れるのは時間がかかったけど、それを補って余りある楽しさやったで(~~キモい自分語り~~)。

おわりに

6個目のデッキ供養になりました。バックナンバーはこちらから。

0～2000 ランプ財宝ドラゴン(ROG期)
～3000 機械チェキババビショップ(ROG期)
～5000 復讐ヴァンパイア(ROG期ナーフ後)
～6000 ミッドレンジ冥守ネクロマンサー(ROG期)
～7000 人形入りAFネメシス(ROG期)
～8000魔女(テンポ)ウィッチ(ROG期)