おんJシャドバ部

なに…？いまシャドバアニメがいいところなんだからあとにして…アリスちゃんひんやりしてそうでかわいい…

どういうこと？

…なにそのTCGアニメでありそうな何でもカードゲームで解決する展開…。つまり私たちはシャドバの大会で優勝しないといけないってこと…？

落ち着いて…熱いのは嫌い。というかわからないなら調べればいいじゃない…。パソコンならローウェン父さんの部屋にあったでしょう…？

やっと静かになった…。さて、アニメの続きをみよう…

うるさい。凍って。…今度は何…？もう調べ終わったの？

…『おんJシャドバ部』は見た…？あそこは素晴らしいサイトよ。有志wikiだからプレイヤーの目線から詳細な情報を熱意をもって丁寧に解説しているの。

こ…こんなはずでは…どうして…？なんでBO3の解説がこんなに少ないの…？

…落ち着いてアイラ。まだ終わったわけじゃないわ…

…いまから私たち自身で考察するの…！BO3について…！

BOとは"best of"の略で、後ろに付いた数字が1試合での最大バトル数を示すわ。例えばBO3の場合は、先に2本取ると勝者になるため、1対1となった場合、最大3戦で勝負が決まるの。

そうね。そしてシャドウバースでは２つのデッキを持ち込んで戦うわ。２つデッキは使えるけど同じクラスのデッキは使えないのは注意ね。クラス専にはつらいルールかもね。この時一度勝ったデッキは使用できなくなるの。だから勝利する場合必ず両方のデッキを使わなければならない。だから持ち込む２つのデッキはよく考えなければ勝てないわ。

主な戦法は５つあるみたいね…ここの部分はミルさんの記事の丸パクリリスペクトだから詳しく知りたければ下のリンクから見たらいいかも…

なんでもないわ。まず一つ目の戦法。パワーの高いデッキを２つ持っていく。

これは最もオーソドックスな戦法らしいわね。…だから大会なんかでは最も多くみられる組み合わせだと思うわ。そのぶん対策もされやすいでしょうね…

それが二つ目の戦法。環境デッキのメタデッキを２つ持って行って特定のデッキを完全にシャットアウトする戦法ね。

そうね。ただしこの戦法はかなりリスキーよ。その『特定のデッキ』をかならず相手が持ってくるとは限らないし、仮にそのパワーで押し切られたり事故で負けてしまえば後がないわ。『特定のデッキ』に対しての敗北は許されなくなる。

そこで三つ目の戦法。パワーの高いデッキとメタデッキの組み合わせ。これなら仮にメタデッキ側が負けてしまっても挽回のチャンスはあるわ。

四つ目の戦法はさらに進んでメタデッキのメタデッキを持ち込むことね。これもちょっとリスキーな戦法ね。やはりメタのメタともなるとデッキパワーが落ちてきて最もパワーの高いデッキに対してなすすべがなくなってしまうわ。かなりの知識と読みが必要になるでしょうね

五つ目に、あるテーマに特化させる戦法。例えばコントロール殺しのデッキ（超越やスパルタクスなど）を２つ持ち込んで絶対にコントロールを通さない編成にする。これもやはりリスクが高いわね。

そうね。それを見極めるために環境を読む力が大事になってくるのでしょうね。ランクマッチとBO3では大きくルールが違うから環境を読む力をつけたいならレーティングなんかをやってみるのもいいかもしれない。

大丈夫。あなたが出来るようになるまで逃がさないから

じゃあ早速環境読みに関しての考察をはじめるわ。まずはこの表を見て頂戴。

その時の環境について覚えてる？

だいたいそんな感じね。デッキパワー的にもその順番でだいたいあってるんじゃないかしら。表を見たらわかる通りそういったデッキパワーの高いデッキが多く進出してるのがわかるわ。

ここでこの時期のデッキ相性やらを表にまとめてみるとこんな感じ。

いろいろツッコミどころがあるのは自覚してる…。自然ドラはアグロ寄りの構築なら式神に有利が付くと聞いたことがあるし、アグロヴァンプやアマツエルフはちょっと下駄を履かせて査定してるわ。とくにアグロヴァンプなんかはこの中では最もパワーが低く、下手すれば式神にも互角以下かもしれないわね…。ただ、これこそ絶対の相性だ！なんてのは見つけることなんてできないだろうからこの場面ではとりあえずこういう相性になってることにして頂戴。

まぁ…あのデッキは回れば何でも勝てるって感じだったしね。でもやはりアグロ系のデッキに対してはちょっと出遅れると厳しいって感じだったから、式神のメタになるとしたらそういった系統のデッキね。

コントロールエルフは妖怪と似たような感じだけどコンエルは妖怪に対して大幅に有利で、逆にアマツなんかにたいしては不利がついてるわね。

トップと言えるのはこの４つで、それらをメタっているのが他のデッキって感じかしら。

あのデッキはブン回ればだいたいのデッキ狩れるから…。回らない時は厳しいけど。

まず最も多い組み合わせが、式神＋妖怪。これは第一の戦法、高パワーのデッキ×高パワーのデッキの最もわかりやすい例ね。さらにお互いの相性を見比べてみると、片方が苦手なタイプをもう片方がカバーしているのがわかるわ。

次に多いのは式神＋コンエル。こっちは最も多いであろう式神＋妖怪の妖怪側をメタった形になるのかしら。つまり３番目の戦略、高パワー×メタデッキってとこかしら。

他にも妖怪×潜伏ロイが同じタイプになるかしら。この場合コンエルが大きな壁となるけれどどのように切り抜けたのか気になるわね。

そしてアグヴ＋潜伏ロイ、これはおそらく両デッキで式神を抜くための構築でしょうね。つまり２番目の戦略。メタデッキ×メタデッキという組み合わせね。

これらのことからこの環境は式神が主導権を握ってその周りでメタが回っているという感じね。デッキの半数近くが式神であることから影響の大きさがわかるわ。

BO3ではデッキが違っても同じクラスは使えないのよ。式神に比べてパワーに劣り不利対面も多い。特に式神に勝てない。なら式神でよくね？ってなるのは当然のこと…

ただデッキが公開性でない場合、あえてそのクラスでマイナーなデッキを出して意表を突くことはできるかもね。特にエルフはコンエル、アマツ、あと時々ブス密林と有用なデッキが多いからそういった戦略は有効になるわ。

そう。そして環境は常に動き続けてる。だからその時に合わせてクラス、デッキ、構築の最適解は変わり続ける。それを読み切った者がBO3の勝者となるのよ。もちろん単純なプレイングの向上やミスを減らすのも大事だけれど。

もう少し頑張って。そしたらとっておきのガリガリ君ナポリタン味あげるから…

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