編集日時:2020年10月19日(月) 20:42:35履歴
セト | |||
コスト:7 | フォロワー | ||
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クラス | ビショップ | ||
レアリティ | シルバー | ||
タイプ | - | ||
パック | レヴィールの旋風 | ||
CV | - | ||
イラストレーター | |||
進化前 | |||
攻撃力 | 2 | 体力 | 8 |
アクセラレート 1;自分のリーダーを3回復。 ---------- 必殺 守護 相手の能力で選択できない。 自分のターン終了時、自分のリーダーを3回復。 | |||
進化後 | |||
攻撃力 | 4 | 体力 | 10 |
進化前と同じ能力。 |
セト(Set)はエジプト神話における戦争と嵐と暴力の神。
ここではジャッカルの姿をした神とされ、一般的に伝わっている神話でもジャッカルの見た目とされているが壁画ではツチブタの見た目をしていることから当時存在していた別の生き物または様々な動物を組み合わせた合成獣ではないかと言われ、英語では「セト・アニマル」と呼ばれている。
兄弟にオシリス、イシス、ネフティス、妻にネフティスがおり、ネフティスとの間に子供がいたかどうかは定かではない。
エジプト神話においてはその立場がぐるぐるしており、当初では隊商(キャラバン)の守護神やアポピスからラーを守る番人として崇められていたが、オシリスやその息子であるホルスが信仰されるようになると彼らと取って代わるようになり、次第に国に害をなす悪の神として扱われるようになった。
その中でも特に有名なのがオシリス殺しのエピソードであり、オシリスの立場を奪おうとしたセトがオシリスをバラバラにして殺害したうえでその死体をばら撒いて捨ててしまう。
イシスはそのオシリスの死体を探しにエジプト中を探し回り、何とか死体を見つけるのだが、ちんぽだけは魚に食われてしまっていたために見つけることができず、不完全な状態で復活したためにオシリスは冥界の神になったという。
その後、息子のホルスも殺そうと画策したセトはホルスと一騎打ちを行うのだが、返り討ちにあいちんぽ(と片足)を潰されてしまう。
この戦いにホルスが勝利したことで、以後のファラオはホルスの化身として扱われるようになった。
・・・かと思えばこのセトを信仰する「セティ1世」がファラオの座に就いたことで宗教上の復権を果たした。
戦争の神なので民間での人気はあまりなく王家の信仰する神に留まっているがそれでも上エジプトでは根強く信仰されていた。
ちなみに、声優・津田健次郎の出世作である遊戯王DMの海馬社長こと海馬瀬人のモチーフになったのはこのセト神である。
小話 セト神とレタス