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はじめに



今、古き全てが塗り替えられようとしています。
それはさながらAF界のパラダイムシフト
当たり前だった価値観が今、揺るがされている。





私自身何か実績があるわけではありませんが、この激動をいち早く共有し、多くのホモに感動を味わっていただきたいと思い筆を取りました。
例えばオートメーション。私は3枚とも抜きました。
抜かなくても良いです。ただ、今期から抜くことが出来るようになったと思っています。
アンリミAFを触ったことのあるホモなら、その凄さがわかるはず。





アンリミAFのデッキ記事はかなり飽和してると思ったので、いつもの記事テンプレは使わず、ジェネシスAF追加によるアンリミAFのパラダイムシフト(本来の意味の)について考察しました。
前半は使用しているデッキレシピと軽いプレイング、後半はオトメ抜くか云々の話を綴ります。





個人勢の、それもエンジョイ勢の意見です。
いかなる意見をも否定するものではありません。





普段からTwitterを覗いたり、有識者のnoteを閲覧しているホモにとっては腐るほど聞いただろう話も含まれますが悪しからず。

ジェネ型サンプル&解説

サンプルデッキ

マリガン

単キープ((◯)→◯枚まで)
コンセ(2)、製造(1)、解放(2)、同調(1)、スピネ(1)、カイザー(1)

セットキープ
解放同調or解放スピネ+加速

対面ごとのプレイング

AF(従来型) 有利

超越、疾走スペル区別なし 五分

狂乱 有利

撤退 有利

他 大体有利 以下備忘録

完走した感想


真っ当な生活習慣のまま4日でグラマスに到達しました(10/3現在)。勝率は83%。最高連勝は12。
前期までは勝率70%にも届いていなかったので、たまたまジェネシス型の感覚がマッチしたのだと考えています。
ジェネシス型は超越対面の動き方がわかりやすく、AFを回す上でのストレスの1つが緩和されたように思いました。
あとこれ書いてる間に既にジェネAFが増えた気がします。従来型よりミラーが不毛な気がして嫌です。

AF界のパラダイムシフト

3種の神器

まず、アンリミAFというデッキは以下の3つの最強カードによって確立しています。



加速装置
機構の解放
カイザーインサイト



加速解放の2枚については、その2枚が絡んだ時のビジュアルの派手さからも異論ないと思います。
しかし、アンリミAFを使い慣れてない人からすると、3つ目の「カイザーインサイト」はすんなり飲み込めないかもしれません。

そこで、ザコシ並みに誇張した「カイザーインサイト」を書くと、



 アクセラレート1 チョイス
 <デッキの中の好きなカード>
 チョイスしたカードを1枚手札に加える。



みたいなものです。馬鹿です。
つまりカイザーインサイトを3枚採用することは、最強カードである加速解放を更に3枚ずつ足していることにほぼ等しく、またピン挿しのカードを擬似的に4枚採用として扱える訳で、他のデッキとは明らかに安定性が異なります。

しかし、そこはザコシ並みの誇張。当然そんな馬鹿カードがシャドバにあるわけありません。発動には条件が付いてきます。すごく感覚的に言うなら



 ただし、効果が発動する確率はX/10。
 (Xは他の手札の枚数)



まあまあ重い条件です。
例えば先行で、1tオトメ、2tユアン、3tエネス、4tカイザーと使った場合、他の手札の枚数は3枚なのでサーチ率は3/10です。
あまり当てになりません。

しかし、先行1t製造、2tガンナーアナ、3tコンセ、4tカイザーと使った場合、アナが破壊されていればサーチ率は7/10で前例の2倍以上。
加速解放の素引きも当然ありえますし、カイザーからカイザーを打てば更にサーチ率アップ。毎試合加速解放を揃えることも中々現実的です(ザコシ論なので数学的な確率ではないが)。




長々語りましたが、要約すると



アンリミAFは加速解放で全てのテンポロスをひっくり返して勝つデッキ
加速解放をサーチ(疑似的に)出来るカードで現状最も強力なのはカイザーインサイト
カイザーインサイトを使うには手札の枚数を維持する必要がある



というわけです。

本題

では、それを踏まえた上で本題であるAF界のパラダイムシフトについて話します。



まず従来型と呼称しているデッキリストがこちら。

虚数と冥府、ミュニエの4枚が検討枠、他が確定枠であるとして、おおむね意見が固まっているように思えます。私も検討枠を虚数2ガンナー2にしてDOCの半分を走りました。いいデッキです。
ですがその偏見は一度捨てましょう。長く共に走ったアイツもコイツも、情も、全て。



先程36枚を確定枠と一括りにしましたが、その中でも私は、一つ上位の枠とそうでない枠があると考えています。


上位の枠
コンセントレイト
製造術
アーティファクトの同調
アーティファクトスキャン
終末の番人・スピネ

その他
生命の量産
オートメーション
次元の超克者・ユアン(進化無し)
マーキュリーイージス・シオン


区分けは簡単で、手札が減るか減らないかです。(スキャンは若干条件がつくが、その分"手札が増える"領域までのポテンシャルがある)
前述の通りこのデッキ、手札がたくさんある限り3種の神器が全てを解決してくれます。
その他の枠は言ってしまえばおまけです。おまけといっても最強デッキの一兵なだけあって、各々が尋常でないパワーを秘めていますが。
そのおまけ枠の存在意義を、問い直してみましょう。




本来は、おまけ枠は最低限の火力札以外、3種の神器を引く確率を上げるカードで占めるべきです。
例えば、今のアンリミネメシスのカードプールに「ダークオーダー」が追加されたら間違いなく採用されます。調整失敗という、見るからに使い勝手の良くないカードの採用が見られるところからも明らかです(4枚目のコンセとしてピン挿しは私もありだと思ってます。そのくらい手札肥しが大事)。
しかしアンリミのゲームスピードについて来られる性能、具体的には、そろそろ盤面を返さなければライフが危うい4ターン目以前に打てるドローorサーチカードで、実用レベルのカードはありません。
2コス2ドローに"見える"カードとして、最近はあまり見なくなった「アーティファクトコール」が挙げられますが、3種の神器を引いてくることは出来ません(手札を増やすことによってカイザーで疑似的にドローとして扱うことは出来ます)。



つまり、『おまけ枠に何を入れようとも、事故率を下げると言う点では、デッキパワーを保ちながらこれ以上改善することは現状不可能』ということです。





おまけ枠と括りましたが、3種の神器+上位枠では勝ち筋がないため、当然それらにも重要な役割があります。
従来型アンリミAFの勝ち方は主に3つ。


・5〜6ターン目に加速解放を複数打ちしてレディアント3体、シオンバフ、進化の20点OTKプラン
・序盤から小粒フォロワーでビートしつつ、早いターンに複数面にシオンをかけて圧殺するアグロプラン
・パラダイムからのエッジやオトメからチョイスしたミスティックで相手の猛攻を凌ぎ切り、コンシード又は冥府やマグナゼロなどで勝つコントロールプラン


見ての通り、おまけとした「生命の量産」「オートメーション」「マーキュリーイージス・シオン」を必須とするプランばかりです。
3種の神器のパワーが凄まじいので、おまけ枠の組み替えで、他にもカプセルラグナotkや、昔ながらのメイシアotkなどのギミックを組み込むことはできます。
しかし、上3つのプランだけでほぼ全てのデッキを否定できるだけの柔軟性があり、アンリミの速度を加味しても、別プラン用に入れられたカードはノイズになることの方が多いでしょう。





では、ジェネシスアーティファクトはどうなのか。
ジェネシスアーティファクトが出来ることは2つ。


6種破壊達成後はOTKを狙えるフィニッシャーをトークンとして回収出来る
進化でそれぞれ異なる耐性を持った守護が2面立つ


それぞれが、先に挙げた従来型のプラン1と3に相当します。
2のプランを取れないから劣化なのかと言われればそうではありません。
そもそもAFのアグロプランというのは、OTKを狙えない空中戦デッキに対する苦肉の策という側面が強く(それでも並みのアグロデッキと同等のビート力を有するが)、受けに回ってOTKできるならその方が間違いなく安定します。



加えて、ジェネシスアーティファクトにはとても重要な特徴があります。



自身がアーティファクトカードである



これです。これが本当にすごい。

まず、そこそこ重いコストであるため3投するのは憚られるところを、アーティファクトであるためサーチが効きやすかったり、量産スキャンでかさ増し出来るために1,2投に抑えられます。

次にお供含めて解放の対象であることが偉い。
AFネメシスという形を取ってる以上3種の神器を全力で求める戦いを強いられるので(それが強いために自ら選んでいるが)AFパーツの回収は二の次です。そのため偶にではありますが、手札が加速解放埋めカードばかりで動けずに負けることがあります。
しかし埋めカードの枠を少し割いてこのカードを入れれば、解放1枚とこれ1枚で2PPハンドを2枚伸ばしつつ8点分の除去打点を用意できるため、事故が緩和されます。

また本体のケツデカ具合、お供の謎耐性も無視できません。解放ジェネ進化で浮いた3PPにシオンを乗せればそれだけで相手に無視できない圧をかけられ、超越などの空中戦デッキ相手への明確な勝ち筋となります。





おわかりいただけたでしょうか。ジェネシスは従来型に組み込むアクセントで収まる器ではありません。




それ自体が一つのデッキを成り立たせる、新時代の主役なのです。





ではその主役を引き立てるおまけ枠はどれか。例として、私が採用したのは


生命の量産
アーティファクトインパルス
反逆の命・ミリアム
マーキュリーイージス・シオン


の4種です。

シオンは減らすと空中戦デッキへの相性が一気に悪くなるため3投。
解放を引けない試合で、無理やりキャノンシオンでリーサルを取ることもしばしばあります。

生命の量産はキャノン増やしで打点確保はもちろんのこと、従来型以上にコストダウン効果が偉く、後4ジェネ進化シオンの成功率に大きく貢献します。

ミリアムは基本的にはジェネの自壊用です。
盤面を広げたくないAF対面において重宝し、おまけで加わるパラダイムシフトが6種破壊とエッジ回復の2つの方面で役目を果たすことで勝利を確実なものへと押し上げます。

アーティファクトインパルスは6種破壊貢献と追加打点。
使用してみると感じられると思いますが、地味に2コス3点運用が偉い。マリガンでキープはしませんが序盤に引いた時は除去として使用し、特に狂乱相手で1ターン稼いだあとPPに余裕を持った加速解放で安定して返すことをよくします。スキャンの2枚回収も見やすくなってすばらしい。



対してオートメーションは解放ありきのカードで、解放を引けているならジェネ+同調等から回収できる小粒AFで事足りると思い抜きました。
レディアントOTKを狙うことはなく、ジェネがあるためミスティック埋めもしないため、従来型よりも重要度が下がります。
それでも0コスで手札を空けられる点や、解放後のAF素引き率上昇として好みでの採用は考えられると思います。


最後に、多くの対面で楽ができる虚数を2枚、手札の減らないAF素引き率上昇カードとして製造2枚、手札事故を軽減しつつゾーイ貫通を見られるお守りユアンを1枚挿して40枚にしました。

おわりに

いかがだったでしょうか。
これが、AF界のパラダイムシフトです。
正直従来型のデッキパワーが高すぎて組み替えなくても当然強いのですが、時間と共に理解度が上がりどちらかの型が主流となっていくでしょう。




今回ジェネシスアーティファクトがここまでデッキを変容させることになったのは、

1枚で多様な勝ち筋を生み出せる

という特徴があったからです。
ここまでのスーパーカードの追加は中々ないと思いますが、今後も同様の条件を備えたカード、あるいは私たちがまだ想像もできないような形のカードがパラダイムシフトを巻き起こすかもしれませんね。







みんなも使おう、アンリミAF。







おわり。












書いておいて何ですが、ブログみたいになっちゃったなと思いました。
wikiの在り方を乱す内容であれば、お手数おかけしますが削除していただいて構いません。

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