編集日時:2019年12月07日(土) 03:36:50履歴
67:↓名無しさん:19/12/03(火)01:40:09 ID:O4.c6.L13 ×
フィルレインのいる日常
実家から仕送りが届いた。
大きめの箱を開けてみると、中には本と手紙と猿轡をされて縛られたフィルレインが入っていた。
とりあえず手紙を読んでみるとこのフィルレインは家に侵入して冷凍庫のアイスを盗もうとした所を捕まえた。
”美味しいフィルレイン調理法”という料理本と一緒に送るから食べてねと書いてあった。
改めてフィルレインを見てみると、これから自分がどうなるかわからない恐怖からか、顔を青くしてプルプルと震えていた。
その姿を見てなんだか可哀想に思ったのと、一人暮らしに寂しさを感じていたので、
せっかく送ってくれた両親には申し訳ないと思いつつもこのフィルレインを飼うことにした。
フィルレインを箱から出して猿轡と縛っていたヒモを外した。
困惑するフィルレインにここに住んでいい事を伝えて、冷凍庫から持ってきた雪見だいふくを渡すと、嬉しそうに食べ始めた。
これから一人と一匹で生活していくので、
「よろしくな。」
と挨拶をすると、
「温かいものは嫌い。」
と帰ってきた。
これがフィルレインなりの挨拶なのだろうか?
フィルレインのいる日常
実家から仕送りが届いた。
大きめの箱を開けてみると、中には本と手紙と猿轡をされて縛られたフィルレインが入っていた。
とりあえず手紙を読んでみるとこのフィルレインは家に侵入して冷凍庫のアイスを盗もうとした所を捕まえた。
”美味しいフィルレイン調理法”という料理本と一緒に送るから食べてねと書いてあった。
改めてフィルレインを見てみると、これから自分がどうなるかわからない恐怖からか、顔を青くしてプルプルと震えていた。
その姿を見てなんだか可哀想に思ったのと、一人暮らしに寂しさを感じていたので、
せっかく送ってくれた両親には申し訳ないと思いつつもこのフィルレインを飼うことにした。
フィルレインを箱から出して猿轡と縛っていたヒモを外した。
困惑するフィルレインにここに住んでいい事を伝えて、冷凍庫から持ってきた雪見だいふくを渡すと、嬉しそうに食べ始めた。
これから一人と一匹で生活していくので、
「よろしくな。」
と挨拶をすると、
「温かいものは嫌い。」
と帰ってきた。
これがフィルレインなりの挨拶なのだろうか?
447:↓名無しさん:19/12/06(金)03:40:07 ID:tZ.fp.L13 ×
フィルレインのいる日常 思考
フィルレインと一緒に買い物に出かけた。
一人で暮らしていた時に比べ以前より買う物が多くなってしまったが、フィルレインが荷物を少し持ってくれた。
必要なものを全て買い終える頃にはフィルレインが少し疲れていたので、休憩とお礼を兼ねてフードコートでアイスを買ってあげることにした。
席を確保して荷物を置いた後レジに並び、なんでもいいので好きなアイスを選ぶようフィルレインに伝える。
「うーん…」
フィルレインはメニューとにらめっこしながら悩み始めた。
やがてフィルレインはメニューの一角を指差した。
そこには”チャレンジ・ザ・サタン”と書かれた3500円で13段のアイスがあった。
え、流石にそれは……と思わず言ってしまう。
それを聞いたフィルレインはしょんぼりと俯く。
しかし最初になんでも好きなアイスを選ぶよう言ってしまったためその姿には罪悪感が止まらない。
「どうする…」
椅子に座ったフィルレインがパタパタと尻尾を振りながら13段のアイスを食べている。
表情にも隠しきれない嬉しさが溢れ、まさに至福の時だ。
お前に負けるなら悔いはないさ…。
フィルレインのいる日常 思考
フィルレインと一緒に買い物に出かけた。
一人で暮らしていた時に比べ以前より買う物が多くなってしまったが、フィルレインが荷物を少し持ってくれた。
必要なものを全て買い終える頃にはフィルレインが少し疲れていたので、休憩とお礼を兼ねてフードコートでアイスを買ってあげることにした。
席を確保して荷物を置いた後レジに並び、なんでもいいので好きなアイスを選ぶようフィルレインに伝える。
「うーん…」
フィルレインはメニューとにらめっこしながら悩み始めた。
やがてフィルレインはメニューの一角を指差した。
そこには”チャレンジ・ザ・サタン”と書かれた3500円で13段のアイスがあった。
え、流石にそれは……と思わず言ってしまう。
それを聞いたフィルレインはしょんぼりと俯く。
しかし最初になんでも好きなアイスを選ぶよう言ってしまったためその姿には罪悪感が止まらない。
「どうする…」
椅子に座ったフィルレインがパタパタと尻尾を振りながら13段のアイスを食べている。
表情にも隠しきれない嬉しさが溢れ、まさに至福の時だ。
お前に負けるなら悔いはないさ…。