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概要

FOHのアディショナルカードで追加されたエターナルホエールを主軸に据えたデッキ。

長所

一度ハメれば無限リソースを得られる
このデッキタイプの最大の特徴にして特化構築にする意義。場に出た時/場を離れた時という非常に緩い条件で効果が発動するため無限リソースとして活躍が期待できる。
構築の幅が広い
必須カードと採用するコスト帯にさえ気を付ければ構築の自由度は非常に高い。特にFOH環境現在でなかなかの立ち位置にいる【ディスカードドラゴン】に擬態することができるのは大きい。
安い
29000エーテル(Gamewith調べ)で作れ、必須レジェンドはなく(強いて言うなら汎用カードの《世界》・ゼルガネイアぐらいだけどみんな持ってるだろうから実質0エーテル)、必須カードは皆ゴールド以下のため非常に安価にデッキが組める。

短所

対策が容易
条件は非常に緩いが、逆に言えばその条件さえ満たせなくなってしまえばいいので能力を失わせたり変身させてしまえばいい
他に勝ち筋がない
勝ち筋をエターナルホエール一本に絞るデッキのため、他に勝ち筋が用意できず、上記の要因で処理されてしまうとジリ貧のまま敗北ということもよくある。

必須カード

どんな型で作るにせよ必ず搭載したいカード。
エターナルホエールこのデッキの主軸。場に出た時相手のリーダーに2点、変身以外で場を離れると1コストで同スタッツ・同能力を持つ同名カードを4枚デッキに埋め込む大型守護。能力適用後はなんと1/5/7で2点バーン守護といういろいろおかしいことが起こる。
虐殺のドラゴニュートまさかのガチ構築入り。エターナルホエールは6コストのためこのカードで消滅せず、デッキ内のエターナルホエールを引き込みやすくできる。もちろん1コストのエターナルホエールも消してしまうため、虐殺ホエール成立後はプレイしてはいけないカードとなる。*1
このデッキは進化前ターンをPPブーストやサーチで過ごすことが多いため、進化時能力の4点AOEによる盤面のリセット力も心強い。むしろこの4点AOEがあるからこそ序盤戦を放棄したデッキ構築にできているといえる。
《世界》・ゼルガネイア除去しながらドローまでできるやべーやつ。上方修正ナーフによって6コストになり、虐殺から生き残れるようになった。
探偵の推理まさかのガチ構築入りその2。探偵からクジラ漁師に転職した。6コストという地味な重さが功を奏し、虐殺の消滅対象に入らず、デッキに埋め込まれた1コストのエターナルホエールを大漁に手札に抱え込みつつ除去ができる万能カード。
竜の託宣,ドラゴニックレイジいつもの。5tに虐殺ホエールまで着地できると嬉しくなれる。
ドラゴニックコールデッキ内の最大コストをエターナルホエールに絞ることで確定サーチにできる。虐殺ホエール達成後は1コストのエターナルホエールを複数枚引き込むことも可能。

その他の採用カード

プリンセスナイトみんなの騎士くん。主に虐殺のドラゴニュートをサーチしたいがたまに《世界》・ゼルガネイアなどをサーチしてくる。しょーがねーだろ赤ちゃんなんだから。
深海の接近SORのアディショナルで追加された待望の奇数コストのドラゴンフォロワーサーチカード。おまけのダメージも虐殺ならば3点、鯨なら6点と、テンポロスを生じさせないダメージ量が出る。
竜人の羽ばたきドラゴニックコールと同じくドラゴンフォロワーをサーチする2コストスペルだが、序盤に虐殺のドラゴニュートのサーチを期待できるのはあちらにはないメリット。もちろん1コストのエターナルホエールを埋めた後にそれらのバフ&サーチとして使うのも十分強力。
サンダーロア覚醒状態では2コスト7点1ドローという破格の性能になる。覚醒状態のこのカードを打つ頃には、デッキはすでに1/5/7だらけとPPの概念が崩壊しているはずなので、ゲオルギウスがなくともPP減少のデメリットはそこまで気にならない。序盤戦を苦手とするこのデッキにおいては2コスト3点としての用途もありがたい1枚となる。

自由枠

必須枠以外は正直虐殺の消滅対象にさえなれば何でもいいがだからと言って変なの詰込みすぎると逆に事故の元なのでほどほどに。
ゲオルギウスパワカ。従来苦手だったAoEをこなしてくれるうえに、虐殺からも逃れられるのでフィニッシャーにも。騎士くんのサーチが余計にブレるのがやや難点。
岩石のアンキロサウルス,華麗なる竜人・マリオン疑似キャントリップ持ちの小粒フォロワー。デッキを回すと同時に、このデッキが苦手とする序盤戦を補うカードでもある。深海の接近プリンセスナイトのサーチを阻害する点は注意。
絶対零度・フィルレインライバルのスキン化記念に帰ってきた尻魚。AoEをばらまきながら単体除去を行える。3コストなので虐殺で消滅されるのでぶん回り後の手札事故を起こさない。ただしファンファーレ持ちなので赤ちゃんが間違えて連れてくることもあるので注意。
竜の誕生デッキに埋め込んだエターナルホエールを大量に引き込める卵。でも鯨って卵産まないよね?
蛇竜の契り序盤は虐殺のドラゴニュート探しに、虐殺後はクジラ掘りにと、軽量ドロソならではの小回りがきく。デッキ自体に数合わせとして採用されているカードが多く、6コスのエターナルホエールも2枚目以降は不要となるので、手札コストには意外と困らない。
竜人の吐息ディスカード系を採用するならぜひ採用したいカード。岩石のアンキロサウルス蛇竜の契りなどで捨ててドローを狙いたい。本体はあまり使われない。
呪われし影・ヴァイディ以下ナテラの大樹関連のカード主にサブプランとして【自然ドラゴン】の動きを取り入れた型で使用する。ナテラでクジラを引き寄せつつヴァイディのバーンダメージが入る点で相性が良い。ただし、猛火のティラノサウルスは9コストなうえに他の主要カードもデッキに埋め込んだ後のクジラよりもコストが高く、ファンファーレ持ちなため、ドラゴニックコールプリンセスナイトのサーチ対象に引っかかってしまうため、枚数は要相談。
フェニックスハウル横展開が非常に苦手なデッキなため、AoE要因としての採用。スペルを多く採用するため、スターフェニックスが継続的に手札に来やすい。邪魔になったら岩石のアンキロサウルスとかで捨てればいい。

構築

 エターナルホエールは1枚プレイするだけでデッキに無限のリソースを供給する、ゲームへの影響力が非常に高いカードであり、たとえばエターナルホエールを1枚だけ採用した【ディスカードドラゴン】も広義の【エターナルホエールドラゴン】といえるが、ここでは虐殺のドラゴニュートによるデッキ圧縮を前提とした構築について記述する。

 まずデッキ名となっているエターナルホエールだが、能力の性質上3枚積む必要はない。
 デッキを大量虐殺するためエターナルホエールが引けないという事故はまず起きず、2枚目以降は手札で邪魔になるという点では、むしろ1枚採用が理にかなっているともいえる。
 1枚採用のメリットはフォロワーを絞った構築にした場合にさらに顕著で、覚醒状態のドラゴニックコール虐殺の両キーカードを1枚でサーチできるようになるし、虐殺ホエール成立後は1コストのエターナルホエールを2枚サーチする非常にバリューの高いカードに化ける。
 1枚採用のデメリットは、何よりも変身能力の無効化を受けてしまった場合にデッキが破綻するという点である。
 採用枚数の決定は流行のデッキタイプを見ながら、これらのメリット・デメリットを天秤にかけて検討することになる。

 またデッキ全体の構築として、虐殺ホエールに特化するか、パワーカードを採用してデッキパワーを底上げするかの二つの方針がある。
 虐殺ホエールに特化するなら、ドラゴンフォロワーをエターナルホエール虐殺のドラゴニュートのみに絞ることでドラゴニックコール深海の接近竜人の羽ばたきの3種類のサーチカードにより高確率で6ターン目までの虐殺ホエール成立を狙うことができる。反面、虐殺後にデッキに残すことのできるカードが探偵の推理《世界》・ゼルガネイア程度しかなく、特に横並べに対する対応力が落ちることになる。
 パワーカードを採用する場合、虐殺ホエールの成立が遅れやすい反面、ゲオルギウスによる序盤戦の制圧や、虐殺後に波濤のプレシオサウルスのような強力なカードがデッキに残るなど、全体的な対応力が向上する。→【ゲオプレ型虐殺エタホ】
 前者の構築のキーカードである探偵の推理は後者の構築では不純物となりやすいし、逆にゲオルギウス波濤のプレシオサウルスは前者の構築では不純物となる。これらを両立させることはできないため、デッキの方向性はきちんと検討する必要がある。

デッキタイプの変遷

FOH期

SOR期

ETA期

DOV期

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