編集者を大事にする誠実なwiki

【更新情報】
(2019-11-27)グランドマスター到達について、使用デッキ諸々のご報告を「おまんけ」にて、またクドラク型についてのを「デッキ紹介」に追加しました。環境考察は環境が固まりきり次第追記いたします。
(2019-12-17)文字数計測ガバってんじゃねーか! 多分コマンド抜きで集計してくださった兄貴がいらっしゃったので下方修正しました。


1、はじめに


この記事は、STR期より追加されたテーマ:機械を中心とする機械ヴァンパイアについての考察を、5,000MP到達記念に記したものになります。
いわゆる機械軸を限界まで採用した「純機械」デッキから、その他の各テーマ「アグロ」「復讐」「自然」「ドロー」「自傷」「毒蛇」との複合まで、考えうる限りの可能性にトライし、その上で「今期の機械ヴァンパイアで、どんなデッキが勝率・面白さの点で優秀なのか」……ということを提示していくのが、本記事の大まかな内容です。例によって膨大な文章量になります、お兄さん許して!

(今回の記事を作るにあたり、ギルドの兄貴たちを含めたくさんの方々と考察・意見の交わし合いをさせていただきました。本記事では考察文を引用させていただいた部分や、参考にさせていただいた部分があります。記事の最後にも触れますが、この場をお借りしてお詫びと感謝を申し上げます。)

構築についた述べていく前に、まずは構築を考える際の土台になる「環境(ローテーション)」について考察していきます。

2、環境についての考察

VEC期中期

激長いので折りたたみ

対面所感

今回は提示させていただくデッキが複数になる関係で、最初に対面デッキの「どんなところが特徴か、どんなところに気をつけるべきか」ということを説明させていただきます。
ここの欄を参考に、各デッキ解説にて有利・不利の記載のみさせていただきます。

エルフ

ロイヤル

ウィッチ

ドラゴン

ネクロマンサー

ヴァンパイア

ビショップ

ネメシス

3、デッキ解説

本題のデッキ解説について入っていきます。
まず、今回紹介するデッキ全てに採用されている「確定採用枠」に触れながら、採用されているカードのテーマについて、また確定採用枠における機械軸への捉え方を定義。
その後、「選択枠」をあげる形でデッキタイプごとの紹介に移っていきます。

確定採用枠

今回の研究にて確定採用するべきだと感じたのはこの6種×3の18枚。

順に説明していきます。

以下、説明考察文


それでは、各デッキの紹介に入っていきます。
今回は「先に紹介した必須枠に加え、このフィニッシャーを採用する、また中心とする場合にどんな構築が存在するか」という形式でずら〜……っと紹介するので、興味のある部分だけでも閲覧してくださると嬉しいです。
先述した必須枠については解説を省かせていただきます。

注意事項について
  • 本記事は構築の比較記事ではありません。あくまでも構築の提示記事になりますので「(記事内の)このデッキよりこのデッキが弱い」等のコメントはお控えください。
  • 一部共通して採用されているカードや、共通している構築のテーマに関して、個別紹介形式をとっているため各デッキで説明文が重複する場合があります。
  • 対面の相性に関しては「何に役割があり、何がキツイのか」ということを中心に記述するため、五分を除いたものにしております。またエイラに関しては対戦母数が少なく判断しにくいため、エイラ=クルトと脳内で置き換えて判断してくださると嬉しいです。

機械関連

機械関連では、所謂「純機械軸」と呼ばれる決定打となった鋼鉄のヴァンパイア・スレイを中心に考察していきます。

鋼鉄のヴァンパイア・スレイ 採用

復讐関連

復讐関連では、VEC期において復讐inカードとして扱える3枚のうち、 の2枚を扱っています。一応説明しておくとライカンベルセルクはこの中間くらいの立ち位置です。

堕落の漆黒・アザゼル 採用

絢爛のセクシーヴァンパイア 採用

ドロー関連

ドロー関連は3つの観点から構築を作りました。

胎動の魔神 採用

覆面の闘士・シャランゼア 採用

姦淫の絶傑・ヴァーナレク 採用

除去関連

除去に関しては、「AoE」と「単体除去」の2つに分かれました。そのうち、
  • モノとシナジーがあり、比較的盤面志向になったVEC中期に役割が持てる守護+AoEの颶風の軍神・グリームニル
  • 毒蛇関連のカードとシナジーがあり、打点の高さと、ギアスネとのコンボから「機械カードではない機械カウントへの貢献」が期待できるヴェノムバイト
を中心に考察しています。

(追記)VECアディショナルにて追加されたクドラクはこれら2つの型の良いところを取り、前寄せになったものとなります。

颶風の軍神・グリームニル 採用

ヴェノムバイト 採用

クドラク 採用

4、まとめ

ここまでを総括して、機械ヴァンプには大きく4つのいいところがあると考えます。

軸を複合しやすい

「進化」と「横並べ」という要素に絞れば機械パーツはそこまで多くなくてもいいこと、また純機械に寄ったとしても「圧縮」という点に着目すると、実は複合軸として運用することができること。
機械ヴァンプは非常に柔軟性を持ったテーマだということが、この8つのデッキたちからも伝わると思います。

優秀なフィニッシュまでの流れ

ヴァンプクラス全体で見てもレベルの高い横展開→ハンドバフが乗る疾走フィニッシャー起動という王道の試合運びができるという点においても、試合全体を通して誰もが扱いやすいテーマだということは特徴的です。

小粒展開の重要性

一見2/2/2に力負けするため忌避されがちな1/1スタッツですが、今期は自然デッキから飛んでくる荒野の案内人を「相手から自壊できないようにする」役割があります。特にエルフ・ウィッチ・ドラゴンに刺さりやすく、この3対面にテンポロスを強いることができるのは強み。

サーチ・ドローソースの豊富さ

ナテラが登場した今でも、フロボや悪夢などによる自然軸に迫る勢いのデッキ圧縮力は、目立たないながらも優秀な点だと言えます。
またVEC期において「ドロー」効果に着眼点を置いたカードが多く刷られたこともあり、今後も注目していきたい要素の1つです。

5、おわりに

記事冒頭でもお伝えしましたが、今回デッキ記事を書くにあたり、考察をご一緒させていただいた方々に感謝いたします。
皆様のご協力がなければ、こんな30,117字(コマンド込み、コマンド抜き26,177)の機械ヴァンプ考察記事は生まれなかったと思います。

各デッキ対面における要素について知見をくださった、ホモのガチデッキ置き場VECローテ期等に記事を書いてらっしゃる諸兄貴方。
特に、実際にラダーで機械ヴァンプを回しながら新しい軸について考察してくださった、
機械進化ヴァンプ(ROG期)兄貴(アザゼル型・シャランゼア型・グリームニル型)
自然ドラゴンについてのあれやこれや(VEC)兄貴(セクシーヴァンパイア型)
のお二方(双方グラマス)には、記事の確認等も含め、ケツ穴を差し出しても感謝が足りないほどです。本当に、本当にありがとうございました。

この記事をキッカケに、機械ゥマにハマる、また機械ゥマの記事を書く兄貴たちが生まれるといいなぁ……。
なんて思いを、本記事の締めの言葉といたします。

6、おまんけ

(きじせいさくしゃのひとりごと)

追記 グランドマスター到達の供養

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