おんJシャドバ部 - WAR OF BRAINS

タカラトミーが放つ「本格デジタルカードゲーム」!!
「国を背負って戦え!!」・・・
デジタルカードによって組み上げられた「デッキ」によって電子世界のライバル達と真剣勝負!!
貴方はどの国を選ぶ・・・?
WAR OF BRAINS(ウォーオブブレインズ)とは、かつて存在した村の1つ。

歴史

2016年12月に村が発足。
ハーs(検閲によって削除)シティに続けとばかりに村を立ち上げたが、準備の間にシャドバ市が台頭して話題性が薄れたりが大量発生したりでスタートダッシュに失敗。一時期は限界集落と呼ばれるまで人口が減少した。
だが村民達が村の寄り合いを通して今後について語り合ったり、村おこしを通じて入村者を募ることで人口も増加。*1細々と村は存続していた。

転機があったのは2017年7月。シャドバ市で深刻な環境問題が発生し、ちょうどその頃の村は奇跡的にとても環境が整っていたため、シャドバ市からの移民が続出。人口爆発が起きた。*2
この流れに乗じてか村も大幅な改革を断行し、2017年8月に"りぶうと"してリニューアルした。

だが村も環境問題からは逃れられず徐々に人気が低迷。ついには2018年9月に廃村の憂き目に。ウォーブレ村はダムの底に沈んだ。

時は進み2019年、元締めのタカラトミーが重大発表と銘打ってWoBのようなUIのカウントダウンのホームページが登場。
まさかの村再建か?とスレでも話題になったが、現実は非情であった。
(ちなみにシャドバでも丁度重大発表についてのカウントダウンサイトができていた)

特徴

シャドバ、ハ(略)と同じくpp制かつクラス別制で、LAPISTAOSINSHEDOMAGNAE.G UNIONの計5つの国と、シャと同じく全国家と合わせて使えるニュートラルカードが存在する。
シャにある進化権がなく、代わりにソウルバーストというゲーム中一度だけ使える強力なリーダー内蔵切り札が存在する。各国家によってその性能は異なるため、国家ごとの戦略性を大きく変える要因のひとつになった。
しかし除去の面でのインフレがあまり進まず、AoEや確定除去が少なかったのでボードに並べるアドバンテージが非常に高いと言えるゲーム性であった。シャドバにもたまにあった横並べ環境がずっとって感じ。

環境はカードプールが最初から最後まで充実したものでないこともあり、1強か2強の環境が継続してそれをナーフでせき止めるというで見たような構図を繰り返した。DCGの序盤はこうなる運命なのだろうか。
しかし最も深刻であったのは環境なんかではなくバグ。初期から多くのバグや動作不良が存在しており、あろうことかそれを公式は放置していた。この点は間違いなくシャの完勝である。ダカラゴミー
それでも愛され続けたのは、やはり村が村であったからであろう。ランクマが1強状態で更なる過疎が起ころうとしている中で、一部のユーザーが自主的にネタデッキをランクマに持ち寄ることで村おこしを模索するなどの人口が少ないからこそ起こる心温まるエピソードがある。

また、一部のカードは出た時にバトルBGMを変更することが出来る。廃村の名が未だ知れ渡っている理由がこれで、名曲が非常に多い。

このニコ動マイリストから収録曲が全部聴ける。
一番最初の村歌はメインテーマでありながらラスボス登場曲でもある。最終回にOPが流れる王道胸熱展開をやってのけた。
また、音ゲーマーのホモには馴染み深いコンポーザーが多数おり、例としてはTatsh氏,t-pazolite氏,xi氏,削除氏,Cranky氏が作曲を手掛けている。

名物カード

シャドバで言うところのレジェンドカードにあたるレア度GC(ゲームチェンジャー)のカードは、上記の通りBGMが変更できる。
それゆえ村の名物カードの大体もGCであるが、効果やテキストの面白さもまた村の良いところ。何枚か紹介しよう。
タイムトラベルするJK

村の外での有名度が一番高いと思われる凶悪カード。
効果は分かりにくいが、毎ターン消滅と復活を繰り返す超強化版旅ガエル。でもニュートラルだからみんな使えて平等。安心!
テキストのmirage in augustとはこのカード専用のBGMのこと。曲調から報道ステーションとも呼ばれている。
廃村から2年以上が過ぎ、シャドバの未来で実装された。→閃光のエルフ・アルバータ
テキストが意味不明な前衛芸術

村の中で最も美しいと評されるテキストだが、知らない人から見れば意味不明。
効果的には「運命」と名の付く強力なトークンカードを3枚のうちいずれかをチョイスして加えるといった物。
どれも強力な効果でジル・クライハートが残ってた場合はさらに強化されるといったカード群である。

ちなみにこのカードの声優、専用BGMの歌手、イラストレーターは同一人物である。多芸すぎてブルっちゃうよ…(畏怖)
音楽が流れる度に大きくなるロボット

上記のカードが出ると音楽が出るシステムを利用した斬新すぎるロボット。
こんな効果は他のどこへ行っても見ることはできないだろう。真似しないだけでは?
一線を画すアーキタイプ

なんだこの効果!?(驚愕) 24コス、皇帝です
TAOSINディスターンという謎のアーキタイプが存在した。
対戦相手に追加ターンを与える代わりに強力な効果、スタッツを持つカードを用いて耐える戦いをし、最終的に画像のビッグブラザーを出して一瞬で巻き上げるコントロールタイプの軸。
カードプールが狭いままサ終したので「そこそこ戦えるロマンデッキ」の評価を抜け出せなかった。かわいそう。
シャドバでは未だに次元の超越以外追加ターンが無いあたりこういう軸は望み薄。
シャドバでこんなの出したら絶対嫌われるの分かるしいらない
コマンドセット!左右AB!!

バトル中にエネコンのコマンド入力をさせてくるカード。このゲームにもあるがチョイスの強化版だと思っていい。
学問とはカードの左下らへんにあるアイコンで、このカードだと赤十字っぽいやつ(医学)。構築で意識すれば簡単に条件は揃うため基本4回のコマンド入力をする。あと「素敵な入力ね!」と褒めてくれる
状況に適した処理を行えて、かつケツ12を立てられる最強カード。最初に挙げたペリドットと並んで廃村の決定打扱いされている。
滅亡の時

廃村間際となった2018年6月に実装されたプロモパック(実質)に入っていたのがこれ。涙を流しながらお手上げする猫のイラストがもうどうにもならなくなった村首脳部の心情を代弁しているようで切ない。しかしこのカード実戦では結構なクソカードだったので村民からは「税金で遊ぶな」と叩かれた。ちなみに同パックには「終焉の炎」と付いたカードも入ってたのでこの時にはダム底に沈むことが決まっていたのだろう。「継続の炎」もいたことを忘れないであげてください……

変な 独特なキーワード能力

他にも変な能力が多数あった。
時を経てシャドバに輸入されたりされなかったり。
オーバーヒート

プレイしてppを支払う時にpp最大値もその値だけ減少させると発動する能力。ゲーム中一度のみ使える。
専らリーサルかクソカード降臨にしか使われなかったため、LAPIS使い以外から結構嫌われた。
ワンダートラップ

ユニットであるものの罠カードとして設置でき、条件を満たすと特殊効果と一緒に本体が登場する。
シャドバだと結晶:マリシャスウォールなどが近い。
ウイルス

相手の手札に常在デメリット効果を持つトークンを押し付ける効果。
ウイルスカードは5種類あり、上のリンクから飛べるゴミ利敵行為カードよりはウザがられる。
放っておくと「対戦相手の手札にウイルスがあるとき強化される」カードが飛んできたりするので、相手に選択を迫れる。
メモリーセーブ

シャドバでは残尿として名を遺す効果。ターン終了時に残っているメモリー(pp)が一定数以上なら効果が発動する。
残尿ネメシスの名前候補として挙げられたが、簡潔さと語感の面白さに勝てなかった。

ダム底は二度死ぬ


ついにタカラトミーのウォーブレページが削除された。多分Flashの関係かも。
諸行無常でござるね〜

攻略サイトは生きており、全カードのデータと画像、フレテキが眺められる。
今もここから実際に印刷して紙で遊ぶ村の生き残りがいるらしい。

二度あることは三度

2023/1月に上記の攻略サイトもページが削除された。
しかし村の残党はその戦場を紙に変えて今も戦っているという……

スレとの関わり

村出身者や一時的に移住していたホモが一定数おり、そのためダムの底に沈んだ故郷を思い懐かしむ姿がスレでもたまに目撃される。
工芸品を見せ合いながら故郷を懐かしむホモもいたり。