登場直後は決定力はあるものの、盤面処理能力の低さや守護が重いなど数多くの問題があり沈んでいた。しかし弾を追うごとに強化されて化けたカード。
デッキ構築としては八獄カードをマガチヨ1枚、
若芽の組員と
円環の看守を3枚入れたものが一般的。
まず第一の強化がアディショナルでの
反転する翼の追加。1コストのフォロワー→反転する翼→2プレイを行うことで3ターン目に4プレイする事が可能になり、
最速6ターン目に疾走条件を満たせるようになった。
第二の強化となったのが
新芽の風・メイと
シャインクリスタリア・リリィの追加。メイによって盤面処理能力が向上し、リリィにより大体のデッキ相手に1ターンリーサルを凌げるようになった。
極めつけに第三の強化、
ドゥルガーと
真相究明の追加である。
とうとう守護すら突破し始めた。しかも真相究明は円環の看守により引き込みやすいという抜群の相性を見せる。
最終的にこのデッキは、盤面処理の低さをリーサル速度で補い、盤面を無視して相手を殺すという殺意の塊みたいなデッキに変貌した。
もちろん手札要求値は高く、反転する翼を引けなかったり、円環の看守を早期に引けずコストが下がりきらないことも多い。特に若芽の組員が引けないとパーツが集まらないので致命傷になり得る。
だが全盛期には
フレイアが安定感を高めていたこと、何より対面は大体全部持ってるので大いにヘイトを集めた。
ちなみに出せる最高打点はマガチヨの6点、若芽の3点、看守3枚の18点で
最高27点。アフェクションドミニオンすら貫通できる。
アカンでしょ
マガチヨ相手に確実にリーサルを遅らせるには、こちらもリリィを握る他ない。ミラーでは先に条件を満たせる先行が有利なものの、リリィを使うことで後攻も抗え、特にミラーが頻発する大会ではリリィを使った熱い応酬も見られた。