しかしながら、現環境で使われることは少ない。
理由としては、コストの重さが挙げられる。
8コストという重さゆえに使われるとするならばコントロール秘術になるが、まずコントロール秘術自体が少ない。
前を見れば強力なアグロデッキに轢き殺され、後ろには超越がリーサルを狙っているような環境ではなかなか勝ちを拾うことが難しい。
仮にコントロール秘術にこのカードを採用したとしても、8コストという重さゆえにそれなりのフィニッシャー能力が求められるが、8コストで進化込み7点というのは
ギルガメッシュと同じである。
コントロール秘術のフィニッシャー候補としては、秘術で墓場を30枚溜めやすく条件を満たしやすい
冥府への道、デッキを作り替えることで強烈なフィニッシャー性能を発揮する
サタン、手札の土を消費してスタッツを上げることが出来る
魔導の巨兵などが存在し、それらと比べるとやや物足りないと感じてしまうのも仕方ないと言える。
解説では腐ることがない万能カードというような解説をしたが、実のところは器用貧乏なカードに収まってしまっているのが現実である。
使うのならば、愛と工夫を持ってデッキを構築する必要があるだろう。