おんJシャドバ部 - 竜の魔女・リリウム

私こそが、魔女。
竜の魔女・リリウム
コスト:2フォロワー
クラスドラゴン
レアリティレジェンド
タイプ学園
パック遥かなる学園
CV釘宮理恵
イラストレーターliiko
進化前
攻撃力2体力2
ファンファーレ 自分の手札1枚を捨てる。竜の創造1枚を手札に加える。
進化後
攻撃力4体力4
進化時 自分の手札のランダムな竜の創造1枚のコストを-2する。

フレーバーテキスト

トークン

概要

第28弾カードパック「遥かなる学園」にて登場したレジェンドのドラゴン・フォロワー。
1弾越しのディスカード効果と2弾越しのCV釘宮という声優アドを持って実装された。

本体は2/2/2と語るところのない標準スタッツだが、ファンファーレで1枚ディスカして専用トークンである2コススペルの竜の創造を手札に加えられる。
さらに本体を進化させることでそのスペルのコストを-2して0コスで使用できるという、どっかの大将を彷彿とさせる能力を持つ。

ああ、そうだ、俺は──この学園で、育ったんだ。

トークン解説

竜の創造
ディスカで手札に加わるこのトークンスペル。なんとこちらもディスカで手札にトークンを加える効果を持つ。
こちらは2枚ディスカすることで、リリウムの幼竜リリウムの巨竜の2枚を入手できる。

一見すると二度手間なだけにも思えるが、これによってディスカドラゴンのキーカードである金色の威信・リュミオールおよび銀色の清純・アルジャンテが要求するディスカードカウントを稼げるのは大きなメリット。

0コスで2ディスカできるため、あえてコストを下げたまま保持しておき、次ターン以降でリュミオールのAOEの弾にするという選択肢もあるだろう。

なお、このカードは他のディスカカードと異なり「(ディスカする)2枚を選択できるなら、プレイできる」とわざわざ記されているため、捨てる手札がない状態でアルジャンテを出して3ドローだけするようなディスカの踏み倒しができないことには注意。
リリウムの幼竜
0/1/1守護、ラスワでリーダー2回復というシンプルな性能。
吹けば飛ぶような軽量守護だが、2回復は役立つ場面も多いはず。
リリウムの巨竜
2/5/5という優れたスタッツに加え、突進&攻撃時に相手をプリンにする*1という、何が何でも相手を無力化するという強い意志を感じる能力を持つ。
プリン化により、ほとんどのフォロワーを上から踏んで5/4を残せる。
相手が完全耐性持ちのフォロワーの場合は倒しきれないが、その場合でもスタッツ1/1の置物にすることが可能。
また、シャドバの仕様により交戦能力が相互に発動するせいで戦闘前にこちらが消滅してしまう金剛の拳聖も天敵だが、それでもプリンにはできる。
相手もこいつを全力で取りにくるはずなので、実質守護ともいえる強力なトークンだ。
攻撃されない&潜伏には無力。

評価

後攻4Tでリリウムを出して進化を切れば、4PPで幼竜と巨竜のどちらも展開可能。
4/4突進、5/5突進、1/1守護という盤面を作りつつ、ディスカカウントを稼いで後続の金色の威信・リュミオール等につなぐことができる。
巨竜の能力無効効果は、香風の執行者・ウィムエルのようなこれまでのドラゴンでは対処が難しかった厄介なフォロワーへの解答にもなりうる。

ただし、手出しの本体+本体のディスカ+トークンのディスカで手札を4枚消費することになるため、手札の消費速度が凄まじいのは大きな弱点。
ディスカ対象にドラゴニュートの怪力を選ぶ、銀色の清純・アルジャンテ剛爪の看守といったドローカードを残せる状態でプレイするといった工夫は必要になるだろう。
AOAのドラゴンでディスカ関連のカードはこれだけなのもあり、リソース供給にはかなり不安が残る。

また、このフォロワーとトークン達は盤面処理と回復はできるが相手のライフを削る効果が一切ないため、フィニッシャーは別に用意する必要があるのも欠点といえる。


総じて、生成するトークンは強力なものの、どうしても手札枯渇問題は気になる……といった感じのカードだ。
AOAアディショナルおよび今後の追加カードに期待したい。