第11弾カードパック「
次元歪曲」にて登場した、ゴールドのヴァンパイア・スペル。
同弾で登場した「手札フォロワーの攻撃力にバフをかける」カード群の1枚で、その目玉ともいえるカード。
そのまま使っても手札全体に+2/0修正をかけるが、復讐状態だとなんと
デッキ全体にも同じバフをかけるという理性が崩壊した効果を持つ。
普段何でもないフォロワーたちがムキムキになって場に次々に出てくる様は壮観。
サーベイジウルフなど疾走フォロワーにかければゲームを終わらせうる火力を叩き出す。
しかし欠点も大きい。まずこのカード自体は盤面に何ら干渉をできないという点が痛い。3コストはスペルとしてはボチボチな重さなので、おいそれと気楽に打つと取り返しのつかない盤面になることも。
また復讐効果も強力だが、復讐状態でそんな悠長なことできないというシーンも多い。
狂恋の華鎧・ヴィーラと組み合わせる等何らかの工夫が欲しいところ。
現状では「爆発力はあるが、ハンドバフ軸でも採用は当落線上」というカード。どちらかというと色々疾走やサーチ手段の多いアンリミが主戦場で、ローテでは堅実な
フルフルが優先されがち。
今後の追加で大爆発するポテンシャルは秘めてるので期待しよう。
一応
真紅の抗戦者・モノデッキにおいて、
悪夢の始まりで確実に
プロダクトマシーンを出すために非機械フォロワーである
フルフルや
ピユラを絞る構成なら採用できなくもない。かなり歪んだ構築にはなるが、爆発力は高い。