第21弾カードパック「
リナセント・クロニクル」の
アディショナルカードにて登場したレジェンドのネクロマンサー・フォロワー。
本体は1/0/2と貧弱だが、ファンファーレで
ルナの人形、進化することで
ネクロテンプテーションを手札に加える。
また、ネクロマンス6があればファンファーレでEPを回復してくれる。
ルナの人形はカウントダウン1で1回復・1ドローと普通のドローソース。
ルナ本体と合わせれば2コストで墓場を2枚肥やせ、ラストワードのカウント数にも換算される。
進化時に得られる
ネクロテンプテーションは5コスト以下限定の確定除去スペル。
2コストと破格なうえ、ネクロマンス8を消費すると破壊したフォロワーを
おともだちにしてしまう。
さすがにファンファーレは発動しないので、ラスワが強力な
ミルティオや
バニー&バロン辺りを盗めると嬉しいかもしれない。
不具合出そうなんですけどそれは大丈夫なんですかね……
1Tに置いても攻撃力1に取られないため、序盤は
ソウルガイドたちや
クランプスの餌にしつつ手札と墓地を肥やし、中盤以降はEPの回復兼ネクロマンス消費に、奪いたいフォロワーがいれば進化してテンプテーション……といった極めて幅広い運用が可能。また、攻撃力0の為
ベルエンや
ゴースト系の札と組んで盤面ロックで進行する助けとなる事も
ラスワ軸だとボーンフリークが競合し墓地の消費もかなり激しいため、エンネアやマンマル2号のためにEPをキープしておきたい機械軸での採用が主になるだろうか。
セレスに切ったEPを回復したり、今まで再誕に頼りがちだった除去も進化殴りで取りやすくなるため、普通にラスワ軸でも採用されている。
DOCアからの進化ネクロの猛進撃を縁の下で支え続けた一枚でもあり、
セレスト・マグナや
記憶の軌跡などといったカードが落ちていき、
様々なカードがナーフされていってなおルナと
ケルヌンスージーが共演した10ヶ月の間一度たりとて最終的なローテTier1を譲ることは無かったいぶし銀の一枚。アディショナル追加のカードにも関わらずローテ環境に最も長く居続けたカードと言っても差し支えないだろう。
このカードが落ちた直後のCDBローテネクロの悲惨さもこのカードを語る時には欠かせない。
ケルヌンスージーの為のネクロマンス量を稼ぐことすらままならない上にEP供給も全く間に合わず、ドローも弱化している上にクランプスや統率の撃ち先も雑に賄えない為滅茶苦茶なコストでレイダーを出すことはほぼ叶わなず、2/6/6疾走としてフラグラをぶっぱするのも一苦労という惨状。
前期Tier1にもかかわらずたった一枚だけ落ちてTier2にすら残れないというのが如何に進化ネクロという基盤がルナに依存していたかを示しているだろう。