おんJシャドバ部 - 優美な猫姉妹・シャム&シャマ

しみのぉ?
まりですのぉ!
優美な猫姉妹・シャム&シャマ
コスト:1フォロワー
クラスエルフ
レアリティレジェンド
タイプ-
パックレヴィールの旋風
CV下田麻美
イラストレーターヘスン
進化前
攻撃力1体力1
ファンファーレ このターン中に(これを含めず)カードを2枚以上プレイしていたなら、疾走を持つ。
4枚以上なら、さらに、進化する。
6枚以上なら、さらに、シャムのいたずら1枚とシャマのまなざし1枚を手札に加え、それらのコストを1にする。
進化後
攻撃力3体力3

フレーバーテキスト

トークン

概要

第18弾カードパック「レヴィールの旋風」にて登場したレジェンドのエルフ・フォロワー。高貴なる猫姉妹・シャムとシャマリメイク

このカードの前に2枚プレイで疾走付与、4枚プレイで進化、6枚プレイでリメイク前のトークン2枚を1コストにして手札に加えられる。
プレイ数を稼げれば、わずか1コストで3/3疾走を出せるので、顔面を削ったり、盤面で有利に立ち回れる。バウンスして使い回すことが容易なのもgood。

ただ、プレイ数を稼げない場合のカードパワーが低いのは気になる。2プレイ時点では疾走を持つだけで、クイックブレーダー相当にしかならないため、かなり物足りない。
そのため、プレイ数を稼ぎやすいコンボ系のエルフなどが就職先となるだろうか。

当初の評価

リリース直後から主に【ロキサスエルフ】で採用されている。乗り物アミュと組み合わせることで打点を伸ばせることもあり、デッキとの噛み合いは悪くないのだが、肝心のロキサス軸の環境での立ち位置がかなりお寒いことになっており、結果的に彼女たちを見かけることは少ない。

そもそもフィニッシャーとしても小槌の勇士・スクナがメインを張っており、レジェンドとしてはやはりパワーが低すぎるのではないかとの声も聞かれる。実際ロキサス軸でもハンドが薄くなるという理由で不採用となるケースがまま見られる。
決して弱いというレベルではないが、もう一つテコ入れの待たれるカードである。

その後

リハクでした。

SOR期

環境が進み、ロキサスエルフの構築が洗練されて行くにつれて評価が上昇。1コスで疾走できるこのカードはロキサスエルフのフィニッシャーとしてなくてはならないものであり、スクナと役割がかぶる点も「スクナは4コスト払わないと疾走できない」「そもそも両方採用しないと打点が足りない」などの理由でほとんど気にならなかった。3積み必須どころか手札に来てくれないと困るレベルである。
6プレイ以上で手に入るトークンスペルも、特にミラーでは非常に偉い仕事をしてくれる。回復と除去でダメージレースを有利にできるいたずら、アミュレットで盤面が狭くなりがちなロキサスエルフに対し自害できない邪魔なフォロワーを用意できるまなざし、どちらも1コストで打てるのはやはり強烈である。
ロキサスとともに評価をひっくり返して見せた。

ETA期

フォレストレンジャー・ウェルダーやアディショナルで追加された閃光のエルフ・アルバータといった新たな疾走連中と共に相変わらずロキサスエルフのフィニッシャーとして飛び回っている。それどころかローテに飽き足らずロキサスと共に魔境アンリミにまで進出し始めた。エルフにはご存じ最強のフィニッシャーたるゴキブリがいるが、盤面を作ってゴキブリに依存しない勝ち筋になったり、1コス3点という取り回しの良さからゴキブリと一緒に使いやすかったりと独自の強みを見せて活躍している。なおプレイ難度はローテの比じゃない模様。

DOV期

例によって(ローテアンリミ問わず)ロキサスエルフに採用されている。SORで登場してからロキサスエルフ以外のデッキにはほぼ採用されずに「シャムシャマの強さもロキサスのカードパワーありきなのでは?」という声も少なくなかったが、ここに来て宿命の狐火・セッカ瘴気の妖精姫・アリアを軸にしたセッカエルフという新デッキに採用されることに。低コストカードを多数擁するデッキなためプレイ数を稼ぎやすく、アリアのリーダー付与効果によって削れた相手の顔面をセッカやアルバータと共にしばき倒している。トークンもこのデッキが苦手な攻撃できないフォロワーなどへの対応に使える点から相性が良い。

RSC期(初期)

今期ももちろんロキサスエルフやセッカエルフに採用…などと思っていたら、万緑の回帰・ラティカを軸にプレイ回数を稼ぐことに全力を注ぐ、ラティカエルフなるデッキが登場。プレイ回数軸ということでもちろんこのカードも採用されている。
1コス3点疾走としての役割はもちろん、12プレイという膨大なプレイ数を稼ぐ為に1コストークンを生成するこのカードがベストマッチ。相手の場に的が1体いるだけで2枚とも撃てる上に、自分の盤面を使わない点も◎。
また、英雄の覚悟による盤面形成の場面でも1コス3/3と非常にコスパの良いスタッツで貢献できる。上振れると2t妖精の弓使い→3t覚悟覚悟シャムシャマで3ターン目にして3/3、3/3、5/5という勝負が決まりかねない展開もできるように。これおかしいのは英雄の覚悟の方では
デッキの動きが派手過ぎるためあまり目立っていないが、3投確定の重要カードとしての地位を確固たるものにしている。

総評

結果論だが、現状SOR期出身のエルフカードとしてはあのロキサスヴァーミンを差し置いて、一線級のエルフデッキ(ローテ)に4期連続で採用され続ける非常に強力なフォロワーだと言える。こんなカードが実装当初はカードパワー足りないって言われてたとかマジ?ワイトもそう思ってました。
無論プレイ回数を稼ぐ前提が必要なため他のカードの補助ありきなのだが、1コス3点疾走という単純な強さとトークンによる柔軟な対応力で色々なデッキに採用される様はまごうことなきレジェンドの風格である。

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