おんJシャドバ部 - 無尽の魔像

を捨て、叡智 のスープへ
無尽の魔像
コスト:2フォロワー
クラスウィッチ
レアリティレジェンド
タイプ-
パックレヴィールの旋風
CV小清水亜美
イラストレーターシュイトン
進化前
攻撃力2体力2
能力によって破壊されない。(攻撃か能力によるダメージでは破壊される)
ファンファーレ エンハンス 5;「1ターンに2回攻撃できる」を持つ。進化する。
進化後
攻撃力4体力4
能力によって破壊されない。
攻撃時 自分のデッキが21枚以上なら、自分のデッキが20枚になるように消滅させる。20枚以下なら、ゴーレムクリエイション1枚を手札に加える。

フレーバーテキスト

概要

第18弾カードパック「レヴィールの旋風」のアディショナルカードにて登場したレジェンドのウィッチ・フォロワー。

能力破壊不可の2/2/2と、単体スペックは標準。だが、エンハンス5で出すと自動進化し、さらに2回攻撃も同時に付与される。

本領を発揮するのは進化後で、攻撃時に自分のデッキが20枚になるように消滅させるという、前代未聞の効果を持っている。無尽とは
ウィッチにはデッキが20枚以下なら真価を発揮できるカードが多く存在しているため、それらを早い段階から活かせるのは大きな強み。既に20枚以下なら強力なトークンスペルであるゴーレムクリエイションが手札に加わるので、腐ることもなく便利。
ちなみに「デッキが20枚以下なら」能力を持つレジェンドはこれが初である。

ただ、デッキを消滅させるのはデメリットにもなる。特に、最速でこの効果を発動させると、10枚近くのカードが消滅してしまうため、デッキのキーカードがすべて消えてしまった、という事態になる可能性がある。

総じて、かなりユニークな性能のカードであるので、使うときは是非強みを最大限活かせるようにしたい。

呪いの言霊・ジンジャーとは好相性。自動進化とゴーレムクリエイションによってジンジャーのコストが一気に下がる。どちらも自動進化であるため、ジンジャーの進化時効果も生かしやすい。惜しむらくは、ジンジャーが既にローテ落ちしてしまっていることか。

イラストナーフ?



何の問題もないごくごく普通の固定具であり決して脱ぎかけのパンツでも脱ぎかけの黒ストッキングでもないのだが、なぜか修正されている。なお絶対領域は守られた模様。


ん?

なお神撃でのこのカードは「エクセレントアートマヌカン」という名前。
こちらのテキストでは「体型を強調したデザインが不道徳だと糾弾され、打ち捨てられた女神像」という設定。それがシャドバでも検閲の憂き目にあうとはなんとも皮肉である。

シャドバでは設定が変更されているようであり、フレーバーテキストに無貌の魔女との共通点が見られる。
頭蓋の中身を揺さぶるような声。呻き。あるいは歌?
彼女によって、私の悉くが修正される。
そして私は理解した。そうか、魔術の真理とは──。
──薄汚れた紙片
声、呻き、歌の意味が段々と沁み込んでいく。
彼女は私を正しく造り変えてくれた。
嗚呼、私は終わったが、素晴らしい私が始まる──。
──薄汚れた紙片

ただ、無貌との関連性は今のところ不明な上、「私」というのは一体誰で何をしようとしているのか、そもそも魔像は「私」にとって何をする存在なのかが抽象的でよく分からない。
もしかしたら、上述のイラスト変更はナーフではなく、設定変更の影響なのかもしれない。

余談

カードゲームの世界にはデモコン理論という考え方が存在している。
詳しいお話はページに任せるが、要するに「どうせ最後まで使わなかったデッキの下のカードが消えていると考えれば、デッキ破壊は実質的にデメリットにならない」といった理屈である。
このカードを使う上で覚えておくと少しは楽になる・・・かもしれない。
なお、勘違いしがちだが「消えるカードが何かわからないうちはデッキ破壊はデメリットにならないと考えるのが合理的である」というだけであって、いざ消してキーカードが全てなくなってしまえば普通にデメリットになり得るし、ましてや「メリットである」という考え方ではない。
また、「消したカードは使わないカードである」という前提の話であるため、デッキの底まで引き切る場合やサーチカードを使う場合は話が変わってくる。