第31弾カードパック「
リサージェント・レジェンズ」の
アにて登場したレジェンドのロイヤル・フォロワー。
不滅の英雄・ローランの
リサージェントカード。
幾度となく
バハムートに破壊され涙を呑んだ不滅の聖剣がここに復活。
進化回数が3回以上なら相手フォロワーを1体破壊してリーダーを3回複。5回以上なら更に2ドローとPP4回復が付いてくる。
フルパワーで使った場合、
ユピテルに似た性能になる。消滅ではなく破壊だったり、回復やドローの数値に差異はあるものの、
フルパワーで使えばほぼ遜色ない力を発揮してくれるだろう。
ユピテルは環境で活躍したカードなのでこれも期待が持てるが、ユピテルと異なりPP回復は進化5回以上でないと発動しないのが大きな難点。
5回達成前の性能ではユピテル以上に使いづらいため、進化軸以外での採用はやや難しいか。
と、ここまでだと2年半前に登場したカードと同等......どころか使い勝手の面ではむしろ劣っているとも言えてしまうが、トークンで出す永久の聖剣・デュランダルがこのカードの最大の強み。
場を1面埋める代わりにリーダーと場のフォロワーと全てに対し
相手の能力で選択できないを付与できる。
出航の咎人・バルバロスなどの守護破壊疾走はもちろん、
シャインクリスタリア・リリィの進化時効果を無効にしたりと割と厄介な付与であり、特に
巡りの大魔術師・レヴィや
アーティフィシャルエデンにとってはかなり刺さる。
味方としても
英傑の学園長・ガルドルや
選別の教員・ヴァイスなどに付与できれば相手が処理できなくなる場合もあるだろう。
弱点としては
デュランダル自体には耐性がないこと。全クラス
白刃無双や
グングニルで対処が可能。
クラスカードとしても
勅令の咎人・イステンデッドを有するネクロや
殺竜の悲劇と
踏み荒らしと大蟹挟みを有するドラゴンなど対処手段は割と多い。
元ネタ的にも
鎮定の王・シャルルマーニュが率いるN進化ロイヤルで採用したいところだが、ローラン本人も指揮官である点には注意。
現状シャルルマーニュをサーチするには指揮官を絞るしかないため、これを入れると進化ターンまでに引ける可能性が下がってしまう。
進化5回までは使い辛く出張しにくい、その進化を稼げるNロイではサーチが被ると、ちぐはぐな感じは否めない。環境が後ろ寄りになったり、耐えた先のフィニッシュ手段が確立するかがこのカードの焦点になるだろう。