キャハハハハハ。

夢のもてなし
コスト:3	スペル
クラス	エルフ
レアリティ	ゴールド
タイプ	宴楽
パック	天象の楽土 プライズ
CV	高尾奏音 青木遥
イラストレーター	77gl
場のフォロワー1体と自分の手札のフォロワー1体を選択する。 前者をトレントに変身させる。 このターン中に（これを含めず）カードを2枚以上プレイしていたなら、後者をエルダートレントに変身させる。そのコストを0にする。 （2枚を選択できるなら、プレイできる）

第24弾カードパック「天象の楽土」にて登場したゴールドのエルフ・スペル。

まず場のフォロワーをトレントに変身させる効果。トレントは4/4なので相手の盤面に対して打つ旨みは、相当な耐性効果を持った相手でもなければあまりない。むしろ自分の盤面に対して打ち込む事で小型を4/4に変換する使い方がメインとなるだろう。

そしてこちらがおそらくメインとなるであろう、2プレイしておく事でハンドのフォロワーを0コスエルダートレントに変身させる効果。
ここ最近あまり強い効果が出てこなかった2プレイ効果なのだが、出てきたターンに出せば絶対に発動するエルダートレント側の効果によりなんと3/7/6突進という無茶苦茶な盤面を立てることが出来るのである。前者の効果で自分の1/1辺りをトレントに変えていれば(即攻撃こそできないが)実質3コス+3/+3というなかなかのバフ効率のついででこの暴力を押し付けることが可能である。

弱点を挙げるならば、常に盤面と手札のフォロワーの両方がなければ発動出来ないということと、エルダートレントはトークンとしてハンドに入れるのではなくフォロワーを変身させるのでハンドがもてなし込でも2枚減ってしまう事が挙げられるだろうか。事前に2プレイする分も含めると消費はかなり大きく、手札のキープが課題になる。
盤面の遠まわしな強化は使いどころが悩ましく、現状は構築での活躍よりもアリーナ向けのカードとなっている。

発表直後から大きな話題となったちいかわコラボ。そのコラボ用絵違いカードとして真っ先に発表されたのは、まさかのこのカードであった。
「ちいさくてかわいいコンテンツとのコラボカードが、フォロワーが樹木の化け物に変身する物騒なスペルだなんておかしいだろ！いい加減にしろ！」とちいかわ未読のホモは思ってしまうだろう。
しかし、内容をよく知る人からすれば「そう来たか...」と思わず唸ってしまうほど納得のいくチョイスなのである。
「どういうことなのだ!? ちいかわはゆるふわ癒やし系日常漫画ではなかったのか!?」と気になった未読ホモはぜひともこれを期に触れてみてほしい。
そんな先入観が壊れるほどなかなかにダークな世界観であることがわかるはずだ。

誰かがクマの巣穴に入っていくのを見て、別の誰かが楽しんでいる様子である。
ヘビを食べたり泥に浸かったりと相当な奇行に走る様は確かに滑稽ではあるが、ガリボリと言うオノマトペには妙な既視感があるような──。
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