第18弾カードパック「レヴィールの旋風」のアディショナルカードにて登場したゴールドのウィッチ・スペル。エンシェントアルケミストが描かれている。

シャドバ史上5種類目の特殊勝利カードがウィッチに登場。その条件は単純明快、50回スぺブしてプレイするだけである。

…50回！？うせやろ！？

思わず目を疑ったホモも多かったことだろう。あの次元の超越が20コストで、スぺブ20すればコスト0まで下がりきるのである。
その倍以上を要求するというのは前代未聞というほかないだろう。
そもそもデッキは40枚しかないので、真っ当にスぺブしても到底間に合わない。陰陽の開祖・クオンや水晶の魔剣士などといった1枚で大量スぺブが可能なカードを駆使する必要がある。
クオンと魔剣士(20枚以下条件)を3枚ずつプレイすれば単純計算で15+15で30も稼げる。足 り な い
よしんばうまくプレイが出来てスぺブ50を溜めたところで、究明を発動するまでもなく勝ってしまいそうなのも問題。
アンリミではそれこそ超越を使えばよいので、ガチデッキとして特殊勝利を狙う、というのは現状厳しいだろう。
今後さらに相性の良いカードが追加されるのかにかかっている。

ただし、このカードには特殊勝利以外の効果も付いている。

• スぺブ5〜：自分のデッキからランダムに2枚消滅
• スぺブ10〜：さらに相手のフォロワーを1体消滅
• スぺブ20〜：さらにアルティメット・クレイゴーレムを2体出す。

正直これらの効果もスぺブの手間と比べて効果が強いとはいいがたいが、そもそもの利点として、「無条件で発動でき、手札を1枚減らせる1コストスペル」という点が存在する。
特に無条件で打てる点はエクステンドマジックに勝っており*1、場合によってはスペル軸の潤滑油役としてデッキに採用されるケースはありそうである。

ちなみに勝利演出は勝利のカードを引いた時のものと同じ。ただし勝利のカードがねっとりと画面中央にくる演出が無い分、よりスムーズ。初見では使った側も何が起きたか把握しかねるほどあっさりとゲームが終わる。

水晶の魔剣士とこのカードを3積みし、早期に5回スペルブーストを達成するデッキがプロリーグで登場。話題を集めた。
やはり……というか当然というか、20回・50回の効果は無視され、「20枚以下達成を助ける最軽量スペブカード、運が良ければフォロワー消滅も出来る」といった感覚で運用される。
そんな簡単に特殊勝利できたら困るから仕方ないね（レ）

• エンシェントアルケミスト