第12弾カードパック「
鋼鉄の反逆者」の
アディショナルカードにて登場したゴールドのウィッチ・フォロワー。
ンーーー、改めて考えると凄いな、って思うなあ。クラークはやっぱ。凄いなあと思うなあ。
土の印も作れるしさ、スペルブーストもできちゃうし、ほんでー盤面処理もできるでしょ?
ほんでー、さらには1ドローもできるって?
ほんでー、顔への打点にもなるって?
なかなかできないよ、そういうことは。なかなか難しいと思うよそういうことは。
そういうクリエイティブな人はなっかなかいないと思うよ。
アクセラレートの能力は単純に見えるがその役割は多岐に渡る。
真理の術式を手札に加えるが、同時に
土の印を設置するので1ドローを発動させられる。もちろん真理の術式に限らず、
精神統一や
滅拳の魔女・マギサにつなげることも可能。加えた
真理の術式は除去として使うなり相手の顔面に飛ばしてバーンスペルとして運用するなりなんでもござれ。
このカード一枚で
2回スペルブーストできる点で
ゴーレムアサルトに近い性質を持つ。あちらは貴重な守護を加えられる点、こちらは手札が減らず本体のコストが高いため2回スペルブーストできる安定感の高さが特長。
またファンファーレは
PPを10回復するというもの。
10PPでこれをプレイしても0コス2/3にしかならないが、同時期に実装された
魔術の王・ソロモンの
ソロモンの指輪から引っ張ってくることで、少ないコストで一気にPPを全快させることができる。手間はかかるが0コス指輪から10PP回復の動きは、かの悪名高い
次元の超越を彷彿とさせる。十分にスペルブーストが溜まった
真実の宣告を2連発できれば対戦相手の心をへし折ることができるだろう。
土の秘術で手札全取っ替えする効果が働く。PPを回復したあとに使いたいカードを流してしまうのであまり出番はないが、ライオを出したあとならばデッキに眠るスペルブーストカードを無理矢理引き込みにいけたり、秘術ウィッチでもリソースが尽きたあとにリカバリーができたり最後の数点を引き込みにいけるため、役に立つ場面はある。
総じて、スペルとしてもフォロワーとしても有用なカードであり、高い汎用性を持っているため、登場するや否やローテーション、アンリミテッドの両フォーマットで様々なデッキに3枚採用されるに至っている。ウィッチの新たなパワーカードと言えよう。
余談であるが、4コストのバーンスペルとして見ると
デモンストライクのほぼ完全な上位互換である(同じコスト、同じ効果であるにも関わらず2回のスペルブーストと1ドローがついてくるため)。