おんJシャドバ部 - 蔓延る君主・ゼベット
蔓延る君主・ゼベット
コスト:6フォロワー
クラスネクロマンサー
レアリティレジェンド
タイプ-
パックリサージェント・レジェンズ
CV小林ゆう
イラストレーター久方綜司
進化前
攻撃力4体力4
邪食の甲虫
邪裂の蟷螂
邪翔の怪蝶
ファンファーレ チョイスした2体を出す。
エンハンス 8; これは守護と「次に受けるダメージを0にする」を持つ。自分のEPを2回復。
進化後
攻撃力6体力6
邪食の甲虫
邪裂の蟷螂
邪翔の怪蝶
進化時 チョイスした2体を出す。

フレーバーテキスト

トークン

概要

第31弾カードパック「リサージェント・レジェンズ」のアディショナルカードにて登場したレジェンドのネクロマンサー・フォロワー。地獄の君主・ゼベットリサージェントカード
ゼベットがネメシスの往年の名カード、終末の番人・スピネのようになって帰ってきた。
ファンファーレ進化時に、3種のトークンの中から2種を選んで呼び出すことが出来る。
呼び出し方の組み合わせはファンファーレのみだと3通り、進化時効果込みだと6通りとなる*1
また、エンハンス8で自身に守護とダメカを付与しつつEPを2回復出来る。

トークンについて

  • 邪食の甲虫
2/2/2 疾走 ラストワード顔2点。
コストとタイプ以外はまんまブリッツアーティファクトである。
主に顔面を削る際や、ミッドレンジ系を相手にした際、怪蝶のネクロマンスのコストが足らず、かつ蟷螂だけでは盤面を捌けないときに呼び出すだろう。
  • 邪裂の蟷螂
2/3/1 突進 ラストワード3回復。
盤面処理と回復を同時にこなせる、エッジアーティファクトに近い役割の1枚。
エッジと比べると場残りが悪いので面押しには使いにくい。
主な役割は除去と回復か。早い分割リーサル狙いの相手には有効打になりえるだろう。
  • 邪翔の怪蝶
2/1/3 必殺 ターン終わりに1ドロー+ネクロマンス6で相手全体を-2/-2。
スピネのトークンに似た役割がない唯一のカード。
ドローでハンドアドバンテージを稼ぎつつ、ネクロマンスで全体に除去を飛ばせる。
甲虫と合わせて除去しつつ後続の打点を探す、蟷螂と合わせてロングゲームを見据えるなどの動きが出来る。ネクロマンスは重いものの、うまく使えば強力な1枚になるだろう。

トークンの組み合わせ

ファンファーレのみ


ファンファーレ+進化

欠点

多様な組み合わせでカードをプレイでき、様々な状況に対処できるこのカードだが、6コストという重さでアクセラレートがなく、シナジーにも乏しいという欠点がある。
アクセラレートが無いため、序盤の動きの補助には使いにくい。
また現状ネクロマンサーの主流である融合軸・ラスワ軸とのシナジーに関しては、融合軸だと融合関連の効果がなく、リアニメイトした際の旨味も少ない。
ラスワ軸で使うにも、ラスワ稼ぎ能力には長ける一方ニュートラルシナジーがないため、闇色の童話・ダークアリスをメインとする今の形とは合わない。
単体で完結した性能を持っているため、新しいデッキタイプに入る可能性に期待しよう。

で、結果は?


普通に環境でやれました(n敗)
既存の構築に入らないなら新デッキで使えばいいじゃんということでゴーストを大量展開したり強い盤面を築きながら相手に圧をかけていく過去の【ゴーストネクロ】と【ミッドレンジネクロ】の組み合わせのような高〜中速のデッキが登場し、そのキーカードとして採用されている。
甲虫2体に、状況に応じて回復と除去&ドローを選ぶのが基本の動き。
マスカレードゴーストの後釜......ではあるのだが、ゼベットはゴーストヴァニッシュの打点が上がりにくい代わりに、戦況に合わせた柔軟性のある動きとエンハンスによる継戦能力の高さがウリ。
アグロの動きをしてくるのに中々攻め手が止まらないという恐ろしいデッキになっている。ファッ!?

なんならラストワード軸や融合軸でも採用例はあるため、アクセラレートのないスピネかと思ったらヘクターだったとはこのリハクの目を持ってしても。