実装前から【八獄ネメシス】を支えてくれるカードとして高評価を受けていたこのカードだが、いざ実装されてみると、落ち目だった八獄ネメシスを環境トップにまで押し上げるほどのパワーを見せた。
カッティスを進化した後の動きとして小回りが利くのがとにかく優秀で、中盤から終盤までの盤面処理や継戦、打点稼ぎなどに大きく貢献できる。
とりわけ有用なのがエンハ6のバリア付与で、大抵のデッキがOTKを狙えるレベルの高打点を有していた環境において守りを固め、カッティスのエンハ9によるフィニッシュまで耐え切るのに役立つ。
その性能もさることながら、このカードが優れている点は引き込みやすさにある。
すべてのタイプを持っているので、八獄として3枚入れられるのはもちろん、
フレイアや
セレスティアルアーティファクト、
照明の案内人などのあらゆるタイプサーチの対象となれるため、それらを合わせれば実質的な採用枚数はさらに増える。
そのため、前述のようなサーチカードを多数入れたり、このカードを再利用する手段として
奏絶の崇拝者を入れるなどして何度もプレイすることで勝利に近づけ、八獄ネメシスの裏のエースカードとして、ランクマ・競技シーン問わず大いに活躍した。