西都との代表戦に勝利した戦兎達だが、スタークは西都の首相を殺害、難波重工に西都を乗っ取らせて東都に併合を迫る。
戦いの中、火星の王妃
ベルナージュが覚醒、スタークの正体は地球外生命体
エボルトであると伝える。
万丈はクローズマグマという新たな力を手にし、スタークをも圧倒できるようになるが、スタークも新たにエボルドライバーを手に入れ、仮面ライダーエボルとしてやりたい放題した。
(エボルになってから適役なのに
3週連続で強化された)
エボルトは更なる進化のための計画を進めるが、戦兎達は最早完全体となったエボルトの
正面からの完全撃破は不可能と判断、パンドラボックスを用いた新世界創造を行い、そのエネルギーとしてエボルトを完全に消費させて世界から消滅させようと目論む。
そしてエボルトとの決戦の果てに仲間が激闘の果てに次々に倒れるも、氷室幻徳の決死の一撃でエボルトとの動きを止め、新世界創造計画が始動。それによって強烈な弱体化が始まったエボルトはなんとか万丈を吸収し、再起を図ろうとするが、次元の狭間での戦兎との決戦に敗北、新世界は創造されたーーーー
そして戦兎は新世界にて唯一前世界の記憶を残していた万丈と再会、新たな未来へと走り始めるのだった。
この新世界では万丈が2人存在し、本来の新世界の万丈と、エボルトの遺伝子を持つ世界の異物としての万丈(この万丈が前世界の記憶を持つ。)がいるのだが、戦兎は初め前者に出会い、生きているだけで充分、と肩を落としていた。
しかし後者の万丈との再会の演出とその時の戦兎の笑顔から最終回を見た多くのものがこう思った。
「ヒロインって万丈じゃね」
実際お互い自らの過去を呪い、呪われるなか、頼れる物を自分の中に見出せず、共依存に近い関係になっていた。(特に戦兎はその傾向が特に顕著であり、記憶喪失やアイデンティティの喪失で作品中幾度と心を折られ、その度に万丈の言葉で持ち直した)
そんな中激闘に勝利し、平和な世界で2人きりで生きていく……これはベストマッチですね間違いない。
そしてクローズマグマに覚醒した万丈はエボルト編に於いては味方に於ける
最大戦力である。一応戦兎にもジーニアスフォームという最強形態はあるが、スペックは全体的にクローズマグマの方が上で、エボルトを除いて負けるシーンは殆ど無い。(映画編ですら途中で吸収されるものの、挑発してきた敵を圧倒している)
エボルトを除いて、と言ったのはエボルトはエボルト編通して「全力を出された瞬間物語が終わる」レベルのイベントでしか倒せない系の敵だったので基本負け続き。
仮面ライダーって...ここはバイクスレだろ!いい加減にしろ!
部員のホモの間で流行っている「万丈構文」、その主役(?)が彼である。
ちなみに万丈構文とは
「お前が○○を○○しない(する)のは勝手だ。けどそうなった場合、誰が代わりに○○すると思う?」
「万丈だ」
「あいつは○○の件でお前に負い目を感じているはずだ」
「だからお前がやらなきゃ自分から手を挙げるだろう」
というもの。
劇中でこれを発したのが全ての元凶である人物であり「お前が言うな」的なシリアスな笑いや内川コピペよろしく全てが彼に押し付けられる理不尽さが受けたのかTwitterとかでじわじわ広まってるらしいっすよ?
とはいえ実際見ないと面白さも今一判らないので皆も「仮面ライダービルド」、見よう!
せっかくなので使用例
KMR「お前が投票に出ないのは勝手だ。けどそうなった場合、誰が代わりに出ると思う?]
フィルレイン「…」
KMR「アイラだ。アイラは前回の件でファンに負い目を感じてるはずだ。だからお前がやらなきゃ自分から手を挙げるだろう。けど、あいつじゃギルヴァには勝てない,そうなれば萌え豚の連中は寄ってたかってアイラを責める」
KMR「…お前が出るしかないんだよ! お前にもわかってるはずだ。だから何かを期待してここに来たんだろう!」