おんJシャドバ部 - 魔道具専門店

貴方は気づく。
品定めするのは、彼らの方であることに。
魔道具専門店
コスト:7アミュレット
クラスウィッチ
レアリティゴールド
タイプ-
パック森羅咆哮
CV-
イラストレーターあかかがち
直接召喚 10ターン目かそれ以降の自分のターン開始時、自分の残りEPが1以上なら、このカードを1枚、自分のデッキから場に出す。その後、自分のEPを1消費する。
このアミュレットが場にある限り、自分のリーダーは「自分がカードをプレイするたび、ランダムな相手のリーダーか相手のフォロワーに2ダメージ」と「自分がカードをプレイするたび、自分のデッキにフォロワーがないなら、自分のPPを1回復」を持つ。

フレーバーテキスト

概要+事前評価

第14弾カードパック「森羅咆哮」のアディショナルカードにて登場したゴールドのウィッチ・アミュレット。

直接召喚を持つウィッチのアミュレット。ただ、肝心の直接召喚の条件が、「10ターン目以降」かつ「EPが1以上残っていること」が条件となるのでまず条件を満たすことはできないだろう。そもそも遅すぎる。EPに関してはマジカルビースト・モーラやアンリミテッドならダークエンジェル・オリヴィエなどで回復できるが、基本的にはEPを節約することになるだろう。また、召喚後にEPを1消費する。

このアミュレットが場にあれば、カードをプレイするたびにフォロワーかリーダーに2点ダメージを飛ばせるのでそれに関しては便利だろう。しかし、「自分がカードをプレイするたび、自分のPPを1回復」というマシンブックソーサラーを彷彿とさせる効果を発動させるためには、「自分のデッキにフォロワーがいない」という通常では絶対に満たすことができないような条件を満たす必要がある。もし、この効果を発動させようとするならデッキをすべてスペルかアミュレットのみにする編成(フォロワーレス構築)が必要になる。

マルドゥークの「スペルをプレイするたび、カードを1枚引く。アミュレットをプレイするたび、相手リーダーに2ダメージ。」という効果とは相性がいい。使えるとは言っていない。

ちなみに上記の効果はリーダー付与効果である。そのため、ラブソングシンガーにより防がれてしまう。アミュレットの能力だから意味ないぜ、と思ってしまうと自分が痛い目を見るため注意である。
またもし今後仮にリーダー付与効果を打ち消す効果が登場した場合、このアミュレットが場にあっても能力が発動しないなんてことが起こり得る。

実装後


普通に強い。
特化構築は回り始めた途端に相手の体力を瞬く間に溶かしていく爆発力を誇るほか、サブプランとして自然軸・機械軸に採用されることも。
そもそも冷静に考えるとやってることが天狐の社トートとほぼ同じのに弱いはずがなかった。
そして効果が重複するので、2枚置けるとほぼ確実にOTKが成立する。つまりある程度の低速デッキなら簡単に屠れるようなパワーを秘めていたのだ。

ちなみに上記の前評価で書かれていた直接召喚だが、こいつが真価を発揮するのはミラー対面、
お互いが魔法具専門店を消したり、決め手に欠けていた際、条件を満たしていればほぼ確実に先攻が勝利する。
また、ミラーだと進化権を使い切ることもなかなかない。

とりあえず筆者を含めて玩具専門店呼ばわりしていた人はごめんなさいしよう。
ただシステムアミュデッキの宿命だが、アミュレットを消されると辛いのはご愛嬌。ミュニエメディアなど対策札も地味に増えたのでこれらを採用している可能性のあるデッキと当たった時はちうい。
また、ダメージ耐性を持つフォロワーを出されると、ダメージを吸われ続けることになりバーン性能が大きく低下する。ヘヴンリーイージスはともかくビューティ&ビーストは先出しされる上、フォロワーを採用しない都合上除去はほぼ不可能であり天敵と言える。

VEC後期からローテ・アンリミともに強烈な地雷デッキとして地位を確立。UCL期こそ新規パーツが皆無だったので静かだったが、WUP期になると0コストアミュのグラウンドサークルなどでまた強化され存在感を高めている。

さらにFOH期になるとエクステンドマジックの登場で秘術ギミックと共存できるようになったほか、手札回転ができるでたらめな接合、空撃ちも出来る強力な除去の突然の落石など相性抜群のカードが追加された結果、ついにトップメタの一角に食い込むまでになった。ここまでの出世をリリース前は誰が予想しただろうか…

また、当然ながらジェムオブフォーチュンでは鬼のように強い。
というのも、デッキ内の30枚すべてがスペルのルールのため、何かしらのことが起きてフォロワーがデッキに加わらない限り、PP1回復が適用される。
構築戦だとフォロワーをプレイすることがまずないため忘れがちだが、フォロワーをプレイした際にもバーンダメージは発生する。
さらに、ジェムライトクリスタルブライトも0コススペルのため、7ターン目に直置きした後のテンポロスを軽減でき、場合によってはそのまま削りきることすら可能。

相性のいいカード

回転要員

1コストのスペル。直接召喚は難しい(というより遅い)ので魔道具専門店は手元に引き入れておきたい。魔道具専門店があれば事実上の0コストでドローできる。
2コストのスペル。リーダーを2点回復し、0コストのアミュレット(ナテラの大樹)を加えるカード。
この0コストのアミュレットを加えられる点が特に強く、7ターン目に魔道具専門店を置いてPPが0になってもこれを置くことでPPを1回復できる。そのまま、下記のエレメンタル・マナの動きにつなげることも可能。
1コストのスペル。5ターン目以降なら事実上0コスト。場に魔道具専門店とナテラの大樹がある状況で、エレメンタル・マナを使用しそのままナテラの大樹を置けば「PPが1回復・1ドロー・2点ダメージ×2回」をかますことができる。できれば魔道具専門店を置いた後にプレイしていきたいカード。
素でコストが0のアミュレット。休息と違い前準備も要らない。このカードの登場で7ターン目の起動→回転がやりやすくなったが、場を埋めやすいことには注意。
当然だがイザベルの詠唱をチョイス。効果はほぼコールチェインだが、フォロワーをデッキから引っ張れるようになったため、魔道具ウィッチに若干枚ではあるがフォロワー採用が可能になった。
主なところではドローソースになるカオスウィザードや、盤面処理しつつ土の印も処理できる境界の魔道士が使われている。特に境界はバイト君と呼ばれるほどポピュラー。
土を2枚食いつつ2枚ドローも出来る。このカードの登場で秘術ギミックと専門店の両立が楽になった。
FOHで登場した専門店の革命児。扱いには慣れが必要だが、手札を入れ替えつつ盤面取りにも貢献できるパワーカード。
アンリミテッド限定だが占星術を用いることで、確実にフォロワーを2枚手札にくわえることもできる。

テンポ維持要員

フォロワーを出せるスペル・アミュレット
「自分のデッキにフォロワーがいない」という条件を満たすには基本的にスペルかアミュレットからフォロワーを出すしかないので、この手のカードは有効。

フォロワーを出せるスペル・アミュレット(FOHローテ)

相手フォロワーの処理に役立つスペル
基本的にスペルかアミュレットのみを入れるのでスペルブーストはしやすい。ダメージを増やしたりコストを下げたりするのは難しくないだろう。
究極上振れ最終兵器。運が良ければ6ターン目から専門店ぶっぱが可能。環境デッキすら一方的に蹂躙できる。また先述の掟に当たると4ppスペルで7pp回復とかいうわけのわからないことになり、脳汁が溢れる。他のカードに当たったとしても3コスまでなら0になるので専門店を置いた直後に使えるようになる。相手の展開的に無理そうなら召喚しなければいいのでとりあえず1枚差しといて損は無い。

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天敵