おんJシャドバ部 - 魔性の扇動者
魔性の扇動者
コスト:2フォロワー
クラスヴァンパイア
レアリティゴールド
タイプ-
パックミスタルシアの英雄
CV戸松遥
イラストレーターおにねこ
進化前
攻撃力2体力2
進化後
攻撃力2体力2
進化時 次の自分のターンの、ターン終了まで、自分のリーダーは(体力が11以上でも)復讐状態になる。コスト2以下の相手のフォロワー1体を選択して、破壊する。選択したフォロワーと同名のフォロワー1体を自分の場に出す。それは突進を持つ。

フレーバーテキスト

概要

第29弾カードパック「ミスタルシアの英雄」のアディショナルカードにて登場したゴールドのヴァンパイア・フォロワー。
近年では珍しい未進化状態では一切能力のないバニラ、しかも進化時スタッツ上昇無しという二重の意味で平成のカード。

進化時効果は次ターンまで(体力が11以上でも)復讐になり、相手の2コスト以下のフォロワーを奪って突進させる効果。
ルムサフェイカーを失って復讐に入る手段が減った復讐軸への穴埋めのつもりなのだろうが、正直なところ運用にあたっては、フォロワーを奪う効果が相手依存すぎて厳しいところがある。

連携ロイヤルなどの低コストを横ならべするデッキ相手なら奪う対象に困らないし、煽動者自身の2/2スタッツでも処理できる相手がいるであろうため最大三面除去の有効打になりうるが、逆にただの3/2/3が一人立っているような状況に対しては進化しても盤面を取れないというしょっぱい場面が生じうる。
進化時のスタッツ上昇がないのは処理能力の低さ以外にも、復讐入り効果目当てに相手盤面がない状態で進化置きをしても特に相手への圧にならないという点でもしょっぱい。
手札等によっては空打ちでもいいから使いたい場合のある復讐状態入りに対し、ピンポイントな状況に刺さる除去効果の組み合わせとそのための代償が少々大きすぎるだろう。

同じく2/2/2で進化時1ターン復讐になれる複数面の処理ができる、2年前登場の紅魔の淑女・ロゼロッティと比較しても、無償進化できるかの差やスタッツ圧、安定性の難が多く、なんなら見劣りするという意見も多く見られる微妙な性能。
とはいえ復讐軸のデッキでは大切な復讐入りのキーである。彼女が上手く煽れない場面は強力な他の復讐要求カードでカバーしよう。